様々な要素でプレイヤーからネタにされている武器を指す用語。
ここでは一部の防具についても説明する。
目次
概要
- MHシリーズには実に多くの武器や防具が存在しているが、中には様々な方面でユニークなものも多い。
また長い歴史を持つシリーズであるが故に、プレイヤーからネタ扱いされている装備も数多く存在する。
一口にネタ武器と言っても様々なジャンルの装備が存在するため、ここではいくつかの種類に分けて解説する。
もちろん、複数の種類に跨ったネタ装備というのも多数存在する。
- 後述の例を見れば分かるが、ネタ武器=使えない武器、ではない。
中には性能面がネタに振り切れているものもあるが、あくまで性能の癖が強すぎるだけで、
それらを立ち回りや運用方法等でカバーしているプレイヤーも存在する。
そもそもただ単に弱いだけではネタにすらならないため、
ここで挙げたネタ武器が弱い、或いは地雷装備であるなどといった、誤った先入観を抱かないよう注意されたし。- また、武器や防具の見た目や性能、特徴的な名称や説明文等を
一種の笑い話にする事に不快感を抱く方もいるかもしれないが、
あくまで一種のジョークとして取り上げているということでご了承頂きたい。
- また、武器や防具の見た目や性能、特徴的な名称や説明文等を
パターン1:見た目や効果音がネタ
- 本来ハンターの持つ武器とはモンスターを狩猟するためにある物である。
しかしながら、とても狩猟用には見えない武器が存在する。
主に加工担当のせい
これらの武器は、武器としての性能は他に譲るものが多く、
どちらかというとその特徴的な見た目を楽しむものである。
このタイプは、それこそ初期の頃から存在するぬいぐるみとかナイフとフォークとかを始め、 等々、シリーズを追う毎に新たなネタ武器が登場し続けている。
- 狩猟笛やガンランスは、冷静に考えると存在自体がネタである。
スラッシュアックスやチャージアックスのギミックも、
精密機械を全力で叩きつけるという意味ではネタと言える。
- どっからどうみても火器にしか見えない自称ボウガンなんてのはもはや序の口と言えよう。
- またライトボウガンには見た目がモンスターの本体そのものを模した物が多いが
見た目がキレッキレのネタ路線は、それ以上に性能が良くも悪くも飛び抜けている物が多いためか、
性能面でのネタ談義のついでに見た目が語られる、と言う補足的な認識をされる。
ただし、決して「性能の悪さと見た目の悪さを併せて揶揄する」方面のみならず
見た目がネタ丸出しなのに性能は一線級と言う武器も珍しくない。
- オトモ武器についてはアイルーたちのマスコット的な立ち位置ゆえか、
そもそも武器とは言えないような見た目のものが非常に多い。
一応武器としてまともな形状をしていたとしてもこっそりとネコや魚の意匠が隠れている場合も多く、
特徴的な見た目という意味では多くのものがこれに分類されるだろう
(もちろん純粋に武器としてのカッコよさを目指したデザインのものも存在する)。
そんな中でも飛び抜けたネタ武器と呼べるものがいるわけだが。
- しかし、全てのネタ武器が弱かったり、他武器の下位互換というわけではないのがモンハンの恐ろしい所。
数多く存在するネタ武器の中にはまともな見た目の武器よりも遥かに強い武器もある。
例を挙げると、- 絶対零度の冷気で相手を凍結させる冷凍カジキマグロ
- 相手をシビれさせる猫の手
- 凄まじい破壊力を持つ祖龍すら爆砕する巨大トウモロコシ
- 圧倒的な水属性をもって敵の外殻を食い破るサメと、超高出力で外殻もろとも押し流す魚
- 相手を永遠の眠りに誘うぬいぐるみ
- 当たっても痛くないトゲから殺人的な劇毒を撒き散らすサボテン
- 砕けないと謳われた黒曜石を真っ先に射ち砕いた竹
- 乙女チックサウンドで古龍を滅する変身ステッキ
- 乙女チックボンバーで爆裂の嵐を巻き起こす変身ステッキ二号
- やかましい笑い声と共に高威力の水属性攻撃をたたき出すザリガニ
- 扱えない弾の方が少ない万能兵器に魔改造されたエビとザリガニ
- 全ボウガンでも状態異常弾の運用はトップクラスの吹き矢使いのアイルー入り茶釜
- 全てを爆砕する超絶破壊兵器となった黄金のマスケット銃
- 工房の職人がアイルーに贈った溶けないカマクラ
- 匠の技があればあらゆる獲物を料理できる万能包丁
- ライトボウガンの概念そのものを破壊した銀河最強の究極ウェポン
- 生産で手に入るハンマーと思えないほどの破壊力を持つこんがり肉
- 無性に魚竜を狩りたくなる確定会心な窮ネコの爪
- ○竜種に分類されるor飛行能力を持つor水場を縄張りとするモンスターを圧倒的威力で叩き潰すガーグァの卵
- 虎の爆破笛と張り合う性能を持つ狸の人形型爆破笛
- 頭のおかしい龍属性値で古龍を散歩ついでに撫で斬りにできる傘
- 拳で殴って数珠で防ぐ会心率100%の忍者刀
- 状態異常弾の扱いに長け、更に回復弾の速射が可能な木彫りのガルク
- モンスターを物理でねじ伏せる魔法の杖と魔導書
- そして、武器のカテゴリをも爆砕した異端児
これらの武器を見て、工房に文句を言いに行きたいと思ったあなたは間違っていない。- この手の武器は、物理攻撃力が控え目な代わりに属性値がぶっ飛んでいることが多い。
アイルー武器やお魚武器なんかが好例。- MHW:Iではその高属性値を活かして、かの煌黒龍の放つ膨大なエネルギーの奔流を
魚類によって封じ込めるという光景も見られるようになった。
- MHW:Iではその高属性値を活かして、かの煌黒龍の放つ膨大なエネルギーの奔流を
- ただし上記の中にはそのままでは使い物にならず何かしらのスキルが必要になり、
素のままだと下記のパターン2に当てはまることも有りうる。
- また、見た目が極端にネタなわけではないが、
骨や鉱石系のいわゆる初期武器や小型・中型モンスター素材製などの
言ってしまえばやや地味だったりそんなに強くなさそうな武器群が、
特定スキルの追加で大きく化けたり、純粋に基礎性能が優秀だったりする場合もある。*1
これらのケースの場合もそのギャップから一種のネタ武器として扱われることがある。
- MHFにも見た目が完全にネタな武器は多い。
- 棒付きキャンディーなハンマー
- デッキブラシな太刀
- 納刀すると頭にかみついてくる狩猟笛、後には丸のみしてくるやつも
- 大剣を名乗る石像
- どう見てもスポーツの道具でありコラボ元ですら場違いな(大元の武器種的な意味での)棍棒*2
そして、これらの中にはまともな見た目の武器よりも強力な武器も存在する。- ネタに走った見た目の武器であるため、特殊なギミックが付いたものも多い。
見た目も狩猟も楽しめるという点ではディオリモートシリーズなどが良い例だろう。 - MHFのネタ武器のほとんどは、親方印orHC武器が用意されてHR帯では十分実用になる性能の武器であり、
中にはLv50まで強化可能なG級武器すら存在する。 - 運営曰く強さはそんなに強くないです。
バランス調整の苦悩が垣間見える。
- この手のネタは残念ながら防具に関しても武器同様一般的と言えるだろう。
むしろ見た目要素が大きい防具では、上記の武器すら霞むような面白い見た目の逸品が数多く登場している。
- また、防具ではプレイヤー自身があれこれ工夫し、
抱腹絶倒の超カオス装備を自分で製作可能な点も大きな特徴である。
その中には生意気にも有効なスキルが発動している物も数多く、
そうしたカオス装備で数多の強豪を打ち倒してきた変態猛者も見受けられるとか。
狩猟されたモンスターの心境や如何に。- なお、防具のスキルポイントやスロットの関係で、
欲しいスキルが全て発動する組み合わせがこれしかない等の理由で採用せざるを得ないが、
そのせいで見た目を完全にぶち壊しネタ一色にしてしまう恐怖のパーツやテンプレが存在する事がある。
それらに関してはコチラを観ていただきたい。笑いをとれるので防具合成や重ね着については忘れていい。
- なお、防具のスキルポイントやスロットの関係で、
パターン2:性能がネタ
- 性能が残念、または極端であるためにネタ扱いされる武器のこと。
ただし上でも触れたように、単に弱い、性能が低いだけの武器ではネタにすらならない。
それが強弱問わず途轍もない方向に突きぬけている場合はネタ武器の仲間入りである。
説明文通りに歴史に残ったヤバいヘビィや赤組と白組、
上位までは弱く要求素材も鬼畜だが強化を重ねれば重ねるほど要求素材が易しくなり、G級では一線級になる太刀や
あらゆる意味で前代未聞のスペックを誇る砂漠のお嬢様に、
泥臭く雑に強い笛のように高性能でありながら仲間入りするものも。
- パターン1で「全てのネタ武器が弱いわけではない」と述べたが、これは逆も然りで、
強力なモンスターの素材を使う武器は強い、もしくは入手困難な素材を使う武器は強い、
またはゲーム終盤に作製できる武器だから強い等の、
他のゲームであれば存在しているであろう武器性能の保証がモンハンには全く存在しない。
どれほど強力なモンスターの素材で、見た目が(モンハン的に見て)まともで、
果てはラスボス素材や天鱗・古龍の大宝玉を使うようなものでも、一切油断はできないのだ。
また多くの武器の性能が事前に公開される傾向にあるMHFを除くと、
発売したばかりの作品では多くのプレイヤーが実際に手にするまでその武器の性能は知れ渡らない。
そのため上記のようなハズレ(ネタ武器的に言えばアタリ)を引いてしまった時の衝撃も相当なものとなる。
またMHシリーズでは問題となった武器の調整を次回作にて行う傾向が強く、
同じ名前の武器でもシリーズによって扱いが天と地ほどに異なる場合があり、そのような場合もネタになる。 - シリーズを追うごとにそういう武器も増えており、
- シリーズの新要素に手を出し続け斜め上方向の順応を繰り返す弓
- スペックデータは優秀なのに極端に扱いづらい神属性弓
- 属性値だけはぶっ飛んでいる大剣三振り
- 斬れ味や双属性値は素晴らしいが攻撃力が低すぎるせいで全部台無しになっている双剣
- 武器のスペックとビンの種類が噛み合わない斧達*3
- 速射を没収されて一気に長所を失ったボウガン三丁
- 初登場時の惨状が原因でいまでも名前をちゃんと覚えてもらえてない、性能の振れ幅と方針転換が激しすぎる操虫棍
- 強化の途中で何故か持っているスロットを全て没収され、最終強化で再び復活する剣斧
- 特別な運用に適した性能が奪われ続けている剣斧
- 銘が銃だと産廃、砲だと高性能なヘビィボウガン
- 幼体武器と分割された結果、武器種の特性と悉く噛み合わない性能を与えられ続けている盾斧
- 見た目と要求素材だけは一人前の、ないない尽くしが過ぎて設定ミスすら疑いたくなるハンマー
- 唯一の強みだった高レベル砲撃で並ばれる事が増え、立場がどんどん悪くなっている竹槍
- 溜めすぎると弱体化する神属性弓の後継者
古代人の呪いで砲撃のLVが最後まで1のままのガンランス- 悠然と飛来しメインモンスターがっかりヘビィジンクスを復活させた彗星
- 雷属性要素をこれでもかと詰め込み過ぎた狩猟笛
- 虫のLvが3のまま、改善しようとすると本体の攻撃力が下がる操虫棍
- 溜め3が撃てることがデメリットになるうえに、溜め4が使える頃には上位互換に埋もれる弓
- 放散弾追加で全Lv4発装填可能なのに単発自動装填対応の軽弩
- 最大の特徴である固有ギミックを没収された事により、存在感を完全に奪われてしまった元メインモンスター武器群
- やってることが完全にヘビィボウガンなライトボウガン
- 旋律が全てを台無しにしている狩猟笛
- 迷走の果てに
神属性を得てしまったこの武器ならではの強みが何も残らなかった弓 - 他の火ハンマーから散々袋叩きにされた挙句、ほぼ完全上位互換の登場で一切立つ瀬がなくなってしまったハンマー
- 斬れ味がどこかおかしいシリーズ
- 会心率が余りにも酷い連中
- しかし、何といっても代表はあの
廃バイクであろう。
芸術の域に達しているとすら言われる伝説の数々を現在進行形で創造しているこの武器の詳細については、
相方(?)であるこちらの武器と合わせて参照いただきたい。- ちなみに、廃バイクとネタにされ続けてきたこの武器が
MHRiseにて遂にヘビィ使い御用達のトンデモ性能になった。詳細は該当記事参照のこと。
代わりに、周りのヘビィにバイクみたいなネタ性能武器が増えたのだが
ネタ武器から強武器になったこと自体もネタにされている他、強化前が産廃なのは相変わらずである。
また、バイクが産廃から脱出した一方で別の王牙武器が「最強(笑)」とネタにされることもあったとか。
- ちなみに、廃バイクとネタにされ続けてきたこの武器が
- 極端な性能を持つものの中には、パターン1にも当てはまるものや、
極端なネタというほどでなくとも、特徴的な見た目やギミックのものも少なくない。- 既にパターン1で挙がっている竹弓の同類で、
あまりにも低すぎる攻撃力とあまりにも高すぎる属性値で戦う琴 - 強撃ビン至上に等しい剣斧界隈で、強力すぎる強撃ビン持ち龍属性剣斧と肩を並べる、
強属性ビン持ちの公式ピザカッター辺りがいい例だろう。
- 既にパターン1で挙がっている竹弓の同類で、
- この手の武器に限ってチャレンジスピリットを刺激されるのか熱烈なファンが付くのもお約束で、
特殊な使い方やプレイヤースキルでカバーすることで、
普通に戦うことすら難しい強豪モンスターを討ち取ってきたりすることもある。
超テクニックと愛で難関を超えた時、誰もが賞賛を贈らずにはいられないだろう。
- またこの手の武器は、ネタにされる以前は強力な性能を誇っていたものが数多く見受けられる。
また次回作で改善が施されるされることも多い。
しかし改善の結果もまちまちで、完全に改善されて強武器として君臨できるものは滅多にない。
そこそこは扱える性能に落ち着けるのはまだいい方で、
最悪の場合「普通に残念」というレベルに陥ってしまう。
こうなると最早ネタとしても地味すぎるため完全に空気。
突き抜けた産廃だからこそのネタであるため、微妙な強化を受けてしまったネタ武器は
「せっかくのクソ性能が台無し」などと残念がられることも…。
- 性能自体は据え置きでも、作品毎の仕様変更等で立場が改善されるケースもある(無論逆もある)。
特にMHX(X)ではその傾向が顕著であり、新たな可能性が出てきたことでネタ武器を活かす選択肢も増えた。- さらに新たなスキルの追加・スキル仕様の変更で立場が改善されることがある。
「斬れ味が鈍い」シリーズはその鈍さを攻撃力に転化できるスキルの登場で復権し、
「会心率が酷い」シリーズはその酷さを逆転し破壊力を生むスキルの登場で実戦に躍り出た。
ネタと実戦の超えられない壁を幾度となく築いてきた匠スキルも、
発動難度の増加・斬れ味補正の低下(紫のみ)により、その優位性は低くなりつつある。 - また、スラッシュアックスにおいて一級品とネタ武器の超えられない壁を生み出し続けていたビン格差だが、
MHXX以降は大規模なテコ入れが継続的に施されており、MHXXでは状態異常ビンの評価がやや改善し、
MHWでは産廃二大筆頭だった滅龍ビンと減気ビンが大躍進を果たした事で、ついに強撃ビン一強体制が崩れ、
MHRiseでは強属性ビンのダメージ処理が変更されたことにより、蛮顎剣斧フラムシスカのように、
従来は評価が非常に低かった低属性+強属性ビン型の武器でもかなり実用的に扱えるようになったこともあり、
ビンのみが原因となる剣斧の微妙・ネタ武器の比率は年々数を減らしつつある。
生まれた時代が悪かった崩界剣斧ムルカムノミは泣いていい。
その一方で、覚醒が遅いという強撃ビンのデメリットのみを享受しているのに等しい、
低物理+強撃ビン型の剣斧の評価が下がりつつあるのは内緒。
続くMHR:Sでは強撃ビンが多少復権したものの、属性有利の環境から強属性ビンの立場は引き続いて良好。
その結果自分のスタイルに合わせてビンを選べる弱ビンのない環境となっており、
剣斧使いからは概ね好ましい評価を得ている。
さらにVer.11.00からは傀異強化によってビン変形強化が適用される武器が増え、
毒ビンと麻痺ビンには状態異常確定蓄積効果が追加されている事が判明し、
やや微妙な立ち位置だった毒ビンと麻痺ビンが復権。
属性内唯一の百竜スロットLv1や、ピンポイントで属性値という唯一の強みを潰された剣斧等、
差別化に苦しんでいる剣斧は居なくなったわけではないものの、
ビンだけが原因の産廃スラッシュアックスはほぼ一掃されることになった。
この調子でチャージアックスの物理&属性値とビンの相性による性能格差も是正してほしいものである。 - さらにMHR:Sではチャージマスターの登場や流斬り連携によって
今まで微妙だった高属性値の大剣もかなり実用的な性能となっている。
- さらに新たなスキルの追加・スキル仕様の変更で立場が改善されることがある。
- MHFにおいては武器の実装はかなり慎重に行っていると運営が公言している通り、
極端な残念性能の武器が実装されるケースは非常に少ない。
ただし調整が不十分(だと思われる)なまま世に出た結果、とんでもなく残念な武器もまま存在している。
MHFでは武器自体のステータス調整が行われるケースは稀であり、
強化先の追加で息を吹き返したものやそのままになっているものなど様々である。
- パターン1とは違いこの手のネタ防具はほぼ存在しないと言っても良いだろう。
上述したように「性能が低いだけ」ではネタにすらならないため、単にスキル値が低い、
防御力が低い、耐性が危ういなどの理由だけではネタにはならない。
また、ほとんどの一式装備はそれに需要があるかどうかはともかく特定の状況に有効な長所と、
バランス調整の為の短所が初めから組み合わされており、
1つの装備で全ての状況に対応することは出来ない。
それは言い換えると、どんな一式装備にもそれに応じた活躍の場があるということである。
中には一式では完全にネタという変わり種もあるが、
それには混合装備におけるパーツ運用という活躍の場がある。
パターン1で述べたように、防具は武器とは違いその組み合わせによる装備作成の自由度が非常に高いため、
「何をどうやっても性能が低い防具」自体が出現しにくく、
仮に出現しても上述したように性能のみを理由にネタ扱いされる事はまずないのである。- MHRiseではそのリベリオン・ライオットシリーズ一式よりもネタ性が高い後輩とも言える防具が登場。
ただしこちらは真ラスボスの素材を取り込むことで実用的な性能に化けるため、
一式装備でも一概にネタとは言いきれなくなった。 - いわゆる悪い意味で有名な装備も存在するが、
これは純粋に性能が低いという理由だけで有名になったものはほぼ皆無であり、基本的には該当しえない。
この防具は装飾品の概念すら無かった時代の、イベントクエスト限定の裏ボス装備という設定、
そしてMHGにおける一部位333333zの製作費、
Wiiリメイク版では一式製作すると黒龍の魔眼&剛翼×2に加え、
当時どうあがいても入手確率が3%以下だった超激レア素材雌火竜の紅玉を1つ、
火竜の紅玉に至っては頭と腰に合計2つ使用する凄まじい作成難易度という、
如何にもなフラグを満載した設定で登場した割に、- 基本的に一式着ないと発動しない(脚部のみ胴系統+2で代用可)上に
代償としてLv1通常弾以外で反動が強制的に発生するようになる、
死にスキルどころかマイナススキル同然の連射 - 当時最強格の防御と優れた属性耐性をほぼ無かったことにするマイナススキル各耐性-5&防御-20
現在のミラバルカン防具からは想像もつかないような酷さであり、
性能のみでネタ扱いされた稀有なケースである。- 素材の説明でわざわざ『Wii版』としたのは作成難易度が引き上げられたから、
ではなくリメイク以前は紅玉がそれぞれ3個ずつ必要だったため。
もうここまでされると只の嫌がらせである。
- MHRiseではそのリベリオン・ライオットシリーズ一式よりもネタ性が高い後輩とも言える防具が登場。
パターン3:武器名(と解説文)がネタ
- こちらもパターン2同様、見た目は(おおむね)まともだが名前がおかしいタイプ。
MHシリーズの武器自体、元々独特の造語や難解な漢字、他国の言語などをふんだんに使った、
いわゆる厨二っぽいものが少なくないため、名前がネタというもの自体については古くから存在している。- 改めて釘を刺すまでの話でも無いが「性能までネタ」では無い。
ハンターそれぞれのスキルやスタイル、プレイ経験の長さや手癖などにもよるが
使い手によっては第一線で充分に通用する武器群でもある事は肝に銘じておくべし。
「名前がアレだから性能もアレ」だと誤解して使わないのでは大損である。
もちろん「名前もネタで性能もネタ」と言うものも存在するが…。
- 改めて釘を刺すまでの話でも無いが「性能までネタ」では無い。
- そして、MH3Gにて使用者モ苦笑スル凄キ銘が爆誕したのを皮切りに、
作品のメインモンスターやラスボスを中心に、
ハンター達を騒然とさせる名前の武器が次々と登場するようになる。- ちなみに、ラスボス・裏ボスの武器で明らかなネタ銘が付いた武器は
MHP2Gの時点で英単語之当手字が存在している。
- ちなみに、ラスボス・裏ボスの武器で明らかなネタ銘が付いた武器は
- 例を挙げると
- 完全変態メタモルフォーシス*4
- 銘がハジケた筒ッと後輩剣斧ッ
- 武器銘が擬音【語】
- 最早、ただの単文!そしてネタ銘よ伝説に!
- 同じ言葉を3度繰り返した双剣と、3度繰り返そうとしたが文字数制限に引っかかった結果ゴリ押しに走った片手剣
- ウェポンofファニーにTHEプレズントやジョークorアーネスト
- 抱腹絶倒を誘うネームや笑撃王ワロスネーム
- 実にシンプルな巨獣武器から一転して巨笑・擬音語ォーッMAXからの擬音語王の大草原
- 星座といふ名の白骸に愉快ナル新星ココトム*5
- 大爆笑銘LOL*6
多くの場合なかなか厨二…もといイカした説明文までくっついているので始末に負えない。
しかもこれらは大抵の場合、性能や見た目には非の打ち所がない。それどころか最強格のものも。
そのため武器の名前がネタとして一番に広まっていくことになる。- これらの武器群は強化前は割りと普通の名前であることが多いため、余計にネタネームのインパクトが強い。
- 他にも、武器名の法則が特徴的過ぎるシリーズとして、
などが挙げられるだろう。
ついでに、前述のオトモ武器の中にも、
「THEビーニャス」「ネコといふ名の白骸」「巨ネコ・踏叉ァーッ」「ニャつくさの深緋の傘」など、
ハンター用の武器銘を律儀にも踏襲して、一緒にネタに突っ走ってる物がいくつか存在する。
- 流石にやりすぎたと開発陣も思ったのか、
MHXXのメインモンスターやラスボスの武器銘は独特な名称ではあるが、
今までの連中よりは落ち着いたものとなっている。
ただし、バルク武器は上述の「性能面でネタ武器」入りを果たしてしまった。
- 一方MHXXでは二つ名武器を究極強化すると、ある一つを除いて、
という解説文となる。【 究 極 強 化 】
限界ヲ超エ、覚醒セシ△△△(武器種名)。
○○○○○(武器の初期段階の銘)ノ終極。
ナント解説文ガ漢字ト片仮名ニナッテシマウノダ。
- MHWorldでは上記のカオスっぷりから一転して、
メインモンスターもラスボスも武器名が大人しくまともな名前になってしまった。
それ以外の新規武器も軒並みMHX時代では考えられないほど無難順当な名前となっている。
強いて言えば「四字熟語シリーズ」、「銘【ネーム】」
「シャサールの猟具*9」、「滅尽の武器」あたりが該当しなくもないが、
いずれもMHP2G以前より存在するネーミングで、MHXXほど無茶苦茶ではない。
新たなネタ銘武器を探していたプレイヤーが落胆したのは言うまでもない。
武器説明文や防具銘もシンプルな物がほとんどである。- Worldは全世界に向けたタイトルのため、
日本語のネーミングセンスを外国語で通じるように翻訳するのが
難しかったという事情もあったのだろう。
- Worldは全世界に向けたタイトルのため、
- MHW:Iでも引き続きぶっ飛んだ名前の武器は少なかったが、
後のアップデートで片仮名ヲ刻マレシ防具が登場した。
これまでのシリーズでは無かった名前的な意味でのネタ防具である。
- MHRiseもメインモンスターやラスボスとその対の武器の銘は
禍業物・大幽鬼ウラミ、神春・風雲武城*10などと、
独特な命名ながらもネタ的な意味ではかなりおとなしくなっている。
その一方、後者2体の防具についてはなまえがぜんぶひらがなであり、これまでにない命名法式となっている。
おまけにVer.3で真の性能を発揮するまでは両者とも性能面でもネタ一直線であったので、ネタのWパンチであった
前作で登場した片仮名ヲ刻マレシ防具に続き、名前的な意味でのネタ防具の後継となった。
また、MHR(:S)の新顔組にも- ゴシャギオンからのゴシャ!ギガゴギオン!
- スモウ野ワザを経ての真蛙式・スモウ野ワザ改
- D=コードにクラリファ=Y*11
- 独特なるフランセからのマリアージュ・ド・ネフィラにトラジェディ・ド・エテルネ*12
過去作よりは大人しいとはいえ、中でも「誤射」と「ガバ」が並んでしまったライトボウガンはネタにされやすい。
- MHR:Sのラスボスの武器の銘は冥淵武器カタストロフィ*13と、
これまでのラスボス武器と比較してもかなり大人しく、ネタにされる事はほぼ無い。
- MHFの場合は武器の総数が多いために、
実用性がありながらも妙なネーミングの武器はまま存在している。例えば、 などなど。 - その他、珍しい例としては2作連続で名前と外見があべこべになってしまった片手剣なんてものも。
- 武器銘ではないが、武器の中には何回も世界を破滅させるものや、
逆に世界を創造するものすらも存在しているらしい。
設定上では極めて希少な、というか手に入るはずもない武器なのが幸いだが、
こんな武器が蔓延っていれば世界は数年と持たないだろう。
- 防具に関してはその殆どが無難な名前となっており、
パターン2同様この手のネタ防具はほぼ存在しない…と思いきや、
MH4GのG級防具は解説文がかなり特徴的なことで知られている。
頭から脚までで説明文が統一された雰囲気になっている防具が多く、
実に厨二臭いセンスの感じられるものになっている。
- モンハンのネーミングセンスに関しては「一昔前に有名になったコピペ」というものがあり、
時期の近かったミラオス武器を筆頭として比較されて語られることも多い。
なお、MHシリーズのフォロワー作品にも同じような武器名が存在するが、
向こうの世界はこんな感じのネーミングの方がむしろスタンダードな設定・世界観のため
こちらほどネタにされることはまず無いと言っていい。
73:枯れた名無しの水平思考 2009/09/08(火) 13:12:23 Ekbq7chy0 モンスターハンターについて考察することだが、 いくら何でもモンスターの名前が幼稚すぎないか?まあ、 ゲームだから子供向けなのは仕方ないが、リオレウスとかティガレックスとか ポケモンやドラゴンボールの敵がごとく、というわけだ。 ここまで多数派プレイヤーが350万人もプレイしているのだし、正直 名前はもう少し年齢層を上げて欲しいと願う。 例 リオレウス→レッドストーム ティガレックス→ファングオブガイア ミラボレアス→ザ・デス イヤンクック→ティーチャー ラージャン→金色焔王 ラオシャンロン→グランドアース みたいな。これくらい言葉遊びやテーマ性を込めた名前。海外で売れないのは 海外プレイヤーが年齢層高いシリアスゲームを要求してるからだと思う。 一応開発にもメールしてみるが・・・。マジで次回作名前変わったらスマンw
137:枯れた名無しの水平思考 2009/09/08(火) 15:17:29 Ekbq7chy0 武器の名前ねぇ。 アイアンソード→”形容する。鉄塊、と” 炎剣リオレウス→”燃えよ。世界は命じた” ミラアンセス→”最終警告。法則の崩壊” 武器の名前だからといって、名詞である必要はない。文章、あるいは単文でいい。 これは数年前から各社開発部にメールで提唱させていただいてるんだがねぇ。 まあ、素人さんの意見を”使わせていただく”のは「ぷらいど」が許さないってか? やれやれ
- このコピペはモンハンの用語を幼稚と言っておきながら、
発言主の提案したネーミングの方が幼稚極まりない本末転倒な内容が揶揄されたものである。
とはいえミラオス武器を皮切りにネタネーミングも増え、遂に単文まで実現してしまった。
ある意味コピペを発した彼の思い通りになったと言うべきか……。
彼がカプコンに入社したという説も
- 言葉遊びやテーマ性は公式の名前の方がよっぽど取り入られているし、
海外で別に「年齢層高いシリアスゲーム」が望まれていたわけでもない*14。
的外れな指摘であったのも批判を浴びた原因である。
- とはいえ、この手の話を一般人に「中二臭いよね」と持ちかけても、
首をかしげられるのがオチなので注意しておこう。- 余談になるが、「中二(病)」という言葉の元々の意味合いとしては
流行り物を嫌ってみたり社会に反抗してみたり斜に構えた自分を演じてみたり、
中学二年ごろの年の子供によくあるような反抗期の例の一種である。 - さらに、一般的にこのような過度なファンタジー色を指して使われる今の用法でも、
元は「現実世界の自分にファンタジー要素を重ねて空想する」事を言う言葉であり、
ファンタジー世界の中でファンタジーをする分には当たり前であって本来は中二などではないのである。
ファンタジー要素そのものやちょっと凝った名称を何でもかんでも中二と呼ぶのは一部の界隈に限られ、
場面や舞台に即しているはずのドイツ語*15等に騒ぐ等で余りにも過敏であったり、
周りが評価しているから批判をするような逆張りを行ったりと捻くれている層は"高二病"と呼ばれ、
「自分は"分かってる"」「ガキっぽい周りとは違う」という所謂「少数派至上主義」や「通ぶった振る舞い」を指す。
当然それはそれで煙たがれる事は想像に難くない。 - 一方、元の意味から転じて上述のようなファンタジー的な要素や属性等を指して、
(侮蔑や嘲笑の意図なく良い意味で)中二病(厨二病)っぽくて(中二臭くて)かっこいい・好き、
といった使われ方をされる場合もたまにある。
誤解を招かないよう、使う側は使う場面や使い方、見る側は解釈に気をつけたい。
- 余談になるが、「中二(病)」という言葉の元々の意味合いとしては
- 名前も性能も一線級なのに、プレイヤーによってよろしくない渾名を付けられる武器もある。
具体的にいうと、 などなど。 - 強武器であるが故の愛を込めた呼び名だろうが、プレイヤーのネーミングセンスも大概である。
半分ほどヘビィの渾名であることには触れないように。
- ネタと言う程のインパクトではないが、
外国語や難しい言葉を並べているせいで読み間違い易い名前というのも多い。
こちらも参照のこと。
番外編1:コスト面でネタ
- MHFにおける俗に伝説級武器と呼ばれている物は、
それを作るためにかかるコスト面(時間・リアルマネー双方)の問題で、公式にネタ武器として扱われている。
もちろんそのスペックは(実装当時の基準で)圧倒的な高スペックだが、
それ以上ともいえるコスト面の問題があると言えよう。
なお、MHF-Z以降は徐々に緩和されていき、2018年7月以降は、
ある程度の期間継続してプレイしていれば入手は容易となった。
詳細は当該記事を参照。
- MH4にて初登場したチャージアックスは、その斬新かつ複雑な合体変形機構のためか、やけにレア素材を要求してくるものがある。
一例として、ただの雷属性派生なのに半分以上金獅子素材
火竜の紅玉ひとつでは足りず、再度火竜の紅玉と炎龍の宝玉をセットで要求
素材交換も含めると、最終段階までに各種宝玉を贅沢に6個も使用…など
性能はネタどころかいずれも折り紙付きではあるが、それにしても使いすぎではないだろうか。
番外編2:非装備品・付属品なのにネタ
- ハンターなら誰しもが必ず持つ、そして、ハンターライフには絶対不可欠な
最強無比にして絶対無敵の武器がある。
「最強無比にして絶対無敵」とネタにされる武器たる由縁は、該当ページを参照。- シリーズによっては狩猟時に実戦武器として活用する場合も多々ある。
本来実戦で振り回すのには向かない装備のはずなので、余計にネタ化が進行することに……
ついには、イベントクエスト内限定とはいえ
双剣の片割れとして振り回すことが可能となってしまった。
- シリーズによっては狩猟時に実戦武器として活用する場合も多々ある。
- ボウガンの場合、ボウガン本体のみならず
各種弾丸そのものがネタと見られる場合がある。
これは特に武器内蔵弾として多種多様な性能の弾丸が実装されたMHX(X)で顕著で、
無論使用する弾丸の種類が、そのまま本体性能に直結する話でもあるが、
無個性な本体性能は語り草にならず、弾丸の方が本体の話題を食ってしまうケースも稀にある。- 1作限りで消えた弾丸
他ハンターもろともモンスターを消し飛ばす爆薬弾をバラ撒くスタイル- ガンランスごっこ
- ただの弾代節約用では終わらない弾丸達
- 銀河系最強の弾丸
- 大砲の弾
- 走るハンターより遅い超低速弾
- こやし玉
- 使い所が難しかったり、ブッ飛んで高性能だったり、一概に弱い弾丸だけがネタにされる訳ではない。
- 弓については付属する矢も、ネタとして語り草にされる場合がある。
各弓によって微妙に異なる見た目から始まり、弾丸と異なり矢の数が無制限なこと、
矢切りでの乱暴な振り回しに耐え、あまつさえ切断能力を発揮する謎の頑強さなど
ネタにされる要素は尽きない。- 矢切りについては、無茶なその運用法にツッコミが入る一方、
「矢切りで尻尾を切るには?」などの実戦的な観点からの実証考察が静かに繰り広げられたり、
瓶の節約するために矢切りで攻める場合の具体的効率など、
『武器としての実用性』について真面目に考察されたりもする。
また、一部の弓で矢切りの際に現れる無銘の短刀も、
矢切りモーションとマッチした結果のスタイリッシュアクションぶりをネタにされることが多々ある。
- 矢切りについては、無茶なその運用法にツッコミが入る一方、
余談
- ネタ装備はいろんな意味で目立つため、
ギルドカードに設定していたりロビー装備に仕込んでいたりする人は少なくない。
また中にはネタ武器に強い愛着を持ち、それを担いで様々な強豪を打ち倒す剛の者も存在する。
- くどいようだが上で書かれているネタ武器や防具の内
「クエストで全く使い物にならないほど弱い」ものは極々僅かである。
パターン2の武器も様々な要因(対抗馬が強すぎる、過去作での使い方ができない、TA向けではないなど)
でそのような扱いを受けてしまった物も少なくない。
ネタ武器=弱い武器ではないので、くれぐれも間違えないようにしてほしい。
防具にも言える事だが、ここに挙がっているか否かに関わらず、
自分勝手に「この装備はネタだ」と決めつけたり、他人の装備を必要以上に悪し様にからかったり、
ここに名前がある装備を持って来ているからと一方的に地雷扱いしてキックするような事は
絶対にしてはいけない。
関連項目
モンハン用語/デブ装備 - ある意味、ネタ装備の一種。
ゲーム用語/フレーバーテキスト - ネタ武器たらしめる要素の一つ。
システム/重ね着装備 - 性能が最強なネタ武器を生み出せる画期的な機能