スキル/平常心

Last-modified: 2024-02-18 (日) 21:19:52

MHF-GGから実装されたスキル。
スキルポイント10で万全の備え、15で磐石の構えが発動する。

目次

概要

  • 気になる効果だが、
    アイテム使用時や採取時などの隙のある動作中は、常にのけぞり無効状態になる」というもの。
    簡単に言えば、例のガッツポーズ時に虫に刺されたり味方に攻撃されたりしても怯まないということである。
  • 当然ダメージは普通に受けてしまうしガッツポーズは取ってしまうことには変わりないのだが、
    例えば砥石使用時に怯まされて斬れ味が回復しない→また砥石を使う→怯まされる…
    というイライラから解放されると考えると、実は凄まじい効果なのかもしれない。
    採取中の怯みも無効化されるため、麻痺無効と気絶無効もセットにすればランゴスタが何匹居ても大丈夫!
    …かもしれない。
    同じく採取中の妨害行動を(結果的に)防ぐことが出来るスキルとして絶対防御態勢がある。
    こちらは運搬中の妨害をも防いでくれるが、モンスターの連続攻撃では怯んでしまう。
  • 「磐石の構え」では何とぶっ飛びすら無効化する。いわゆるハイパーアーマー状態となる。
    回復アイテムを使っている最中にモンスターが突進してきても、気にせずに回復ができるのである。
    結局ダメージは受けてしまうのだが。
    自分の身も省みず生命の粉塵で味方を救出したい場合などには便利そうである。
    また、罠を設置する動作もアイテム使用であるため、罠設置を妨害されないというのもメリットと言える。
    ただし、上空にかち上げるタイプの攻撃は無効化できないので注意。
  • ちなみに、リロード時に攻撃を受けてもこのスキルの効果が発動する。
    その為アイテムを使用する頻度の高い武器種だけでなく、ガンナーにも恩恵があるスキルと言える。
  • また、ガンランスのリロード・クイックリロードにも反映される。
    ただし、ステップ派生のリロードとダッシュリロードには反映されず、その場合は盤石の構えの副作用も起きない
    以前はSAが無く転びやすいことが難点であったクイックリロードの使い勝手が大幅に上がる利点があったが、
    その前行動である砲撃に持続SAが付き転ばなくなったことで、そちらの重要度は減っている。
  • ただし怯まなくなったり吹き飛ばなくなったりする、ということは、
    それを利用したキャンセルも不可能になってしまうということである。
    磐石の構えを発動した場合、爆弾を使った俗に言うリロキャンや、剣晶セットキャンセルも不可能となる。
    それらを活用する場合は注意したい。
  • 磐石の構えには対象のモーション中はスタミナが回復しなくなるという副作用がある。
    例えば肉を食べた場合、食事モーションが完了するまでスタミナの現在値はそのままである。
    特に、移動と剥ぎ取りに終始するラヴィエンテの剥ぎ取りクエストでは無視できない欠点となる。
    • なお下位スキルである万全の備えではそのようなことは起こらない。
      同じくハイパーアーマーを付与する大剣の不動も、発動中はスタミナが回復しないので、
      スキル効果というよりハイパーアーマー効果の副作用と言うべきかも知れない。
  • オルガロンの単体クエストに付けておくと便利。
    討伐後に相方がやってきて咆哮で吹き飛ばしてくるが、盤石の構えがあれば剥ぎ取り中は吹き飛ばない。
    気短の護符によって帰還時間を20秒に短縮していても、安定して3回剥ぎ取りができる。
  • 敵の行動を意識せずに行動し、体力自体はかなり高めになっているラスタとの相性は良い。
    特に罠を持たせた場合、設置の妨害を防ぐことが出来るのは非常に大きい。
    かつてはフォロバレッタF・フォロコサージュFが実質必須となるために採用例は少なかったが、
    後述する冷静珠Gによってやや発動は容易になった。
    • ゴルックHSの2部位などでも可能だが、その場合はさらにスキルの自由度が下がる。

発動手段

  • MHF-GGにて、イベント防具であるフォロバレッタFのスキルとしていち早く登場。
    バレッタ系の定石通り、次の大型アップデートであるG5ではフォロコサージュFが登場し、
    フォロバレッタを取り逃がしたハンターでも発動が可能となった。
    HR帯でも入手できるので、ゲームデータ上も通常スキルとして扱われている。
    剛種防具のランクアップ対象でもあるので盤石の構えの発動は比較的容易。
  • ただし、肝心のフォロクルル防具そのものにはスキルポイントは付かない。
    G級において希少素材を使ったスキルカフで+5が備わる程度に留まる。
  • フォロバレッタはG級では流石に心もとないと言わざるを得ないが、
    G級防具でこのスキルを有しているのは、長らくパローネ大航祭
    上位ランキング報酬素材で作成できるブルックGXシリーズのみだった。
    ブルックGXシリーズは精錬ができないため平常心を抜き出せず、現時点では平常心を付与できる装飾品はない。
    G7ではブルックシリーズの色違いであるゴルックシリーズでも発動するようになった。
    こちらはブルックシリーズと違い制覇報酬で入手できる、つまり誰でも入手できるが、
    強化するにつれて増加していくスキルポイントは、ゴルックGまで強化すると失われてしまう。
    その為、G級防具としては相変わらずブルックGXでないと発動できなかった。
  • MHF-G6で実装された天廊武器に平常心の石を装着する事で盤石の構えを発動させることができる。
    平常心のスキル値がついた防具はイベントを逃すと入手できなかったが、
    この方法で盤石の構えの発動がより現実的となった。
  • G8ではWeb通販サイトAmazon限定で、利用権とセット販売のネコダンシリーズが登場。
    GP防具まで強化できる上、全部位に5ポイント付与されており、
    課金装備ではあるがやっとランキング限定でないG級防具で発動可能になった。
    全体的なスキル構成も収集・探索特化であり、天廊遠征録との相性が非常に良い。
  • G9にて、平常心+5を持つ装飾品「冷静珠G」が登場。
    これでようやく武器や防具を選ばずに発動できるようになった。
    ただし冷静珠Gには運搬や砲術のスキルポイントが付いているので、
    単独であれば冷静珠Gとスキルカフによって発動させるのが良いだろう。

余談

  • データ上はマイナススキル「油断大敵」も存在する。
    効果は、「アイテム使用時や採取など隙のある動作中に受けるダメージが増加する
    という厄介極まりないもの。
    ただし現状では平常心がマイナスの防具類は存在しない。
  • 肉焼き中もアイテム使用と見なされるためこのスキルの効果が有効。
    実用性はともかく、非常に長いハイパーアーマーを発動することができる。
  • 剥ぎ取りを妨害するような地雷対策スキルとしても使える。
    いたわりと異なり、クエストクリア後でも有効というのがポイントである。
    もっとも、MHFにおいてそのようなタイプの地雷と遭遇するのは稀であるが。
  • 本スキルは今のところメインシリーズには実装されていないが、
    小型モンスター対策という観点からすると、英雄の護りというスキルが最も近いか。
    あちらは「5以下のダメージを受けた時、そのダメージ・怯み・状態異常を無効化する」という効果であり、
    極小ダメージという条件はあるものの、アクションに縛りが無く常時適用されるという特長がある。

関連項目

アクション/リロード - 使用中に攻撃を受けても怯まなくなる
アクション/ガッツポーズ - 同上