フィールド/緋の森

Last-modified: 2026-03-31 (火) 14:09:03

MHWildsにて初登場したフィールド。「()(もり)」と読む。
隔ての砂原から川を遡った地で見つけた森林地帯。
英名は"Scarlet Forest"。

目次

概要

  • 豊富な水源と鬱蒼とした木々が広がる禁足地の一角。
    MHWildsでは隔ての砂原に次いで2番目に登場するフィールドであり、
    実に禁足地らしい独特な気候と生態系を保有している。
    • フィールドの大きさは隔ての砂原と遜色なく、エリア数は全部で19と非常に多い*1
      一つ一つのエリアはそこまで広くないようで、森らしく狭く入り組んだような地形が目立つ。
      一部は階層構造にもなっているが、流石に古代樹の森のような複雑怪奇な構造ではないようだ。
  • 荒涼とした砂原とは対照的に、水に満たされた湿地帯として豊かな自然を抱えており、
    規模の大きな大瀑布や、複数の幹が絡まり漏斗のような形状となった樹木
    気根を垂らす木々や背の低いシダ植物色鮮やかな草花などまで見られる。
    生命も豊富であり、モンスターは勿論のこと、川に生息する魚や、
    特に小さな昆虫が数多く棲息しているようだ。
    • 川や水辺など多くの箇所が水没しているが、豊穣期における水の美しさは目を見張るものがあり、
      キラキラと光を反射し、透き通った紺碧の川や湖は非常に綺麗で幻想的。
      • 一部エリアには潜水できる箇所が存在し、固定のルートの往復とフックスリンガーを用いた採取が可能。*2
        水中ルートの先には特産品が手に入る小部屋があったり、隠された釣り場があったりするので、
        見つけたら潜ってみると新たな発見があるかもしれない。
        時期によって水の濁り具合が違い、それによって見える景色が全く異なっており、
        その美しさを直に体験できるようになっている。
        またモンスターの移動ルートがこの水中ルートの近くになっており、
        ダイナミックにモンスターが泳いでいく姿を、水中から並行して泳ぎながら拝むこともできる。
      • かつてはこの魅力的な水中で狩猟ができないことを惜しまれていたが、
        第2弾タイトルアップデートで新たにエリア19が追加され、擬似的ながら本格的に水中戦が行えるようになった
        詳しくは後述
    • 一方、このような生命豊かで清涼なばかりの地ではない。
      禁足地は気候の変化毎にその姿をダイナミックに変貌させる性質があり、
      美しい豊穣期から時間が経過すると、一転して荒廃期へと投入する。
      荒廃期においてこの地を満たすのはなんと真っ赤な緋色の水であり、
      青々とした木々赤い水が流れる川という、異様な景色が広がっているのである。
      マトモな森林とは思えないロケーションはまさしく禁足地であり、
      緋の森」の名も納得の恐ろしい光景になっていると言えるだろう。
      なお、インタビューで徳田Dが溢した所によると、この色を作っているのは「赤い樹液」であるようだ。
      • ただし作中ではこの木を他の土地で育てた場合は樹液が赤くならないことが判明している。
        この赤い樹液の正体は現時点ではわからないが、緋の森という土地に根差した何かであることは間違いないようだ。
      • ちなみに星の隊の編纂者であるエリック曰くこの水は人体に対して害は無いとの事。
        「飲んでも平気だった」等と言っているあたりおそらく自分で試したのだろうが…。
        また、原因は色々考えられると前置きした上で
        「プランクトン過多」「植物由来の腐食酸が溶け出た」といった推論も披露している。
        また、「モンスターが原因で赤く見える現象」があることにも触れている。
    • 更に緋の森の変化は荒廃期に留まらない。
      この地を襲う異常気象は「集中豪雨」であり、スコールの様に吹き付ける激しい雨と、
      それによって淀み濁った河川という危険な地帯へと変貌してしまう。
      また、集中豪雨が発生している時には、この地の頂点に君臨する海竜種、
      ウズ・トゥナが姿を現すこともあるという。
      この豪雨により荒廃期の赤い水の成分が流され、豊穣期の蒼く美しい水流になるのだとか。
  • 特産品は、昆虫の多い森林らしく虫入りの琥珀と、河川らしくきれいな水棲生物
    グラス状の藻類などが採集ポイントとして存在する。
    また、獣人族が落としたと思われる古びたオタカラが採取できる事もあるようだ。
  • フィールドギミックも森林地帯を活かした特徴的なものが多い。
    一部エリアにある鋭いトゲの樹木は、乗り状態で頭に乗っている際、
    モンスターをぶつける事でトゲが思いっきり刺さり、傷口を作りやすくなっている。
    森の奥地のエリアは太いツル状植物で出来た絡まり床になっており、
    この上でモンスターを転倒させると足を取られて隙が大きくなるツタやられのような状態になる。
    また、異常気象で増水している際は、一部の滝に岩石や流木が詰まって出来た巨大な堰堤が発生し、
    フックスリンガー等で刺激する事で大規模な土石流を誘発できるギミックも存在する。
    • 特に興味深いものが、環境生物であるヤミテラシバチの巣
      低木に作られた釣鐘のような巨大な蜂の巣で、フックスリンガーで壊すとヤミテラシバチ達が怒って出てくる。
      巣を壊された彼らは怒り狂って大型モンスターのところに向かい、
      毒針で刺しまくって僅かなダメージと毒状態を与えるのだ。
      巣を壊したのはモンスターじゃないのに…
      このヤミテラシバチ、小型モンスター回復ミツムシほどは大きくないが、それでもこぶし大レベルの巨大なハチであり、
      闇照らし」の名に相応しく前方をサーチライトのような何かの器官で照らしているという特徴がある。
      モンスターやハンターの攻撃を受けるとあっけなく撃墜されてしまうものの、
      なかなか恐ろしい攻撃性と性質を持つ昆虫であろう。
      モンハン世界はモンスターじゃなくてもこんなんばっかである。
    • ヤミテラシバチと関係があるかは定かではないが、豊穣期には森の奥にこれを遥かに凌駕する超巨大な蜂の巣がある。
      壁いっぱいに何段も積み上がり、そこかしこからハチミツの垂れている巣であり、
      フィールドギミック的性質こそないものの、大量のハチミツを入手する事ができるようだ。
      一般の昆虫が生み出す巨大な巣は、新大陸のアリが作り出した大蟻塚を思い起こさせよう。
      • この蜂の巣のあるエリアはコンガ達の縄張りになっているようで、
        時にはババコンガが腹を出して寝ている事もある。また刺されるぞ
        また、モリバーもハチミツを持っている事があるため、おそらくここから採取していると思われる。
    • その他、真っ赤な食虫植物が大量に生えるエリアでは、新大陸でもお馴染みのヒカリゴケドクカズラも生えている。
      植物系のフィールドギミックも豊富であるため、豊かな自然に感謝して是非とも使わせていただこう。
      ちなみにここの食虫植物はかなり大きく、小鳥をも捕食する恐ろしいものである。
  • フィールドとして行動できる範囲は、水没した水辺と森林の概ね2種に大別できる。
    水場は一部の水棲モンスターが自由に泳げる箇所になっており、その上で戦う場合は水上戦になりやすい。
    森林のエリアの場合、古代樹の森の様に樹上も自由に行き来できる。
    フィールド内には大小さまざまな樹木が立っているが、
    このうちエリア内にある細いものはモンスターの攻撃を受けて根元からボキッと折れる事もある。
    • 水場にはガジオスやピラギル、波衣竜ウズ・トゥナなど、泳ぎの達者な海竜種が多々棲息している。
      一方、森林地帯には刺花蜘蛛ラバラ・バリナやババコンガなど独自の居を構えるモンスターも居れば、
      闢獣ドシャグマやダルトドンの様に砂原から歩いてやって来たと見られるモンスターも居る様子。
    • また、森林地帯にはこの地に古くから住んでいる獣人族であるモリバーが棲息しており、
      森の一角には彼らが集団で集まって生活している「モリバーのアジト」が存在している。
      モリバーと交流した後には、ハンター達もここに出入りできるようになる。
    上述したように隔ての砂原とは河川を通じて隣接しているのだが、
    この2つのフィールドはゲーム内でも実際に繋がっており、
    ロードを挟まず両方を直接行き来できる
  • エリア12と13の間にある洞窟からは水中に飛び込めるエリアが存在する。
    そこから飛び込んで見る水中の景色は非常に美しい。
    また、ウズ・トゥナやタマミツネはエリア移動の際、水中を泳ぐことがあるが、
    タイミングを合わせて飛び込むと、なんとウズ・トゥナと一緒に水中遊泳を行う事も可能。
    ウズ・トゥナが飛び込んだ際にはくぐもったような音がする。

  • アップデート第二弾では、上記の洞窟から繋がる新エリアであるエリア19が追加された。
    ここはラギアクルスの巣エリアとなっており、彼と水中戦を行うことができる。
    水に囲まれているだけあって魚も多く生息しており、ニュウドウイカなんかも生息している。
    アップデートでエリアが追加されるのは導きの地龍宮砦跡を彷彿とさせるが、こちらは特に理由付けされていない。
    • 水中戦の都合か、エリア19の水場で捕獲用ネットを使用すると他のエリアの水場のように沈み込まず、
      水面に張り付くような不自然な挙動を見せる。
      また、アップデート以後は上述されている洞窟内の水中に飛び込める箇所も同じような挙動になっている。
    • アップデートで追加されたエリアではあるが、存在自体はそれ以前から予見されていた。
      というのも、繋がる道が岩で塞がれていただけで陸地とそこに繋がる道自体は初期から存在しており、
      アズズバグで強引に侵入すると陸地の判定もあることが確認できていたためである。
  • モリバーを除けば現地住民は存在しないと考えられる緋の森だが、
    フィールドには古代文明のものである黒々とした石造りの建造物のようなものが見受けられる。
    自然豊かな森林の中にひっそりと紛れ込むように佇んでいるが、
    今は明らかに使用されているような様子は無く、遺跡となっている事が窺える。
    • また、木立のように見える上層部エリアの足場も、大地の背骨にツタが巻き付いて形成されている物がある事がわかる。
      下層部においても、上述されている水中などで大地の背骨を見ることができ、
      リュウヌが漏れ出している様子も確認できる。

出現モンスター

小型モンスター
ダルトドン
ランゴスタ
コンガ
ガジオス
ピラギル
ハルプス
大型モンスター
ババコンガ
ドシャグマ
イャンクック
リオレイア
リオレウス
アルシュベルド
ラギアクルス
タマミツネ
ウズ・トゥナ
ラバラ・バリナ

登場するモンスターについて

  • 隔ての砂原は殆どのモンスターが新規モンスターになっているが、
    こちらはランゴスタやコンガ一族、イャンクックにリオレイアなど、既存のモンスターも比較的多めである。
    雨の多い森林地帯という環境が、落雷の多発する砂原燃え盛る油田といった
    他の禁足地に比べるとかなりマトモである事も関係しているかもしれない。
  • また水棲傾向が強い海竜種が多く大型小型合わせて第二弾アップデートの時点で五種類が生息しており
    うち三種類は本作においてはこのフィールドでのみ出現する。
    もちろんそれぞれが遊泳するモーションを持ち、特に大型三種類のそれは必見である。

出現環境生物

環境生物
回復ミツムシ
大回復ミツムシ
カイフクコロモムシ
スタミナライチュウ
シビレガスガエル
閃光羽虫
光蟲
不死虫
にが虫
ヤミテラシバチ
楔虫
アワウタイズク
ビセイウタイズク
ヨツバカゲロウ
皇帝バッタ
コノハコビアリ
モリサカズキガニ
コットウサカズキガニ
クラマシゲッコー
オメカシプテルス
ケンランプテルス
ハナショウジョウ
ヒミズキノボリウオ
ホシクズイクチス
カスミジョロウ
キザシヤンマ
センバチョウ
ジュエルコガネ
プレミアジュエルコガネ
ドスヘラクレス
ゴールデンヘラクレス
ウロコウモリ
釣魚
カンランアミア
サシミウオ
キレアジ
黄金魚
白金魚
ハレツアロワナ
バクレツアロワナ
小金魚
バクヤクデメキン
コモチアミア
エスカナイト
グランドエスカナイト
カセキカンス
ドストレバリーパーチ
ガライーバ
ダイオウカジキ
大食いマグロ
ニュウドウイカ

余談

  • 漫画版モンスタ―ハンターでは「火の森」という猟団が登場していた事があり、
    読み方も本フィールドと同じ「ひのもり」…と思いきや
    なんと「ヴァルドブランド」という実に少年漫画らしいルビが振られている。
    当然ながら緋の森とは特に関係ないし、意識されている訳でもないと思われる。
  • 赤い水が流れる川は現実世界にも存在しており、特にオーストラリア大陸南端タスマニア島南西部のものが知られている。
    この島の湿地には紅茶と同じ赤い色素「タンニン」を含むイネ科の植物・ボタングラスが繁茂しており、
    オセアニア特有の大量に降り注ぐ雨によってタンニンが溶け出した水の流れる川が赤く染まっているのである。
    また、これらの川が流れ込む汽水地帯バサースト湾は、色素の影響により水深僅か8メートルで光の届かなくなる暗黒の水域であり、
    その暗さと水流の安定した環境故に、ごく浅い内陸部の水域にも拘らず、多数の深海生物が棲息する特異な生態系が構築されている。
    • しかし緋の森の下流部である隔ての砂漠には、やや土色に濁っただけの普通の川が流れていて、
      季節が変化しても赤い水は少しも見られない。
      何らかの理由で赤い樹液の成分は下流まで流れ出しては来ないらしい。
  • モリバー達は古代文明時代の自分たちの立場を「オスソリのズジサ(汚水処理の従事者)」であったと称している。
    また、守人の記録によれば緋の森の豪雨は有害物質を洗い流すために設定された天候操作であるという。
    こうした情報から、古代の緋の森は今で言う下水処理施設や遊水地のようなもの、
    あるいは、定期的に豪雨で洗い流さねばならないほど頻繁に有害物質が生じて蓄積するような環境だったようだ。
    それが化学プラントのようなものだったのか、豊富な生物によって生じる有機的なものだったのか等までは、今となっては判らないが…。
    そんなものを雨で押し流して下流にある隔ての砂漠は大丈夫なのだろうか?
    もしや砂嵐に伴う落雷で原子(イオン)レベルにまで電気分解しているのだろうか…?
    • 現在で毒素らしい毒素と言えばアズズで定期的に執り行われる火走りの祭事や*3
      鎧玉・ナナイロカネ錬成に生じる産業廃棄物が考えられるものの*4
      序盤にエリックがよりにもよって毒素まみれのはずである荒廃期の水を飲んでも平気だったあたり
      毒素の正体は現在における物質ではなく、在りし日における何かしらの物質と見られる。
  • ストーリー中にシルドで聞くことができる会話で、以下のようなものがある。

    ヴェルレ:ねぇ、外にはまだ大火窯の大工房があるんでしょ?
    ヴェルレ:豪雨の機構も、まだ動いてる?
    アルマ:豪雨といえば森ですが、
    そこにはモリバーが暮らしていますよ。
    ヴェルレ:え? 今は森なの?
    モリバーもまだいるんだ、見たことないけど。

    つまり、緋の森が現在のように森になったのは竜都文明が崩壊して以降ということになる。
    モリバーが汚水処理に従事していた当時は、竜都の廃道などから見られる都市に近いようなフィールドだったのだろうか。
  • BCがフィールドの端に存在する関係で、BCから最奥の戦闘エリアまでが最も遠いフィールドである。
    きちんと吟味して簡易キャンプを配置していれば各エリアへのアクセスは悪くないが、
    野良でキャンプを全く建てていないホストに遭遇した場合などは最長で90秒弱にわたる移動を強いられることも。

関連項目

世界観/禁足地
世界観/モリバーのアジト
フィールド/隔ての砂原 - 隣接する狩猟地
フィールド/油涌き谷 - 隣接する狩猟地
フィールド/雨
世界観/古代文明
フィールド/水没林 - 水に満たされた森林地帯の先輩。
フィールド/原生林 - 同上。
フィールド/獄泉郷 - 赤く染まった水が流れるフィールドの先輩。


*1 第2弾タイトルアップデート時点。発売時点では18。
*2 これは隔ての砂原にも存在する
*3 油涌き谷が火走りの時は緋の森は荒廃期である。
*4 各地の異常気象も火走り→集中豪雨→砂嵐の順番と産業廃棄物の2段階処理という考察に辻褄が合う。