MHF-G3.2で追加された、メラギナスの習性を体現した希少(烈種)スキル。
スキル名・系統共に「煽動」で、SP10で発動する。上位スキルは無し。
目次
概要
- モンスターを攻撃することでモンスターのヘイトを上昇させ、一定時間注意をひきつける、
という、気配スキルのマイナス系統である挑発とよく似た効果を持つスキル。
しかしあちらとは違い発動タイミングが明確(モンスターに攻撃を加えないと発動しない)であることや、
ヘイトがかなり上昇するようで有効時間内は非常に狙われやすくなること、
そして狙われている間の効果としてモンスターからのダメージを軽減する点および、
MHF-Z以降の追加点として武器倍率が+40される点が特徴。
- モンスターを攻撃して「狙われた」状態になると、目玉マークが赤く光るため、
誰が狙われているかが一目で分かるようになっている。
そのため、2頭クエストで発動させると両方に狙われると思うかもしれないが、
ちゃんと攻撃して、煽動したモンスターだけが反応するので安心して欲しい。
裏を返せば、これを利用することで簡単に分断が可能。
発動者は狙われ続ける分プレイヤースキルが要求されるが、これらクエストで優位に戦いを進めやすくなるだろう。- また、HCクエストでは角笛によるヘイト上昇が無効化されるため、
意図的にヘイトを上げる方法が限られており、その代替としても使えるかもしれない。 - 2頭クエストでの有用性についてだが、
実際に2頭同時に出現する、超難関と銘打たれたクエスト群にて立証されている。 - なお、スキル効果のモチーフとなったモンスターのメラギナスについてはヘイトシステムが特殊で、
あちらのターゲット方法自体が煽動スキルの効果、と言えるものであるためかこのスキルは機能しない。
- また、HCクエストでは角笛によるヘイト上昇が無効化されるため、
- MHFではガード可能武器の防御手段が非常に優れており
(各種ガード可能武器の「強ガード」や、ランスの「範囲ガード」「ガードチャージ」など)、
これらの武器種で発動させることで一定時間囮として振舞ったり、
ハンマーで発動させて自身へ振り向く際に確実にスタンプを当てたりといった、
PTでの立ち回りを変化させる可能性があるスキルと言える。
- 留意点がいくつかあり、
まず発動後に一度狙いが逸れる(目玉マークが黄色に戻る)と、
次に発動できるようになるまでは一定時間を空けないといけないこと、
また、狙われている間でもたまに他のPTメンバーを襲うことがあること、
そして特定の条件下では強制的に効果が解除されてしまうことが挙げられる。- 特定の条件とは、
- モンスターを一定時間攻撃しなかった場合
- モンスターから一定距離以上離れた場合
- 一定以上の高低差がある場所に滞在した場合
- 特定の条件とは、
- ちなみにラスタに発動させることもできる。
が、ラスタの場合はモンスターを常時攻撃してくれるわけではないため効果が消えやすい。
更に持続しても余り回避しないラスタということもあり、怒涛の攻撃を叩きこまれてすぐ撤退もありえる。
- 上記の通りメラギナスを象徴する希少スキルということで、
実装当初の発動手段はメラギナスの防具であるメラギシリーズと、
烈種メラギナスの素材を使った烈種防具、ディボアGF、ワダツミGF、
オカミGFシリーズの一部の部位に限られており、
解禁当時の適応撃と同様、現実的な発動は烈種防具を手にしてから、となっていた。*1
後のG5アップデートで、G級防具と装飾品にスキルポイントを持つものが出始め、
今後も徐々にその数を増やしていっている。- しかしその効果と、発動手段に貧しかったと言う問題を抱えていた実装段階という経緯、
そしてそれが改善されたG7以降でも
「他に欲しいスキルがあり、このスキルを発動させる余裕が無い」という問題より、
希少スキルの中でイマイチピンと来ないスキルとなってしまっている。
効果自体は上手く活かせば、特にハンマーでは強力なスキルとなりえるが… - メラギナス烈種素材を使う防具がG3.2以降中々登場せず、
その間に希少スキルの発動則が変化してきた*2ためか、
MHF-G8のガスラGFシリーズ、G9のトリドGFシリーズは久々に登場した
「メラギナス烈種素材を使う烈種防具」であるにもかかわらず、煽動スキルは一切発現しない。
- しかしその効果と、発動手段に貧しかったと言う問題を抱えていた実装段階という経緯、
- MHF-G10でのスラッシュアックスF実装に伴い、用途自体は増えている。
スラッシュアックスF嵐ノ型は「ガード吸収でゲージを維持しつつ、光剣モードで戦う」スタイルとなるが、
PTプレイではヘイトが分散し、受動的な条件であるガード吸収が成功し辛くなってしまう。
全方位攻撃を多用するモンスターなら兎も角、攻撃範囲が狭い部類のモンスター相手では
ヘイトを自身に集中できる煽動スキルの恩恵を感じる機会は多い。
ただし、上述の通りスキル枠を埋めてしまう難があるスキルであるため、
現状では無理に用いるより、他のスキルを発動した方が火力が出せてしまう結果になりやすい。
- MHF-Zアップデートではこのスキルに
「狙われている間はダメージ軽減だけでなく、武器倍率+40の効果が得られる」リファインが実施された。
つまり煽動スキルも火力スキルの一つとして扱うことが可能になるということである。
同アップデートでは大剣や太刀もガードが重要となる=ヘイトを集中させる意義が強まる変化が発生したため、
煽動スキルの実用性もある程度高まった。
しかし、MHF-Z以降、新しく煽動のスキルポイントが備わる防具はほぼ皆無であり、
スキルポイントで発動させるのはかなり厳しい。
幸い猟団料理でスキル枠を消費せずに発動可能なため、こちらを利用したい。- 同アップデートで効果が少し調整されたのか、最初の発動は発覚した時点で行われるようになり、
効果解除についても、かなり長い猶予が発生するようになった。
- 同アップデートで効果が少し調整されたのか、最初の発動は発覚した時点で行われるようになり、
関連項目
モンスター/メラギナス - このモンスターの習性を象徴したスキルである。
スキル/気配
スキル/陽動
スキル/煽衛
システム/ヘイト
モンハン用語/希少スキル