モンスター/鎧裂ショウグンギザミ

Last-modified: 2024-03-20 (水) 20:12:36
種族
甲殻種(十脚目 短尾下目 鎌蟹上科 ギザミ科)
二つ名
鎧裂(よろいざき)
英語表記
Rustrazor Ceanataur
危険度
MHXX:★5
登場作品
MHXX
狩猟地
火山, 沼地, 遺群嶺, 溶岩島

目次

生態・特徴

異様な形状の爪を携えた、鎌蟹ショウグンギザミの特殊な個体。
ショウグンギザミ最大の武器である鎌状の爪は一般的な個体を上回る殺傷能力を有し、
必殺の一閃はあらゆるものを両断すると言われている。
狩人の身を守る鎧も意味を成さないことから≪鎧裂≫の二つ名で恐れられている。
並のショウグンギザミを上回る脅威と化した理由は、背中に纏うヤドにある。
ショウグンギザミは背面にある急所を守るために巨大な貝やモンスターの頭骨を背負うが、
鎧裂と呼ばれる個体はヤドにした頭骨についての理解が他個体より進化しているらしく、
生前にそのモンスターが用いていた戦法に沿った行動を多用する。
そして、鎧裂ショウグンギザミは斬竜ディノバルドの頭骨も積極的にヤドとして活用する
ディノバルドは「自らの尻尾にある刃に噛み付き、牙を用いて研ぎ澄ます」生態を有するが、
鎧裂ショウグンギザミもこれに倣い、頭骨に残る牙を使い鎌を研ぐ行動を取る。
研磨の果てに、その刃は虹のような光沢を放つほど研ぎ澄まされ、
ただでさえ脅威であった鎌が恐るべき殺傷能力を獲得するに至ったという。
更に、斬竜のように頭骨に鎌を噛ませた後、必殺の一閃を放ってくることもある。
切れ味の鋭い鎌は狩人に容易く裂傷を負わせ、致命傷に至ることも多い。
このようにディノバルドの頭骨を使って鎌を強化する生態を持つのは、
幼体の頃から毒腺が未発達の個体が鎌だけを武器に戦ってきたため、
それをより強化できるようなヤドを選ぶようになったのが理由であるとされている。
また、ディノバルドだけでなくグラビモスの頭骨をヤドとした際にも、
通常個体と比べ水流を多用する傾向がみられ、この個体の大きな特色となっている。
一般的なショウグンギザミには見られない生態として、
外敵との戦闘の最中に背負っているヤドを別のヤドに挿げ替えることがある。
これにより得意とする戦法を切り替えるなど、鎧裂の知性を窺わせる行動である。
外見面での特徴はやはり異様な形状を有する鎌状の爪であり、
通常個体とは異なり、展開中に上部となる部分にブレード状の突起が増えている。
これだけでも十分な殺傷能力があるのか、ヤドによっては爪を展開しない。
爪を展開した際に露わになる刃は一般的な個体と形状が異なり、
さらに先端側になるにつれてやや紫がかった色味になっている。
一般的な個体では細かった脚部も、鎧裂の場合はやや膨らんだ太い形状になっている。
また、脚部にある突起が鎧裂ショウグンギザミ本体の方へと反り返っている。
鎧裂ショウグンギザミの姿を一番変貌させるディノバルドの頭骨は、
大部分が白骨化しつつあるものの、口周りは生前の紺色のままであり、
刃を研ぐために必要な牙も生え揃っているなど用途に十分な強度が残っているようだ。
通常種を遥かに上回る圧倒的な戦闘力から、ハンターズギルドではこの個体について特別措置を設けており、
ギルドから特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。

概要

  • 鎌蟹ショウグンギザミの"二つ名持ちモンスター"。MHXXにて初登場した。
    二つ名は鎧裂(よろいざき)。
    • MHXXから新規追加された二つ名持ちであり、G級でのみ登場する。
      同じく非メインモンスターから二つ名持ちに抜擢された朧隠ホロロホルルと同時期に公開、
      MHXXプロモーション映像第三弾にて動く姿が初めて披露された。
    • MHXX公式サイトや各種媒体では斬鉄鎌という異名で紹介されている。
      どこぞの斬鉄剣同様、その斬れ味を讃えた端的な煽り文句と言えよう。
      シンプル過ぎてMHFの雷豪斬鉄鎌など他作品と被っているのは内緒。
    • ある意味、
      近縁種でもあるダイミョウザザミの二つ名個体「矛砕」と対を成し遂げているモンスターでもある。
      矛砕ダイミョウザザミが、あらゆる矛(武器)を異常なまでの防御力で防ぎなら、
      鎧裂ショウグンギザミは、あらゆる鎧(防具)を異常なまでの攻撃力で攻めと一対を成す。
      それはまさしく「」の具現化でもある。
      この2体の装備もスキル構成に対極性があるが、発動スキルは
      それぞれの二つ名のイメージとは真逆のものとなっている
      (矛砕の装備は業物窮地など武器の攻撃性を上げる構成、
      鎧裂の装備はガ強ガ性納刀などガードや生存性を上げる構成、となっている)。
  • 主な紹介画像では前作メインモンスターのディノバルドの頭骨を背負っている
    このディノバルドの頭骨を用いることで鎧裂はご自慢の鎌を研ぎ澄まし
    その研磨の果てに二つ名を持つに至るほどの変貌を遂げてしまったようだ。
    爪を展開した際にはその特異な形状が嫌でも目に入ってくる。
    • ディノバルドといえば前作ラスボスが亡骸の尻尾などを攻撃に利用している。
      死してなお使われ続けると考えると色々不憫さは否めないが、
      骨と化しても素材としての魅力は失せないのかもしれない。そしてさらにハンターの装備の素材にされる。
    • 鎧裂は通常個体と同様、グラビモスの頭骨なども纏う。
      むしろクエスト開始直後はグラビモスの頭骨を背負っている場面を見掛けるだろう。
      他の二つ名モンスターにも言えるが、初見ではサイズと色以外に通常個体からの変化が分かりにくくなっている。
      その反面中身はまるで別物になっているが
  • 同じ甲殻種二つ名持ちモンスターである矛砕ダイミョウザザミに倣ったのか、
    爪に特徴がある、強力なボディプレスを用いる、大きな個体が出やすいなど類似点がある。
    • エリアルスタイルの場合、矛砕ダイミョウザザミと同様にかなり胴体を踏み辛い。
      胴部分下部に突き出ているトゲのようなものが下がった瞬間以外は踏みつけるのが困難なうえ、
      踏み付けに失敗した後の着地転がりでも、胴体部分をすり抜けられない。
      どういう訳か何も無い空間に見えないストッパーが設置されているかのように移動を止められる。
      かなりの亜空間ボディである。
  • 特殊許可クエストはG★2「鎌蟹の狩猟をさせてやるぜ!」か「切り裂かれた誇り」クリアにて追加。
    最初は「鎧裂捕獲依頼G1」となるが、元々があまりタフなモンスターではないため、
    他の二つ名持ちモンスターの感覚でうっかり討伐しないように注意が必要となる。
  • 通常個体と異なり、その爪は初期状態では錆びた様に茶色くなっており
    並の斬れ味では文字通り歯が立たない。理由は後述。
  • 詳細は後述の通りだが、通常個体とは大きく立ち回りが変わっており、
    攻撃パターンのほとんどが刷新されたように感じるハンターも少なくない。
    ざっくりいうと通常個体は怒涛の手数で攻めてくるタイプだったのに対し、
    こちらは隙の多い大技で攻めてくるタイプ
    ジンオウガやタマミツネのような、所謂ターン制と言われるモンスターに仕上がっている。
    従来の二つ名モンスター達とは異なり、
    ゲリョスに対するイャンガルルガダイミョウザザミとショウグンギザミ
    関係のように、「近縁種の別モンスター」に近い調整となっている。
    • その関係上、手数で攻めてくるタイプのモンスターを苦手とするハンターにとっては、
      二つ名の方が断然狩りやすいと感じることも多いとか。
      特に怒り状態の通常個体に苦手意識を持つハンターは、通常素材が欲しい場合でも、
      鎧裂から剥ぎ取れる(または基本報酬で出る)素材は鎧裂で済ませようとすることもあるようだ。
    • 特にターボカニこと上位獰猛化個体とは手数の差が歴然であり、
      前作でターボカニに苦渋を舐めさせられたハンターからはそういう評が散見される。
      とは言え一撃の威力が高くなった分、危険な攻撃そのものは増えているので油断はできないが。
    • 足踏みでの削りダメージもなく、軸合わせも予備動作もない攻撃は1つしかない。
      慣れれば剣士でも猫火事場状態で結構戦えたりする。
  • 属性弱点は相変わらず雷。
    やや通りにくくなっているが頭以外は通常個体とそこまで変わらない。
    火属性も爪には通りにくくなっている以外は通常個体と大差ない。
    物理肉質は基本的には通常個体準拠だがやや特殊である。詳しくは後述。

戦闘能力

ヤドによる変化

  • 鎧裂ショウグンギザミの大きな特徴として、纏うヤドによって戦法が変わる点がある。
    そして、戦闘中に未破壊のヤドを別のヤドに付け替えるという特性も獲得。
    これによって戦法を切り替えるという頭脳派な一面を覗かせている。
    • ヤドの切り替えの際は地面に潜り、その後すぐに潜った地点から現れる。
      戦闘中に潜った場合はヤドの換装である事が多いが、潜行攻撃の場合もあるので棒立ちして待機は厳禁。
      また、ヤドを付け替えて地上に出てくる際も頭部付近に攻撃判定があるため、
      出てくるタイミングに合わせて攻撃する際は注意。
    • 詳しくは後述するが、破壊するヤドによって部位破壊報酬が変化すると言う性質があり、
      更に厄介な事にヤドを付け替える度に耐久値が回復すると言う特性も併せ持っている。
      しかし両形態とも通常個体と比較して足のダウン値がかなり低く、
      ソロでも集中的に狙えば結構な回数のダウンがとれるため、
      ヤドを破壊する際は積極的に狙いたい。

グラビモスの頭骨

  • ショウグンギザミ通常個体と同じく、グラビモス(通常種)の頭骨を纏う。
    この状態では爪による攻撃はほとんど行わず、ハンターから距離を取り水ブレスを積極的に当てにくる。
    そのため鎧裂が背中のヤドをこちらに向けている時間が多く、
    グラビモスの生首から足が生えて動き回ってるように見えて生理的に受け付けない人も居る模様。
    このブレスは
    • 小さい予備動作の後、真後ろに真っすぐ発射
    • おおよそ120°ほどの範囲を薙ぎ払う
    • 狙ったハンターの方に頭殻を向けて水を溜めた後、もう一度軸合わせして縦に振り下ろすように発射
    のようにいくつかのパターンがあるが、いずれもクリティカル距離で戦うガンナーに直撃するので
    グラビモス頭骨状態は対ガンナー形態と言えるかもしれない。
  • 鎧裂のサイズがやや大きく、ブレスの判定が厳密なため勝手に頭上を通過していくことも多い。
    近接なら薙ぎ払いブレスは基本的に当たらず、直線ブレスがガンナーに当たらないことすらある。
    また薙ぎ払いブレスは右回り左回りどちらもあるが、
    攻撃する方に顔が向くのでしっかり確認しておけば対処しやすくなる。
    溜めブレスは縦の動きも入るため横に逃げないと必ずヒットする上に1回バウンドする(=2回振り下ろす)ため
    下手に回避すると他人を狙ったブレスの2回目の振り下ろしに直撃してしまう。
    いずれにしろ頭殻の向いている方向にしか飛ばないのでよく見て対応しよう。
    • 余談だが、チャージ水ブレスを放った直後には反動のためかブレスが若干残ったまま
      頭殻が上に跳ね上がりきれいな虹が見えることがある
      このビームの正体(尿)←自主規制を考えるとあまり意識したくない要素ではある。
  • 通常個体で苦しめられた事があるであろうあのバンザイ突進は、
    かなり露骨な後退+軸合わせから行われるため脅威度は低くなった…かに見える。
    が、通常個体とは異なり威嚇に繋げることは無く、通り過ぎた後はまず確定に近い頻度でブレスを発射してくる。
    このため回復などの硬直が長い行動を行うとブレスが直撃するという初見殺し化が成されている。
    • ブシドースタイルのジャスト回避からのダッシュ攻撃やパワーリロード等も思いっきり刺さってしまう。
  • また、グラビモスの頭骨を纏っている間怒り状態になっても爪展開が見られない
    もっとも、この状態でもたまに近接攻撃も行うため接近しているからと言って安心できるわけではないが。
  • グラビモスの頭殻を背負っている時は、後脚(頭殻に近い方の二本の脚)の肉質が若干ながら柔らかくなる。
    後述するディノバルドの頭殻と比較して重く、脚に負荷がかかるので、筋肉が張っているのが原因であろうか。

ディノバルドの頭骨

  • 「鎧裂」の二つ名の由来である斬竜ディノバルドの頭骨を纏う。
    この時には通常形態でも爪を展開し、爪の異形さを惜しみなく披露してくる。
    また、他のヤドから切り替えた直後にはヤドで鎌を研ぐ行動を行うことも多い。
  • グラビモスのヤドと同じく口があるヤドではあるものの、水ブレスは使わない。
    代わりに伸びた鎌のリーチでしつこいくらいに斬撃を行ってくる元からとか言ってはいけない。
    斬撃を受けると裂傷状態に陥ることもあり、鎧裂の攻撃範囲も合わさってかなり危険である。
    • この状態では軽くバンザイした後、前進しながら左右の鎌を交互に突き立てる攻撃をしばしば行う。
      後ずさりで距離調整することもあれば、その場で行うこともある。また、左右どちらの爪からも使用する。
      回数は左右1回ずつで1セット。ただし、2セット連続で行うこともあるので、
      ガードやイナシで受けるよりはバンザイしている間にさっさと横に回り込んでしまった方が良い。
      終了時には地面に鎌が突き刺さって隙が生じるため、モーション自体の隙が大きいのもあり
      攻撃をしのぎ切れれば絶好の反撃チャンスとなる。
      特に爪を破壊したい場合はこれ以上はない絶好のチャンス。
    • ほか、90度ほど振り向きながら斬る新モーションがある。
      地味だが前触れなく使用し前方を広くカバーするため、何かしらの技後の隙を狙う時は注意。
    • 爪を研ぐ動作を行うためか、ショウグンギザミのG級行動である飛び掛かりもこの頭骨時に多用する。
      バンザイ突進は殆ど行わず、離れたハンターに対しては飛び掛かりか左右爪突き立てを狙ってくることが多い。
  • 鎧裂一番の大技は、この新たに背負ったヤドであるディノバルドの大技を模倣した鎌による居合術である。
    あちらが「自らの尻尾を喰らい力を溜め、一気に解き放った勢いで周囲を一掃する」のに対し、
    こちらは「ヤドに研磨した鎌の片方を噛ませ、一気に振り抜く勢いで周囲を切り裂く」と言った内容。
    被弾すると裂傷に加えて防御力ダウンまで発生する本家より攻撃性が高いとか言ってはいけない。
    二つ名の文字通り「鎧ごと斬り裂かれている」ということだろう。
    この防御力ダウンは他のモンスターの防御力ダウンと同じく忍耐の種で回復できる。
    こいつらにも言えることだが、体の硬化で鎧の損傷が修復されるのはどういうことなのだろうか…?
    なおガードで裂傷を防ぐことは可能だが、ガード強化を発動しないと防御ダウン状態になってしまう。
    ブレス系攻撃への対処にもなるので、ランスなどの武器種はガード強化を発動するのも有効。
    • ただし、ガード性能+2をつけたランス等でも削りダメージは受けてしまう。
      それらの武器でも納刀して緊急回避した方が安全性は高い。
    • さらにオリジナルと異なり力を溜めている間も軸合わせを行い、
      3回目の軸合わせの直後に繰り出すため横に回り込むように回避していると食らいやすい。
      タイミングも微妙に掴みにくいが、ディノバルドの物よりも踏み込みが浅くリーチも鎌の分しかないので、
      離れてしまえば問題ない。
    • ちなみに、オリジナルと同様に鏡花の構えやガードレイジなどの狩技で防ぐ事が可能。
      上手くカウンターを当てればそのまま爪を破壊しダウンさせる事も可能。
    • 余談だが、この攻撃は向きに関係なく、たとえ鎧裂に背を向けていてもガード可能。
  • 頭骨の主である斬竜の尻尾と鎌蟹の爪では性質が異なるためか、鎌を研磨すると赤熱化はしないものの
    爪全体の肉質が軟化し、この状態でのみ爪の部位破壊が可能となる。
    しかし時間が経過すると斬竜の尻尾のように錆び付き肉質が元通り固くなってしまう
    先述した"爪が初期状態では錆びている"というのは、恐らくその爪を練磨し続けたからであると考えられる。
    ディノバルドの頭殻にある牙の性質が起因しているのであろうか?
    • 爪の破壊に成功すると、大きくダウンする。このダウンそのものが非常に長いだけでなく、
      破壊できれば当然ディノバルドの頭殻を背負っている間のリーチを大きく減らすことにも繋がるため、
      積極的に狙っていきたい。
    • ただしディノバルドの尾と比べると研磨してから柔らかくなっている時間は非常に短いようで、
      だいたい一分足らずでまた硬化して破壊不可能な状態に戻っていたりする。
      なのでソロならともかくパーティだと両鎌を壊す前に倒してしまうケースも少なくない。
      まあ重竜頭殻を集める過程で腐る程集まるので、無理に破壊することも無いが。
    • ちなみに、通常のギザミの爪破壊報酬を得る条件が「両爪の耐久値を1回ずつ0」だったのに対し、
      鎧裂は「どちらか片爪の耐久値を2回0」に変更されている。
  • この特性上、グラビ頭骨とディノバルド頭骨で極端に相性が変わる武器種も多い。
    • 例えばガンナーの場合は即死級の攻撃が次々に飛んでくるグラビモードは立ち回りがシビアだが、
      ディノバルドモードでは距離を取るだけで大半の攻撃をいなせるためほぼボーナスタイム。
    • 一方でほとんどの近接武器はグラビモードのときに懐に潜り込めば叩き放題になるのに対し、
      ディノバルドモードでは怒涛の連続攻撃に晒される事になる。
    • ただし足の遅い近接武器種はグラビモードでは距離を離されて攻撃チャンスが減ってしまい、
      ディノバルドモードでは連続攻撃こそ辛いがあっちから近づいてきてくれるので楽、なんてこともある。
    などなど。
    これらを把握し、モードに合わせて戦い方を変えるとかなり楽に戦えるだろう。

超特殊許可クエスト

  • 超特殊許可クエストでは何故か矛砕と並んで体力が低いため、難易度が高いという評判は少なめ。
    普通に戦う場合はガンナーでブレスに当たるとほぼ一撃で力尽きるので注意が必要だが、
    執拗に距離を詰めて出が早い攻撃でチマチマ削ってくる鬱陶しさがなく、
    ディノバルド形態では大技の分隙が増えているので通常個体より戦いやすいという評価もある。
    罠が無い分グラビモス形態時にヤド破壊を済ませるのは意識しない限り難しいが、
    2個1枠で報酬として出るので面倒な連続クエストよりもこちらで集める人もそれなりに存在する。
    • 剣士パーティでも、大回転やビームに気をつけて脚を狙って転ばせれば、
      一気にラッシュをかけることができるため、やはり難易度は低い。
      ただしリーチの低い武器だと堅めの肉質を長時間斬らねばならず、タフなモンスターに感じることも。
  • 作成できる武器は優秀な物が多く、特に剣士武器は独自の性能により人気のものが多い。
    防具もジャストガード以外のガードを主体とする場合はすこぶる快適である。
    それらに使うセミレア素材のような位置付けの鎧裂の重竜頭殻(後述)が確率とはいえ報酬で出る上に、
    慣れたプレイヤーが集まると野良でも5分以内で終わる事もザラなことから
    この目的目当てで来るプレイヤーもおり埋まる時はあっという間に埋まる事も。
  • 前述の通り体力が低めで、行動パターンも読みやすくソロでも比較的簡単に倒すことができるので、
    待つことが嫌ならソロで挑むのも有りだろう。
  • ここまで読んで『鎧裂は弱い』と思った貴方、それは大きな間違いである。
    あくまで『超特殊許可クエストの中では比較的』倒しやすいのであって、
    矛砕と同様、前評判だけ聞いて生半可な腕と装備で挑めば瞬時に斬殺される強敵となっているので要注意。
    • チャージ水ブレスは、ガンナーの防御力で被弾すれば基本的に即死。
      それどころかノーモーションの直線ブレスでもほぼ即死する。
      軸合わせをしながら連射することもあるため、不用意に足を止めるのはかなり危険。
      ならば防御力の高い剣士なら大丈夫だろうと下手に接近戦を挑もうものなら、
      怒涛の手数はそのままに防御力900代の体力を5割近く奪い取る連続突き刺しの一発一発が猛威を振るう。
    • 必殺技の大回転に至っては、モーション値の高さと追加効果の裂傷と防御力ダウンの厄介さも相まって、
      喰らった瞬間キャンプ送りが確定するものと思ってもいい。
      大回転斬りによる事故を防ぐため、根性を発動させるのも一つの手だが、
      ショウグンギザミの攻撃は一撃の重さよりも手数でダメージを稼ぐものが多いため、
      根性を発動させた時に限ってまるで分かっているかのように大技を繰り出さず、
      逆に超特殊許可の補正でシャレにならない威力に化けた小技の2撃、3撃で削り殺される事態に陥ることも多い。
      というより、剣士の防御力で鎧裂ショウグンギザミの攻撃技の中で根性が有効に機能するのは、
      特に攻撃値の高い溜め水ブレスと大回転攻撃、跳びかかりぐらいなので、
      根性を発動させるよりは裂傷対策や水耐性を高めたほうが生存率は上がるだろう。
    • 両形態共に大技は見切りやすいが従来からある小技は(高威力のくせに)相変わらず対処し辛く、
      超特殊許可のセオリーである体力を高水域に保っての戦闘がやりづらい。
      手数自体は獰猛化等と比較すれば落ちてはいるので、回復タイミングは見誤らないようにしたいところ。
  • また、討伐の難度とは裏腹に全部位破壊報酬獲得の難度全二つ名の中でぶっちぎりの高さと言っても過言でもない。
    特にヤドをグラビモス・ディノバルド両方破壊する難度は宝纏の尻尾や紅兜の頭髪ですら鼻で笑えるほど。
    超特殊許可クエストの仕様と鎧裂というモンスター独自の仕様が合わさる事により、
    他の追随を許さない極悪な難しさになってしまったのである。
    • まず1つ目に破壊出来る部位の条件。
      爪はヤドがディノバルドの頭骨の状態で、尚且つ爪研ぎで青く染まっている時にしか破壊できない。
      爪を研いでくれるかどうかは完全に鎧裂の気分次第であり、
      位置が下がる突き刺し系の攻撃を誘発する手間もかかる。
      一方のヤドは肉質が固い上に怯み値が非常に高い。
      鎧裂がヤドをすげ替える頻度が妙に早いのもあり、
      乗りや状態異常を駆使して動きを止め、ありったけの火力で集中攻撃を叩き込んでも、
      敢えなく地中に潜られてしまいせっかくの努力が水泡に帰すことも多い。
    • 2つ目はクエスト補正。
      超特殊許可クエストの例に漏れずサイズは最大金冠固定のため、
      ただでさえ高い所にある爪は元より足が長いせいでヤドの位置も一回り高くなり、
      通常個体には当たってた攻撃が思いの外スカることが少なくない。
      また、体力は20250と超特殊の中では低めになっているが怯み倍率は4.25倍とトップクラス。
      この相反する低体力・高部位耐久値により部位破壊がしにくいったらありゃしない。
      超特殊許可の超火力もここで本領を発揮。
      一撃一撃が重い超特殊許可では、常に体力を満タン近くまで保っておく必要があるため、
      何か喰らう度に回復に時間を割かれることになり、こちらが攻撃できる時間を大きく消耗してしまう
    • 3つ目に鎧裂ショウグンギザミの行動パターン。
      グラビヤド状態の鎧裂は、とにかく水ブレスをぶち当てようとこちらから距離を取ろうとする。
      また、回転水ブレスやディノヤドと違って確定威嚇が無いことからヤドを安定して狙えるチャンスが少なく、
      グラビヤドの肉質の固さもあって部位破壊は困難を極める。
      一方でディノヤド状態の鎧裂は、展開した爪でこちらを切り刻むべく執拗に正面を向いて襲ってくる。
      必然的にディノヤドを破壊するためにわざわざ周り込みを強いられるハメになり、
      攻撃できる時間のロスに繋がる。ディノヤドの肉質はグラビヤドよりは柔らかく、
      加えて爪を突き刺す攻撃や必殺の大回転後の確定威嚇など、
      動きを止めるチャンスが多いのが幸いか。
      • 縦横無尽なカニ歩きでこちらとの位置取りを狂わせ、
        回転薙ぎ払いなど自分の周囲への攻撃が強力なショウグンギザミ特有のモーションは健在。
        二つ名独自の動きだけでなく、通常個体の基礎的な動きが部位破壊の大きな壁となって立ちはだかるのである。
  • これらの点により、超特殊鎧裂の部位破壊の難度は他の二つ名の比ではないとされる。
    何も考えずに殴っていたら1つも部位を破壊せずに討伐したという現象も珍しくない。
    破壊王無しでは無理ゲーレベル、破壊王が付いていても中々に厳しいものがある。
    攻撃を的確に避けるテクニック、破壊出来る部位だけを狙える精密さ、短時間で高ダメージを与える火力構成と、
    プロハンの条件を満たすための項目が一通り揃っている。
    ソロで全ての部位を破壊できれば貴方は間違いなくプロハンであると言えるかもしれない。
    そもそも超特殊で(戦略的なものを除いて)部位破壊なんてこだわらないと言われたらそれまでだが。

武具

  • ショウグンギザミといえば、その素材で作った装備の性能が攻撃よりである事で知られている。
    鎧裂ショウグンギザミともなればさぞや攻撃的なスキル構成になるのだろうと思いきや……
  • いざ「鎧裂」シリーズのスキルを確認してみると、一式で業物・ガード強化・鎧裂の魂が発動する。
    スキル「鎧裂の魂」は納刀術とガード性能+2の複合スキル。
    ギザミ装備としては意外なことにガード系のスキルが2つ揃っており、スタイル的に限定されるものの、
    ランスやガンランス、チャージアックス向けのスキル構成となっている。
    • 更に強化していく事で解放される「真・鎧裂の魂」は、鎧裂の魂に「刃鱗磨き」が加わる。
      これは回避行動を取ると剣士武器の斬れ味が回復するスキルであり、
      鎧裂ショウグンギザミの「ヤドで刃を研ぐ」という特性を再現することとなる。
      どちらかと言うと挑戦者の納刀の方が再現率が高いが…。
      ここまでくると業物と刃鱗磨きのお蔭で斬れ味を維持し易い防具となるが、
      匠の発動は不可能なので使える武器は限られてしまう。
      折角発動している2つのガードスキルを腐らせるのも勿体無いため、
      やはりランス・ガンランス・チャージアックス向けと言えるか。
      素のガード性能が低い片手剣と大剣は忘れよう。
    • これは矛砕ダイミョウザザミの攻撃性の高いスキル構成とは全くの逆の構成であり、
      防具までもが対をなす形となっている。
    • ガンナー用では「業物」が「貫通弾強化」に変化する…だけ。ガード性能とガード強化はそのまま
      運用適性があるのが、「貫通弾メインでシールド付きのヘビィボウガン」だけという超ピンポイント防具。
      一応ガード任せで強引にしゃがむ戦法も考えられるのだが、火力スキルをあまり追加できない上に
      しゃがみ主体で戦う場合刃鱗磨きによる運任せ単発装填機能が死ぬのでお世辞にも強いとは言い難い。
  • 見た目はおおよそいつものギザミ装備のように青色のトゲトゲした鎧という印象だが、
    男性用は両手の肘から先にやたらでかい鎌がついており、武器によっては盾を貫通してしまう。
    女性用は大きな装飾は特になく、通常個体の装備に近いデザインとなっている。
  • 鎧裂武器の方は、狩猟笛とガンナー除き攻撃力330、会心率5%、そして白120という異様な程の継戦能力を誇る。
    無属性武器が実用的かつやや手数も多めな太刀やランス等ではトップクラスの性能であり、
    それどころか無属性にもかかわらず操虫棍や片手剣ですら時々名が挙がる程の
    アトラル武器にも並ぶ強武器群として名を馳せている。
    • 素の期待値自体は中の上程度だが、超会心+会心系スキルで火力を盛ればトップクラスの火力を得られる。
      また、アトラル武器の中でも手数武器では匠か業物、狩技には臨戦が欲しくなるところだが*1
      鎧裂武器ならスキルも狩技も自由である。
      超特殊許可などで生存に特化したスキルを積む場合も重宝するだろう。
    • その性質から、斬れ味関係のスキルとの相性は良くはない。
      白120という長さがあれば、業物も刃鱗磨きもほぼ必要ない。
    • 余談ではあるが、発売後、性能が判明した直後は人気が低かった。
      その後、紫ゲージの斬れ味補正の弱体化が判明し、鎧裂武器の人気は急上昇した。
  • MHXXの新規の二つ名であるためチケットもG1~G5の5枚で済むのだが、さすがに二つ名武器。そう甘くはない。
    武器の強化過程で鎧裂の重竜頭殻という部位破壊限定素材を要求される。
    …それも最終強化までに各武器6個も。
    そんなにたくさんの重竜頭殻をいったいどこに使っているのかは気になるところである。
    難易度G3以上で殻を破壊すると確率で手に入る。G1とG2では出ないので注意。
    クエスト報酬で出るかと思えばG5超特殊許可のみと入手難度は高め。
    • ディノバルドの頭骨を背負っている時より、グラビモスの頭骨を背負っている時に破壊した方が出やすい。
      狙うのであれば殻を破壊するタイミングに気をつけよう。
      しかし、頭骨を付け替えると部位耐久値もリセットされてしまうことには注意。
      なお前者が55%、後者が80%と確率自体はどちらも良心的。ということは…。
      • どちらの頭骨でも破壊報酬が出るので、双方一気に破壊出来る火力のあるメンバーなら、
        とにかく殴りまくるのもありといえばありである。
    • 武器種で言えば、ヤド破壊はエリアルハンマーと相性が良い。
      ヤドの打撃肉質は切断に比べ1.5倍にもなり、またエリアルでの攻撃はヤドに当たりやすい。
      さらに、破壊後を含めヤド以外に当たる空中攻撃はほぼ弱点の頭に吸われ大ダメージ、かつスタンもとれる。
      鎧裂の攻撃は地面付近にしか判定がないものも多く、攻撃に当たりづらいのもメリット。
      十分な攻撃頻度があれば、部位ダメージの怯みに乗り、減気怯みにスタンで長時間のラッシュまで決められる。
  • ちなみに、鎧裂武器のうち片手剣と狩猟笛はダイミョウザザミの通常個体とのハイブリッドとなっている。
    なぜ矛砕とのハイブリッドじゃないのかとか言わない。*2

余談

  • 特殊許可クエストのG5では多くの場合、特殊な地形での二つ名+何かの連続狩猟である。
    鎧裂のG5は溶岩島が舞台だが、鎧裂以外の相手というのがグラビモスとディノバルドになっている。
    開始するとBCから降りて右側にグラビモスが歩いており、
    グラビモスの体力が一定以下になると逆サイドからディノバルドが登場する。
    そして、グラビモスとディノバルドを狩猟し両者の死体が消えたタイミングで
    鎧裂がグラビモスの頭骨を背負って現れる。…なんとも複雑な気分になるクエストである。
    鎧裂が背負っているヤドはある程度白骨化しており、そもそも大きさも全く異なるため、
    死にたてホヤホヤの前座個体の頭骨を背負っているということは流石に無いだろうが…。
    • 他のG5は前座が獰猛化だったり二つ名だったりやべー奴らだったり、
      或いは二つ名が2体出てきたりとカオスな事になっているが、
      こちらは通常個体のみ、かつ関連性がある二頭が前座という珍しい構成となっている。
      同様の形式としては他には天眼タマミツネがある。
  • ちなみに、鎧裂は二つ名甲殻種繋がりで矛砕のG5に出張もしている。
    こちらはこちらで「あらゆる矛をも砕く盾」「いかなる鎧をも裂く鎌」と、
    まさしく「矛盾」を体現した組み合わせとなっている。
    あくまで対象はハンターであり矛砕と鎧裂が激突する訳では無い。
    そして同士討ちさせたところで仕様上盾が貫かれるだけである
  • G3は遺群嶺で獰猛化ホロロホルルとの二頭クエストとなっているのだが、
    通常個体同様、遺群嶺のエリア3の高台に登ると威嚇を繰り返し棒立ち状態になる。
    しかもその状態ではヤドの付け替えも行わない。
    エリア3が初期位置、初期状態がグラビモスのヤド、
    そしてG3から出る重竜頭殻はグラビのヤド破壊の方が出やすいという特性から、
    ホロロホルルに合流されない(もしくは合流後に暴れられない)なら安全にグラビのヤドを壊すことができる。
    地形ハメに抵抗が無ければヤドに困った時に活用すると良いだろう。
    • なおこのクエスト、サブターゲットのがホロロホルルの頭部破壊となっている。
      この為ヤド破壊後に容易に*3サブクリが可能。
  • ゲーム雑誌『ニンテンドードリーム』2017年8月号掲載のインタビュー記事によると、
    「正攻法かつ無属性で物理が強いモンスターを復活モンスターから二つ名にしたい」
    という二つ名モンスター制作の考えが出た際、
    親和性の高さからショウグンギザミが選ばれたのが採用のきっかけだったようだ。
    同時に、同じく無属性担当の鏖魔ディアブロスがかなり熟練者向けの相手と決まっていたので、
    早めに戦える相手という立ち位置で製作されたらしい。
  • 二つ名として制作が決まった後は、すぐに背負う殻の話になり、
    初期にはリオレウスの頭骨を背負わせて火炎ブレスを吐かせるなどの案もあったそうだが、
    世界観や設定の問題と(可燃性の分泌液を出すなどの案も無理矢理考えてはみたらしい)
    対処のポイントがブレそうになる事から廃案となったとのこと。
    そして、無属性で攻め立てる二つ名ならどの頭骨がよいかとなって
    真っ先にディノバルドの案が最初に出たところ
    「居合斬りのような攻撃をショウグンギザミも使えるんだよね」
    と盛り上がり、即採用になったらしい。
    • その後はディノバルドの頭骨を背負えるか検証するため、即ビジュアル作成に取り掛かったらしい。
      なお、鎌を研ぐ際にかなり強引に関節を曲げるので、
      グラフィック調整にアニメータースタッフは苦労したとの事。
    • ちなみに、「リオレウスの頭骨を背負わせて」とは言うものの、
      実は通常個体が既にそのリオレウスの頭骨背負っている。
      ギザミ通常種のヤドのうち、グラビモス頭骨でも巻貝でもない骨のヤドが
      実は風化したリオス科飛竜の頭骨という設定なのである。
      もはや原型を留めていないため、プレイヤーの大半は気付かず、
      知らなかったプレイヤーも多いだろう。開発も気付かなかったのかもしれない
  • 上記のインタビューによると、
    ディノバルドの頭骨で鎌を研いだ際の虹色のグラデーションは
    バイクのチタン製マフラーの焼き入れをモチーフとしている。
    設定上では、研ぐ際ディノバルドの頭骨に残留する鉱石が鎌へ付着し、
    研磨による摩擦熱でそれらに焼き入れが行われ虹色に光るのだという。
    時間と共に鎌が錆びるのも、付着した鉱石が酸化して起こる為のようだ。
  • 鎧裂に相当する英名の「Rustrazor」は恐らく「Rust」と「Razor」を合わせたもの。
    Rust(ラスト)は「錆び」および「錆び付く」、Razor(レイザー)は「カミソリ」の事。
    直訳すると「錆び付いたカミソリのショウグンギザミ」と冴えない名称になるが、
    Razorは「取り去るもの」を語源とするので、「錆びを取り去る」とのダブルミーニングだろうか。
    ディノバルド要素しかないのはくれぐれも内密に。
  • 20周年記念となるモンスター総選挙では171位とイマイチパッとしない順位だったが、それよりも名称表記に問題があった。
    なんと「鎧裂ショウグンギザミ」とザが1文字多く、衍字が入っていたのである。また公式がこの手のやらかしをしてしまった
    順位自体は低かったので衍字が目立たなかったと一応はフォロー出来るが、やはり名称を間違えられるのは不憫である…。

素材

鎧裂の重殻
鎧裂ショウグンギザミの重厚な外骨格。
扱えるのは、一流の加工職人だけと言われている。
鎧裂の剛爪
鎧裂ショウグンギザミの巨大な剛爪。
美しい色彩が目を引くが、強度も超一級品。
  • この爪は爪の部位破壊かG★3以降の報酬と捕獲報酬でしか入手できない。
    各武器の強化に5本、頭防具の作製に2本、防具レベル3への強化へ1本と要求数が多いが
    爪を研いだ後なら破壊しやすい、G3以降の報酬出現率は割と高いのが救い。
    重竜頭殻を集める過程で腐るほど手に入ると思われるが、
    もし足りないならG3かG4を回すのが楽だろうか。
鎧裂の重竜頭殻
鎧裂ショウグンギザミが宿としていた甲殻の中でも、特に重厚で硬い頭骨。
  • 剛爪に続きこちらもG★3以上の個体のヤドの部位破壊報酬かG★5以降の報酬にしか並ばない。
    入手性だけで言えば上述の剛爪と立場が逆転している。
    にもかかわらず武器強化に6つ、防具レベル4への強化に1つと要求数が設定されており、
    素材体系上はG級上位素材と変わらないため、高レベル帯のクエストでないと入手できない。
    それ故他の二つ名モンスターのG級上位素材と比べても入手難度が非常に高い代物となっている。
  • 更にグラビモスとディノバルドのヤドで入手確率も異なる。
    上記の戦闘能力から破壊が困難なグラビモスのヤドなら破壊すれば80%で入手できるのに対し、
    やたらと破壊しやすいディノバルドのヤドでは確率が55%でしか手に入らない。流石カプコンである
  • この仕様が原因で、4人で各レベル1回ずつG★1から超特殊許可まで回したとしても
    普通に鎧裂一式の完成に必要な量が足りないと言うことが起こり得る。
    確実に欲しいなら罠や麻痺で拘束してヤドがグラビモスのうちになんとしても破壊してしまうか、
    超特殊許可で集めるのが良い。特に後者は報酬で2個セットで出ることもある。
  • 更に厄介なことに、オトモ武具の生産に必要な天端材の材料がこれとなっている。
    が、幸い(?)属性重視のオトモ武器でわざわざ無属性の鎧裂武器を作る必要もないのが救いか。

関連項目

モンスター/ショウグンギザミ
モンスター/ショウグンギザミ亜種
システム/二つ名持ちモンスター
システム/特殊許可クエスト
モンスター/ガミザミ - ショウグンギザミの幼体。
モンスター/ディノバルド - ヤドとして背負っている。
モンスター/グラビモス - 同上。
防具/ギザミシリーズ - 鎧裂シリーズについても記述。
武器/ギザミ武器 - ギザミ素材から作られた武器へのリンクあり。
モンスター/矛砕ダイミョウザザミ - 鎧裂ショウグンギザミと対を成すモンスター


*1 大剣は臨戦だけの方が良い。
*2 メタ的な話をするならば、「矛砕素材を要求すると、矛砕への挑戦(それも鎧裂と同じG1まで約10回)が強要されてしまうから」と言う理由が挙げられる。また前作の時点で火竜武器の一部に、通常個体ではハイブリッドだったが二つ名ではハイブリッドではなくなっている物があるため、二つ名同士のハイブリッドは出さない方針であると思われる。
*3 獰猛化とは言え二頭クエスト故か頭部耐久値は高くなく、閃光や罠で足止めして頭を集中砲撃すればすぐ壊れる