MHFで登場したスキル。
サービス開始当初から、加護に代わって導入された。
目次
概要
- スキルポイント+10で「女神の赦し」、+20で「女神の抱擁」が発動する。
効果は加護と同様に一定確率(1/8、1/4)でダメージ軽減だが、
他のシリーズにおける加護の効果がダメージを%で軽減するというものだったのに対し、
こちらはなんと問答無用で被ダメージを0にする*1という非常に強力なスキル。
ヤマツカミのダイソンであろうと、ベルキュロスのベルキックであろうと関係なく無効化する。
あくまでも防ぐのはダメージのみで、怯みや吹っ飛びなどのリアクションや、追加効果は防げない。- MHF-Gから、被ダメージ一定以下で受け身を取るようになり、
その関係でこのスキル効果が発動すると確実に受け身を取るようになった。
これらの攻撃を受けてもビクともせず、綺麗に受け身を取るハンターの姿は中々にシュールである。
- MHF-Gから、被ダメージ一定以下で受け身を取るようになり、
運用例
- 空きスロットに余裕があるなら多少無理してでも発動させておけば、生存率が一気に上がる。
特に被弾の多いラスタの場合は最重要スキルの一つに数えられる。
ランクアップを適用すれば天力珠G2個で発動可能だが、その場合ははらへり半減が邪魔になる。
よって、少なくとも+5ポイント分は防具側で補うことが望ましい。
- プレイヤーが付ける場合は、即死対策という点で根性との相性が抜群である。
発動さえすれば、根性が無ければ即死する攻撃をノーダメージでやり過ごせる。
根性潰しの2連、あるいはそれ以上のコンボでも、
いずれかの攻撃さえ無効化できれば耐えられるケースが多い。
ちなみにスキル枠の問題が浮き彫りとなったサービス後期はスキルとして発動させるケースは皆無と言ってよく、
主に後述の歌姫の唄が用いられた。
- その性質上、自分や味方の仕掛けた爆弾に対しても発動するので、
爆弾を用いて火事場力を発動する人からは嫌われがちなスキルだった。
現在では防御力の上昇によって爆弾ではほとんどダメージが発生しなくなったことや、
効果の対象外である劇薬や方薬が手に入りやすくなったこと、
そもそも食事効果によって予め体力を減らして発動させることが一般的になったので、
スキル自体が厄介になることは無い。むしろ火事場発動中でも保険になるという意味では有用。
もっとも火力を求める場合は、スキル枠やスロットの都合で入りきらないケースがほとんどである。
が、上述した通り後期はスキルとして発動させるケースが皆無だった為その点は問題にならなかった。
- 歌姫の歌を聴くことで、時間制限はあるが同様の効果が発揮される。
スキルとして付けるのは他との兼ね合いで困難なのでG級以降はこちらが使われることが多い。
歌はギルド貢献ポイント120Pでいつでも聴けるため、ある程度のプレイヤーなら気軽に利用できる。
マイナススキル
- このようにプラス時のスキルが強烈な事に目が行くが、
マイナス時に発動する「死神の裁き(1/16)」および「死神の抱擁(1/8)」も存在する。
こちらの効果は驚愕の、「被ダメージ時に一定確率で即死させる」というもの。
ランゴスタに刺されても、アイルーに殴られても、ガレオスにこかされても、うっかり小タルに巻き込まれても、
これが発動してしまったらその瞬間にキャンプ送りである。
防具を組んでいて万が一にも発動しそうになった時は、全力で阻止したい。
一方、イベントクエストなどでの貸与装備で強制発動している場合もあり、
そのようなクエストでは成否に運の要素も大きく関わる。- ちなみに女神系統や、その効果を持つアイテム、歌姫の歌にも言えるが、
判定は「攻撃を受けたかどうか」で行われる。
そして上記を見ての通り強制的に死んだ扱いになるため、
女神系統と同等の効果でダメージを0にしたり根性スキルで耐えてもそのまま力尽きてしまう。
また、非常に高い防御力や強力な被ダメージ軽減効果によって、
本来ダメージを受ける攻撃が結果的に0になる場合でも力尽きてしまうことがある。
言い換えれば、被弾をなかったことにする絶対防御態勢スキル機能時に被弾した場合、
その効果で被弾自体がなかったことになるため、審判スキルの判定は行われない。
また、元からダメージを受けない被弾(ゲリョスの閃光、グラビモスの睡眠ガスなど)では判定は行われない。
- なお、死亡時に一度だけ機能する魂の再燃、
根性札グレートなどの復活効果は死神の裁き(抱擁)で即死した場合も発動する。
- ちなみに女神系統や、その効果を持つアイテム、歌姫の歌にも言えるが、
- 投げタル爆弾など味方を攻撃するのに向いたアイテムと併用して、
身内でサバゲーごっこなどをする分にはこれ以上ないスキルでもある。
類似要素
- 女神の赦し(抱擁)スキルと同様の効果を持つ要素として、上述した歌姫の歌効果のほかに、
パートニャースキルの「女神の調べ」、狩人珠スキル「女神の幸運」がある。
これらは確率こそ異なるものの内部的には女神の赦し(抱擁)と同じものとなっているため、
効果の高いものが適用されるようになっている。- G8.1時点では、パートニャースキルの「女神の調べ【小】」のみ女神スキルと重複する
(【大】は重複しない)。
- G8.1時点では、パートニャースキルの「女神の調べ【小】」のみ女神スキルと重複する
- マイトレ管理人から貰える「乙女の心【避】、乙女の願い【避】」もこれらと類似した効果が得られる。
こちらは消耗品となっており、発動すると一定確率で破損してしまう。
消耗品ということでか上記の女神の赦し効果を持つ全要素と重複するが、
スキルなどよりも優先的に発動するため、重複させても破損率は低下させることができない。
関連スキル
- G2にて追加された、ミ・ルの防具に備わる「代償」というスキルは、
「死神の抱擁」と共に多数の強化スキルが同時発動する。
MHFの複合スキルは、より効果の高い単体スキルがある場合そちらを優先して発動する仕様になっているが
この死神の抱擁効果は女神の赦し、女神の抱擁はおろか死神の裁きでも上書きできない。
更に、女神の赦し系効果は上書きできないどころかそもそも発動しないため、
死神の抱擁効果が発動しなかったときに女神系効果が発動してダメージ0、ということは起こらない。- 乙女の心【避】、乙女の願い【避】は機能するが、それでも死神の抱擁自体は抑えることができない。
- 同じくG2にて実装された喝スキルでは、
プラススキルである「赤魂」発動者が、マイナススキル*2である「青魂」発動者に対して攻撃(喝入れ)した場合、
一定時間攻撃を受けた青魂発動者に女神の抱擁の効果が付与される。
現在では喝スキルのリファインと辿異スキル喝強化の実装により、
炎寵スキルを利用し赤魂と青魂の両方を発動し、
自身を強化しつつ味方のサポートを行う構成も有用であるため、
同様の構成のプレイヤーがパーティーに揃っている場合などはこの効果を無理なく発動できる。
- シャンティエンの素材から作られる防具が持つ専用スキル「恩寵」には「女神の赦し」が内包されている。
詳しくは恩寵の記事に譲るが、このスキルは根性系スキルとの併用が実質不可能と言えるため、この審判スキルが
事実上の保険として機能することとなる。
- G9にて追加されたスキル「不退」は、数多くのダメージ無効や即死回避の効果を無効にするが、
審判スキルは併用可能。不退を運用できるプレイヤーなら気軽に歌姫の歌を聴くことが出来るはずであるため、
強敵との戦闘などでは積極的に活用したい。
- MHXRにおいても類似スキル「死神」が存在する。
ネフ・ガルムドのヘビィボウガンに付与されており、攻撃を食らうと一定確率で即死というもの。- システム上、MHXRは被ダメージも数値として表示されるので、
これが発動すると9999999という数字が赤くハンターの頭上に出るというインパクト抜群な仕様である。
- システム上、MHXRは被ダメージも数値として表示されるので、
余談
- 当たり前だが、武器の審判(ジャッジメント)とは関係はない。
関連項目
防具/スカルフェイス - MHFにおいては審判のSPが-20の頭防具
スキル/代償
スキル/恩寵
スキル/喝