スキル/研磨術【鋭】

Last-modified: 2024-07-10 (水) 23:26:53

MHR:Sにて新登場した、斬れ味に関するスキル。
今までありそうでなかった、斬れ味補正を直接強化するスキルである。

目次

概要

MHR:S

  • 斬れ味が回復した際、その回復した段階によって斬れ味の性能が上がるという斬新な効果。
    3レベル制になっており、各レベルでの効果は以下の通り。
    • Lv1:斬れ味が3段階回復したとき、60秒間、効果発動
    • Lv2:斬れ味が2段階回復したとき、60秒間、効果発動
    • Lv3:斬れ味が2段階回復したとき、90秒間、効果発動
  • 条件を満たすと一定時間「斬れ味上昇値UP」状態となり、斬れ味補正が強化(物理は1.1倍、属性は1.07倍)される。
    つまり、物理補正は回復後の色が白ならば1.45倍*1に、紫ならば1.53倍*2になる。
    • その条件とは斬れ味の一定段階の回復。
      3段階回復というのは、から黄色からまで回復させなければならないということ。
      Lv2以上なら2段階に軽減され、から、つまり紫と白を消費するだけでよくなり、発動が楽になる。
    なお、レベルによる違いは発動条件と効果時間だけで、倍率は変化しない。
    また、強化はゲージではなく時間に依存するため、
    効果時間中に斬れ味が落ちた場合でも、本スキルの効果そのものは継続する。
    斬れ味が落ちているので、火力自体は下がっているが
  • Lv2以下では発動に時間がかかったり、効果時間が微妙に短かったりで使い勝手が悪いため、
    本スキルを主軸にするなら、Lv3での運用が基本となる。
    • また、研がなければ始まらないので砥石使用高速化はほぼ必須。
      一方で業物や達人芸は斬れ味を落とすまでにかかる時間を伸ばしてしまうので相性が悪い。
  • その性質上、武器の斬れ味パターンによって有効度が変わる。
    最も有効に活用できるのは「白に対して紫が長い」かつ
    スキルの効果時間と紫+白を使い切るまでの時間がほぼ同じ」武器となる。
    特に斬れ味消費の激しい武器だと、紫と白の両方が短いとスキルの効果が切れるまでに
    研ぎ直しが必要になってしまい、無駄が出がち。
    武器の斬れ味パターンによっては、紫だけを延長できる剛刃研磨の併用も考えられる。
    • 相性という点では劣るが、素で極短い紫が出ていて白が長めな武器にも合わせることが可能。
      白を使いきるまでにやや時間を取るため『砥石を使った際のバフ』と割り切った方が使いやすい。
    • 斬れ味が白までしかない武器の場合、補正の大きく劣る青も消費せざるを得なくなるため、相性はやや悪い。
      基本的には紫まで出していることが前提となる。
  • 斬れ味補正に対する強化のため、その他火力スキルと乗算関係となり非常に強力な一方で、
    運用にはシビアな斬れ味管理を要求される。
    MHR:Sではエリアチェンジや操竜待機と云った研ぐタイミングが存在しているが、
    このスキルを採用する場合、紫と白を全て消費するまで研ぐことができない。
    その為、ある程度の長さの武器でもチャンスタイムの斬れ味ダウンを招く確率が上がる。
    (特に白→青は補正が大きく下がるのは痛いところ)
    傀異鈍化成功時の長時間ダウンや操竜後のダウン等、
    明確なチャンスタイムに本スキルの効果時間を合わせれるかは使用者の腕前が問われるところだろう。
    強力なスキルではあるがとりあえずで採用するには少々複雑で、
    明確な運用や方針を定めておかないと腐ることにもなるので注意が必要である。
  • なお、斬れ味段階をすっ飛ばしている武器で使用すると、
    ちゃんと飛ばされた段階分もカウントして効果が発動する
    そのため、これらの武器も相性が良いと言えるだろう。
    バルク武器は白ゲージが長すぎて発動させるまでが遅いが、一度使いきると一気に赤に下がるのでレベル1で済む。
    イブシ武器は青から短い紫ゲージが出ているので、レベル2以上が前提だが匠や剛刃研磨と合わせれば有効活用できる。
    • 剛刃研磨とは違い砥石での回復に限らないため、刃鱗磨きガードエッジ
      鉄蟲研糸などの斬れ味を回復する要素でも発動する。
      ただし、併用しても各要素の斬れ味回復は個別処理になるため、
      どれか1つの回復量だけで研磨術【鋭】の条件を満たす必要がある。
    • Ver.15では疾替えで斬れ味を大きく回復できるようになる天衣無崩が登場。
      あちらの発動が安定するのならば砥石高速を切れたり、Lv2でも運用できるようになるなどまさに相性抜群。
      ただしあちらと相性のいい合気との相性はよくなく、
      多用しすぎてそもそも斬れ味が落ちないという本末転倒なことになってしまう。
  • 武器種でいえば、斬れ味を消費しやすいか、あるいは剛刃研磨を採用しやすい武器種との相性がよい。
    例えばスラッシュアックスでは、零距離解放突きを行うことで
    イブシマキヒコ武器の紫20程度ならすぐに消費できるため、
    普段は剛刃研磨で紫を維持し、効果が切れたら零距離解放突き→研磨術【鋭】を再発動という流れに持って行きやすい。
    またガンランスでは、新技のフルバレットファイアの斬れ味消費も常軌を逸しているため、
    少しでも殴り火力を底上げしたい場合はフルバレットファイア→研磨術【鋭】発動が選択肢に上がる。
    • 双剣の百竜スキルである鬼人激化はMRで大幅に弱体化してしまったが、
      斬れ味消費倍化を逆手に取り早急に斬れ味を落として剛刃研磨でメリットだけを受けるという運用も可能。
    • 変わったところでは大剣が挙げられる。通常攻撃での斬れ味消費は非常に少ないものの、
      流斬り連携や落下突きで手数を増やすことで斬れ味を任意のタイミングで意図的に消費することができる。
      また、多段攻撃をノックバック【大】のガードであえて受けることで、
      相手次第ではあるが斬れ味をごっそり減らすことも可能。
      チャージアックスでも似たようなことは可能だが、そのためにガード性能スキルのLvを抑えてしまうと、
      通常のガード・ガードポイントの使い勝手が悪くなるリスクも抱えるため注意が必要。
  • オンラインマルチプレイでの利用は注意が必要。
    本作の狩猟笛は斬れ味関連の旋律が3種類存在し、本スキルへの影響が大きい。
    特に人気の高いメル・ゼナの笛は斬れ味継続回復と軽減の旋律を併せ持っており、
    共闘すると紫ゲージから一切落ちないことも珍しくない(つまり本スキルが発動しない)。
    しかし剣士にとって有利なこの旋律を使わないのは非合理的である。
    救難参加者のスキル把握は現実的ではないので、お互い割り切ってプレイするしかないだろう。
    • Ver.12時点では、斬れ味延長効果の旋律で斬れ味の最大値を20伸ばすことで、
      次の段階の斬れ味を出して研磨術【鋭】の補助をする運用も可能だった。
      しかし、Ver.13から同旋律に斬れ味を20回復する効果が追加。
      それ自体は純粋な強化ではあるのだが、研磨術【鋭】との併用時は
      斬れ味を落とすまでの時間が伸びてしまうため、どうにも使いづらくなってしまった。
      ギザザミハルスのような適性のある笛も存在しただけに、この変更は痛い。
  • サンブレイク発売当初は装飾品が無かったため、護石を考慮しない場合は
    ギザミシリーズの胴・腕・腰、グローシアシリーズの頭・脚が必要になっていた。
    Ver.11からは傀異化モンスターの素材を使うことでスロットLv3の装飾品が生産可能になった。
    また、新要素の傀異錬成によってランダムではあるが上記以外の防具にこのスキルを付与したり、
    あるいは最初から研磨術【鋭】を持つ防具に他のスキルやスロットを追加するなど、
    スキルの融通が利くようになった。
    同じくVer.11にて登場したナルガクルガ希少種の武器も、
    高攻撃力かつ斬れ味の紫および白が短めという性能である為、
    新たにこのスキルと相性のいい武器が増える形となった。
    ナルガクルガ希少種の武器は全体的にスロットが優秀で、
    前述した装飾品の追加もありスキル面の融通が利きやすいのも利点。
    • Ver.13では研鋭珠IIが登場。
      Lv4スロットでスキルが2上がり、高効率で発動させやすくなった。
      こちらは作れるのが非常に遅いのが玉にキズ。
    • 後のアップデートで研磨術【鋭】Lv3に剛刃研磨Lv1までついたラヴィーナ頭や上述の天衣無崩も登場するなど、
      装備構成における追い風は吹いているものの、
      Ver.14で追加された武器の傀異スロット解放ボーナスによって斬れ味が10~20伸びるようになった。
      このボーナスで紫が出る武器には朗報だが、素で紫が出ている武器では使用感がだいぶ異なる形に。
      もっとも、全てのボーナスを出した方が総合的には間違いなく有益なので、
      素紫の武器では斬れ味増加については割り切って、
      「伸びた斬れ味をどう使っていくか」という方向で考える方がいいだろう。
  • このように火力向上においては魅力的だが、同時に運用が難しいスキルであることも事実である。
    スキルの搭載そのものはアップデートでやりやすくなっているとはいえ、
    クエストを通して研磨術【鋭】の効果が維持できるかどうかは別の話。
    効果時間の90秒で紫と白を使い切り、効果終了時点で研いで再発動、という流れが理想的だが、
    発動させた時に限ってモンスターが空を飛びまわる・地中に潜るなどこちらが攻撃できない行動を繰り返したり
    操竜状態になったり、エリア移動を始めたり…というのはモンハン経験者なら想像に難くないだろう。
    ともすれば普通に火力UPスキルを盛り、剛刃研磨で短い紫ゲージをフォローしたり、
    匠+業物で十分な量の斬れ味を使う方が精神的にも安定するのは言うまでもない。
    採用するにしてもある程度以上の腕前と、状況次第では潔く諦めることも必要。
    当wikiでも様々な武器ページにて「研磨術【鋭】と相性が良い」と書かれているものも増えているが、
    あくまで斬れ味の長さという数値面だけで見た話であり、
    このスキル自体は気軽に採用できるような火力UPスキルではないことは留意して頂きたい。
  • 一方で、これまで短いことが単純に不利であった斬れ味という要素を、
    本スキルのおかげで利点に転じさせることが可能になったという点は大きい。
    かつてMHXで登場した鈍器使いが斬れ味の良し悪しの評価に一石を投じたのと同様に、
    こちらは斬れ味の長さに関する評価に変化をもたらしたスキルと言えるものであり、
    かと言って運用の癖の強さから斬れ味が長い武器にも利点が残るなど絶妙な調整になっている。
    そう考えるとあの武器群があったらかなり使えそうだが、
    残念ながら現在素材元との共演は果たしていない。
    今後の作品に期待といったところか。

余談

  • MHWorld以降から参入したプレイヤーの中には、
    「なぜ単に『研磨術』ではなく【鋭】という符丁が加えられているのか」と思う人もいるかもしれない。
    これは、剛刃研磨がMHXX以前のスキルシステムにおいて「研磨術」というスキルポイント名だったことから、
    (「研磨術」としての剛刃研磨とは共演していないとはいえ)そちらとの混同を防ぐための措置と思われる。
    • ちなみに剛刃研磨とは、研磨=砥石使用が発動の起点となっているのは共通しているが、
      「斬れ味消費を無効化する」という効果を持つあちらと
      「斬れ味補正を強化する」という効果のこちらではかなり性質の違うスキルといえるだろう。
      だからといって併用不可というわけではなく、
      むしろ場合によっては強力な組み合わせにもなりえるのだが。
      それにしても、二つの研磨術を同時に発揮する猛き炎の手腕には感心するばかりである。
      盟勇しつこいくらい砥石の使い方を褒められるのも納得である

関連項目

システム/斬れ味
システム/貫通力UP - 類似した効果の状態
スキル/研ぎ師
スキル/研磨術
武器/イブシマキヒコ武器 - 近接武器の特徴的な斬れ味より本スキルとの相性の良い武器群。
武器/ナルガ武器 - 本スキルと相性の良い希少種武器(MHR:S)について記述。


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