- 当記事ではメインシリーズ以外の作品におけるティガレックスを扱っている。
基本的な事項についてはモンスター/ティガレックスを参照されたし。
目次
特徴・生態
- 特異個体
- 何者かと戦ったのか、片目に大きな傷を持つ轟竜ティガレックス。
また、翼膜や四肢の一部が目立つほどに青く染まっている。
通常個体に輪をかけて向上した威力の咆哮で周りの地面を捲り上げ、
指向性を持つ衝撃波と化した音波をブレスの如く発射したり、
並外れた驚異的な身体能力で暴走するかの如く暴れまわり、
普通に見られる個体が弱点であった筈の強い閃光を浴びると即座に激昂するなど、
通常種とは異なる性質が多く見受けられる。
- 辿異種ティガレックス
- メゼポルタ近辺に姿を見せるティガレックスの中でも、ずば抜けて強力な個体。
永き時を生き抜く過程で鉤爪を"激烈"と称されるほど異常発達させており、
鉄のような光沢感に加え、鋭い突起が多数生えた荒々しい変異を遂げている。
その鉤爪を携えた翼もまた突起が無数に生え、剛腕と呼べるほどに発達している。
また、頭部なども通常個体に比べ鋭角的で厳めしくなるといった変化が見られる。
- 従来の個体と異なり、その爪で獲物を引き裂き、
簡単には塞がらない傷を負わせることで、より効率的に獲物を弱らせる戦術を身に着けている。
その爪が引き裂く対象は獲物だけでなく、周囲の空気であることも多く、
それによって鎌鼬を生成、飛ばす事で離れた距離の獲物に、同じ傷を負わせることも可能である。
なんでも引き裂ける様な斬れ味を持つため、『壊裂の爪』という異名が与えられている。
- 更に、その爪による出血多発の戦闘を幾度ともなく経験したためか、
辿異種ティガレックスは、引き裂いた獲物が血を流していると、その匂いを元に狙いを定める習性を持つ。
その執念は凄まじく、出血が続く限り辿異種ティガレックスは地の果てまで血眼で追い続けるとされる。
概要
MHF
- MH2をベースとしているMHFではサービス開始当初には登場していなかった。
正式サービス開始(2007年7月5日)後、2007年9月5日に行われた初の大型アップデートである
シーズン1.5『ティガレックス、咆哮』にて同じくMHP2出身のアカムトルムと共に実装された。
最初期の輸入モンスターということで遷悠種には該当しておらず、
古参モンスターの一体としてゲーム内でも完全に定着した扱いとなっている。- 上記の通り大型アップデートのサブタイトルにも採用されているのだが、
後にも先にも他シリーズから輸入されたモンスターがそのまま看板を飾ったのは
ティガレックスが最初で最後である。 - なお、実装当初は専用BGMが導入されていなかったが、10月3日に追加された。
後のMH4以降はティガレックスの専用曲が若干変更されているが、
MHP3までのバージョンが聴きたい場合、MHFならばゲーム中でいつでも聴くことができる。 - MHFへのMHP2要素導入と、MHP2Gへの各種新要素の輸出が終わった後は、
2015年に至るまでメインシリーズ産のモンスターが登場することはなかったため、
アカムトルムと共に「本家から輸入されたモンスター」の代表格であった。
この状況は遷悠種ジンオウガの実装まで続いていた。
- 上記の通り大型アップデートのサブタイトルにも採用されているのだが、
- 基本仕様は輸入元であるMHP2の仕様を概ね引き継いでいる。
それどころか、より強化された仕様で実装されたため、当時は猛威を振るった。- 攻撃の当たり判定はMHP2から更に広くなって避けにくくなったほか、
壁に牙が刺さりそうになると、突進をキャンセルして咆哮を放つなどのハメ対策も兼ね備えている。
何度か誘導し続ければ牙が刺さるが、この関係で落とし物の収集は面倒である。
- 攻撃の当たり判定はMHP2から更に広くなって避けにくくなったほか、
- 挑めるランクは上位からだが、HR3(旧HR51)の個体から手に入る素材は下位の物となっている。
上位素材が欲しい場合はHR4(旧HR71)のクエストを受注する必要がある。- 耐久力もオンライン仕様で非常に高く、
旧HR51の個体でも10500、旧HR71だと11200と古龍やディアブロスにも引けを取らないタフさだった。
その後見直しが入ったことでそれぞれ8400、10500と低下し、
G10で更に調整を受けて現在は4899、5950とソロでも十分に倒せる程度の体力になっている。
- 耐久力もオンライン仕様で非常に高く、
- 変種は攻撃力が3.40と、他の変種と比べてみてもかなり高め。
怒り前と怒り後での肉質変化は原種と比べると若干だが大きい。
特別硬い肉質は無いが、前脚には属性攻撃が殆ど効かないため、後脚中心に攻める場合が多い。
属性中心で攻める場合、水は背中、雷は首、龍は腹にそれぞれ30効くが、その他の部位に吸われぬよう注意。
また、麻痺属性も比較的有効。
ちなみに通常種も元々はそれに近いほど高い攻撃力があったのだが、現在は元の半分以下になっている。
- かつては剛種チケットを大量に集めるため、様々な戦術で狩られていた。
俗にいうピタゴラ戦法が開発され実際に多用されたモンスターとしても印象深い。
しかし剛種チケット集めの方法が剛種適性試験に変わってからは
武器性能に頼れなくなった関係で効率性が悪化し、それ目的では狩られなくなった。
現在ではデイリークエスト枠に一定数の武器綬を入手可能なクエストが常設されているが、
その相手がG級ティガレックス特異個体であるため、なんだかんだで一定の需要が存在している。
- また、本作にはティガレックスの近縁種とされる「雷轟竜ディオレックス」が登場する。
一方で亜種や希少種は実装されなかった。
- 2014年12月に実装されたPC版のグラフィックス強化
「High Grade Edition」の紹介ページの顔を飾っているのが、このティガレックスである。
HighGradeEditonできめ細やかになった鱗の表現などが一目で分かるようになっている。
特異個体
- 見た目の変化
- 右眼に大きな傷がついており、隻眼になっている
- 耳が一回り大きくなり、反り返っている
- 四肢が青黒く変色している
- 翼膜が青みを帯びている
- MHFのシーズン9.0からは特異個体が出現した。
歴戦の証なのか、右眼は傷ついたイャンガルルガのように初めから潰れている。
その強さたるや、当時の剛種をも青くさせる程だと言われており、
事実大幅な強化が掛けられ以前よりも一層迫力満点な仕様に変化を遂げた。- 咆哮時には四肢を付き、周囲に凄まじい衝撃が響き渡り、
同時に、前方に「バインドウェーブ」と呼ばれるブレス型衝撃波を発射するようになった。
原理はプチ版ソニックブラストといったところ。
威力は高くなく、被弾しても尻餅を付くだけだが、当たると確定で気絶してしまう。
また、射程は無限であるため、どれほど遠くに逃げようと、範囲内だと当たってしまう。
最悪の場合、バインドウェーブの連発で延々と気絶のループにハマることも。
また、バインドウェーブを回避や位置取りで避けても咆哮自体は超高級耳栓スキルがないと
防ぐことができない。スキルが無く、耳を塞いでしまっては気絶より恐ろしい事態が待っている。
しかし、超高級耳栓が発動していれば位置によっては全く被弾しないため、
攻撃チャンスが増えたと見ることができる。 - また、通常の咆哮も行ってくる。
が、それはバインドボイス特大(防ぐには超高級耳栓が必要)+大ダメージであり、
攻撃範囲も大幅に(2~3倍程度)拡大する。
そのあまりの衝撃に周辺の地面が捲り上がってて岩が弾け飛び、
ティガレックスを中心にドーム状の空気の断層が発生してしまうほど。
どうせ怒ると後ろに下がるから安全だろうなんて思うなかれ、
怒り状態になる瞬間に攻撃を受け続けているとその場でいきなり咆哮を放つ。
ある意味強烈なカウンターであり、手数武器を装備している時は要注意。
- 咆哮時には四肢を付き、周囲に凄まじい衝撃が響き渡り、
- 攻撃もフェイントを交えてくるため、経験者ほど引っ掛かりやすい。
具体的に言えば、その場噛み付きは2回連続で行い、
その直後、間髪いれずに怒り咆哮を繰り出す。
前進しながらの噛み付きも、一旦後ろに後退した後に繰り出し、もう一度その場噛み付きを繰り出す。
また、その場での回転攻撃も2連続で行ってくる。
- 特異個体独自の技の1つに、目の前を素早く噛み付いたのち、
右前方への飛び掛かり、左側面に向かって反転しながらの飛び掛かりと連続で繰り出し、
最後に足をバタつかせるように突進しながら初期位置付近に戻る大技がある。
攻撃力といい当たり判定といい、脅威の一言では済まされない。
その上、暴れまわっているティガの身体から龍風圧が発生するため本当に危険。- かつては最高の対策兵器だった閃光玉だがこれにも対抗策があり、
当てると即怒り状態になってしまう。
しかも、怒り状態の時に使うとこの大暴れを必ず使用する為、手がつけられない。
おまけに効果時間も非常に短い。
ちなみに効果が切れると、ワープしたかのように向きが一瞬で180度切り替わる。
- アカムトルムのモーションを流用したのか、左側面への尻尾薙ぎ払いも行う。
速度はアカムトルムと比べ物にならないほど速いくせに攻撃力と当たり判定は絶望的。
さらに、怒り状態で動きが速くなっても判定時間は一切変わらないため、
振った後、戻ってくる尻尾にも攻撃判定が残っている。
- かつては最高の対策兵器だった閃光玉だがこれにも対抗策があり、
- 弱点は怒り状態になると、肉質が柔らかくなる…のは通常個体と同じだが、
特異個体はそこから更に全体防御率も上がる(つまり防御力が下がる)ため、
怒り状態は危険であると共にチャンスとも取れる。
また、攻撃面が苛烈で強力であるが故か上位クエストでは体力が大きく減少する。
攻撃力は原種で1.3倍、変種で1.35倍になっており、
元々強力なティガレックスの攻撃力がさらに上がるというのは脅威ではあるが、
特異個体モンスターにはこれ以上の凶悪な攻撃力を持つモンスターがウヨウヨ居るため、
それらと比較すると控えめになってはいる。
- 上記に挙げた攻撃行動が増えた結果として、全く手も足もでない突進行動をひたすら連発するという
立ち回りを行わなくなった他、回転攻撃・噛み付き・前進しながらの噛み付きは
いずれも上述した特異個体専用の行動しか使用してこない
(つまり特異個体ティガレックスに慣れてしまえば、対処はしやすいと言える)。
バインドウェーブも超高級耳栓があれば懐に潜り込むことで被弾リスクが軽減されるため
単純に隙が無くなっただけの強化、というわけではない。
- 実装されたシーズン9.0当時のこの特異個体の評価はハンターによって様々である。
直線的な攻撃しか放ってこなかったティガレックスが更に手強く強化され、
縦横無尽に暴れ狂うのを「こんなのを待っていた」「カッコイイ!」と評価する声もある一方、
実装当初は何も知らずに閃光玉を投げてしまうハンターが多発。
実質ほぼ怒り状態で戦う羽目になることが多かったため、
「どうにかしてくれ!」と悲鳴を上げるハンターや、
当時のイメージとは異なる新技である「バインドウェーブ」や数々のフェイント攻撃から
「ティガレックスの魅力を潰した」という非難の声も多かった。- シーズン9.0ではスキルランクの仕様上、特異個体に対してあまりに非力と言わざるを得ない状態であり
上位クエストですら苦戦するハンターが続出していた。
また、当時はハメ対策と称する改悪が多く行われており、何らかのハメ対策要素を持つモンスターに対して
かなり厳しい目線が注がれていたことも考慮しないといけない。 - 研究が進んだ現在では、上述した通り隙のある行動と無い行動のメリハリがあり
防御面が脆いという弱点を持つティガレックス特異個体は
初期の特異個体の中では比較的高評価を受けている。
また、バインドウェーブに関しても、後に他シリーズで登場した亜種が「咆哮」を活かした
新技を使うようになってからは、これのみを取り上げて批判する声はあまり聞かれない。
- シーズン9.0ではスキルランクの仕様上、特異個体に対してあまりに非力と言わざるを得ない状態であり
- 杉浦Pによると、ティガレックス特異個体を開発する際の会議では、
「ティガレックスと言えば咆哮」で満場一致であったらしい。- それを表すかのように、ティガレックスの狩猟クエストは
『ティガレックス、咆哮!!』『轟咆、ティガレックス』『咆える轟竜』など、
咆哮を示すクエスト名も多い。 - 奇しくも、MHP3に登場した亜種に咆哮系の技が追加された理由も
「ティガレックスと言えば咆哮」であったようである。
ただ、当時のティガレックスは突進を初めとした肉弾戦を主体とするイメージが強力であり、
咆哮は必ずしも彼の強烈な個性であると認識されていなかった可能性は高い。
- それを表すかのように、ティガレックスの狩猟クエストは
激個体
- シーズン10にて『激昂!ティガレックス』というクエストにて
ティガレックス激個体も登場した。
初期の激個体であるため、変化した技は岩飛ばしのみ。
5方向+前脚を地面に叩き付けた際に衝撃波が発生するようになっている。
また、常に怒り状態であり、攻撃力倍率も1.5倍と特異個体より高い。
- 現在のところ上位クエストしか存在していないが、当時の評判はすこぶる悪かった。
というのも、当時はスキルランクを取り巻く環境がシーズン9.0時代とほぼ同じであり、
上位ティガレックス特異個体ですら苦戦するベテランハンターが多かったのに
それを更に上回る攻撃力を持つ激個体ティガレックスには敵わなかったのである。
また、体力も特異個体と違って低下しておらず、短期決戦に持ち込むことも難しかった。
激個体自体、あまり狩るメリットもないということで人気は今一つであった。
- なお、後にシャルウィーノータッチ?というクエストにて、
激個体のティガレックス変種が登場している。
こちらはクエスト自体がネタ性の強い高難度クエストという状況での登板であり、
激個体でないと務まらない役割を果たしている。
G級
- G級ティガレックスの登場ランクは☆5。
グラビモス、ベルキュロス、ゴウガルフなどの強豪と同ランクではあるが、
MHF-G2アップデートで☆5が解禁された直後、という時期での登場に驚いたハンターは多かった。
- 回転攻撃と同時に真空波のような強烈な衝撃波を放出する新技を習得している。
特異個体化した場合は二連続回転がこの技に置き換わるため、
人によっては難易度が低下したように感じられるとか。
- 物理肉質が変種を彷彿とさせるレベルまで硬化、
更に状態異常、特に麻痺は初期耐性・上昇値共に450と動きの拘束のやり辛さに磨きがかかった。
ただ、体力は14000、防御率は0.65と変種とそこまで大きな差はなく、*1
更に原種並みに雷と龍属性が通るようになったため☆5モンスターの中では防御面の脆さが目立つ。
- が、やはり何より問題なのはその攻撃力。
なんと非怒り時でも激個体を上回る6.5。怒り状態になると9.75まで上昇する。
これにより元から一撃が重いティガレックスの技の危険度が跳ね上がった。
更に☆5クエストでは防御力-600の補正が発生するため、既存防具では毛ほどの防御力しか残らない。
既存の秘伝防具・覇種防具では文字通り食い散らされる羽目になるため、
狩猟に挑むのであれば最低でもG級秘伝・覇種防具を用意し、可能な限り防御力を高めて行きたい。
それでも防御力1000程度では殆どの攻撃が即死級であり、
安定して立ち回りたいのならG級防具などを使い、1350以上の防御力が必要になってくる。
グラビモスやパリアプリア、ゴウガルフら他の☆5相当モンスターにも同様のことが言える。
- HC化した場合、あの地面を吹き飛ばす咆哮や驚異的判定の尻尾がG級の破壊力で襲い掛かり、
攻撃力倍率は補正でさらに磨きがかかって11.8。つまり覇種レベル。
更に全体防御率も怒り状態になると0.9倍の補正が入ってしまうため、
通常個体に比べて目に見えてタフになる。
その一方で怯み補正が1.2倍しか上昇しないのは幸いというべきか。
通常の特異個体でさえ、剛種真っ青と呼ばれたティガレックス特異個体は、
G級にてついに覇種真っ青の実力を手にしてしまったようだ。
できれば非HCと同等のダメージ軽減率になる防御力1550は確保したいところ。
同ランクのGF防具をフル強化するとその水準に近づけることができる。
- 幸いにも、回転攻撃と同時に発生する竜巻は、
通常の回転攻撃を避ける要領で普通に回避できるため、そこまで脅威とは見られていない。
また特異個体化しても、厄介だった2連続回転がこれに置き換わっているため避けやすい、
閃光玉での目くらまし中に大暴れを使ってこないと弱体化しているため、
その驚異的な攻撃力ゆえに餌食になるハンターが多い一方で理不尽と見る人は少ない
(これは防御力補正によってほとんどのG級モンスターに言えてしまうことではあるが)。
なお、2連続飛び掛かりの後の威嚇動作は当初オミットされていたが、
後に元(非G級と同様)に戻された。
辿異種
- ティガレックスは、MHF-Zにて実装された辿異種としても登場する。
2017年3月22日より狩猟解禁。
以下の辿異クエストにて登場する。
- ティガレックスの辿異クエスト
受注可能GR クエスト名 GR200 極爪を備えし轟竜 GR400 爪は血に飢える GR600 狂乱の捕食者 GR800 壊裂の爪
- これまで通り雪山や砂漠に姿を見せるほか、新たに極海にも進出を果たしている。
しかし、ティガレックスが寒冷地で姿を見せるのは好物であるポポの肉を求めて飛来するためだが、
極海にはポポは生息していない。
これはメインシリーズにて極圏に飛来する個体にも言えることではあるが。
脂肪をたっぷり蓄える彼らにでも目をつけたのだろうか。
それとも、寒冷地ならポポがいるだろうと思って来てみればこの結果ということか。
- 発達部位は「爪」。
その爪はまさに異常発達という言葉がふさわしいほど肥大化し、鋼のような様相となっている。
発達した爪という点では荒鉤爪ティガレックスを彷彿とさせる。
また、前脚自体も太くなっており、翼膜は更に刺々しいものになっている。
解りにくいが、尻尾が通常個体よりやや太く発達しているのも特徴。
例によって両爪を破壊しないと部位破壊達成とはみなされないが、
元々ティガレックスの前脚は非常に狙いやすい部位なので、慣れてしまえば破壊にそう苦労はしないだろう。
- 弱点属性はG級同様、雷属性と龍、水属性。
ただしG級より若干効きにくくなっており、龍と水は属性特効が機能しない。
発達部位の爪に対しては、雷属性でも辿異スキル「属撃強化」がないと属性特効が機能しない。
物理に関しては辿異種の中では比較的マイルドな設定で、
発達部位は全系統30と、辿異種の中ではかなり柔らかい方である。
また、G級同様適応撃スキルがあれば弾でも尻尾切断が可能(ただし、スキル構成によっては注意が必要)な他、
打武器でも適応撃スキルで尻尾切断が可能となっている。
- 辿異武器は、大剣、太刀、片手剣、ハンマー、ランス、穿龍棍の6種が存在する。
発達部位である爪を意識したデザインとなっており、
特に大剣はティガレックスの片腕をそのまま持ってきて取っ手を付けただけと言っても差し支えないレベル。
ちなみに穿龍棍もそれに近いデザイン。
いずれもG級武器デスポートの流れを受け継ぎ「デスルート」の名を冠し、
最終段階まで強化することで「デスサイン」へと名を変える。
穿龍棍以外は全てリーチ極長となっている。
また無属性である分、既存の辿異武器よりも攻撃力が高く設定されており、会心率も付与されている。
辿異防具「レックスZシリーズ」も、あらゆる場所に爪の装飾が目立ち、
既存のレックスシリーズとはかなり違った印象を受けるだろう。- 元となるティガレックスの武器のデザインは、
その鋭利で頑強な牙や爪をそのまま武器の刃の部分に取り付けたものが多かったが、
辿異種武器は爪がそのまま武器の刃の部分になっているわけではなく、
翼の縁の部分に金属の刃*2が付いているという若干もったいなさを感じるデザイン。 - 一応ハンマーとランスは、
攻撃を当てる武器の先端部にしっかり発達部位である爪がくっついたものとなっている。
- 元となるティガレックスの武器のデザインは、
- 因みに元々ティガレックスには専用BGM『牙を剥く轟竜』があるが、
この辿異種は他の辿異種と同じ辿異種汎用BGMが流れる。
戦闘概要・主な技
- ベースは通常個体だが、特異個体の大暴れを使用する。
そのほか突進時の旋回が超高速化しており、即座に反転して追撃をかましてくる。
また、顎もより屈強になっているのか、噛みつき攻撃の際にはエフェクトが発生する。
岩飛ばしは★1でしか使用しない。
- 辿異種ティガレックスが扱う妨害手段は、やはりと言うべきか超咆哮。
これは発達部位を破壊しても弱体化が発生しない。
もっとも、発達部位(爪)と咆哮には何ら関連性が無いので当然ではあるが。- ちなみに、開幕時に頭を下げて行う咆哮だけは通常の咆哮となっている。
- 辿異種ティガレックスは「出血やられ」と呼ばれる新たな状態異常を扱う。
真空波系の攻撃や噛みつきに被弾してしまうとこの出血やられに陥り、
継続的なダメージに加えて回避行動時にもダメージを受けてしまうようになる。
これだけならメインシリーズに存在する裂傷状態と同じような効果だが、
辿異種ティガレックスは血を流す者を執拗に追い回すという性質を持つため、
この状態に陥っている限りティガレックスに狙われやすくなってしまう。
更に、後述するがティガレックスは出血やられ状態のハンターに対して特殊な攻撃を仕掛けてくる。
- 発達部位を破壊するとその部位を用いた真空波(かまいたち)を飛ばさなくなるため、
戦闘が有利に進められるだろう。
また、発達部位破壊と同時に大ダウンを奪えるため、その点でも有利になる。
後述の通り、片方破壊から恩恵が発生する。
- 攻撃力は★1、★2がG級個体より低く、★3で同等、★4でようやく超えると言った形となっている。
防御減算補正の関係上更に差は大きいが、
仕様上防御力1000を超えるとダメージ減算が鈍化しやすくなるため、極端に気にする必要はないだろう。
そしてダメージ自体は、
★4個体の怒り状態でも辿異防具で防御力を相応に高めていれば余裕で耐えられるほど。
よって辿異種エスピナスがそうであったように、
出血やられのスリップダメージとの相乗効果で仕留めてくるタイプのモンスターであると言える。
後述するが、拘束攻撃のことも考え止血玉の持参は忘れず適切なタイミングでの使用を心がけたい。
- 以下は、辿異種ティガレックスが扱う主な技。
- サイドタックル
- 素早く身構えてから側面へタックルを繰り出す。
ダメージとしては辿異種ティガレックスが扱う攻撃の中では低めであるものの、
発生が早く厄介な攻撃。
- 回転攻撃
- おなじみの回転攻撃だが、回転と同時に発達部位を活かした真空波を飛ばす。
一方で、G級個体の追加エフェクトは発生しない。
★2からは、左右一回転ずつの2回攻撃となる。
- 岩盤隆起→真空波
- 前脚を叩きつけて岩盤を隆起させ、そこから前脚を振るい真空波を飛ばす。
この岩盤隆起は波のように前方へ移動し続け、被弾すると打ち上げられてしまう。
また、腕を叩き付けた部分には長い判定を持っており、至近距離での回避はほぼ不可能。
つまり打ち上げたハンターを真空波で追撃する形のコンボ攻撃となっているのだが、
打ち上げられた位置によっては真空波をやり過ごせることも多い。
突進時の旋回から派生して使用することもあるので、油断は禁物。
ただし、腕を振り上げてから叩きつけるまでの動作、岩盤の波が進むスピード共にかなり遅く、
前足を振り抜く軌道も一直線で分かりやすいので見てから余裕で対応可能。
このコンボの後は確定で威嚇行動を行うため、明確なチャンス行動と見做されている。
また、真空波を飛ばす側の爪が破壊されていると真空波を飛ばせなくなる。
- 連続噛みつき→咆哮
- 出血やられ状態のハンターにのみ使用する技。
ハンターへ飛びかかってから拘束し、何度もついばむように噛みついた後に咆哮でトドメを刺す。
無双襲撃戦のミ・ルや辿異種アクラ・ヴァシムの連撃と同じ性質だが、
咆哮含めて威力は凄まじく低く、防御力を高めれば★4のそれでも耐えるのは難しくない。
が、出血やられ状態のハンターを狙うという点と、拘束するという点が重要で、
出血やられ状態で拘束されれば、
たとえみなもと効果があってもスリップダメージとの相乗効果で力尽きる確率が大幅に上昇する。
出血やられを活かした攻撃の1つと言えよう。- ただ、ティガレックスは出血状態であれば有利に運べると考えているらしく、
アクラ・ヴァシムと違い、出血やられになったからと言って必ずやってくるわけではなく、
寧ろ無視して他者を狙ったり、別攻撃でこちらを狙ってきたりもする事も多い。
- ただ、ティガレックスは出血状態であれば有利に運べると考えているらしく、
- 回転バインドウェーブ
- ★2から解禁される技。
特異個体が扱うバインドウェーブを更に強烈にしたようなもので360度をなぎ払う。
同じ骨格のモンスターで言えば、無双襲撃戦に登場するミ・ルの回転炎ブレスに近い。
バインドウェーブと同時に発する超咆哮で拘束されてしまうと、
そのままバインドウェーブへの被弾がほぼ確定する。
超咆哮を無効化或いは対処して懐に潜り込めば使用中は本体の隙は非常に大きい。
なおバインドウェーブの威力は高く、出血やられ状態のまま被弾すると無視できないダメージになることも。
- 飛びかかり→咆哮
- ★4から解禁される大技。
普通に使用することもあるほか、こちらも突進時の旋回から派生する場合も。
一瞬身構えてからハンターへ飛びかかって地面を叩きつけ、
岩盤砕きにより打ち上げてから咆哮で追撃する。
辿異種エスピナスも似たような攻撃を同じ難易度で解禁し、共に威力は低いが、
猛毒状態で被弾すれば危険なあちらと同様、こちらも出血やられ状態で被弾すれば危険度は跳ね上がる。
出血やられを活かした攻撃の1つと言える。
- 戦闘力は以上の通りだが、多くの行動の後に威嚇をすることが多い。
この為特異個体やG級通常個体のように暴れっぱなしという状況には殆どならない。
また、★1個体は耳栓強化の辿異スキルを搭載する必要性が基本的には無く
(流石に★2以降は回転バインドウェーブ時のチャンスを増やすために発動させた方が良くなるが)、
ヒプノックやアクラ・ヴァシム同様高い耐性値は不要で、
それらと違い状態異常対策の辿異スキルも不要となっていることから、
2018年春時点ではGR200昇格したてのハンターにとって最も挑戦のハードルが低い辿異種として知られている。
まずは本種を攻略して、武具を整えていくとよいだろう。
2018年秋には辿異種の数が大幅に増えたが、それでも入門として挑みやすいのは変わりないので、
より強力な辿異種に挑むための足掛かりとして有り難く利用させてもらおう。
- ただし、確定威嚇以外にも様々な要素が悉くマイルドに傾き過ぎているきらいがあり、
自重しない火力やタフネス、対策必須の属性攻撃や状態異常とは別に賛否が大きく分かれている。- 本体の攻撃はパターンが読みやすい上に予備動作が分かりやすく隙も大きい。
- 出血やられは継続ダメージを与えるものの店売りアイテムの止血玉で治せる。
辿異種で驚異となる即死攻撃はその出血やられ中にしか繰り出さず、単発では行わない。
つまり即死攻撃の脅威とその対処法が辿異種の中でもずば抜けてお手軽且つ敷居が低い。 - そのような簡単に治せる状態異常しか持たず、
ダメージを底上げする手段が他に無いにもかかわらず素の火力も低い。 - 肉質も全体的に柔らかく怯み値も抑えられており、
発達部位の爪も狙いやすさに反してあっさり壊せるなど、
耐久力も辿異種では下から数えた方が早いレベルに低い。
- 以上の要素を「理不尽さがない」「辿異種の癒し」「良心設計」
と好意的に評するハンターもいる一方で、
「先発組の様に全力で殺しに来るティガが見たかった」「弱すぎる」「張合いがない」
と不満を漏らすユーザーも少なくない。
モンスターのインフレが激しいフロンティアで、
「絶対強者」と呼ばれるほどの戦闘力がウリのティガレックスが
コンテンツ内で一二を争う卸し易い相手として扱われていることに落胆する者も多い。
- 既に本家で奇しくも同じ部位を発達させた二つ名持ちこと荒鉤爪ティガレックスも、
肉質が柔らかい、確定威嚇を見せる、属性は使わないといった共通点がある。
しかし、攻撃範囲の広さや振動を伴った攻撃を多用することから
二つ名持ちモンスターの中ではかなりの強敵として認知されている。
何より属性を使わない分、素の火力が二つ名持ちでもトップクラスに設定されており、
力任せに暴れ狂うティガのイメージを尊重していると概ね高評価を得ている。
一方で出血やられという状態異常を活かし、素の火力は低めに設定されている辿異種は、
「出血という暴力的な表現がティガのイメージに合っている」
「状態異常より純粋な攻撃で攻めてくる方がティガらしい」と評価が二分されている。
この辺は本家MH4で正統派なアレンジで好評価を得たものの、
極限征伐戦での魔改造で大きな賛否を起こしたミラボレアスに近いものがある。 - これらの調整はインタビュー曰く「開発時間が足りなかった」
という大人の事情の煽りをモロに受けたものと考えられるが、
G級ではG1・2実装組の宿命でエフェクト追加しかなかったこと、
「モンスターが極まる」という触れ込みに恥じない強さだった先発組の完成度から、
特異個体以上の魔改造を期待していたユーザーも多く、
そういった人にとっては開発のインタビュー通り物足りない出来になってしまったようだ。
一部の攻略サイトやブログでは「辿異種入門」ならぬ「最弱」と直球な表現をされたり、
他の辿異種が「手強い」「厳しい」と書かれる中唯一「楽だった」と書かれるなど、
強敵としてのインパクトや爪痕を残せたかと言われると否と言わざるを得ない。- 逆に魔改造がされ過ぎて元の面影が無くなり、全く違った立ち回りを強いられるモンスターもいる中で、
突進や噛みつきなどの多くのモーションがそのまま残されているティガレックス辿異種を、
「原種で身に付けた立ち回りが無駄にならない」として好意的に見る向きもある。
- また、強すぎる方向に傾いていた先発組の評価にティガを始めとした後発組の評価が加わることで、
辿異種のステータス調整や方向性がより洗練されたとも言える。
これ以後の辿異種は「攻撃面は先発並みに強烈だが耐久面は高すぎない」
を念頭に置かれて調整が施されており、
事実ルコディオラやイナガミなどのごく一部を除けば概ね高評価を貰っている。
- 逆に魔改造がされ過ぎて元の面影が無くなり、全く違った立ち回りを強いられるモンスターもいる中で、
- ただし、出血やられの対策は万全にしておかなければ全ランクで脅威になるのは間違いなく、
ティガレックス自体元から戦闘力のあるモンスターであるため、
誤解されがちだが"スキルや装備構成面でのハードルが低い"だけで、
辿異種として強敵であることに変わりはないので油断なきよう。*4
にもかかわらず、「辿異種の中で難易度が突出して低い」という評判だけを鵜呑みにして、
開発陣を頭ごなしに非難したり、他の辿異種にやっかみ批判を繰り返す者も散見される。*5
こういった人の思考は自分の好きなモンスターが強敵と認知されることが第一であり、
バランスや実際にプレイした人からの評価は二の次なため、
真面目な意見を述べるユーザーにとっては迷惑千万以外の何者でもない。
- 戦闘力については他の後期3種共々、何かしらの強化を求める声も少なくなかったが、
開発からも入門用と位置付けられてしまったのか特に変更はなかった。- こうした入門用という位置づけもあってか、決意シリーズ最終強化には
ティガレックス辿異種☆3の素材を要求される。
決意シリーズは雷属性に加え耳栓強化+1も保持とティガレックス対策の塊のような武器であり、
GR200段階の「真」の状態でもGR600の辿異種☆3のソロ狩猟も充分可能な範囲に収められていた。
- こうした入門用という位置づけもあってか、決意シリーズ最終強化には
余談
- MHF-ZZに関する複数のPVにモンスター代表のような立ち位置で登場している。
- マグネットスパイクのPVにおいては、磁力アクションの紹介のため、
サンドバッグ対峙する敵モンスターとして狩煉道のフィールドに登場している。 - ローソンとのコラボのPVではハンターの肉焼き失敗にがっかりしたり、
コラボ武器の「でか焼鳥ニャ!」とコラボ防具の「ローソンネコスーツ」を装備した
パートニャーを追いかけ回すなど、コミカルな役を貰っている。
- マグネットスパイクのPVにおいては、磁力アクションの紹介のため、
MHOnline
- 2016年に追加実装。それ以前にもベンチマークソフトに登場しており追加が示唆されていた。
- ベンチマークムービーでは「ランポスの群れに狩られたアプトノスを横取りする」という、
無印OPムービーでのリオレウスを彷彿とさせる役回りになっている。
ティガレックスのムービーではお馴染みの「高所からの奇襲」でアプトノスを確保し、
ランポスたちを寄せ付けずに咆哮する場面が描かれている。
振動のせいで発生した落石で、思わぬとばっちりを受けた蟹もいたようだが。
- ベンチマークムービーでは「ランポスの群れに狩られたアプトノスを横取りする」という、
- MHP2風のモーションを取るが、軸合わせの際には大きく動いて1回で軸合わせする。
また、突然後ろ歩きした後に飛び掛かりコンボを行う新技も有している。
- とあるイベントクエストではティガレックスのような何かと闘うことになる。
夢の中でまでティガレックス(?)と戦うことになるとは……。
おまけに通常のMHOnline版ティガレックスでは従来使用されていなかった「牙を剥く轟竜」が流れるなど、
妙な所でファンサービスを行っている。
MHXR
- ティガレックスはMH3Gに登場していなかったため、
登場モンスターがMH3G準拠となっているMHXRにも当初は存在しなかった。
しかし、2016年10月7日より十六人討伐戦の4番手として参戦が決定。
名称は「轟暴震ティガレックス」。
十六人討伐戦の面々はゴア・マガラも含めて古龍種揃いであったので、
ティガレックスは初の飛竜種としての参戦となる。
- 他シリーズにおける弱点属性が雷属性であるため、
それと合わせたのか轟暴震ティガレックスの属性は水属性となっている。
また振り向き突進を使用するなど、モーションはMH4準拠となっている。
そしてこれまでの十六人討伐戦に登場したモンスターの例に漏れず、サイズも非常に大きい。
- 新たに習得した大技は、「激震走」と「憤怒の轟鳴」。
- 激震走は、まず咆哮でハンターを拘束してから大ジャンプし、
高空からのボディプレス(この際に震動が発生する)と共に赤いオーラを纏って爆走する。
咆哮と震動の範囲は非常に広く、まず拘束は免れない。突進の旋回は1度。 - 憤怒の轟鳴は、かの大咆哮と同モーション。
フィールド全域に及ぶ攻撃判定を発生させ、全てのハンターを一斉に攻撃する。
- 激震走は、まず咆哮でハンターを拘束してから大ジャンプし、
- 後に通常の個体も
対となるナルガは2ランク下の極級なのに「超絶級」強襲クエストとして登場。
こちらも水属性であり、水辺で回転攻撃を使用すると被弾したハンターをずぶ濡れ状態に陥らせるという、
轟暴震よりは水属性要素が見られるようになっている。
ならば水辺でなければ…と言いたいところだが、
戦闘場所は渓流のエリア6という大部分が水辺のエリアである。
行動はMH4G基準だが、上述した回転攻撃で前方に岩を飛ばしたり、
轟暴震が使用していた「激震走」のボディプレス部分のみが新技として加わっている。- また怒り状態になると攻撃力が倍近くまで跳ね上がるほか、
4GのG級モーションであるドリフトから無理矢理軸合わせして突進を2往復で行ってくる。
位置や地形によっては連続で轢かれるという無慈悲な突進である。
- 戦闘BGMはMH4~MHXXでのティガレックス戦のものになっている。
- また怒り状態になると攻撃力が倍近くまで跳ね上がるほか、
- 武具としては、おなじみの武器にレックスシリーズのほか、
轟暴震ティガレックス固有の武具として「クリーガーシリーズ」が登場する。
防具は「クリーガー」(Krieger、ドイツ語で「兵士」の意)の名が表す通り、
ティガレックスが持つ特徴的な皮を用いた軍服風のデザインとなっている。
武器は実際の兵器をモチーフにしたものがあり、
まんまパンツァーファウストのヘビィボウガン、
抜刀するとハンターが搭乗した戦車と化すガンランスなどがある。
兵器モノ以外でも大口を開けたティガレックスを模したスラッシュアックス、
ティガレックスのぬいぐるみのようなライトボウガンなどの
目を引くデザインの武器がちらほら。- 探究者マガジンによると、
武器については、大規模討伐戦に向けてギルドが極秘裏に開発・用意した物であり、
それぞれの武器に、一撃の威力を高める為のギミックが備え付けられている。
一人での狩猟はもちろんの事、複数での狩猟の際にも轟き荒ぶ、
圧倒的な破壊力を発揮する事が出来るという。
- クリーガーシリーズについては、
断裂群島特殊探索部隊の制服であり、
この部隊は、選りすぐりのハンターのみで構成されており、
表向きは断裂群島の調査・探索だが、
上記の他にも、違法な狩猟をするハンターの確保、新種モンスターの調査・研究も行っている。
危険を伴う狩猟や探検において、目的を確実に遂行する為に、
パワフルかつエレガントに設計されたようだ。
- ちなみに、女性用クリーガーシリーズのデザイン自体は初回の十六人討伐戦から登場していた。
十六人討伐戦の開催中はマルチプレイ画面の背景が変わり、
受付嬢であるキャロルの衣装もティガレックス素材のものに変更されるが、
この衣装こそがクリーガーシリーズである。
- 探究者マガジンによると、
MHNow
- 大好物のポポがいないからか位置情報アプリゲームであるMHNowには登場していなかったが、
1周年が経過した2024年12月の大型アップデート『銀雪のランページ』にて堂々の参戦。
シーズン4の看板として鳴り物入りで登場する事となった。
告知アートではMHP2のパッケージと同じ構図でスキー場を舞台に暴れ回っており、まさしくランページの様相を呈している。
また、予告で【凶会心】というスキルが関係してくるということが示されており、
シーズン4の配信前からかなり注目を浴びていたようだ。
- 本作に登場したメインモンスターとしては8種目と、中盤ぐらいの参戦となる。
古龍種ではない看板の待遇として、大連続狩猟はもちろんフィールド上でも登場。
森林エリア、砂漠エリア、雪原エリアの3種類と幅広く棲息しており、会える機会は他の看板と比べると多め。
- 新シーズンの目玉という事もあり初期ランクは★5と高くRARE6固有素材として轟竜の逆鱗を併せ持っている。
仮にもメインモンスターだったのにマガイマガドェ…- 何気にティガレックスから逆鱗が手に入るのは本家シリーズを通しても本作が初の快挙であり、
それまでは轟竜のアギトが上位以下のレア素材として扱われていた。
- 何気にティガレックスから逆鱗が手に入るのは本家シリーズを通しても本作が初の快挙であり、
- シーズンが変わった事により大連続狩猟のパターンも変更されており、
特に前シーズンで人気だったRARE6固有素材タワーではそれを持っていないマガイマガドと交代し、
★8のジンオウガ→ラージャン→タマミツネと並び本種は4頭目の立ち位置で、
最後の5頭目が★9のイビルジョーに変更。
5頭全員がRARE6固有素材持ちという豪華なパターンに仕上がった。- 前シーズンと違い竜玉のかけらに拘りが無くてもとっつき易く、何よりも5頭目が★9イビルジョーになった事が大きく、
これにより今後のティガレックスのピックアップイベントによる大連続狩猟で、
最後が★9のティガレックスタワーと間違う事は無くなるだろう。
え?イビルジョーのピックアップイベントの時はって?
- 前シーズンと違い竜玉のかけらに拘りが無くてもとっつき易く、何よりも5頭目が★9イビルジョーになった事が大きく、
- 今作におけるティガ武器の特徴は以下の通り。
- 高めの攻撃力
- 会心-40%
- 武器スキル:凶会心レベル1 (G8以上)
よく似た性質を持つディアネロ武器との比較が盛んにおこなわれているが、
会心、攻撃力ともにあちらの方が高いため単純比較では敵わないという驚きの結果が出ている。
凶会心をどう生かすかがカギを握るだろう。
戦闘能力
- 肝心の戦闘能力だが、メインモンスターらしくかなり高めに設定されている。
ベースはMHW:Iだが、一部MHRiseの要素も取り入れられている。- MHW:Iがベースということはつまり、前足で側面を薙ぎ払ってくる攻撃や、
大小の礫が入り混じった判別しづらい岩飛ばし、
そして多くのハンターを恐怖させた突進の〆の高速回転攻撃が復活しているということである。
- MHW:Iがベースということはつまり、前足で側面を薙ぎ払ってくる攻撃や、
- やはりというべきか、本作でも突進の脅威は健在で何よりも本作のティガレックスはでかい。
突進の予備動作があるとは言え、その巨体により見てから回避が間に合わない事が多く、
基本的にジャスト回避を狙う必要がある。- 特にガンナーだとこの突進を如何に回避できるかに懸かっており、一度目を避けても、
その後の異様に未来予知能力の高いドリフト突進に轢かれるか〆の大回転攻撃で吹き飛ばされる事が多い。
- 特にガンナーだとこの突進を如何に回避できるかに懸かっており、一度目を避けても、
- ジャガイモこと岩飛ばしの当たり判定が広いのは従来通りだが、
今作のハンターの移動はモンスターを軸に回ることしかできないので、真横に逃げようとしても
ティガレックスに沿って移動してしまうので余計に当たりやすくなっている。
- 既存の攻撃の中で最も危険なのが飛びかかり攻撃。
モーションはMHW:I準拠で、背後や側面にいようと即座に向き直って飛びかかってくる。
また被弾した時のダメージがティガの攻撃の中でもトップクラスに大きく、これはMHR(:S)に準拠している。- 更に、基本的にハンターとの距離が大きく離れている時にしか繰り出してこなかったMHR(:S)と異なり、
本作ではハンターが密着した状態でも繰り出してくることがある。
これが何を意味するかというと、突進するティガを追って背後から攻撃を加えていたら、
不意に飛びかかりの出始めの判定が直撃するということである。
攻撃前に赤オーラが出るため、本当に避けようの無いノーモーション攻撃というわけではないが、
それでもほんの気休め程度であり、極めて避けづらく凶悪な攻撃であることに変わりはない。
飛びかかりの後はせっかく詰めた距離を再び離されてしまうのも厄介なところ。
- 更に、基本的にハンターとの距離が大きく離れている時にしか繰り出してこなかったMHR(:S)と異なり、
- 自慢の咆哮も健在で、至近距離で直撃すれば大ダメージ、
ある程度離れればダメージの範囲外に出られるのも他作品と同様だが、
耳を塞ぐ効果範囲が本家作品とは比べ物にならないほど拡大しており、
なんとティガレックスの体長ほどの距離を取っていても余裕で硬直させられてしまうほど。
硬直時間もまぁまぁ長いため、出の早い岩飛ばしや飛びかかりを畳み掛けられ体力が尽きることもしばしば。
「轟竜という別名の割に咆哮の範囲が狭すぎる」と度々指摘されていた本種だが、
ここに来てようやく異名に恥じない範囲と危険度を手にしたと言えよう。
- 総じて、本家シリーズ以上に強化された咆哮でハンターを足止めし、
高い攻撃力と運動性能に身を任せてフィールドを所狭しと暴れ回る様は本作においても全く衰えていない。
シーズンの看板を飾るに相応しい実力を有しており、
放っておくとまさしくランページの如く暴れ回って来るだろう。
- 弱点は頭部の他、前足と尻尾の肉質も柔らかい。弱点属性は本家同様に雷属性と龍属性が良く通る。
前脚の部位破壊でダウンするのもMHRise準拠だが、今作では頭部を破壊してもダウンするようになった。
これにより、武器の火力が推奨レベルを上回っているなら、
頭部と両前足を続け様に破壊することで何もさせることなく倒すことも可能。
もはや恒例のハメである。- ただしそれで仕留めきれない格上であればかなりの強敵と化す。
ちなみに全体的にガンナーよりも剣士の方が楽という声が多いため、
ガンナーで苦戦するなら剣士で戦うことも考えてみよう。
- ただしそれで仕留めきれない格上であればかなりの強敵と化す。
MHST
- RPG作品であるMHSTにもバッチリ参戦。オトモンとして一緒に冒険する事もできる。
また、他の多くのモンスターを差し置いてOPムービーにも登場。
メインシリーズにも決して劣らない凶暴性と力強さで
卵を奪い去ろうとする男の子主人公とナビルーを追い回した。
ちなみにメインシリーズなどを加味すると、本作でOPムービーの出演は4回目となる。
- ある程度ストーリーを進めると、野生の個体がタルジュ雪原などに登場するようになる。
パワー攻撃を中心に、時折スピード攻撃を織り交ぜて攻めてくる。
ただし、使用頻度の高い「突進コンボ」はスピード攻撃に属する。
突進"コンボ"はその名の通り、続けて使用することで威力が上昇していく性質を持つが、
ティガレックス側もそれを理解しているためか突進コンボは連続使用しやすい。
そのため、平常時はスピード攻撃で攻め、
突進コンボの使用を確認したらテクニック攻撃に切り替えていくのもいいだろう。
また、誰に当たるか分からないが三すくみに影響されない高威力の岩飛ばしも使う。
攻撃力はとにかく高いので、回復を怠らぬよう注意しよう。
ある程度攻撃を加えていくと怒り状態となり、ある意味RPGの定番でもある2回行動も行なうようになる。
ただでさえ高い攻撃力による打撃が怒涛の勢いで襲ってくるため、
怒り出したらシビレ罠や閃光玉などをフル活用して行動を制限しつつ戦うようにしたい。
- 発売開始から早々に、ダウンロードクエストでターゲットに設定された。
ストーリーの進行度的に戦えるようになるタイミングで解禁される。
巣が設置されるタイプのサブクエストになっているため確定で遭遇でき、
マップには徘徊していない時点でも絶対に戦える、ある種の救済措置。
この時点では破格の経験値と報酬金がもらえるので、解禁される段階で
倒せるようになっておくと、レベル上げと資金稼ぎが非常に捗る…のだが、
同時期の他のモンスターとは例のトラウマを除き比較にもならないレベルの超強敵である。
稼ぎのために苦戦し幾度も敗北するようでは本末転倒なので、厳しいと思ったなら無理に挑むことはない。
- ストーリー後半にはとある特殊な個体がボスとして登場する。
攻撃力が非常に高い上に厄介な技を多数使いこなし、自身のHPまで回復するなど非常に手強い相手であるため、
こちらも全力でぶつかっていかないと勝つことは厳しい。
部位破壊が勝利の決め手となるため、率先して行なっていくように。
オトモン
- 野性のものと同じくパワー中心だが、スピード攻撃もそれなりに得意という傾向を持つ。
フィールドでは、曲がりにくくなる代わりに通常より速く移動できる「突進」と、
ツタの生えた壁をよじ登る事ができる「ツタ登り」の2種類のライドアクションを使用可能。
- オトモンのステータスは攻撃力がずば抜けて高く、その反面打たれ弱いといったところか。
そのパワーは、同じレベルであればブラキディオスやグラビモスなどの強クラスモンスターさえも届かないほど。
例えるなら、パワー:タフネスとすると、
ティガ5:2、ブラキ3:5、グラビ4:5と、そのステータスの偏りっぷりがわかるだろう。
ティガレックスと並んで最強の攻撃力を誇るイビルジョーはティガレックスを優に超える体力だが、
ティガレックスはイビルジョーよりも数段優れた速力を持つ。防御力は両者さほど変わらない。
安定して戦いたいならイビルジョー、パワーとスピードでねじ伏せたいならティガレックスと言ったところか。
- スキル面では、連続して使用するほど威力が上がる「突進コンボ」、
おなじみの「岩飛ばし」などを覚えるほか、
確率で外れる「暴走突進」という超威力のスキルを習得している。
そんな所まで急に曲がれない設定を持ち込まれても…
その他、次のターンの攻撃を確実に命中させる技「ロックオン」もレベルを上げることで習得可能。
この技と暴走突進を続けて繰り出すのも有りだが、対戦においては相手に行動を読まれやすい点には注意。- 行動が読まれやすい突進コンボやロックオン、外しやすい暴走突進、対象が選べない岩飛ばしと、
いずれも威力は高いがいまいち安定せず、信用できない特技が目立つ。
守りを捨てて攻撃力に振り切ったステータスも併せて、
非常にピーキーな性能で上級者向けなオトモンと言えるだろう。 - なお、暴走突進は固有遺伝子による習得なので実は外せる。安定しないと思ったら外すのも手。
- 行動が読まれやすい突進コンボやロックオン、外しやすい暴走突進、対象が選べない岩飛ばしと、
- 絆技は「ティガインパクト」。
高い崖の上からライダーを乗せたままダイブし、
ライダーが左腕の光り輝く絆石を構えるとティガレックスも同じように左前脚を構える。
そして地面へ前脚を叩きつけた後、その衝撃波で地面から噴火のようにエネルギーが噴出するという、
まるで荒鉤爪の如き荒業となっている。- 絆技共通の特徴だが、例によってティガレックス自身が持つ属性によってエフェクトは異なる。
例えば火属性を持たせた場合は本当に地割れから噴火を起こし、
氷属性の場合は巨大な氷柱が突き出すようになる。
- 絆技共通の特徴だが、例によってティガレックス自身が持つ属性によってエフェクトは異なる。
MHST2
- 今作でも登場し、オトモンに加えることも可能となっている。
アルカラ大陸周辺のキングモンスター*6として初登場する。
最初から寝ている上にナビルーが忠告してくれるので強敵である事が判断しやすくなっているが、
忠告を無視してちょっかいをかけようものなら場違いな攻撃力とロックシューターで返り討ちにされる。
幸い戦闘時は必ずバックアタックになるので、うっかり戦闘に突入してしまったらすぐに逃げるべし。
なお、後のラムル地方で通常のモンスターとして登場する。
- 戦闘では前作と異なり、通常時はスピード攻撃で攻めて来る。
また、時折使うロックシューターは序盤では130~145前後のダメージを受ける。
ノータイプゆえダブルアクションで阻止することも出来ず、
さらにランダム攻撃であり誰を狙っているかわからないのでかなり厄介である。- 怒り状態になるとパワー主体になる他、恐怖の2回攻撃が解禁される。
全体攻撃こそ無いものの、場違いな攻撃力とロックシューター、2回攻撃も合わさって
軽く全滅してしまったプレイヤーも多いだろう。
その後のラムル地方でも依然としてその火力は同期の中でも頭一つ抜けているので
レベルが上がっているからといって舐めてかかるとあっさりライフポイントを持っていかれる。 - 怒り状態が解除される時はワイルドスピアーを使用するのだが、
この技は当たるとほぼ確実にクリティカルヒットになり、何と300台の特大ダメージを受ける。
初めて戦う段階は勿論、後に普通に戦う時でも耐えきるのはかなり難しい。
なるべくライフポイントはMAXにしておいたほうが良いだろう。
ちなみに予め脚を破壊していた場合、ワイルドスピアー使用後に確定でダウンする。
- 怒り状態になるとパワー主体になる他、恐怖の2回攻撃が解禁される。
- アルカラ地方で戦う場合、せめてロックシューターに耐えられるようHPは150前後は欲しい。
とにかく攻撃が激しいので、回復アイテムは勿論のこと、ダメージを減らす忍耐のオフダや
攻撃を阻止する為のダブルアクションや絆技も駆使して、極力ダメージを受けないようにしたい。
慣れないうちは、ダブル絆技を狙うのは厳禁。
- ちなみに図鑑によるとシビレ罠で拘束中に大剣で頭部を破壊すると帰巣率がアップする…との事だが、
キングモンスターは怒り中は罠にかからないため注意*7。
ただ、ペイントボールによる帰巣率アップは有効なので頑張ればアルカラ大陸でオトモンにできる。
場違いな強さはオトモンになっても変わらないので、ここでオトモンにできればかなり頼もしい存在になる。
オトモン
- パワー系みたいな見た目だが、野生の通常状態に準じてスピードタイプのモンスターとなっている。
- キングモンスターとして登場するだけあって、ステータスは無属性の中でもかなり優秀。
突出した攻撃力を筆頭にHP・素早さも安定しており、防御力はやや低いが前作ほどではない。
序盤で仲間にするのは戦力的に難しいが、入手すればしばらくお世話になるだろう。
しっかり育てれば終盤でも通用するポテンシャルを秘める。
- キングモンスターとして登場するだけあって、ステータスは無属性の中でもかなり優秀。
- アクティブスキルは乱れ撃ち遺伝子【小】の「ロックシューター」、
ロックオン遺伝子【大】の「ロックオン」、
そして暴走遺伝子【大】の「ヘビースピアー」を持つ。- ロックシューターはノータイプ単体ランダム対象の無属性中ダメージ攻撃。
前作の「岩飛ばし」が名称を変えたものである。
威力はそこそこだが、相手が複数だと狙えないのがネック。 - ロックオンは自身の次ターン命中率を上げる。
- ヘビースピアーはスピードタイプの単体無属性大ダメージ攻撃で、
外れやすいが当たれば確実にクリティカルとなる。
前作の「暴走突進」が名称とタイプを変えたものである。
使いたいのであれば前述のロックオンと併用したい。
- ロックシューターはノータイプ単体ランダム対象の無属性中ダメージ攻撃。
- ダブルアクションの重要性が高い今作では、三竦みの攻撃をする確率がやや低いのが困りもの。
固有技に使いづらいものが多い為、気になるのであればストーリーを進めて「伝承の儀」を受け、
他のモンスターから利便性の高いスキルをどんどん継承するとよい。
- 中盤~終盤にかけては普通のモンスターとしてフィールドを闊歩しており、
付近のレアな巣どころか、なんと通常のモンスターの巣でも卵が拾えるようになる。
同エリアにはモノブロスやディアブロス、ディアブロス亜種などのライバルが多いが、
彼らはパワータイプなので住み分けは可能。ついでにこちらは卵の入手のしやすさがウリになる。
- フィールドでは前作と同様に「突進」と「ツタ登り」が可能。
特に「ツタ登り」が重要で、序盤から登場するツタを登った先の宝箱を取ることができる。- 「ツタ登り」を持つオトモンは、ロロスカ地方のネルスキュラ・ケチャワチャ・ババコンガが該当するが、
アルカラ大陸の時点でティガレックスをオトモンにできれば、探索範囲を早めに広げることができる。
これだけでも、無理してティガレックスをオトモンにする見返りはあると言えよう。
- 「ツタ登り」を持つオトモンは、ロロスカ地方のネルスキュラ・ケチャワチャ・ババコンガが該当するが、
アイルー村シリーズ
- 無印から登場する。狩猟対象であるボスモンスターとして登場。
また、一部の探検クエストにおいても妨害者として登場する場合もある。- アイルー村Gでは亜種も登場しているが、行動パターンは全く同じ。
違いは入手可能な素材と出現する探検クエストのみ。
- アイルー村Gでは亜種も登場しているが、行動パターンは全く同じ。
- クエスト開始時点からエリア内を突進しながら常時往復するルーチンを持ち、
こちらに近づいて来るにつれて段々と地響きが大きくなっていくのが大きな特徴。
道中のザコモンスターすら轢き倒していく様は、さながら砂漠の暴走族というべきか。
- 突進をやり過ごすには「地面に潜る」の指示を出さなければならないが、
潜りたい時に限って、潜るの提案が中々でない(ように感じられる)。
迫ってくる地響きと相まってプレイヤーを焦らせること請け合い間違いないだろう。
しかし時々アイルー達の真上でドリフトや急停止を仕掛けてくる場合があり、
潜るタイミングが早すぎると出た直後でティガと鉢合わせになる可能性があるのだから恐ろしい。
いちおう攻撃も出来るには出来るが、怒らせて痛い目に会うのが関の山である。- この怒らせた時点でカルチャーショックが発生するのだが、どうやら相当のトラウマになった模様。
ゲーム的にも陣形が総崩れになる程に危険な行為なので、同じ心境になったプレイヤーも多いはず。
- この怒らせた時点でカルチャーショックが発生するのだが、どうやら相当のトラウマになった模様。
- 一体でも相当緊張するのだが、二体同時だと出現予告の地響きが起きないので更に厳しい。
二体のティガ達を歩幅のリズムと山勘で対応しなければならず、普段以上に警戒しなければならない。
クエストの終盤から起き始める前後からティガらが同時突進してくる状況の危険性は推して知るべし。
アイルー村の中でもトップクラスの難易度になるのは言うまでもない。- しかし該当するクエストは希少種の愛称でも有名な白猫のクエストに限られており、
版権の関係なのかG以降は配信されず、アイルー村DXでは同条件のクエストは存在しない。
かなり難しかったクエストだったとはいえ、無ければ無いとで少し寂しいものである。
- しかし該当するクエストは希少種の愛称でも有名な白猫のクエストに限られており、
- なお、エリアの最後に到達すると勢い余って壁に激突して気を失ってしまう。
一度気を失うと起き上がらないので、この間にティガレックスから素材を頂戴することができる。
ただし素材の入手が求められない探検クエストでは壁がないので、最後の最後まで暴れ続ける。
しまいにはゴールして喜んでいるアイルー達を轢き飛ばすことも。やめて差し上げろ。
- アイルー村DXでは「ベビーティガ」なるティガの赤ちゃんを育てることができる。
ベビークックやベビーレウスと比べると鋭い牙が生えていて少々怖いが、
デフォルメされたティガレックスということもあり、普通に可愛い存在である。
ただ、彼が突進とドリフトを披露した時にはマイアイルーにベビーながらも怖がられたようだが…。- なお、MHXへデータを引き継ぐと「ベビティガネコ」シリーズなる防具を入手できる。
これはアイルー用の防具であり、名前通りベビーティガをモチーフとしている。
- なお、MHXへデータを引き継ぐと「ベビティガネコ」シリーズなる防具を入手できる。
MHSP2
- 初代スピリッツ及び狩魂では他のメインモンスターが続々登場する中、影も形も無かったティガレックス。
その鬱憤を晴らすかの如く、遂に大幅バージョンアップとなるスピリッツ2で参戦が決定した。
- レアリティは堂々のウルトラレア(幼体のみハイパーレアのものもある)。
今作のレア度はノーマル<スーパー<ハイパー<ウルトラの順になっており、
リオレウスやブラキディオスの最高レアリティがハイパーであることを考えると、
非常に強力なカードであることは間違いないだろう。
- 所有スキルは全体的に怒り状態とダメージに偏っている。何というかティガレックスらしい。
- 特に成体のスキル「バトルレイジ」は、攻撃を受けると必ず怒り、次の攻撃が必中になるという強烈なもの。
怒り状態を誘発できるだけでなく、命令を聞かないことがあるデメリットを
(攻撃面だけとは言え)克服してしまうのだ。
- 特に成体のスキル「バトルレイジ」は、攻撃を受けると必ず怒り、次の攻撃が必中になるという強烈なもの。
- 特殊攻撃は「轟竜突進牙斬」。
最近は看板モンスターの主流になりつつある、敵対時と味方時で演出が変わるプチ狩猟挟撃仕様となっている。- 味方時はハンターを背に乗せて跳躍、急降下パンチで地面を隆起させて相手の動きを封じ、
隆起した地面をブルドーザーのように砕きながら突撃、ハンターの渾身の一撃とティガの噛み付きで
閉じ込めた岩山ごと相手を粉砕するものになっている。- 敵対時の演出は、ハンターがいないことと噛み付きのカットが少し長い以外は同じもの。
- 味方時はハンターを背に乗せて跳躍、急降下パンチで地面を隆起させて相手の動きを封じ、
- ステータス値も相変わらずで、あのクシャルダオラを上回る攻撃力と速さ。
攻撃力に至ってはテオ・テスカトルや歴戦ゴアもなんのそので、成体イビルジョーと並ぶ数値。
ストーリーズといい、スピリッツといい、とんでもない脳筋っぷりである。
メタルギアソリッド・ピースウォーカー
- コナミの「メタルギアソリッド・ピースウォーカー」でも
コラボとして空の王者リオレウスとともに出演。
狩猟地はオリジナルフィールドであるイスラ・デル・モンストルオ。
こちらの武器が重火器なのでモンハンと違ったハンティングができる。
- 肝心のティガレックスであるが、MHで戦う時よりも凶悪化している。
本編の時点で既に不評であった当たり判定が更に強化されており、
突進やローリングはおろか、攻撃でも何でもない、ただ動いてるだけの尻尾にまでダメージ判定が存在する。
しかも怒りやすさが半端じゃなく、少し攻撃を加えた途端に怒りだすという凶悪極まりない仕様である
(なお、怒っていると与ダメージが増えるところまでMH仕様である)。- ちなみに、(これはレウスにも言えることだが)モーションはモンハンシリーズの流用ではなく、
新たに制作されたものである。
提供された映像を見た開発チームが目コピーでモーションを制作したとのことだが、
再現度は高く、開発チームの技術力の高さがうかがえる。
モンスターのデータ自体は提供されているらしいが、カプコンとコナミでは開発の環境が違うと言う事が
モーションを作り直している理由として挙げられている。
- ちなみに、(これはレウスにも言えることだが)モーションはモンハンシリーズの流用ではなく、
- リオレウスと同様、特定の条件を満たして倒すと、ティガレックスの迷彩が手に入る。
これを装備すると、ローリング(飛び込み前転)が命中した相手を吹っ飛ばせるようになる。
説明文によれば、ティガレックスの突進攻撃を体現化した迷彩らしい。
その代わり、カムフラ率が低くなるので隠密行動にはやや不向きである。
また、討伐時に稀に手に入る「轟竜の重牙」が「人間パチン虎。」という兵器を作成する際に
必要な素材となる(ゲームシステム上は設計図扱い)。
- これら狩猟クエストのキーパーソンとなる仲間の1人チコが言うには、
かつてイスラ・デル・モンストルオに上陸した女海賊、アン・ボニーとメアリー・リードが
ティガレックスと一戦交えたらしい。
2人はそれぞれ銃と剣の名手であり、そこでティガレックスと激戦を繰り広げた模様。
また、同時期にはリオレウスが空から船を襲ったという記録も残っている。
なお、分かる人には分かると思うがこの2人は実在した人物であり、1700年代初頭に活動した海賊。
つまりMGSの世界においてはなんと1700年代からティガレックスやリオレウスが存在しているという事になる。
ちなみにアンとメアリーvsティガレックスの戦いの勝敗は語られていないが、
彼女らの最期が変わっている様子はないため、無事仲間の元に戻ることはできたのだろう。
素材
- 先にも少し触れたがMHFでは素材体系が少し特殊で、上位からティガレックスが狩猟可能となるのだが、
HR3の時点で得られるのは下位素材(轟竜の甲殻など)である。
HR4のティガレックスでようやく上位素材(轟竜の堅殻など)が入手可能となる。
- 轟竜の鱗
- ティガレックスから剥ぎ取られる鱗。
MHFのG級ティガレックスから入手できる鱗は「轟竜の至鱗」と呼ばれ、
通常個体の素材よりも硬度と耐久力ともに優れている。
辿異種からは「轟竜の硬鱗」と呼ばれる更に上質な鱗が得られる。
これには生半可な攻撃では傷一つ付けることができない。
MHXRに登場する炸裂個体の物は「轟竜の炸鱗」と呼ばれ、
修練クエストに登場する個体からは「轟竜の修鱗」が入手できる。
- 轟竜の牙
- ティガレックスが持つ鋭い牙。
MHFのG級個体から稀に剥ぎ取れる牙は「轟竜の研牙」と呼ばれ、
表面は滑らかで、使えば使うほど斬れ味が増し、斬れ味が全く落ちないという。
辿異種からは「轟竜の飢牙」と呼ばれる牙が得られる。
微かに赤みがかっているのは、何者かの血により赤く変色したためである。
MHXRに登場する炸裂個体の物は「轟竜の炸牙」と呼ばれ、
修練クエストに登場する個体からは「轟竜の修牙」が入手できる。
「轟竜の重牙」はMGSPWにおいてクエスト成功時の報酬として入手でき、
「人間パチン虎。」という兵器の支柱として利用される。
- 轟竜の爪
- ティガレックスの強力な武器である巨大な爪。
MHFの特異個体からは、獲物を仕留める度にさらに鋭く、
さらに強固になると言われる鈍い光を放つ「轟竜の抉爪」、
強暴な轟竜から剥ぎ取れる爪で、素材価値が高く人気だが、
入手が難しい「轟竜の裂爪」という素材を稀に入手できる。
また、G級個体からは硬度・耐久力共に優れた逸品である「轟竜の至爪」を入手できる。
辿異種は長い年月の元、獲物を屠り、捕食するのをより確実にするために爪が強大に発達しており、
その爪は触れただけで傷が出来るほど鋭利で、勢い良く振り抜けば真空波を巻き起こし、
形状より、より獲物を捉えて逃さない事にも長けている。
質の具合により「極爪」「極上爪」「極剛爪」「極絶爪」の4種に区別される。
- 轟竜の飛膜
- MHFのG級個体から入手できる前脚の翼膜。
空中を滑空する為伸縮性に優れているという。
- 轟竜の皮
- 虎模様を持つティガレックスの皮。
皮が素材として扱われているのはMHFにおける一部の個体のみである。
G級特異個体から剥ぎ取れるものは「轟竜の虎皮」と呼ばれ、
高価な衣類の素材として使用される。
また、辿異種からは硬さと柔軟さを兼ね備えた「轟竜の硬皮」が得られ、
加工には技術がいる素材だという。
なお、鱗、甲殻を持つモンスター素材の中で、皮も素材として扱われるケースは非常に珍しい。
- 轟竜の尻尾
- ティガレックスが持つ尻尾。
辿異種は異常発達を遂げた爪を持ってして激しく暴れ回るが、
姿勢制御のためか尻尾も通常個体よりやや太く発達している。
その尻尾は「轟竜の虐尾」「轟竜の暴虐尾」と呼ばれ、
強靭なティガレックスの肉体にかかれば単なる尻尾でさえも凶悪な武器となる。
- 轟竜の砕顎
- ティガレックスの強靭な顎。
一度捉えた獲物は決して逃さないという。
更に上質なものは「轟竜の剛砕顎」と呼ばれ、その顎は鋼鉄さえも噛み砕く。
- 轟竜の狂血
- 辿異種の体に流れる血液。
強靭な肉体を動かす原動力となっている。
- 轟竜の狂鳴袋
- 辿異種が持つ極めて強力な発声器官。
通常のティガレックスから得られる「轟竜の大鳴き袋」は素材として使えないものであったが、
辿異種のものは素材としての価値が見出されており、このように区別されて扱われている。
衝撃波を伴う咆哮を生み出すが、それゆえに伸縮性に優れており、強度も十分。
- 轟竜の琥珀玉
- 辿異種の体内から稀に発見される琥珀色の玉石。
その希少性から、珍品収集家の間でも大人気らしい。
- 轟竜の骨
- ティガレックスの骨。
MHXRで追加された固有素材。炸裂個体の物は「炸骨」と呼ばれる。
修練クエストに登場する個体からは「修骨」が入手できる。
- 轟竜の水冷玉
- ティガレックスが持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。炸裂個体の物は「炸水冷玉」と呼ばれる。
修練クエストに登場する個体からは「修水冷玉」が入手できる。
- 轟竜の逆鱗
- MHNowで追加されたレア素材。
関連項目
モンスター/ティガレックス
モンスター/ティガレックス亜種
モンスター/ティガレックス希少種
モンスター/荒鉤爪ティガレックス
武器/ティガ武器 - ティガレックス素材を用いた各種武器へのリンクあり。
防具/レックスシリーズ
BGM/ティガレックス戦闘BGM - ティガレックスのテーマ曲「牙を剥く轟竜」についての記述あり。
クエスト/激昂!ティガレックス
クエスト/レッツノータッチ!
クエスト/激襲!赤のモンスター
モンスター/ディオレックス - MHFに登場する、雷轟竜と呼ばれるティガレックスの近縁種。烈種に分類。
モンスター/ナルガクルガ/派生作品 - MHF-G10にて遷悠種第6号として輸入され、MHFでも遂に共演を果たした。
モンスター/ミ・ル - MHF-Gに登場する、ティガレックス骨格の集大成的モンスター。