モンスター/アケノシルム

Last-modified: 2021-04-17 (土) 21:00:39
種族
鳥竜種
別名
傘鳥(さんちょう)
英語表記
Aknosom
危険度
MHRise:★2
登場作品
MHRise
狩猟地
大社跡, 寒冷群島

目次

生態・特徴

それほど気温の高くない地域に生息する大型の鳥竜種。
白い羽毛のような鱗と末端に近付くにつれて赤みを帯びる翼、口紅の如く赤色に染まった細長い嘴、
そして後頭部に備わる傘のように展開する巨大な鶏冠が特徴。
イャンクックなどの他の大型鳥竜種と比較すると体格はやや細身。
特に頭部は小さいものの、前述の嘴や鶏冠によって意外に大きく見える。
地上では翼を自分の前で交差するように構えつつ片足だけで立った体勢を取る場合が多く、
無警戒の場合はそのまま地面を蹴って跳ねるようにして移動する事もある。
骨の間にある翼膜が普段はピンと張っておらず、傘の布地の如く折り重なるような構造をしている。
広がる鶏冠を構成する骨の付け根(およそ「鼻先」に相当する個所)には、もう一つの独立した鶏冠がある。
このもう一つの鶏冠は楕円形で、中央が黒く染まっており、
それそのものが一つの巨大な目玉のようにも見える。
後頭部の鶏冠を展開した場合は前の鶏冠がそれに重なるような配置となり、
それは広げられた赤い唐傘の中央に大きな一つ目が存在しているかのように見える。
前述した片足立ちの体勢も含めたその姿は「番傘もどきのお化け鳥」と評されており、
ハンターズギルドからは《傘鳥》とも呼ばれ、一部のハンターの間では「変幻の唐傘」という異名でも知られている。
真夜中の山中などで遭遇した場合などではさすがに不気味さが拭えないが、
全体的な白色に鶏冠や翼の赤という配色が美しく、初見ではその妖美な立ち姿から油断しがち。
しかし縄張り意識が強く、鳥竜種の中では比較的攻撃性の強い性格で、
アケノシルムが鶏冠を展開するのは基本的には外敵に対しての威嚇目的である。
この姿を見てもその場から立ち去らない相手は外敵と判断し、
唸るような低い咆哮を合図とするように積極的な排撃を開始する。
鋭い脚の爪や先端部が鉤状に曲がった尻尾などは勿論、
特徴的な翼や鶏冠も戦闘においては立派な武器に化ける。
翼の縁には鋭い翼爪が生え揃っており、この翼ごと振るう事で敵を切り裂いたり、
展開した鶏冠ごと力強く打ち付ける頭突きや、
逆に鶏冠を畳んで先端部を槍のように突き出して突進するなどの攻撃を仕掛ける。
攻撃そのものは大振りなものが多いが、見た目以上にパワフルであり、
人間のような小柄な生物を勢いよく吹き飛ばせるほどの一撃を繰り出す事もあるので決して侮ることはできない。
また、距離を置こうとする相手には口から発火性の体液を吐き掛けてくる。
この体液は球状に纏められた状態で吐き出され、
地面などに着弾するとその場に炎を残しながら跳ねるように転がっていく場合もある。
時には上空へ向けて複数発の火球を放ったり、自ら空中に飛び立って連発するなどして
雨のように広範囲に炎を降り注がせるという技を見せる。
怒ると改めて鶏冠を限界まで展開し、嘴から炎を漏らしながらより激しく攻撃を繰り出す。
ちなみに細く鋭い嘴を外敵に対する武器として用いる事は少なく、
頭突きなどで虫の巣などを叩き壊し、そこから逃げ出そうとする獲物を啄んで捕食する。
鶏冠を用いた攻撃が特に強力である反面、その鶏冠が頭頂部及び後頭部に位置しているため、
これを用いた頭突きや突進を繰り出す瞬間や攻撃の最中に前方を確認できず、
状況判断に遅れが生じる危険性があるという弱点を抱えている。
あるハンターからは寒冷群島にて人魚竜イソネミクニと縄張り争いを繰り広げていたアケノシルムが、
突進攻撃を仕掛けるもイソネミクニが吐き出した睡眠ブレスに前方不注意のまま突っ込んでしまい、
攻撃が届く前に睡魔に負けて倒れ伏してしまったという報告が挙げられている。
アケノシルムの持つ鱗は気品のある白色が美しい事から人気が高く、
特に羽のように発達した鱗(羽鱗)は非常に丈夫で軽く、素材としての有用性も高い。
その中でも上質なものはその頑丈さや鋭さからそのままでも刃物に、何層にも重なれば盾にも加工できるとされる。
また、工芸品や傘の素材としての需要も高く、様々な用途で行商人から貴族にまで幅広く重宝されている。

概要

     暮夜の竹林おどろおどろと 番傘もどきのお化け鳥
佳麗妖美とご油断めさるな 平紙ひらけば 血の雨ざぁざぁ
  • MHRiseの発表と同時公開された、鳥竜種の大型モンスター。
    別名の「傘鳥」は"かさどり"ではなく"さんちょう"と読む。
  • MHRiseに数多登場する妖怪をモチーフとした新モンスターであり、
    アケノシルムはよく知られた妖怪である「唐傘お化け(からかさ小僧)」が基となっている。
    モチーフに関する詳細は別項を参照されたし
    • パッと見ただけでも両翼が畳まれた傘に見えるという秀逸なデザインだが、
      アケノシルムには""のイメージも含まれており、よく片足立ちを行う。
      それに合わせて両翼で胴体を隠す姿勢を取ることがあるのだが、
      この時に頭部のトサカ(真ん中の黒い模様が目玉に見える)が強調され、
      さらに翼の赤い模様がベロンと出た舌に見えることで、まさしく「唐傘お化け」の姿になる。
      モンスターアイコンでは額の模様がかなり大きく描かれて強調されており、元ネタが非常にわかりやすい。
      「妖怪+現実の生き物」というデザインが多いRiseのモンスターの中でも親和性は特に高く、
      元の妖怪の知名度もあって、発表早々に大きな関心を寄せられたモンスターである。
    • ちなみに尻尾にも傘の影響があり、先の部分が丸く曲がっている。
      その見た目は傘の持ち手(ハンドル)を連想させる。
    • これまでの大型鳥竜種は鳥さながらの足でありながら元気に走り回るものが多かったが
      アケノシルムの足は非常に細く、ひょいひょいと小さく跳ねるようなステップを取ることが多い。
      片足立ちの際は元ネタのイメージさながらにぴょこんと小さく跳ねるなど芸が細かい。
  • 旧作ファンからは怪鳥イャンクックとの類似点も指摘されている。
    「頭部に展開するトサカを持つ大型の鳥竜種」という特徴がイャンクックとは一致している他、
    口から複数発の火炎液を放つというところまで似通っている。
    ポジション的にも、「中型モンスターを乗り越えた初心者の前に立ちはだかる最初の大型モンスター」であり、
    類似している点が多い。
    ただし、クチバシの構造*1や豊富な羽毛が生えている点などアケノシルムとの相違点も多い。
    また後述するように戦闘面では独特なモーションも多く、
    いわゆる「先生」役とは少し立ち位置が異なる感もある。
  • 火属性を扱うモンスターではあるが、珍しく寒冷群島に進出している。
    日本で「ツル」というとタンチョウをイメージする人が多く、国内では北海道に生息することから、
    その基準で言うならば不思議ではない生息地ではある*2
  • 縄張り意識が強いとされ、デザイン画に「肉食相手でも怖気づかない」とある。
    大型鳥竜種は臆病な気質を強調されるモンスターが多いが、アケノシルムはやや強気な性格の持ち主と言えよう。
    • そんな気質が反映されてか、MHRiseではメインモンスターであるマガイマガドとの縄張り争いが存在する。
      モーション自体はリオレウスvsマガイマガドのものと同様。
      あちらと違ってマガイマガドに一矢報いることはできずに終わるが、
      本種がかの空の王者にも引けを取らないほどの機動力を持っていることが伺える。
    • また、自身と同じくMHRiseの新顔モンスターである海竜種・イソネミクニとも縄張り争いを繰り広げる。
      序盤はアケノシルム側が先制し、俊敏かつ美麗な体捌きでイソネミクニを撹乱、
      一瞬の虚を突いたサマーソルトキックで相手に見事な一撃をお見舞いしてみせる。
      しかし、イソネミクニ自慢の長い身体を生かした横回転のヘッドバットで反撃され、
      吹き飛ばされて相手との距離を離されてしまう。
      その後もアケノシルムは臆せず再度の突進を試みるが、距離を詰め切ることは出来ず、
      最後にはイソネミクニの秘技・全方位睡眠ブレスの餌食となり、敵への道半ばにして前のめりに倒れ伏してしまう。
      結果、この2体の縄張り争いの後にはスヤスヤと寝息を立てて眠るアケノシルムが残されることになる。
      • この二匹は集会所上位、操虫棍の入れ替え技習得クエストにて同時狩猟対象となる。
        確定出現するため、縄張り争いが見たい人は是非挑戦してみよう。

戦闘能力

  • 大型鳥竜種らしく飛行を交えた肉弾技を行う他、火炎液を得意とする。
    全体的な傾向として動きが大振りであり、攻撃の予兆に関しては判別しやすい。
    一方で、空中技や突進技などの挙動がトリッキーなため、力押しに出ると痛い目に遭う。
    避けるときは避け、安全な時に攻撃することを意識すれば、攻略が難しいモンスターではない。
  • 口から吐き出す火炎液は一発ずつ連続で放つ傾向がある。
    この火炎液が地面に着弾すると、しばらくその場で消えずに燃え続ける。
    また、この火炎液は1回バウンドするのでリオス種などのブレスとは勝手が違ってくるので注意する必要がある。
    炎上範囲はやや狭いため炎妃龍の蒼炎と比べると大人しいが、
    それでも一度に複数発放つため、連発されるとちょっとした焦土が出来上がる。
    • ちなみに地上で3wayで火炎液を放つ*3時に限り、放った液が2回バウンドしてから着弾する
      という特徴がある。
      その為、地上で放たれた場合は炎上範囲がバウンドした分だけ増えるので注意が必要である。
    • 空中に向けて連続でいくつも放ってくることもあり、
      文字通りの火の雨が降り注ぐ光景が見られることも。
  • アケノシルムの大きな武器として、頭部にある大きなトサカが挙げられる。
    イャンガルルガのような嘴を地面にぶっ刺す行動の際同時にトサカも地面にたたきつけてくる。
    これにハンターが当たると吹っ飛び【特大】状態になる。
    更にダウン中のハンターに強烈な追撃を仕掛けてくるのだが、この追撃がかなりの威力を持っており、
    先の攻撃と合わせて一瞬で体力をゴッソリ削られる。くれぐれも残りの体力に余裕を持って戦おう。
    直撃を避けても周囲に風圧を伴うため、行動を制限されることが多い。
    アケノシルム自身もその頭部の強力さを自覚しているのか、コンボフィニッシュさながらに
    様々な行動から傘の石突きのごとく嘴を地面にぶち込んでくる。
    また、突進の際にもトサカを前方に突き出しながら走る姿勢を取る。これは傘の状態で挙動が変化し、
    傘を開いている時は範囲が広いが速度は少し落ち、ふらつくようなジグザグ軌道、
    傘を閉じると範囲は狭いが刺すような速度でストレートに突っ込んでくるという違いがある。
    特に開いている時は回避してもそのままUターンしてもう一度向かってくることもあり油断できない。
    額をぶつけようと頭を下げながら突進する様はボルボロスを連想させる。
    • この大きなトサカの部位名は、そのものズバリ「傘」
      切断に対しては脆弱だが、打撃や射撃に対しては頭部よりも強く、まさしく傘として機能する。
      • なお、全体的に水属性に弱いが、トサカには水属性が一切通じない。
        文字通りの傘として水よけの役目も持っているのだろうか。
        第二弱点の雷属性だけはトサカにもよく通るので、属性武器を使うならば雷の方が適している。
        自慢の傘も雷までは防げないということか
  • 傘だけでなく、昨今の鳥竜種らしく脚や大きな翼も武器として使う。
    特に翼を地面に這わせるように薙ぎ払う攻撃は範囲が非常に広く回避しづらい。
    軽い跳躍から脚を使う攻撃の後は大抵嘴(とトサカ)が襲ってくるので小技でも油断はできない。
    また、鳴き声と共にこちらに尾を向けるように2ステップした後は
    大仰なムーンサルトのごとき空中攻撃を繰り出してくる。
    • ムーンサルトといえばリオレイアのものが有名だが、
      本来ムーンサルトは様々な回転を織り交ぜたものであり、
      その意味ではアケノシルムの攻撃の方が本来の意味に近い挙動である。
  • 操竜時の性能が極めて高い。
    足が速い為に遠方から引っ張りやすい上に、強攻撃の2連クチバシは出が早く、
    仮に先手を取られて怯んでも反撃の強攻撃が確実に先手を取り返す為、
    強攻撃→回避を繰り返すだけで何も考えなくともほぼ確実に相手を封殺できる。
    狩猟対象の近くにいるようなら活用したい。

武具

  • Twitterの映像見聞録にてアケノシルムの装備が公開されている。
    さぞ和風になるのだろう……と思いきや、まさかの細剣を携えた西洋鎧のような外観である。
    その精悍な見た目はアグナコトルの防具を連想させ、
    白い甲冑にアクセントの赤色が映えるデザインは序盤のモンスター防具には見えないほど。
    一方で作り方は素材を折り込み重ね合わされており、折り紙のような構造になっているため、
    こう見えて和風要素も折り込み済みである。誰が上手いこと言えと
    公式の紹介文に曰く、「傘鳥の素材を巧みに重ね折った柔軟性と強度は折り紙つき」。 だから誰が上手いこと言えと
    極め付けに、折り紙デザインのスラッシュアックスの製作・強化にも素材を要求される。
  • 武器は傘を連想させる部分と一つ目の意匠が特徴的。
    こちらも概ね西洋風のデザインとなっており、戦旗をあしらったスラッシュアックスやメイス型の操虫棍、
    マスケット銃に似たシルエットの双剣など秀逸なデザインが光る。
    特に体験版では、大剣がそのヒロイックな見た目で人気を集めている。
    ランスの武器紹介にて火属性エフェクトが発生していることが確認できる。

余談

  • Riseのグッズとして一部の新モンスターのぬいぐるみ化が発表されており、
    アケノシルムはヨツミワドウ、オサイズチ、マガイマガドと共に商品化されている。
    ただ、アケノシルムはなぜか翼を前で合わせて上目遣いをしており、
    妙に可愛いと評判である。
  • 名前の内、「シルム(Schirm)」はドイツ語で"傘"を意味している。
    「アケノ」は恐らく「朱(あけ)の」と表記し、リオレウス登場ムービーでも使われている通り赤色のこと。
    つまり「アケノシルム」は「赤い傘」という意味だろう。

モチーフについて

  • モチーフとなった妖怪である「から傘お化け」は「からかさ小僧」とも呼ばれることが多い。
    一般的なイメージとしては「赤いボロ傘」「一つ目」「下駄をはいた一本足立ち」
    「腕は生えていない、あるいは破れた穴から屈強な腕が出ている」
    「大きな口があり、常に舌をペロリと垂らしている」といった所だろう。
    足が一本しかないためピョンピョンと跳ね回る姿はどこか笑いを誘う。
    特徴的なビジュアルから仮装の対象とされることも多く、お化け屋敷でも馴染み深い妖怪である。
    • 一方、その知名度に対して地域に根差した伝承が少ないとも言われている。
      そのため「如何なる存在なのか」についてあまり実態が判っていない。
      書籍によって「付喪神(つくも神)」という妖怪の一種として紹介されることが多いが。
      これについても確たる話ではないという。
      一説には「妖怪絵巻で描かれた傘のお化けが人気を集めて広まった」ともされる。
    • 「付喪神の一種」とみなして解説すると、ぞんざいな扱いを受けた傘が変化した物である。
      大昔から「傘を忘れた」という逸話には事欠かないように忘れ傘は多々発生しており、
      また昔の和傘は和紙を用いた構造故に破れやすく、杜撰に扱うとすぐ壊れてしまう。
      番傘のように最初から壊れることを前提に粗末な造りの傘もあるなど、
      「身近なものであり、忘れやすく壊れやすい」和傘には感傷が持たれたことだろう。
      一方、付喪神は長い年月を経た道具に精霊が宿ったものを指す言葉で、
      この内忘れ去られたり捨てられたりといった扱いを受けた道具は悪さをする。
      これが妖怪としての付喪神だが、本来はもっと包括的な信仰の対象だったようだ。
      • この「粗末に扱われた道具に恨みが宿る」という付喪神の要素を酌んでいる場合、
        元の持ち主に復讐をしかけたりといった描かれ方をすることもある。
        これは「傘を大事に扱うように」という教訓を込めてのことだろう。
    • 一方、付喪神以外の解釈例としては単純に傘に化けた妖怪とみなされる場合がある。
      いわゆる擬態であり、獲物である人間が手に取った瞬間襲い掛かるのだという。
      こちらは「他人の傘を勝手に使わない」という教訓だろうが、とんだ罠である。
  • ある意味出典よりもミステリアスなのは「傘の中がどうなっているのか」であろう。
  • 妖怪絵巻には唐傘だけでなく様々な「道具が変化した妖怪」が描かれていたのだが、
    今日においては、それらよりも頭一つ抜ける形で唐傘お化けが知名度を獲得している格好になっている。
    これは当然ながら「雨の日に傘を使う」日本文化が今日までそのまま続いていることが大きいだろう。
    西洋文化に迎合してレインコートが主流になっていた場合、傘ごと廃れていた可能性は大いに考えうる。
    • また、妖怪を扱う作品で大きく取り上げられていることも知名度の一因だろう。
      『ゲゲゲの鬼太郎』では広く知られているからか、メインキャラではない場合でも好待遇で描かれる機会が多い。
  • もう一つのモチーフと思われるのは「山に住み火を口から出す一本足のツルの妖怪」という
    そのままの要素を持つ中国妖怪の「ヒッポウ」。こちらは日本ではマイナーなため、話題に出ることは少なかった。
    • 幾ら何でもマイナーすぎるということでヒッポウ以外の「火を使う理由」を見つけようとするユーザーからは、
      アケノシルムはサギ(鷺)がモチーフに含まれているという点に着目し、
      「青鷺火」などや一本足から「一本だたら」がモチーフではないかとする説が出ていた。
      • 一本だたらは片足片目の妖怪で、一説によると「たたら製鉄で働く職人」が基になったと言われる。
        火を眺めすぎて片目だけ失明するというもので、実際にMHシリーズにも隻眼になった親方が登場する。
        また片足でふいごなどを扱う内に片脚がおかしくなる結果、妖怪に例えられたのだとする説である。
        これであれば火属性を扱うことも不思議ではないが……?
    • 鳥の姿で火をまとう妖怪には「ふらり火」が居る。
      ただし、妖怪画に描かれただけの存在でありどのような妖怪なのかはあまり定まっていないという。
  • MHシリーズでも和傘は登場している。
    武器として登場する作品もあり、MHFでは「唐傘ノ剣」(片手剣)、
    MHXRでは「唐傘一本足」(大剣)というものが存在する。
    • 唐傘ノ剣は片手剣ということで、盾として提灯も付属している。
      傘も提灯もコミカルなデザインだが、性能は一級品の闇属性片手剣である。
    • 一方、唐傘一本足は破れた傘の奥から不気味な赤い目が覗くという
      ホラーチックなデザイン。
      こちらは「幻妖奇譚【怪異】」なる武技でモンスターを拘束できる優れ物であった。
  • ちなみに、傘のような姿になる、ツルのような鳥は、現実にも存在している。
    アフリカの水辺に生息している、クロコサギというサギの仲間がそれで、魚などを捕らえる際に、体をすっぽりと
    覆うように翼を広げるのだが、その姿が傘そっくりである。この習性には、水面の日光の反射を抑え、
    水中を見やすくしたり、物陰に隠れる習性のある魚をおびき寄せたりする役割があると考えられている。

素材

傘鳥の鱗
アケノシルムの鱗。白く光る鱗は気品があり、人気の素材。
より上質なものは「上鱗」と呼ばれ、
その美しい鱗から織りなされる武具は貴族を守る近衛騎士に好まれる。
傘鳥の羽鱗
アケノシルムの羽状の鱗。丈夫ながら軽量な特性を持つ。
傘の羽の素材として重宝される。
より上質なものは「上羽鱗」と呼ばれ、薄いが頑丈な素材であり、
そのままでも刃に、何層にも重ねることで盾に加工することができる。
傘鳥のクチバシ
アケノシルムのクチバシ。
口紅を差したような見た目が美しく、工芸品に利用される。
傘鳥のトサカ
アケノシルムのトサカ。
額部分の目玉のような模様は、有名な怪談の題材となっている。
より大きく発達したものは「大トサカ」と呼ばれ、飾り扇子の如く雅な存在感を放つ。

関連項目

武器/番傘 - 和傘をモチーフにした大剣。「唐傘一本足」についても解説あり。
武器/ダークフリルパラソル - 日傘をモチーフにしたライトボウガン。落し物の傘をベース素材とする。
アイテム/落し物の傘 - 前述のダークフリルパラソルのベース素材に使われる傘。
モンスター/ホロロホルル - 別名が偶然にも夜鳥(ヌエ)という妖怪の名前の先輩鳥竜
モンスター/プケプケ亜種 - 同上。ただしこちらは水妖鳥と大分アバウト。


*1 イャンクックはクチバシが目を含むほど巨大だが、アケノシルムは細長く小振りなクチバシである。
*2 ツル全体では暖かい気候を好む種も多い。またタンチョウも極端な寒気を避けるため越冬を行う種である。
*3 リオレイアと同じモーション