モンスター/アルシュベルド

Last-modified: 2026-03-02 (月) 12:56:35
種族
飛竜種
別名
鎖刃竜(さじんりゅう)
英語表記
Arkveld
登場作品
MHWilds, MHST3
狩猟地
隔ての砂原, 緋の森, 油涌き谷, 氷霧の断崖, 竜都の跡形

目次

生態・特徴

概要
太古の昔に滅び去り、情報のみが知られていた『絶滅種』。
近年になり東地域の禁足地で再発見され、後述する極めて複雑な経緯の末に「未知のモンスター」として認定された。
これを踏まえ、以降は本種について
・情報のみが現世に残る、過去存在していた本種を『絶滅種
現在禁足地に生息する本種を『鎖刃竜
・禁足地で鳥の隊を中心に調査された個体を『白の孤影
...と、特別に呼び分けるものとする。
『鎖刃竜』の生態・特性
白い甲殻と2本の角、そして鎖状に発達した器官”鎖刃”を備えた翼を特徴とする大型のモンスター。
食性は肉食であり、隔ての砂原ではダルトドンやケラトノス等の小型モンスターを鎖刃を用いて捕食する姿が目撃されている。
特殊な経緯を経て確認された鎖刃竜であるが、既知のモンスター同様に睡眠や水分補給を行う他、
従来の罠と麻酔薬を用いて捕獲が可能である。
原始的な飛竜らと同じく翼と後ろ脚による四脚歩行を行うが、
必要に迫られた場合は問題なく飛行を行う様子が確認されている。
頭部と背面は色が抜けたかのような白い鱗及び甲殻に覆われている。
これらは重厚かつ密度が高く極めて堅牢であり、
折り重なるようにして生え揃った甲殻はさながら甲冑のように体を覆っている。
同時に飛竜種としては希有なことに豊富な体毛を持ち、前脚や下顎から首にかけて、
そして尾に白く強度の高い体毛を備えている。
鎖刃竜の翼は轟竜などの原始的な飛竜と近しい形質も見られるものの、
他種の生物と比較しても異質な構造が多い。
従来ならば皮膜が存在する箇所には体毛で形作られた翼のような部位が、
そして外側に鎖刃が位置し、これらによって翼が構成されている。
このため、本種の翼は鎖翼と呼称されている。
本種の最大の特徴は鎖翼外縁部に位置する鎖刃と呼ばれる器官である。
通常時は折り畳まれ翼と一体化しているものの、
本種が臨戦態勢に突入するなどの際に展開され、長大な鎖状の正体を露わにする。
これは複数の甲殻"鎖刃甲"と伸縮性のある筋繊維によって成り立っており、
まるで鎖のように自在に曲げ伸ばしすることを可能としている。
この特殊な筋繊維は一目見て受ける印象とは裏腹に並外れた筋力を備え、
ひとたび鎖刃が巻きつけば煌雷竜のような大柄な飛竜であろうとそのまま組み伏せることが可能である。
また鎖刃甲は一つ一つが巨大であるため、ただ振り下ろすという
単純な攻撃であろうと無慈悲な破壊力を生み出す。
本種が外敵と交戦する際にはこの鎖刃を積極的に武器として振るい、
瞬く間に追い詰めていく戦法をとる。
その攻撃方法は伸展させ鞭のように叩きつける、絡みつかせ捕縛する、
折り畳み大剣の如く振り下ろすなどの多彩な技が確認されている。
しかし柔軟性の代償として非常に繊細な部位であり、斬撃や打撃等の外傷に弱く、
本種の最大の弱点ともなっている。
『絶滅種』の発見と禁足地での調査
先述した通り、ハンターズギルドに『絶滅種』アルシュベルドの現存が認知されたのは、
禁足地で本種の1個体に故郷を襲われ保護された少年・ナタの証言によるものである。
彼の証言を元に、ハンターズギルドは腕利きのハンターや加工屋、学術院の学者らを招聘し禁足地調査隊を発足し、
ナタの一族である守人たちの救助と、歴史上で初めて発見されたアルシュベルドの生存個体白の孤影」の調査を開始する。
前述した外見的特性や、鎖刃を用いて外部の属性エネルギーを吸収する能力は、
本個体とウズ・トゥナやレ・ダウとの交戦を目撃した鳥の隊・星の隊の報告により判明したものである。
その後、一行はナタの故郷で本個体の真相を知る「守人の一族」との接触に成功。
その一員から、本種に関する俄には信じがたい事実が告げられた。
※以降、此度の禁足地調査で判明した重要事項を含む。
『白の孤影』の最期
『絶滅種』アルシュベルドは、禁足地においても太古に絶滅していた
ハンターズギルドが追っていた本個体の正体は、
「かつて東地域を支配した超古代文明により製造されし「護竜(ガーディアン)」の1体」だった。
護竜とは既存のあらゆる生命体と全く異なる「造竜種」であり、古代文明の技術で1から造られ
竜乳のみをエネルギー源とし、外的要因を除けば永遠に生き続け、食事や繁殖を行う機能は根本から消失している

古代文明の守護者として制御され、その滅亡と共に繭に封印され眠りについたと思われた護竜だが、
竜乳の根源である「龍灯」のゾ・シア寄生に起因する活性化が始まったことで、徐々に目覚め始める。
護竜は製造の際、使命の遂行に最適な任意のモンスター種から、模倣した外見と能力を付与されるが、
同時にそのモンスターが持つ特性も色濃く引き継ぐとされる。
目覚めた『護竜』アルシュベルドは元となった「絶滅種」の生態を受け継いだ結果、故郷を抜け出し、
属性エネルギーを糧に生物としての機能を手に入れる「原種返り」を果たそうとしていたのである。
しかし、本個体は獲得した本能を制御できず、捕食・属性吸収・竜乳吸収全てを止められなかったゆえに
エネルギー過多に陥り、際限なく他者を屠り血肉とエネルギーを貪る生態系の脅威と化してしまう。
鳥の隊により『護竜』アルシュベルド及び龍灯に宿った【災】は討伐され、
禁足地とその住民及び生態系は滅亡の危機から救われた。
野生に返りし『鎖刃竜』
その後、鳥の隊が隔ての砂原にて本種の体毛と、現存するあらゆるモンスターと合致しない孵化した卵の殻を発見。
調査の結果、属性エネルギーによる「原種返り」に成功し、
護竜ではなく1頭の野生の竜として命を繋いだアルシュベルドの存在が確認された。
その後、龍灯が今度はゴア・マガラの狂竜ウイルスに感染したことで再び異常が発生、
錬竜脈を通して狂竜ウイルスの影響を受けた各地の頂点捕食者から、
件の個体がエネルギーを吸収したことで生物濃縮を起こし、
狂竜症同然の暴走状態に陥ったことで討伐の判断が下される。
しかし、この事例を皮切りに「原種返り」を果たした個体、あるいは彼らから産み落とされたと思わしき個体が
禁足地一帯で目撃されるようになった。
こうしてハンターズギルドは、本モンスターを「未知の飛竜種」として認定、
改めて『鎖刃竜アルシュベルドの調査を進める事となったのである。

概要

  • 改めて、MHWildsで初登場した看板モンスター。
    MHWildsがモンハン20周年の作品と相成った*1ため、
    本種も20周年記念で誕生したメインモンスターであると言える*2
    その存在が発表されたのは極めて遅く、本作が発表された2023年12月8日から、
    なんと292日が経過した2024年9月25日、プロモーション映像第4弾*3にて初めて公開された、
    という数ある看板の中でもとんでもないほど待ちに待った登場と相成った。
    もともとMHWildsは発表がかなり早く、初報から次の情報が出るまで半年近くかかったとはいえ、
    作品の顔が10ヵ月近くも公開されなかったのは過去作の中でも例に無いほどの重役出勤となったと言えよう。
    • この関係上、アルシュベルドが公開されるまでのメインビジュアルは、
      最初のフィールドである隔ての砂原における代表的な新モンスター、闢獣ドシャグマが務めていた。
      また、隔ての砂原の頂点に君臨する煌雷竜レ・ダウが公開された際は、
      そちらがメインモンスターなのではないかと勘違いされる事もあった。
    • こうした采配は、PV3まで姿を現さず、それまではシリーズの顔たるリオレウス
      新モンスター筆頭のアンジャナフにパッケージを任せていた、
      MHWorldのメインモンスターであるネルギガンテを思わせる。
      とはいえ、こちらはたかだか3ヵ月程度の間、存在が秘されていただけだが…。
    一方、ゲーム本編の試遊・先行体験ではストーリーの一部を見る事が出来たため、
    そこで「絶滅種」が物語の重要な鍵を握ることは分かっていたとも言える。
    まぁそれでも初報から9ヵ月は経っているのだが…
    存在が公開された後はメインパッケージをしっかりと飾り、絶滅種である事や物語に大きく絡むことも喧伝された。
  • 本種は権威ある学術院から、既に絶滅したモンスターであると認識されている。
    それ故に文献に名を残すこともなく、詳細な情報も分からない謎の存在とされていた。
    それを反映してか発売前はアルシュベルドの分類、並びに種族について完全に伏せられていた
    勿論、MHWilds作中でも最初はその正体は全くの謎に包まれており、
    具体的な分類や、何故絶滅種とされた本種が現代で確認されたのか…といった数々の疑問は
    ゲーム本編を進め調査し、解き明かされていくものとなっている。
    • 絶滅種という存在は本種が初出の概念ではなく、設定資料集である「ハンター大全」など、
      ゲーム本編、つまり表には出てくることのない裏設定として情報が語られている。
      このためメインシリーズで堂々と絶滅種について取り上げられた本作は、
      設定を知る往年のファンにとって大きな衝撃を齎すことになった。
    • なお、「絶滅種」というのはあくまでも「絶滅したモンスター」というだけであり、
      ゴア・マガラなどと同じく分類が「???」になるだとか、
      新しい分類として「絶滅種」という種族が追加されるという事ではない
      • ちなみに、発売まで正式な分類かは断定できなかったが、OBT2で登場した際にてマップ上のアイコンから確認できる説明で
        「鎖のような形状の翼をもつ飛竜。」という一文を見ることができた。
        これは製品版においても同様である。
  • 学術院すらも絶滅したと見做していたほどのモンスターである故か、
    その身体的特徴は現在見られるモンスター達とは微妙に符合しない
    これもまた本種の種族同定を難しくしていた要因であり、分類が判明した今でもその身体的特徴から
    プレイヤーからも盛んに本種の生物学的分類について考察されている。
    • 後述する種族に分類された以上特殊な出生ではあれど
      生態樹形図に追加されるとすれば恐らく竜盤目*4と思われる。
    全身を覆うのは色褪せたような白灰色の甲殻
    先端が鋭く尖っており、背中、肩や前脚などの甲殻はトゲの様に大きく盛り上がっている他、
    全身の甲殻はまるで西洋甲冑かのように発達し、さながら白騎士のような印象を与える。
    一方、首元や前脚の翼部分、尻尾などにはこれまた灰色の長毛が生えており、
    まるで旧くから長生きしているかのような太古の雰囲気、
    或いは彷徨う亡霊のような恐ろしさをも漂わせている。
    • 頭部は黒灰色で看板らしい精悍な相貌の上に白銀色の兜を被っているかのようで、
      眼は青紫、口内は灰色がかった青色となっている。
      鋭い歯が並び、他の歯よりも少し大きい犬歯を持つ口は肉食性を思わせる。
      頭部側方、頬の甲殻からは太く巨大な角が生えており、
      下方に伸びた後に枝分かれした角を残し、黒い先端が曲線的に前方に伸びている。
      その様はヴァイキングや重戦士を思わせる形状だが、どのような用途に用いられているかは不明。
    • 最も特徴的なのがその四肢。まず翼の生えている前脚だが、
      腕となっている部分からは親指と見られる指が1本、大きな指爪が2本、
      そしてその外側に1本の巨大な鎖のように発達した謎の部位が存在しており、
      更にその鎖の部分と腕の間には、皮膜ではなく豊富なが生えており、これで翼を為しているのである。
      およそ現在見られる飛竜種鳥竜種などのを持つワイバーンたちとは全く異なる構造であり、
      その飛翔原理や他種との系統関係について等、多くの謎を孕む形質となっている。
      • この鎖状の部位は本種の代表的かつ重要な部位であり、
        ハンターズギルドから名付けられた《鎖刃竜(さじんりゅう)》たる別名の由来になっている。
        これらは翼が“鎖翼刃”、一つ一つの刃が“鎖刃甲”、
        そして鎖刃が連なった部位を総称して“鎖刃”と呼称するようだ。
        この鎖刃は十数個程度の黒いブロック状の刃片に分割され、ワイヤー状の器官で数珠繋ぎに連結されており、
        まるで鞭や鎖のようにしなって動く、蛇腹剣の構造になっているのである。
        曰く、この鎖刃は筋肉組織の塊であるらしく、
        アルシュベルドが鎖刃を自由自在に動かせる源となっている模様。
        攻撃手段拘束手段として遺憾なくその性能を引き出して使用している他、
        後述する龍属性エネルギーの元となる、何らかのエネルギーを吸収するための重要な器官としても、
        様々な部分からアルシュベルドの独自性を形作っている存在である。
        触手のようにグネグネと動き、関節らしい構造が見られないため、飛竜種の翼を構成する「指」と相同であるかは不明。
      • 鎖刃は伸展しなければ左右一対の大剣の如く聳えているが、
        時にはさらに分割して各2本、左右二対の蛇腹剣のように変形させる事もある。
        鎖刃を自由に変形させながら操るアルシュベルドは極めて脅威であり、
        立ち向かうには分割・結合で変化する鎖刃の特性をよく知る必要があるだろう。
      • ちなみに、生態行動ではネルギガンテなどのように、
        時折この鎖刃に噛みついて手入れを行う姿を見ることができる。
    • 先述した様に後脚は対趾足、つまり2本の指が前方、2本の指が後方に伸びた構造をしている。
      これは物を掴み易い構造であり、樹上生活する鳥類等によく見られる。
    • 尻尾も鎖刃と同じような連結構造となっていて、あちらほどではないがある程度の伸縮性を持つ。
      時には後方の敵を的確に狙って突き刺すように伸ばしてくるため、
      鎖刃にばかり気を取られていると手痛い一撃を喰らうことになるだろう。
    このように全身のそこかしこが特徴だらけの不思議なモンスターであり、
    種族が判明した現在でもなお異例尽くしのモンスターなのは間違いない。
    デザインについても、現実の生物らしく全体的にカラフルで
    複雑な色彩を持つことが多いMHWildsの新モンスターの中で、
    白と黒の濃淡だけで表されたかのようなモノクロトーンで描かれているのも異質な雰囲気を漂わせている。
  • 鳴き声もまた特徴的であり、怒り時・形態変化時には威圧的な重低音の声を響き渡らせる。
    一方で叩きつけなどの一部攻撃の際には消え入りそうな物哀しい声を出すこともあり、
    戦士のようなイメージと幽霊のモチーフの両方を表現していると言えるだろう。

MHWilds

  • 上述の通り既に絶滅したモンスターであるとされていたが、
    ある少年の報告により、ギルドの東方の地、遥か千年の昔に亡んだ大国の跡地にあり、
    今なお立ち入りが禁じられる「禁足地」にて生存していることが明らかとなった。
    この報告を寄せた少年ナタは禁足地内に暮らす「守人の一族」であり、
    守人の里はこのアルシュベルドの襲撃を受けて壊滅、彼一人が生き延びてギルドに保護されている。
    MHWildsのストーリーは、この事件を受けて招聘された禁足地調査隊が、
    ナタの一族である守人たちの救助と、本種ことアルシュベルドの調査を目的として進むこととなる。
    調査隊は本種を「白の孤影」なる異名で呼び、その謎の解明を最重要目標の1つとして動いていく。
    • ストーリーの起点がメインモンスターそのものの調査という事例はなかなか珍しい。
      看板は基本的にストーリーを進める中で現れ、横から物語に絡んでくる事が多く、
      珍しく看板が目的で旅立つMHR:Sも、最終目標は討伐して国を救う事であった。
      本作は未解明のメインモンスターを追いながらその謎を解き明かす内容であり、
      新鮮ながらも非常に興味深いものになっていると言えよう。
    • 上記のような経緯からも分かる通り、アルシュベルドはナタの故郷を滅ぼしている
      この為、ナタからは強い恐怖と憎悪を向けられており、
      ストーリーにおける本種の扱いとナタとの関わりにも注目が集まっている。
      過去作においても主要人物の故郷に被害を齎しているモンスターは少なくはないが、
      特に前作王国を襲撃してフィオレーネから憎まれていた爵銀龍や、
      ツキトの都を滅ぼしカゲロウが復讐に向かおうとしていた嵐龍等が代表的か。
      その多くが古龍種など強大な力をもつ者が多い。
      アルシュベルドも強大な力を持つモンスターの一つといえるだろう。
  • その戦闘能力は未知数ではあるものの、有り余る凶暴性それに見合う実力を有している。
    確認できる限りでは人里への襲撃事例も上がっている他、
    禁足地の各地に君臨する頂点捕食者とも争う姿が目撃されている。
    プロモーション映像においては緋の森のウズ・トゥナ鎖刃で締め上げ
    隔ての砂原のレ・ダウとは鎖刃と翼爪で火花を散らす剣戟を繰り広げるシーンもあり、
    少なくとも生態系の頂点捕食者と渡り合える、或いはそれを凌駕する戦闘能力を保有していることが窺える。
    • 戦闘時には発達した鎖刃を用い、蛇腹剣の様に繰り出す事で攻撃を行う。
      これらは時に刃の様に、時に鞭や触手のように機能するなど、用途によってさまざまな形態に変形する。
      また、PVでは鎖刃から前腕、首元から角、そして尾が青紫色に発光する様子も映っているが、
      現時点でこれが何を意味し、どういう効果があるのかについては判明していない。
    • 後に、PV6にて鎖刃が有する新たな性質が判明した。
      PV内でレ・ダウと激しく争う様子が映され、アルシュベルドはレ・ダウを鎖刃で組み伏せ、
      さらに衰弱するレ・ダウから白く光る謎のエネルギーを奪っている姿を見せる
      その後、アルシュベルドが鎖刃を構え、青紫色に発光させたかと思うと、
      鎖刃から漆黒のオーラと赤く煌く雷…即ち龍属性エネルギーが吹き出したのである。
      その後に行われたオープンβテストにて、マップから確認できる本種の情報に
      鎖刃は属性エネルギーを吸収する器官としても活用されている(意訳)」との記載があったことから、
      アルシュベルドは
      少なくとも属性エネルギーを吸収することで、体内で龍属性エネルギーを生成できる
      生態を持っていた事が明らかになった。
      これまで龍属性については、モンスターの中でも古龍や特殊個体、生態系の上位に君臨する強者など、
      通常の生物から逸脱するほどの特別な存在しか扱えない代物であり、その生成過程などは謎に包まれていた*5
      しかしアルシュベルドのこの生態は明確に何らかのエネルギーから龍属性を生成する数少ない例であり、
      龍属性の本質に関わる、貴重な資料となるかもしれない。
      • 少なくとも、と述べたのには理由があり、
        同士討ちのシステムによって、
        小型モンスターを含めた他のモンスターを鎖刃で攻撃した際に、
        同じように白色のエネルギーの吸収反応が確認できるためである。
        それはたとえ明確に属性を持っていないモンスターであっても例外ではない他、
        絶命後の死骸も腐敗していなければ、攻撃を掠めた際に同じく白色のエネルギーの吸収反応が発生する*6
        また、本種のレア素材「鎖刃竜の宝玉」の説明文に、
        白く脈打ち、まるで生気が奪われるかのような感覚がある」という一文がある他、
        (明確な属性を持たないモンスターを含めた)護竜との縄張り争いでもエネルギーの吸収を行うことから、
        属性エネルギーという単語が普遍的な用語で、
        その本質に生命が何らかの形で関わっている可能性を否定できないのである。
        故に、本質を含めたこれ以上の情報は今後の正式な情報解禁を待つしか無いだろう。
      • この特徴はゲーム内にもしっかり現れており、
        鎖刃に対して属性攻撃を仕掛けると、属性エネルギーの吸収反応が発生する。
        オープンβテスト時点ではハンター側が使える属性攻撃手段は非常に限られており*7
        加えて、アルシュベルドには属性があまり有効ではない事から、
        気付くことなく見過ごしていたハンター諸氏も多いだろう。
      • 過去にはリオレウスやティガレックス等も肉弾攻撃に龍属性を纏っていたもののMH3以降はオミットされ、
        MHFのドラギュロスを除き唯一龍属性を扱えるアカムトルム
        専用フィールドのみ出現する超大型モンスターという扱いである事から
        アルシュベルドは龍属性を操る唯一の大型飛竜種という立ち位置になっている。
  • 既に登場が確認されている隔ての砂原緋の森だが、
    それぞれに別の頂点捕食者が居り、彼らとは違って公式サイト等にも主な生息地の記載がなく、
    フィールドのアイコンなども併記されていない。
    これらの事から、隔ての砂原や緋の森に生息しているという訳ではなさそうである。
    開発陣から「彷徨う亡霊」というコンセプトイメージが語られている事から、
    一部のハンターからは縄張りを持たず転々と渡り歩くような種なのではないかという考察もされている。
    また、レ・ダウを組み伏せてエネルギーを吸収したことや、他のPVでもウズ・トゥナを鎖刃で締め上げている
    様子が映されていた辺りからアルシュベルドは、
    各地を放浪し、そこににいる頂点捕食者すらも打ち倒してその「エネルギー」を自身の糧や武器にするという、
    生態系の中でもかなり上位に位置する存在なのだろう。
  • また、開発陣へのインタビューによって本種のコンセプトが語られた際、
    アルシュベルドがどのような戦い方をするモンスターなのかについて触れられた。
    それによればブレード状の翼が伸びたり結合したり変形する事で、
    戦っている最中も距離感が変化する楽しみがあるのだという。
  • フィールドを徘徊するアルシュベルドに気づかれないよう慎重に尾行すれば、
    数種類の生態行動を拝むことができる。
    • まずは鎖刃の手入れ。
      地面に座り込み、右の鎖刃を左の翼爪で引っ掻いた後、左の鎖刃は口で噛みついて整えている。
      • 行動後、「鋭利な羽毛」という痕跡が残る。
    • 続いて、地面引き摺り。
      鎖刃の動きを確かめるかのように、自身の周辺の地面を円形に引っ掻く仕草をする。
      左右の鎖刃の先端を自身の前後に置き、それぞれ逆方向へ半円を描くように往復させるという、器用な動きを見せる。
      • 行動後、「引き摺った跡」という痕跡が残る。
        綺麗な円の形をしており、隔ての砂地に刻まれるそれはさながらミステリーサークルの如し。
      • この行動中、アルシュベルド自身は座り込んでおり、
        鎖刃がグネグネ蠢く最中も、その根本の翼は一切動いていない。
        このことから本種の鎖刃は、他の身体部位に干渉せず
        非常に高い自由度を持って動かせる器官であることがわかる。
    • 肉食であり、ケラトノスなどの小型モンスターを鎖刃を叩きつけて仕留め、食する。
      • 先述の通りアルシュベルドは鎖刃を用いて他のモンスターから白色のエネルギーを吸収できるのだが、
        それとは別に経口でもきちんと食肉として獲物を摂取している。
        2~3口食べるごとに周囲を見回しており、警戒心が高い種であることが伺える。
        しかし、この経口による何気ない食事と鎖刃を用いたエネルギー吸収が
        アルシュベルドにとって大きな意味を持つ行為であったことを、
        テストを経て製品版で明かされた事実を以て痛感したハンター諸氏は少なくないだろう。
    • 竜都の跡形下層で活動している際には、護竜の大型繭を引き裂き、頭を突っ込んで中身を貪り食う
      という衝撃的な行動を見せることも。
      上記のように普通の動物も捕食しているため、繭の護竜を常食している訳ではないようだが…。
  • アルシュベルドは専用BGMが3曲も用意されており、
    しかもその内護竜アルシュベルドの狩猟BGM「白の孤影」「白光に響く生命の叫び」は、
    狩猟中の曲として聴けるのは一回きり*8という特別仕様。
  • 意外なことにアルシュベルドは歴戦の個体含めてやたら出てくるにもかかわらず、
    出現地域にある集落に単独で悪影響を与えることが非常に稀である。*9
    ジン・ダハド*10を除く頂点捕食者とドドブランゴはよく悪影響を与えているのとは対照的である。
    当のアルシュベルドからすればエネルギーを吸収するため率先して頂点捕食者を狙うのだろうが、
    彼らを一方的に叩きのめすことでそこに住まう者たちに有益でもあるという側面は、かつてのネルギガンテに通じるものがある。
    • シナリオ冒頭にシルドを襲撃した個体は、原種返りに失敗したのに対し
      上位個体達は既に成功を果たしているあたりも集落に悪影響を与えなくなっている要素があるのかもしれない。*11
  • 歴戦の個体は、発売時点では唯一であった★8の個体と、Ver.1.021で追加された★9の個体が存在する。
    ★8個体についてはゲームシステム上の都合として報酬が非常に大きく、
    ワイルズ初期環境から変わらずプレイヤーから執拗に乱獲されている
    一方の★9個体は事前に開発よりアルシュベルドばかり狩ることにならないように報酬を調整しているとの触れ込みがあった通り、
    得られるお守りの報酬は、ジン・ダハド以外の他の頂点捕食者やタマミツネと同じ1枠グループであった。
    そのうえHPがセルレギオスやラギアクルスを超える高さに設定されており、
    下手な2枠モンスターより狩るのに時間がかかるようになっている。
    ただ動きに変化はないので、アルシュベルドに慣れている既存プレイヤーなら思考停止でお守り集めをしたい時に使えるかもしれない。 それらの経緯もあってか、MHWilds発売から約1年後に開催されたモンハンフェスタ'26にて
    原種アルシュベルドがMHWildsで最も多く狩猟されたモンスターであることが明かされた。
    同作品のメインモンスターが狩猟最多となるのは、MHRiseのマガイマガドに次ぐ2例目である。

オープンベータテスト

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金制限時間受注・参加条件失敗条件
MHWildsフリー★3狩猟クエスト隔ての砂原
昼・砂嵐
7200z20分受注・参加
HR1以上
制限時間終了
5回力尽きる
鳥の隊 アルマ
ギルドから危険度の高い任務が届きました。
アルシュベルドという、文献にのみ名を残す伝説的なモンスターの
狩猟です。最大限気を付けて調査に取り掛かってください。
  • シリーズ恒例となった体験版もしくはOBTにおけるメインモンスターの高難度クエスト。
    アルシュベルドも例外ではなく、第二回のOBTにてフリークエスト『【高難度】縛鎖のアルシュベルド』が配信された。
    ドシャグマ討伐クエストを終えていれば、アルマの会話イベントが発生して即座にクエストを受注でき、
    クリア後はアルシュベルドが低確率でフィールド上を徘徊するようになる。
    • 制限時間は20分で、ダウン可能回数は5回。同じような立ち位置のクエストは軒並み3回で失敗であるため、
      過去作よりも難度は低め……と言いたいところだが、
      この乙数をフルに使ってしまうようだと大抵時間のほうが足りなくなるので、温情措置としてはあってないようなもの。
      基本は3乙までと思って立ち回るのが賢明だろう。
      また、制限時間のほうは15分が定石だった過去作と比べて5分伸びているが、
      当然アルシュベルド自身もそれに合わせた調整をされているため、これによって易化したとはとうてい言えない。
      エリア移動の間隔が短い仕様は据え置き*12と言う点も難しさを際立たせている。
      一説にはエリア移動によって浪費させられる時間を加味して急遽5分追加したのではと囁かれている。
    • クエスト開始から10分経過するとレ・ダウがフィールドに出現する。
      利用できるかは運も絡むが、同士討ちの内容次第では凄まじい大ダメージを稼いでくれる。
    • なお、フィールドに出現した個体をクエスト化しても、その制限時間はフリークエストと変わらず20分である。
      制限時間に追われずにのんびりアルシュベルドを狩猟することはベータ版では不可能のようだ。
      そのくせダウン可能回数はちゃっかり3回になっている。
  • 攻撃力は当然のように痛烈無比。
    食事で体力を増やしていれば、満タンから即死するようなモーションは大技以外はないが、
    鎖刃を用いた多彩な攻撃のほぼ全てが7~8割ぐらい平気で持っていくため、
    「このぐらいなら大丈夫だろう……」という甘えた考えを容赦なく狩ってくる。
    かといって満タンを維持することを意識しだすと今度は攻め手に欠け、20分と言う制限時間が牙を剥いてくる。
    • モーションも過去のモンスターと類を見ないようなものが多く、初見で見切るのは困難。
  • 体力も非常に高く、純粋に武器攻撃だけで削り切ろうとすると苦戦は免れない。
    余程腕前に自信があるのでなければ、素直に各種フィールドギミックに頼ったほうがよい。
    都合がいいことに、落石を発動できるエリアに移動した際は
    狙いすましたかのように落石ギミックの真下で待機していることが多いので、遠慮なくぶち当ててやろう。
    罠及び捕獲も有効なので、「まだ弱っている様子がないのに残り時間があと少し……」というときも
    諦めずに攻撃を続けてみよう。もしかしたら捕獲ラインまで届くかもしれない。
    • 頻繁にエリア移動を行うため、アルシュベルドがよく訪れるエリアに予め簡易キャンプを建てておき
      ファストトラベルで素早く追跡するのも有効。
      力尽きた時の戦線復帰にかかる時間を短縮するのにも役立つ。
    • 他には防具の組み合わせを吟味したり、サブ武器で笛の旋律や鬼人弾を利用してみたり、
      フィールドから戦闘に役立つアイテムを採取してみたり、やれることは数多い。
      とにかくあるものはすべて使って勝利をもぎ取るべし。
  • 晴れてクエストをクリアすれば、アルマから賛辞が贈られる。
    台詞はこちら

    「お疲れ様でした。ご無事の帰還、何よりです。
    どんな困難にも真摯に向き合う…、その見事な手腕に感服いたしました。
    この先どんなに手強い存在が現れたとしても ハンターさんがいれば安心ですね。」

  • 第一回のOBTからかなりの期間が開いていたため、
    操作そのものがおぼつかない状態で挑んで案の定ボロ負けしたというハンターも数多い。
    第二回ではトレーニングエリアも実装されたので、最低限の操作確認ぐらいは済ませておいたというハンターも少なからずいたが、
    そうした人々でもアルシュベルドを20分以内に倒すのは容易ではなかった様子。
    • 第二回OBT期間中の2月15日にカプコンが開催したメディア発表&配信イベントにおいても、
      このクエストの難易度について触れられており、集計したデータによればクリア率は11%であるとのこと。
      なお、この11%という数字が他のクエストのクリア率より低い物なのは疑う余地も無いものの、算出方法は語られておらず、
      クリア数/クエスト受注数なのか、あるいはクリア経験者数*13/OBT参加者数なのかは明言されていない。
    • その一方で初見で倒せたというハンターが中には存在するようだ。
      また、初日時点でTAに挑戦し、10分を切った動画が多数存在しており、
      ブランクも高難度もものともせず狩猟に明け暮れる様は正真正銘のプロハンターと表現するほかない。

ストーリー

  • 2025年2月28日に正式発売されたMHWilds本編では、アルシュベルドの正体について驚くべき事実が明らかとなった。
    まず、下位ストーリー中で出会うアルシュベルド、すなわちナタの故郷を滅ぼした白の孤影は、
    古代に絶滅した本種の能力を宿すように設計され、超古代文明によって生み出された、
    造竜種に分類される「護竜(ガーディアン)」の一種、護鎖刃竜 護竜アルシュベルドであった。
    その生い立ちを知ったナタは葛藤の末に心境が変化する。その上で大きく成長を遂げていくのがストーリー後半の見どころと言える。
    迫り来る過酷な現実を乗り越え、改めて「白の孤影」と対峙した時、ナタは何を思うのか……?
    • この事情のため、白の孤影は厳密にはアルシュベルドとは別種のモンスターである。
      護竜アルシュベルドは全身の一部と鎖刃のほぼ全てが竜乳由来の白色に染まっており、
      竜乳に依存しない生態を取り戻した「原種返り」した個体は護竜特有の竜乳が存在せず、
      また、鎖刃の内に「白紫色の光が奔っている」など、若干の差異が見受けられる。
  • では本項目におけるアルシュベルドはというと、上位ストーリーの終盤になって存在が明らかとなる。
    上述の護竜アルシュベルドの一部の個体が、吸収した属性エネルギーを用いて自身の退化した器官を再び機能させ、
    自力での食物摂取や産卵による繁殖を成し遂げ、「原種返り」を果たしつつあったのである。
    • 要約すると、オリジナルの「絶滅種」アルシュベルドは既に絶滅していたのだが、
      その絶滅種の能力を宿して生み出された人造モンスターが、最近になって永年の眠りから目覚め、
      失われていた野生の機能を取り戻して再び自然環境下で生きていけるようになった状態、
      これこそが本作における「野生のアルシュベルド通常種」である。
    ところが、護竜アルシュベルドがもともと用いていた造竜種のエネルギー源、竜乳の根源である龍灯に、
    あるとき黒蝕竜ゴア・マガラが接触し、あろうことか龍灯が狂竜ウイルスに感染してしまう。
    それにより、禁足地の全体に流れるエネルギーに微量ながらウイルスの成分が混入しており、
    それが各地の生態系における生物濃縮によって頂点捕食者たちに蓄積していった。そして、元より頂点捕食者にも打ち勝ち、
    それらの属性エネルギーを吸収できるアルシュベルドにはさらに多くのウイルスの成分が濃縮され、
    結果として狂竜症の発症者もかくやという非常に高い凶暴性を得るに至ってしまった。
    隔ての砂原で多くのモンスターを殺傷し、さらには頂点捕食者レ・ダウもハンターらの眼前で殺害してみせた、
    「初めて発見されたアルシュベルド」を、ハンターたちは討伐することを選択する。
    • クエスト名は、任務クエストが「夢から醒めて」、フリークエストが「命の鎖」となっている。
  • …という経緯で、アルシュベルドは本作の上位ストーリーにおいて最後に狩猟が解禁されるモンスター、
    すなわち上位ラスボスとして登場したのである。
    これまでのMHシリーズの大半では、上位のラスボスは古龍種が務めることが定番だっただけに、
    この采配はユーザーからは驚きをもって迎えられた。
    • 因みに飛竜種のモンスターが上位ラスボスを務めるのは、MHP2で登場した黒き神こと覇竜アカムトルム以来である。
      また、上位(以降)のオンラインモードにおけるラスボスは超大型という定番を破った初の一般大型ラスボスモンスターでもある*14
      • オフラインにおいてはラギアクルス亜種や、
        考えようによっては極限状態セルレギオスも上位ラスボスとして登場した一般大型モンスターと言える。
        特にセルレギオスはラスボスの一角として登場した作品のメインモンスターであることも共通しているが、
        それを踏まえても、メインモンスターでありながら(護竜を除き)始めて正式に戦える機会が
        上位ラスト、という本種の境遇は前代未聞である。
    • これによって、OBT2の状況を今となって振り返ると
      「原種返りを果たし、現代の生態系に復活したアルシュベルドを先行体験できていた」ということになる。
      手に入るモンスター素材が何故か上位版である事に違和感を覚えたハンターはいただろうが、
      まさかOBTの環境が実質ハンターランク解放後・エンドコンテンツの状態であるとは誰が想像しただろうか…。
      • 隔ての砂原でアルシュベルドと戦うシチュエーションはOBT2とほぼ同じとも言えるが、
        製品版のアルシュベルドは上位個体でクエストランクも★7、ステータスはOBT2当時よりも明らかに高くなっている。
        また新規モーションもいくらか存在しており、OBT経験者でも楽勝とはいかないだろう。
    • シルドが護竜アルシュベルドに襲撃されるシーンが冒頭だけにWildsのストーリーは
      1度絶滅して後に護竜として再現され、やがて野生種(Wilds)として復活するという彼らの生き様を追う
      言わばアルシュベルドから始まりアルシュベルドに終わる格好となった。

縄張り争い

  • 通常の縄張り争いはレ・ダウとの間で発生する。
    まずは両者向かい合い、レ・ダウが翼で打撃を繰り出すが、アルシュベルドはステップで避ける。
    続け様に鎖刃を振るうアルシュベルドだが、レ・ダウはこれを飛んで回避。
    さらに追撃しようとするアルシュベルドを、レ・ダウは小出しの雷で怯ませる。
    しかしアルシュベルドは一瞬怯むもすぐさま左翼の鎖刃をレ・ダウの首に巻きつけ、
    エネルギーを吸収しながら強引に引き寄せる形で撃墜し、
    組み伏せた後にブレード状にした、右翼の鎖刃を引っ掛けて斜め後方に大きく吹き飛ばす。
    最終的にレ・ダウは大ダウンする形となり、アルシュベルドの勝利と取れる内容になっている。
    一方でレ・ダウ側も序盤の立ち回りでは負けておらず、
    小ダメージながらアルシュベルドを一瞬怯ませることに成功している。
    • レ・ダウとの縄張り争いではアルシュベルド側に弱ダメージが1から3回程度しか入らず、
      確定でレ・ダウが敗北してしまう。
      そのため、ダメージソースとして利用するなら同士討ちの方が都合が良い。
      同士討ちではアルシュベルドよりレ・ダウの方が次の技の発生がやや早いため、
      縄張り争いとは打って変わってダメージを稼ぐ姿を見せてくれるだろう。
      遭遇時にアルシュベルドが怯んだ場合、レ・ダウがレールガンを二回も叩き込んでくれたりもする。
      また、縄張り争いになったとしても、アルシュベルドのターゲットがレ・ダウに向くため、
      体制を立て直したり、逆に狙われないのをいいことにアルシュベルドに攻撃を加える時間にしよう。
      ただし、巻き込まれには注意。
    • OBTの時点では、レ・ダウにダメージが入らないという不具合があった。*15
  • 更に特殊な仕様として、同士討ちで相手がダウンすることで発生するものがあり、
    アルシュベルドがダウンさせた相手に追撃を仕掛けるという縄張り争いが存在する。
    内容はアルシュベルドが転がる相手モンスターに近付き、鎖刃を巻きつけてエネルギーを吸収するというもの。
    表記こそ縄張り争いだが、MHWorldのイビルジョーvs牙竜種のような一方的な捕食に近い。
    さすがにムービーのようにエネルギーを吸い尽くされて対象が力尽きることないが、
    解放されたモンスターはダウンから起き上がると疲労状態に類似したモーションで、
    自身からエネルギーを奪ったアルシュベルドを見つめて何らかの恐怖を抱くような仕草を見せた後、エリアから立ち去る。
    この、恐怖を抱くような仕草が異様に細かく、細かく観察することで面白い発見があるかもしれない。
    • 対象は非常に多く、ケマトリス、バーラハーラ、ヒラバミ、イャンクック、リオレイア、
      アジャラカン、護竜ドシャグマ、護竜リオレウス、護竜オドガロン亜種、護竜アンジャナフ亜種、
      リオレウス、ドドブランゴ、タマミツネ、ラギアクルス、ウズ・トゥナ、ヌ・エグドラ、ゴア・マガラの計17体
      なお、縄張り争いを繰り広げるメンツを見てみると、
      護竜ドシャグマ以外は属性持ちのモンスターで、
      護竜は竜乳エネルギーを主体とした活動をしているため、
      アルシュベルドは鎖刃を用いて、相手が持つ肥沃なエネルギーを奪っているものと考えられる。
      • 各地域の頂点捕食者や古龍の幼体さえも餌食にする圧倒的な力を見せつけるアルシュベルドだが、
        専用マップの関係上ジン・ダハドとの縄張り争いは確認されていない。
        仮に縄張り争いをしたとしても超大型モンスターを鎖刃で雁字搦めにするのは難しいだろうが…
        ちなみに、ジン・ダハドは氷霧の断崖にも一種のギミックとして姿を見せるので、
        この個体とアルシュベルドを鉢合わせることもできるのだが、これも縄張り争いには発展しない。
        同士討ちの内容で両者の力関係を伺おうにも、
        いかんせんジン・ダハド側の対応がその他のモンスターを相手にするときと何も変わらないので、
        どちらが上かを決定づける根拠とするには若干当てにならないところがある*16
      • また、分かりやすい属性持ちのモンスターとしてはグラビモスも対象外となっている。
        こちらはジン・ダハドのような特殊仕様もないが、縦横に体積が大きいため、
        鎖刃を巻きつけるモーションを使い回しにくいという事情があるかもしれない。
      • 同じく追撃型の縄張り争いを行うシーウーは護竜オドガロン亜種との間に両方の縄張り争いが用意されているが、
        こちらはレ・ダウとは通常の縄張り争いが存在する一方で追撃型の縄張り争いは発生しない。
    • OBTではバーラハーラとのものが確認されていたが、水属性を吸収していると思われるため、
      見た目も相まってプレイヤーからは雑巾絞り呼ばわりされていた。
  • これら縄張り争いで発生するエネルギーの吸収に関して、細かい仕様が存在しており、
    通常であれば、吸収するエネルギーは属性エネルギーというよりは、
    生命エネルギーを想起させる、白いオーラを放つエネルギーが鎖刃に取り込まれるように流れていく。
    その中で頂点捕食者であるレ・ダウ、ウズ・トゥナ、ヌ・エグドラ、
    そして古龍の幼体であるゴア・マガラのみ、この時に鎖刃に流れるエネルギーエフェクトが異なっており、
    頂点捕食者に関しては明確に対応する属性エネルギーだとわかるエフェクトが、
    ゴア・マガラに関しては漆黒のオーラを想起させるエフェクトが鎖刃内に取り込まれるように流れていく。
    そしてレ・ダウとウズ・トゥナ、ヌ・エグドラに関しては、
    形態変化で属性の力を高めていた場合にアルシュベルドとの縄張り争いが発生した場合、
    戦闘終了と同時に彼らの形態変化が強制解除されるため、こちらにとっても攻めるチャンスとなる。
    一方でゴア・マガラの形態変化である狂竜化は解除されないので注意が必要。
  • 以上の通り、アルシュベルドの縄張り争いは何れも鎖刃による属性吸収の力を遺憾無く発揮したものであるが、
    後述する、無料大型タイトルアップデート第3弾で追加された有料DLCでのアルマの台詞の中に、
    「文献の中に書かれているアルシュベルドには属性吸収に関わる記述が一切見つかっていない」というものがある。
    これによりアルシュベルド最大の特徴とも言える属性吸収の力が、
    護竜として後天的に与えられたものである可能性が浮上することとなった。
    アルシュベルドは属性吸収に頼らない単純な肉弾戦においても相当の実力を有するため、
    その強さが天地ほどの乖離が存在する可能性は低い。
    しかし絶滅する前の、本来のアルシュベルドがどれほどの実力者であったのか?については、
    これら縄張り争いから推察することが出来ない可能性がありうるのは事実であろう。
  • 特筆すべき点として、追撃型の縄張り争いを行う前の同士討ちにおいて、
    アルシュベルドは相手をダウンさせるため大技の連鎖爆破を積極的に行う。
    この技は使用後に弱点を露出するため、アルシュベルドの狩猟を狙うハンターにとっては、
    集中弱点攻撃からのダウンを狙うことができる大きな隙となる。
    • もちろん、狩猟対象のモンスターとアルシュベルドを鉢合わせることで、
      同士討ちと縄張り争いによる狩猟対象への大ダメージを狙うこともできる。
      大抵は小手調べとばかりに凄まじいリーチの鎖刃攻撃から始まり、間髪入れずに殺意マシマシの連鎖爆発で追撃。
      トドメに縄張り争いが発生し、属性吸収攻撃で蹂躙して締めとなる。
      この間、4桁ダメージが乱れ飛ぶという恐ろしい光景を拝むことになる。頼もしすぎる…
      地形であれモンスターであれ、使えるものは何でも使って狩猟に臨もう。

戦闘能力

  ギルドは対象のアルシュベルド、その狩猟を要請します!
  了解!

  • 鎖刃竜の名の通り、アルシュベルドの攻撃のほとんどは鎖刃を利用した攻撃である。
    近距離を一掃するなぎ払い、中距離を打ち据える叩きつけを使い分けてくるため、
    攻撃範囲を把握して的確に対処していこう。
    • 特に鎖刃を叩きつける攻撃は、ほとんどが攻撃後に静止して隙を晒す。
      鎖刃は硬そうな見た目とは裏腹に最も柔らかい部位となっているので反撃のチャンスとなる。
      部位破壊すると確定でダウンするため、その点でも狙い目。
  • 特に使用頻度が高く危険なのが、カーブを描くように前進しながら宙返りして鎖刃を振り上げる攻撃。
    予備動作が短く出が早いため、攻撃を少しでも欲張るとこれに狩られてしまいやすい。
    左右から回り込むように攻撃してくるため、あえて前に動いた方が当たりにくくなっている。
    また、この攻撃後はすぐに鎖刃叩きつけ攻撃などに派生するため、
    すぐに起き上がろうとすると叩きつけが直撃するという起き攻め技になっている。
    特にセクレトを呼んですぐ復帰するのが癖になっているハンターは注意したいところ。
    • また、この技を放つときは軽くバックステップしてから、攻撃判定の鎖を引きずりながら突き進む。
      威力は高いが『来る!』というのは分かりやすい…が、マルチプレイにおいてこのとき要注意なのが、
      アルシュベルドの後ろに陣取っていたハンター
      別のハンターを狙った攻撃の場合、急なバックステップでアルシュベルドが視界から消える
      真後ろからやって来る鎖の判定に被弾という事が起こりやすく、
      特にガンナーは距離がある分出だしに引っかかるという避けようが無い事態になることも。
      ガードできる武器はすぐに真後ろを向いて防御すれば可能だが、なまじ左右にカーブする分、
      攻撃方向のベクトルや片手剣のような狭いガード範囲によっては捲られることもある。
  • 白く光るエネルギーの量が十分以上に達すると形態変化を起こし、鎖刃に光が走って隠されていたもう2本を展開
    鎖刃解放状態となり、赤い光を放つ龍属性エネルギーを使用し始める。
    ここからは鎖刃を使った攻撃の威力が上がると共に龍属性が付加される。
    また、鎖刃叩きつけ攻撃も叩きつけた後に遅れてもう1本が叩きつけられるなど、攻撃の性質が変わる。
    更に鎖刃から龍属性エネルギーを噴射して地面を爆発させる攻撃が追加される。
    白の孤影と呼称されている存在が、
    漆黒のオーラと赤雷の禍々しい龍属性エネルギーを纏って外敵を排除するその姿は、
    海外版での呼称である白い亡霊をそのまま体現したかのようである。
    • 鎖刃解放状態は頂点捕食者が有する形態変化と同じ位置付けのようで、
      鎖刃に一定以上のダメージを与えると特殊な怯みを起こさせながら解除させることが出来る。
      また、これを両翼の鎖刃双方に対して行う事で、
      アルシュベルドが特殊な怯みを起こしながら大ダウンして隙を晒す他、
      鎖刃解放状態を強制的に解除させ、龍属性の行使を封じることが可能である。
    • 生命の危機を感じ始めると攻撃性が高まるらしく、
      その現れとして、体力が一定以下になるとアルシュベルドは常に鎖刃解放状態を維持しようとする
      そのため、一定以上の体力を削ったアルシュベルドからは、
      常に展開された鎖刃と龍属性による苛烈な攻撃に曝される事と等しいと考えて行動しよう。
      一方で弱点の鎖刃がほぼ常時展開される関係上、
      アルシュベルドとの戦闘に慣れれば、与ダメージを加速させやすくなるとも言える。
  • 鎖刃解放状態時のみ解禁される大技があり、鎖刃を全て地面に突っ込んでエネルギーを注入、
    そして目の前に龍属性エネルギーの大爆発が発生
    さらに前方へ範囲と規模を拡大しながら連鎖爆発が発生する…というもの。
    連鎖爆発後にはこれまでの爆発範囲全てを巻き込む
    巨大な爆発エフェクトが発生するというド派手な絵面となっている。
    爆発は横側及びアルシュベルド側には届かないのでその辺りに退避しよう。
    また、連鎖爆破自体はガードが可能である。
    ただしガード性能が低い場合は削りダメージが大きく、スタミナも大量に消費してしまうため、
    連鎖爆発の中心部で受け止めてしまうとそのまま削り殺される可能性がある。
    使用後の確定威嚇中は鎖刃が弱点となって集中弱点攻撃を叩き込めるので逃さないようにしたい。
    集中弱点攻撃を食らわせると、アルシュベルドは短いダウンを起こす。
    • 注入される龍属性のエネルギー量は膨大で、
      予備動作の時点で膨大な量の白いエネルギーが漏れ出し
      それが一気に漆黒と赤雷のオーラに変じ、周囲の景色を赤黒に染めながらエネルギーを注入
      その後、規模を拡大しながら周囲を眩く照らす程の赤雷の爆発が連鎖して起こる
      アルシュベルドが行使するエネルギーの膨大さだけでなく、
      鎖刃から漏れ出すエネルギーの光によって周囲の景色をまたたく間に塗り替えてしまう光景が広がるなど、
      圧巻のビジュアルが広がることで見応えのある攻撃となっている。
    • 大抵のモンスターのエネルギーを使った大技は、
      相対する外敵を今出せる全力で排除しようとする行動であるためか、
      使用後は消耗してしばらく動けなくなったり強化状態が解除されることが多い。
      しかしアルシュベルドのそれは鎖刃叩きつけと同じような隙こそ晒すものの、
      使用後も鎖刃を展開した状態のままであり、龍属性を纏った叩きつけ攻撃も平然と行ってくる。
      大技を避けたからといって悠長にしていると普通に叩き潰されるので注意したい。
  • さらにはOBT時点ではなかった護竜アルシュベルドからの逆輸入技である新たな大技も存在。
    力を溜めるように大きく上体を持ち上げたのち、
    なんと4本の鎖刃すべてを左へ右へと振り回し、最後には飛び上がりから鎖刃を縦に叩き付ける三連撃を放ってくる。
    • 荒々しい見た目に違わず三発すべてが高威力なうえ、特筆すべきはその避けにくさ。
      その圧倒的な攻撃範囲から位置取りで避けるのは困難を極め、初撃を何とか凌いだとしても、
      すぐさま襲い来る二撃目に被弾し、起き上がりに三撃目を食らいあえなくキャンプ送りにされたハンターは数知れず。
      一部の武器種では条件次第でかなりシビアな対処を要求されてしまうため、繰り返し練習しよう。
      また、全ての鎖刃を余すことなく使用する大技なためか、左右の鎖刃全てが解放状態でないと使用することはない。
      どちらか片方でも鎖刃解放状態を解除すれば使用してこなくなる。
      • 二回の振り回しは持ち上げた鎖刃を振り下ろしながら薙ぎ払うようなモーションとなっており、
        持ち上げた側(右翼を持ち上げたならアルシュベルドから見て右側)には鎖刃が届かない。
        太刀や片手剣などの移動しつつ攻撃をいなせる武器は、初撃を鎖刃の流れに沿うように
        移動しつつ対処することで、二撃目が当たらない安全地帯へ潜り込むことができる。
        余裕をもって三撃目を待ち構えられるため、後述の閃光撃墜を狙うチャンスにもなる。
    • 左右振り回しは見た目よりもダメージリアクションがやや小さい。特に一撃目に当たった場合、
      被弾後の無敵時間でやり過ごそうとすると、最後の叩きつけで起き上がってしまいそのまま被弾する。
      攻撃が3回とも1人に向けられやすいソロではすぐセクレトを呼んで離脱を試みると逃げられる…かもしれない。
      マルチであれば3回の攻撃がそれぞれ別のハンターを狙うことが多いため、
      固まってさえいなければ追い打ちを貰うことは少ない。
    • ガードは可能だが、無視できない削りダメージを受けてしまうので全てガードするのはお勧めできない。
      だが強力な三撃目は一旦飛び上がる予備動作があり、ここで閃光弾を放つと確実に撃墜できるので、
      物は試しの精神で狙っていきたい。
  • 拘束攻撃を持っており、その場で身を翻すように飛んで鎖刃でなぎ払い、
    鎖刃に当たったハンターを捕らえて巻き付けて拘束、ハンターを眼前まで引き寄せて睨みつけた後、
    もう片方の鎖刃を思い切り叩きつけて攻撃する。
    非常に威力が高く最悪1発で乙しかねない攻撃だが、対処法は勿論あり、
    ナイフ攻撃で攻撃しまくるか、スリンガー弾を(投げナイフでもいいので)頭に当てると脱出できる。
    ただし、ナイフ攻撃は相当な連打が必要な他、2回目からは脱出が極めて難しくなるようなので、
    スリンガー弾をセットし忘れていた時の保険と考えるべきだろう。
    • 予備動作を見た後に、横方向へステップや回避をするだけで安全にかわせる。
      回避しても大きな隙にはならず、仮に拘束されても適当なスリンガー弾さえあれば脱出は容易だが、
      束縛反抗などのスキルを発動していない限りはしっかりと回避しておこう。
  • 属性攻撃に対して異常に強い肉質であることが明らかになっている。
    一応龍属性が最も有効ということになっているものの、ほとんどの部位の属性肉質がほぼ均一、
    しかも通って5程度、特に鎖翼刃に関しては全属性完全無効となっており、
    属性重視の武器はダメージを稼ぎづらい。
    ただし、図鑑説明によれば属性攻撃を加えることで通常よりも形態変化を解除させやすくなるらしく、
    属性武器で鎖翼刃を殴ることに全く意味がないわけではないようだ。
    また、傷がついているとき及び大技の後の弱点露出時のみ鎖翼刃の属性肉質が軟化し、効果覿面となる。
    武器種や構成次第では集中弱点攻撃は封印し、なるべく長く傷口を殴る戦法も視野に入るだろう。
    • 一方、状態異常はどれも有効性は上々。
      流石に同じ状態異常に何度もかけてしまうと耐性が上がるのだが、
      そこは本作特有のサブ武器で、前半戦用と後半戦用で別々の状態異常の武器を持ち込むことでフォローし合える。
      なお、状態異常属性でも形態変化の解除を早められるかは不明。
      仮に出来たとしたら、変化の解除と状態異常蓄積を同時にできて一石二鳥となるだろう。
  • 破壊可能な部位は頭部、両翼の鎖刃に加えて尻尾の切断も可能。
    先述の通り、鎖刃を破壊した際には確定でダウンする。
  • 鎖刃を振り回してのダイナミックな攻撃が目を引くが、軽く頭を叩きつける出の早い頭突きや
    後方のハンターをチラリと見てから尻尾を突き刺すように伸ばすといった小技も持つ。
    特に尻尾突き刺しは予備動作の小ささもさることながら、
    ほぼ動いていない根元まで先端同様の太さと威力とふっ飛ばし効果を持つ
    だいぶ怪しげな判定を持っているため、背後を突く際も要注意。
    ちなみに範囲は狭いものの、尻尾突き刺しは何故か頭部にも攻撃判定があるのでマルチで前方にいても全く油断出来なかったりする。

歴戦王

作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金制限時間受注・参加条件
MHWildsイベント★10狩猟クエスト竜都の跡形
昼・竜の目覚め
43920z50分HR100以上
鳥の隊 アルマ
アルシュベルド、それは自由の仔。生態系の荒波に自ら漕ぎ出た
野生の仔。白の孤影とも呼ばれた護竜の魂をも宿した命を、調査隊の
全勢力をもって見守りましょう。いずれ等しき全ての命に武運を!
  • 2026年2月18日に実施される、モンスターハンターワイルズとしての最後の無料タイトルアップデートの目玉にして、
    モンスターハンターワイルズ最後の歴戦王として登場が決定した。
    今までの歴戦王モンスターはメタリックな質感を強く感じさせる体色に変化しているのが常であったが、
    アルシュベルドに関しては体表が艶めいているだけでなく体毛や鎖刃が淡い黒紫を帯びたことで、
    通常個体とはまた違った印象を与えるカラーリングとなっている。
    • ただし、主たる狩猟場となる竜都の跡形は龍灯から放たれる白光に強く照らされている場所であり、
      その白光に黒紫が塗りつぶされる形で、全身が真っ白に見えることが多々ある。
  • 本作に登場する他歴戦王同様に新規モーションが複数追加されており、
    アッパーカットにも似た鎖刃による打ち上げからの鎖刃叩きつけへの連携や、
    空中で力を溜めた後強襲しつつ周囲一帯を鎖刃でなぎ払うなどの攻撃が確認されている。
    また、龍属性エネルギーによる攻撃も激化している。
  • 形態変化前の歴戦王で追加・変更されたモーションは以下の通り。
    加えて既存の攻撃行動も変化していたり、明確に攻撃として用いたり、頻度が上がっているものがある。
鎖刃アッパー
両翼を地面に平行にしつつ鎖刃を伸ばす予備動作の後、高速で二回宙返りをしつつ両鎖刃を振り上げる。
予備動作が短く攻撃動作も速いが、攻撃判定も短い為回避はしやすい攻撃である。
振り上げ後に隙は無く、連続して様々な行動に派生して来るので注意。
飛び込み鎖刃叩き付け
通常アルシュベルドが行う、鎖刃を軸にして回り込む行動の派生攻撃。
通常の鎖刃移動と違い腕を上げている他、鎖刃でハンターに殴りかかってくる。
追尾自体は甘めで威力も低く、派生行動の中継としての性質が強い。
両鎖刃叩き付け
通常アルシュベルドと違い叩き付ける際に少し飛び上がる様になった。
技自体もやや早くなっておりタイミングをミスって大ダメージを受けない様に注意。
4way地走り龍爆破
宙返りしながら地面に4way龍エネルギーを這わせて小爆発を起こす攻撃が追加。
4way状に龍エネルギーが設置されたと思った直後、予告から2倍くらいの長さに高速で爆発が延びてくるので意表を付かれやすく、
被ダメージも気絶値も共に高い上、龍属性やられにもなってしまう四拍子揃った要警戒技
この技に被弾して気絶したところに大技を叩き込まれ乙……というのはよくある乙パターンの一つ。
宙返りに反応して横回避してしまうと綺麗に直撃するタイミングで爆発が延びてくる点も厄介。
予備動作が似ている鎖刃アッパーとの違いとして、宙返りがやや遅く宙返りが一回で終わるという違いがある。
龍属性大爆破
大技である龍属性大爆破は攻撃範囲は変わっていないものの、
使用頻度が護竜アルシュベルド並に高まっている他、
龍属性エネルギーの連鎖爆発が途轍もなく速くなっており、
倍速かと思うような超スピードで龍属性連鎖爆発を起こすようになっている。
拘束攻撃
拘束攻撃中のスリップダメージは元の倍ほどの速度で進行するようになっている。
元のダメージは減っていることに気づかない人がいる程度だったのだが、さすがに傍目にもわかるレベルに。
スリンガー弾の準備を忘れると脱出に成功したとしても体力を大幅に削られてしまう。
元々体力が減っている時に喰らったら間違いなく地獄を見るだろう。
マルチプレイでは味方が捕まったら閃光弾を使ってでも止めたい…と思うところだが、
歴戦王の特性である閃光耐性がここで牙を剥く。
何度も使っていると肝心な時に無効化されてしまいかねないので、自衛のためにもスリンガー弾のセットは必ずしておこう。
  • 更に、護竜の子孫としての潜在的な能力を発現させることで、
    体力が少し減ると形態移行時に鎖刃に竜乳の白いエネルギーを纏わせ護竜の力を使用するようになり
    竜乳のエネルギーを利用した攻撃と傷口の再生という、護竜を象徴する2種の特殊能力を操るようになる。
    特に、傷口の再生速度に至っては護竜達を大きく上回っており、
    乗り攻防でつけた傷が乗りダウン終了時には塞がっているほど。
    傷を見つけたらできるだけ迅速に集中弱点攻撃を繰り出したいところ。
    あろうことか歴戦傷も再生するが、破壊するまでは再び傷つければ歴戦傷となるので安心しよう。
    この解放を行った後のアルシュベルドは竜乳の噴出と龍属性エネルギーの行使の双方を柔軟に使い分け、
    時には最初の攻撃で竜乳結晶を生成し、その次に繋げる攻撃に龍属性を用いることで反応を起こし、爆発で追撃するといった、
    器用なコンボ攻撃や縦横無尽な攻撃を展開するようになる。
    • 竜乳を用いた攻撃を繰り出す際、一時的に全身が竜乳による白紫の光を放つようになる。
      かつての護竜アルシュベルドを想起させる姿だが、
      原種返りを果たした上に歴戦王という極めて強靭な個体に成長した歴戦王アルシュベルドは全身のほぼ全てに竜乳を纏うため、
      白い亡霊を想起させる雰囲気が更に強まっている。
    • 護竜の力を発現したのであれば傷口破壊で竜乳が漏れ出して弱体化を図れるのではと思うだろうが、
      傷口破壊しても竜乳が漏れる演出は発生せず、護竜の力を抑えることはできない。
      また、時間経過で通常個体同様に疲労状態となり、その回復の際には護竜の繭に対する捕食行動を行う。
      そして護竜最大の特徴といえる、自己回復兼食事目的で行う、竜乳溜まりからの竜乳の摂取は一切行わない
      あくまでも祖先由来の能力の一部を得たというだけで、基本的な仕様は原種返りを果たしたアルシュベルドと同様。
      竜乳に依存せずとも生きていけるのは歴戦王個体になって、護竜の力を取り戻しても変わらないようだ。
      その為なのか、護竜達が攻撃を放つ際に鳴るキュイイン…という特徴的な効果音は形態移行時に微かに聞こえるのみで、
      竜乳を利用した各種行動の際にはこの音は聞こえず、後述の大爆破等の龍属性攻撃と同一の予備動作から放たれる技は、
      鎖翼刃が纏うエネルギーの色を見て素早く判断しなければならない。
      • また、これらの事実より、
        「歴戦王アルシュベルドが何から竜乳を得ているのか?」という疑問が生まれることになった。
        通常個体の時点で、鎖刃で属性エネルギーを吸収したり、
        モンスターを攻撃した際に白いエネルギーを吸収していることから、
        歴戦王アルシュベルドは体内に存在するエネルギーを高度に使い分け、
        龍属性や竜乳として自在に行使している可能性が考えられるが、果たして…?
  • ちなみに、これを見た主人公ハンターは「護竜の力を取り戻した原種個体なのではないか?」と推測している。
  • 形態変化後の歴戦王で追加・変更されたモーションは以下の通り。
竜乳噴出
通常のアルシュベルドの龍爆破と同じモーションで竜乳を噴出させるようになる。
龍爆破と違い竜乳噴出それぞれに判定が有り、多段ヒットしない様に注意。
直線上に爆発が発生する龍属性版と範囲が異なるため判別を誤ると被弾しやすい他、
実際の攻撃範囲は爆風の分地面の発光範囲よりやや広い事にも注意が必要である。
溜め鎖刃回転薙ぎ払い
通常の鎖刃サマーソルトよりも一度多く羽ばたき、鎖刃を全て前方に持って来る派手な予備動作の後、
急降下しつつアルシュベルド本体が高速回転する事で凄まじい範囲を高速で回転しながら鎖刃を薙ぎ払う
攻撃範囲がかなり広く竜都の跡形の一エリアほぼ全てが薙ぎ払われる事もある。
攻撃力自体も高くかなりの脅威度を誇る上に、竜乳溜まりがある地点に竜乳結晶を生成する効果があり、
着地後に4way地走り龍爆破に繋いで竜乳結晶を爆破し、
さらにその後に距離によって異なる内容の追撃を仕掛けてくるとコンボ攻撃の始動技でもある。
広範囲竜乳大爆発
大技の龍属性大爆破と同じモーションで地面に竜乳エネルギーを流し込み、
直前までハンターが居た位置を中心とした横一直線に広範囲の竜乳大爆発を起こす大技
攻撃範囲は龍属性爆破と比較するとやや狭いが、その分予備動作から発生までが非常に速い。
ハンターの立っていた地点を中心に横方向へ広い範囲を爆破するということで縦方向、
すなわちアルシュベルドの方へ近付くか離れることで回避可能。
…が、形態変化後でも龍属性大爆破は引き続き使ってくる
つまり直前まで同じモーションから、攻撃範囲の異なる2種類の即死級の大技のどちらかが飛んでくるのである。
そしてこの技の厄介な点は、龍属性爆破がアルシュベルドから見て縦方向への攻撃であり横方向への回避が求められるのに対し、
こちらは上述の通り横方向への攻撃であり縦方向に回避しなければならない為、
龍属性版と誤認してうっかり左右へ動くと高確率で被弾するのである。
もちろん龍属性爆破の際に竜乳爆破と同じ動きをしても爆発に自ら突っ込んでいく事になるため、判断ミスは命取りとなる。
相違点として、この技の場合は両鎖翼刀に竜乳の白いエネルギーを纏うが、その後龍属性の赤黒いオーラに変化しない。
  • アルシュベルドとの距離を詰めている、もしくは大きく離れている場合であっても、
    直前までハンターが居た位置を中心とした横一列を正確に爆破しており、
    広範囲攻撃でありながら指定した対象をかなり高い精度で狙い撃つタイプの技である可能性がある。
  • 全体的にどの技も強化されており、被弾だけでなくガードの仰け反りやジャストアクションの後隙など、
    ちょっとした体勢崩れから乙に持っていかれてしまうことも珍しくない。
    一撃が重くて連撃も多い一方、ノーモーション攻撃の追加や隙のオミットといったいやらしい調整はほぼなく、
    ターン制を忠実に守っている所もあり、大技の後隙はかなりの狙い所になる。
    ガード性能や回避距離等のスキルも考慮しつつ、これまでの歴戦王以上に一つ一つの技に丁寧に対処する必要がある。
    • 体力に関しては若干個体差があるものの、イベントクエストのものはソロ仕様で9万前後と推定されている。
      環境は違えどMHW:Iのミラボレアス*17、MHR:Sの烈禍襲来の原初を刻むメル・ゼナ*18すらゆうに上回る数値であり、
      適切に攻撃を加えてもなかなか弱ってくれない。
      しかもこれはマスターランクではなく上位モンスターの話である。
    • この難易度が考慮されたのか、支給品には応急薬"グレート"、さらに支給品専用秘薬も入っている。
      同日に追加された他の★10歴戦王では応急薬、回復薬、携帯食料の3点セットのままであるため、
      本作最後の歴戦王として従来の個体は一線を画す強さにされたことが窺える。
  • 歴戦王ウズ・トゥナのように閃光撃墜によるダウン時間が短くなっている。
    鎖刃を左右に大きく振り回す→飛び上がって叩きつけの三連撃は慣れれば閃光撃墜が狙えるチャンス技だったが、
    歴戦王ではリターンが少なくなっている。
    緊急時に閃光が使えなくなるリスクに見合ったものではないと言っていいだろう。
    また、左右に振り回す攻撃から飛び上がる以外の派生も追加されているため、そもそも撃墜の機会自体が少なくなっている。
  • 頭や鎖翼刃などの弱点部位に対する属性の通りが良くなっている。
    鎖刃解放状態の解除も兼ねられるので、属性武器を担ぐほうが賢明だろう。
    なお、鎖翼刃の属性肉質は若干特殊であり、鎖刃解放状態では20程度通ることが判明しているが、
    解除状態では通常個体と同じように全属性に強い耐性を持つ。
    ダメージ効率で言えば解除した端から吸収させて再度解放させるのが望ましいことになるが、
    安全のためあえて状態異常武器に持ち替え、解放状態への突入をなるべく遅らせる選択肢もあるか。
  • フィールドには各種護竜が徘徊しているが、歴戦王アルシュベルドは基本的に全ての争いで勝利する*19
    特に護竜リオレウスやオドガロン亜種に対する龍属性大爆発は合計10000を超えるダメージを叩き出し、
    遭遇するや否や一度の邂逅で相手を捕獲ラインまで持って行ってしまう
    特に、異常なまでに多段ヒットする4way地走り龍爆破が体躯の大きいリオレウスにヒットすると、
    そのまま葬り去ってしまうことまであり得る
    歴戦王となったアルシュベルドは、もはや生態系の頂点捕食者となった、と言っても過言では無いだろう。*20
    • 一応アンジャナフ亜種がほんの少しだけ善戦する。…ほとんど誤差にしか見えないだろうが。
    • 狩猟時間が長引くと、歴戦王アルシュベルドは最下層から上へと登っていくが
      その道中で遭遇する護竜たちを次々薙ぎ倒していく。その様は圧巻である。
    • 余談ではあるが3月4日にゾ・シアの★10クエスト「天人達のエルピス」が追加されることが発表された。
      もしかしたら歴戦王アルシュベルドの上記の戦闘力と暴れっぷりに対応すべく
      竜都の最終兵器として更なる力を発揮しようとしているのであろうか…?

武具

  • MHWildsの発売に先駆け、発売前夜イベントで立体物が初お披露目となった。
    また、発売日から3日間開催される発売記念イベント in 渋谷でも展示されていた。
    武器の最終強化段階のネーミングはアーサー王と円卓の騎士に由来するもので統一されている。
  • 防具はストーリーの都合で二種類存在するという中々に異例の構成である。
    ストーリーでの本種の状態をそれぞれ再現したもので、
    発動アプローチは異なるが、攻撃するほど体力が回復するシリーズスキルを備える。
    スロット数も防御力も良好な部類だが、外見は全身モッフモフの毛で覆われた騎士という出で立ち。
    特に胴部位のマントが割と視界の邪魔になるので、防具重ね着で対処しても良いだろう。

余談

  • 鎖刃という独特の武器を持つアルシュベルドだが、
    プレイヤーからはまさかの蛇腹剣を武器にする事に驚きが上がっていた。
    今までも武器のような形質を持ったモンスターは多くいたものの、
    看板モンスターに蛇腹剣を宛がうというチョイスには流石に度肝を抜かれるであろう。
    • ちなみに、同じく今作の新モンスターであるレ・ダウは、
      二本の角を平行に前方に伸ばして放電攻撃を行うのがメインウェポンとなる。
      これがハンターたちの間ではまるでレールガンのように見えると話題になっている。
    • MHWildsの新モンスターはリアリスティックなデザインのものが多かったのだが、
      ここにきて頂点捕食者とメインモンスターがレールガンに蛇腹剣を携えてくるという、
      余りにも独特かつはっちゃけた構成になっているのが、
      他のモンスターとのギャップを表しているようで実に面白い。他の頂点捕食者もレスラーとタコとかエアコンだし
  • MHWilds発売を間近に控えた2025年2月4日 (火)より開催された「2025さっぽろ雪まつり」では、
    アルシュベルドとオトモアイルー大雪像が登場した。
    発売前にメインモンスターの立体物が登場するというだけでも珍しいが、それが雪像なのは更に珍しいと言える。
    大通会場に展示され、MHWildsの発売を前に《白の孤影》の異名に違わぬ真っ白な雪像はその威容を見せつけていた。
  • MHWilds発売直後である2025年3月3日から16日まで、
    なんと都庁を舞台としたAR体験『MHWilds AR 都庁襲来が開催され、
    レ・ダウと共にアルシュベルドがスマホ上に登場していた。
    絶滅種が都庁に襲来するという摩訶不思議なシチュエーションが無料で楽しめるとあって、
    近郊に在住していたハンターは、赴いたものも少なくなかっただろう。
  • 上述した護竜の個体は、ストーリーでの2回(1度目は撃退、2度目は討伐)しかクエストに登場しない。
    そのため、アップデートでの追加ストーリーやイベントクエストなどで再戦できる機会を欲する声も聞かれる。
    • 発売時点で同じ状況にあったゾ・シアと異なりこちらは一向に動きがない状況が続いていたが、
      発売から約半年が過ぎた2025年8月末、ファイナルファンタジーXIVとのコラボにおいて、
      あちら側の追加要素として護竜アルシュベルドが登場することになった。
    • 以前のMHWorldとFF14のコラボではメインモンスターのネルギガンテではなく、モンハン代表のリオレウスが選ばれていた。
      偶然か(メインモンスターに関連してはいるが)今回もメインモンスターのアルシュベルド原種とは別の護竜個体が選ばれている。
  • 日本語名が「ア」で始まり、英語名も「Ar」で始まることから、
    最も新しいメインモンスターながら50音順、アルファベット順の両方でメインモンスターの先頭に躍り出た。
    • アルシュベルドの登場前は50音順ではイヴェルカーナが、
      アルファベット順ではリオレウス亜種(Azure Rathalos)が先頭だった。

設定・考察等

  • 名前の由来は例によって不明であるが、開発陣から「白騎士」がモチーフの一つとして挙げられている事から、
    ラテン語で「白」を意味する「アルベド(Albedo)」に、
    フランス語で「騎士」を表す「シュヴァリエ(Chevalier)」、及び英語の「謎に包まれた(veiled)」を組み合わせたのではという推測が挙がっている。
    ちなみに「零下の白騎士」の異名を持つベリオロスの大剣のグラシュバリエ
    西洋剣風の造作なアケノシルム大剣の暁の大剣シルヴァリエ
    その発音や各種イメージからChevalier由来だと見られている。
    • 英名である“Arkveld”の方も公式には明確にされていないが、
      “Ark”については聖書の『ノアの箱舟』に由来する
      箱舟」「箱、聖櫃」「避難所」などを意味する英単語ではという推測が挙がっている。
      なお、「箱舟」をフランス語に訳すと「アルシュ(Arche)」なので日本語名のアルシュベルドの発音にも近くなるので、
      上記のChevalierやveiledも含め、フランス語と結び付けるプレイヤーは多い様子。
    • “veld”の方は上記の通りveiledが挙がっているが、
      実はオランダ語における“field”(草原)を意味する単語としてveldが存在するので、そちらの可能性もある。
      この辺りに関しては、ノアの箱舟が大洪水による絶滅から逃れるために作られた代物である事や、
      今作のサブタイトルが「荒野」「荒地」を意味する“Wilds”である事に関連を見出そうとする声もある。
    • 基本の略称としては「アルシュ」あたりになると思われ、
      発売前の時点から既にそう呼称しているハンターも多く見られるが、一部「アルベド」と呼ぶ層もいる。
      なお間違えやすいが、名前は「アルシュベル」であり、「アルシュベル」ではないため注意されたし。
  • 本種のコンセプトイメージについては開発陣から一部のみ言及されており、
    曰く「白騎士のような高貴な雰囲気」「彷徨っている亡霊的な雰囲気」との事。
    ストーリー中で突如として現れる事や、絶滅種という設定、
    そして、衝撃的な形で明かされた、
    他の生命体から得たエネルギーを糧に龍属性エネルギーを生成できる生態と、
    そのエネルギーを纏って攻撃を仕掛けてくる禍々しい姿等も鑑みると、
    かなり納得感のあるイメージであると言えよう。
    なお、ギルドに名付けられたコードネームである「白の孤影」は、
    英語版ではTHE WHITE WRAITH(ザ・ホワイト・レイス)、直訳で「白い亡霊」を意味している。
    • コレクターズエディションに付属するスチールブックにおけるパッケージアートや
      製品版の起動画面など一部のビジュアルにおいては、
      項垂れた様子のアルシュベルドに鎖が繋がれているような状況が描かれている。
      よく見ると鎖は透けているのであくまでイメージであると分かるが、
      メインストーリーにおける本個体の出現背景やその行く末を見届けたナタのセリフを借りると、
      本個体が護竜という竜都に繋がれた存在として生まれた事
      そしてその鎖が破壊されて野生に還った事を示しているのかもしれない。
    • 本種の特徴である「鎖刃」についてその特殊な生い立ちなどから
      DNA」がモチーフではと推察するハンターもいる。
      DNAとは生物の設計図とも言える物質の構造であるが、その構造は2本のポリヌクレオチドの鎖からなる
      二重螺旋構造であり、本種のそれは螺旋構造ではないとはいえ似ていると言えるだろう。
      • また護竜の存在自体が現実にも見られる遺伝子改変によるクローンや人工生命体作成を
        彷彿とさせるという声も存在しており本種の鎖刃はそれを暗示していると考えることも可能である。
      • また、「絶滅」というキーワードや、翼や鎖刃等の今まで登場した飛竜には見られない特徴的な姿から、
        古生物学において、「生物間の進化という鎖の中間に存在するはずの失われた環」を意味する
        「ミッシングリンク」という単語がモチーフになっていると考えるハンターもいる。
        既存のどの飛竜やその絶滅種にも似ていないのは目を瞑っておこう。
  • 発売前まではどの種族に分類されるのか分かっていなかった本種だが、
    過去作モンスターとの類似点などから分類を推定しようと試みる動きも多く見られた。
    翼を広げ、後脚を揃えて飛行する姿はワイバーン骨格に似ているが、
    地に居る時は四本の脚でしっかりと大地を踏みしめており、
    その様はティガレックス骨格のようにも見受けられる。
    またティガレックス骨格とは共通するモーションも多い。
    • 翼を地につける飛竜骨格という事から、
      同じ飛竜種メインモンスターの中でもセルレギオスに近いのではないかという意見も出ていた。
      別名が《○刃竜》なので似て見えるほか、アルシュベルドの威嚇モーションが
      身体を揺らしその場で足踏みをするものであることにも
      刃鱗を震わせるセルレギオスと似た印象が見出されていた。
      また、後脚が対趾足になっている事も共通している他として挙げられている。
      実は対趾足自体はパオウルムーも該当する特徴だったりするのだが*21
    • 翼を支える指の1つが大きく伸び、鞭のような触手を形成しているモンスターとしては、
      MHFのベルキュロスドラギュロスゼナセリスの3種の飛竜種が存在している。
      ベルキュロスとドラギュロスの場合は「鉤爪(かぎづめ)」、ゼナセリスの場合は「垂刃(すいじん)」と呼ばれている。
      ただし、こちらは翼の中腹、外から2本目の指が伸びて触手のようになっているものであり、
      アルシュベルドの「鎖刃(さじん)」とは大きく構造が異なるため、そこまで大きな関係性があるわけではないだろう。
    • 羽毛や翼膜ではなくほとんどが長大な毛で出来た翼というのは一見前代未聞だが、
      鳥類などが持つ羽毛も毛と同じくケラチン質の組織で出来ていることを考えると、
      鱗から分化した毛状のものが生えた生物というのはそこまで不思議でもない。
      我々の身近にいる生物群とモンハン世界にて一度は絶滅した生物が似た特徴を持つのは面白いと言えるだろう。
      • なおラフ画の中には、実は本種の翼は毛ではなく他の飛竜同様指に支えられた皮膜で出来ており
        その上を大量の毛が覆っている構造として描かれている物がある。
        また鎖刃も歩行用に使わない指に支持された物と描かれているため
        ラフ画を元にして考えると既存の飛竜と形態的には大して変わらないとも考えれる。
      • 尤もゲーム内における本種の翼を見ても毛の下の皮膜らしきものは見当たらず
        何よりラフ画が必ずしも実際に世に出たものと一致するとは限らないので
        ラフ画の情報を鵜呑みにするべきではないことには留意されたし。
    • 身体の構造的な特徴を並べてみると、
      対趾足は歩行より掴む事に重きを置いた形態であることや距離の出る突進攻撃をしてこないことから
      地面を走るのはあまり得意ではないことが伺えるが、
      足場を踏み締めて間合いの長い鎖刃や尾を振るう戦い方や、
      体格が近いレ・ダウさえ鎖刃で捕らえ引き摺り下ろすように叩き付けるムービー内の狩猟スタイルとは一致している。
      一方でグラビモスのように重厚なタイプとも異なり、跳躍と鎖刃を組み合わせた俊敏な短距離移動など、
      必要なら短距離を素早く動く瞬発力や筋力自体は優れている様子。
      毛だらけの翼は構造的に飛行に向いていなさそうだが、レ・ダウやウズ・トゥナを襲った際は
      軽々と離陸して悪天候の中を安定した飛行で去っていくため、
      特に飛ぶのが苦手なようでもなく、長距離を移動する際は飛行で賄っているという描写になっている。
  • 本種は絶滅種として認識されていたという設定であるが、
    ハンター大全によれば、絶滅種とは「化石や骨として発見され」
    「存在自体は確認できるが、今でも生存しているかは全く謎」である生物であり、
    これらを便宜上の呼称として「絶滅種」として扱っているらしい。
    つまり、絶滅しているか、それとも今でも生存しているかは実際には分かっていないのだ。
    そんな中、本種はゲーム中で既に絶滅したと明言されており、世界観上でも絶滅したと判断されているようだ。
    一方で具体的な絶滅年代などは現在不明である。
    また、上述の通りリオレウスやタマミツネ等の、
    生態系の上位に君臨する強者達と互角に渡り合える頂点捕食者達を叩きのめし、
    剰え、様々な環境に適応できる身体能力の高さを持つ強者であるアルシュベルドが、
    何故、何が理由で1度絶滅してしまったのか?についても疑問が残る。
    • ハンター大全に記載がある絶滅種は、総じて「○○に近い生物」「○○の祖先と考えられている」など、
      進化の過程や系統的繋がりも示されている。
      一方、今のところアルシュベルドは既存モンスターとの繋がりがかなり見出し辛い。
      この辺りはゲーム本編や設定資料集を待つしかないだろう。
      • なお本種はギルドによって飛竜種として分類されているが
        絶滅種として認識されていた頃から種族的には飛竜種として認定されていたのか
        それとも生体が研究された事で初めて飛竜種として認定されたのかは不明。
        またタシンが白の孤影の正体を伝える際「名を『護竜アルシュベルド』と言う」と述べるが
        コレに対しアルマが「やはり絶滅種だったのですね」ということから
        名前自体は竜都が栄えていた頃には付けられていた事が窺えれる。
        おそらく文献を通してギルド側にも名称が伝わっていたのだろう。
    • アルシュベルドが絶滅種であると思われていたという事は、
      上記の定義から考えるに、少なくとも化石や骨が発見されていたという事だと思われる。
      あるいは千年前に大国が滅びる以前よりの記録だけが残っていたという可能性も考えられるか。
      なお本編において真相が明かされるまでは本種は生きた化石なのではないかとする見方もあった。
    • そしてTU第3弾の有料DLCにおけるアルマのセリフにて、
      文献に残されているアルシュベルドには属性吸収の力に関する言及がないと言う事が明かされた、
      つまり属性吸収の力は元来護竜として造られた個体に与えられた物である事が示唆されている。
      しかし、こちらに関しては本編ストーリー開始時点でのギルドが外見等の大まかな特徴程度の情報しか有していなかったことから、
      「ギルドに残されている書物が記された時代には既に絶滅しており、誰も生きたアルシュベルドを知らなかった」
      「絶滅寸前の希少な種であった為に個体数が少なく、充分な目撃例や交戦記録が得られなかった」
      「長い時の中で当時の記録の一部が失われてしまっていた」等、
      他にも様々な可能性が考えられるため、やはり詳細は設定資料集やインタビューを待つ事になるだろう。
  • ちなみに、当モンスターの頭防具は、イコール・ドラゴン・ウェポンの設定画に於ける頭部デザインと形状が酷似している。
    これが意識されたものかは不明だが人造生命同士という事で繋がりを感じた者も少なくないようだ。
    • 防具に限らず、アルシュベルドの頭部の左右にある上向きに反った一対の角や、頭頂部に真っ直ぐ生えた一本の角は、
      イコール・ドラゴン・ウェポンのそれと酷似している。
  • 一部ハンターからはアルシュベルドを取り巻く設定やストーリーが、
    ジュラシック・パークシリーズを彷彿とさせるという声が上がっている。
    • まず、ジュラシック・パークに出てくる恐竜の正体は、
      恐竜の遺伝子を元に編集し展示用に造り変えた人造生物*22であり、
      特定目的の下モンスターを元に造り上げられた護竜とは似通っているとも言える。
      また、本種はモンハン世界での絶滅種が元になっているモンスターだが、
      言わずもがな恐竜も現実では例外を除けば既に絶滅した生物である。
      • 次に、必須アミノ酸のリジンを体内で作れないように設計されているため、
        パークスタッフからの給餌がなければ外へ出ても死んでしまう事が劇中明言されているが、
        護竜も竜都のみにて湧き出る竜乳を摂取できなければ死んでしまう身である。
      • そして、人工的に生み出される個体は全てメスで事実上子孫を残せないため、
        性別がない護竜とは少し異なれど増える力を取り上げられたという点も一致する。
    • しかし、パークの恐竜たちも本種のように人間の予想を超え野生へと戻っていった。
      自然に群生するマメ科植物にはリジンが含まれているのだがそれ等を植物食恐竜が食べ、
      その植物食恐竜を肉食恐竜が食べて間接的に摂取する事で給餌されずともリジンの摂取が可能となった。
      更に、恐竜の創造に使われた遺伝子の中に雄へと性転換できるカエルのものが含まれており、
      それによって一部雌が雄へと性転換し野生下で繁殖もできるようになった。
      このように人造の生命ながら野生下での栄養摂取が可能となり増える力を取り戻したという点で、
      アルシュベルドとは過程などの詳細は違えど一致する部分が多い。
      • なお、これ等の要素が映画を参考にしたのかそれとも偶然の一致なのかは不明。
        インタビューなどでその点に触れられるのを待つほかないだろう。
        ちなみに小嶋元Pは「モンスターデザインにおいて初代モンハンはジュラシックパークを参考にした」
        という主旨のツイートをしており、シリーズにおいてジュラシックパークが
        ベースの一つになっている例があるというのは事実である。
    • いずれにせよ本種の運命もまた、ジュラシック・パークにてイアン・マルコム博士が
      恐竜たちに対して述べた次の言葉で包括できるかもしれない。

        生命は道を見つけ出す。*23

素材

鎖刃竜の上鱗
アルシュベルドの上質な鱗。
ずっしりと密度が高く、極めて堅牢だが末端はもろく欠けやすい。
鎖刃竜の堅鎧殻
アルシュベルドの堅牢な甲殻。
甲殻同士が甲冑のように重なっている様から「鎧殻(がいかく)」と呼ばれている。
鎖刃竜の白毛
アルシュベルドに生えている白い体毛。
強度の高い体毛が絡まり合うことで、身を守る機能をより高めているとされる。
鎖刃竜の尖角
アルシュベルドの鋭く尖った角。
大きく湾曲したその角は、対峙した者を威圧する力を持っている。
鎖刃竜の尻尾
アルシュベルドの尻尾。
太く重厚な筋繊維が甲殻と体毛に覆われており、素材としての価値が高い。
無慈悲な鎖刃甲
アルシュベルドの鎖翼刃に連なっている甲殻。
甲殻同士が伸縮性のある筋繊維で繋がっていることで、鎖のような動きを実現している。
鎖刃竜の宝玉
アルシュベルドの体内で稀に生成される玉石。
白く仄かに脈打ち、生気を吸われるような感覚が残っている。

関連項目

モンスター/護竜アルシュベルド
武器/アルシュベルド武器
防具/シュバルカシリーズ
BGM/アルシュベルド戦闘BGM
モンハン用語/メインモンスター
モンスター/飛竜種
モンスター/造竜種
世界観/絶滅種 - 学術院の見解ではこう見做されていた。
武器/狩猟鞭 - オラージュに登場したオリジナル武器。本種の鎖刃と同じく蛇腹剣のような構造をしている。
モンスター/アルバトリオン - こちらは体内で生成される無尽蔵の龍属性を他属性に転換している可能性がある。
ゲーム用語/ラスボス
モンハン用語/アルシュベルドオンライン

作品別・狩猟数最多モンスター関連項目

モンスター/ドスジャグラス - MHWorld
 →クエスト/窮賊、ハンターを噛む!
モンスター/ジンオウガ - MHW:I
 →クエスト/ジンオウガよさらば
モンスター/マガイマガド - MHRise
モンスター/ダイミョウザザミ - MHR:S
モンスター/アルシュベルド - MHWilds


*1 MHの発売日は2004年3月11日、MHWildsの発売日は2025年2月28日であり、ギリギリ2週間を残して21年目には突入していない
*2 ちなみに5周年はMH3のラギアクルス、10周年はMH4Gのセルレギオス、15周年はMHW:Iのイヴェルカーナである
*3 映像は当時のものではなく、次の日に公開されたイャンクックのシーンが追加されたバージョンの動画。9月25日のバージョンは現在は見ることが出来なくなっている。
*4 全ての飛竜種がこの目であるほか大半の飛竜種がその内の竜脚亜目に分類されている
*5 ゼノ・ジーヴァが古龍の生体エネルギーを利用して起こす爆発が龍属性を帯びているなどの形でやんわりと触れられるほか、オドガロン亜種や怨嗟響めくマガイマガドの龍属性エネルギーは本種の無差別的な捕食によって溜まったものという設定は存在するが、その具体的な仕組みは未だに分かっておらず、「生命エネルギーと何らかの関係があるのでは?」と示唆される程度。なお、アルバトリオンは龍属性エネルギーを変質させて他属性の力を発現させているらしいという描写から、ちょうど本種とは真逆の方向で龍属性を行使している模様。また、龍属性やられは武器に宿る属性エネルギーを一時的に打ち消す力を持つなど、何かと属性と縁がある存在である
*6 ややこしいことに、鎖刃を用いた攻撃が、その後の結果を問わずにハンターとオトモアイルーを掠めた際にも同様のエネルギー吸収反応が発生する
*7 満足に使えるのは電撃弾が支給されていたヘビィボウガンぐらいであった
*8 護竜アルシュベルドの方はフリークエストも含めて再戦する機会が無いため。
*9 何か別種のモンスターに巻き込まれる形で迷惑者扱いされるケースは割とある。
*10 特定の決戦場フィールドでの狩猟となる
*11 捕食衝動をある程度制御できるなら、わざわざ集落を襲う意味もないという可能性である。
*12 エリア移動の頻度はOBT1の時点で指摘された問題点であり、修正することが開発から明言されたが、製品版の調整に注力するためOBT2にそれは適用されていない。
*13 一度でもクリアしたクエストには、クエスト選択画面でチェックマークが付くようになっているため、カプコン側も間違いなくクリア経験者数は把握しているものと思われる。
*14 超大型でない、という点ではアトラル・カも該当するが、専用フィールドのみの登場、超大型に該当するアトラル・ネセトへの形態変化など、例外的な部分が非常に多い
*15 MHW:Iにおけるイヴェルカーナvsネルギガンテの前例がある。
*16 一応、他のモンスターであればジン・ダハドと交戦したエリアから逃げ出す一方、アルシュベルドは平然と居座り続けるため、少なくとも「負けた」という扱いではないらしい。
*17 ソロ約66,000
*18 ソロ約76,000
*19 たまに属性エネルギーを吸う縄張り争いは発生するが、大抵は通常攻撃でダウンさせて追い払う。
*20 実際、シュバルカγにはヌシの魂がグループスキルとして搭載されている
*21 ついでに鳥竜種のプケプケも翼・脚のグラフィックが流用されているため対趾足になっている
*22 具体的には琥珀内の蚊が生前吸った血から採取できる恐竜の遺伝子の欠損部分を他生物の遺伝子で埋めたキメラである、またメタ的には作品ごとに姿が異なっていたりそもそも現実の恐竜と姿が異なったりする理由についての設定付けとも言える
*23 原語版でのLife Finds a wayの和訳