MH4で新たに追加されたモンスターの分類カテゴリーの1つ。
目次
概要 
- 海竜種、獣竜種、牙竜種と竜が続いていた中、鋏角種と共に登場した全く違う分類。
名称のように両生類に近い外見をした種族となっている。
今のところは、テツカブラ、スクアギル、スクアギルの成体であるザボアザギル、
そしてMHRiseに登場のヨツミワドウが属している。- テツカブラとヨツミワドウは序盤、ザボアザギルは中盤にかけて戦闘することになる。
亜種や特殊個体などは(参戦時期の都合などもあり)上位やG級にならないと戦えないものの、
通常種に関しては比較的脅威度合の低いモンスターであると言える。
両生種から得られる落し物の精算アイテムの「ガマのナミダ」と素材の「カワズの油」である。 - テツカブラとヨツミワドウは序盤、ザボアザギルは中盤にかけて戦闘することになる。
- テツカブラは岩を咥えた時や転倒時の尻尾が、ザボアザギルは膨張時の腹部が、
ヨツミワドウは満腹時のみ腹(胴体)が…と言った具合いに、
現在確認されている大型の種は、特定の状態になると一部肉質が
能動的かつ可逆的に柔らかくなる共通点を持つ。
これが両生種全体の特徴なのか、偶然の一致なのかは新種の登場次第と言う所だろうか。
- ちなみに、討伐すると仰向けにひっくりカエル。
膨張状態のザボアザギルはひっくりカエらず萎んだようになって息絶えるが、
空気が抜けたゴム風船のようにぐにゃっとなる様子はなかなか可愛らしい。
転倒した際も横向きにひっくりカエル。手足をじたじたさせる様子はこれまたかわいい。- ヨツミワドウは背中の甲羅のせいか、討伐してもひっくり返らない。
しかし転倒中に体力が尽きるとやっぱりひっくりカエル。
また、膨腹状態で討伐するとザボアザギルのように膨らんだままグンニャリする。
地味に討伐モーションが3種類あるという妙な優遇具合のモンスターである。
- ヨツミワドウは背中の甲羅のせいか、討伐してもひっくり返らない。
- MHWorldおよびMHW:Iには両生種モンスターが登場していないが、
ドスジャグラスなど一部の牙竜種の骨格は両生種のものをベースに開発しているようで、
一応その系譜は続編につながったこととなる。
- MHRiseでは、新たな両生種として河童蛙ヨツミワドウの登場が発表、両生種の復活が判明した。
更なる新規の両生種の登場が期待される。
一方で先輩方は幼体としてしか登場せず、共演しているのはスクアギルのみに留まっている。
余談 
- 現段階では分類基準は不明だが、テツカブラの「鬼蛙」という別名や、
スクアギルの「成長すると足が生えて歩けるようになる」というおたまじゃくしのような特徴から、
現実世界にいる両生類と呼ばれる生き物がモデルになったモンスターたちの分類と思われる。
実際、現在登場している両生種モンスターは全て有尾目という現実の両生類に属する生物系統に分類されている。
このことから、設定上は彼らも歴とした両生類ということになる
ただし、有尾目に分類されている以上モチーフになったであろう蛙とは別種ということにもなる*1。- とはいえ、皮膚に爬虫類の鱗(らしきもの)を持つというのは両生類離れした特徴である*2。
また両生類は水が豊富で温暖な環境でないと生きられない種が殆どだが、
両生種のモンスターは時折火山化する洞窟や極寒の海などを棲家としている。
そもそも現実世界の両生類の定義は、大雑把に言えば
『幼体時にエラ呼吸で水中に生息、成体時に肺呼吸をして主に陸上に生息する』というもので、
幼体時は幼生と呼ばれ、成体との肉体構造の違いが著しいのが普通である(もちろん例外もあるが)。
しかし、ザボアザギルの未成熟個体であるスクアギルは陸上で生活している上、
(風貌こそ異なるものの)この時点でザボアザギルに近い肉体構造をしている。
もしこれが幼生の姿であるとすれば、根本から現実の両生類とは定義が異なることになる*3。 - その他、テツカブラが牙、爪を持つ点*4や、ザボアザギルの尾鰭の形状など、
現実世界の両生類とはかけ離れた特徴が多い。
モデルの生物との差異が大きいのは本種に限ったことではないが。
- とはいえ、皮膚に爬虫類の鱗(らしきもの)を持つというのは両生類離れした特徴である*2。
- テツカブラやスクアギルが登場する以前にも、釣りカエルやオオシッポガエルなど、
両生類であるカエルがアイテムとして登場したことはあった。
渓流などでは普通のカエルも目撃できる。
MHWでは環境生物とステージギミックを兼ねたガスガエルが存在感を発揮している。- また、他に両生類とよく似た外観をしたモンスターにハプルボッカやドドガマルが存在するが、
あいにくとハプルボッカは海竜種、ドドガマルは牙竜種と別系統の生物とされている。
ハプルボッカはどう見てもイモリ&サンショウウオっぽい特徴なのだが…
ドドガマルなんて見た目もカエルどころか名前すら「ガマ」という有様。
飛竜種であるパリアプリアも特徴の面では近いかもしれない。 - 因みに魚とカエルの子を混同するような生物にも前例がいる。
- また、他に両生類とよく似た外観をしたモンスターにハプルボッカやドドガマルが存在するが、
- カエルといえば「伸びる舌を使って虫を取る」なんて言うイメージを持ちがちだが、
モンハン世界の両生種は今の所舌を使った行動を一切行わないという、
カエルをモチーフとしたキャラクターにしては珍しい(?)生態をしている。
とは言え舌を使わず飛びかかって捕食するカエルは少なくないので、別に不自然という訳では無い。
前述の通り、有尾目の要素も持つ両生種なら猶更である。
- 初登場の時点では別名に規則性が全く無かったという、地味ながら非常に珍しい特徴があった。
奇猿狐や閣螳螂など、近年は前例に則らない者も増えてきたが、
流石に2種(かつ初登場)の時点でバラけてしまったのは異質と言えるだろう。
両生種である手前「~鮫」が増えるとは考え辛いが、そうなると「~蛙」が主流になるのだろうか?
鮫が増えたら魚類になってしまう
こう言った意味でも今後の動向が気になる種族である。
- それにしても、あまり普通の環境に住んでいないモンスターたちである。
と言うのもクエストではザボアザギルは氷海、ザボアザギル亜種は砂漠、
テツカブラ亜種は地底火山にしか姿を見せていない*5。
水や緑が豊富な場所に棲むのはテツカブラとヨツミワドウのみで、
そのテツカブラは地底火山や氷海で、ヨツミワドウは寒冷群島や溶岩洞でも活動する場合がある。
強かというかタフというか…。
- 2013年9月2日に公開された『ハギとこ!』において「両性種」と誤植されてしまったことがある。
なお「両性」とは雌雄のような対になる性別を両方併せ持つ生物を指し、
モンスターハンターで言えばフルフルやギギネブラなどの奇怪竜下目の飛竜種が該当する*6。
該当モンスター 
- リンク先に一覧表あり。