ネコスキルの一つ。最も空気なスキルと言える。
概要
- 「鈍器」という単語を聞いて真っ先に思い浮かぶのはハンマーや狩猟笛などによる打撃攻撃であろうが、
このスキルはそれらを強化するものではない。
ではどういう効果かと言うと、なんとボウガンの近接攻撃の威力が5倍になるというもの。
だが、このスキルが登場する作品におけるボウガンの近接攻撃と言えば、
キックよりも隙が大きく、ダメージや効果はキックと一切変わらないという微妙極まりないものであり、
せいぜい弾切れの時に仕方なく使うくらいの最終手段である(それでさえキックの方が需要がある)。
そんな攻撃の威力が5倍になったところで焼け石に水であることは明白。
MH3からはLV1通常弾の標準装備によって行動自体が完全に空気化しており、
意識した事さえ無いという人も多いのではないだろうか。
ネタとしても扱われない事がネタというある意味究極のネタスキル、
それがこの「ネコの鈍器殴打」である。
あまりにも空気だったためか、今のところMHP3での出番を最後に以降のシリーズでは登場していない。- 一応、トレジャーハンターズで岩を破壊する手段としては悪くない。
蹴脚術や工事術で十分という声も聞こえてきそうだが、MHPにはこれらのスキルは無い。
- 一応、トレジャーハンターズで岩を破壊する手段としては悪くない。
- MHFでは狩人珠スキルとしても実装されている。
基本的な効果は上記とほぼ同じ(ただし強化率は5倍ではなく3倍)であり、
長らく空気スキル扱いされていたがシーズン10で一転。
ボウガンの近接攻撃が大幅に強化された上に最大で3段攻撃が可能となり、
さらに切断属性まで付加されたので限られた状況においては実用的なスキルとなる。
ライトボウガンなら全段ヒットで60、ヘビィボウガンなら120の固定切断ダメージを与えられるのだ。- 例えば、拡散祭りPTでオオナズチの尻尾を切断するときに重宝される。
更にヘビィボウガンなら1~2麻痺の間殴り続ければグラビモスの尻尾を切断できるなど
とんでもないことになっている。
新鮮な何かを求めているのなら是非付けて尻尾切断してみては?
(もしやるのなら危険なことを承知の上で行おう)
- 例えば、拡散祭りPTでオオナズチの尻尾を切断するときに重宝される。
- なお、類似のスキルに「ネコの蹴脚術」「ネコの拳闘術」がある。
それぞれ前者はキックの威力が上がり、後者はアクション、「シャドウ」の威力が上がる。
使い道のない行動の威力を高めるという点では似通ったスキルである。- ただMHP3以降、蹴脚術には「味方を吹っ飛ばす」効果が追加されたため、
これを利用して味方の麻痺の解除に使えるようになった。
結果実用性が大幅に向上した…かと言うと微妙なところだが。
- ただMHP3以降、蹴脚術には「味方を吹っ飛ばす」効果が追加されたため、
- MHXでは「鈍器使い」というスキルが登場。
名前は似ているがこの時点での効果は別物で、近接武器の斬れ味が悪いほど攻撃力が上がるというものである。
だが、MHWorldでは更にガンナーの近接攻撃(弓も含む)も強化する効果が追加され、
ネコの鈍器殴打の上位互換スキルとなった。
そしてネコの鈍器殴打再登場の望みが絶たれたとも言える。
続くMHRiseではガンナーの近接攻撃が再び鈍器使いの対象外となったが、
「おだんご鈍器殴打」なんておだんごスキルは当然ながら登場しないままだった。
関連項目
アクション/近接攻撃
スキル/鈍器 - MHXにて初登場したスキル。後のMHWorldにてネコの鈍器殴打の効果を引き継ぐに至る。