- 種族
- 獣竜種(竜盤目 獣脚亜目 前脚拳竜上科 ブラキ科)
- 英語表記
- Raging Brachydios
- 登場作品
- MH4G, MHXX, MHW:I, MH-R
目次
生態・特徴 
- ドンドルマにて近年新たに発見された古文書を解析した結果、
その存在の可能性が浮上してきた特殊な砕竜ブラキディオス。
比較的最近発見されたブラキディオスの存在が古文書に記されている事実は驚くべき事であるが、
その古文書には出現まで予言されており、ハンターズギルドによる詳しい調査が続けられている。
加えて、古龍渡り絡みの調査が続く新大陸においてもごく最近になって目撃報告が上がっており、
新大陸古龍調査団による調査も行われている。
古文書によると「猛りて爆ぜる双腕」などとあだ名された、極めて稀な存在であったという。
その一節を引用し、ギルドでは「猛 り爆 ぜるブラキディオス」と通称している。
- その出現の条件などはまだ研究途中であるが、一説によれば隔絶された特殊な環境で成長するにつれ、
通常以上に大型化すると同時に特異な性質を獲得するに至った個体とされる。
全身隈無く大量の粘菌を纏っている為、外殻が全体的に緑がかって見えるのが特徴。
また、部位によっては粘菌が通常よりも活性化した状態にあり、
興奮時のブラキディオスのように黄色く変色し、闇の中でも判別できるほどに明るい光を放っている。
特に上半身や尻尾などにはその傾向が強く見られ、
殴りつけられた場所に付着した粘菌はほとんど間をおかずに炸裂する。
その威力は大タル爆弾など比にならない程であり、あらゆる物体を一撃の下に撃滅してしまう。
更に興奮がピークに達すると、通常個体と同様に唾液の成分が気化し、
それに反応して全身の粘菌は一層活性化、
一部は橙色や赤色に染まりその危険性をさらに高める。
中でも赤色に輝き始めたものは臨界寸前まで活性化しており、
自身の攻撃では勿論、相手の攻撃によって生じた衝撃にまで反応、その瞬間に爆発するため、
迂闊に手を出せば攻撃を仕掛けた側が逆に爆砕されてしまう。
しかし、身体の大きさに比例する体重の増加や、
付着している粘菌への衝撃を抑える関係だろうか、全体的な動作は通常個体と比べやや重い傾向にある。
そのぶん一撃に込める力は強く、極めて高い攻撃力を誇る。
本種の扱う粘菌の反応性と破壊力は凄まじいが、消臭玉の殺菌成分は一定の効果を示し、
防具に纏わり付いた粘菌も通常通り無力化できることが分かっている。
また、この消臭玉の煙をブラキディオス本体に浴びせることで、
粘菌の活性化を遅らせることも出来る模様。
しかしながら、接近戦を得意とする砕竜に密着し、消臭玉をぶつけるという行為に
途方もないリスクが付きまとうのは言うまでもない。
攻撃にも防御にも隙を見せない圧倒的な戦闘力を誇るため、狩猟が認可されるハンターは限られる。
- 生態についても詳しいことはまだほとんど分かっていないが、数少ない情報を精査した結果、
猛り爆ぜるブラキディオスは「炉心殼」と呼ばれる特殊な器官が通常より発達していることが確認された。
炉心殻は爆発性の粘菌と密接な関わりを持つ、ブラキディオスの生命線とも言える重要な器官であるが、
これが通常の個体と比べて極めて活性化した状態となっており、
大量の粘菌や異常なまでに高い戦闘力はこれに影響されている部分が大きいと思われる。
生命の危機に瀕すると炉心殼の機能は一層活性化、全身の粘菌を爆発的に活性化させ、破壊力を更に増す。
怒りに任せて剛腕を振るい、全てを爆砕する怒涛の猛攻は「乱れ咲く連爆の華」とも例えられる。
- 新大陸における個体
- 新大陸古龍調査団により、新大陸の奥地に存在する導きの地の溶岩地帯においても、
この猛り爆ぜるブラキディオスの生息が確認された。
新大陸にて発見された個体は、通常個体より大柄な体躯、緑がかった甲殻、黄色く活性化した粘菌など、
大まかな外見的特徴は現大陸で確認されているものと共通しているが、
その行動パターンや粘菌の性質などに違いが見られるという。
- 新大陸個体と現大陸個体の特筆すべき相違点として本種を特徴する粘菌の性質が挙げられる。
現大陸個体では、活性化した粘菌に強い物理的刺激を与えると即爆破して元の状態に戻るのに対し、
新大陸の個体はブラキディオス自身の攻撃では黄色の状態に戻る事はなく、
また攻撃を与えても直ぐには爆発せずにブラキディオスの身体から零れ落ち、
その後短時間で爆破するという違いがある。
- これだけでも特徴的だが、導きの地に生息する猛り爆ぜるブラキディオスは
瀕死にまで追い詰められた時に更なる力を開放する。
敵との交戦で生命の危機に瀕した猛り爆ぜるブラキディオスは、
突然自身のテリトリーである溶岩地帯の最奥へと誘導するかのように赴き、
そのエリアの地面を粘菌で真っ赤にする程の猛烈な勢いで何度も殴りつけ、
最後の一撃でそのエリアから他のエリアへと繋がる道を隆起させて塞いでしまう。
そして洞窟内全域に浸透した粘菌は業火に包まれたのような紅蓮の色へと輝き、
ハンターが持ちうる熱対策を容易に突き破るほどの凄まじい高温を帯びるようになる。
エリア全域内に浸透し、灼熱を帯びるようになった変異活性化した粘菌の影響かモドリ玉や罠は効果を失い、
この逃げ場のない地に閉じ込められた者とブラキディオスは
いわば“死闘の地”とでも呼ぶべきこの決戦の舞台で一騎打ちを強いられる事となる。
- ブラキディオス自身も灼けたかのような褐色の甲殻へと変貌し、
頭部や前脚からは蒸気のような煙が立ち上がる異様な姿となる。
「粘菌変異活性状態」と呼ばれるこの形態は、危機を感じるほどの強力な外敵と相対した際に
自らの退路を断ち、全身全霊で以って外敵を仕留めにかかる本種の真の姿である。
この状態のブラキディオスは変異した粘菌を完全な統制下に置いているのか、
極限まで活性化した粘菌を周囲にばら撒いて灼熱の海を作り出し、粘菌の爆発を留めておく。
そして金属音の様な特徴的な咆哮を響かせて一斉に炸裂させて、周囲の全てを吹き飛ばすという行動に出る。
その破壊力はまともに喰らえば最上級の防具で身を包んだハンターであっても命の保証はないほどだが、
ブラキディオス自身もこの環境下では手傷を負いかねないという危険な状態である。
しかしだからこそブラキディオスは一刻も早く外敵を屠るべく、
強い敵愾心と闘争本能を極限まで高め、爆ぜるほどの苛烈な猛攻を仕掛けてくる。
概要 
- 砕竜ブラキディオスの特殊な個体。初登場はMH4G。
MH4Gに於いてゴグマジオスを討伐し、古文書を解読したハンターの前に立ち塞がる。
後述する特徴から、プレイヤーの間では主に『臨界ブラキディオス』と呼ばれることも多い。- 公式名称が判明する前に広まった『臨界ブラキ』の俗称がかなり浸透していたこともあり、
ユーザー間で『猛り爆ぜるブラキディオス』という公式名称が使用されることはあまり無かった。
現在では正式名称がかなり広まり、正しい名前で呼ばれる事も多くはなったが、
今なお上記の俗称もよく使われている。*2
正式名称のちょうどいい略し方がないというのも一因といえる - 一応、古文書の解読時には「猛りて爆ぜる双腕」と説明されている。
しかし一度しか読めない上にサラッと読み流してしまうプレイヤーが殆どであり、
此方を採用した俗称は殆ど聞かれなかった。
なお、「猛りて爆ぜる~」という呼称自体も正式名称とは若干異なっている。
- 公式名称が判明する前に広まった『臨界ブラキ』の俗称がかなり浸透していたこともあり、
- 特殊個体ということで、アイコンは通常のブラキディオスとは異なる専用のもの。
頭や腕に付着している粘菌の量が増え黄色寄りの緑色に変色しており、
全身の甲殻も紺碧と黄緑が混ざったような色合いとなっている。
最大の違いとして粘菌が通常個体より活性化しているのが特徴となっており、
各部に纏った粘菌は通常種の怒り状態時のように橙色に変化している。
そして、各作品で性質は異なるもののこの活性化した粘菌が本種の狩猟で最も重要なものとなっている。- 手に入る固有素材の名称の「弾頭殻」や「撃滅拳」、「臨界極まる粘菌」に「不滅の炉心殻」、
そしてそれを素材とした武器に冠する「砕光」など、
関連するものには核兵器や原子炉を連想させるような物騒なワードがつく。
恐らく「最大級の破壊をもたらす爆発」という繋がりでの命名なのだろうが、
原発問題や周辺国での核開発が問題となっているこのご時世でこの命名とは、中々に大胆である。
- 手に入る固有素材の名称の「弾頭殻」や「撃滅拳」、「臨界極まる粘菌」に「不滅の炉心殻」、
- 弱点属性は氷>水と、効き具合が通常個体と逆になっている。
物理肉質に関しても全体的に少し硬くなっている。しかし尻尾側は通常個体よりも軟らかくなっており、
特に弾肉質に関しては顔よりも尻尾の方が軟らかい。
- 現時点ではMH4G、MHXX、MHW:I全てにおいて捕獲可能なクエストが存在しないが、*3
データ上はきっちり罠の効果時間および捕獲可能体力が設定されている。
それだけならまだしも、なんと律儀にも捕獲報酬まで存在する。
捕獲可能体力や報酬は通常個体とは異なる独自のものであり、
企画・設計段階では何らかのクエストで捕獲出来るタイミングが存在した可能性もある。
- 登場作品での登場タイミングは必ずラスボス討伐後となっており、
一貫して『裏ボスの特殊個体』というポジションを貫いている。
MH4G 
- 登場クエスト名は「乱れ咲く連爆の華」と「強き思いは猛りて爆ぜる」。
通常のブラキのように一般フィールドである地底火山や氷海には現れず、
JUMPテオやミラバルカンら古龍、若しくはアカムトルムなどの古龍級生物が住まう溶岩島での戦闘となる。
ドスイーオス?そんなのもいたな- なお、火山地帯に生息するものの溶岩島には足を延ばさない通常のブラキディオスとは真逆で、
猛り爆ぜるブラキディオスは基本的に溶岩島にしか出現しない。
これは後述する裏設定が関係している。
- なお、火山地帯に生息するものの溶岩島には足を延ばさない通常のブラキディオスとは真逆で、
- 罠を設置不可能な溶岩島での狩猟なので捕獲することはできず、全モンスター捕獲の称号にも関係はない。
これは他の特殊個体も同様である。
- 通常個体より粘菌がかなり活性化しているようで、
全身に纏った粘菌が最初からオレンジ色になっている。
更に、赤くなった状態の部位を攻撃すると爆発反応装甲*4よろしく爆発し大ダメージを受けてしまう。
そのため、初見では「ブラキの腕を攻撃してたらキャンプにいた。何を言っているのか(ry」ということになる。
粘菌が活性化していない部位なら衝撃を与えても爆発することはないため、
剣士の場合は基本的に赤くなっていない部位を攻撃することを心掛けたい。
一度爆発すると元の色に戻るので、頭や腕の部位破壊をしたい場合はしばらく攻撃を控えて爆発を待つか、
硬直が短く攻撃後即離脱できる攻撃で爆発後即退避して爆発させ元に戻った後に攻撃したい。- 受動的なカウンター行動の一種ではあるが、
一般的な受動的カウンターは「怯み時に生じる隙を潰すために続けて技を繰り出す」、
あるいは「カウンターを叩き込むための予備動作がある」傾向がある。
一方、猛り爆ぜるブラキディオスの活性粘菌は本体のモーションとは独立し、自動的に爆発する。
このため、手出しできるタイミングが通常個体と比較して大幅に減っている。 - ガンナーであれば、赤い部位に弾や矢を撃ちこむことによって遠距離から安全に爆発させることができる。
PTプレイの場合は味方を爆発に巻き込まないように注意しよう。
また、操虫棍の印弾でも同様に爆発させることができる。
発射の隙が大きく狙ったところに当てるのも難しいが、全身が真っ赤で手を出し辛い時には有効。
なお、猟虫ではいくら攻撃しても爆発しないので注意。 - 近接武器でもアイテムを駆使すれば赤い部位の爆発を誘発させることは可能。
ただし、PTでの猛り爆ぜるブラキディオス戦で最大の事故要因となりうるのは、
近接時に味方が赤部位を爆破し巻き添えを喰らうという点である。
ガンナーと剣士が混在するPTではこのような事故が多発するため、
「普段は剣士しかしないが臨界ブラキだけはガンナーで行った」、
「事故が怖いので渋々ソロで行った」といった話には事欠かない。
- 受動的なカウンター行動の一種ではあるが、
- 当然、粘菌が赤くなっている時は通常個体の怒り状態と同じように攻撃と同時に爆発する。
それだけだろうと思うことなかれ。なんと通常個体では爆発しなかった攻撃でさえ爆発するのである。
具体的には横フックと叩きつけ回り込み、非怒り時の角を突き立てる攻撃が該当する。
特に角を突き立てる攻撃が危険でなんと普段粘菌が広がってから起きる爆発が瞬時に発生するのである。
粘菌が赤くなっている状態でかつ非怒り時という極めて限定的な条件とはいえ、
プレイヤーの近くで突き立てられたらなすすべもなく爆破されてしまう。
この個体の引き起こす爆破は極めてダメージが大きく、まともに喰らえば防御力600でも一撃で蒸発させられる。
一方で肉弾攻撃はというと、上位ガンナー並の防御力300台でも非怒り時の殴りつけを耐えられる程度。
通常のブラキディオスとは爆破と肉弾攻撃の威力のバランスが正反対になっており、
猛り爆ぜるブラキディオスは通常個体の爆破要素を突き詰めた存在と言っても過言ではない。- 逆に、たとえ怒り時でも粘菌が赤くなっていなければ即爆発はしない。
このため通常個体と比べて大抵の場合怒り時の攻撃範囲は明らかに狭いため対処しやすい。
- 逆に、たとえ怒り時でも粘菌が赤くなっていなければ即爆発はしない。
- また、地面に付着した粘菌が爆発するまでの時間が極端に短くなっている。
ダメージもかなり大きいため、通常個体の粘菌よりも警戒する必要がある。- しかし、粘菌がすぐに爆発してくれるおかげで
ブラキディオスの周りが粘菌だらけで近寄りづらい、という状況が起きにくくなっている。
人によっては通常個体よりも戦いやすいと感じるかもしれない。 - ちなみに、この特性は狂竜化したG級ブラキディオスの粘菌にも適用されている。
狂竜ウイルスが炉心殻の誤作動を引き起こして、粘菌を無理やり活性化させているのかもしれない。
- しかし、粘菌がすぐに爆発してくれるおかげで
- 初登場となった4Gでは通常個体と同様の咆哮【小】である。
公式攻略本には咆哮【大】と書いてあるがこれは誤りであり、
実際には耳栓や金剛体で充分なので高級耳栓をつける必要はない。
再登場したXXやIBでは咆哮【大】なので勘違いしないように。 - 巨大な体躯ゆえに重量が増しているのか、通常個体より動きは全体的に鈍い。
通常個体の一番の武器であるフットワークが落ちていることになるが、
同じ部位をずっと攻撃できない仕様と誘爆のしやすさから、鈍い=隙だらけというわけにはいかない。
なるべく防御力の高い防具を用意したり、保険にネコのド根性を発動させて戦うのがいい。- 一方で、このスピード低下により、通常個体よりかなり相性が良くなる武器種もある。
ガンランスやヘビィボウガンなどはその最たる例で、素早い(通常の)ブラキには苦手意識を持っていたが、
特殊個体の方はすんなり狩れてしまったという意見も多い。
タフネスも決して高くはなく、非火事場の生産ヘビィでも容易く5分針討伐が可能なほど。
そのため通常個体の素材(重黒曜甲など)を目当てに狩りやすい特殊個体の方を回す、
ということがされたりもする。
ただし特殊個体からは「砕竜の重頭殻」と「砕竜の剛鉄拳」は手に入らないため注意。
その他、登場するクエストが高難度クエストであるためランダム出現であり、
場合によってはリタマラを繰り返す必要があるので若干面倒ではある。- 現在ではイベントクエストが配信されたことで、
いつでも好きな時にこの特殊個体を狩猟することが可能となっている。
- 現在ではイベントクエストが配信されたことで、
- 一方で、このスピード低下により、通常個体よりかなり相性が良くなる武器種もある。
- ハンター大全4によれば、全長2130.5cm・全高780.9cm・足の大きさは249cm。
通常のブラキディオスの1.4倍程の体躯を持っている事になる。
このサイズゆえか、本体の剥ぎ取り回数は4回と通常の個体と比べて多い。- 本作では狩猟してもモンスターリストにサイズが記録されない。
この辺りはナルガクルガ、ラギアクルス、ティガレックスの希少種を思わせる仕様である。
ただ、MH4Gの時点でのサイズは通常個体と同様に変動するため、大型のものもいれば
時に通常のブラキディオスと変わらない大きさのものも登場する。
設定どおりの大きさに固定されるのはMHXXでの登場以降になる。 - 後にMHXXでは、どういうわけかサイズ記録が通常のブラキディオスと一括で行われる
(=通常のブラキディオス扱いでサイズが記録される)仕様となっている。
この際に記録されるサイズは設定通りで2130.52cm固定、すなわち金冠確定である。- MHW:Iではサイズが更に増大して2282.77固定だがMHXXとは違い、
本作のように通常個体と完全に別枠扱いになっており、リストにクラウンは付かなくなっている。
- MHW:Iではサイズが更に増大して2282.77固定だがMHXXとは違い、
- 本作では狩猟してもモンスターリストにサイズが記録されない。
MHXX 
- 前作は登場を逃したが、MHXXで復活。
HR50になると出現するクエスト「溶岩島で爆ぜる砕光」にて登場するほか、
なんと特殊許可クエスト「宝纏狩猟依頼G5」にも姿を見せるようになった。
二大主任の夢の共演と言えるのかもしれない- 宝纏との同時狩猟では、猛り爆ぜるブラキディオスの体力を減らすと宝纏がやってくるのだが、
溶岩島の地形を変動させられるのは猛り爆ぜるブラキディオスだけである。
そのため、宝纏と凹凸のあるフィールドで戦いたくない場合は、こちらを倒すタイミングに注意が必要。
- 宝纏との同時狩猟では、猛り爆ぜるブラキディオスの体力を減らすと宝纏がやってくるのだが、
- 更に、チャレンジクエスト「XXイベント:大連続狩猟3」でついに闘技場にも姿を現した。
溶岩島以外の場所で猛り爆ぜるブラキディオスを狩猟できるのはこれが初である。
ちなみに内容は朧隠ホロロホルルとの連続狩猟である。- 後述のように猛り爆ぜるブラキディオスは溶岩島でしか生息していないという設定なのだが、
ギルドがどうにかして闘技場まで連れてきたのだろうか。 - ちなみに、装備によっては罠が使えるし、きっちり罠にかかってくれる。
今までは舞台が舞台だったため、罠にかけられなかったが、かからないわけではないようだ。
- 後述のように猛り爆ぜるブラキディオスは溶岩島でしか生息していないという設定なのだが、
- 4Gと異なり怒り状態でも動きが遅いままとなっており、相変わらず通常個体と違い、粘菌の即爆発も無い。
つまり通常時と怒り状態時での違いがあまり無い(直線爆破、X字爆破を除く)。
このため、以前にも増してガンナーとの相性が良くなっている。
更に、頭部が赤くなっている状態でも大量に粘菌を出す攻撃で粘菌が広がる前に爆発しなくなった。
爆破の威力が極めて高くMH4Gにおいてあまりにも避けづらい攻撃であったので、
この手の変更では珍しくユーザーからの受けはいい。- 角突き刺しによる即時爆破は、処理が重いためか4Gでは動きがカクつくことがあった。
こうした煩わしさを解消するためにもオミットされたのかもしれない。 - 今作では前述の設定通りの大きさで固定されているため、ものすごくデカい。
ハンマーはもちろん、大剣や太刀といった長物すら平常時の顎にもかするかどうかの大きさになってしまい
近接武器では弱点の頭が狙いづらいことこの上ないといった事情もガンナー有利に拍車をかけている。
- 角突き刺しによる即時爆破は、処理が重いためか4Gでは動きがカクつくことがあった。
- 今作では砕竜の重頭殻や砕竜の剛鉄拳を含めた通常個体の素材も基本報酬で出るようになった。
だが裏を返せば砕竜の撃滅拳などの固有素材が出にくくなったということでもある。
特に通常個体素材は主にコレのお蔭で嫌というほど所持している人も多いと思われるので、
単純に固有素材集めが面倒になっただけかも知れない。
- ちなみに、同作のミラボレアスやアトラル・カとは違い、クエストを自力で受注可能な状態にならなくとも
チャットの予測変換では「猛り爆ぜるブラキディオス」が表示される(この点は渾沌に呻くゴア・マガラも同じ)。
さらにブラキディオスの破岩武器シリーズの分岐強化先として砕光武器が表示されるので、
プレイヤーによってはMHXXを始めた直後にこの事に気づき、再登場を知ったようだ。
MHW:I 
- 2020年3月23日に激昂したラージャンとともにMHW:Iに実装。
なんと新形態と混声コーラスを取り入れた新規BGMを引っさげての登場という破格の待遇となった。
- 激昂したラージャン同様、初戦は特別任務『砕破極臨』を受注して挑むことになるが、
特別任務完了後はお馴染の『乱れ咲く連爆の華』がフリークエストとして追加される。
一部の追加モンスターとは異なりイベントスケジュールに関わらず常時挑めるので、
受注条件を満たしていれば武具は比較的作成しやすい部類に入る。
- 設定の上で溶岩島と密接な関係にあることが示唆されていた本種だが、
MHW:Iではクリア後に解禁される特殊フィールド:導きの地に出現する。
過去作では真っ赤な熔岩と暗い夜空を背景に暴れ回る姿が印象的だっただけに、
真昼間に緑に満ち溢れた導きの地を闊歩する様はなかなか新鮮である
(最終的には溶岩煮えたぎる火山地帯での決戦にはなるが)。- 調査クエストや導きの地の探索には一切登場しない。
このため前述のフリークエスト以外でお目にかかることは出来ず、歴戦個体も存在しない。
因みに、MHW:Iに登場している特殊個体の中で歴戦個体が存在しないのは本種のみである。
相方の激昂したラージャンの方はイベントクエストで歴戦個体が登場した為、
本種の歴戦個体も期待はされていたのだが……。
なお、フリークエストということで痕跡を拾っても調査クエストは発生しない。
- 調査クエストや導きの地の探索には一切登場しない。
- 後述するギミックの関係か、猛り爆ぜるブラキディオスのクエストには特殊な仕様が存在している。
- 初期配置はエリア2で固定となっており、かつ時間経過によるエリア移動を行わない。
ハンターとの戦闘で体力が一定値まで減少するごとに確定でエリア移動を行い、
エリア2→エリア3→エリア5→エリア14→エリア15と遷移する。- 体力を一気に減らした場合は途中のエリア移動が省略されるようで、
エリア3から一気にエリア14へ移動したというケースも報告されている。
- 体力を一気に減らした場合は途中のエリア移動が省略されるようで、
- 導きの地の地帯レベルはクエストと受注時のものが反映される。
ただし猛り爆ぜるブラキディオスのクエストには他のモンスターは一切登場しないため、
地帯レベルが影響するのは環境生物の顔ぶれと採取できるアイテムのみである。
- エリア15のマップが若干変化しており、ギミック前の時点で一部地形が異なる。
意外と自由度は低く、実質的に中立地帯と火山地帯以外に存在するギミックは利用できない。
この辺りは決戦場型フィールドであった溶岩島からあまり変わっていないと言える。 - 初期配置はエリア2で固定となっており、かつ時間経過によるエリア移動を行わない。
- 狩猟地は導きの地だが、猛り爆ぜるブラキディオス戦では大型モンスターの乱入が一切発生しない。
それどころかフィールドからは小型モンスターすらも姿を消しており
(猛り爆ぜるブラキディオスが移動しないエリアにも一様に生息していない)、
いつもの賑やかな導きの地から打って変わって異様なまでの静けさが漂っている。
またこの仕様上、古龍種を含めた他のモンスターとの縄張り争いは絶対に発生しない。
- 本作では砕竜の重殻と重黒曜甲が入手できなくなり、代わりに不壊の黒曜甲という専用の新素材が登場。
通常個体と共通の素材は靭尾と天殻のみとなった。
また、固有素材はアイコンの色がブルーではなくオレンジ系のものに変わったため、
炉心殻かと思ったら天殻だったという残念な思いをすることはなくなった。
一目で炉心殻が出なかった事が分かってしまうのとどちらが残念かは人によるが。- なお、レア素材の剥ぎ取りモーションは天殻も炉心殻も全く同じなので、
剥ぎ取りまで含めれば、炉心殻かと思ったら天殻という現象は健在である。
そして当然のように武器の生産や防具の中でも一際人気な弱点特効を備える脚防具に要求される。
特別報酬枠のある調査クエストが使えないことが恨めしい。
Ver.14.00からはマカ錬金で入手できる様になったので、入手難度は緩和された。
- なお、レア素材の剥ぎ取りモーションは天殻も炉心殻も全く同じなので、
戦闘能力 
- 新エンジンのMHW:Iにおける追加参戦枠ということもあり、
戦闘面における追加・変更要素も数多く存在する。
- まず、粘菌が活性化した部位を攻撃した際のリアクションが「その部位に爆発が生じる」から
「その部位から粘菌が地面に垂れ、次第に赤く変色して爆発する」といったものに変化した。
また、活性化した粘菌は消臭玉で抑えることができたが、消臭玉のない今作では
ミズタマリゴケ等水属性攻撃で抑えることが可能となっている。- 即爆発が生じる訳ではなくなったが、それでも爆発までの時間は短く、
モーションの長い攻撃をしていたり、ボタンを連打気味に押していると
離脱が遅れて高確率で吹き飛ばされる。
粘菌部位を叩く際はいつでも離脱できるような攻撃を心掛けたい。
ただし近接武器への配慮か、粘菌部位は過去作と比べて斬・打の肉質が大幅に軟化しており、
一番硬い尾先ですら75と、弱点とも呼べるレベルの肉質まで軟化する。*5
逆に弾と水以外の肉質は過去作に輪をかけて硬化するため、
これらを使用している場合早々に解除する必要がある。 - クラッチで傷つけを狙う際、
クラッチ武器攻撃の硬直が長い武器種を使う場合は粘菌の状態に注意が必要となる。
クラッチ武器攻撃のモーション中に落ちてきた粘菌の爆発にほぼ確定で巻き込まれる。
着地硬直がかなり長い大剣、及び機動力の低い斧モードで着地するチャージアックスはまず回避出来ない。
ヘビィボウガンの場合は、自力でやや離れた場所に着地するため回避出来る場合が多い。
- 即爆発が生じる訳ではなくなったが、それでも爆発までの時間は短く、
- 平常時における新たなモーションとして、以下のようなものが追加された。
- 拳を地面にこすりつけて爆破を直線状に飛ばす
- 粘菌が活性化した腕を使い、右拳からはやや左方向に、
左拳からはやや右方向に斜めに粘菌爆破を飛ばす。
片腕のみ活性化してる場合はその腕での単発攻撃となるが、
両腕が活性化している場合は交互に2連続で繰り出してくる。
粘菌の状態などに気をつけ、どちらの拳から飛ばしてくるかをよく見て回避したい。
- 粘菌が活性化した腕を使い、右拳からはやや左方向に、
- 尻尾叩きつけ
- これだけ聞くと非常に地味なモーションに思えるが、
後方のハンターをかなり正確に狙ってくる上、尻尾の先端にも粘菌が付着しているため、
粘菌が活性化した状態では大爆発を起こす。
通常個体の尻尾を左右に振る攻撃に比べると前行動が分かりづらいため、
後ろの方から後脚を叩いていると巻き込まれることも。
- これだけ聞くと非常に地味なモーションに思えるが、
- 頭部を突き刺して前方爆破(x3)
- 通常のそれに比べると突き刺してから若干突進のように前方に走りながら爆破してくるのが特徴。
厄介なのが、同じハンターを狙って1回ごとに軸合わせしてくる上に、
3回目の爆破は頭を薙ぎ払うように振って爆破が横範囲に生じること。
1、2回目の直線爆破を横に動いて回避している場合、
3回目も同じ感覚で避けるとまず爆破の餌食になり、
1、2回目の直線爆破を食らっていた場合は
起き上がる対処を間違うと起き攻めを食らう形となり乙しやすい。
3回目はできるだけ距離を取るように後ろに逃げた方が当たりにくい。
また、狙われてるハンターがあちこちに動いていると、軸合わせであちこち向き、
更に3回目は横に広い爆発を放つため他のハンターが巻き込まれやすい。
マルチではなるべく同じ方向で避け続けたいところ。
- 通常のそれに比べると突き刺してから若干突進のように前方に走りながら爆破してくるのが特徴。
- エリア全域爆破
- 全身の粘菌が活性化したままある程度時間が経つと、
咆哮と共にエリア全域に大量に粘菌を配置、爆破を2回行う。
威力が高く事故が起こりやすいため、スリンガー水流弾などで活性化を解除しておきたい。
- 全身の粘菌が活性化したままある程度時間が経つと、
- 拳を地面にこすりつけて爆破を直線状に飛ばす
- また、一部の粘菌爆破による攻撃で火属性やられを発症しているのも確認されている。
火属性やられによるスリップダメージが気になるなら、純粋な防御力以外に爆破耐性や火耐性にも
気を配る必要がある。
更に、後述するが最終局面ではクーラードリンクの効果が無い熱ダメージに対する対策も必要になるため、
耐熱の装衣を持って行った方が戦闘を有利に運べるだろう。
- かなりの巨体とはいえクラッチクローからのぶっとばしや傷つけにはしっかり対応。
他のモンスターと比べぶっとばしでかなり遠くまで進むため、高さのある頭にしがみつくことが出来れば、
ぶっとばしダウンの難易度は低い。
通常個体と同じ部位に加え後脚にもしがみつきが可能となっており、後脚へのダメージによる転倒も狙える。
頭部破壊でダウンがとれるのは通常個体と同じだが、こちらは前脚破壊時にもダウンが発生する。
全部破壊に成功すれば3回もダウンがとれるので上手く利用したいところ。
- またステータス面に関しては、同時実装の激昂したラージャンと同じく現時点ですでに歴戦個体に匹敵し、
怒り時の攻撃倍率は14.4という圧倒的な数値を誇る
流石に導きの通常歴戦個体には劣るものの、MR69に登場する通常歴戦個体の12.4をも上回る数値である。*6
ちなみに環境が違うため参考にはならないが、この数値は多くのプレイヤーにトラウマを与えた
「黒曜石は砕けない」に登場する通常個体の怒り時をも超える数値である。
体力も3万近くまで上昇しており、粘菌部位も相まって攻守ともに隙がないように感じるだろう。
ただし過去作と同様怒り状態でも動きが遅く、尾以外の肉質が通常個体よりも軟化、
更に怒り時は防御率が上昇するためダメージが非常に稼ぎやすい。
粘菌部位に至っては(近接であれば)上述のとおり更に軟化するため、
臆せず攻撃すれば意外と早く討伐まで持っていける。
また攻撃力に関しても、同アップデートで防具の強化上限が上がっているため
体力200ならば最高威力の頭突きでも半分減るか減らないかという程度までダメージを抑えられる。
最終エリア
- 猛り爆ぜるブラキディオスが、その真の力を発揮するのは瀕死手前まで陥った時。
猛り爆ぜるブラキディオスが導きの地の溶岩地帯の寝床であるエリア15に到達し、
かつ同エリア内にハンターの存在を確認すると、突然地面を無造作に殴り始め、粘菌を1点に集中させていく。
その後、最後の左パンチを叩き込んだと共に凄まじい規模の大爆発が起こり、
エリア15に繋がる三本の道が隆起した地面で塞がり、
特設リング闘技場のような逃げられないデスマッチ空間へと作り変えてしまう。
更に甲殻が真っ黒に変色し、頭部と腕から蒸気が吹き出す様相を呈するようになる。- この時から、身体の各部にわずかに残った粘菌は明滅するようになる。本種が討伐された後も
粘菌自体は死滅しない為、変わらずに明滅し続ける。 - ちなみに、ブラキディオスがエリア15に向かった後で、かつ同エリア内にハンターがいない場合、
この状態変化を起こすことなくエリア内をゆっくりとうろついて律儀にハンターを待っている。
ここにハンターが合流すると所定の位置まで移動し、そこでやや唐突に地面を殴り始めることになる。 - なお、PVの映像ではこの状態のブラキディオスが大きくフィーチャーされており、
従来とは違う姿に多くのハンターが驚かされた。
- この時から、身体の各部にわずかに残った粘菌は明滅するようになる。本種が討伐された後も
- この状況に至るとモドリ玉と罠が使用不可能になってしまう。
開発も言う通り、まさにブラキディオスかハンターどちらが勝つかのガチンコ勝負になる。
旧作では決戦場型フィールドである溶岩島に出現していた為、疑似的にそれを再現していると言える。
本種の紹介PVで流れていた粘菌が少ない真っ黒な姿やコーラスの入った新BGMは
このエリアでの形態変化後の仕様である。- 通路の塞がれた部分は外から来るとスロープのようになっており、これを駆け上がって中に入ることは可能。
システム的にはエリア境に一方通行の段差が設置されるという仕組みになっている。
この点も溶岩島のエリアインに近いものがある。
力尽きてキャンプに戻ってしまったらもう戦えないとはならないのでご安心を。- 一方通行状態になるエリア間通路は3つある内の両端2ヵ所のみであり、
真ん中にあたる通路はエリア封鎖と同時に進入も脱出も不可能な壁となってしまうので注意が必要。
- 一方通行状態になるエリア間通路は3つある内の両端2ヵ所のみであり、
- 特定のエリアに到達されると罠が使用不可能になるということで、その時点で過去作同様捕獲不能となる。
このエリアに向かう前段階は体力減少も止まるようなので捕獲は不可能。
このため、クエスト内容も狩猟ではなく討伐となっている。
モンスター図鑑では古龍種などと同じく捕獲数にハイフンが引かれているため、
システム面でも捕獲は設定されていないようである。 - 実装当初はオトモが痺れ虫かご設置の指令を受けて設置行動に入るまでのラグを利用して、
封鎖後の最終エリアに強引に罠を設置させる方法によって、無理やり捕獲すること自体は可能であった。
…まぁ、その方法で成功したとしても討伐がクエスト目的となっている為、
捕獲した時点でクエスト失敗になってしまう*7。
捕獲クエストで討伐してしまってはクエスト失敗になるのと同様、逆もまた然りという事なのであろう。
しかし、捕獲に成功した時点で生殺与奪は調査団の手にあるので一様に失敗扱いは釈然としないものである。
ちなみに、この方法で捕獲してもモンスター図鑑に捕獲数がカウントされることはない上に、
生態研究所前の捕獲モンスター安置スペースに猛り爆ぜるブラキディオスが運び込まれることもない*8。
しかし、狩猟数にはしっかりカウントされるので安心(?)してほしい。- これは不具合であったらしく、ver.14.00にて捕獲できないように修正されたとのこと。
- 通路の塞がれた部分は外から来るとスロープのようになっており、これを駆け上がって中に入ることは可能。
- 活発化による影響か、粘菌の性質が更に変化。
爆発しない代わりに、熱ダメージ無効を貫通するスリップダメージを発生させる程の熱を有するようになる。
これを通常の粘菌と同じ感覚でホイホイ設置してくる上に、
咆哮と共に広範囲に粘菌を設置するという新たな行動も解禁。
これにより気が付けば辺り一面粘菌だらけ、体力ゲージは真っ赤になっていることも多い。
一方で時間経過で爆発する心配が無くなるのに加え、
攻撃した部位から粘菌が零れ落ちてくる心配も一切無くなる。
その為、人によっては道中よりも最終エリアからの方が楽だった...なんて事も起こり得る。- また、この地形ダメージは無効化できないが、耐熱の装衣で軽減することは可能。
上述したように爆発のダメージもある程度抑えられる上(後述の大技にも有効)、
火属性やられや爆破やられも無効化できるので積極的に採用してみるといいだろう。
- また、この地形ダメージは無効化できないが、耐熱の装衣で軽減することは可能。
- 猛り爆ぜるブラキディオスの最大技も、臨界極まったこの状態で遂に解禁される。
前述の粘菌設置咆哮を放ってから暫くした後、通常とは異なる金属音が混ざった咆哮を放つやいなや、
エリアに設置された粘菌全てを大爆発させ一掃してしまう。
臨界を超えた粘菌が巻き起こす爆発は、通常よりも強力な粘菌に適応して無傷で操れる宿主たる
猛り爆ぜるブラキディオス自身をも巻き込んで傷を負わせてしまう程。
この大技を発動すると、代償としてそれまでにばら蒔かれた粘菌のスリップゾーンが全て消失するため、
どちらかと言うとこの大技はプレイヤーにとって最終エリアの戦闘に於ける「仕切り直し」という面が大きい。
この直後から改めてハンター側が大胆に立ち回る事が可能となるが、
猛り爆ぜるブラキディオスの方もまたすぐに粘菌をばら撒き直し、次の大技を放つ準備を整えてくる。
つまり最終エリアではこの「(各種通常行動)→粘菌設置咆哮→(各種通常行動)→爆破咆哮」というサイクルが
何度も繰り返されることになり、その度にこの大技を上手くいなせるかどうかが狩猟成功の鍵となる。- 金属音混じりの咆哮にはしっかりバインドボイスの判定があり、
これを粘菌の上で食らってしまうと次の爆発の被弾が確定してしまう。
また、この爆発は例の如くガード強化無しではガード不可。
そのため耳栓やガード強化で大技を直接対処するのが難しい場合は、
粘菌設置咆哮を確認した後の立ち回りにはより一層気を配る必要がある。
どうしても足場に余裕が無い場合は潔く緊急回避の準備に移るのも良いだろう。 - 実はこの粘菌、時間経過で爆発せずに消失するという性質を持つ。
普通に戦っていれば自然消滅する前に爆破されてしまうが、
睡眠させたり、乗り攻防を挟んでのダウン等で時間を稼げば爆破を挟まずに消すことも可能である。 - また、一見ド派手な技だが、最終強化前の防具でも十分余裕を持って耐える事が出来る。
爆破やられを発症している状態で被弾すると手痛いダメージだが、それでも即死する程の威力では無い。*9
ただ、流石に不動状態で複数の爆発に巻き込まれると
ひとたまりもないため、装衣の選択には注意。 - ちなみに、ブラキディオスに対してクラッチ傷付けを行っている場合、
爆発時にその傷が付いた部位の数の分だけ追加ダメージが入る。
主力ダメージになる程ではないが、それでも隙があれば狙って損はない。
- 金属音混じりの咆哮にはしっかりバインドボイスの判定があり、
裏設定 
- ニンテンドードリーム7月号にて、大轟竜と共に設定が公開された。
- 通常、砕竜と共生している粘菌は爆発と同時に胞子を撒き散らすのだが、
希に飛散後に発芽せず、休眠したまま地層に埋もれる粘菌が存在する。
これが地殻変動や噴火で地中に出現すると再び活動状態になるのだが、
長い休眠で蓄えたエネルギーにより強く活性化、凄まじい爆発力を生むのだと言う。
種のセックスアピールである「強さの誇示」に貪欲な砕竜が
それを見逃す訳もなく、溶岩島を訪れこの粘菌と接触。
そして見事爆発力に耐え抜き、共存に成功した個体こそがこの猛り爆ぜるブラキディオスなのだという。
この特殊個体が大柄な者ばかりなのもそれが関係しているようだ。- その特性上、この特殊な粘菌は溶岩島でしか繁殖出来ないらしい。
また粘菌を得る為に遠路遥々…ということはなく、
近場の個体が本能的に粘菌の差を感じ、溶岩島へ足を運んでいる程度とのこと。
- 粘菌を扱いきれなかった個体は逃げ出して通常の粘菌と共生するか、
最悪の場合、粘菌の爆発に耐え切れず自滅する。
危険な賭けだが、藤岡ディレクター曰く「困難を乗り越えてでも手に入れたい魅力的な粘菌」なのだそうだ。
- また甲殻が変色しているのは、活性化した粘菌がより高温になったせいで
甲殻がエメラルドのように変質しているからとのこと。
エメラルド(ベリル系ケイ酸塩鉱物)は大変な超高温・超高圧の環境でなければ生成されない宝石であり、
そのため超高圧によって宝石内部にヒビが生じることが多く、無傷な天然物は大変な貴重品であるほど。
猛り爆ぜるブラキディオスの纏う粘菌のとんでもないパワーが伺える。
新大陸の個体もやや見にくくはなったが、よく見ると甲殻の所々に緑色の光沢があることが伺える。
- その特性上、この特殊な粘菌は溶岩島でしか繁殖出来ないらしい。
- 新大陸に生息する個体の粘菌については、
何と大陸を隔てているにも関わらず溶岩島のものと同じ活性化状態を示しているという。
導きの地と溶岩島は環境が酷似しているらしく、そのルーツも同じである可能性があるようだ。- 最終エリアにおける褐色の姿は「粘菌変異活性状態」と呼ばれており、
地面に怒涛の勢いで粘菌を叩き込んでエリア全体に浸透させ、
灼熱という自身の有利な環境を作り、全力を以って外敵を排除する真の姿であるという。
これは導きの地の猛り爆ぜるブラキディオスのみが持つ特殊な習性であるらしく、
強力な外敵を溶岩地帯におけるテリトリーに誘い込んだ上で、
「死闘の地」と呼ばれる決戦の舞台へ閉じ込めて勝利を狙う、との事。
ブラキディオスにとってもダメージを負う危険な技だが、
手傷を負うことよりも宿敵に対する敵愾心と闘争本能が上回るのだろう。
- 咆哮による粘菌の爆発時は自らも反動のようにダメージを受けてしまう。
そのため、前述の「粘菌の爆発に耐えられるものが特殊個体になる」という設定は
一体どうなったのかと思われるかもしれない。
しかし、MHW:Iの設定資料集によれば、そもそも臨界極まるほど活性化した粘菌は
ブラキディオスにとっても好ましい状態ではないらしく、
そのままでは全身に多大な負担がかかる上、活性化し過ぎれば自傷の恐れがあるという。
これを避けるために全身の粘菌が活性化すると広範囲に撒き散らして排除しているとの事。
- 最終エリアにおける褐色の姿は「粘菌変異活性状態」と呼ばれており、
余談 
- ブラキディオスの特殊個体を作ろうとした際、亜種や希少種とはせず
ラージャンやイビルジョーのような、同種内の異常個体にしたかったらしい。
動きが鈍い点についても、
粘菌の仕様変化+移動が速いままとなるとストレスがたまるので、移動速度を抑えたようだ。
- 「Raging(レイジング)」とは「怒り狂う・激怒した」または「激しい痛み・激戦」と言った意味。
つまり日本語に略すと激昂したブラキディオス
自滅しかねないほど強烈な爆発力に耐え抜き、怒りと共に爆砕拳を振るうブラキディオスを的確に表した
ダブルミーニングである。
- 2021年現在最長である、12文字のモンスター名を持った最初の1体である。
後に悉くを殲ぼすネルギガンテや百竜ノ淵源ナルハタタヒメ、
奇しき赫耀のバルファルクと12文字モンスターが続々と登場している。
漢字の読みが合計で3文字なので、読みで言えばこの中では最短となる。
素材 
- 概要でも触れたが、核エネルギーや核兵器を強烈に意識した名称が散見される。
弾頭殻は「核弾頭」のもじり、炉心殻は原子炉に存在する「炉心」と「核」から取った造語と思われる。- MHW系列の素材の大半のフレーバーテキストは「汎用文」であるモノが多いが、
猛り爆ぜるブラキディオス固有素材に関しては、従来作品と同じフレーバーテキストとなっている。
- MHW系列の素材の大半のフレーバーテキストは「汎用文」であるモノが多いが、
- 臨界極まる粘菌
- 猛り爆ぜるブラキディオスを象徴する、極度に活性化した状態の爆発性粘菌。
元々は地殻変動などによって溶岩島の地下に埋まり、そのまま長らく休眠状態に入っていたもの。
その存在を嗅ぎ付けたブラキディオスに掘り起こされた事によって覚醒し、
休眠による膨大なエネルギーを蓄えたままブラキディオスの全身に纏わりついた。
ブラキディオスが渾身の一撃を放つ際に瞬時に活性化する性質を持ち、
その瞬間的な活性化の影響によって赤々と輝いており、爆発力が極まった状態にある。
あまりに強力すぎる爆発力故にブラキディオス本体にとっても危険とされる代物だが、
この粘菌を完全に我が物とし、さらにその影響によって本体も強化されたのが
「猛り爆ぜるブラキディオス」と呼ばれる個体の正体であるらしい。
- 砕竜の弾頭殻
- 活性化した粘菌を大量に保有する、猛り爆ぜるブラキディオスの頭殻。
それそのものが強力無比な破壊力を誇る弾頭と例えられており、
武具の素材としてはこれ以上とないほど最適な代物。
- 砕竜の撃滅拳
- 極限まで活性化した粘菌が残ったままの猛り爆ぜるブラキディオスの前脚。
殴りつけたものを即座に爆砕する暴力の塊。
その一撃の威力は大タル爆弾すらも比較にならない。
因みに部位破壊報酬でしか入手できず、破壊さえすれば100%入手できるというわけでもないため、
場合によっては「砕竜の天殻」や後述する「不滅の炉心殻」以上に確保に苦労する場合もある。
MHW:Iからは通常個体の剛鉄拳と同じく剥ぎ取りと通常報酬からも出るようになり、
左右それぞれの前脚で部位破壊報酬が発生する為、比較的入手が容易になった。
- 不壊の黒曜甲
- 通常個体のものと異なる性質を持つ猛り爆ぜるブラキディオスの黒曜甲。
限界を超えた爆破にも耐える最も安全な素材。
MHW:Iで初めて通常個体のものと区別されることになった。
なお、通常個体の黒曜甲はたとえ尻尾からも剥ぎ取れるとしても腕甲であるとされるが、
MHW:Iの猛り爆ぜるブラキディオスからは「甲」の字を含む素材はこれしか剥ぎ取れない為、
名前通り通常個体で言うところの黒曜甲にあたる腕甲なのか、
全身を覆う甲殻であるのかは不明。
そもそもMHW:Iでは通常個体の黒曜甲もどの部分の素材か書かれていない為、
そちらも腕甲の事を指しているのかさえ不明なのだが。
一応アイコンは甲殻のもので、
通常個体の黒曜甲のものとは異なっている。
- 不滅の炉心殻
- ブラキディオスが共生する粘菌と密接なかかわりを持つという特殊な部位。
ブラキディオスが命の危機に瀕した時、粘菌を爆発的に活性化させる。
ブラキディオスの生命線とも言える部位で、素材として扱えるほど状態の良いものは滅多に手に入らない。
猛り爆ぜるブラキディオス専用の素材の中でも最も希少性が高い、
すなわち「砕竜の天殻」をも上回る超希少素材である。
ただし「砕竜の撃滅拳」とは違って剥ぎ取りや落とし物、基本報酬にサブターゲット報酬等々、
入手経路自体は豊富。そう、入手経路は...
関連項目 
モンスター/ブラキディオス
モンスター/ブラキディオス/派生作品
モンハン用語/特殊個体
武器/ブラキ武器
防具/ブラキシリーズ - 猛り爆ぜるブラキディオスの防具「ブラキウムシリーズ」についての記述あり。
BGM/ブラキディオス戦闘BGM
システム/古文書
モンスター/渾沌に呻くゴア・マガラ - 同期かつメインモンスターの特殊個体。ただしこちらは生存競争に負けた個体。
モンスター/死を纏うヴァルハザク - 本種と同じく、通常個体とは異なる特殊な微生物を纏わり付け共生している特殊個体。*10