- 種族
- 造竜種
- 別名
- 護火竜(ごかりゅう)
- 英語表記
- Guardian Rathalos
- 登場作品
- MHWilds, MHWA
- 狩猟地
- 竜都の跡形, 雲居の遺跡群
目次
生態・特徴
- 古の時代に栄華を誇るも、およそ1,000年前に滅び去ったという古代文明。
その文明が有していた科学技術の髄を結集し、
何らかの目的のために特定のモンスターの姿や能力を模して生み出された人造生物《護竜》の一種。
本種は火竜リオレウスの力を宿しており、シルエットや基本的な能力は原種モンスターと酷似しているが、
生物としての性質や体色、一部の攻撃の特性などに通常とは明らかに異なる特徴が見られる。
ハンターズギルドではあくまで原種とは全く異なる生物として扱う方針を取っており、
種族も護竜の存在の確認と共に新設された「造竜種」に分類され、
《護火竜》という別名を用いて原種や他の護竜と区別して扱うこととしている。
- 護竜は共通してある地域に特定の条件下で生み出される「繭」から現れ、
「竜乳」という物質からエネルギーを摂取することで活動する。
エネルギーの吸収は体表から直接行うことが可能なので経口摂取する必要は無く、
充分にエネルギーを補給できる限り、疲労する様子を見せないばかりか半永久的に自然死しない。
しかし、上述した性質から「食事」や「繁殖」を必要としていないため、
本来生物にとって必須とも言えるはずの消化器官や生殖器官が著しく退化している。
また、活動のエネルギーを竜乳からしか得ることができないため、
実質的に竜乳が豊富に存在する地域を中心とした一定の範囲から外界へ移住することは不可能とされている。
以上のように護竜の性質は自然的な生物とは様々な点で大きく異なるが、
あくまでこの世に現存する一種の「生物」であることには違いなく、
その存在が明らかとなった現在では様々な議論や研究の対象として注目されている。
なお、「自然死しない」とは言ってもそれは絶対的な不死の存在というものではなく、
外傷を負えばその傷口からエネルギーが流出していき、限界以上のダメージを受ければ最終的には絶命に至る。
ただし、竜乳から大量のエネルギーを回収することで傷口ごとダメージを回復させる再生能力を有しており、
竜乳が豊富な環境下での護竜の制圧は通常の大型モンスターの狩猟以上に難しい。
- 本種は上空からの警備や索敵、迎撃などの目的で生み出された護竜と考えられており、
その役割を果たす上で最適な能力を持つモンスターとして選ばれたのがリオレウスであったと見られる。
リオレウスを象徴する火炎ブレスや飛行能力はほぼ完全に再現されており、
しかも護竜は竜乳からのエネルギー供給が絶たれない限りは疲労しないため、
状況によっては原種以上に執拗に敵を追い詰めることも可能となっている。
また、一部の攻撃には竜乳に特殊な反応を生じさせる効果を有しており、
一定量以上の竜乳が溜まった場所であれば、竜乳を結晶化させたり炸裂させたりといった特殊な攻撃も可能。
さらに竜乳の結晶は属性エネルギーに晒されるとそのエネルギーを増幅しつつ炸裂する性質があり、
これによって護竜リオレウスが放つ炎を利用した攻撃の脅威も増大している。
過去にリオレウスと交戦した経験があるハンターであっても、
護竜リオレウスとの戦闘ではまた異なる対応を求められる可能性が高い。
- 護竜リオレウスから得られる素材は竜乳のエネルギーの影響を強く受けているためか、
通常のリオレウスのものと比較して幾らか分厚く大振りに成長している場合が多い。
また、火の属性エネルギーと竜乳のエネルギーが入り混じることで凄まじい力を宿しており、
素材としての用途もより豊富になっているものもある。
しかし、その性質についてはまだまだ未知なる部分も多く見られ、
これらの素材を用いて生産された装備は使用者の心身に不可思議な影響を与えるとの噂もあり、
あらゆる方面から詳しい研究が続けられている。
概要
- MHWildsで登場した、古代文明によって造られたモンスターである護竜の一体。
火竜の力を宿しており、原種と同じく優れた飛行能力と強力な火炎ブレスを持つ。
姿形は原種と似ているが、竜乳の力を得た事で頭部、脚、翼が白く染まり、青白く明滅する筋が発生している。
人に造られた生命体であるという出自から、飛竜種ではなく新たなカテゴリである造竜種に分類される。- ちなみに、ムービーのタイトルでも「白き空の王者」と呼称されるが、
エネルギーが抜け、筋も消えた時の姿は原種のリオレウスに近い色合いをしている。
MHWAで追加された雲居の遺跡群にいる時が特にわかりやすく、
通常のリオレウスに所々白色が差すようなデザインとなっており、翼膜などは大部分が白く染まっている。
- ちなみに、ムービーのタイトルでも「白き空の王者」と呼称されるが、
- 護竜は竜都を守るために造られたモンスターであり、
警備兵としてふさわしい性質を持つものが原種として選ばれている。
リオレウスは高い飛行能力と強い縄張り意識を買われ、空からの哨戒役として選出されたものと考えられる。
MHWilds
- ストーリー中では護竜ドシャグマを倒した後、竜都の跡形を探索している時に遭遇。
鳥の隊一行は白の孤影による襲撃からナタを逃がした後、命からがら難を逃れ地下に隠れ住んでいたタシンと出会うが、
直後にリオレウスの咆哮が轟く。そして現れたのは、全身に青い光の筋を持つリオレウス[???]であった。
そのリオレウスはタシンに襲い掛からんとし、彼を救出する為にスリンガーで気を引き、戦闘となる。
- MHWilds発売前情報ではPV7より解禁され、姿だけ登場した。
青い筋を持つ異様な姿や「ハンター、あれは何だと思う?本当にリオレウスなの?」という台詞も相まって、
これまで務めてきたシリーズの顔としての役割とはまた違った、新たなリオレウスの登場として話題を呼んだ。
ちなみに今作の下位ストーリー中では原種が登場しないため、リオレウスの初登場は護竜の方ということになる。- 今作のストーリーの根幹を握る存在である造竜種の存在そのものを秘匿していたこともあり、
MHシリーズの顔でもあるリオレウスの存在は
初報のアナウンストレーラーと「通常と姿が異なるリオレウス」のみを公開して両者の違いが一切明かされず、
リオレウスは先行実機プレイが一切公開されないという異例の処置がとられていた。
- 今作のストーリーの根幹を握る存在である造竜種の存在そのものを秘匿していたこともあり、
- 今作のリオレウスは「咆哮」のアレンジが専用BGMとして当てがわれたが、
護竜リオレウスでは咆哮では無く竜都の跡形の汎用BGMが流れる。
ストーリーではこちらと先に遭遇する分、原種で専用BGMが流れる事も一種のサプライズであり、
発売前に原種問わずリオレウスの詳細が濁されていた理由はこれに因むものと言える。- 一方で、護竜リオレウスの登場ムービーでは「咆哮」のアレンジが使用されている。
上位から登場する原種リオレウスには専用ムービーが存在しないため、こちらに宛てがわれたのだろう。
- 一方で、護竜リオレウスの登場ムービーでは「咆哮」のアレンジが使用されている。
- 護竜ドシャグマや護竜アンジャナフ亜種などとは、同じ護竜であるが特に協力する事は無くお互い敵対している。
護竜アンジャナフ亜種と、護竜を獲物とするシーウーとは固有モーションの縄張り争いが存在する。- 護竜アンジャナフ亜種はMHW:Iにおいて双方の原種には存在しなかったものが追加されており
先制攻撃のキックで護竜アンジャナフ亜種を転倒させ、ブレスで焼き払った後、掴んで持ち上げてから叩き落とす。
- シーウーは最初はお互い通常の攻撃モーションで攻撃し合うだけだが、
シーウーの攻撃で護竜リオレウスが転倒すると、シーウーがすかさず丸呑みにしようと頭から包み込む。
護竜リオレウスは激しくもがき、最終的にシーウーを振り払って脱出する。
- 護竜アンジャナフ亜種はMHW:Iにおいて双方の原種には存在しなかったものが追加されており
- 竜都の跡形では、他の護竜と同様、最初は繭の中で蠢いている。
その繭は他のものと比べても巨大で、流石空の王者を基としているだけあって威圧感を与える。
その中から羊水と思わしき液体と一緒に生まれ落ちてくる、悍ましくもどこか美しいリオレウスの姿は必見。
戦闘能力
- 原種となっているリオレウスに近い動きをするが、
他の護竜達と同じく、竜乳のエネルギーを利用した攻撃を多く持っている。
護竜リオレウスは脚からエネルギーを解放する事が多く、
踏みつけ攻撃などが地面にある竜乳が溜まっている場所に当たると反応し、遅れて白い爆発が発生する。- また、爆発した後は白い結晶がその場に残される。
これは外部からの属性エネルギーに反応して同じ属性の爆発を起こす性質を持っている。
護竜リオレウスもそれを理解しているのか、結晶を作った直後にブレスで爆発させる事が多い。
- 大技として白い光を発しながら視界外にまで空高く飛んだ後、
狙ったハンターの真上から一気に急降下して爪を叩きつける攻撃を持つ。
この攻撃の後にも爆発が発生するが、脚が弱点となり集中弱点攻撃を叩き込むチャンスになる。
また、予備動作がわかりやすいので相殺が可能な武器は狙ってみるも良し。
- また、爆発した後は白い結晶がその場に残される。
- 護竜達に共通する特徴として、竜乳のみをエネルギーとする故に疲労状態にならない。
また、傷を付けても時間経過で傷口が再生してしまう。
ただ、傷口破壊を繰り返すとエネルギーが漏れ出し、
最終的に大ダウンと同時にエネルギーを大きく失い、エネルギーを使った攻撃ができなくなるなど弱体化させられる。
この状態になってからしばらく経つと、竜乳が多く溜まっているエリアに移動して
地面から竜乳を大量に吸収して力を復活させようとする。
この間はアーマー状態であるものの、隙だらけなので大技を叩き込んでやろう。
- 原種リオレウスと比較すると、踏みつけ攻撃をよく行うので空中から降りてくる頻度がやや高め。
また、空中から振り上げるように直線上の火炎放射を放つ攻撃を使わなくなっていたりと
空中からの攻撃が一部削られており、多少地上戦寄りのリオレウスとなっている。
飛行頻度が低いと言う訳ではなく、竜乳の爆発を起こしながら目まぐるしく空中と地上を行き来するので
翻弄されないように立ち回ろう。
- 弱点は龍属性、ということで竜乳結晶にスリンガー滅龍弾を当てると発生する爆発に巻き込むとダウンさせられる。
チャンスがあれば狙ってみるのもいいだろう。
武具
- 護竜リオレウスから作られる武器は原種の武器に白色を混ぜたようなデザイン。
一見するとリオレウス希少種の武器のようでもある。
属性は同じく火属性で、原種武器よりやや属性値は劣るが攻撃力と会心率が少し高く、
装備スキルでは共通して会心撃【属性】、加えて近接武器は達人芸、ガンナーは弾導強化が発動する。
- 防具は原種の防具の一部が青白く発光するようなデザインとなっている。
今作では重くなった弱点特効のほか、下位装備では威嚇が発生する。
上位装備でも同様だが、風圧耐性に加えαでは環境利用の知識が追加されている。
余談
- 概要で前述した通り、本種はリオレウスの高い飛行能力と縄張り意識を買われ作られたと考えられているが、
リオレウスにはそれ以外にも高い適応能力と繁殖能力が生物種としての長所として挙げられている。
しかし護竜には食事する必要性と繁殖器官が人工的に取り除かれているためせっかくの繁殖能力を活用できず、
更に竜乳以外からエネルギーを摂取することができないので竜都(の跡形)でしか活動できず、新天地に適応する能力も皆無。
そのため本種はリオレウス種の長所を活用できている所と逆に殺している所がある、
良くも悪くも人工的な一面が強調された護竜として描かれている。
- 従来作と同様、本作でもモンスターを一定数以上狩猟すると称号を入手できるのだが、
本種の場合40頭狩猟した際は「いつわり」、50頭狩猟した際は「僭王」と、
通常のリオレウスとは決定的に異なる存在であることを容赦なく示す内容になっている。- ちなみに僭王とは、王となり得る身分を持たない者が君主となる事を指す。
恐らく自然より生まれ出た空の王者ではない、造られた王であるという事からの称号なのであろう。
ただ、今作における造竜種はあくまで一生物として扱われていることも鑑みると、
悪口というよりは、現実世界で言う〇〇モドキ的なネーミングを意識しての文言の可能性もある。
なお、過去には武器名として使われている。
- ちなみに僭王とは、王となり得る身分を持たない者が君主となる事を指す。
- PV7で登場した際には、白っぽい体色で体表に青白い光の筋が見えるリオレウスという点から
ゼルレウスの存在を思い起こしたユーザーも多く、
Twitterでは「ゼルレウス」がトレンド入りするなど大きな反響を呼んだ。
ただし後から見返してみると、ゼルレウスとは一致する要素がありつつも
ほぼ別物だと実感したユーザーもまた多かったようだ。- もっとも、近年のメインシリーズではMHFからの輸入が盛んに行われており、
護竜リオレウスもゼルレウスの存在を意識してデザインされた可能性は十分考えられるだろう。
- 一方、別の理由で破滅レウスを思い起こしたというユーザーもいる。
しかし“Guardian”を冠するリオレウスという意味では、同じくMHST2で護りレウスを思い起こすところもある。
確かにMHST2も通常個体は下位のストーリーでは戦闘にならず、
終盤で黒幕に奪われて戦う際の破滅レウスがその例外といえば、そうかもしれないが。
実際、英語ロケールにおける護りレウスの表記は“Guardian Ratha”で、
まるで本種が隻眼のリオレウスのような固有名を貰ったかのようである。
- もっとも、近年のメインシリーズではMHFからの輸入が盛んに行われており、
- 護竜リオレウスという名前から、プレイヤーからは「まもレウス」という妙に語呂の良い渾名で呼ばれたりもする。
素材
- 護火竜の鱗
- 護竜リオレウスの鱗。
一枚一枚がエネルギーの影響を受けて大ぶりに発達している。
上質なものは「上鱗」と呼ばれ、蓄えられたエネルギーが、灼熱となって溢れるほどに満ちている。
- 護火竜の甲殻
- 護竜リオレウスの甲殻。
エネルギーで激しさを増した炎の熱を、今もなお内に宿している。
上質なものは「堅殻」と呼ばれ、いかなる業火にさらされようと一切変質しない程高い耐久性を誇る。
- 護火竜の翼膜
- 護竜リオレウスの翼膜。
エネルギーの影響で分厚く発達し、飛行能力の向上を補助している。
上位個体からは「翼」が入手できる。
文様の一筋一筋にエネルギーが行き渡り、暴風を生み出す元となっているという。
- 護火竜の尻尾
- 護竜リオレウスの尻尾。
エネルギーの影響で更に発達しており、素材としての用途も豊富。
- 護火竜の逆鱗
- 護竜リオレウスの逆鱗。
エネルギーと灼熱の力が交わり、禁忌の炎が込められた素材。
- 護火竜の紅玉
- 護竜リオレウスの体内で生成される希少な玉石。
灼熱の業火を思いのままに操る力があるという。- 紅玉という名ではあるが、アイコンの色は綺麗な真っ白。
前例として蒼火竜や銀火竜の紅玉もアイコン上は紅色ではないが、
本種の場合は同じ白色である竜乳の影響なのだろうか。- さぞかし綺麗な宝石なのだろうが、残念ながらアイコンぐらいでしか見た目の情報は無い。
もしかしたら原種の物と区別させるために白色のアイコンが使われており、
実際は名に恥じぬ紅色なのかもしれない。
- さぞかし綺麗な宝石なのだろうが、残念ながらアイコンぐらいでしか見た目の情報は無い。
- 紅玉という名ではあるが、アイコンの色は綺麗な真っ白。
関連項目
モンスター/造竜種
システム/護竜
モンスター/リオレウス - 原型となったモンスター
武器/火竜武器
モンスター/ゼルレウス - 純白の身体から蒼白の光を放つリオレウスの新種。「白き蒼空の王」とも称されている。