超大型モンスターが砦や街に接近してくると発令される特殊な討伐クエスト(設定上)。
唯一砦に行くことが出来るクエストとなっている。
概要
- ターゲットモンスターに一定以上のダメージを与え、討伐するか撃退することで拠点を守りきるのが目的。
「古龍迎撃戦」とも呼ばれ、MHFではこの名称のクエストタイプで区別されている
(そのため、古龍がメゼポルタを襲撃する毎週金曜日から月曜日までしか受注することができない)。- MHFがこのような仕様になっているのはMH2時代の仕様を踏襲しているため。
MH2では「砦防衛戦」「ドンドルマ防衛戦」という区分になっており、
砦か戦闘街の"襲撃率"が上昇しないとクエストが発生しない仕様となっていた。
- MHFがこのような仕様になっているのはMH2時代の仕様を踏襲しているため。
- 生きる天災とも言われるラオシャンロンやシェンガオレンが登場するクエストである。
このクエストに登場するモンスターはハンターだけでなく、拠点に対しても攻撃を仕掛ける。
ただそこを通過しようとしているだけなので、むしろハンターより進行に邪魔な拠点を積極的に攻撃する。
拠点を攻撃されると耐久値が減っていき、これが0になると崩落してクエストは失敗、街は壊滅する。
普通に考えれば絶対に失敗する訳にはいかないクエストである。
- シェンガオレンはともかく、ラオシャンロンのクエストは退屈かつ面倒臭いので、
行きたくないというプレイヤーは多い。実際に行ったとしても、素材集めなどで連戦していくと
単調な戦いのせいで寝落ちしてしまうこともしばしば。
ハンターの居眠りのせいで滅ぼされる街があると思うと実に不憫である
(剛種は途中でも討伐が可能であるため、可能な限り火力を高めればそのような問題は少なくなる)。
- 意外と知られていないことだが、迎撃拠点でのルコディオラやレビディオラ戦では、
彼らが怒りを解除する度に迎撃拠点の耐久値が10%減る(解除する際に砂鉄と岩を吹き飛ばすため)。
つまり、10回も怒りが解けると迎撃拠点が破壊されてクエスト失敗となってしまう。
破壊されるという点では防衛クエストとかなり似ているし、防衛クエストであると言ってもいいかもしれない。
- ジエン・モーラン戦で乗る撃龍船にも耐久値はあり、守らなければ潰されてしまうが、
撃龍船はそもそもジエン・モーランと戦うために乗っているので守る方向性が違う。
また、ロックラックを守るクエストというより、祭日限定のイベントクエストの要素がある。
これらの要素のためか、ジエン・モーランのクエストは防衛クエストではなく
特殊クエストに分類される(MH3Gでは討伐クエスト)。- MH4シリーズではジエン・モーランに代わってダレン・モーランが登場したが、
こちらもバルバレギルドの「腕自慢祭」の対象になるなど、
ロックラックでのジエン・モーランの扱いに近いものがある。
- MH4シリーズではジエン・モーランに代わってダレン・モーランが登場したが、
- MHWorldでは舞台となっている新大陸には調査団の関係者以外の人間がほとんど住んでいない
(一部の獣人族や古代竜人など、意思疎通ができる「住人」は住んでいるが)が、
『恐るべき脅威から「対象」を守る』クエストは存在する。
MHWorldのクエスト形態から「任務クエスト」に分類されているが、
見方を変えればこれもまた「防衛クエスト」の一種と言えなくもない。
守るべき「対象」が新大陸全土の生態系という途方もないもので、
ある意味従来の防衛クエスト以上の緊迫感を伴うものであったが。
- MHRiseでは、凶暴化したモンスターの群れから拠点を防衛する百竜夜行という形式のクエストが存在する。
これまでの防衛クエストと異なる独自要素も多いため、詳しくは別項で解説している。
余談
- 因みに設定上はラオシャンロンやシェンガオレンはあれだけの巨体を持ちながらも
人の目につかず普段は何処にいるかわからない珍しい生物とされている。
そのため、本来はこの類のクエストは数年に一度発令されるかどうかという珍しいクエストなのだという。
いつでもラオシャンロン達と戦えるのはやはりゲームだからである。- しかし現実的に考えれば数年に一回と言うのも非常に恐ろしいことである。
何せそのペースで毎回自分の住んでいる街全てが存続の危機に立たされるのだ。
しかもギルドはその脅威を最大でも4人、下手をすればたった一人の人間でどうにかしろと言うのである。
実際に対峙するハンター達にのしかかる責任感とプレッシャーは半端な物ではないだろう。
尤も、好きこのんでこのクエストに参加する豪胆な者もいないことはないのだが。
- しかし現実的に考えれば数年に一回と言うのも非常に恐ろしいことである。
- ノベル版では「非常事態宣言中は暗黙の了解が無視される」という設定が再現されており、
防衛の度に大討伐クエスト並みのハンターが投入されている。
ぶっちゃけ、現実的に考えて天災の具現とも言える古龍にたった4人で挑む、
というゲームの形式の方がよっぽど無理があり、むしろノベル版の対応が本来の設定に近いといえよう。
なお、MHFではギルドマスターが「現在、守護兵団が前線で戦闘しているがハンターも協力してくれ」
といった旨の発言をするので、古龍迎撃戦はやはり設定上は大人数で行っている模様。
関連項目
フィールド/砦
フィールド/戦闘街
フィールド/迎撃拠点
フィールド/撃龍船
システム/百竜夜行
システム/迎撃戦クエスト - 「緊急迎撃戦クエスト」は砦耐久値の概念が存在する。