MH4で登場した発掘装備のうち、斬れ味ゲージがある特徴的な形になっているタイプの近接武器の通称。
MH4Gでのギルドクエストで入手ができる、スシロー同様愛称を持つ斬れ味のスムラ、シロナガスについてもここで触れる。
目次
概要
- MH4で追加された発掘武器の一種。
近接発掘武器の内、素の斬れ味レベルが最大でかつ白ゲージが20ある物のことを指す。
斬れ味レベルが最大である関係で匠が不要なので、スキルの自由度が高い。- なお、名前の由来は『素白⇒スシロ⇒スシロー』である。
- ただし、白20は双剣などの手数武器では物足りない数字である。
- 発掘武器の素で白が出ているゲージはもう1つあり、そちらは白10→匠で白60とかなり優秀。
こちらは白ゲが10しかないことと匠が必須であることから「スシロー」とはまず呼ばれない。
実質的な白ゲージの長さは業物スシローよりも優れる為、手数武器ではこちらの方が好まれる。- また素で白は出ていないが、匠で白40になるものもある。
こちらは業物スシローと同等の白ゲージを持つことになるので、
どちらが良いかは他に発動させるスキルの組み合わせ次第であると言えよう。
また、呪いテンプレ装備の関係上ほぼ強制的に匠を選ばされる大剣にとっては
白60が大当たり、白40が中当たり、スシローが小当たりになると言えるだろう。
他の武器種でも真打業物が難しくないという状況(=白40,60が白80,120になりえる)の中、
真打のメリットをフルに受けられないスシローはやや苦しいかもしれない。 - しかし、ゲームを進めれば当然スシロー武器でも十分に活躍できる装備が組めるようになるので、
良質なスシロー武器を引けたら大切に保管しておくこと。
もっとも、スシロー大剣の場合、装備を組むには殆どの場合神おまが必要になってくるので、
結局はしばらくの間角を生やさないといけないのだが。
- また素で白は出ていないが、匠で白40になるものもある。
- 発掘武器の斬れ味は9種類あるが、その内で良斬れ味と呼ばれるのはスシロー、白40、白60の3種類である。
ただし匠白40は青ゲージの長さを含めても匠白60のほぼ下位互換であり、実質2種類と言って良いだろう。
なお、後者は匠ありでも斬れ味レベルが最大にならないという特徴がある。- 基本的にどの武器種でも匠白60が斬れ味のベスト性能と言われているが、
残り2つも概ね実用範囲内であり、発掘武器厳選における斬れ味の妥協点となることが多い。
- 基本的にどの武器種でも匠白60が斬れ味のベスト性能と言われているが、
- 発掘装備には外せない装飾品が詰まっていることがあり、それはこのスシローも例外ではないが、
たまに刀匠のスキル付きのものが発掘されることがある。
スシローは斬れ味+1の効果でゲージが伸びないので、刀匠の効果が弱まるということになる。
そのため、刀匠スシローを発掘した多くのハンターはやるせない気持ちになる事だろう。
…ただ、G級への引き継ぎを考慮に入れた場合若干事情が変わるのだが。
MH4G
- 本作では斬れ味の最高レベルが3G同様7になり、その関係で
4にてスシローと呼ばれていたこれらの武器群には斬れ味ゲージ右端に黒い空欄が出現。
これに斬れ味レベル+1を適用すると…何と、空欄だった部分が全て白ゲージへと変わる。
これにより白20→(匠)白70へと変わり、「匠が無意味」から一転「匠を最も活かせる武器」へと変貌するのだ。- 匠を発動させても青ゲージ以上の長さは元の白60と同じだが、緑ゲージの長さは他の斬れ味を圧倒するため
緑まで含めた場合の継戦能力は随一である。
緑で戦うということ自体は火力的に相当なロスであるため推奨はできないが。 - またこれにより前述の刀匠珠の詰まったスシロー武器もまた
「性能をフルに活かせない微妙な武器」から「(引き継ぎにおける)最強の武器」へと生まれ変わる。
しかし刀匠スシローは4ではその性能を生かせなかったため、泣く泣く処分はしたものの
引き継ぎ後にこの事実を知ってまたしても落胆・後悔したプレイヤーも少なくはないのでは…
- 匠を発動させても青ゲージ以上の長さは元の白60と同じだが、緑ゲージの長さは他の斬れ味を圧倒するため
- ただやはり前作はあくまで上位止まりであり、G級対応となった本作では
生産武器の段階で斬れ味が紫、かつその他の攻撃性能も4での最高クラスの発掘を上回る物は珍しくもない。
斬れ味白止まりの元スシロー武器も結局は繋ぎでしかないが、
そこに至るまでの繋ぎとしては充分過ぎるほどの活躍を見せてくれるハズだ。
スムラ、シロナガス
- MH4GでのG級発掘近接武器では「斬れ味が素で紫20、匠無効」というシロモノが存在し、
4でのスシローにならい「スムラ」と呼ばれている。
一応「素紫」を音読みして「すし」→「寿司」に繋げる呼び方や、
「元から紫」を縮めて「モトムラ」等の呼び方もあるが、イマイチ浸透していない。
この他「匠でも紫は10しかないが、白が圧倒的に長い」という斬れ味も存在し、
こちらには「シロナガス」という呼称が定着しつつある。- (後者は妥協が必要だが)どちらもスキル圧迫が大きい匠を切る運用が可能であり、
またこの斬れ味2種どちらも発掘武器に付随するボーナス効果が大きいというメリットがある。
一応発掘武器の最高斬れ味と呼ばれるものは匠で紫40が出るものとされているが、
こちらは白・青ゲージが短めでボーナス効果もこの2種より低いため、
前述の2種は匠紫40に劣らぬ人気を見せている。 - 個々に説明すると、まずスムラは4でのスシロー同様完全に匠を無視できる。
一方で4Gでの近接発掘武器の上位4種の最下位とされている匠で紫20の武器は
なんと匠を発動させた状態でもスムラより白ゲージが短く、
おまけにボーナス効果もスムラより低いという不遇な扱いになっている。
青ゲージこそ匠紫20のほうが長いが、実戦運用での最低ラインである紫白まで合わせてもスムラが勝っており、
匠が発動した状態でもなお残り3種の下位互換である。
ただし、自動的に匠がつく一部テンプレで使用してもほぼ問題はない。 - 一方のシロナガスは紫こそ短いがとにかく長い白ゲージが特徴。
匠が発動しない状態でもその白ゲージはスムラの紫・白の合計と同等、
さらにこちらはしっかり匠の恩恵を受ける事ができるため継戦能力という点においては発掘で右に出る物は無い。
手数が少なく一撃重視の武器ではあまり好まれないが、手数武器では間違いなく一線級。
特に斬れ味が落ちやすい双剣・太刀はボーナスが会心率のため特殊効果が影響を受けるスキルも増強されるので、
シロナガスの斬れ味は充分ゴールと呼べるだろう。 - この影響が特に大きいのは砲撃レベルに影響されるガンランスだろう。
スムラだと匠が全く要らなくなり、必須スキルが多いガンランスではこの時点で大きなアドバンテージだが
これまた重要となる砲撃レベルも上げてくれるのも大きい。
ただ、この仕様のためにガンサーは武器の厳選において阿鼻叫喚なことになってるのも事実だが…。
また、手数が少なく20あれば合格、そしてボーナスが攻撃力の大剣も依存度は高くなっている。
- (後者は妥協が必要だが)どちらもスキル圧迫が大きい匠を切る運用が可能であり、
余談
- 素で出る白は10か20のみなので、30以上は確定で改造である。
また、スシロー・白40・白60の3つの良斬れ味はガンランスの砲撃Lv5や
大剣・ハンマーの一部の武器倍率、狩猟笛の一部旋律と共存できない。
両立した武器を持っている場合、それは100%改造である。- プレイ中に他人の発掘武器の性能の確認は出来ないが、
チャットなどで自白した場合は迷わずブロックリストに登録することをおすすめする。
ギムラとはステータスに他人の斬れ味ゲージまでは表示されないのを逆手に取って、
斬れ味があたかも紫であるかのように偽ること*2であり、これもチートである。- 挙げ句の果てには、紫ゲージが装備詳細の枠を突っ切って伸びている改造武器も確認されている。
もはやスムラどころではない。
- プレイ中に他人の発掘武器の性能の確認は出来ないが、
- MH4Gでは、上記のオンラインにおける改造対策の意味合いもあるキック機能がついたが、
この機能の弊害としてタムラ40以外は一部効率厨にキックされる事態が度々起こっている。
スムラに関してはゲージが最大なので当然スキル欄では「斬れ味レベル+1」の文字が灰色表示になり、
逆にシロナガスは匠が有効なので武器ボーナスが
攻撃力数値で現れる大剣・ハンマーでは他のプレイヤーでも確認ができる。
しかし性能がランダムで決まる発掘武器の仕様上最高性能と呼べる物は滅多に出ず、
斬れ味という観点だけでもスムラは4%、タムラ40が6%、シロナガスは12%といずれも出土確率は低い。
そしてそこからさらに他の性能もランダムなので…
武器種にもよるがいずれも実戦で使うには充分なので、斬れ味がタムラ40でないとわかったからといって
それだけでむやみに相手の武器を貶めたりキックするのは言語道断である。
- 「スシロー」と聞くと、一般的には同名の回転寿司チェーン店を思い浮かべるだろう
(むしろ「スシロ」にわざわざ長音が付いているのは明らかにその影響である)。
実際にこの用語が定着しつつある現在でも、「(MH4における)スシロー」を聞いても理解出来ない人が多い。- 2014年には、満を持して公式でスシロー……ではなく「くら寿司」とコラボ。永遠のライバルの方だった。
MH4Gでは期間限定オトモアイルーが配信されたほか、ロックマンコラボクエストがくら寿司店舗にて先行配信されていた。
とは言っても、ゲームでは前述の通りG級最終武器ともなれば斬れ味紫がデフォルトであり、
その他の性能もことごとく上回るため最終的にはどちらの意味でもスシロー涙目であった。
一方でMH4とMH4Gを含む3DS・Wii Uで展開していた全ての作品は任天堂の方針により、
同年4月9日にオンラインサービスが終了することが発表されており、半ば入れ違いの形となっている。 - 2014年には、満を持して公式でスシロー……ではなく「くら寿司」とコラボ。永遠のライバルの方だった。
- 「スムラ」という用語がMH4Gで生まれたわけだが、特になにかから引っ張ってきたわけではない。
なんとなく「ツムラ」と聞こえるので、どこぞの漢方薬や入浴剤の企業を
思い浮かべた人も当時はいたとかいなかったとか。
今となってはカムラの存在が大きいが
「シロナガス」はそのまま、世界最大の現存哺乳類シロナガスクジラからだろう。
- MHWorldではクリティカル発生時に斬れ味を消費しなくなる新スキル、達人芸が登場し、
防具や装飾品で弱点特効や見切りなど会心率を上げるスキルを組み合わせる事により
半永久的に斬れ味を維持するテクニックが存在する。
スシローに限らず、青ゲージ武器でも場合によっては匠以上に採用されている。
達人芸は今の所シリーズスキルでしか発動しないが、発動する防具にはどれも
会心率上昇系スキルが備わっており、当該防具を作れさえすれば特に苦も無く運用できる。
文字通り一切砥石を使わない事から「トギシラズ」なんて呼び方をする人もいる。
その由来は、MHFに登場する実際は別に研ぎ知らずでもない大剣「マジデトギシラズ」、
あるいはスシローやシロナガスといった水産物ネタに合わせて「時不知(トキシラズ)」という鮭*3だろうか。
なお斬れ味関連、かつ水産物と言えばモンハン世界には元からキレアジが存在する。
- 本項はMH4(G)の発掘武器のみに言われる概念であるため、まったく脱線した別の話となるが
MHXXではシロナガスとは呼ばれないが白ゲージの異様な長さが物議を醸した別例がある。
こちらに至っては「素で充分な白ゲージ」だの「白が長過ぎる」だのどころの話ではない。- なおMH4(G)以外の「発掘武器が無い作品」では、単純に匠無しでの最大斬れ味で
「スシロ武器」「スムラ武器」のように分類されることがある。 - MHXではスキル環境が厳しい上に匠が非常に重く、また新たなスキルや狩技の存在もあり、
短くともスシローならば評価点となる程度に価値が増している(特にコレ)。 - MHXXでは紫ゲージが弱体化してしまったことや、スムラ武器の種類があまり多くないこともあり、
スシローでも素の性能が高い武器であれば、評価される傾向がある。
先述したバルク武器や鎧裂武器はその代表とも言えるだろう。 - MHW:Iにおいても紫ゲージの補正がMHXXと変わらなかった為、
同じく高性能なスシロー武器の評価が高い。
ネルギガンテ武器やリオレイア希少種の素材を使った火竜武器が主に該当する。 - MHRiseでは匠を発動させる手段が現時点でかなり限られているため、
スシロー武器であるナルガ武器が好評を得ている。
ただしver.2.0アップデートで匠を発動できる防具がいくらか追加されたため、なりを潜め始めた。 - MHR:Sにおいてはスムラがバランス型武器に目立つようになり
傀異スロット開放を進めると、スムラ化する武器も増えることになった。
また、本作は属性が超強化されており紫ゲージの属性影響力も高くされているので
スムラ(傀異スロット開放によるもの含む)武器が再び目立つアドバンテージを持つこととなった。
- なおMH4(G)以外の「発掘武器が無い作品」では、単純に匠無しでの最大斬れ味で
関連記事
システム/発掘装備
システム/斬れ味
スキル/匠
武器/ガイラソード・火 - 「日立」という企業と同じで呼ばれる武器つながり。
奇しくもスシローであり、鑑定武器という発掘装備の弟分でもある。
イベント・メディア展開/スシロー - 遂にやって来た回転寿司店・スシローとのコラボ。リアルスシローである。