概要
- MH4から登場したフィールドギミックの一種。
以前からもあった天井を更に発展させたような要素であり、
ある意味でMH4における狩猟を象徴するギミックである。
- 通常の地面の上に展開された足場。
植物のツルや枝、ネルスキュラが紡いだ糸などが複雑に絡み合って形成されている場合が多く、
「床」というにはあまりに薄いものの、その上でハンターやモンスターが暴れ回っても
簡単には底抜けない程度の強度はある。
高台とは違った意味でフィールドを上層と下層に二分し、
水中とは違った意味でハンター、モンスターを問わず「縦の動き」を要求する要素である。
- ハンターとモンスターでそれぞれ、別々のメリットやデメリットが存在する。
状況や使い方によっては狩猟をより有利に進められるが、
場合によっては普段以上の立ち回りの悪さを強要される事もある。
- 基本的にハンターはおろか、モンスターの体高以上の場所に展開されているため、
(いくらハンターが常人離れしてるからと言って)上層と下層を自由に行き来するというのは難しい。
そのため、ハンターは上層まで直接通じている通路や壁、ツタなどを上らなければ上層に侵入できず、
逆に下層に行きたい場合は、その上層に空いている穴や縁から飛び降りなければならない。
一方、大型モンスターの場合は大跳躍や急降下の勢いを利用して上層の床を突き破り、
強引に、且つ直接的に上下間を移動する事ができる。
この移動の際にはモンスターの全身に攻撃判定が発生している場合が多いため、
思わぬ奇襲を受けないように注意しよう。
- 基本的に上層を形成する床は地盤ではないため、落とし穴を設置する事はできない。
しかし、大型モンスターの特定部位で怯ませると、その衝撃で床が抜け、
短時間ながらも落とし穴に落ちたような状態で拘束する事ができる場合がある。
更に場合によってはそのまま下層へ叩き落とし、ダウンを奪う事も可能。
ここからさらに追撃や乗り状態なども狙える。
このように、モンスターが床にはまってしまった状態を公式では「ツタやられ」と呼称する。- ツタやられの効果時間はモンスター毎に定まっており、ほとんどのモンスターは5秒間拘束される。
例外はネルスキュラの3.3秒、ババコンガ(亜種含む)の6秒、
そしてイャンガルルガとティガレックス(亜種含む)の7秒である。
なお古龍種と希少種に加え、一部のモンスター*1はツタやられにはならない。
- ツタやられの効果時間はモンスター毎に定まっており、ほとんどのモンスターは5秒間拘束される。
- 大型モンスターはブレスなどを用いる事によって
上層から下層へ、あるいは下層から上層へ攻撃を仕掛ける事ができる。
特に上層をモンスターに陣取られると、ハンター側はろくに攻撃できないのに対し、
モンスターはブレスで攻撃し放題、ついでに移動や位置取りも自由自在と非常に分が悪い。
特に熱線や龍ブレスなど薙ぎ払い型の遠距離攻撃を持つモンスターは極めて危険。
また、ケチャワチャやネルスキュラなどは、上層の床裏を「天井」として利用する事ができ、
通常のフィールドと比べて行動のパターンが激増する。
しかし、本来の天井と比べて明らかに低いため、近接武器でも直接攻撃が可能である。
上手く狙いを付けて、渾身の一撃で叩き落としてしまおう。
なお、床下にぶら下がっているモンスターに対しては、
上層からでも地面に武器を叩き付けるような攻撃(ガンランスの叩きつけなど)や爆弾などを用いれば、
床下を捉えている鉤爪などに攻撃を当てる事もできる。
- 上層の床はモンスターの強行突破や戦闘の衝撃などによって大きな穴が開いてしまう事があるが、
このような穴はしばらくすると自然と修復される。
- MHXからのニャンターでは、地面に潜ることで上層から下層に降りることができる。
また、緊急撤退の技、回復贈物の技でも効果を受けながら降りることができる。- ニャンターは罠にかかったモンスターの近くでのみ捕獲用麻酔玉を投げられるのだが、
なぜかツタやられ中のモンスターに対しても投げられる。
落とし穴のモーションを流用しているからだろうか?
ただし捕獲はできない模様。
- ニャンターは罠にかかったモンスターの近くでのみ捕獲用麻酔玉を投げられるのだが、
- 地底洞窟、地底火山のエリア5は二重床の「上層」のみの特殊な構造になっている。
蜘蛛の糸によってできた床の下は下層がなく、底が見えないほど深い。
ハンターはもちろんモンスターも下へ落ちることはないが、ツタやられにすることはできる。
また、二重床の上層には珍しいしっかりとした段差があるのでジャンプ攻撃も狙いやすい。- 二重床の上層にいるハンターへ足下から奇襲することを得意とする
ネルスキュラにとっては最も戦いやすいエリアとなる。
うっかり落ちてくれればいいのに
- 二重床の上層にいるハンターへ足下から奇襲することを得意とする
- MHWorldでも一部エリアに、ツタなどが絡み合ったネット状の薄い床が存在する。
本作では二重床の表裏を積極的に行き来するようなモンスターは居ないものの、この床の上で攻撃を繰り出されると、
床が波打って震動と同じ効果を起こすことがある。
突然行動不能にされる危険もあるが、ツタやられも続投しているため、
逆にチャンスを捻出できる可能性も秘めている。- ちなみに床から下にツタが伸びている場合、○ボタンを押すことで
下層に降りることができるようになった。
- ちなみに床から下にツタが伸びている場合、○ボタンを押すことで
- MHRiseには二重床は未登場。
関連項目
フィールド/天井
モンスター/ケチャワチャ - 二重床を代表するモンスターその1
モンスター/ネルスキュラ - 二重床を代表するモンスターその2
モンハン用語/蔦ラン - 二重床を利用したハメ