モンスター/ティガレックス亜種

Last-modified: 2023-10-21 (土) 07:31:10
種族
飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 レックス科)
別名
黒轟竜(こくごうりゅう)
英語表記
Brute Tigrex
危険度
MH4・MH4G:★5, MHP3:★7
登場作品
MHP3, MH4, MH4G, MHW:I, MHST, MHST2, アイルー村G
狩猟地
砂原, 火山, 原生林, 地底火山, 未知の樹海, 旧砂漠, 天空山, 龍結晶の地, 導きの地, ドヴァン火山

目次

特徴・生態

主に火山帯を中心とした焦熱地帯で目撃される、轟竜ティガレックスの亜種
黒褐色の外殻を持つことから《黒轟竜》と通称され、「黒虎」「黒き破壊者」などの異名で恐れられる。
その色合いは発見当初から火山灰や火山活動によって砕けた鉱石の粉が
全身に付着・癒合したことによるものであるとされていたが、
近年の研究によりマグマなどが発する高温によって本来の甲殻と結合し、
桁外れなまでの高い強度を獲得するに至っていることが判明している。
この甲殻には不純物が多く含まれているため、電撃に対しては通常種よりも高い耐性を持っている。
また、黒味の色合いが個体によって違っているという報告も存在する。
通常種をも上回る極めて凶暴な性格の持ち主とされ、
鉢合わせした通常種に何の躊躇いも無く襲い掛かったという報告もある。
獲物や外敵を確認すると力の限り暴れ狂う性質を持ち、
半ば常に暴走しているかのような暴れ様のためにエネルギーの消耗が激しく、
それを補うために捕食の頻度も上がっている。
通常種と同様に、興奮状態に入ると頭部や前脚などの血流が増加して赤く染まる。
通常種とは異なり寒冷地域にまで出没した例は確認されていない。
これはエネルギーの消耗の激しさ故に寒さに弱く、
体温を維持するだけで精一杯になってしまうためであると考えられている。
裏を返せば、気温の高い地域ではエネルギーを全て攻撃に転用できるということであり、
そのような場所であれば通常種をも凌駕する運動能力を発揮できるのである。
なお、夜間の砂漠地帯のような一時的な寒さならそれほど問題ではないらしく、
獲物を求めて積極的に活動する姿が目撃される場合もある。
火山地帯などの声が抜けやすい環境で育った事でより一層心肺機能が鍛え上げられており、
特に興奮時には通常種のそれをもはるかに超越した大音量の咆哮を発する。
その大気が震えるどころか張り裂けんばかりの凄まじい咆哮を、ハンターズギルドでは『大咆哮』と呼び、
多くのハンターから黒轟竜を象徴する必殺技として恐れられている。
さらに近年ではこの大咆哮を応用し、音圧による衝撃波をブレス攻撃の如く直線状に放射するという
旧来のティガレックス種の常識を超えた技を身に着けた個体が確認されている。
鋭く尖っている爪は甲殻同様漆黒に染まっており、通常種の爪以上の切れ味を誇る。
引き裂いた獲物の数だけその黒色は深みを増すと言われ、
その餌食となったものは爪痕すら残す事無く撃砕されてしまうという。
鈍く光る牙は通常種のそれよりも更に鋭くなっており、獲物の頑丈な甲殻でさえ容易く砕いてしまう。
猛悪な行動力にも耐える鱗や甲殻も含め、どの素材も加工が非常に困難だが、
それを乗り越えて製作された武具は破壊と暴虐の限りを尽くす黒轟竜をも制した証であり、
巨竜ですらも恐怖に震える暴力的なまでの覇気を纏うという。

概要

  • その別名通り、全体的に黒褐色の配色となったティガレックスという外観である。
    虎模様の通常種に比べ凶暴性や危険性が引き立っているといえよう。
    興奮すると目の周りや翼の一部が充血し、赤く発光する。
    黒めの体色、目の周りが赤くなるといった要素から、
    ゲーム中で対を成す存在であるナルガクルガを連想する人もいるとか。
    • なお、亜種の体色が黒っぽいのは、生息地の火山灰などを成長に伴い吸収するためである。
  • 高温地域に適応した種であるため、様々な環境に姿を見せる通常種とは異なり、
    砂漠地帯や火山地帯などでの目撃例が多い。
    通常種と生息域が被る砂漠や砂原では、通常種と亜種の2頭クエストも存在する。
    通常種が姿を見せることがない火山でも活動できる一方で、
    雪山、凍土、氷海などの寒冷地にて亜種が現れた例は存在しない。
  • 弱点属性は通常種と異なり、火山灰の影響か水属性に弱い。
    氷も通りが少し良くなっている。しかし後脚と尻尾は通常種と同じく全く通らない。
    一方、雷属性は少し効きが悪くなっているが、それでも第二弱点である。

MHP3

  • 初登場のMHP3は、ティガレックスがMHP2G以来の復活を果たした作品でもある。
    同じPシリーズで屈指の知名度を誇るモンスターであるためか、
    ティガレックス亜種は発売前広報の段階で大きくピックアップされていた。
    • MHP3に登場する亜種モンスターの中では最初に公開された他、
      東京ゲームショウ(TGS)2010の試遊版でもティガレックス亜種のクエストが用意されていた。
      驚くべきことにアオアシラ、ジンオウガの大連続(下位?)以上の難易度として位置づけされていた。
      まあ、集会浴場クエストの最上位クラスにのみ出現するモンスターなのだから、当然といえば当然なのだが。
    • TGS直前に公開されたMHP3PV第2弾では、ジンオウガに次いで登場時間が長い。
      同ムービーでは新モンスターが多数登場するのだが、それら以上に目立つ勢いである。
      試遊の関係で他の亜種モンスターに先駆けて公開されていたため、
      様々なメディアにも登場し、ハンターに発売前から強い印象を残していた。
  • その派手な演出に見合った通り実力は本物で、MHP3で出現するのは全て集会所★8のクエストのみ。
    報酬金もあのイビルジョーに次いで高く、ディアブロス亜種などの最上位に位置するモンスターと同等である。
    また、MHP3には「最強と最恐!」と言うタイトルの、
    ティガレックス亜種1頭とイビルジョー1頭の同時狩猟クエストが存在している。
    イビルジョー=「恐暴竜」が「最恐」に該当すると考えられるため、
    黒轟竜は恐暴竜と並び立つ「最強」モンスターと称されていたことが判る。
    • 実際に公式のイベントで開発陣に対し、
      イビルジョーとティガレックス亜種が戦うとどちらが勝つか?
      という質問が投げられた際には、甲乙付け難いといった趣旨の返答がされている。
    • その一方で、強さランクにおいてはイビルジョーよりも格下とされており、
      両者がフィールド上で鉢合わせるとティガレックス亜種が優先的に逃げるようになっている。
  • 初参戦となったMHP3は海外で発売されておらず、MH3G(海外版はMH3U)にも通常種共々未参戦だったことから、
    MH3系の亜種モンスターでは唯一海外でお披露目されていないモンスターであった。
    その後にMH4で無事復活を果たし、更に拡張版であるMH4Gの海外版であるMH4Uが発売され、
    ティガレックス亜種はようやく世界に名を轟かせることとなった。

戦闘能力

  • 通常種がMHP2で初めて登場した頃には、
    見慣れないモーションから「キモイ動きで迫りくる飛竜」と定評があったが、
    亜種の動きは輪を掛けて気持ち悪かった
    具体的には上半身を大きく上げ、前脚をバタつかせながら首を左右に振りまくりつつ
    超誘導でハンターに迫り、最後に凄まじいエフェクト付きの咆哮を放つ(後述の咆哮歩き)というもの。
    また、この咆哮を単体で放つ場合、首をブルンブルン振るわせながら放ったりする
    これらの部分は体液の赤い尾晶蠍に通じる物がある狂気を感じさせる仕上がりとなっている。
    そして飛び掛かり、突進、回転攻撃の流れでなにか恨みでもあるのかと言いたくなるほどに
    ハンターを滅茶苦茶に痛めつけ、締めに逃げるハンター達を咆哮で吹き飛ばす。
  • 突進ブレーキや飛び込み回転、咆哮歩きや大咆哮など、
    一度ダウンさせたガード不可武器持ちをハメ殺すことに非常に特化しているため、
    スラッシュアックスやへビィボウガンは地獄を見る可能性が高い。
    だが、怒り時の突進はかなりの確率でキャンセル大咆哮を行う上に
    大咆哮終了時に確定で罠解除モーションを行うため、
    (通常種に慣れていることが必須だが)ガード性能か機動力に優れた武器だと戦いやすい。
    特に抜群の機動力・それなりのガード・重い1発を兼ね備える大剣にとっては、
    怒り時のティガレックス亜種はカモそのものである。
    これにより通常種より討伐が楽だと言うハンターもいる。

亜種の追加モーション

咆哮歩き
上半身を持ち上げて暴れ狂う攻撃。
どう見ても歩きではなく猛進だが、突進ではなく歩きだからなのか攻撃力は非常に低い。
凄まじい威圧感と異質感を醸し出しているだけに実に惜しい。
ただ判定がかなり凶悪な上、最後に放つ咆哮は馬鹿にできない破壊力である
(ただこれを喰らう場合、大抵は歩きに吹っ飛ばされ、
咆哮を倒れている時の無敵時間でスルーする事になるのだが)。
また、通常種が攻撃後にほぼ確定でハンターのいる位置に向き直ってから再攻撃するのに対し、
亜種は振り向きを挟まずいきなりこの咆哮歩きに繋げてくることが多い。
そのため背後を取って油断し、ふき飛ばされるハンターが後を絶たない。
特に、背後から溜め攻撃を狙う大剣やハンマー等は、この攻撃を一番に警戒する必要がある。
  • ちなみに、通常種もMHP3の登場ムービーでこれと似た動きを見せている。
大咆哮
怒り時にのみ使用する、通常種の咆哮を遥かにパワーアップさせたような咆哮。
その威力たるや、周囲の空気を引きつらせ、地面の砂や石が巻き上がるほどの強烈なもの。
何の前触れもなく使用してくることもあるが、突進したと思ったらブレーキをかけて放ってくる
など、更に暴れん坊ぶりに拍車を掛けている。
ちなみに、大咆哮はれっきとした公式名称である。
ソニックブラストに続く、公式名称のある技第2弾である。
また、PSPのスピーカーがぶっ壊れるんじゃないかと思う程の鋭い大音量であるため、
戦闘面以外でも色々と注意が必要。
また攻撃値はティガの中でダントツの95で、攻撃直前にかなり軸合わせをしてくる上に、
ガード性能+2付きランスでもノックバック及び多大な削りダメージ、
回避性能+2でもフレーム回避が難しいと厄介な攻撃。
範囲外に逃げ切れれば、短いながら必ず隙を見せるので攻撃チャンスとなる。
  • 登場ムービー限定ではあるが、MH4シリーズでは通常種がこれと同じモーションを見せている。
  • ちなみに両方とも咆哮(大)の判定がダメージ判定のギリ外側に存在する。
    特に前者の場合これで拘束されてしまうと、追撃を喰らいやすいため用心されたし。

MH4

  • ティガレックスが復活を果たしたMH4にも登場
    MH4では亜種が出る可能性自体が低いとみられていた反動もあってか、
    多くのハンターから驚きと歓喜と恐怖の声が上がった。
  • 必殺技の大咆哮のエフェクトは更に凄まじいことになっており、
    原生林などの水場で行えば水しぶきが大量に沸き立つなど、派手さにさらに磨きがかかった。
    • 尚、大咆哮は息を吸う溜めモーションがMHP3のものよりも僅かに長くなっている。
      とは言っても本当に一瞬の差であり、攻撃チャンスだと思って突っかかればほぼ確実に大怪我である。
      逆にこちらが攻撃を喰らい、その起き攻め時などに繰り出された場合は、
      諦めずに回避を繰り出すことでギリギリ逃れられる…かもしれない。
  • 全体的に攻撃力が控えめだった印象が拭えないMHP3から打って変わって、破壊力も大幅にアップ
    上位の剣士防具であろうと半分以上の体力が余裕で消し飛んでいく程の一撃を、
    変化・強化されたモーションで矢継ぎ早に繰り出してくる。
  • MHP3時点で脅威であった咆哮歩きを最後まで行わず、
    ハンターとの距離が近ければそこに位置を合わせ、短距離で突進を止めて咆哮を放つようになった。
    通常種以上に執拗に獲物を襲う迫力が見事に伝わってくる。
    • 更に、通常種が狂竜化したら使ってきた振り向き岩飛ばしを、通常時から使用してくる。
      通常種の場合この技は「狂竜化時限定かつ使用頻度は低め」だったため、
      通常種に慣れていると見事に被弾してしまう可能性が高い。
      ただ、やはり慣れてさえいれば振り向き突進より危険度が低いことは変わらない上、
      この技の存在により、通常種で早々に厄介だと恐れられていた振り向き突進は殆ど行わない。

高レベルギルドクエスト

  • ギルドクエストに出現する個体はLv76以降で一変。
  • 振り向き突進を通常種と変わらない頻度で行うが、
    元々身に付けていた振り向き岩飛ばしも普通にやってくるので、
    「岩飛ばしかと思ったら突進で、突進かと思ったら岩飛ばしだった」
    という恐怖の予備動作2択の読み間違いが発生する。
  • 更に新モーションとして二連大咆哮を行うようになってくる。
    この行動、本来はMH4にて登場のティガレックス希少種特有の行動である。
    ちなみに希少種はこの二連続大咆哮の後に必ず頭を振り上げて隙を見せるが、
    ここで語られているギルクエのティガレックス亜種はそれをやってこない。
    まさに通常種と希少種を良いとこ取りした凶悪なモンスターへと変貌を遂げるようになる。
    • 同条件での通常種は、
      前述したとおり怒り時も含めたドリフトの正確性(狂竜化時も含めればドリフトの回数)、
      この亜種は二連続大咆哮と、ギルドクエストが存在しない希少種の技を習得している。
      おそらく登場しないことを利用して、通常種と亜種の新モーションとして起用したのだろう。
  • ギルドクエストLv100付近の個体になると全ての攻撃の威力が凄まじいことになっており
    くだらない攻撃でもうっかり被弾すると致命傷になる。
    • 安定して挑みたいなら防御力570はないとキツい。
      それでも突進や回転攻撃を貰えば非怒り時でも半分以上、怒り状態では8割近く持っていかれる。
      大咆哮(二連含む)においては限界まで防御力を強化した剣士でもクリーンヒットすると即死確定
      大咆哮は二連と単発を使い分けてくるので厄介だが
      二連の場合は一発目の溜めが単発の時より長いのでそこで見分けられる。
      しかしながら、本体付近にいる時に二連の一発目で耳を塞いでしまうと
      硬直中に二発目の被弾が確定することも多いので注意。

MH4G

  • MH4の要素を引き継ぐので言うまでもなく続投は確定。
    …というか、PV第2弾で通常種を差し置いて一足お先に続投することに。
    • なお、このPV2の一節で姿を見せていた…のだが…。何故かオアシスですやすやと眠っている姿であった。
      このPVの内容はモノブロスを始めとした復活組モンスターと、
      MH4参戦のモンスターの亜種たちが大暴れするという内容であり、
      その中ですやすやと眠るティガレックス亜種のカットが異様に浮いており非常に和む。
      砂漠でツタを渡れるエリアがあることの紹介がメインだったのであろうが…。
    • PVと同じく、実際のゲーム中でもティガレックス(亜種)は旧砂漠に登場する。
      MHP2Gではイベントクエスト限定であったが、すっかり定着してしまったのだろうか。
    • ちなみにMHP3で初登場した亜種系モンスターの内、
      ティガレックス亜種のみ本種ともどもMH3Gには移籍ならずという扱いだったため、
      ティガ亜種のG級個体が登場するのは本作が初だったりする。
  • 肝心の攻撃パターンは通常種に輪をかけて凶悪になっており、
    なんと非怒り時でも大咆哮を使用するようになってしまった。
    • ちなみに大咆哮の終了後のモーションはMHP3や前作とは違い、
      首や上半身を波打つように動かすような動きを取る。
      過去作に慣れたハンターほど反撃のタイミングを掴みにくいので注意。
      いかにも大技を放った後のクールダウンをしているかのように重々しくゆったりした動作なので、
      これも過去作に慣れたハンターから見るとどこか違和感を感じる。
  • 更に多くのハンターを轢殺してきた通常種の軸合わせ突進も
    当たり前のように搭載…どころか更に酷くなっており、
    軸合わせのホーミング性能とスピードが大幅に強化され、
    文字通り一瞬でドリフトを終了させてハンターに突進してくる。
    ティガレックス亜種と言えば咆哮歩きや大咆哮といった咆哮がメインの攻撃方法だっただけに、
    突進の対処がおざなりになっていたハンター達を唖然とさせた。
    • 軸合わせのタイミングは「方向を変えた直後」
      更に「スライドパッドを倒した方向に先読みして位置を合わせる」という仕様なので、
      ドリフトしたからといって軌道から移動する程度ではそのまま追尾され轢かれてしまう。
      抜刀状態で回避するのは冗談抜きで難しい。避けるのなら出来る限り納刀状態であることが望ましい。
      段差や傾斜などの地形によっては、納刀状態でも容赦なく轢かれる。
      G級亜種の中では、グラビモス亜種の異常な耐久値やジンオウガ亜種の蝕龍蟲弾幕の陰に隠れがちだが、
      ティガレックス亜種も理不尽さに片足を突っ込んだ凶悪な性能の技を持っている。
  • G級ではギルドクエストでの仕様を受け継いで、
    必殺技の大咆哮は突進からのカウンターと単発でのもの、及びそれらの2連続バージョン。
    攻撃後の隙モーションは勿論無し
    更に咆哮歩きの〆のように身体をしならせて前のめりになり、
    すぐさまフェイントの様に放ってくるパターンが追加された。
    しかもこの場合、グリンと一瞬で90度程体を回しつつ放ってくる
    真横に張り付いているとほぼ間違いなくガードか餌食かの2択になるだろう。
    • MH4の公式ガイドブックのティガレックスの記載の一つに、
      「Lv76以上のギルドクエストに登場する個体は、咆哮歩きと同じ近づき方の後に大咆哮を繰り出す」
      というものがあったが、実際のゲーム中ではそのような行動は確認されなかったため、
      誤情報である可能性が高い。
      しかし、このフェイント咆哮は上の記述そのものな動き方であるため、
      本来は4にも実装される筈だったが何らかの事情で不採用になった可能性が高い*1
    • このフェイント大咆哮が追加されたことにより、MH4Gのティガレックス亜種・希少種は
      腹下にハンターがいるとこれまでの身体を引く予備動作から、
      前方にハンターがいるとフェイント動作から、
      前進と後退をせわしなく繰り返しながら大咆哮を執拗にぶち当てようとしてくる。
  • ギルドクエストLv126以上になると上記の高精度ドリフトを何と4連続で繰り出してくるようになる。
    大咆哮や咆哮歩きに比べると頻度こそあまり高くないものの、
    忘れた頃に繰り出してくるので却って気が抜けない戦闘を強いられることになるだろう。
    • 幸いにも、MH4Gには新要素の起き上がりタイミング調整が実装されているので、
      起き攻めを喰らいそうな時はありがたく利用させてもらおう。
    • Lv136以上の個体は通常種と違って極限状態にこそならないものの、
      やはり一撃一撃が喰らったら致命傷レベルにまで上昇する。
      特に、怒り状態の大咆哮は防御力750代の剣士でも体力全快の状態から即死する破壊力を誇る。
      同じく大技であるジンオウガの背中プレスとは違い無属性攻撃なので属性耐性が意味を成さず、
      純粋に防具の防御力を上げる以外に対策は無い。
      その分抗竜石【耐衝】が存分に効果を発揮するモンスターでもあり、
      本来ならより危険なはずの狂竜化状態の方が生存率が高いというおかしな事態が起こりうる。
      • それもそのはず、ティガレックス亜種の攻撃力倍率は、
        同ランク帯の他のモンスターに比べて一回り高めに設定されている。
        Lv140でのディアブロスやジンオウガ(亜種含む)、ブラキディオスの攻撃倍率が7.3~7.9なのに対し、
        ティガレックス亜種は8.5まで伸びる*2
    • しかしそれでも他の同ランク帯の亜種モンスターよりは楽な相手と想定されているようで、
      報酬の質が一回り低い。

MHW:I

  • 通常種は復活することが発売前から告知されていた一方で、亜種の方は特に音沙汰がなかった。
    が、MR解放後、導きの地の瘴気エリアLv6以上で登場することが判明した。
    また、特殊痕跡を利用すれば瘴気エリアのレベルが足りなくても登場させることができる。
    まさかのクリア後の隠しモンスターとしての登場に驚いたハンターも多いだろう。
    工房の武器派生表のティガ武器に黒いモンスターの素材黄色いレア素材を使う物が確認できた為、
    「これはまさか奴がいるのか?」と思ったハンターもいたのではないだろうか。
    なお、同骨格で復活を果たしたアイツらの亜種未登場である。
    • 任務やMR上昇で開放されるフリークエストで遭遇できない為、
      当初は何かしらの手段で導きの地の探索で遭遇するまで戦う事ができなかった。
      マスターランクで戦闘可能なモンスターで導きの地の探索が必須だったのは本種のみである*3
      • イベントクエストでの配信が始まった為、導きの地の探索は必須ではなくなった。
        当然だがイベントクエストの期間を逃してしまうと導きの地に赴くしかない。
        また、危険度2のモンスターの中では唯一導きの地の素材を錬金することができない*4
  • 紹介映像やPVなどにはやはりクリア後のモンスターであることから映像化はされていないが、
    steam(PC版)のアナウンストレーラーでは全ての復活モンスターとともに出演している。
  • ビジュアル面で3rd、4系列と比べて体色には大きな変化があり、
    今作では背中から尻尾にかけての縞が橙色になり、より危険そうな外観になっている。
    黒色も濃くなっており、黒地である点を除けば「虎柄」らしさが増している。
    • 怒り時に変化する顔、前脚の紅潮がやや控えめで旧作よりも目立たない表現になっている。
      このため紅く輝く瞳だけが目立つようになり、逆に迫力が増しているように見える。
  • ハンターノートにもある通り頻発する咆哮が特徴的……というか、咆哮を積極的に攻撃に使用してくる。
    通常種は強化された突進を中心とする傾向があり、旧作よりも両者の差別化が進んでいる。
    なお、旧作での「咆哮歩き」は行わないが、突進中に大咆哮に移行する性質が強くなっている。
    • まずは当然のように大咆哮が追加。
      こちらは溜めモーションが長く、過去作とタイミングもほぼ同じ。
      更に過去作に比べて攻撃範囲が大幅に狭くなっており、
      ティガレックス亜種の動きに気をつけていればあまり当たることはない。
      怒り時は2連続になるのも過去作と共通。
    • エリア移動時のように身構えてから単発で咆哮し、その音波を飛ばして攻撃してくる
      出が早いため回避が難しく、2連発で撃つこともある。
      振り向きざまに放つこともあり、隙を潰すための行動として使用してくる。
    • 一番の大技として薙ぎ払いブレスならぬなぎ払い咆哮が追加。
      大咆哮と似たモーションを取り、ソニックブラストのような直線に長い判定の咆哮を行う。
      モーションとしてはMHF-Zのティガレックス辿異種が使う回転バインドウェーブと酷似しており、
      あらぬ向きに咆哮したかと思えばそれを薙ぎ払いはじめ、180°以上の横広範囲に攻撃をしてくる。
      どたどたと前脚を動かし方向転換しながら行う点はやはりティガレックス亜種らしい。
      なお、見た目に反して距離は短いので、ある程度離れるか懐に潜れば当たらないが、
      なんと威力は大咆哮よりもわずかに高い
    • これらの咆哮技は、頭の部位破壊で弱体化させることができる。
      その効果は絶大であり、元々広くなかった大咆哮の範囲は
      口の真下にいてやっと当たるかと言うレベルまで縮小する。
      薙ぎ払う咆哮は特に弱体化が顕著で、範囲も威力もかなり抑えることが可能。
      この咆哮を被弾しやすいガンナーの場合、特に優先して破壊したい。
      頭の脆さは通常種から相変わらずなので意識していなくてもあっさり壊せてしまう。
    • 地味に前脚の薙ぎ払い攻撃にも新しくパターンが追加されており、
      片腕を振り上げて力を溜めてから振り下ろし、そのまま270°程の範囲を回転しながら一掃する。
      判定が多段ヒットするため、大剣のタックルのように一撃だけ防ぐタイプの技を使うと
      二撃目、三撃目の判定がヒットしてしまう。一方で威力は通常の薙ぎ払いに毛が生えた程度で、
      直撃してもそこまでのダメージは受けない。
      歴戦個体の怒り状態でようやく馬鹿に出来ないダメージというレベル。
      予備動作を見るとMHXの荒鉤爪を彷彿させるが、流石にあちらほどの壊滅的な破壊力は持たない。
  • 隠しモンスターらしく攻撃力はかなり高い。
    先述の各種咆哮はもちろん、おなじみの突進や回転攻撃は、カスタム強化を施した防具でもゴリゴリ削られる。
    • 歴戦個体ともなると、フルカスタム強化した防具でも、突進や咆哮で半分以上簡単に削られてしまう。
      回復は惜しまず、体力は常に高めに保っておくことを意識しておきたい。
      体力増強や精霊の加護といったスキルが付けやすくなっているので、
      対策としてそれら生存スキルを付けるのもアリ。
  • 一方、体力の方はかなり低めに設定されているほか、剣士の場合攻撃しやすい翼の肉質がかなり柔らかい。
    通常種で厄介だったドリフト突進も控えめな上に、
    そのドリフト突進からの派生行動に大咆哮が追加されたことが災いし、
    全体的に足を止める傾向に強い様子が散見される。
    このことから、突進を多用する通常種よりも狩り易いという声も。
  • 大型タイトルアップデート第1弾で導きの地に溶岩地帯が追加されたが、残念ながら本種を
    溶岩地帯におびき出すことはできない。
    あくまで本種が導きの地の、特に瘴気地帯を根城にしているということを表しているのだろうが、
    本種の外殻形成に関わる環境に全く姿を見せないというのも不自然である。
    溶岩地帯で成長した後、瘴気地帯で活動するようになっただけかもしれないが...
    • 一方、調査クエストやイベントクエストならば龍結晶の地にも登場する。
      それどころか、通常のクエストでは瘴気の谷には一切姿を見せない*5
      導きの地の個体とは生態が異なるのだろうか、謎は深まるばかりである…。

黒轟竜は傷つかない

  • 遭遇できる場所が瘴気地帯と調査・イベントクエストに限定される上に危険度も2で、
    素材の需要も通常素材は防具がある程度優秀だったものの用途が限られる上に、
    導きの地の素材は通常個体がレア12の属性強化2回目と一部武器のパーツ強化のみ、
    歴戦個体に至っては武器の最終強化に使うのみでそれが済めば用無しということから*6
    MHW:Iで最も狩猟されていないモンスターであったことが発表されてしまった
    そのため、前例と同様の狩猟機会の救済クエストとでもいうべきクエスト、
    黒轟竜は傷つかない』の配信が決定してしまった。別のクエスト名にも似ている
    もしかしたら狩られなかったランキング仲間とも掛けているのかもしれない。
    こちらは超強化個体という訳では無いので安心しよう。
    こちらは落とし物で装飾品ではなく鎧玉を大量に落とす個体となっている。
    また、今までなかった真鎧玉を入手できるが、反面ティガレックス亜種の素材はなんと入手できない
    対になるジンオウガのクエストでは基本報酬にはジンオウガの素材が並んでいたが、
    こちらはそれすらも無いという徹底ぶり。
    加えて重ね着装備を生産できる黒轟竜チケットも入手でき、
    マッスルα、キブクレフェイク、封印の龍骸布、クレア(バイオハザードコラボ)の重ね着が生産可能。
    確定報酬ではないので一枚も報酬に並ばない事もザラだが、その分要求数も一式でも1枚となっている。
    • クエスト名から「クラッチによる傷付けや部位破壊が無効なのでは?」などとも言われたが、
      実際にはちゃんと傷付けも部位破壊もできる個体であった。物理的には
      むしろ部位破壊報酬も全て鎧玉なので全部位破壊を狙っていきたい。
      特に尻尾を切れば追加の剥ぎ取りが可能なので真鎧玉を入手する機会が増える。
      ちなみに剥ぎ取りで見事真鎧玉を引き当てるとレア剥ぎ取りモーションになる。
    • この個体は咆哮の度に泣き叫んでいるのか、
      涙を流しているかのように落とし物を落とす。傷付いてなんかいないんだからね!
      当然だが無制限に落とすわけではなく、
      クエストも後半になるとほぼ落とさなくなる。ついに涙も枯れ果てた。
    • ちなみに反対の、最も狩猟されたモンスターはジンオウガ。
      装飾品の出やすいクエスト、『鳴神上狼、荒事を成す』の周回が主な要因だろうか。
      あちらにも前例と同様に特殊なクエストが配信されるが、
      こちらとは違い落とし物で龍脈炭を落とす。
    • なお、公式による事前予想アンケートでの選択肢はティガレックス亜種の他に、
      • アン・イシュワルダ
      • トビカガチ亜種
      • イャンガルルガ
      となっていたが、アンケートではトビカガチ亜種と予測する人が多かった。
      あちらも素材にほぼ需要は無いのだが、ストーリー上で必ず狩ることになるうえに
      導きの地でも人気の高い氷雪地帯に出現し、レベル上げにも使いやすいため
      それなりに数が多かったと予測できる。
      また、アン・イシュワルダはラスボスかつ重ね着のイベントクエストがあること、
      イャンガルルガは期間さえ限定しなければ優秀な脚装備の需要の高さから、
      合計での狩猟数自体はティガレックス亜種より多かったのだろう。
      もっともこのアンケートの選択肢になっている時点でワースト4かもしれないが

派生作品

MHST

  • MHXでは亜種総リストラに伴い登場できなかったが、派生作品であるMHSTでは無事に参戦。
    ドヴァン火山の道中を外れた位置にある溶岩の池の中のほか、各種モンスターの巣などに生息している。
    溶岩の池に静かに佇む黒轟竜の姿は一見の価値あり。どう見ても浮かんでいるが気にしてはいけない
    勿論通常種と同じでオトモンに加えることも可能。
    • 本作の仕様が大きく関係している部分も大きいが、
      本作にて初めて下位個体が登場し、それに伴い下位素材が新たに実装された。
  • 野生の個体は概ね通常種と同じく、パワー系の攻撃にスピード技や岩飛ばしを織り交ぜた戦い方を得意とする。
    ややスピード技の比率が高く、突進コンボと言う連続で使うごとに威力が上がっていく技を使う。
    また、十八番である大咆哮ももちろん完備。
    とはいえ音に弱いオトモンでもなければ大咆哮はそこまで大きな被害は受けないため、
    神経質にならなくてもいい。
    怒ると2回行動が解禁されるのも通常種と同様。
    アイテムやスキルを総動員させ、無理せず、かつ極力素早く倒すようにしたいところである。

オトモン

  • オトモンとしての性能は、通常種は高い攻撃力とやや不安の残る防御面と言ったところだったが、
    亜種は更にそれを尖らせたような能力バランスとなっている。
    攻撃力の高さはすさまじいのだが、集中攻撃を受けると一気にやられてしまうため、
    非常に癖の強い上級者向けのオトモンと言える。
  • 行動パターンは通常種と同様、パワーを中心にスピード攻撃も時折行うと言った形。
    また、レベルアップや伝承の儀で習得したアクティブスキルを積極的に使用する傾向もあるようだ。
    野生個体も使用してきていた突進コンボは非常に強力なため、ぜひ使っていきたいところである。
    行動頻度の最も多いパワーを伸ばすか、突進コンボの威力を上げるべくスピードを伸ばすか、
    好みの分かれそうなところと言える。いっそのこと両方伸ばすという手も無くはない。
    また、攻撃力を活かしつつ真っ向勝負によるリスクを減らすために、
    ブレス攻撃をメインとする属性重視な育成も一つの手である。
    その場合、最も適性のある火属性がやはり王道だろうか。
    なお、十八番の大咆哮は有効な相手をかなり選ぶ技であるため、
    何か特別な理由でもなければ他のオトモンの遺伝子を継承させて忘れさせてしまってもいい。
    • ちなみに、ダウン中に咆哮を(有効な相手に)当てた場合はダウン時間が1ターン伸びるため、
      ティガレックスの気分次第では本当に完封してしまう。
  • ライドアクションと絆技は通常種と全く同じ。
    即ちダッシュによる高速移動とツタ登りが可能であり、ティガインパクトが使える。

MHST2

  • 今作でも登場し、オトモンに加えることも可能となっている。
    ラムル地方のサドナ荒野のキングモンスターとして初登場する。
    さすがにキングモンスターだけあって周囲の他のモンスターよりは強いものの、
    1つ前のエリアであるロロスカ地方のキングモンスターと比較すると2回りほどステータスが低く、
    2つ前のエリアであるアルカラ大陸のサブクエストに登場する通り名付き強化モンスター達と並ぶ程度というレベルであり、
    キングモンスターの中では飛び抜けて戦いやすい相手になっている。
    ロロスカ地方クリア直後のレベルでも十分に勝機があるため、
    初めて倒したキングモンスターがコイツだったというプレイヤーも多いだろう。
    • 加えて初遭遇タイミングで同行しているリヴェルトが高火力・高耐久の非常に優秀なアタッカーである事も、
      ティガレックス亜種の倒しやすさに拍車をかけていると言える。
  • 戦闘では通常時はパワー攻撃やロックシューターで攻めて来る。
    怒り状態になると一転してスピード主体になる他、例によって2回攻撃が解禁される。
    おなじみの大咆哮も使用するようになるが、どういう訳かスピード攻撃に設定されているため、
    テクニック攻撃を出せば阻止できる。
  • シビレ罠で拘束中に片手剣で頭部を破壊すると帰巣率がアップする。
    キングモンスターであるが非怒り時であればシビレ罠にかかるので、
    通常種と違ってキングモンスター版でも狙えるようになっている。
  • また、飛行が解禁された後に行けるようになるハコロ島の「一角島の古代巣」にも出現し、
    巣ではタマゴを入手できるチャンスもある。
    「タマゴは欲しいが黒轟竜との直接戦闘は厳しい…」という場合はこちらで入手するのもアリ。
  • 同作では、上位レア素材の1つである竜玉を効率よく周回するためのターゲットとして
    このティガレックス亜種が指定されることが多い。
    竜の拠り地の9層の入り口から入ってすぐのところにいるため、一掃攻撃で撃破→
    マップから入口に戻って配置をリセットという行程を繰り返しやすいためである。
    なお、マップ内にはもう1匹いるのだが、こちらは入り口から遠すぎる位置にいるので周回には適さない。
    • この工程を繰り返していると、ティガレックス亜種の素材もそうだが、
      一緒に狩られることになるブナハブラの素材(甲虫種の堅殻)や
      王族カナブンの所持数がものすごいことになっていたり。
      心当たりのある方は確認してみよう。

オトモン

  • 野生のものと同じくパワー攻撃が主体。
  • アクティブスキルは乱れ撃ち遺伝子【小】の「ロックシューター」、
    ブレイク遺伝子【中】の「ブレイクストライク」、そして十八番である大咆哮遺伝子【特大】の「大咆哮」を持つ。
    確定で持っている絆遺伝子は3種類だが、そのすべてがティガレックス亜種固有のものではない。
    • ロックシューターは敵の中からランダムで1体に無属性中ダメージを与える。
      この遺伝子を持っているのは通常種。
    • ブレイクストライクは単体パワー攻撃で低確率で防御力をダウンさせることができる。
      この遺伝子を持っているのはボルボロス亜種とモノブロス亜種。
    • 大咆哮はパワータイプで全体に無属性中ダメージを与え、高確率でダウンさせる。
      この遺伝子を持っているのは希少種と鏖魔ディアブロス。
      大咆哮には音爆弾と同じく「地中に潜っているモンスター」を引きずり出す効果もある。
      ラムル地方のストーリーではこうした地中に潜るモンスターとのイベント戦闘が4ため、
      ラムル地方を訪れた早い段階で仲間にするメリットは大きい。
      普通に音爆弾を使うか、フルフルの覚える「咆哮」を利用する方が手軽ではある
  • ライドアクションと絆技は前作と全く同じ。
    即ち突進とツタ登りが可能であり、ティガインパクトが使える。

余談

  • 英語版でのティガレックス亜種の名前である「Brute~」だが、これは獣竜種のページでも解説しているように、
    「(暴力性や理性の無さなど、悪い意味で)野獣のような~」を意味する形容詞である。
    ティガレックスはBruteの肩書きが無くとも元より獰猛極まるモンスターであるが、
    この場合は「通常種をも更に上回る獰猛さのティガレックス」といった具合であろう。

素材

黒轟竜の上鱗
ティガレックス亜種の体表を覆う黒く輝く鱗。幅広い用途に使われる。
黒色の成分は、火山灰などが付着・癒合したもので、鱗の強度を高める役割を持つという。
より分厚く発達したものは「厚鱗」と呼ばれ、高温の炎やマグマの中でも変形することのない
優れた耐火性を有している。
MHSTおよびアイルー村Gでは下位素材の「鱗」が存在し、見るからに力強い黒さをしている。
黒轟竜の堅殻
ティガレックス亜種の脊髄などを保護している黒色の甲殻。硬い材質で、防具によく使われる。
黒轟竜の猛悪な動きにも耐えうるその強度は並外れており、加工を行うのも困難なほど。
より頑強に発達したものは「重殻」と呼ばれる。
黒轟竜の尖爪
ティガレックス亜種の鋭く尖った漆黒の爪。武器によく使われる。
引き裂いた獲物の数だけその黒は深みを増すと言われている。
より豪壮に発達したものは「剛爪」と呼ばれ、武具職人垂涎の一品。
MHSTでは下位素材の「爪」が存在しており、その力強い一振りには思わず戦慄するという。
黒轟竜の鋭牙
ティガレックス亜種の鈍く光る鋭い牙。武器によく使われる。
獲物の頑丈な外殻をも易々と噛み砕く。
より厚く尖った牙は「重牙」と呼ばれ、固い岩や鉄であろうが噛み砕けると言われている。
黒轟竜の尻尾
引き締まった筋肉が印象的な、ティガレックス亜種の尻尾。
より立派なものは「上尾」と呼ばれ、凄まじい威力の攻撃を繰り出す。
今のところメインシリーズには登場しておらず、MHST限定の素材アイテムとなっている。
戦慄の黒アギト
ティガレックス亜種の顎。
導きの地に生息する個体がその特質をさらに強化させた素材。
歴戦の個体のものは「歴戦の黒アギト」と呼ばれる。

関連項目

モンスター/ティガレックス
モンスター/ティガレックス希少種
モンスター/荒鉤爪ティガレックス
武器/ティガ武器 - ティガレックス素材を用いた各種武器へのリンクあり。
防具/レックスシリーズ
BGM/ティガレックス戦闘BGM
クエスト/最強と最恐!


*1 MH4シリーズの攻略本は誤情報が多く、これもその一つの可能性もあるが。
*2 同じ攻撃力倍率のモンスターには他にセルレギオスやイャンガルルガ、クシャルダオラがいる
*3 ジンオウガは導きの地の本格探索が可能になった時点で遭遇している為クエスト検索可能。イャンガルルガは任務で登場する。希少種夫妻はMRを上げるとフリークエストが出現する。ナナ・テスカトリは上位の特別任務をクリアしていればマスターランク帯のクエストも検索可能。
*4 歴戦素材から通常種の素材に変換はできるが、危険度3のモンスター同様に他モンスターの素材を使用して変換することはできない
*5 導きの地のモチーフのマップに出現しないことに関しては、同じ隠しモンスターのリオス希少種にも言えることだが、あちらは溶岩地帯にも出現する
*6 Ver.13.50からは武器の重ね着、Ver.15.01からは重ね着装備の素材としても要求されるようになったが、それも済んでしまえば結局他の素材の錬金に使うくらいしか用途がない