モンスター/ギギネブラ亜種

Last-modified: 2024-03-26 (火) 07:55:52
種族
飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 奇怪竜下目 毒怪竜上科 ネブラ科)
別名
電怪竜(でんかいりゅう)
英語表記
Baleful Gigginox
危険度
MHP3:★6, MH3G:★4
登場作品
MHP3, MH3G, MHXR
狩猟地
凍土

目次

生態・特徴

黄色の上面と藍色の腹部が特徴の、毒怪竜ギギネブラの亜種。
目撃例はかなり少なく、突然変異によって誕生したと推測されている。
電気を発生させる器官を体内に持ち、放電や電気のブレスを使って獲物を狩る。
その能力からハンターズギルドからは《電怪竜》とも称される。
通常種が毒で獲物を弱らせ、その死骸を冷凍保存するのに対し、
亜種は感電によって動けなくなった獲物をそのまま捕食しようとする傾向がある。
通常種であれば毒腺があった部分に蓄電器官があり、ここを破壊されると作り出せる電力が弱まるという。
興奮すると上面の皮膚が赤熱したかのように紅く染まり、口元から電光が漏れ出す。
また、突然変異の影響なのかは不明だが、通常種なら大量に産むはずの卵塊を産む事はなく、
強力な放電を起こす爆弾のみを産む。
このため、電撃能力を持ったギギネブラが子孫を残すことはないと思われる。
他に勝るものが無いとも言われる抜群の伸縮性を持つ外皮や常に帯電し続ける性質を持つ爪など、
電怪竜の素材は非常に特殊ながらも高い有用性が見られ、詳しい研究が続けられている。
また、とある北欧の国では厳粛な儀式を執り行う際に最上質の電怪竜素材を加工した衣装を用いるという。
しかし、前述のように電怪竜の目撃例は少なく、また戦闘力もかなり高い傾向が強いため、
狩猟には厳しい制限が設けられており、素材の流通も稀である。

概要

  • 毒怪竜ギギネブラの亜種。別名「電怪竜」。
    その別名の通り、毒を使う通常種とは異なりフルフルのように電撃を用いて攻撃してくる。
    • 種」「ギギネブラ」ということで、主な略称は「姉ブラ(亜ネブラ)」。エロい
      亜ナルなんていうこれまた卑猥な略称を付けられるモンスターもいるが…
  • 腹部は不気味な紫色をしており、背中側は黄色をしている。
    更に怒り状態になると皮膚の色は不自然な蛍光色の赤色に変化し、尚更フルフル亜種じみた見た目になる。
    電撃ブレスもフルフルと同じく3方向に分裂する弾となっており、当たればほぼ確実に麻痺に陥る。
    弱点も火からへと変化しているあたり、フルフルの通常種亜種の関係を意識していると思われる。
  • ギィギの卵を産む事は無く、電撃爆弾しか産むことは無い
    どうやら何かの拍子に突然変異したギギネブラらしく、個体数の少なさから生態も不明とのことだが、
    突然変異の影響で繁殖能力が無くなってしまったのだろうか。
    • アグナコトル亜種がいるのに、ウロコトル亜種がいなかったりしているこの世界では(ぼんやりとだが)
      ギギネブラ亜種がいるのに、ギィギ亜種がいない理由が提示されているのは珍しい。
  • 雷属性やられによる気絶と麻痺攻撃のコンボでこちらの足止めをしてくる面倒な相手だが、
    同じく上位にてパワーアップした通常種の猛毒攻撃が非常に厄介であり、
    亜種にもかかわらず通常種よりも倒しやすいとの評価もある。
  • 頭部を部位破壊すると、ブレス時の発電に支障をきたすのか、
    ブレスの電撃が黄色から青色になり麻痺の追加効果もなくなる。
    ただし雷属性やられが小→大にアップするので、気絶には注意。
  • 通常種と異なり、拘束攻撃は地上にいる時に繰り出してくる。
    上体を持ち上げ頭を下げるような動きからもっさりと飛びかかるようなモーションで、
    その地味な予備動作から、大した攻撃ではないだろうと油断して食らったハンターも多いのではなかろうか。
    振りほどくゲージはあまり長くないが、終わるまでの時間も短く、
    またフィニッシュの電撃は食らうと雷耐性が低いとほぼ間違いなく即死する威力なので、
    こやし玉は持っていた方がいいだろう。
  • MH3GのG級クエストに登場する亜種は、ギィギの産まれる卵塊の代わりに電撃爆弾を背中に産み付ける。
    その威力、範囲が尋常ではなく、通常の電撃爆弾同様、麻痺効果までついているという始末。
    被弾すれば大ダメージ必至。運が悪いと、麻痺して動けなくなったところへ猛ラッシュをかけられ、
    そのままキャンプ送りにされることも十分あり得る。
    背中の電撃爆弾は、爆発が近くなると輝き出すので、
    それを確認したら急いでギギネブラ亜種から離れること。
    また、通常種と同様の方法で背中の電撃爆弾を破壊することも可能。
    設置から爆発まではかなり時間がある上、破壊に成功すれば怯みを誘発できるので、積極的に狙っていこう。
    • 通常種の背中の卵塊は捕獲するとギィギが産まれなくなるが、
      こちらは落とし穴の場合捕獲後も通常通りの時間で爆発する。
      クリア後に受ける分には何の問題もないが、大連続や同時狩猟などでは一応注意。
  • 通常種と同様、属性がよく通り特化したライトや弓との相性は抜群。
    また電撃爆弾はガードで対処可能なうえ厄介なギィギも不在な為、盾持ち武器でも安定する。

素材

アルビノエキス
奇怪竜下目に属する飛竜(フルフルやギギネブラ、そしてその亜種)から採れる特殊なエキス。
詳細はリンク先を参照。
電怪竜の上皮
ギギネブラ亜種の腹の皮。肌触りと伸縮性で勝る皮は他に無いといわれる。
より上質なものは「電怪竜の厚皮」と呼ばれる。
  • ちなみに背中の皮は通常種のものと区別されず、
    「不気味な上皮」、「おぞましい厚皮」として扱われる。
    MHXRでは「電怪竜の皮」が登場する。
電怪竜の鋭爪
ギギネブラ亜種の爪。常に帯電しているのでエネルギー源として研究されている。
より上質なものは「電怪竜の剛爪」と呼ばれ、爪系統の素材としては破格の10125zという高額で取引されている。
天鱗天殻よりも少し安い程度の値段であるといえば、その凄さがわかるだろうか。
MHXRでは「電怪竜の爪」が登場する。
電撃袋
ギギネブラ亜種の内臓器官。体表付近にまで浮かび上がってきており、通常種の毒腺に負けず劣らず不気味。
フルフルの発電器官に酷似した性質を持ち、大きなダメージを受けてもなお強力な放電を可能とする。
より強力な個体からは「雷電袋」と呼ばれるものも入手できる事が確認されている。
電怪竜の骨
ギギネブラの亜種の骨。
MHXRで追加された固有素材。
電怪竜の雷鳴玉
ギギネブラ亜種が持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。

関連項目

モンスター/ギギネブラ
武器/ネブラ武器 - ギギネブラ亜種素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/ネブラシリーズ - 亜種素材の「ネブラUシリーズ」などについての記載あり。
モンスター/フルフル亜種 - ギギネブラの近縁種で、怒り状態時の体色がフルフル亜種に近いものとなる。