MH2から登場したモンスターの分類の一つ。
全体的に現実の哺乳類に近い外見をしている。
目次
概要
- ほとんどは肉食または雑食性であり、四肢が発達したモンスターが多い。
また、割合で見ると群れを作る種が多いグループでもあり、
中には特に力の強い個体が群れを束ねている種も存在する*1。
「牙竜種」と一文字違いなので混同しやすいが、
牙竜種は狼やトカゲを、牙獣種は熊や猿をイメージすると区別し易いだろう。狼型牙獣種もいるけど- 牙獣種の中でも図抜けた巨体を持つガムートは同種間での群れは形成しないが、
別種であるポポとの群れを作る共生関係にあるという珍しい特徴を持つ。
その生態と、ポポも象に近い種のモンスターなことから、ドスポポなどと呼ばれていたりする。
- 熊型の骨格を持つアオアシラ、ウルクスス、ラングロトラについては
群れをなすという設定が見られず、基本単独で行動している。
これらは中型モンスターとしては比較的珍しい特徴であると言える。
同じく密林地帯に棲むケチャワチャも同種で群れを成す設定はなく、
子分に相当するモンスターも確認されていない。
なお、上記の牙獣種は地味にキークエストとして抜擢されている場合が多く、
中堅ハンターの実力の真価を見極めるべく登竜門的な役目を担う事もある。 - 近年だとガランゴルムやビシュテンゴ*2に熊型骨格のゴシャハギも群れを作らない。
特に前者等はボスを持つ群れを作る事が多い猿型骨格なので特異性が目だたなくもない。
正直なところ通常種の時点で猿系牙獣だけでも6種中4種が単独性なので直近だと群れを作る牙獣の方が珍しいかも。
そんな牙獣種の群れ事情だったが、Wildsでは久々にボス個体を中心とした複数頭の群れを作る種としてドシャグマが新登場した。
しかも3頭以上の大型モンスター同士で群れを作るというのだから驚きである。 - MHFに登場する牙獣種のオリジナルモンスターは群れを組まないものの、
親子や夫婦、同種の仲間でタッグを組んでハンターと戦うモンスターが殆どである*3。
- 牙獣種の中でも図抜けた巨体を持つガムートは同種間での群れは形成しないが、
- 死に際に腕を振り回すモンスターもおり、その腕に当たると小ダメージを食らう。
大連続や2頭同時クエストの時にこれで無駄に体力を減らされるのは避けたいところ。
ただし、空中で討伐し撃墜させた場合は、このモーションがキャンセルされる。
骨格の問題からかプレイヤーからの不評が多かったからかは不明だが、
MHP3以降に実装された牙獣種はこのモーションを行わない。- MHFのオリジナル牙獣種では土台がラージャンと同じゴウガルフのみがこれを行う。
- “牙”獣種という種族名ではあるが、種族全体が牙を発達させているというわけでもなく、
ケチャワチャのように牙が目立たない種も珍しくないため、分類の基準に牙は特に関係ないようだ。
また、ブンブジナを除けば全員がハンターに対し好戦的という気質を持っているほか
ファンゴ科やガムートはそれぞれケルビ等が属す偶蹄目、ポポが属す長鼻目で
要は哺乳類系草食種の仲間だが、危険なモンスターであるために牙獣種に入れられていることを踏まえれば
「牙獣」という語は「有蹄類」や「海獣」のような「特定の身体的特徴を持つ哺乳類の総称」というより
現実で言うところの「猛獣」や「野獣」といった「獰猛な哺乳類の総称」といった意味合いがあるのかもしれない。
- モンスターハンターの世界では、古龍種という絶対的な存在を始めとして
飛竜や獣竜、海竜といった強大な竜の種族が生態系において幅を利かせており、
牙獣種は種族全体で見ると比較的肩身の狭い立ち位置にある。
群れる事でそういった生態系上の弱さをカバーしている種や、
力が弱くとも個性的な生態や特徴を活かし独自の地位を築いている種が多く存在する。
ただし、例外とも言えるモンスターも複数存在しており、- 寒冷群島の捕食者の一角にしてフィールドの主や看板モンスターに匹敵する危険度を誇る『荒切りの凶猛』雪鬼獣ゴシャハギ
- 王国の領地を脅かし近隣の生態系に大きな影響を与える王域三公の内一体に数えられる『無垢なる巨影』剛纏獣ガランゴルム
- 絶対強者として恐れられる轟竜ティガレックスの爪牙を物ともしない『不動の山神』巨獣ガムート、
その二つ名個体にして一度暴れれば辺り一面を銀世界へと変えてしまう規模の力を持つ『世界最強峰』銀嶺ガムート - 極めつけは牙獣種でありながら古龍を除く現生態系の頂点に限り無く近い存在とされ、
古龍に匹敵する力を持つ事で知られる『超攻撃的生物』金獅子ラージャン、
及びかの生態系の最上位に君臨する古龍悉くを殲ぼすネルギガンテらとも対等に争う戦闘能力を持ち、
時に古龍をも喰らうとされる特殊個体『超古龍級生物』激昂したラージャン
MH~MHP
- 初代MHからMHPにかけては、そもそも牙獣種という種別が存在しなかったが、
ブルファンゴだけは初代MHの頃より、好戦的な草食モンスター*4として登場していた。
MH2~MHP2G
- MH2において、満を持して牙獣種のカテゴリーが初登場した。
ブルファンゴがMHPより続投し正式に牙獣種にカテゴライズされた他、ブルファンゴの親玉であるドスファンゴ、
そして猿型のシルエットを持つ牙獣である、ババコンガ、ドドブランゴ、ラージャンが新登場した。
その内、ババコンガとドドブランゴにはそれぞれコンガ、ブランゴという部下も存在する。
- 猿型のモンスターはMH2が初登場である上、
悪臭でアイテムの使用を封じるババコンガ、子分を統率するドドブランゴ、
そして俊敏な動きと圧倒的火力で立ち塞がる者を屠るラージャン等、
それぞれ厄介な個性を持っていた為、苦戦を強いられたハンターは少なくないだろう。- 序に言えば、小型モンスターの無限湧きという仕様も有り、
タフなコンガの対処に手間取ったハンターも沢山いるかも知れない。
- 序に言えば、小型モンスターの無限湧きという仕様も有り、
- MHP2においては顔ぶれは変わらなかったが、
MHP2Gにおいてはババコンガ亜種、ドドブランゴ亜種、
そしてラージャンの特殊個体である激昂したラージャンが新たに登場し、
牙獣種の面子は大きな賑わいを見せたと言えるだろう。
MH3
- 大幅なシステム・世界観刷新の煽りを受け、甲殻種と共に種別ごと未登場となっている。
これにより、モンスターハンターにおいて牙獣種は最初のオミットとなった。
MHP3, MH3G
- MH3では一切出番は無かったが、MHP3ではブルファンゴとドスファンゴが復活。
更に新規モンスターも3種追加された。
ラージャンのような圧倒的な強さを持つ存在ではないが、
アオアシラ、ウルクスス、ラングロトラ3種とも非常に癖の強い個性的なモンスターであり、
特に後者2種は初見では苦戦するかもしれない。- しかしながら、これらは旧作の牙獣種と比較するとボス級の強モンスターといった印象は無く、
いささか影が薄い存在となっている感は拭えない。
両作の舞台である孤島地方ではそれまでの舞台である大陸と比べ、
牙獣種と同じく陸上生活に特化した獣竜種や牙竜種といった強大なモンスターが数多く生息していることから、
それらのモンスターとの生存競争に敗れ、今の細々とした立場に追いやられてしまったのかもしれない。
- ……と、モンスターとしての戦闘力の強さは程度が知れると軽く見られがちな反面、
キャラクターとしての個性の強さは歴々の牙獣族と比較して勝るとも劣らない強烈な面々であり、
強いの弱いのという話を差し置いて何かと話題の絶えない人気者となり、後のシリーズで出番も相応に増えた。
- しかしながら、これらは旧作の牙獣種と比較するとボス級の強モンスターといった印象は無く、
- MH3Gはモガの村のストーリーが展開されているが、
MHP3で登場した熊型牙獣種の3種は全員登場している。
尚、ドスファンゴのみオミットされている他、復活した牙獣種はいない。
MH4(G)
- MH4でも牙獣種のカテゴリーは続投し、新たに猿型骨格のケチャワチャが登場した。
モーションや骨格はMHFに登場するゴゴモアと近いが、顔はアイアイなどの曲鼻猿亜目と近い。
また、皮膜を広げての滑空や水属性を帯びた粘液での攻撃など、
他の牙獣種とは一線を画すようなモーションもかなり多い。
他にもババコンガやラージャンといった旧作の牙獣種も続々と復活しており、
種全体がかなりの盛り上がりを見せている。
ただし、残念ながらドドブランゴは復活ならず。
- MH4Gにおいては、新たに火属性を扱うケチャワチャ亜種が登場している。
火属性を扱う牙獣種はメインシリーズ初である他、牙獣種の亜種は6年振りの追加となる。
MHX(X)
- MHXでは、牙獣種初のメインモンスター、ガムートが登場した。
2617.48cmという超大型モンスターに匹敵するとんでもない体高の持ち主である他、
さらに大型としては初の象(マンモス)をモチーフとした骨格を有するなど*5
既存には無い特徴的な要素がてんこ盛りであり、
早くからファンの間では大きな話題となっていた。
- ウルクススは3DS系のシリーズで全作品の常連であり、
格上の特殊個体まで宛がわれると言う厚待遇っぷりである。
紅兜アオアシラ、大雪主ウルクスス共に
牙獣種でも異例の強さを誇る激昂したラージャンにも匹敵するレベルで
元が中堅牙獣種とは想像も付かぬほどの絶大な戦闘能力を発揮し、多くのハンターの度胆を抜いた。
- また過去作からも、ドスファンゴとブルファンゴ、ドドブランゴとブランゴが復活している。
特にドドブランゴは集会所において最初の緊急クエストの相手として立ちはだかり、
MH3以降からの未経験者の多くを苦しめたとか。
その影で入れ替わるようにババコンガは姿を消している。
また、亜種総リストラの影響もあってドドブランゴ亜種は未登場。
この辺りから彼のマイナーモンスターネタ弄りが以前にも増して顕著になっていく……。
- MHXXでは二つ名持ちの銀嶺ガムートが登場、
その絶大にして圧倒的な戦闘能力は、改めて説明するまでも無いだろう。
何故か前作未登場であったババコンガも再び登場して、
今作では過去作に登場した通常種の牙獣種が勢ぞろいしている。
MHWorld
- MHWorldでは牙獣種に属するモンスターが登場しない。
MH3以来、2度目にしておよそ8年半振りのオミットである。
その後のアップデートでも牙獣種が追加される事は無かったため、
舞台となる新大陸では、牙獣種の繁栄する生態系は確立してないという見方が強かった。- 第4弾アップデートでは、『ファイナルファンタジー』シリーズからのゲストとして
魔獣ベヒーモスが参戦しているが、
ビジュアルとしてはワイバーン(竜)やドラゴン(龍)といった見た目ではなく獣のそれなので、
アップデート前は牙獣種に分類されるのではないか、との意見も聞かれていた。
しかし、その規格外の能力と出自からなのか、蓋を開けてみれば古龍種としての参戦であった。
- 第4弾アップデートでは、『ファイナルファンタジー』シリーズからのゲストとして
MHW:I
- MHW:Iでも牙獣種に関するそれらしい情報は皆無であったが、
発売直前になって、無料追加アップデートによるラージャンの参戦が発表。
大型モンスターは竜か龍か魔法を使う怪物か樹の怪物かであった新大陸において、
それらのいずれにも該当しないモンスターは初めてである。
2020年3月23日には特殊個体激昂したラージャンが追加され、確固たる地位を築いた。
レパートリーこそラージャンしかいないものの、新大陸においても独自の存在感を確立していると言えるだろう。
MHR(:S)
- MHRiseではMH4以来*6となる複数の新規モンスターの追加がなされた。
更に本作で新たなオトモとして登場するガルクも種族上は牙獣種に分類されるという。
また、既存種のバリエーションとしてはヌシ・アオアシラという新システムに絡んだ新顔も登場しており、
前作から一転してかなりの賑わいを見せている。
飛竜や獣竜には新種が追加されておらず、
三種以上の新規モンスターがいるのは鳥竜と牙獣のみである事を考えると、相当に豪華な待遇であると言えよう。- また、新たに牙獣種の汎用玉石素材『獣玉』が登場した。
MHWilds
- 続くWildsではドシャグマとアジャラカンといった新種が登場するほか、
ババコンガやドドブランゴなどがXX以来に客演することが判明しており、
続編タイトルではないにもかかわらず前作MHR:Sを彷彿とさせる賑わいっぷりを見せている。- また、変わったところでは両生種のチャタカブラがなんと猿型牙獣種骨格を用いている。
- 今作では大型モンスターが群れを成す光景が見られるが、
牙獣種もそれに漏れずババコンガが子分のコンガとともにハンターを取り囲んだりする光景が見られる。
更に、新モンスターのドシャグマはボス個体を中心とした大型モンスター同士の群れでハンターに襲いかかる。
余談
- 生物学的な分類ではなく強力な哺乳類型モンスターを束ねて形成された生物群であるため、
猿型や猪型、熊型や狼型など様々なタイプの牙獣が存在する。
ただし、(両生種など実在する生物をモデルに作成された生物が多い他の種族にも言えることだが)
モチーフになったであろう現実の哺乳類とは大きく異なった形質を持つ種族が多い。
特に違いが大きいのはババコンガやドドブランゴなどの猿型牙獣種で、 など、実在する猿の仲間には見られない形質的特徴を複数持つ。- ドドブランゴやラージャンは別名からも明らかな通り、
趾行動物である獅子(ライオン)もモチーフになっているため、後脚の形状はこれを参考にしたと考えられる。
恐らくモンスターを作成する都合などから、
他のババコンガなどの猿型牙獣種もこれをもとにした脚の骨格へと統一されたのだろうが、
樹上で活動しているゴゴモアやケチャワチャまでもが、
安定性が低く樹上での生活に不向きであるはずの趾行骨格の脚を持つのは不自然である*10。
もしかすると、彼らはあくまで猿に似た姿をしているだけの全く異なるグループなのだろうか?- 事実、生態樹形図での位置付けが判明している猿型牙獣種全てが
実在の猿や人間が属する霊長目ではなく、尖爪目と呼ばれる架空のカテゴリーに属している。
ただ、尖爪目にはアオアシラなどの熊型牙獣種やガルク等、
猿型牙獣種とは形質が大きく掛け離れたモンスターも多数属しており、
外見からして彼らは類縁関係とは思えない。
となると、尖爪目も牙獣種という区分と同じく、生物学的な分類ではないのだろうか? - 尤も、モンハン世界では飛竜種や鳥竜種、獣竜種に牙竜種など、
各々で全く異なる形質を持つ種族が同じ竜盤目に属している事などを考えると、
猿型牙獣と熊型牙獣等が同一目なのもそこまでおかしい話ではないかもしれない。
また、外的形質は全く似ていなくとも、
内臓や骨格構造の類似性によって彼らが同じ系統の生物として判断されている可能性もある*11。 - なお、現在生態樹形図上での位置付けが判明しているもののうち
ファンゴ科とガムート種以外の全てが尖爪目に属しているため
牙獣種はある意味一族経営感があるかもしれない。
無論上述したようにこの二種はそれぞれ尖爪目と異なる目のため、
本種族の哺乳類モンスターの寄せ集めという触れ込みに嘘はない。
- 事実、生態樹形図での位置付けが判明している猿型牙獣種全てが
- ドドブランゴやラージャンは別名からも明らかな通り、
- 閃光玉との相性が非常に悪いことで有名。
ブルファンゴやドスファンゴにはそもそも閃光玉が無効(MHX系列では有効)で、
怒り時のババコンガとドドブランゴ、ラージャンに使うとひたすら暴れまわる。
アオアシラ、ウルクスス、ラングロトラは、疲労状態時こそやや大人しくなるが、
通常時ではなりふり構わず攻撃を加えてくるため油断ならない。
そんな中、比較的有効だと言えるのはケチャワチャとビシュテンゴ。
どちらもタイミングはややシビアだが、慣れれば滑空中やぶら下がり中に当てて墜落させる戦法がやりやすい。- 派生作品オリジナルモンスターにおいてもこの傾向は存在しており、
ゴゴモアには無効(ココモアには有効)、オルガロンは一瞬怯んだのちいきなり怒り状態に移行してしまう。
一方でゴウガルフには相性がよく、一番の脅威である連携攻撃を封じることができる。
- 派生作品オリジナルモンスターにおいてもこの傾向は存在しており、
- エリア移動時の行動が特徴的な種でもある。
- MHXXまでは、ケチャワチャを除く猿型牙獣種は思いっきり跳び上がり、そのままエリア外まで移動していた。
が、カメラで追ってみると空中で平行移動しているという、
物理法則がいろいろとやばいモンハン界においてもシュールすぎる光景が見える。
また、あれだけの高度と距離を跳躍しているにもかかわらず、移動先ではスタッと華麗に着地してみせる。 - リアリティを重視するMHW以降では移動方法が変更され、
猿型牙獣種であるラージャンもエリア移動する際は普通に走って移動するようになった。
また、牙獣以外でこのモーションを使用していたほかの種族も、すべて歩行や走行で移動するようになり、
飛行能力を持つものとそうでない者の差がリアルに強調されることとなった。 - 連続狩猟や乱入などで出現する場合、ドドブランゴやラージャン等は跳躍力で跳んでくるのか上空から落ちて来る。
それができないと思われる牙獣種(アオアシラ、ドスファンゴ等)は地面から生えて来る。
巨体を持つガムートも例外ではなく、再出現・乱入時は雪の中から出て来る。
あの巨体が雪の中から生えて来るのは一見の価値あり。 - 突っ走る印象しかないが、ドスファンゴはわざわざ歩いて移動する。
しかもエリア外に到達するまで反撃する事も無くただ歩き続ける。 - MHP3で追加された3種の牙獣種は突進しながらエリア移動し、
瀕死状態のみ脚を引き摺りながら移動するようになった。
なお、アオアシラは走行、ウルクススは滑走、ラングロトラは転がることでそれぞれエリア移動を行う。 - MHOnlineに登場する「河狸獣」というビーバーに似たモンスターは、川に飛び込んでエリア移動することがある。
- MHXXまでは、ケチャワチャを除く猿型牙獣種は思いっきり跳び上がり、そのままエリア外まで移動していた。
- MHSTシリーズでもガルク等も含む多数の牙獣種が出演しているが本作のオトモンの例に漏れずか
哺乳類にも関わらず卵から生まれることがファンから取り沙汰されたりする。
一応猿型や熊型などの牙獣は上述した通り尖爪目に属するが、その尖爪目が現実の単孔類*12のように
卵から生まれる哺乳類だと解釈すればある程度は納得いくかもしれない。- 尤も長鼻目や 偶蹄目などの現実だと子供を産む系統に属するにも関わらず
卵から生まれる牙獣がいたりそもそも他種族ではあるが
胎生にも関わらず卵から生まれるオトモンもいるので仕様と割り切ったほうがいいだろう。
- 尤も長鼻目や 偶蹄目などの現実だと子供を産む系統に属するにも関わらず
- 同期に登場した甲殻種と違い、飛竜種/51種類や鳥竜種/41種に次ぐ28種と言う大所帯な種族となった。*13
種族が登場してから今日に至るまで常に出番が多いのは、
「哺乳類をモチーフとしたモンスター」ならどんな骨格でもこのカテゴリに分類できるからだと思われる。
一方の甲殻種は甲殻類がモチーフとなっている関係上、デザイン上の制約が大きく、
さらに虫と同じ節足動物であるため、人によっては外見上の好き嫌いがはっきり分かれてしまう。
このため、今でもそこまで種類の多い種族ではない。
初登場作品が同じ甲殻種と比べ、かなり優遇された扱いをうけていると言えるだろう。- この内鳥竜種は小型を15種含むので、存在感で言えば牙獣の方に軍配が上がるだろうか。
ただこの場合、"大型種だけで20種類"という獣竜種の方がインパクトがあるが。
- この内鳥竜種は小型を15種含むので、存在感で言えば牙獣の方に軍配が上がるだろうか。
- 猿と熊をモチーフにしたモンスターが多い牙獣種であが、
大型の中では最小クラスであるアオアシラでも基本サイズは569.7cm。
当然ながら現実の熊など歯牙にもかけない巨大さであるが、言われてもピンとこないプレイヤーも多いだろう。
以下に他の熊型牙獣の全長や現実のクマの平均全長も併せ、
どのくらいの大きさか目安の分かる比較表を掲載する。
- 表の中では一番小さいツキノワグマでさえ、
現実世界では死傷事故の絶えない第一級の危険生物である。
これを念頭に置いておくと、モンスター達の巨大さと本当の危険性が良く分かるだろう。- ゲームでは序盤モンスターという扱いのアオアシラやウルクススは、
現実世界でも屈指の捕食者であるヒグマの倍以上の大きさを持っている。
設定資料などではアオアシラの腕の一振りは人の頭を持っていく威力らしいが、
このデカさを考えると誇張でも何でもない事実なのだろう。- 現実の熊の恐ろしさに関しては、
「三毛別羆事件」
「福岡大ワンゲル部ヒグマ襲撃」
で検索すればよく分かる
(ただしどちらもかなりショッキングな内容なので、閲覧の際には相応の覚悟を持って臨まれたい)。
アオアシラはボスモンスターとしては最弱レベルなので癒し系のクマさんにしか見えないが、
実際は上記の事件を起こしたヒグマの2倍近い大きさ、比較にならない程の怪力を有しているのである。 - 無論、紅兜アオアシラに至っては更にその上を行く体躯とパワーを有する。
なんと紅兜アオアシラの最大金冠個体は約9m、
ヒグマの約3倍、全長においてはアフリカゾウさえも凌駕する怪物である。
ゲーム内では現実の熊のイメージに近い脅威で済んでいるが、
現実世界で実際にこんなサイズのクマが出現し、暴れでもしたら
下手をすれば地方や国内はおろか海外でもニュースとして取り沙汰されるレベル。
何より恐ろしいのは、紅兜アオアシラは強さこそ桁違いであるものの、
生物学的には只の青熊獣アオアシラに過ぎないということである。
これはつまり、アオアシラは条件さえ満たせばそれほどの脅威となり得る生物であることを意味する。
モンスターハンターという世界観の壮大さには、つくづく驚かされるばかりである。
- 現実の熊の恐ろしさに関しては、
- ラングロトラやヌシアシラ、ゴシャハギは更に巨大であり、
立ち上がればマンションの3階を覗けるサイズである。
四つん這いになっても大型車と同等レベルの体積であり、
これが襲い掛かってくる姿はちょっと想像したくない。 - そしてドシャグマのボス個体が約18mを記録し、熊型牙獣最大を記録。
長めの尻尾があるので立ち上がった時の全高はもう少し小さくなるが、
それでもマンションの4階以上の高さであり、上記のモンスターらを遥かに凌駕する巨大さ。
現実世界ならもう立ち向かう気も失せる立派な怪獣である。
現実世界の何倍も巨大なクマが何匹も押し寄せる事を考えると、
完全に災厄と言ってしまっても過言ではないだろう。- といっても実際にゲーム上で相対すると、
ボス個体はともかく、通常のドシャグマは他の牙獣種らと比べてそれほど大きくは感じないだろう。
これはおそらく尾の存在が大きい。目立たない特徴なので見逃されがちだが、
よく見るとドシャグマの尾はかなり長く、まっすぐ伸ばせば全体の三分の一は占めそうなほど。
また、1800cm~に達するのはボス個体のみで、平均的な個体の全長は1200~1300cm程度である。
これらを加味すれば、我々が普段ドシャグマの身体と認識している部分のサイズは800cm程度であって、
実はゴシャハギと大差ないものとわかる。それでもなおボス個体は巨大だが
- ゲームでは序盤モンスターという扱いのアオアシラやウルクススは、
- メインシリーズでは寒冷地に適応している一般モンスターが多い*16。
哺乳類モデルであり、体温を常に一定に保てる恒温動物であることが予想されるため、
他の種族より寒さには強いのだろう。
最大手の飛竜種は寒冷地に適応している種がわずか9種であり*17、
牙獣種の寒冷地への適応ぶりは一目瞭然である。
因みに一番少ないのは甲殻種と頭足種で、こちらは1種も確認されていない。- 対照的に火山地帯に適応している一般モンスターはブルファンゴ、ラングロトラ、アジャラカンの3種のみ。
砂漠地帯に適応しているのもドドブランゴ亜種、ラングロトラ、ビシュテンゴ亜種、そしてドシャグマの4種と少数である。
生息圏が少々偏った種族といえるか。- 牙獣種という分類が初登場したMH2時点でも一部を除いて
牙獣種が生息していない砂漠及び火山では甲殻種が代わりに生息しており、
恒温生物であるが故に寒冷地に強い哺乳類と、有毒且つ高熱の熱水噴出孔や
温泉に適応した種族も存在する甲殻類といった
種族の特性を的確に活かした生息域分布が行われていると言えよう。 - 他には寒冷地に生息し、氷属性を武器とする牙獣種の中で唯一のメインモンスターを務めた巨獣ガムートについては
共に4大メインモンスターの一角として務めた獣竜種の斬竜ディノバルドが
公式で対の関係を意識してデザインされている事が語られている。
実際にガムートとディノバルドとでは生息地や使用属性といった点で対を成しており*18、
寒冷地と氷属性、灼熱地帯と火属性でそれぞれ棲み分けさせる事によりゲームバランスを取っている節が見られる。
- 牙獣種という分類が初登場したMH2時点でも一部を除いて
- 現実世界でも火山地帯に生息する哺乳類は一部のネズミ位しかおらず、神話上でも火を司るモンスターの中では
獣をモチーフとしたものは少数派で、傍ら鳥類や爬虫類をモチーフとしたモンスターが殆どである。
ただしメインシリーズにおいて自力で火属性を扱える牙獣種を挙げると
ケチャワチャ亜種、ビシュテンゴ亜種、ガランゴルム、アジャラカンなど複数存在しており、
火山地帯に生息する種は少ないものの、火属性と牙獣種の相性自体が悪いわけではないようだ。- 他方で牙獣種のモチーフには哺乳類内の1グループである霊長類や
その一種である人類が基となる超常的存在も数多く存在し、前述の火属性を操る牙獣種についても
それぞれ孫悟空(ケチャワチャ亜種)、烏天狗(ビシュテンゴ亜種)、
フランケンシュタイン(ガランゴルム)、不動明王(アジャラカン)といった
神話上の人物や人型の怪物等をモデルとしたものとなっている。
今後の作品でも火山地帯を主な生息地とする牙獣が出るなら、こうしたデザイン傾向になるのかもしれない。
- 他方で牙獣種のモチーフには哺乳類内の1グループである霊長類や
- 対照的に火山地帯に適応している一般モンスターはブルファンゴ、ラングロトラ、アジャラカンの3種のみ。
該当モンスター
- メインシリーズ
モンスター名 別名 英名 初登場作品 ブルファンゴ - Bullfango MH ドスファンゴ 大猪 Bulldrome MH2 コンガ - Conga MH2 ババコンガ 桃毛獣 Congalala MH2 ババコンガ亜種 緑毛獣 Emerald Congalala MHP2G ブランゴ - Blango MH2 ドドブランゴ 雪獅子 Blangonga MH2 ドドブランゴ亜種 砂獅子 Copper Blangonga MHP2G ラージャン
(派生作品)金獅子 Rajang MH2 激昂したラージャン Furious Rajang MHP2G アオアシラ 青熊獣 Arzuros MHP3 紅兜アオアシラ Redhelm Arzuros MHX ヌシ・アオアシラ Apex Arzuros MHRise ウルクスス 白兎獣 Lagombi MHP3 大雪主ウルクスス Snowbaron Lagombi MHX ラングロトラ 赤甲獣 Volvidon MHP3 ケチャワチャ 奇猿狐 Kecha Wacha MH4 ケチャワチャ亜種 白猿狐 Ash Kecha Wacha MH4G ガムート 巨獣 Gammoth MHX 銀嶺ガムート Elderfrost Gammoth MHXX ガルク - Palamute MHRise ブンブジナ 狸獣 Bombadgy MHRise ビシュテンゴ 天狗獣 Bishaten MHRise ビシュテンゴ亜種 緋天狗獣 Blood Orange Bishaten MHR:S ゴシャハギ 雪鬼獣 Goss Harag MHRise ガランゴルム 剛纏獣 Garangolm MHR:S ドシャグマ 闢獣 Doshaguma MHWilds アジャラカン 赫猿獣 Ajarakan MHWilds
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