MH4Gにて初登場。"最終兵器"とも呼称される強力な兵器。
その名の通り、龍属性をエネルギーとして用いる大砲である。
目次
概要
MH4G
- MH4Gのオフラインストーリーの根幹を為す要素の一つ。
ドンドルマへのクシャルダオラの接近と襲来が確実視され、プレイヤーハンターは巨龍砲建造のために
筆頭ハンター隊リーダーの師匠の設計および指示の下で奔走することとなる。
完成した巨龍砲はオフラインモードのラスボス戦で最も重要な役割を果たし、
危惧通りドンドルマを襲ったクシャルダオラとの最終決戦において、筆頭ハンター達と協力しながら
巨龍砲による砲撃でクシャルダオラを撃退することがプレイヤーハンターの最終目的となる。
- 砲身は天空山で採掘できる良質な鉱石で作られており、
龍属性エネルギーはジンオウガ亜種の素材を利用しているらしい。
実際に使用時のチャージ音はジンオウガ亜種のチャージ行動のSEにそっくり。
- 戦闘街の撃龍槍と対面になるように設置されている超弩級の巨砲。
大型モンスターの頭が入りそうなほど大きい口径に金の塗装と、存在感は抜群である。
実際に並べてみるとわかるが、そのサイズは大型古龍の全長を上回る。
口径の巨大さから想像される通り、発射される大砲の弾自体も途轍もない大きさであり、
スクリーンショットから推測される直径は実にハンターの身長程度(1.5m以上)。
「移動式大砲」と合体することで動作するという点でもMH史上類を見ない兵器と言える。- 起動方法が特殊であり、"高密度滅龍炭"というアイテムを選択した状態でないと発射できない。
ハンターがこのアイテムを入手していない場合は起動できないことに注意が必要である。
持っていてもYボタンで使用するアイテムを高密度滅龍炭にしておかないと起動できないため注意。 - また、巨龍砲を使用できる他の戦闘街クエストでも、開始後即座に使用することはできない。
クエスト開始後一定時間経ってから使用許可が降り、この際に巨龍砲の区画への線路が接続される。
このタイミングが来るまでは、移動式大砲を巨龍砲の区画へ移動させることもできない。
- 起動方法が特殊であり、"高密度滅龍炭"というアイテムを選択した状態でないと発射できない。
- 巨龍砲の弾は強力な龍属性を思わせる赤黒い稲妻と光を纏っており、
着弾時にはブラーエフェクトと共に大型モンスターを覆い尽くす程の大爆発が発生する。
人々が扱う兵器として、これほどの迫力を持ったものは未だかつてないだろう。
これまで最強の兵器として名を馳せていた撃龍槍以上の最終兵器として期待できる。
- 公式ガイドブックによると、固定ダメージはなんと2500、1ヒット。
これは実に撃龍槍の最大ダメージ(4ヒットした場合)の2倍以上の超威力である。
全体防御率の影響を受けるので実際はこれより低くなるが、十二分に有用と言えよう。- 1ヒットの固定ダメージであるため、睡眠状態のモンスターに当てればしっかり三倍される。
つまり、大タルGの軽く十倍以上での寝起きドッキリの威力は驚きの7500。
なんとアカムトルムの基準体力値すらも上回るダメージ値である。
戦闘街に出現するモンスターはどれも睡眠時間があまり長くなく着弾地点で眠らせるのも面倒だが、
後述の破龍砲の登場前は文句なしでモンスターハンター史上最強の一撃だった。 - なお、龍属性と同じエフェクトだが、ダメージは無属性。
発射のためのエネルギーだけが龍属性ということのようだ。
龍属性が通らない部位や相手だとしても安心してぶち込もう。
- 1ヒットの固定ダメージであるため、睡眠状態のモンスターに当てればしっかり三倍される。
- ゴグマジオス戦で巨龍砲を当てることができると、
ダレン・モーランに撃龍槍を当てた時のようにあのテーマ曲が流れる仕様がある。
- その規格外の攻撃力から、あらゆるダメージを大幅にカットしてしまう極限個体に対しても
100%のダメージを与えることができる。
尤も、極限化するモンスターは、いずれもゴグマジオスと比べると的がかなり小さい上、
拘束手段が属撃を付けた麻痺か睡眠しかないため、狙って当てることは非常に難しい。
- 通常の大砲同様軌道は完全に固定。弾自体はとんでもなくデカいが、それでも外すときには外すので要注意。
モンスターをフィールド上にある地面の焦げ跡に誘導するか、巨龍砲の目の前に登ってきた時を狙うといい。
また、ゴグマジオスを除く他のモンスターたちは、
エリア2からエリア3に移動する際に確実に焦げ跡の上に着地する。
その瞬間を狙って発射すればほぼ当てることができるだろう。
- ちなみに巨龍砲を使うために必要な高密度滅龍炭を手に入れるには、
幾つかキークエスト以外のクエストをクリアして納品依頼をクリアしなくてはいけない。
このクエストの中でもG★3「侵蝕の残滓」は
狂竜化したブラキディオスとリオレウス亜種の同時狩猟でありかなり難度が高い。
また、買うために旅団ポイントが1000必要と結構ハードルが高い。
だがその過程で抗竜石の強化という美味しい効果もあるので是非やることをオススメする。
- 使用後のインターバルは10分。許可が降りてすぐ撃ったとして、もう一度くらいはチャンスが有るだろう。
ただソロの場合は滅龍炭が一個しか持ち込めず、支給用が2個も存在するあるクエストを除いて
事実上一発しか撃つことはできない。勿論パーティの場合はその限りではない。
MHXX
- 砦の巨龍砲はエリア1の最深部に1門のみ設置されており、発射後の冷却時間は5分に短縮されている。
高密度滅龍炭は、本作では支給品として2個ボックスに用意されている。
今作では、移動式大砲を巨龍砲の前まで移動せずとも発射でき、
また高密度滅龍炭を所持していれば選択した状態でなくても発射できるようになった。- 2回発射することができるものの、2発とも当てるのはかなりシビア。
特に複数人で行けばラオシャンロンはすぐに移動してしまうので、まず当てられない。
当てようと思ったらまず1発目をラオシャンロンが着弾地点に入った瞬間に撃って当て、
その後はとにかく攻撃して怯ませ、固定式と単発式二発の拘束弾も当てて時間を稼げば
なんとか2発目も下半身側に当てることができる。
- 2回発射することができるものの、2発とも当てるのはかなりシビア。
- 公式ガイドブックによれば、1発のダメージは1200。
ドンドルマのそれに比べると半分以下のダメージ量となっているが、技術の差だろうか。
なお、スキルによる補正は砲術師やネコの砲撃術で1.1倍、砲術王で1.2倍になる*1。
- 今作ではMH4Gでも大迫力だったエフェクトが更にド派手になっており、
着弾するとあのラオシャンロンをのみ込む規模の天高く渦巻く大爆発が巻き起こる。
単純な規模で言えば後述の破龍砲をも上回る超弩級の爆発であり、
モンスターハンター史上最強を誇った最終兵器に相応しい一撃と言えよう。
破龍砲
MHR(:S)
- 巨龍砲に類似した兵器である破龍砲が登場。
龍属性をエネルギー源としている対龍兵器の巨龍砲に対し、破龍砲は見た限りでは純粋に超大型の大砲であるようで、
着弾地点を操作できるようになっている。
百竜夜行への備えとして用意された巨龍砲に匹敵する超兵器であり、
着弾した瞬間風神龍や雷神龍すら覆い隠す大爆発を生じさせ、
ブラーエフェクトと共にスーパーノヴァや彗星等で見られる音が遠退くようにくぐもる演出が入る。
そしてその威力は、龍宮砦跡にあるものは直撃部分の300+爆発部分の2000で合計2300ダメージ、
翡葉の砦にあるものは驚愕の8000ダメージを叩き出す。- 翡葉の砦は百竜夜行専用のステージであり、モンスターの集団に破龍砲を撃ち込めば
範囲内の最後の大物以外のモンスターすべてを灰燼に帰す。
まあ百竜夜行の仕様上最後の大物以外は死なずに何処かに逃げ去るだけなのだが
ただし、空中のモンスターに着弾させてしまうと地上のモンスターには爆風が届かないので注意。
これか撃龍槍で撃退するというサブ任務が課せられることもあるので
罠や竜寄せカカシなどを使ってなるべくたくさんのモンスターを巻き込みたい。 - ヌシモンスターなどはシステム上非常に体力が高く設定されている為破龍砲の一撃で撃退できるわけではないが、
大技を放とうとしているヌシに撃ち込むことでほぼ確実にダウンを発生させられる。
一度撃った後は長めのクールタイムがあるので、一回の百竜夜行で何度も撃つのは困難。
極めて強力な兵器故に、使いどころはしっかり見極めよう。
- 翡葉の砦は百竜夜行専用のステージであり、モンスターの集団に破龍砲を撃ち込めば
- ちなみに、破龍砲はなんとハンターにも当たり判定がある。それも単に吹き飛ばされるだけなどではなく、
ストーリー攻略中の装備はおろか、RARE7でもしっかり強化していない防具で直撃を受けようものなら
即死級の大ダメージを食らう仕様となっている。
尤も、普通に使っている分には滅多にハンターに直撃することはないが…。
- マスターランクでは百竜夜行のクエストがない、翡葉の砦および龍宮砦跡に出現する
追加モンスターがいない、通常個体のナルハタタヒメが登場しないことから、
破龍砲を使えるクエストがイブシマキヒコの討伐クエストである「逆巻く因果」しかない。
関連項目
アイテム/高密度滅龍炭
システム/龍属性
モンスター/ジンオウガ亜種 - 龍属性エネルギーの素材
武器/巨獣砲 - 一文字違いの散弾ヘビィボウガン