MHF-Gより実装された狩猟フィールド。「キョクカイ」と読む。
メゼポルタからは遠く、改良された気球を使うことでようやく到達できる場所である。
厳しい環境故か、基本的にG級に昇級したハンター以外調査を許されていない。
概要 
- 海とその上に浮かんだ氷山で構成されている、白銀世界のフィールド。
その名と地形的特徴から北極(大陸であれば南極)を彷彿とさせる。
MHFオリジナルフィールドでは初となる寒冷エリアであるため、
この地に赴くなら防寒対策が必要となるだろう。餓狼スキルも発動させやすい。
BCの他に、6つのエリアが存在している。- これまでの寒冷エリアと異なる点は、
いずれの時間帯にしても降雪が確認されないことか。
とはいえ、昼の極海で太陽に視点を合わせるとダイヤモンドダストが発生しているのが確認できる。- ちなみに現実世界の南極大陸も「凍りついた砂漠」とよばれ、降水(降雪)量が非常に少ない。
また、メタな事情としてはこの地に登場するアノルパティスが、
戦闘において雨粒と氷塊を広域に降らせる技を有しており、
演出面で被らないよう配慮されている可能性がある。
- ちなみに現実世界の南極大陸も「凍りついた砂漠」とよばれ、降水(降雪)量が非常に少ない。
- これまでの寒冷エリアと異なる点は、
- 名前が似ている極圏と同様、夜にはオーロラが間近で観測できる。
流氷が確認できる点、BC以外は寒冷エリアばかりである点など、
フィールドの特性はMH3以降に登場した凍土に似ている
(もっとも、同じなのはあくまでもポジションで、
大地の凍土に対して海上の極海であるため、景観に関してはそこまで似ていない)。- フィールド全体が海に浮かんでおり、流氷の連なる箇所も存在している。
ハンターやモンスターはその上(海上)を移動可能なのが既存フィールドとの差別点か。
氷壁に囲まれた狭い場所や、氷の洞窟となっている場所もある*1。
- 洞窟外のエリアには氷塊があり、モンスターの攻撃を受けると崩れて散らばる。
一部の壁面にモンスターの攻撃が当たると、上部から落雪が発生する。 - 壁面には氷漬けになった植物が埋まっている個所もあり、採掘で回収できる。
- 洞窟の壁は岩ではなく氷そのものであり、
壁を隔てていても反対側のモンスターやハンターが透けて見える。
また、氷壁の向こうを極海の魚やモンスターが泳いでいるのが確認できる。 - 背景の氷壁が崩れ落ちていったり、壁内に謎の物体(後述)が確認できる。
- フィールド全体が海に浮かんでおり、流氷の連なる箇所も存在している。
- BCにはお馴染み山菜爺さんのほか、ポカラの幼体たちが昼寝をしていることもある。
この他にも様々な場所の背景として、幼体が海に浮かんでいる場面を目撃できる。
- また、地味に火山よりも採掘ポイントが多い。
植物系も含めて全て採取して回るならば、ピッケルはかなり多めに持ち込んだほうがよいだろう。
この特性と入手素材からパローネ大航祭のG級航路では恰好のスコア稼ぎポイントとなっている。- また、相対的に通常の「採取」のポイントが全エリア合計でも3つしかないなど、
採取に関してもいろいろと特殊なフィールドである。
- また、相対的に通常の「採取」のポイントが全エリア合計でも3つしかないなど、
- 近年の技術革新によってギルドが到達した場所であり、未知のモンスターが多く生息する。
いずれも極海の猛烈な環境変化に耐え抜き、適応した猛者達である。
メゼポルタ周辺では珍しい海竜種のポカラドンや、その取り巻きであるポカラ、
我々の知るところの子供アザラシに似たポカラの幼体も見ることができる。
また、極海の環境に適応するために刺々しく進化した暴鋸竜アノルパティスや、
アビオルグの亜種とされる氷獰竜ギアオルグも登場する。
近年ではブラキディオスやベリオロスなどの遷悠種に分類されるモンスターの進出も確認された。
さらに雪山の絶対者と云われる凍王龍トア・テスカトラの存在も確認されている- 上記のモンスター達はそれぞれ敵対関係にあるようで、
MHF-GのPV第2弾にてポカラドンとアノルパティスが争う様子が確認できる。
また、ギアオルグがポカラを捕食するように見える場面も存在する。
厳しい環境故に、熾烈な生存競争が繰り広げられているのかもしれない。
また、極海で保護色になる体色のモンスターが多く、
それぞれが周囲の環境を生かした技をもつのも特徴的。
- 近年、メゼポルタ近辺で突如として目撃情報が多発したアビオルグだが、
この種の起源は極海に棲んでいた獣竜種なのではないかとの説が噂されている。
共通の祖先から分化し、寒冷地で生きることのみに特化した亜種がギアオルグなのだという。 - MHF-Zでは辿異種ドドブランゴ、及びブランゴも登場するようになった。
従来の極海にはブランゴらが登場する機会はなく、辿異クエストが初となる。
ブランゴが雪山以外の通常フィールドに姿を見せることは珍しい*2。
- 上記のモンスター達はそれぞれ敵対関係にあるようで、
- 落とし穴が設置できる、主戦場となるエリア2・3が広くアクセスが容易であるなど、
同じくMHFに登場する寒冷フィールドの雪山に比べて戦い易いフィールド。
一方で、フィールド中央にあたるエリア4はかなり狭いため、
ここに逃げ込まれると途端に戦い辛い状況になる。
- MHF実装直前に行われたイベントに登場する『G級企画書2』のアイテム説明文にて、
極海の地には伝説の古龍が氷漬けにされている、という噂が公開されている。
その真相は、エリア4の氷で出来た壁面の内部に
なんとあのラオシャンロンが氷漬けにされているというもの。
ジャンボ村の坑道でも老山龍と思われる頭骨が発掘されていたが、
こちらは海に浮かぶ氷山である。何故こんな場所にいるのだろうか。
もしや生きているんじゃなかろうか
このエリアにはギアオルグやアノルパティスなどの氷を易々と砕くモンスターが現れるが、
うっかり老山龍の埋まった壁面を壊してしまわないか心配である。- なお、光の反射の関係上、夜の極海ではうまく確認出来ない
(壁が透明度を持たなくなり、至近距離まで近づいても全く見えなくなる)。
この光景を目撃したいのであれば、昼の極海クエストに赴こう。
プロモーションサイトで公開されているスクリーンショットでも、
小さいながら映り込んでいるようだ*3。
- なお、光の反射の関係上、夜の極海ではうまく確認出来ない
主な登場モンスター 
余談 
- フォワード.4アップデート時、データ上に未実装MAP(極海のもの)が見つかり話題となった。
既存フィールドの没データを削除し忘れたとみる人もいたが、一方では、- エリアの色が白と青であり、寒冷地を連想できた点。
- エリア1を反転すると極海イメージボードの地形と似ていた点
(X字状に漂う氷、障害物の位置関係などが一致する)。
- この地に登場するモンスター達はいずれもベースキャンプからそう遠くない場所を徘徊しており、
過去の新フィールドで問題視された、
モンスターに遭遇するまで長距離の移動を強いられるという難点を解消している。
MHF-G1とMHF-G2ではそれが仇となって新モンスター達が可哀想なことになってしまったが…- ちなみにポカラドンとギアオルグは、
未発覚状態ではかなり短い周期でエリア移動を繰り返すのが確認できる
(どちらも発覚後は長時間同一エリアに留まる)。
アノルパティスはクエスト開始時には氷中に潜っており、ハンターが同一エリアに入るまで姿を現さない。
- ちなみにポカラドンとギアオルグは、
- MHF-G2から2年間、この地の大型モンスターはポカラドン、ギアオルグ、アノルパティスの3頭だけであり、
狩猟可能モンスターのバリエーション不足が指摘されていた(同様の指摘は他の独自フィールドにもある)。
しかしブラキディオスの追加を皮切りに徐々に極海へ登場するモンスターも増えていき、
現在ではMHFオリジナルフィールドの中ではそこそこの数のモンスターが登場するものにはなっている。
- 2016年4月のMHF-G10以降、HR5以上のハンターならば「G級体験クエスト」が受注でき、
非G級ハンターであっても、極海を舞台としたポカラドンの狩猟体験ができるようになった。- 逆にいうと、G1からG10までの間はHR帯ハンターが極海に足を踏み入れる機会はなかった。
- このクエストはあくまで「G級要素の体験」という趣が強く、
極海の「G級から解禁される狩猟フィールドである」という特徴はG10以降も変わっていないようだ。
関連項目 
BGM/極海戦闘BGM
世界観/アクラ地方 - 極海との関連性が指摘される寒冷地域。
フィールド/凍土 - MH3以降のフィールド。寒冷地のフィールドというポジションが共通している。
フィールド/氷海 - MH4のフィールド。外観や一部の要素が似通っている。