- 種族
- 飛竜種
- 別名
- 輝界竜(きかいりゅう)
- 登場作品
- MHF
目次
特徴・生態
- 古来より「古塔に光が射し込めたときにのみ現れる」と語り継がれてきた飛竜で、
伝承の通り、天光に包まれた塔の頂上にて確認された伝説の"白き蒼空の王"。
リオレウスの新種であるとされ、そのことからリオス科に分類されると考えられているが、
火竜との詳しい関係性などは未だはっきりしていない。
唯一わかっていることは黒き飛竜とは相反する存在ということのみで、
ゼルレウスが光であるならば、後者は闇と言うべき者である。
天界に棲まうリオレウスとでも言うべきその姿から「輝界竜」と呼ばれる。
- 地方によって言い伝えが大きく異なる場合があるモンスターで、
ある地方では「白き飛竜に出会いし者は大願が成就する」とされ、
神聖な生き物として祀られているのに対し、
ある地方では「白き飛竜に出会いし者には災いが訪れる」とされ、
不吉な生き物として人々に畏れられている。
- 容姿自体はリオレウスと酷似しているが、その体色は亜種の蒼とも希少種の銀とも異なる「白」である。
また、甲殻の隙間からは蒼い光を放ち、翼爪なども青白く輝く結晶のようなものに変化している。
純白色の翼には蜂の巣のようなハニカム構造状の模様が刻まれ、
翼爪から放たれる蒼光に照らされて非常に美しい。
身体の動かし方はリオレウスと大きく異なり、他の飛竜と比べても非常に独特。
時には鳥竜種のように舞うかのような軽やかな動きを見せ、
時には重量級の飛竜の如く豪快で重い一撃を繰り出す。
外敵と相対すると威嚇のためか、赤く鋭い眼光を放ち、その残光を残しながら動き回る。
口からは火球ではなく、青白い光の弾丸や光線を発射する。
翼爪や尻尾すらレーザーや光弾を発射する遠距離武器として用いるほどであり、
全身から放出する特殊な粒子の流れを操作、「光」を刃状や結晶状の実体に近い状態で出現させ、攻撃を行う。
たとえ尻尾を切断されたとしても光を射出するその機能は失われないどころか、
蓋が外れたかのごとく体内の膨大なエネルギーが切断面から溢れだし、むしろ強力になってしまうほどである。
- 最大の特徴は、自らに対する外敵の動きや戦闘方法などを感じ取り、
状況に合わせて己に有利な戦闘形態に変化するという特異な能力である。
このため、戦闘中のゼルレウスは一定の形姿を維持せず、
ある状態では顎部から左右へ伸びる突起が槍のように変化し、
ある状態では両脚のはぎ部から巨大な棘を何本も生やした姿に変化するなど、
様々な姿に移り変わるこの特性は、「対峙する者の心を写し出している」と言い伝えられる。
相手が複数の場合は目まぐるしくその姿が変化し、多彩な攻撃を次々に仕掛けてくる。
- 極み耀くゼルレウス
- 古跡にて確認された、従来とは異なる特徴を有する強大な個体。
甲殻や結晶から放つ光が鮮やかな紅色となっており、外見の印象が大きく異なる。
また、従来の個体とは異なり当初から角・翼・両脚の結晶が肥大化し尻尾も展開しているなど、
これまで発見されていたゼルレウスとはまた違った特性を有する個体だと考えられる。
ギルドでは本個体を「極み耀くゼルレウス」と呼称し、退けられるハンターを募っている。
- 本個体の特徴として、体の周りにハニカム状の鏡面のような光球を形成することがある。
これを用いて周囲一帯に光線を照射することが可能である他、
飛び立った後に光球を纏い、上空を凄まじい速さで移動し続ける行動を見せる。
その速さ故に紅色の光点が尾を引いて飛んでいるようにも見え、
相手を攪乱した上で高速で着地し周囲を破壊する怒涛の攻撃への布石となっている。
また、身体能力の向上によってか羽ばたきで容易く暴風を引き起こす他、
地面を踏みしめて振動を起こす、耳を塞がずにはいられないほどの大音量で咆哮するなど、
外敵を拘束する手段に長けており、それらを組み合わせて敵に痛打を浴びせる戦法を得意としている。
概要
- MHF-G3、11月20日の定期アップデート後より登場の蒼と白が混ざり合ったリオレウス。
「光」をイメージ、コンセプトとしたモンスターであり、
PS3版/Wii U版MHF-Gのメインビジュアルも務めている
(PS3版とWii U版でそれぞれ別の画像が用意されている)。- これは、PS3版MHF-Gサービス開始と同時に、剛種ランクから解禁されている。
剛種ゼルレウスは「PS3版プレイヤーがまず目指す目標の一つ」という位置づけである。 - さらにその一週間後(2013年11/27)、G級でも狩猟が解禁された。
G級では特殊な位置付けのG級クエストである
「烈種モンスター」の第一号として登場している。
- PS3版、Wii U版プレイヤーにとって印象に残りやすいモンスターということもあり、
2014年にファミ通が行ったMHFに登場するモンスターの人気調査では第5位。
ハンターの物理属性に対応して戦うというこれまでにない特性が票を呼んだようだ。
その4年後に実施された、11周年モンスター人気投票では8位にランクインしている。
烈種実装から後述の極み個体実装までの長い間、
特にこれと言ったテコ入れがされていない状況でのTOP10入りは大健闘と言えるだろう。
- これは、PS3版MHF-Gサービス開始と同時に、剛種ランクから解禁されている。
- 今まで確認された原種、亜種、希少種とも異なった体色をしている。
リオレウスと酷似した姿、白き甲殻、その隙間から漏れ出す蒼光、残光を引く眼、
といった特徴から連想させられるは、
リオレイアと酷似した姿、黒き甲殻、その隙間から漏れ出す紅光、残光を引く眼、
などの対と思える特徴を併せ持つUNKNOWN。
つまり、これまで確認されていなかったUNKNOWNの雄個体(?)が
遂に発見されたのではないか…と推測する者がいる一方で、
ネ実等ではこれこそが烈種なのでは?という説も上がり、様々な議論を呼んだ。- 後に『輝界竜ゼルレウス』という名称であることが判明する。
一般に見られるリオレウスとの関連性は「リオレウスの新種で、同じ種族のモンスター」
であること以外は不明だったが、
のちにはUNKNOWNと"相反"したモンスターであることも明らかとなっている。
なお、正式名称が判明する前は、ユーザーから「白レウス」と呼ばれていた。
- 後に『輝界竜ゼルレウス』という名称であることが判明する。
- 古代から伝承で語り継がれているモンスターであり、
ある土地では神聖な竜として扱われているようだが、別の土地では不吉な竜として扱われている。
ゼルレウス自体が様々な姿をもつようなので、伝承も土地ごとにまったく別のものとなったのかもしれない。
- MHF-G「秘密の開発運営レポート(動画版)」『File.9』 にて触れられたが、
あらゆる飛竜種の攻撃を使いこなしたUNKNOWNとは対極的に
ゼルレウスは見た目が似ているリオレウスなどとは全く違う動きをしており、
動画内で木本氏ですら「メカレウス」と呼んだほどの、
マシンのような動きも繰り出す異質なモンスターに仕上がっている。
その一部を紹介ムービーで垣間見ることができるが、
蒼白の光線を放射したり、尻尾から光弾を発射したりと、いろいろな意味で凄まじい技が多い。
こうなると別名があやしい。本当は機械竜なのではないだろうか。- とはいえ、動きは滑らかに仕上がっており、なおかつ激しく動き回る。
そのため偉大なる機械竜の先輩ほど、機械竜っぽさは感じさせない。
"新種のリオレウス"という点から、リオレウスそのものを彷彿とさせるかもしれないが、
秘密の開発運営レポートで木本ディレクターが言った通り、
「リオレウス」はどこへ行ったのかと思えるほど火竜とは別モノな動きをするので注意。 - また、10月1日付けのニンテンドーダイレクトでは、上記で紹介されなかった行動も紹介された。
- その特殊な攻撃方法の数々から、初見での討伐が難しい部類にあたるモンスターであり、
PS Vita版クローズドベータテストにおける公式の統計では
剛種クエストの雷轟竜ディオレックスに次いでクエスト失敗率総合第2位である。
ゼルレウスは初めのうちはゆったりとした動きが多く、この時点で対処が難しいわけではないが、
特に後述する"適応変化"を行われてからの急な変化に対応しきれず、
そのままジリジリと追い詰められて最終的にやられてしまうパターンが多いようだ。
- とはいえ、動きは滑らかに仕上がっており、なおかつ激しく動き回る。
- 体内で大量の粒子を生成し、放出することで光そのものを用いた攻撃を行う。
前述の通り、蒼白の光線で薙ぎ払ったりなど光のブレスを吐くほか、
尻尾や翼爪からも光弾や光レーザーを発射することが可能など圧倒的な攻撃範囲を持つ。
特に上空に飛翔し、尻尾から無数の光弾を撒き散らす攻撃などは
エリア内の全ハンターを一度に狙ってくるので警戒が必要である。
この光弾攻撃は落下を開始する前まで未来予測能力を持っているため、
下手な移動、回避では避けることはできず、頭上から降り注ぐ関係でガードが通用しない(捲られるため)。
弾丸の如く飛ばした翼爪を地面に突き立て、
その翼爪へ引き寄せられるような軌道を描くトリッキーなブレス攻撃もある。
ただし、同じ「光」でも発光性の粒子を用いた攻撃という意味であり、ゲリョスの閃光のような攻撃はない。- 戦闘中は常に輝く粒子を周囲に放出している様子が見て取れるが、
この粒子はゼルレウスの残り体力に応じて赤⇒黄⇒緑⇒蒼と変化する。
一つの目安になるだろうが、最後の蒼色になるのは残りHP40%なのでまだ瀕死というわけではない。
- 戦闘中は常に輝く粒子を周囲に放出している様子が見て取れるが、
- 烈種となったモンスター全てに言えるが、剛種の時点で罠類や閃光玉などは悉く無効化される。
また、地上や空中は勿論のこと、あろうことか地中に潜る技まで有している。
それも上空から一気に急降下、翼を広げたままドリルの如く潜っていくのだから始末に負えない。
流石にアノルパティスほどの潜行能力は無いようだが、恐るべき行動範囲である。
地面から急襲を行ってくる際はターゲットしたハンターの足元を蒼い光で予告し、
巨大な光の柱とともに地上へ勢いよく飛び出してくる。
- ちなみに弱点属性は水、氷、龍の3つ。
複属性では水と氷を兼ね備えた"奏属性"、氷と龍を併せ持つ"闇属性"、
表示上の数値を遥かに上回る強力な龍属性を内包した"黒焔属性"などがある。
龍属性は脚に30%、頭、翼、尻尾に40%と非常に有効であるが、
上記の適応変化を遂げて変化した部位はほとんど通らなくなるので注意。- 水属性や氷属性は適応変化しても通り具合は変わらないが、
そもそも部位によって効果の高さはまちまちである。
従って、適応変化の遅い剛種は龍属性または部位ごとに通りやすい属性を選び、
特に烈種はPT構成によって柔軟に属性を変えるということが重要になると言える。
例えば適応変化が早々に発生することが予想される攻撃系統では水や氷の系統の属性を用意したり、
PT構成的に適応が偏る場合は少数派の武器種が龍属性を用いる、など。
- なお、現段階では龍・水・氷の3属性をすべて備えている複属性は無い。
パーティー構成が特定できない野良募集の場合、奏属性が最も無難な選択肢であると言える
(ゼルレウスは水と氷で効く部位が異なるが、その両方を備える奏属性ならリスクは少ない)。
- 水属性や氷属性は適応変化しても通り具合は変わらないが、
- ゼルレウスが登場するクエストでは、狩猟地となる塔頂上の景色が通常時とは異なる。
いつもなら薄暗いエリア10が光芒に包まれており、空が明るく輝いている。
ただし雲自体は黒いままなので、快晴というわけでもない。
まさに伝承で語り継がれてきたそのままの光景と言える
なお、この天候が自然のものかゼルレウスの能力によるものかは不明。
- クエスト開始時にはフィールドに姿を見せず、
どこからともなく飛来して何度か周囲を旋回した後、きりもみ回転を行い(攻撃判定はない)、
着地してディアブロス風の咆哮(1回しか使わないが、剛種でも超高級耳栓がないと防げない)を放つという、
凝った出現演出が成されている。
双頭襲撃戦や狩煉道で出現する際も同様だが、
後者はフィールドの高度自体が塔頂上と比べ高いからなのか、開幕の演出が低空飛行気味になっている。
適応能力
- ゼルレウス最大の能力にして最大の特徴は"適応"である。
ミ・ルのように次々と変化するその速度で翻弄するわけではなく、
外敵から受けた攻撃に適応し、そのタイプの攻撃を大幅に遮断してしまう。
さらに、適応した物理属性の攻撃を行う者に対して有利な攻撃を行えるようにするという2段構えである。
この能力によって、ゼルレウスの姿が複数あるように思わされ、
「神聖な竜として祀られている」、「災厄を齎す存在」などの伝承が生まれる要因となったのである。- このように、"弱点が弱点でなくなる"うえに、
その武器種の動きを想定、翻弄するような攻撃を中心に仕掛けてくるようになるため回避が難しくなり、
結果として「同一の物理系統のみでPTを組む」と、適応された際に思わぬ苦戦を強いられることになる
(一応書いておくが、弱点でなくなった部位以外も全身で肉質30以下である)。- 実際、2014年2月8日の公式ニコニコ生放送「MHF-G オリジナルG級モンスターを狩り尽くせ特番!」では、
ランス、ランス、大剣、狩猟笛という切断に偏ったパーティー編成で烈種ゼルレウスに挑んだ結果、
終始に至って対斬形態を維持され、30分針以上の時間を使った挙句敗北してしまっている。
これは"烈種ゼルレウスがタフ"ではなく、"切断属性をピンポイントで大幅にカットされた"ためである
(5月2日の放送では穿龍棍2人、大剣2人の斬打PTで2死と危ないながらも見事雪辱を果たした)。
- 実際、2014年2月8日の公式ニコニコ生放送「MHF-G オリジナルG級モンスターを狩り尽くせ特番!」では、
- このように、"弱点が弱点でなくなる"うえに、
- ゼルレウスはハンターとの交戦中、
3種類の物理属性である「切断」「打撃」「弾」の蓄積量を計算している。
そして60秒周期で"自身にとってどれが最も脅威であるか"を判断し、
判断を行った段階でゼルレウスが最も脅威と判断した物理属性に適応、その姿を変える。
適応変化の際、全身が眩い光に包まれ、一瞬にしてその姿を変化させる。
この周期判断は戦いが決するまで続き、その都度、脅威となる物理属性を判断する。
このため、脅威と判断した属性が現在適応している物理属性と異なった場合、
ゼルレウスはその物理属性に適応した、別の姿へと変化を遂げる。
この適応判断はゼルレウスが開幕の咆哮を発した時から始まるが、
剛種個体のみ、体力30%以下という条件が加わる事になる。- この条件の裏を返すと、怯みを連続で取った場合や、
適応判断のカウントを開始する最初の60秒以内に体力を削りきれば、
適応変化をさせる事無く討伐する事が可能という事でもある。
剛種についてはG級の武具を用いれば簡単に実現でき、
烈種についても、ゼルレウス自身がG級最初期のモンスターであり、
その時点での環境を元にステータス調整が為されてる点を突き、
更に火力が高まった辿異武具の環境を用いれば、これを実現することが可能である。
- この条件の裏を返すと、怯みを連続で取った場合や、
- ちなみにゼルレウスに「怒り状態」は存在するが、機能しない。
少々意味不明なことを書いたが、ゼルレウスは怒り状態となっても能力に変化が無いので、
怒り状態はあってないようなもの(データのなかで形だけ設定されている)なのである。
ゼルレウスには上述したような特殊な戦闘術が存在するため、怒り状態が加わるとややこしいのかもしれない。
対斬形態
- 切断属性に適応した形態では足に刃状の棘が生え、尻尾の甲殻が展開。
それまで切断属性の弱点だった脚と尻尾への切断攻撃を85%カットするようになるほか、
龍属性が尻尾に40%、脚に30%効き目があったところ、それぞれ10%、5%にまで下げられてしまう。
切断属性の武器には片手剣や双剣など打点の低い武器も多く、
主に狙うはずだった脚が驚異的に硬化すると圧倒的に不利な状況となってしまう。
また、「足元狙い」が多い切断武器のハンターに対して対処が難しい攻撃を行うようになる。- 脚と尻尾の切断肉質が15%になると言ったが、
「適応」のタイミングが開幕直後の烈種ゼルレウスでは、
後述するとおり"切断属性武器ばかりのパーティー"だと
逆に尻尾切断が困難になるという本末転倒な事態も発生してしまう。
- 脚と尻尾の切断肉質が15%になると言ったが、
- 尻尾の外殻を展開したことで既存の尻尾攻撃に強化が加わり、
ゼルレウスが尻尾を振り回すと一瞬遅れて光の刃が出現、同じ場所をもう一度切り裂く。
光の刃というと想像がつきにくいかもしれないが、輝界竜が放出する光輝く粒子が刃状に集合したものである。
粒子が集合し、光が最も強まった時に触れるとダメージを受ける。
勢いよく回転しながら翼と尻尾で周囲広範囲を攻撃する技などが該当する。
懐に潜り込むことが多い切断武器では対処が難しく、
全身に攻撃判定があるうえに光の刃での追撃があるため極めて避けにくい。
予備動作も少ないのでいつでも回避できる位置取りをあらかじめ行っておく必要がある。
- 対斬形態独自の技では力を溜めてから思いっきりショルダータックルを仕掛ける攻撃や、
ホバリングキックから尻尾よりレーザーを照射し、正面一直線上を光で爆破する攻撃がある。
特に厄介なのは一連のコンボ攻撃である後者。
ホバリングキックを避けても翼やその直後の宙返りに引っかけられることが多く、
しかも尻尾を切断されると逆に強化されるという前代未聞の技である。
尻尾を切断されることで剣尾のリミッターが外れ、
レーザーを照射する瞬間に膨大な光の粒子があふれ出すようになるが、
この光には全て攻撃判定があり、近距離での回避がさらに困難となってしまう
(尻尾を切断されてもその切断面から直接光レーザーを発射する)。
- 尻尾光弾飛ばしもさらに強化。
対斬形態では尾が展開しているからか、
1ハンター2つの未来予測光弾を2セット、つまり合計で4個飛ばしてくる。
一度に全ハンターを狙う攻撃なのでパーティーで密集しているととんでもないことになる。
もちろんそれぞれ発射時点で未来予測をしているため、
特に1セット目の回避を開始している時に飛ばしてくる2セット目の回避が困難なものになっている
(回転回避などをした先を狙って2発目が飛んでくる)。
特に、重傷を負い回復してる時にこれをされると…もはや何も言うまい。
対打形態
- 打撃属性に適応した形態ではリオレウスも有していた側頭部の突起が進化し、巨大な2本の角を携える。
対斬形態よりもわかりやすく、打撃の弱点である頭への打撃攻撃が85%遮断される。
例の如く頭部に40%も効果があった龍属性は10%まで抑えられてしまう。
ディアブロスの頭部をハンマーや狩猟笛で殴るのに近い堅さとなってしまうため、
打撃職はスタンさせる以外に有効な役割がなくなってしまう。
また、頭狙いであることが多い打撃武器をさらに不利に陥れるよう、
頭部に接近してくるハンターを徹底的に打ちのめす技を連発するようになる。- GGで追加された新武器種「穿龍棍」には、
堅い肉質ほど大きなダメージを与えられる「肉質変化効果」を持つ攻撃手段が存在したのだが、
この効果は「(全身で)最も柔らかい肉質+最も堅い肉質-HITした部位の肉質」というものであるため、
一度対打形態にシフトしてしまうと肉質30が最も柔らかい肉質になってしまう。
そのため、頭部位への攻撃は他の打撃種に比べれば多少ダメージは大きいものの、有効性自体は薄かった。
後年になって仕様変更が行われ、肉質反転仕様はオミットされたためその点での優位は完全に無くなった。
- GGで追加された新武器種「穿龍棍」には、
- 角を展開したことで頭部を用いた既存の攻撃に強化が加わり、
地面に衝撃を加えてから飛翔し、そこから岩盤ごと砕くボディプレスを仕掛ける技は、
最初の頭突きの際に光の爆発を頭部から放つようになった。
予備動作が極めて短いため、頭部付近にいるとまず回避が困難である。
なお、爆発に巻き込まれるとダメージとともに打ち上げられる。- そのほかにも、顎で地面を抉りながら突き進む強烈な滑空攻撃の際、
対打形態では蒼い粒子を放出しつつ鈍角で地面を抉っていくようになっており、
これに触れると確定で気絶してしまう。
- そのほかにも、顎で地面を抉りながら突き進む強烈な滑空攻撃の際、
- 対打形態専用の攻撃も当然仕込まれている。
角を地面に突き刺し、そのまま前方へ突進する、
いわば予備動作が追加されたエスピナスの突進とも言える技は動作が短く厄介。
受けると上空に跳ね飛ばされてしまう。
全身に攻撃判定があるので頭部に居座る打撃武器以外でも注意が必要。
- また、頭部に蒼いバリアのような光を纏い、そのまま待機するモーションもある。
このとき、ゼルレウスの頭部は切断・打撃・弾の全ての属性に対して一時的に大幅硬化し、
頭部に攻撃を行ってきた者がいれば攻撃を弾き返した隙に光ブレスによるカウンターを浴びせる。
剣術スキルなど、弾かれモーションを取らない状態ではゼルレウスは反応しない。
あくまでも、攻撃を弾き返されよろめいたハンターにカウンターを行うという一連の流れがあるためだろう。
対弾形態
- 弾属性に適応した形態では、UNKNOWNを超える勢いで翼爪が肥大化する。
ゼルレウスの身体のなかでも特に大きく、遠距離から射撃するという点で狙いやすいうえに、
実際に弱点でもあった翼への弾攻撃は15%まで有効性がダウンする。
特に弓で影響が大きいが、翼に40%効いていた龍属性は10%に減少してしまう。
遠距離に対応する動きをとるようになり、周囲を爆撃するような攻撃の趣向が特徴。
翼が大きいと言ったが、適応されるとあれだけ大きな部位を避けて狙う必要が生じるため、
ガンナー武器は弱点でもない部位に向けて精密な射撃を行わなければならない。
- 距離を離して立ち回るガンナーハンターへの対抗に特化したため、
ゼルレウスの攻撃方法も自然と遠距離攻撃が主体となる。
前述した無数の翼爪を地面に突き立て、そこに向かってブレスを放出する攻撃は、
発射する翼爪の数が通常よりもさらに増えており、避けにくくなっている。
- 対弾形態のみが行う攻撃技としては、
口元で光を放ってエリア内の全ハンターをピンポイントで爆撃する技や、
空中に光の結晶を造りだしてからブレスを照射して破砕、光弾の雨を降り注がせる技、
宙返り後に狙撃の如く翼爪から光弾を発射する技などがある。
いずれも遠距離まで届くガンナーにとって脅威の攻撃だが、裏を返せば懐は安全なことが多い。
ただし、ゼルレウスは故意に距離を離そうとしてくるので、
近接武器は接近が容易かと言われるとそうでもない場面も少なくはない。
烈種
- 剛種ゼルレウスよりさらに強くなり、新たな攻撃技が複数追加されている。
- 対斬形態で一度尻尾を振った後に光の刃で一閃する技を行うようになるが、
この攻撃はその場で行うため、尻尾の切断を狙って後方に陣取るハンターほど危険。
剛種も行う前述した通常の光刃攻撃よりもさらに威力が高い。
- 対打形態では角を地面に突き立ててから大地に粒子エネルギーを充填し、
角を振り上げるとともに光の大爆発で周囲広範囲を吹き飛ばす大技がある。
角を突き立てた際に前方へ震動が発生するため、無効化スキルが無いと被弾確定。
地面に亀裂が入り、そこから光が漏れ出すなどインパクト抜群なこの技はPVの最後で披露された。
- 対弾形態では空中を飛び回ってから蒼白の光線で焼き払う攻撃が追加。
何度も薙ぎ払ってくるので"ゼルレウスから見てちょうど良い位置"だと回避ができない。
非常に威力が高いうえにガンナー防具は剣士よりも脆いので、
ゼルレウスが飛び回り始めたら思い切って離れてしまうのも得策。
- また、瀕死に近い体力まで耐久力が減ると、烈種最大の技を放つようになる。
それが空中に浮かび上がってから光の粒子を集め、球体状の巨大な光に身を包む攻撃。
攻略本では『蒼閃爆破』という技名などで記載されている。
攻撃範囲自体はそれほど広いわけではないが、
慣れないうちは光球が発現するタイミングが分かりづらく、
防御力1700でも一撃死の危険性がある最も危険な攻撃である。
- 対斬形態で一度尻尾を振った後に光の刃で一閃する技を行うようになるが、
- 公式で「G★7を超える難易度」とされていたが、
実際には通常のG級クエストとはやや異なるポジションにあるのがこの烈種であり、
クエスト難易度はG★7である。
難易度はかつては調整可能だったが、G5アップデートで難易度が固定となり変更できなくなった。
これによって防御減算を免れる術は防御力を強化する以外に無い。
- 烈種ゼルレウスはG級の本来のコンセプトである
「装備革新で得られる高防御力による確実な被ダメージ軽減」と
「油断すれば一気に追い詰められてしまうメリハリの強さ」を、
実質初めて両立させることに成功したモンスターであると言われている。
それまでは、防御力があっても一撃で力尽きるような技を連発したり、
逆に防御力があれば全く怖くないかの両極端であった。
- ゼルレウスはG★7の適正防御力があれば大半の攻撃を問題なく受け止められるのだが、
体力が一定段階を下回る度に行動速度が上昇していくため、終盤は恐ろしいほどの攻撃速度で畳み掛けてくる。
さらに、尻尾からのホーミング光弾やピンポイント光爆破等、
短い動作でフィールド内のハンター全員を狙う攻撃が多数存在するため、
たとえ早食いを発動させていても、攻撃を被弾⇒起き上がる頃に尻尾からのホーミング光弾と言ったように、
回復したくてもその暇が無い、という場面に遭遇しやすい。
また、蒼閃爆破は回避タイミングこそ明快なものの、万一被弾すると致命傷を負いかねない。
実装当初はこの設定に批判も多かった*1が、時間の経過とともにこのコンセプトは受け入れられ、
現在ではG級モンスターの基本原則として認識されるようになっている。
- 体力や怯み値、状態異常耐性値はG級相応に強化されている。
特に体力は24500(全体防御率0.45倍)と極限征伐戦モンスターやミ・ル並みに高い。
弱点属性や部位については剛種と同じなので、剛種と同じ立ち回りは通用する。
適応変化を別にすれば烈種では最も基礎的な防御面が脆く、
攻撃系統を散らせば素早く討伐することも可能である。
- 上述した通り、烈種は体力に関係なく60秒毎に適応変化を行う。
ミ・ルと良く似ているが、あくまで蓄積された物理系統に応じての適応となるため、
例えば切断武器4人のパーティーでは開幕60秒後に対斬形態に変化し、以後は変化しない。
攻撃系統が上手く分散されている場合、
ダメージが通りやすい部位が全系統に存在している故に畳み掛けやすく、
怯みも相まって適応変化をある程度妨害することが可能である。
長期戦の場合、1系統に偏るとダメージを大幅にカットされるため、
攻撃系統を分散させるという戦略は重要となる。
- 覇種とは異なり、入手できる素材はあくまでモンスター自体の剥ぎ取り・部位破壊で出る素材となる。
覇種専用素材のような、基本報酬でのみ出るものは存在せず、武具にはこれらの素材を要求される。
G9.1より部位破壊サブターゲットクエストが登場し、
G10より他の烈種のものとローテーションで配信されるようになった。
必要ならそのようなクエストも利用するとよい。
極み耀くゼルレウス
- 2019年3月20日に解禁された、8体目となる「極み個体(極みモンスター)」。
「無双襲撃戦~紅輝覚醒編~」に登場する個体で、「きわみかがやく」ゼルレウスと読む。
烈種モンスター初の極み個体にして、MHF最後の極み個体、そしてMHF最後の追加モンスターである。
- ゼルレウスの基礎といえる、純白色の体と結晶状の部位、形状は変わっていないが、
唯一、光の色が「神聖さ」を感じさせる蒼白色から「禍々しさ」を感じさせる「紅白色」に変化、
更に力が高まったのか、体の周囲に祖龍の雷と同じ「紅白色の雷」が発生している。
その姿は「光の色が変わっただけでここまで印象が変わるモノなのか」と考える事もできる、
従来のゼルレウスとは異なる印象を見るものに与える。- なお、ゼルレウスの設定の1つに、
「伝承の中で『対峙する者の心を写し出す』と伝えられている」という物がある。
この設定と、この光の変化を照らし合わせることで、また違った事を感じ取る事もできるかもしれない。
- なお、ゼルレウスの設定の1つに、
- 出現するフィールドは双頭&無双襲撃戦専用フィールドである古跡。
低難易度の撃退クエスト「紅輝の目睹は思断つ時」は「雨」、
高難易度の討伐クエストは「耀きは輪舞し星天は紅く謳う」は「夜」と、
その紅い光が織りなすビジュアルを十分に体感できる環境下での戦闘となる。
- 固有の防具として、登場クエストクリアの報酬「緋紅凝華」を用いて、
極み耀くゼルレウスをモチーフにしたと考えられるデザインの、
防具「エリュシシリーズ(G級防具)」の生産をすることが可能である。
また、同防具は装飾品の精錬、直接生産にも対応している(というか、装飾品がメイン)。
討伐クエストのアナザーターゲットで「エリュシシリーズの外装」を入手する事も可能である。
討伐時の称号は「紅輝を極めし者」。剥ぎ取り素材は烈種と同様である。
なお画像検索してみると分かるが、胴部位(女性用)の露出度がすごい。
- 受注、参加可能GRはG級の烈種ゼルレウスと同じ「GR1~」となっている。
勿論、強さはMHF最強の称号「極み」を冠する存在であり、
GR200から挑める辿異種がメインコンテンツとなっている環境下のモンスターであるため、
G級上がりたて等の装備が不十分な状態で挑めば、
地獄をも超えたような光景を目にできるような強さを有しているが。
戦闘概要、主な変更点など
- 極み耀くゼルレウスは「3つの物理属性に最初から適応した」状態になっている。
これに伴い適応変化はオミットされている。
しかし、極み耀くゼルレウスはこの適応変化を「攻撃面にのみ活かす」、
言い換えて「純粋に武器として」用いているため、
従来の「適応変化による、防御面の強化」と考えない事が、攻略の上で重要となる。
- 超妨害要素として「超咆哮、超風圧、超震動」の3種すべてを扱う。
極み耀くゼルレウスはこれらの特性を理解しているのか、
「適応変化して、特定の物理属性の武器種にとって不利な攻撃を行う」傾向にあった通常個体と異なり、
これら超妨害要素を巧みに使用して物理属性に関係なく均等に、
かつ軸合わせ無しで的確にハンターを拘束して光による強烈な一撃を放つ行動が目立つ。
勿論、攻撃範囲外でも拘束されて動けない、という可能性はあるため
慣れない内は、これら3つ全て対策した状態で挑むと良い。
なお、超妨害要素の頻度と拘束時間の脅威度は「超震動>超風圧>超咆哮」となっているため、
特にガンナー武器種は超震動の対策をすることで攻撃チャンスを増やせる傾向にある。
立ち回る距離によっては超風圧の対策もしておくと良いだろう。
- 極み耀くゼルレウスは部位破壊の際に「適応変化を解除できる」という弱点を有する。
具体的には、部位破壊を達成すると従来通りの傷が入る見た目の変化に加え、
適応変化の証である「結晶」が消失する。
部位破壊をする事で、直前の極み個体である「極み襲うボガバドルム」と同様、
対応する部位の超妨害要素を封じる事が可能である。
(基本的に対応する部位はそれぞれ頭:超咆哮、翼:超風圧、脚:超震動となっているが、
頭部の鈍角で超震動を起こす追撃式ピンポイント光爆のように、一部攻撃によっては異なる)
このため、慣れた後で自分の実力と相談し、「超妨害要素対策を削減して火力強化に回す」ことで、
より討伐に近づく事が可能となっている。
- 体力は30000で、攻撃倍率:全体防御率はぞれぞれ撃退が23.00:0.05、討伐が25.00:0.04となっている。
従来のゼルレウスと同様、極み耀くゼルレウスには怒り状態が存在しない他、
体力低下による、更なる行動の変化等についてはは存在しないため、
開幕から最後までこのステータスを維持し続ける事となる。
この点は「(常に怒り補正が適用される)極み駆けるナルガクルガ」と同様で、
謂わば「開幕から全力」という状態である。
最初から最後まで気が抜けない、マラソンに似たペース配分の立ち回りが求められる。- なお、上述の通り極み耀くゼルレウスはGR1から挑むことができるが、
超妨害要素を多用することと、上述の攻撃倍率と全体防御率の関係上、
GR1どころか、GR200の段階で挑むのはオススメできない。
最低でもGR400~600の★2~3辿異種を攻略し、装備を強化してから挑むのが良いと言える。 - 一方、超妨害要素の対策さえ出来ていれば極み個体の中では比較的シンプルな部類だろう。
打ち上げコンボは存在するもののどれも予備動作が非常に分かりやすく避けるだけならば難しくはなく、
ナルガクルガのような超多段ヒット系の技や状態異常技も一切存在せず、
エルゼリオンのように複数の属性耐性を要求されることもないためである。
- なお、上述の通り極み耀くゼルレウスはGR1から挑むことができるが、
- 極み耀くゼルレウスはハンターが正面近距離に陣取っている場合、限られた一部の行動しかしなくなる。
それらのほとんどは予備動作がはっきりしており、慣れれば対処が難しくない行動であるため、
打モードのマグネットスパイクなどガードや回避からのカウンターを主体として立ち回る武器は極めて相性がいい。
- 最初から適応変化している事と、新技「紅輝流星」を登場演出として用いているためか、
通常のゼルレウスと異なり、発覚BGMが流れ、以後は戦闘終了まで「白き翼の絶対者」が流れる。
- 新規技、変化した技は以下の通り。
- 紅輝流星
- 戦闘開始時に必ず使用する、極み耀くゼルレウスの必殺技。
眩い光を放ちながらエリア外を超高速で飛行し、
エリア最奥(マップで見て真上の方角)から速度を落としてエリア内に侵入、
エリア中央の、水辺に囲まれた箇所の中央に超震動を伴って着陸しつつ光を送り込み、
頭を振り上げて開放、光の大爆発を起こしつつ超咆哮を発する。
着陸後の一連のモーション自体は対打形態時に用いる「前方光爆破」と同じであるが、
この光に巻き込まれると空中に打ち上げられながらスリップダメージ式で250以上もの体力を奪われる。
光の範囲は地割れの距離と同じぐらいであるため、見た目で安全地帯の判断は可能な他、
必ずエリア中央の、水辺に囲まれた箇所に着陸する性質があるため、水辺の外側にいれば確実に回避可能。
ガードは不可能なので注意。
この攻撃は極み吼えるジンオウガの「雷光大爆発」、極み傲るドゥレムディラの「大放電」と同様、
体力が一定以下(50%と10%)になる毎に、開幕と併せて最大3回使用する(撃退クエストは2回で終了する)。
再使用の際は、天を長く仰ぐ姿勢を取る(飛翔時に超風圧が発生する)。着陸箇所については同じである。- 超高速飛行時のゼルレウスは紅い光に包まれているような見た目になるため、
「紅く輝く流星が超高速で飛び回っている」ようなビジュアルを目にすることができる。
その速度はバルファルク以上で、急カーブのような軌道もとれる事から、
流星というよりは「光そのものが自由移動している」ような雰囲気である。
討伐クエストは夜天煌めく夜の古跡が舞台で、
文字通りクエスト名の「耀きは輪舞し星天は紅く謳う」光景を見ることができるだろう。 - 開幕使用後にターゲットが近距離に居る場合、
必ず後述の上空光線爆破に派生し、遠距離にいる場合は潜航攻撃を行う。
- 超高速飛行時のゼルレウスは紅い光に包まれているような見た目になるため、
- 既存技の変化
- 突進、サイドタックル、潜航攻撃、カウンター(対打形態)が変化の対象となっている。
突進は通り過ぎてUターンしていたものがその場で急停止する形になり、
サイドタックルはタックルできる角度が広がり(軸修正力が強化されている)、
潜航攻撃は地面が光ってから地中から出現するまでの時間がかなり短くなっている。
カウンターについては体制を取った後、必ず光撃によるカウンター部分に繋げるようになっている。
なお、それ以外の攻撃の内、尾光線爆破(対斬形態)、翼爪光弾飛ばし(対弾形態)、強突進(対打形態)、
滑空、光線ブレス系攻撃全種は使用しなくなっている。
- 超滑空
- 対を成す存在であるUNKNOWNを象徴する攻撃。
極み耀くゼルレウスはこの攻撃を会得しており、全く同じ動作で繰り出してくる。
ゼルレウスは既に「2連滑空」という、似た攻撃を有しているが、
極み耀くゼルレウスはその攻撃を使うことはないため、この攻撃に置き換わったと考えられる。
詳細はリンク先記事を参照。
相違点としては毒の付与はオミットされている事、振り向き動作の有無に関係なく予備動作に移行できる事、
そして暴風を放つ段階の軸補正力が極めて高い(真後ろまで捕捉可能)事の3点が挙げられる。
いずれにせよ威嚇モーションを見たらこれを最大限に警戒すべきなのは変わらない。
- 突進(→サイドタックル)
- それぞれ単発でも用いるが突進後にはサイドタックルに派生する傾向が強い。
上の超滑空と並んで極み耀くゼルレウス戦、特にパーティープレイにおいて特に警戒したい技。
「ただの突進だろ?」と侮ってはいけない。
ハンターがゼルレウスから見て正面の中距離以遠にいると、
軸合わせも無しに高精度な突進を繰り出してくる場合もあるからである。
この関係上パーティープレイではこの技による事故が非常に多く、
特に火事場中は突進で即死するため注意が必要。
突進をやり過ごしたとしてもその後のサイドタックルで距離を離されてしまうと、
最悪の場合このコンボを何度も繰り返す事態になるのだ。
パーティープレイでクエストに赴く場合クエスト参加者全員がゼルレウスに密着する必要があると言える。
また、常に密着して立ち回るプレイヤー(特に正面近距離)が煽動を発動させ、突進を予防することも有効である。
- 上空光線爆破
- 超風圧を起こしつつ後退しながら天空に舞い上がり、
鏡面物質を形成して捕捉可能範囲内にいるハンターを的確に狙った予告線を照射して位置修正を行う。
位置修正終了後に、予告線の光を強め、そのまま光線として照射して地上を爆破する。
爆破タイミングは光が強まった後であるため、照射される光を見るか、
光が強まった時に流れる、ゼルレウス独特の光SEを用いることでタイミングを掴むことが可能。
捕捉可能範囲に限りがあるため、超風圧で吹き飛ばされた場合等でかなり離れた位置にいる場合、
捕捉可能範囲ギリギリの位置から位置修正を行う、という事をするため、
修正が間に合わず当たらないことも多々ある。
なお、この攻撃に似た性質を持つ既存攻撃「上空光弾射出」は行わない。
- 超咆哮→打ち上げ→ピンポイント光爆
- 屈んで溜め込むような姿勢を取った後に超咆哮を放ち、
角を地面に打ち付けてハンターを垂直に打ち上げる地割れと、一回り広い範囲に超震動を起こして拘束、
その後にピンポイント光爆を放って追撃する。
従来行ってきたピンポイント光爆を超咆哮、超震動、打ち上げの拘束を交えて追撃として行う攻撃となっている。
頭部が見えない場合、翼を叩きつけるような動作でタイミングを図ることも可能である。
なお、従来の単発のピンポイント光爆も使ってくるので注意が必要。
ちなみに単発は遠距離或いは正面以外にターゲットがいる場合にのみ行う。
- 光爆破コンボ
- 左脚で思いっきり踏みしめて超震動を起こし、
その後に右脚を踏みしめて光の爆発を起こして打ち上げる(この時にも超震動が発生する)。
爆発を起こした後に飛行しつつ後退し
(この時超風圧が発生するが、打ち上がったハンターを巻き込まない高さになっている)、
元いた位置に移動、着地と同時に光の爆発を再び起こして追撃を行う(着地時に超震動が発生する)。
打ち上げてから追撃を行うまでの間がやや長いが、それに間に合うよう攻撃間隔になっているため、
生命の粉塵等による救出は容易である一方、被弾するとやや長い間拘束されて動けなってしまう事になる。
また、攻撃そのものに当たらなくても、超震動の範囲は広いためにこちらで拘束され、
結果的に同じぐらいの時間拘束されて何もできなくなった、という事も珍しくない。
拘束という点だけでも十分脅威なのに加え、極み耀くゼルレウス固有の新技が備える、
「軸合わせ無しに攻撃を行う」特性も噛み合って非常に厄介な攻撃となっているため、
特に攻撃後の隙を突く際は気をつけたい。
但しこの攻撃を受ける≒大ダメージor即死が確定というわけではなく、
壁際で打ち上げられた場合は飛行後の後退が壁に阻まれることで、
結果的に踏みしめを行った位置よりも前方にゼルレウスが着地、
〆の爆発もそこで行われることで打ち上げられても爆発に巻き込まれず助かることがある。
とは言うものの他の打ち上げ攻撃の例に漏れず、
打ち上げられた後に無傷で地面に叩きつけられても無敵状態ではないので、
そこからの追撃で結局死ぬケースももちろんある。
装備
- 武器は現在、スラッシュアックスFとマグネットスパイクを除き全種類そろっており、
いずれも「輝界白竜~【光○】」という武器名を持っている。
リオレウス武器の色アレンジではなく、完全な新デザインとなっている。
ゼルレウスの別名「輝界竜」の通り、武器自体に光が流れており、光属性を宿す。
モンスター素材の光属性武器はゼルレウスの武器シリーズが初となる。*4
- これまで「剛種武器」と言えば、生産段階ではあまり実用的な性能にならず、
一段階強化したものが初めてHR100(現HR5)で驚異的性能と言えるものに完成するのが恒例であったが、
ゼルレウスの場合は生産段階で既にそれに匹敵するか上回る攻撃力や斬れ味などを持つ。
つまり剛種武器のなかでは(ゼルレウスを討伐できるならば)最も手軽かつ即戦力となる武器シリーズであり、
天嵐、覇種、G級覇種、烈種武器と順当に派生強化できることからも需要は非常に高い。
- 防具はアルテラシリーズというものであり、剛種防具から烈種防具まで派生可能。
色合いはもちろん、レウスシリーズやレイアシリーズとは全く異なる形姿である。
「適応撃」という新スキルが発動できるのが大きな特徴である。
このスキルは「ハンターから受けた攻撃に応じて形態を変化させる」特性の再現といえる。
どちらも剛種武具として生産し、天嵐、覇種、G級覇種を経て烈種武具へと強化が可能。
どちらも素材元のゼルレウスが初の烈種モンスターである関係で、初代烈種武具としての登場となり、
MHF-G3.2アップデート日までは、烈種武具はアルテラGFシリーズだけが存在するという形となっていた。
なおMHF-Zアップデートでは「外装変更」用の外装として、アルテラシリーズが追加された。
- またアルテラシリーズとは別にゼルレウスをモチーフにしたとされる防具にシエロシリーズというものがある。
これはハリセンネコのきんぴか小判Gで入手できる防具であり、
「巧撃」や「剛撃」の発動が目を引く防具である。
また性能だけではなくデザイン面でも人気の装備である。
MHF終了後、TwitterでMHR:Sのボーナスアップデート紹介映像配信日の報告が出された際、
同時にシエロシリーズの写真が上げられたことでMHR:Sへの実装が確定している。
- 烈種ゼルレウスの素材を用いて強化する烈種武器は、
G級スキルの「一閃+1」が自動発動(スキル枠を消費しない)するという特性を有している。
また一段階強化した始種武器では、「一閃+2」にグレードアップする。
なおバランス調整の為か、始種武器でもまだ最高段階の「一閃+3」にならない。
一閃の記事で記すが、装備構築を行う上で悩みの種になる部分であり、
他の烈種(始種)武器にも言えるが、内包スキルを一切考慮に入れず運用される例も多い。
烈種ゼルレウスの素材を用いる始種武器は、現在バルラガル、トリドクレス、ヴォージャンのものが該当し、
バルラガルとヴォージャンのものは武器スペック自体に定評があるため、特にそのような運用がされやすい。
- 同じく、烈種ゼルレウスの素材を用いて強化された烈種防具には「適応撃」が発現する部位がある。
始種防具でもこのスキルは維持されており、ポイントが強化されることで発動を狙いやすくなっている。
- なおゼルレウス自体の武具は始種武具に対応していない。
烈種武器・烈種防具共に初期に実装されたもののため、現在では使われているとは言いがたいが、
防具についてはG級前半の選択肢としてはそこまで悪いものではない。
- 『極み耀く』個体から手に入るエリュシGXに関しては、剛撃・一閃を全部位に4pずつ備えつつ
猛進、幕無、獅子奮迅など汎用的かつ人気の火力スキルを備えた強力なものであった。
そこからの精錬装飾品が剛撃を3p持ちながら各種汎用スキルを保持した超性能を持っており
防具そのものよりも装飾品の需要が極めて高い。- 極個体を狩らねばならないため制作難易度も超高い……というほどではなく、
極個体は基本的にクエストが俗称「弱個体」と「強個体」に分かれており、
各装備を作るための素材は弱個体のクエストからでも入手可能。
弱個体でも強敵ではあるが、純粋に実力で諦めざるを得ないというケースは少なかった。
- 極個体を狩らねばならないため制作難易度も超高い……というほどではなく、
余談
- G2プレビューサイトにおける次回予告の書き方、
及びゲーム内の書物で「リオレウスの新種=リオス種であることが判明している」
の2点から勘違いされがちであるが、
「烈種モンスター」は剛種や覇種の上位種とでも言うべきG級コンテンツの1つであり、
ゼルレウス自体が"リオレウス烈種"であるわけではない。
あくまでも剛種ゼルレウス、烈種ゼルレウスとして登場する点には留意されたし*5。
少々ややこしいが、リオレイアに似たモンスターであるUNKNOWNが「覇種リオレイア」ではなかったことと同じである。
リオレウスとゼルレウスの関係はイャンクックとイャンガルルガのような関係と言える。
- メタリックなフォルム(ゾイドっぽいとも)・前述の「メカレウス」・別名の「きかいりゅう」など、
発表時から機械っぽいとの話題に事欠かせないモンスターである。
これは烈種全般のデザインコンセプトがメカニカルだからであり、
第一号であるゼルレウスはメカニカル要素が特に強く出ているためといえる。
- なお、別名に「輝」という文字を冠するモンスターとしては、
モンスターハンターオラージュに「輝龍ミオガルナ」が登場している。
輝く結晶部位を持ち、また光を用いたブレスを放つと言った共通点はあるが、
ミオガルナは「龍」という字から分かる通り「古龍種」に分類されると思われ、骨格も全く異なる。
- のちにMH4Gにおいて、
セルレギオスというよく似た名前のモンスターがパッケージを飾ることとなったが、
ゼルレウスとは直接は関係ない。
ただし、あちらの方もリオレウスとの関連が見られるため、そう言った意味では似たもの同士ではある。
MHFでも後に共演を果たすことになったが、きりもみ滑空などにモーションの共通性が見られる。
- 2019年1月アップデートではゼルレウスに関する新展開が噂されていた。
というのも、同アップデートにてマグネットスパイクの「磁縛」が無効になる、
高難度クエストに登場するゼルレウスに磁縛を使うとダメージが与えられる不具合が修正されたのだが、
そもそもゼルレウスは磁縛が既存のどのクエスト(双頭襲撃戦[影光の鎮魂歌]も含む)でも効く上に、
同じくこの不具合が修正されたモンスターは全て極み個体であることから、
近々ゼルレウスの極み個体化があるのではないか、と言われていたのである。
また、同アップデートの次回予告では新たな無双襲撃戦の実装が予告されており、
そこで作成できる(と思われる)装飾品の生産素材名に「光」というフレーズが入っている事や、
前回の事例から、十分可能性があり得ると予測されていた。
後に概ねの予想通り、2019年3月20日に解禁されることが発表、同日に予定通り解禁された。- また、対となる存在であるUNKNOWNが、
極み個体の次点、実装当時では最高難易度を誇る「至天クエスト」に登場、
更なる力を開放して襲いかかっていた姿を見せていたため、
それを見て「ゼルレウスはまだ本気を出していない」と推測するユーザーは少なくなく、
「本気を出したゼルレウスが、いずれ姿を現すのではないか?」という予測は、
これらの推測材料が現れる前から存在していた。
- また、対となる存在であるUNKNOWNが、
- 対のUNKNOWNは別名の読みがミラボレアスと同じ「こくりゅう」だが、
時は流れてゼルレウスにも「きかいりゅう」仲間が誕生することと相成った。
つまり間接的ながらミラボレアスとフルフルが対になってしまった
素材
- 輝界竜の鱗
- ゼルレウスの鱗。
白色の輝きを放つ鱗からは神聖さを感じ取れる。
上質で、傷が1つも無い希少な純白色の鱗は「烈鱗」と呼ばれ、区別される。
- 輝界竜の甲殻
- 青白く、甲殻と甲殻の間から蒼光が漏れ出しているようにも見えるゼルレウスの甲殻。
鱗より脆いものの、損傷を受けるとすぐ再生する事から、ゼルレウスは高い再生能力も持つと考えられる。
また、適応能力も高く、環境に応じて甲殻の硬度や形状が変化、
外敵に対して有利な形態に姿を変える。
上質な甲殻は「烈殻」と呼ばれる。
- 輝界竜の体液
- ゼルレウスの体液。リオレウスからも体液が確認されているが、成分が全く異なる。
外気に触れるとすぐ硬質する特徴を有しており、ゼルレウスの高い再生力、
ゼルレウスの適応変化時に現れる大きな結晶、
及び、ゼルレウスが放つ光を呼び寄せる棘の生成等に関わるものと思われる。
- 輝界竜の尻尾
- 青白い結晶が白い甲殻に覆われているかのような外見をしている尻尾。
ゼルレウスの武器の1つである他、体内で生成された粒子を先端から放出する役割も持つ。
また、粒子放出の安定化の役割も持っているようで、
尻尾を切断されたゼルレウスが尻尾から光を放とうとする際、
切断面から勢いよく光粒子が漏れ出していることが判明している。
斬撃に適応し、剣のように鋭くなり、甲殻が展開し、光の放出に優れた状態の尻尾は「剣尾」と呼ばれ、
適応しているが故に非常に斬撃に強く、切断は困難を極める。
- 輝界竜の角
- 下顎部に生えている、ゼルレウスの2本の角。
古塔の硬い岩盤を抉る程強固である。
武器による衝撃に適応すると肥大化、眩い光を放つようになる。
この肥大化した重厚な角は「鈍角」と呼び、その重量から放たれる攻撃は必殺の威力を秘める。
- 輝界竜の翼爪
- 特徴的な翼に生える爪。獲物を引き裂くことと、脆い翼を守る2つの役割を持つ。
弾丸に適応した際、この翼爪が肥大化、眩い輝きを放ち、遠距離攻撃を放つようになる。
また、自身が放つ光弾を引き寄せる特性も持っており、
これを飛ばして地面に設置、光弾を発射し爆破するという2段構えの攻撃に用いられることがある。
- 輝界竜の光翼
- 肥大化した翼爪の光を受け、光り輝いているゼルレウスの翼。
高速の滑空を可能にしており、そのうっすらと蒼い光はハンター達を魅了すると言われている。
- 輝界竜の爪
- ゼルレウスの脚の爪。
耐火性に優れており、並の武器では傷一つも付けられない程に強固である。
さらに鋭利で、硬質な岩盤をも容易く引き裂く切れ味を誇る爪は「襲爪」と呼ばれ、
この切れ味を活かして外敵を攻撃する姿が目撃されている。
- 輝界竜の逆鱗
- ゼルレウスの怒りを露にした鱗。逆立つ鱗は、触れることを躊躇わさせる。
- 輝界竜の骨髄
- ゼルレウスの激しい運動を支えるための血液を生み出す器官。
青白く光り輝いている。
- 輝界竜の蒼玉
- 輝界竜ゼルレウスの体内で長い年月を経て生成された蒼色の玉石。
重さを感じさせないほどに軽い。
関連項目
モンスター/リオレウス/派生作品 - 同じリオス種と考えられるモンスター
モンスター/UNKNOWN - 輝界竜ゼルレウスと相反する存在のモンスター
モンスター/メラギナス - ゼルレウスの「光」に対して「闇」の属性を司る
モンスター/フルフル - 別名の読み方が共通している飛竜種
BGM/ゼルレウス戦闘BGM
武器/ゼルレウス武器
スキル/適応撃 - ゼルレウスの能力を体現したようなスキル
スキル/一閃 - ゼルレウスの素材を用いた烈種武器にて自動発動
防具/アルテラシリーズ
システム/烈種
クエスト/双頭襲撃戦 - 覇種UNKNOWNと同時に出現する<<超難関クエスト>>、『影光の鎮魂歌』
クエスト/無双襲撃戦 - 極み耀くゼルレウスが出現する<<超難関クエスト>>、『紅輝覚醒編』