MHR:Sで登場したスキル。
目次
概要
- ボウガンの強化パーツの性能を強化するスキルであり、
ライトボウガン・ヘビィボウガンの専用スキル。
最大レベルは2。
強化パーツを強化とは書いたが、強化パーツを何も付けていない状態のボウガンを強化する効果もある。
強化内容 | レベル1 | レベル2 |
---|---|---|
ライトボウガン | サイレンサーの反動軽減効果を+1から+2に上昇 適正距離をさらに近距離化 | さらにロングバレルの攻撃力補正を 1.04倍から1.07倍に上昇 適正距離をさらに遠距離化 |
ヘビィボウガン | シールドのガード性能上昇 | さらにパワーバレルの攻撃力補正を 1.125倍から1.149倍に上昇 |
パーツ未装着 | 装填速度+1 | さらにブレ抑制+1 |
- スキルレベル1ではライトのサイレンサー、ヘビィのシールドの効果が上昇する。
- ライトボウガンではサイレンサーの「反動軽減+1」の効果が強化され、もう一段階反動を軽減できる。
それだけであり、反動軽減スキルがレベル1装飾品でとてもお手軽なライズ環境においては地味な効果だが、
反動軽減スキルおよびサイレンサーの元々の反動軽減効果にさらに上乗せできるというのがミソ。
サンブレイクでは斬裂弾と徹甲榴弾の弾の反動が重くされてしまい、
ドシューが今までスキルの反動軽減+3とサイレンサーで
LV3徹甲榴弾をギリギリ反動小にできていたものができなくなったのが騒がれたが、
チューンアップスキルを足す事によって再び反動を小に持ち込む事ができる。
この2種の弾はこの調整によってとてつもなく重い弾になってしまっているので、
この反動軽減+5の構成を必要とするボウガンは少なくない。 - ヘビィボウガンではシールドの効果が上昇する。
こちらもスキルのガード性能とは別枠効果であり、重ねて受けられる威力値を高められる。
- ライトボウガンではサイレンサーの「反動軽減+1」の効果が強化され、もう一段階反動を軽減できる。
- スキルレベル2ではライトのロングバレル、ヘビィのパワーバレルの効果が上昇する。
ライトのロングバレルは攻撃力1.04倍だったものが1.07倍に、
ヘビィのパワーバレルは攻撃力1.125倍だったものが1.149倍になるようになる。
ボウガン自体の攻撃力が伸びるために攻撃などの乗算補正が適用され、
特別な発動条件もないため扱いやすいのだが、上昇量は控えめである。
また、小数点の切り捨て処理の関係上ボウガンの元々の攻撃力によって上昇量に差がある*1。- ライトのロングバレルの射程延長効果もわずかに上昇する。
と言ってもこちらも微々たるものだし、距離を離し過ぎても良し悪しであるため、
こちらの効果も目当てにするものではない。
むしろ散弾ライトを運用する際にロングバレルの攻撃力アップ効果を高めようとこのスキルを付けると
至近距離では適正距離にならなくなるので要注意。
- ライトのロングバレルの射程延長効果もわずかに上昇する。
- 強化パーツを何も付けていない場合、ライト・ヘビィ共通で装填速度+1の効果がある。
LV2の場合、加えてブレ抑制+1の効果が得られる。- ゲーム内の表記だと紛らわしいが、LV2になって追加されるのはブレ抑制効果だけであって、
LV2でLV1の効果と合計して装填速度+2になったりする訳ではない。 - こちらも既存の装填速度スキルと重複し合計で装填速度+4相当まで伸ばす事ができるが、
徹甲榴弾の反動のようにこのスキルにまで頼らないといけない事例は元の装填速度が酷いボウガンくらい。
そして手の施しようがないじゃじゃ馬も - ブレ抑制の効果についてはブレ大のボウガンでお団子暴れ撃ちLv1/3が発動した場合に、
ブレ抑制Lv3と合わせることでブレを無くしてメリットのみを享受することが可能になる。
暴れ撃ちよりパワーバレルの方が強力なヘビィボウガンの場合利点は薄いが、
チューンアップ込みロングバレルと暴れ撃ちLv3/4の強化量が同じライトボウガンの場合、
ロングバレルを外すことで適正距離の変動がなくなる代わりに装填速度+1の効果を得られ、
さらに暴れ撃ちLv3でロングバレル装着時と同等の火力かつブレも無しになるため、
ブレ大のボウガンでも跳び串使用時のうさ団子1つ目を自由に出来るようになる。 - 当然、この効果をあてにする場合は強化パーツを装着することができなくなる。
このスキルで装填速度を上げつつサイレンサーで反動も軽減、等といったことはできない。
- ゲーム内の表記だと紛らわしいが、LV2になって追加されるのはブレ抑制効果だけであって、
- なお全てのパーツ構成においてLV2はLV1の効果を全て内包するため、
サイレンサー・シールドを装備している状態でLV2を発動させてもちゃんと強化される。
意味がないのは「ロングバレル・パワーバレルを装着時にLV1しか発動させていない」ケースのみ。
- ただしライトボウガンの場合はちょっと面倒くさい場合がある。
というのもサイレンサーおよびロングバレルには適正距離を変更する機能があるのだが、
チューンアップを発動すると適正距離もより極端になってしまう。
反動目的でサイレンサーにするととんでもないインファイト銃になってしまったり、
威力を伸ばしたいとロングバレルにしたら物凄い遠くからでないと火力が出せなくなったりする。
特にヤツカダシリーズでは散弾強化のオマケでくっついてくることが多いので注意が必要。
- 対応している防具はそこそこあり、アルブーロX、ヤツカダX、マギュルX、ザザミシリーズを中心に、
ジュラXやヤツカダZも一部スキルを持つ。
お守りには対応しているが、MHR:S発売時点では装飾品は無かった。- 8月の大型アップデートにより装飾品である「巧緻珠」が追加された。
作成の際にはナルガクルガ希少種の素材が必要になるので、生産はクリア後となる。
スロットの大きさは3と重く、ボウガンでは各弾強化、各属性攻撃強化3、装填拡張、速射強化等と競合しがち。
シールド搭載へビィの場合はガード性能とも競合する。- Ver.12では弾強化・属性攻撃強化に4スロットでLv2上がる装飾品が追加されたため、
純粋な3スロット装飾品同士の競合は少しだけ減った。
平均的なヘビィボウガン+パワーバレルの場合、Lv2で攻撃力+8~10程度の効果を得られる為、
余ったLv4スロットをとりあえず埋める装飾品として優秀。
- Ver.12では弾強化・属性攻撃強化に4スロットでLv2上がる装飾品が追加されたため、
- 装飾品が登場するまでの間はかゆい所に手が届いていない状態で、発動自体はできなくはないが、
LV2まで発動させようとすると防具構成の縛りが若干強めで使いやすくはないといったところであった。
これは連撃でも同じ状況だが、そこまでしてでも発動する価値があるほど火力に貢献するあちらと違い、
こちらはサイレンサーとシールド装着時の反動軽減およびガード性能スキルとしてはともかく、
ロングバレル・パワーバレル・強化パーツ未装着での効果はそこまでするほどのものではない。
よってサイレンサーかシールド装着時に、このスキルが発動する防具を一部位だけ装備してLV1を発動させ、
反動軽減とガード性能の効果を追加で得るという使い方が主流となっていた。
- 8月の大型アップデートにより装飾品である「巧緻珠」が追加された。
余談
- チューンアップは和訳すれば「調整」や「調律」といった意味になる。
大幅な改設計や部品の変更ではなく、もとからあるパーツの精度や噛み合いなどを最適に調整して性能を引き出す
というイメージのスキルだろう。