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モンスター/死を纏うヴァルハザク

Last-modified: 2019-10-13 (日) 17:24:58
種族
古龍種
別名
屍套龍(しとうりゅう)
英語表記
Blackveil Vaal Hazak
登場作品
MHW:I
狩猟地
古代樹の森, 瘴気の谷,導きの地

目次

生態・特徴 Edit

新大陸古龍調査団が大陸各地に響く「歌」と頻発する地殻変動の関連性に気付き始めた頃、
突如として「瘴気の谷」ではなく古代樹の森」に出現した屍套龍ヴァルハザク
生物学的には従来確認されていた個体と同様の存在と目されているが、
古代樹の森の環境や生態系に適応した事で新たな生態を獲得し、
外見も通常の個体とは異なる不気味さや悍ましさを醸し出すものへと変貌している。
その性質から調査団は「死を纏うヴァルハザク」と呼称し、通常の個体と区別して扱っている。
ヴァルハザクは瘴気の谷においては全身を覆い隠すほどの大量の屍肉や瘴気を纏っていたが、
古代樹の森の環境下ではそれほどの規模の屍肉と瘴気を常に確保する事は困難である。
そこで当個体は古代樹の森に生息する特殊な菌類の胞子と共生関係を持ち、
体内に蓄えていた瘴気と胞子を組み合わせる事で環境への適応を果たした。
身体には屍肉だけでなく、部分的に白色の「胞子嚢」を取り付けており、
特に頭部や腹部、尻尾の根元部分などには一際大きな胞子嚢が見られる。
さらには瘴気と胞子が混ざり合った白色のガスのようなものを常に纏っており、
全体的に「白」が際立った配色となっている。
通常の個体よりもブレス攻撃を得意とし、より多彩なブレスを駆使して外敵を攻撃する傾向があり、
このブレスによって瘴気や胞子を撒き散らして戦局を自分側へ傾けようとする。
また、胞子嚢からは不意に瘴気交じりの胞子を噴出する事があり、
不用意に接近すると突然噴き出した胞子を直に浴びてしまい、
それが原因で瘴気浸食状態の症状が発露してしまう恐れがある。
拡散された胞子は瘴気と同様にヴァルハザクの能力によって回収する事も可能で、
瘴気や胞子が回収されると胞子嚢は脈動するように膨張する。
そして限界まで胞子を溜め込んだ場合、空中へ飛び上がると同時に
瘴気と共に大量の胞子を強烈な風圧を伴うほどの勢いで周囲へ拡散させる行動に出る。
背景を白く染め上げるほどの規模で放出された胞子はしばらくその周囲に滞留し、
その範囲内に留まる生物を恐ろしい速度で瘴気と胞子で浸食し、瞬く間に体力を奪い取る。
この行動に出る直前、各部の胞子嚢が急激に膨張したという目撃情報があり、
その様子を見たならばいち早く後退しなければ命の保証は無いと思われる。
死を纏うヴァルハザクが出現した古代樹の森では、瘴気と胞子が入り混じりながら蔓延し、
高所からは森全体が瘴気を含むと思われる黄色の霧に包まれている様子が確認できたと報告されている。
また、生息する小型モンスターの凶暴化などといった生態系への影響も少なからず見られる。
さらに瘴気と胞子が入り混じっている影響なのか、
あるハンターからは瘴気に対して万全な対策を施して狩猟に挑んだはずであるにも関わらず、
明らかに体力を奪われていく感覚があったという報告もある。
このような報告から通常のヴァルハザク以上の影響力と危険性を持つ事はほぼ確実と見られ、
対峙する場合は一層の警戒と入念な対策が必要となるだろう。
なお、胞子との共生に成功した個体がそのまま瘴気の谷へ帰還する場合もあるらしく、
稀ではあるが最近では瘴気の谷においても死を纏うヴァルハザクの目撃報告が挙がっている。

概要 Edit

  • 古龍の亜種はそこそこ登場してきたが、この死を纏うヴァルハザクは
    紅龍ミラボレアス特殊個体以来、3体目となる古龍の特殊個体となった。
    ちなみに、ストーリーにおいても3体目に対峙する特殊個体である。
    • なおマスターランクに通常のヴァルハザクは登場せず、特殊個体のみ登場する
      この仕様もMH4Gにおけるミラバルカン、ミララースの待遇と共通している。
    • 特殊個体の異名部分である「死を纏う」という点は、
      ヴァルハザクの専用曲名である「黄泉を統べる死を纏う者」と共通している。
      これが偶然の一致であるか、
      あるいは曲名から採られた、意図的なモノであるのかについては不明である。
  • 全身に屍肉ではなく胞子を纏っており、体内以外に胞子にも大量の瘴気を溜めこんでいる。
    この胞子はハンターの攻撃に呼応して瘴気を放出し、ヴァルハザクを守る。
    屍肉ではないためか、赤黒いカラーリングから白い色となっている。
    この胞子は頭まで覆い尽くしており、特徴的だった黄色い光点や目が隠れてしまっている。
    しかし、この胞子はヴァルハザクを閃光弾の強い光から守る兜ともなっている。
    • そののっぺらぼうとも言える出で立ちは、通常個体と比べてもかなり不気味。
      通常種からしてドラゴンゾンビという印象だったが、本種に至ってはもう生き物かどうかも怪しい。
    • 登場ムービーは瘴気に冒された翼竜が飛び交う中、
      木の陰に避難したハンターの真横をヴァルハザクが通り過ぎ、
      ハンターはそれを追う……という展開なのだが、
      至近距離を唾液を垂らしながら顔面が通過するシーンは完全にバイオハザード。
  • 死を纏うヴァルハザクが登場するクエストおよび探索では、
    古代樹の森に瘴気の谷のように黄色い霧が発生する
    ダメージを受ける程の瘴気ではないものの、その能力は健在のようだ。
    • 当然森に棲まう翼竜やジャグラスたちは瘴気に冒され、体が黒ずみ靄らしきものを発し狂暴化する。
  • フリークエストや調査クエストには、通常個体同様に瘴気の谷でのものもある。
    古代樹の森では森中の空気の色が変わる程の瘴気を散布していたが、
    瘴気の谷は死を纏うヴァルハザクが出現しても普段通りで、
    活動域である下層部の空気も澄んだままである。

戦闘能力 Edit

  • 瘴気ブレスのバリエーションが増えているのが特徴。
    通常種ではボディプレスの後に行うのみだった、あちこちにブレスをなぎ払う攻撃を
    ボディプレスを挟まず普通に使うようになったり、
    ブレスの勢いを多少弱めてスリップダメージになるように瘴気を吐くなど。
    さらにこのタイプのブレスは後退しながら吐くため、
    真正面から追いかけようとすると大量のダメージを受けてしまうようになっている。
    • なぎ払いブレスも通常種は向かって左からだけだったが、右からなぎ払ってくるパターンが追加されている。
      予備動作時の鳴き声が違うので判別は可能。
  • 全身に纏っている胞子から何かある度に瘴気が放出され、
    隙を突こうと近寄って来たハンターにスリップダメージを与える。
    また、胞子を受け続けると、体力の最大値が問答無用で半分にされてしまう。この辺りは通常種の瘴気と同様である。
    胞子は腹と尻尾の根元の二箇所に特に集中しており、なぎ払いブレス中など、
    大きな隙が出来る時に活性化する傾向がある。
    瘴気の吸収を行うと、この腹と尻尾の胞子が肥大化する。
    • 一方で通常種の特徴だった、エリアにダメージゾーンを作る行動は滅多に行わず、
      真下に瘴気ブレスを吐いても瘴気が滞留しない。
      普段はダメージゾーンがないあたり、歴戦王ヴァルハザクの方がよっぽど死を纏っている
    • 胞子対策にはやはり瘴気耐性が有効。
      Lv3を発動させることにより、胞子による体力半減を無効化できる。
      ただし、スリップダメージの方は無効化できないので、常に体力に気を配っておこう。
      あのスキルが欲しくなるが、残念ながら未登場である。
  • 大技が追加されており、瘴気を限界まで溜めこむと行ってくる。
    体を震わせるとともに、全身の胞子が急激に膨張する予備動作の後、その場で飛びあがり、体を縮めた後、瘴気を大量に含んだ胞子を四方八方にばら撒く。
    見た目は地味ではあるが、この攻撃を行った後の時のみダメージゾーンが生成される
    古代樹の森の狭いエリアだと半分以上が瘴気で埋め尽くされることもあり、
    非常に立ち回りにくくなってしまう。
    さらにこの時生成されたダメージゾーンは、歴戦王もかくやというほど体力が削られる。
    ちなみに、この大技はスーパーノヴァのような能力を解除する攻撃のようで、
    放った後は瘴気の蓄積がリセットされる。
  • 古代樹の森における寝床はエリア10の最下層。
    このエリアはかなり狭い為、上記の大技を放たれると大きく不利になってしまう。
    狭いのを逆手にとってぶっ飛ばしを活用し、一気に勝負を決めてしまいたい。
    近くに坂があるので乗りを使うのも手。
  • 通常種が火属性弱点だったが、こちらは龍属性が第1弱点となっている。*1

武具 Edit

  • 武器は通常個体武器から派生せず、そのまま強化する形となる。
    胞子でも使っているのか、色合いが白っぽくなる。
    • 通常種の時点で専用のデザインを与えられていた大剣、ハンマー、ランス、ライトボウガンのみ強化段階が二つ存在する。
      一方でその他のヴァルハザク武器は強化は1段階のみと扱いの差が大きい。
    • 色味とかけているのかは定かではないが、
      近接武器はデフォルトでそこそこの長さの白ゲージがあるが匠でも白止まり。
  • 防具はEXヴァルファーシリーズが存在している。
    通常種の防具、ウルズシリーズが全身真っ黒で、死神や冥界の様なデザインから死を連想させるのとは対照的に、
    特殊個体の防具、ヴァルファーシリーズは全身真っ白で、幽霊や死霊の様なデザインで死を連想させるものとなっている。
    • 女性用は西洋の喪服を模したデザインから、まるでウエディングドレスのような豪華絢爛なデザインへと変わっている。
    • 男性用βは顔が髑髏になった以外はウルズシリーズをそのまま白くしただけだが、
      αではそこへ冠を被り毛皮のコートを纏った王のような姿になる。
    • シリーズスキルは変わらず超回復だが、必要部位が2部位となっているため3部位までのシリーズスキルと併用可能になっている。
  • オトモ装備はEXヴァルネコシリーズ。
    骸骨戦士だったウルズネコに対してこちらは男性ハンター同様の骸骨の王。
    武器は赤い宝石を内包した王杓。
    頭装備は猫の頭蓋骨の上にモフモフした王冠を被っているがこの王冠カビでできてるのでは?
    胴装備はボロボロの毛皮のコートの中に背骨が一本だけ通って浮いている衝撃的なビジュアル。
    ウルズネコ同様これは透けているだけらしいが浮いてるのは本当との事

余談 Edit

  • 真新しい姿を与えられたこのヴァルハザクだが、元々「谷」に住んでいたこと、
    そして「胞子」だらけの身体から巷では「ナウシカハザク」などと呼ばれるようになってきている。
    • この胞子が具体的に何の胞子なのかは明らかになっていないが、
      ビジュアルとしては腐敗が進み、カビが生えた死体のように見える。
      単に瘴気を貯めておくだけのものではなく、
      湿気の多い古代樹の森におけるカモフラージュの役割もあるのかもしれない。
  • 目も耳も無い顔面に肉々しさが際立つ赤い口は、過去作に登場していたモンスター「フルフル」を想起させる。
    ハンター大全』によると、フルフルのボツ案には「全身がカビで覆われている」というものもあった。
    このボツ案が死を纏うヴァルハザクと酷似しており、いわば再利用した可能性も指摘されている。
  • 古代樹の森にいる場合、瘴気のせいでメルノスと、ジャグラスが瘴気を纏った見た目とともに攻撃的になる。
    しかし、この瘴気を纏ったジャグラスもオトモダチに出来る。
    また、アプトノスも瘴気を纏って攻撃的になる。
    地の色が灰色がかっているので判別し辛いが、近づいて観察してみると瘴気が全身に纏わりついているのがよく分かる。
    侵食された個体に近づくと尻尾による打撃を加えてくるので、頭の片隅に入れておいても良いだろう。
  • 特殊個体と言えば通常種より凶暴だったりその他の要因で戦闘能力が上がっているモンスターが多い中、
    死を纏うヴァルハザクは見た目こそ恐ろしく変貌したと言われるものの、
    戦闘能力に関しては言及されていない。
    ゲームでの描写においても、古代樹の森全域の空気を変貌させるほどの散布範囲を誇る一方で、
    通常種が平時に使用できたダメージを与える程の高濃度の瘴気はブレスと大技以外では散布できていない*2
    また、適応によって新たに獲得した胞子も、元来有する瘴気と同じ「微生物」の仲間である。
    あくまで古代樹の森の環境に適応したヴァルハザクであり、
    戦闘能力面での上位存在ではない珍しい例と言える。
    • また、この事実から、ヴァルハザク種の真の力は「微生物を操る能力」であると考える事ができる。
  • 通常個体と同様に、ハンターが眼前に居ても自発的に攻撃してくることはない。
    しかし、近くにいるだけで胞子は反応、対象に向けて的確に噴射してダメージを与えてくる。
    その様子は自動防御機能といっても過言ではなく、かなり特徴的な性質と言える。
    • この関係上、後ろから追跡して痕跡を集めるストーカー行為には注意が必要となる。
  • なんとバイオハザードRE:2とのコラボが決定し、そのコラボ映像で死を纏うヴァルハザクと戦っている。
    イベントクエストの狩猟対象であり、ハンターが受ける状態異常は瘴気侵蝕状態ではなく
    ゾンビ状態というものに置き換わっている。

素材 Edit

死屍の厚龍鱗
幅広い用途に使われる。
屍套龍の重殻
硬い材質で、防具によく使われる。
死屍を紡いだ被膜
龍属性を付与する性質を持つ。
屍套龍の重尾
防具によく使われる。
闇を食む牙
武器によく使われる。
屍套龍の剛爪
武器によく使われる。
屍套龍の剛翼
防具によく使われる。

関連項目 Edit

モンスター/ヴァルハザク
武器/ヴァルハザク武器
防具/ウルズシリーズ
BGM/ヴァルハザク戦闘BGM
フィールド/古代樹の森






*1 モンスター図鑑上だと火と龍が同等だが、防具では龍の方が耐性が低い。
*2 大技も瘴気を溜めこんだ胞子を炸裂させているだけであり、ヴァルハザク当人にはそれだけの濃度を保つ能力が無いともとれる。