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モンスター/魚竜種

Last-modified: 2019-10-12 (土) 13:54:15

モンスターの分類カテゴリーの一つ。飛行能力を持たず、泳ぐ事に特化した進化を遂げた竜。

概要 Edit

  • その名の通り、「魚」が大型化したような外見を持つ竜の一種。
    かつては飛竜や鳥竜などと共通の祖先から分化したものと思われていたが、
    後の研究により、飛竜などよりむしろ魚類に近い存在であることが判明している。
    魚類との最大の相違点として「(エラ呼吸ではなく)肺呼吸である」という特徴を持ち、
    また該当する種はいずれも比較的発達したヒレを有する。
  • 飛竜のような2本の脚や翼状のヒレを持っているものがいるのは、同様の環境に適応した収斂進化の結果。
    メタな余談だが「収斂進化だと判明した」という部分の設定まで、無印の時点で完成している。
    このあたりの事情は「ハンター大全」より、攻略本「ハンター職業安定書」に詳しい。
  • 上記の収斂進化により、多くの魚竜種は飛竜種と類似した骨格構造を持ち、
    陸上ではタックルや噛み付きといった大型飛竜を思わせる行動を取るものも見られる。
    一方で、流体内における動きはもちろん、威嚇時、怒り移行時、討伐時など、
    基本的なモーションの時点で飛竜種と異なる部分も多数存在する。
  • 大まかな特徴として、海竜種と比較してもより流動体中での生活を重視した生態を持つ。
    一部の種については流動体中に適応した進化を遂げたために大型化が進んだとされており、
    事実、ガノトトスは最大級の大型飛竜種にも匹敵する程のサイズを誇る。
  • 一方で、陸上での活動をあまり視野に入れない進化を遂げたがゆえに、
    海竜種などと比較しても地上での挙動はかなり鈍重。
    瞬発力はともかくとして、激しい動きを長時間持続することはできず、
    自重の問題も相俟って長期に渡る陸上での活動は好まない。
    また、ガノトトスに関しては「過度に体表が乾燥すると危険」という設定が存在している。
  • なお、海竜種には同じく深海(水中)での生活に特化した進化を遂げたラギアクルス希少種が存在する。
    ラギアクルス希少種には「巨大化したことで自重により陸上での活動が難しくなり、
    深海へとその生活領域を移した」という裏設定が存在しており、
    進化の結果として獲得したおおまかな性質は魚竜種と似通っている。
  • 種に共通する特徴として眼の退化が見られ、殆どの種は眼が殆ど点のようになっている。
    これは、適応した特殊な環境において視力以外の感覚を発達させたため。
    実際、魚竜種には砂中や溶岩内部など目が役に立たないであろう領域で生活する種が多く、
    進化の方向性としては妥当と言える。
    • 眼が退化しているという設定から、視覚に影響を及ぼす閃光玉の効果が薄い種が見られ、
      効果時間が短いガノトトスのほか、ガレオス種のように全く効果がないモンスターも存在する。
      代わりと言っては何だが、ガレオス、ガノトトス、デルクスは聴覚器官を発達させており、
      高音でパニックに陥ることが確認されている。
      ヴォルガノスやジュラトドスに関しても音爆弾に反応を示すため、
      上記3種ほどではないが聴覚器官が発達しているらしい。
      また、こやし玉については全種に共通して効果があることから、
      嗅覚についても他のモンスターと遜色ない程度には発達しているものと推測される。
  • 複数の大型種が発見されている竜の中で、未だに尻尾が切れた事がない(尾ビレが破れる事はある)。
    尻尾回りの筋や骨が余程発達しているのだろうか。
    何にしろ切断可能な種の方が多い海竜種とはえらい違いである。
  • 怒り状態への移行モーションは2種類あり、首をかしげるような動きの後、小さく跳ねるようにして吼えるものと、
    警戒時と同様のモーションで辺りをキョロキョロと見回すものがある。
    前者は主にガノトトス、後者はヴォルガノスなどが行う。
    なかなかユーモラスで和むと評判だが、魚竜種は怒り中の攻撃力上昇率が全体的に大きいので、
    和んでいると一撃で叩き伏せられてしまう。
  • 旧作ではなんと怒り状態移行モーションが存在せず
    怒り状態に突入すると唐突に攻撃倍率が上昇し、キャンセル攻撃を仕掛けてくるという恐ろしい仕様だった。
    何も考えずに攻め立てていたらいきなり超威力の攻撃で迎撃され瀕死、という事態もままあり、
    事故死の危険が高い種として怖れられていた。
  • ハレツアロワナ眠魚など一部の魚系アイテムは、実は小型の魚竜という設定であり、
    エラ呼吸ではなく肺呼吸を行うことが明らかになっている。
    魚類というおあつらえ向きの種族があるだけに、意外に思った人もいるかもしれない。
    なお、絶滅種とされるエンシェントサーペントも魚竜種である。
  • MHWorldでは、新たに「咬魚」ガライーバという小型モンスターが登場したが、
    その姿や行動パターンがMH3(G)に登場したナマズと酷似していたため、
    発売前はどの種に分類されるのか、一部のファンの間ではちょっとした議論の種になっていた。
    • 発売当初、このガライーバはゲーム内で「魚竜種」に分類されると表記されていた。
      しかし、2018年4月19日のアップデートにおいて、なんと魚竜種という記載は誤りだったことが判明
      実はナマズとなんら変わりない魚類だったようである。
      これにより、初代MHからMHXXに至るまで続いた「魚竜種の小型モンスター」の系譜は断絶した。
    • この「魚類」という表記は攻略本では事前に確認されており、そちらが正解だったようだ。
      ただし、修正が行われるまでは「魚類」に分類されるモンスターが他に存在せず、
      「MH3のナマズと勘違いした関係者による情報提出時のミス」との見方が強かった。
  • 有脚魚竜直系の祖先としては、ガルトトの存在が推定されている。

余談 Edit

  • 竜種ということでどの種も水中に生息しているかと思いきや、溶岩などにも生息している。
    というか、水中に棲む魚竜種は派生作品を含めてもガノトトス(亜種)とジュラトドスしかいない*2
    姿かたちが魚に似ている竜、という意味で「魚竜種」と名付けられただけとはいえ、
    我々の常識からすればとんだ詐欺種族である。
    • 砂漠に生息している種については、少なくともデルクスはかつて大海原だったとされる大砂漠に住んでいることから、
      元々海中に住んでいた種が干ばつに適応したと考えることが出来るかもしれない。
    • ガレオスもかつては水中に生息していたが、大きな環境の変化と長い期間を掛けた進化の結果、砂への適応に成功したとされる。
      その名残なのか、幼体は半ば水中に棲息しており、生まれつき砂の中で生活する事は出来ず、雌はオアシスの水中に卵を産む。
      卵は乾期に入る直前に孵化し、干上がりゆく泥の中で泳ぎの練習をし、徐々に砂に慣れていく。
    • 余談だが、溶岩に棲む魚竜種、という存在はMH無印の頃から既に示唆されており、
      ハレツアロワナなどが火山の溶岩から釣り上げられる。
      魚自身の適応力もさることながら、釣り糸の耐性が気になるところである。
      水にも棲んでいるため、これを含めると水棲魚竜種の数はもう少し増える。
  • 現実世界においても「魚竜」という生物が古代に生息していた。
    その名のとおり魚のような姿をした完全に水棲の爬虫類で、
    四肢はヒレに変化しており、陸に上がるための脚は持っていない。
    MHの魚竜の中では、デルクスが実在した魚竜に近い形状をしている。
  • 『灯魚竜』の別名を持つモンスター・チャナガブルだが種族は海竜種である。
    しかしアンコウとハリセンボンを足した様な外見といい、「水の豊富な水没林にしか生息が確認されていない」生態といい、
    魚竜種より魚っぽい要素が多々みられる。
    • 更に複雑化するかの様にMHW:Iでは、
      『凍魚竜』と言う全く同じ読み方の別名を持つ魚竜種が現れてしまった。
  • 地味ながらシリーズ皆勤賞という誉れ高い称号を持つ種族。
    一方でモンスターのレパートリーはかなり少なく、その上なかなか新種に恵まれない。
    MHP2Gまではガレオス、ドスガレオス、ガノトトス、ヴォルガノスしかおらず、
    MH3、MHP3、MH4では小型モンスターのデルクスのみしか作品に登場することが叶わなかった。
    MH3Gではガノトトスが、MH4Gではドスガレオス一味が追加されたためぼっち種族回避には成功したものの、
    狩猟対象となるモンスターは実質的に一体のみかつ旧作からの復活組である。
    MHXではようやくドスガレオス、ガノトトス、ヴォルガノスの大型魚竜種モンスター三体が共演したが、
    今度はしれっとデルクスがリストラされ、新種が追加されることもなかった。
    そんな中、MHWorldでは大型の泥魚竜ジュラトドスが登場し、
    実に9年ぶりに新種の魚竜種が登場することとなった。
    こらそこ、ほぼヴォルガノスの亜種じゃないかとか言わない
    そしてMHWorldの大型拡張コンテンツ『アイスボーン』では、
    新たに「渡りの凍て地」と呼ばれる寒冷地を根城とする凍魚竜ブラントドスが登場した。
    • また、上述の通りガライーバも当初は魚竜種と説明されていたが、
      これは誤記であり、魚類であると図鑑の解説文が修正されている。
    • 派生作品においても新種はほとんど存在せず、
      MHFでヴォルガノス亜種、およびヴォルガノスの近縁種らしいアルガノス・ゴルガノスが登場したのみ。
      いずれもヴォルガノス関係のモンスターとなっており、ここでもレパートリーの少なさが浮き彫りになっている。
    • バリエーション豊富で、メインモンスターを輩出した功績も有りながら、
      世界観やシステムの一新で二度も総リストラ経験のある牙獣種海竜種とは対象的と言えよう。
      外見通り細く長い種族である。
  • 近年の作品では生息域が砂漠地帯である種以外は、上位以降にならないと登場しない傾向が強い。
    世界観的には上位クラスになれるハンターはそう多くない事を考えると、
    種類こそ少なかれ結構強豪な種族と言えるかも知れない。
  • 何故か現在登場している全ての魚竜種モンスターは名前が「ス」で終わっており、地味に統一感を醸し出している。
    • アルガノス以外は頭に濁点が付き、デルクスを除けば最後の一つ前も母音がOで統一されている。開発陣のこだわりだろうか。
  • MHFに登場するパリアプリアは飛竜種に分類されているが、
    サンショウナギとの類似点を数多く指摘されており、魚竜種にも近い方向の進化を遂げている。
    獣竜種に分類されるガスラバズラも、元は水棲生物であったらしく、
    怒り時には魚竜のようなヒレが見受けられる。

該当モンスター Edit

  • リンク先に一覧表あり。





*1 瞬間凍結袋が落とし物で出てくるため、何か他の事に使っているだけでブレスを撃つ仕組みそのものはあるのかもしれない。
*2 設定上では絶滅種のエンシェントサーペントも魚竜種に分類されており、こちらを含めると計3(4)種になる。