MHRiseで初登場したスキル。
目次
概要 
- Ver.3.0アップデートにより解放されたしまきシリーズとなるかみシリーズの真のスキル。
防具をレベル8まで強化したのち、真のラスボスの素材を用いてLv9に上昇させると防具に追加される。
MR防具のしまき・真となるかみ・真の場合は生産時から発動しているため強化は不要。
- Lv5まであり、効果は以下のようになっている。
- Lv1:雷と龍の属性攻撃値を1.05倍にする
- Lv2:雷と龍の属性攻撃値を1.1倍にする
- Lv3:雷と龍の属性攻撃値を1.15倍にする
- Lv4:更にこのスキル以外の防具のスキルレベルを+1する
- Lv5:更にこのスキル以外の防具のスキルレベルをもう+1する
専用スキルの風紋/雷紋の一致は弱すぎる…と正直褒めるところがなかったしまき・なるかみシリーズは、
本スキルによってようやく真の性能を引き出すことが出来るようになる。
5部位にしまき・なるかみシリーズを装備させてLv5にすることで防具全てのスキルレベルが+2、
つまりほぼ全てのスキルが最大レベルになる。
風雷合一はしまき・なるかみで共通なので、両方を組み合わせて欲しいスキルを選び、発動する運用が基本になる。
組み合わせ方によっては10個のスキルをLv3にすることも可能。
- 説明にある「このスキル以外の防具のスキル」が少々ややこしいが、
「防具が持っているスキルのうち、風雷合一を除いたもの」という意味である。
つまり、他のシリーズの防具であってもスキルレベルは上昇する*1が、
武器やその防具のスロットについた装飾品は効果の対象外であり、また護石も含まれない。
風雷合一をLv4に抑えて他の防具を1部位、などとすることも可能だが、拡張性は決して高くないので注意。 - MHR:Sで追加された「傀異錬成」にも一切影響を受けない。
このスキルを持つしまき真・なるかみ真シリーズは傀異錬成において特殊な抽選テーブルが適用されており、
スキル変動が一切起こらず、防御力、スロット、耐性値の変動のみ。スキル特化型の選択が無い。
しまき・なるかみを4部位装備して他の防具を1部位だけ混ぜた場合のみ、
風雷合一スキルと傀異錬成で生まれたスキルが同時に存在し得るが、
その場合も風雷合一の効果の対象外で、あくまでその防具が本来持っているスキルのみが対象である。- 傀異錬成で1部位混ぜる防具が本来持っているスキルが消失した場合、そのスキルは無い判定となり+1されない。
逆に本来持っているスキルが強化された場合、傀異錬成で加算された数値に問題なく+1される。
考えようによってはスキルマイナスを踏み倒せる事が可能。 - Ver.15時点で傀異錬成にも傀異錬金【覇気】にも本スキルは付かない。
もし、そうなってしまったらこれを狙わざるを得なくなる事態が発生するためであろう。
- 傀異錬成で1部位混ぜる防具が本来持っているスキルが消失した場合、そのスキルは無い判定となり+1されない。
- ○○の恩恵より属性補正は大きいが、これをもってしても属性の上限には引っ掛からない。
運用方法 
しまき/なるかみシリーズを4部位以上使用する 
- 上位ではスロットがなく、MRでもLV2スロットが1つずつ空くだけのしまき・なるかみシリーズが基本となる為、
Lv4以上の効果を得ようとすると発動スキルがかなり限定的なものになってしまう。
特にボウガンは有効活用できるスキルが少ない上に、必要なスキルが全く付いておらず、
スロットが一切無いことから追加できるスキルもかなり限られてしまうため、
他の防具でスキル構築をした方がいい。
剣士にしても汎用火力スキルが少なくスタミナ系やガード系、回避系にスキルが偏っており、
付いたスキルを全て有効活用できる武器種及び構成はかなり限定される。
- しまき・なるかみシリーズの一式装備は雑多なスキルの寄せ集めになってしまい方向性が不明であるため、
2種混成を基本として必要なスキルを選んで装備する運用が基本とされる。
どちらもガード系とスタミナ補助のスキルが多く、また属性強化効果を活用しやすい手数武器で扱うのが望ましいため、
混成かつ風雷合一Lv5と相性が良い武器は片手剣・双剣、チャージアックス、そして弓あたりだろう。
スタミナスキルが火力に直結しやすい双剣と弓は言わずもがな、
片手剣はガード可能な範囲が増え昇竜撃やガード斬りからのカウンターがしやすくなり、
チャージアックスは立ち回りを補助するスキルを纏めて発動できる。
部位の選択次第では、特定の立ち回りを主軸としたランス・ガンランスも恩恵を受けやすい。
単純な火力スキルこそ少ないが、立ち回りを補助するスキルで手数を増やし
結果的に火力に寄与することを目指したラインナップと言えるだろう。- しかしベースとなるのがこの2種の防具だけである以上、組み合わせには早々に限界が来る。
そもそもスキルシミュレータを使用すれば
必要なスキルだけを厳選して無駄の少ない装備を組むことができるため、
あえて拡張性が低く死にスキルが出てしまいやすいこの装備を使用する理由は乏しい。
- しかしベースとなるのがこの2種の防具だけである以上、組み合わせには早々に限界が来る。
- 風雷合一はしまき・なるかみ双方を混合しても問題ないが
武器の百竜スキルである風神・雷神龍の魂は困ったことにどちらか片方の装備しかカウントされない。
つまり火力スキルがほぼ発動しない問題点を雷神龍の魂による会心+40%で補おうとした場合、しまきシリーズの
【集中・回避距離UP・回避性能・ガード性能・ガード強化・ひるみ軽減・体術・KO術・スタミナ急速回復・強化持続】
に強制されることになる。
なるかみ武器のスロットがないことも相まって元々ない拡張性がさらに犠牲になってしまい、
死にスキルが増えることも相まって会心+40%程度では到底割に合わない。
それならば他の装備で死にスキルを除いた同等のスキルを組める組み合わせを探したほうが、
よほど強い装備が出来上がるだろう。防御アップの風神龍の魂はなおさらである。- これらはMR版の防具であれば大きく改善され、追加されたスロットや性能の上がった護石&装飾品、
そして傀異錬成による拡張分でだいぶ自由が利くようになる。
雷神龍の魂は雷神竜珠【2】として続投しナルハタ武器に縛られず発動可能となったうえ、
効果も「しまきシリーズを1部位装備するごとに会心率が5%アップ」に変わったため、
フルしまきに限らずともしまきシリーズを多めに装備することで汎用的な会心率アップスキルとして活用できる。
- これらはMR版の防具であれば大きく改善され、追加されたスロットや性能の上がった護石&装飾品、
属性強化を目的とし、3部位以下の部位を採用する 
- 他のスキルの強化を度外視し、雷/龍属性の倍率強化を目的とした運用。
本スキルは貴重な属性強化手段の一つであり、火力スキルとしての採用は検討に値する。- この場合は使用する武器種に合わせて必要なスキルを持つ部位を選び
他部位で足りないスキルを補えば良い為、ある程度の拡張性が確保される事が利点。
しっかり吟味すれば武器の必須級のスキルと風雷合一を両立させたセットを作り上げることも出来るかもしれない。
- この場合は使用する武器種に合わせて必要なスキルを持つ部位を選び
- なお、唯一百竜双刃だけは雷属性と龍属性を両立できる。
幸いにして火竜夫妻やティガレックスなど雷も龍も通るモンスターも少なくない為、
実用性はともかく、風神雷神の共同作業と言うのも一興だろう。
ちなみにナルハタタヒメとバルファルクは片方しか通らないのだが、イブシマキヒコは腕以外一応両方通る。
やっぱり旦那は泣いていい
- サンブレイクにおいては後述の通り、
火・水・氷属性については作成難度こそ高いが低負荷で属性値を1.1倍する手段が追加されている。
だが雷・龍属性についてはこのスキルがその対象であるが故に、しまき・なるかみを使わないといけない。
アップデートによるエンドコンテンツの情勢としてはぶっちゃけ火・氷だけ使っていればどうにでもなったのだが、
Ver.15にて最後のやり込み要素たる特別討究クエストが登場した結果、
雷・龍属性に関してもプレイヤーによっては投入を真面目に検討しうるものとなった。
幸いVer.15にてスロットが豊富な武具の出現や護石の大幅強化に伴い、
しまき・なるかみを1~2部位投入して装備を構築することも現実的にはなってきている。
余談 
- 風雷合一はしまき・なるかみシリーズを強化することによって追加される新スキルである。
言い換えれば、既存のスキルの効果が書き換えられたりスキルの効果量が増えたりすることはない。
つまり風紋/雷紋の一致には一切のテコ入れがない。
シリーズ丸ごと芳しくない評価を受けていた以前とは異なり
大量の高Lvスキルと一緒に強運が付くようになった、と言えば強化と言えなくもないが…。
しまきとなるかみを3:2の比率で割り振れば耐性が増えてちょっとだけお得、ぐらいの割り切りが要る。
- Lv5での「他のスキルのレベルを+2する」という効果はMHXXで存在した秘術スキルの
「スキルポイントを+2する」という効果と類似している。
スキルの項に詳細な解説はあるが、
MHXXまではスキルポイントとスキルレベルが同一ではなかったためこのような違いがある。
秘術と風雷合一Lv5には、ラスボスの防具に付与されている、
一式装備で発動する、防具の素材元が護石収集や金策に使われているなどの共通点もある。
あちらと違ってオンライン環境が一色になるほどではなかったが
- 同じく古龍防具に付与され、属性値を強化するスキルである鋼殻の恩恵・炎鱗の恩恵は
作成難度こそ高いものの、Lv1装飾品として実装されているが、
雷・龍の担当である本スキルは装飾品化されなかった。