MHF-G3で追加されたG級スキル。
スキルポイント10で「薬仙人」が発動。上位スキルやマイナス方向のスキルは無い。
PT内の同スキル発動人数に応じて効果が変化するという珍しい特性を持つ。
基本効果 
- 体力回復アイテムなら何でもいいので、
例えば薬草・漢方薬などの微量回復のアイテムを食べた場合でも適用される。- 唯一の例外はシジル「雑食」を付けて狩人弁当の食材を食べた場合。
この場合は後述のものも含めて一切のスキルの影響がない。
- 唯一の例外はシジル「雑食」を付けて狩人弁当の食材を食べた場合。
- 順番としては、通常通りに体力を回復した後に赤ゲージ回復効果が発揮されるようだ。
ただ赤ゲージが全回復するだけでなく、若干(10程度)だがそこから更に回復する。
ただし自分、あるいは後述の効果で同スキルを発動した味方が使った場合に限定されるため、
同スキルが未発動のハンターから生命の粉塵を飛ばしてもらった場合は赤ゲージが全快しない。
- MHFの被弾時に発生する赤ゲージの割合は秘伝書育成ミッションなどで伸ばすことが可能なので、
それらと併用するとより効果が高まる。
双剣の真鬼人解放との相性も悪くないが、反面、削りダメージが多かったり、
根性スキルが頻繁に発動したりする(=赤ゲージが消失しやすい)モンスターとは相性が悪い。
複数人で発動した場合 
- このスキルのユニークな点は、上述した通りPTの薬仙人の発動人数に応じて
スキルの効果がグレードアップするというところだろうか。
その効果だが、- PT内に2名薬仙人発動者が居た場合、全ての体力回復アイテムが広域対応される
(スキルを発動していない者に対しても効果が及ぶ)。 - 3名の場合はそれに加え全ての回復アイテムの回復量が+20、4名の場合は+50になる。
一言で言えば(体力回復アイテムに限るが)広域化スキルのパワーアップ版と言える。
4人いるならあらゆる回復アイテムが生命の粉塵(50回復)以上の効果となる。
回復薬グレートはもちろん、秘薬すら広域対応するため、咄嗟の回復には非常に便利である。
ちなみにこの回復量はスキル「体力回復アイテム強化」の効果と併用可能
(ただし、回復量が増えるのはスキルを発動している本人のみである)。
発動人数にもよるが、極めて強力なスキルになりうるといえる。 - PT内に2名薬仙人発動者が居た場合、全ての体力回復アイテムが広域対応される
- 体力を回復するアイテムであれば、回復以外の効果も同時に広域化される。
秘薬の場合は自分で飲んだときと同様に味方全員の体力上限が最大になり、
いにしえの秘薬であれば同時にスタミナも最大になる。
漢方薬なら毒と暗闇を回復できるし、金/銀のゆでたまごなら防御力が上がる(=腐食やられ解除)。
使い方次第では体力回復に留まらないサポートも可能である。
なお、栄養剤のように最大値のみを増やすアイテムの効果は広域化されない。
- ちなみに広域回復効果は薬仙人発動者が使ったアイテムにのみ適用される。
そのため例えばハンターA、B、C、Dが居て、AとBが薬仙人発動者である場合、
AとBの使う回復アイテムは全て広域化されてCとDも回復するが、
CとDが回復アイテムを使っても広域化はされない。
運用例 
- 生命の粉塵調合が他シリーズ以上に容易である*1MHFでは、
PTメンバーが発動させるものとしては主流なスキルとはいえなかったが、
MHF-G6で実装された天廊遠征録では一転して重要スキルの一つとなった。
遠征録ではアイテムの持込が不可能であり、交換で生命の粉塵は入手できても調合はできず、
大ダメージを受けるトラップなど味方を回復したくてもできないことが多いためである。
火炎系の罠では赤ゲージが残るので、回復薬ひとつでもダメージを完全回復できる。
さらに、激甚ダメージを受ける行動を連発する天廊の番人との戦闘では、
2人以上が発動させていることで回復が非常に行いやすくなる。- ただし、前述のように秘薬の効果も飛ばしてしまうということは忘れないようにしよう。
体力を上限ごと150にしてしまうので、味方の火事場を強制的に解除してしまう。
番人戦では火事場と非火事場の混成パーティがよく見られるので特に注意が必要である。
- ただし、前述のように秘薬の効果も飛ばしてしまうということは忘れないようにしよう。
- 天廊遠征録の後釜である狩煉道でも基本的には同様ではあるが、
罠の概念がなくなったので赤ゲージ回復効果の需要は薄くなり、
また辿異種エスピナス対策として広域化の需要が高くなったので、
敢えて薬仙人のほうを発動させるケースは多くない。
- レア食材を使用するものの、猟団料理によって発動させることもできる。
その性質上、メンバー全員が発動することで大きな恩恵を受けられるスキルなので、
団員同士で高難度クエストに行く場合は(他に優先するスキルが無いのなら)発動させておくと効果的である。
- NPCであるラスタとパートナーに発動させるケースも多い。
NPCも薬仙人の発動人数にカウントされ、前述のようにNPC自身が使用した回復アイテムにも作用する。
よって、プレイヤー+NPC3人のパーティで、プレイヤー自身が発動させなくとも、
薬仙人の広域回復効果を得ることができるのである。
NPC同士が相互回復するようになるので撤退率も幾分かは減る。
もちろんハンター自身も発動させる事で、薬仙人効果を最大まで得ることも可能である。- かつては、NPC含めて火事場を所持するメンバーがいた場合、
レジェンドラスタ除くNPCは生命の粉塵を使用せず、広域化を付けていても広域回復をしない
(システム的には、回復薬の代わりに応急薬を使用するようになるのだろう)仕様があった。
しかし薬仙人の効果は回復アイテムならば無差別に発動するので、
ラスタに薬仙人を付けると火事場の有無に関係なく回復を期待することができた*2。 - しかし2018年7月アップデートでこの仕様は撤廃され、広域回復に火事場の有無を問わなくなった。
そのため、NPC含めて3名以上発動するか、あるいはハンター自身が発動しているのでもない限り、
薬仙人ではなく広域化+3のほうを発動させれば十分ということになった。
もっとも発動優先順位の関係で広域化を入れづらいというケースも多く、
さらにパートナーのほうには広域化+3を付けることはできない
(粉塵以外の広域回復を期待する場合、ラスタと2人で薬仙人を発動するのが前提となる)ので、
ラスタのスキルとしては当面は薬仙人のほうが主流であり続けると思われる。
- かつては、NPC含めて火事場を所持するメンバーがいた場合、
- 初実装のG3からG6まであまり需要のないスキルだったこともあり、
一式全部位にポイントを有する武具はそこそこあるが、注目されたものはそこまで多くない。
高火力スキルと共に存在しているのはアスールG・雅淵G辺りが代表的。
ただしGXシリーズでパーツ別に見れば数はかなり多く、発動自体はそこまで難しくもない。
変わったところではぺたぺたグークを強化すると薬草学+10が追加されるため単体でも発動する。
現在では例えばルナ剣珠GX1が剛撃2Pと一閃1Pを両立し、三界の護りに加えて薬草学を持つなど
一線級のスキルとこのスキルを両立することも難しくなくなってきてはいる。
関連項目 
モンハン用語/赤ゲージ
防具/G級防具
スキル/野草知識 - 似たようなスキル名だが効果は全く異なる。