システム/視界

Last-modified: 2022-10-01 (土) 16:30:47

モンスターにのみに設定されているシステムの一つで、各モンスターの視力・視野で見える範囲を指す。

概要

  • モンスターにはそれぞれ、扱う属性の違い、接近戦がメイン、ブレス攻撃がメイン…等の設定と特色があり、
    その中でもかなり地味な差異に視界の概念がある。
  • 視力はモンスターのサイズに比例するようである。
    確証はないが、スモールサイズよりもキングサイズの方が、より遠くにいてもこちらに気づく事が多い…
    …ような気が…という経験がお有りな方も多いハズ。
  • 基本的に目に見えるものではない為、視力のランク付けは難しいが、
    何度か交戦する内に、大まかな視界の認識は可能である。
    また、モンスターの視界は障害物を挟む事によって避ける事が可能。
    この場合、当たり判定のある木や岩などを挟む必要がある。
    • 火山にある爆発性の岩にはこの効果はない。
      モンスターの視界には元々この岩がない状態で見えているのかもしれない。
      破壊された後の素のフィールドの状態を参照しているのだろうか。
      • ただし、MH3以降は破壊可能なオブジェクトを盾にしても視界を遮る事が可能になった。
        …のだが、相変わらず火山の爆発性の岩だけは仕様が変わっていないようだ。
  • 設定上視力が良いとされているモンスターもいるが、
    実際に交戦してみるとそこまででないと感じるリオス科の飛竜種のような例から、
    初登場の作品で凄まじい視力を誇ったものの、後の作品で視力が悪いという設定を付け加えられた結果、
    実際にゲーム内で視力の落ちたナルガクルガのような例もある。
  • ご丁寧にも小型モンスターにも設定されており、
    プレイヤーに厄介と認識される小型モンスターの大半は、非常に視力が良い。
    • 批判を受けてか、後の作品になって視力の落ちたブルファンゴのようなモンスターもいる。
    • また視力が悪いとされるリノプロスも、流石に遠くで燃えるたいまつの火の輝きくらいは認識できるようで、
      これをかざすと通常より遠方からでも気づいて近づいてくる。
    • MH2の頃のガブラスは視界の広さがすさまじく、ハンターが同じエリアにいれば必ずすぐに気づくという、
      反則級の視力の良さを誇っていた。
      ガブラス自身の面倒さも相まって当然ながら非常に強く批判されたこともあり、
      後発作品では視力は大きく抑えられている。
  • 見える奥行きに差異はあるものの、
    視野は後述するラスボス格並びに超大型モンスターを除けば、一律で共通のようである。
    また、大半の大型モンスターは周囲を見回す事によってこの視野を広げて索敵を行う。
    ドス古龍は見回す事はしないが、突発的に後ろを振り向く事によって、やはり視野を広げて索敵する。
  • ラスボス格モンスター並びに超大型モンスターはこの視界がとんでもなく広く、
    エリアインした時点ですぐに発見されてしまう。
    一度視界に入ると、モドリ玉や力尽きてベースキャンプに戻ってから、
    再度エリアインしても発見状態をすっ飛ばして、ずっと認識された状態になる。もはや超能力の域である。
    視覚以外にも、対象を認識する感覚器官でもあるのだろうか…?
    • なお、ミラボレアス、アルバトリオンにはちゃんと視界が設定されているようで、
      エリアインした時点ですぐに気づかれる訳ではないし、エリアの端っこに陣取っていればずっと気づかれない。
      エリアを変えて少し時間を置けば、通常のモンスターのように未発見の状態にも戻る。
  • また、視力を持たないモンスターもいる。
    代表的なのはフルフルやギギネブラ、メラギナスあたりだろう。
    いずれも眼が退化したという点では同じだが、それを補う能力はそれぞれ全く異なる。
    わかりやすいのはメラギナスで、眼の代わりに耳を巨大に発達させており、
    戦闘中もときおり耳をそばだてて周囲のハンターの位置を捕捉しなおす動作をとる。

関連項目

アクション/発見 - 大型モンスターの視界に入る事を言う。装備や実力が整わない内は極力避けるべし。
アクション/警戒 - ハンター発見時にモンスターが取る行動の内、第二段階。
アクション/威嚇 - ハンター発見時にモンスターが取る行動の内、第三段階。 これらを経て戦闘が開始する。
BGM/モンスター発覚・警戒時BGM