ゲーム中に登場するモンスターのうち、(主に)発売段階で存在が公表されていないモンスターのこと。
「隠しボス」などと呼ばれることもある。
目次
概要
- MHシリーズで登場するモンスターは、
基本的にはゲーム発売前に名前・生態が公開されるのが通例となっている。
だが各作品に数体、発売段階で名前や生態、場合によっては存在すら公表されないモンスターが居た時代がある。
特にMHP2以降、シリーズの知名度が爆発的に上昇したこともあり、
シリーズの新登場モンスターは発売前に粗方公開されるのが定番行事となっているのだが、
そんな中でも実際にゲームを進めていって初めて存在が分かる、というモンスターは少なくない。
- これらのモンスターは、ゲーム内では基本的にモンスター名や生態などがある程度明らかになっているが、
初登場作品ではモンスターアイコンが存在していなかったり、生態が殆ど未解明に近いものなどもある。
公式攻略本には肉質や属性耐性を含む詳細な情報が掲載されるが、
逆に言えば公式攻略本発売以前はマトモに情報が公開されない場合が多かった。
- 他メディアやサウンドトラックに関して言えば、ノベル版や漫画版、
アンソロジーにおいて発売段階では登場しないことが多い。
サウンドトラックでも、初登場作品のオリジナル・サウンドトラックには専用曲が収録されていない、
或いは隠しトラック扱いとなっている場合が多い。
- これらは概していわゆる「ラスボス」あるいは「裏ボス」ポジションのモンスターであり、
あくまでネタバレ抑止という観点から存在が伏せられているものである。
実際に、次の作品においてはラスボスではなくなることもあるためか、
時間経過と共に名前や生態、設定イラストやCGなどが公式にて公表されることが多い。
またゲーム中においても、作品を重ねるとアイコンが登場したり、
詳細な生態が判明していく(作中でも既に「存在するもの」として扱われる)というものも少なくない。- また、情報解禁に応じてメディアでの露出も増加する傾向にある。
後述もするが、殆どのモンスターは情報誌などで大々的に公式イラストが公開されており、
ウカムルバスやアマツマガツチはノベル版にも登場している。
- また、情報解禁に応じてメディアでの露出も増加する傾向にある。
- アップデートの目玉が主に新モンスター登場であるMHFにおいても、
アップデート情報に一切掲載されないモンスターが登場することがあった。
これらは文字通り時間の経過と共に情報が少しずつ発信されていくことが多い。
- なおミラボレアス種、アルバトリオン、グラン・ミラオスに関しては、
初登場から長い年月が経過しているにもかかわらず公式からの情報発信が極めて限定されていた。
これらはネタバレ防止の観点ではなく別の意図があるものと思われる。
詳しくは世界観/禁忌のモンスターを参照のこと。
- 余談の項でも触れるが、MH3G以降は「禁忌のモンスター」を除き、
このタイプのモンスターはあまり現れなくなった。
強いて言えばラスボスやストーリーの根幹にかかわるモンスターは、
ネタバレ防止のために公式サイトでは生態など大々的には取り扱わない、というぐらいである。
(公式設定資料集などでは普通に詳細設定が開示されている)
代表的な隠しモンスター
- 以下のモンスターは主に初登場作品において、
登場後存在や詳細なビジュアルが公表されるまで時間がかかったものである。
希少種モンスター
- 特定の条件を満たさないと出現しない隠しボスであるためか、
発売から半年ほど情報が規制される場合があった。
希少種は複数の作品を跨いで出演しているが、たとえ他の作品で出ていても情報が規制されることがある。- 時間が経過してから発売される公式ガイドブック(いわゆる完全版)においてはその存在は勿論、
しっかりと肉質などの詳細が掲載される。
- 時間が経過してから発売される公式ガイドブック(いわゆる完全版)においてはその存在は勿論、
- 公式サイトでの取り扱いにおいては、
殆どの作品で特定条件を満たさないと出てこないという特性上か姿を見せない。
数少ない例外としては、MH4とMHR:Sとなっている。- MH4では、公式サイトにリオレウス・リオレイア・ティガレックス各希少種の画像が掲載されている。
掲載されたのは発売から9か月後とやはり遅いが、公式サイトで画像を見ることが出来るのは非常に珍しい。
- MHR:Sではそもそも希少種が全てタイトルアップデートの追加モンスター、
つまりアップデートの目玉であるため発表から間をさほど置かずに公式サイトに掲載されている。
本作が初登場となるタマミツネの希少種についても、特に隠すことなく掲載されている。
- ちなみにMHW:Iでは公式サイトなどには希少種は姿を見せていないが、
Steam(PC版)のアナウンストレーラーで登場している。
- MH4では、公式サイトにリオレウス・リオレイア・ティガレックス各希少種の画像が掲載されている。
- なお、MHSTにおいては、攻略本でリオレウス・リオレイア・ティガレックス各希少種の画像が、
リオレウスとリオレイアに関しては詳細なデータまでもが記載されている。
- MHFではエスピナス希少種のみ、シルエットのみの公開であったが、
それ以外の希少種については特異個体も含め、大々的に宣伝されている。
これはMHR:S同様、彼らがアップデートの目玉の1つであることが理由であろう。
アカムトルム
- MHP2集会所ラスト緊急のラスボス。
その規格外の大きさからプレイヤーに多大なインパクトを与えた。
- MHP2発売前後は公式からの一切の情報がなく、存在が伏せられていた。
最初に情報が明らかにされたのはMHP2のファミ通公式ガイドブックである。
しかしこのガイドブックには載ったものの、その後も情報は伏せられたままであった。
MHシリーズの知名度が大きく向上したのが当作からであるため、
これ以降のシリーズでも「隠しモンスター」を探すのが定番となった。
- アカムトルムの情報が大々的に報じられるようになったのはMHP2Gが発売された頃である。
G級に進む上で、上位の最終緊急であるアカムトルムは避けて通れなかったためであろう。
- MHP3でも登場し、遂にアイコンがお披露目となった。
今作では事実上の裏ボスながら公式ガイドブックでも詳細なデータが掲載されており、
またMH4では集会所ラスボス前に登場することから素材の入手確率なども明記された。
このように、初登場のMHP2G公式ガイドブック以降は隠し扱いではなくなっている。
MHP3でもMH4でも発売前情報では存在が公表されていないが、
これはMHP3・MH4共に裏ボス(後者は村ストーリーの裏ボスである)的ポジションに戻っていたためだと思われる。
なお、現在ではMH4の公式サイトにて登場モンスターの1体に名を連ねている。
- MHFにもシーズン1.5でティガレックスと共に参戦。
シーズン1.5のキャッチフレーズは「"ティガレックス 咆哮"」と唄い、その存在感を全面的に押し出していたが、
アカムトルムに関しては紹介ページでもアイルーが「とてつもない黒くて大きいものを見たにゃ!」
というセリフの情報で決戦場を映し出す程度に留まり、
その後もしばらくはクエスト名、モンスター名共に?????と黒龍と同じ扱いで掲載された。
また現在でもMHFではアカムトルムのアイコンは存在せず、黒龍と同じ「?」となっている。- その後特異個体が実装された際も、実装までやや伏せられ気味であった。
- ちなみに、MHFでアカムトルムの設定が公開されたのは7年後の2015年であった(G級進出と同時期)。
ウカムルバス
- MHP2Gの集会所ラスト緊急のラスボス。
こちらも発売前情報はなく、コンプリートガイドブックでも存在の一切が伏せられていた。 - またMHP2Gのサウンドトラックには、専用BGM「絶対零度」が収録されていない。
- MHP3以降は専用アイコンが用意されるなどアカムトルムと概ね同じ道を辿っているが、
こちらはMH4には登場せず、MH4Gでは発売前のコマーシャルで参戦が判明するというユニークな展開であった。
ウカムルバスに関しても、既に隠し扱いではなくなったと言って良いだろう。
- なおウカムルバスはMHP2Gの発売日当日にYahooの検索急上昇ワードランキングのトップ5に載ったという、
ある意味伝説的な事件を起こしている。
アマツマガツチ
- MHP3のラスボス。
ラスボスということもあり、発売後間も無くはその存在が伏せられていた。- 実際、MHP3発売後まもなく販売されたサウンドトラック「狩猟音楽集III」における楽曲解説でも、
「あるモンスターとの戦闘時の曲」と書かれるに留まっている。
- 実際、MHP3発売後まもなく販売されたサウンドトラック「狩猟音楽集III」における楽曲解説でも、
- しかし、時間経過とともに知名度が上がっていったためか、
その後ファミ通やモンハン部などで普通に名前が挙がったりビジュアルが載せられたことがある。
「狩猟音楽祭 2012」では、
辻本プロデューサーやサウンドディレクター、コンポーザーの口から直にその名が出され、
アマツの楽曲に纏わるエピソードを話すということが起こった。
さらに、HD ver.発売に際しては、ハンターがアマツマガツチと戦っている画面の
スクリーンショットが掲載されるまでに至った。
2012年11月27日発売の「CGアートワークス2」でも、他のラスボスたちを差し置いて、
しっかりCGイラストが掲載されている。
また、ウカムルバスと同じくノベル版の第五弾にも登場している。
その後10年記念特別ムービー「祝10周年!歴代人気モンスター集まるニャー!」でも登場し、
遂に正確なサイズが判明した。
- MHXでの復活が確定した際はPV第2弾の追加映像で堂々と登場、
10月29日には公式サイトにてその存在が紹介されるなど、かなり大々的に復活がアピールされている。
また同作では、MHP3時点で存在しなかった専用アイコンも追加された。
MHF-Zで遷悠種として追加が決定した際にも、名前を含め大々的に姿を見せている。
MHR:Sで復活した際にも特に隠すことなく姿を見せている。
- 3シリーズ作品のラスボス中では唯一「黒龍」に該当しないことから、
MH3系作品においては長らくの間、唯一大々的にその存在が公表されたモンスターでもあった。
UNKNOWN
- MHFに登場する飛竜種。
- 実装当初は特定の状況下で極稀に出現する、という以外で遭遇する術がなく、
更に運営レポートでUNKNOWNに関する質問をされてもプロデューサーが詳細に言及することを避けたため、
文字通り公式が存在を伏せる隠しモンスター扱いであった。
(ただしプレビューサイトでは「UNKNOWN」と言う項目が存在しており、
このモンスターの登場を予期していた人は少なかったものの、存在自体は最初から仄めかされていたことになる)
- その後フォワード.4にて公式イラストとモンスターの存在が公表され、
覇種実装時には大きな目玉としてフィーチャーされている。
生態については未だ不明でモンスターアイコンも存在しておらず、
クエストターゲットも「?????」のままだが、その存在自体は既に隠し扱いではなくなっている。- ただしUNKNOWNには公式通称以外の「別の名前」が存在するという説が指摘されており、
その点に関しては未だに隠し扱いなのではないかと言われている。
MHFのサービス終了に至っても本種は最後まで「UNKNOWN」のままであった。
- ただしUNKNOWNには公式通称以外の「別の名前」が存在するという説が指摘されており、
- 書籍では「フロンティア通信 フォワード.5」や「MHF 5th Anniversary Book」等にも載っている
(ただし、生態の詳細を公表することができないためか、
2012年版アニバーサリーパッケージの資料設定集では唯一言及が無かった)。
- また2015年にはUNKNOWNを模したグッズが登場している。
相変わらず生態の詳細については記されていないが、種族が飛竜種であることが明言された。
アルガノス、ゴルガノス
- MHF フォワード.5のプレビューサイトにて存在が示唆された「謎の覇種」。
クエスト依頼文ではUNKNOWNと同じく「???」とモンスター名が表記されていた。
外観が似ていることもあり、プレイヤーからは「覇種ヴォルガノス」と呼ばれていた。
- 2013年3月19日の運営レポートにて、この謎の覇種の正式名称がついに判明。
G1アップデートでクエスト検索のところにアルガノスとゴルガノスの名前が登場したが、
まだそのときはクエストの対象が「???」だったため、検索として機能しなかった。
6月18日の期間限定クエスト次週予告にてハッキリとした姿と共に公表され、
翌日から、覇種クエスト「輝輝臨臨」のターゲット項目にも
正式に「ゴルガノス1頭の討伐 アルガノス1頭の討伐」の表記となり検索結果に該当するようになった。- ちなみに同日以降、今までは省かれていた狩人祭のターゲットにも指定されることになった。
- アニバーサリー2013のパッケージ画にもばっちりアルガノスとゴルガノスが(首から上だけだが)載っている。
ミ・ル
- MHF-G2にて実装された正体不明のモンスター。
依頼文でも「モンスター」としか書かれておらず、
クエスト開始時に「UNKNOWN」というマークが出ることから、
「G級UNKNOWN」あるいは「黒デュラ」と呼ばれていた。
- その後、第317回 開発運営レポートにおいてこのモンスターの名称が「ミ・ル」であることが発覚している。
その後公式サイトの不具合対応状況においても名前が出てくるようになった。
正式な公式イラストは無いが、イベントクエストで登場する際にはシルエットが剥がれている。
- ただし現在でも「ミ・ル」の名称は基本的に上記の公式サイトを除くと一切出てこない。
10周年記念のプレミアムグッズ内設定資料集でも、
設定イラストこそあるものの名前は当初の表記通り「UNKNOWN」であり、
その公式サイトでも、「UNKNOWN2」という名称で記載されている。
そのため公式的にはあくまで「UNKNOWN」が正式名称であり、
「ミ・ル」の名称は不具合対応など飛竜UNKNOWNと区別できないと支障が出る場合のみ
便宜的に使用される名前と言える*1。
フロンティア通信などのムック本でも記載こそあるものの「G級のUNKNOWN」としか表記されておらず、
攻略情報は無いに等しいものとなっている。
黒レイアこと飛竜UNKNOWNよりも公開されている情報の数が少ない、未だ謎の多いモンスターである。
ドゥレムディラ
- MHFに登場する「天廊の番人」と呼ばれるモンスター。
天廊の調査が進んでいないためか、現状名前などは表立って表記されていない。
ゲーム内では名前のみ確認可能。モンスターリストも存在していない。
- 「天廊の番人」としてはワールドチャットに表記されるほど大々的に扱われる一方、
世界観上どういった存在なのか、どのような生態を持つのかといった情報は現在のところ存在しない
(MHFの隠しモンスターの場合、生態等が明かされることの方が少ないのだが)。
ドゥレムディラという名称も、ミラボレアスと同等にシステム的な側面で確認できるのみ。
PVや各種公式情報でも存在は示唆されるものの、具体的な情報は一切開示されていない。- ゲーム中で遭遇した際にのみ、戦闘時の特殊ルール解説が表示される。
しかし、この時においても遭遇する存在についての明言は避けられている。
- ゲーム中で遭遇した際にのみ、戦闘時の特殊ルール解説が表示される。
- その後、第7回遠征録開催時には公式サイトでは「天廊の番人」という呼称と、
ドゥレムディラの画像が公開された。
「ドゥレムディラ」の名前は伏せられているが、遂にCGイラストが公式から発表されたことになる。
- この扱いに関しては、天廊遠征録自体が「謎に満ちた塔を攻略する」というコンテンツであり、
その一環として未知のモンスターという設定で実装されたことが影響しているものと思われる。
天廊遠征録の廃止、そしてMHFのサービス終了に伴いこのモンスターは謎のままで終わったが、
このモンスターが「天廊」においてどのような位置づけであったのかだけは、
サービス終了が決まった後のこぼれ話にて判明している。- 詳しくは当該モンスターの記事を参照いただきたいが、
要約すると本種は天廊を建造した古代人が姿を消すことになった原因であり、
「天廊の番人」というのは後年ここを訪れたハンターやギルドからの呼称である。
従ってメゼポルタのギルドでは本種の名前まで特定、命名には至っておらず、
あくまで「(天廊の)番人」がMHFの世界観上における本モンスターの呼称で、
「ドゥレムディラ」についてはミ・ル同様、裏で設定されている真の名称であると思われる。
実際、公式サイト等では最後まで「天廊の番人」という名称で一貫して扱われていた。
- 詳しくは当該モンスターの記事を参照いただきたいが、
余談
- MH4のラスボスであるダラ・アマデュラとMH4Gのラスボスであるゴグマジオス、
MHFのディスフィロアはCMやPVで一瞬だけ姿を見せただけの登場であり、
公開されている新モンスターに該当する種がなかったため議論となった。
ディスフィロアは配信当日に名前等々が公式サイトに表示され、
ゴグマジオスに関しては発売後2週間でCMにて全体像が登場するなど、
かなり情報公開が早かったと言える。
ダラ・アマデュラとゴグマジオスはやはり禁忌のモンスターには該当せず、攻略本やハンター大全4では
両者の名前やイラストが載せられている。- ただ、大全には没案としてミラボレアスに酷似した顔のゴグマジオスのデッサンが載せられており、
もしかしたら、開発途中までは黒龍の一員であったのかもしれない
(このデッサンにはゴグマジオスの象徴でもある撃龍槍は描かれていない)。
- ただ、大全には没案としてミラボレアスに酷似した顔のゴグマジオスのデッサンが載せられており、
- MHX以後のラスボスについては、CMやPVでの露出は特段見受けられない。
ただしオストガロアとアトラル・カについては公式サイトでこそ言及されてはいないものの、
モンスター集合イラストではきっちり姿を見せているなど、特に隠されている節はない。
ゼノ・ジーヴァに至っては、歴戦王の追加の際に公式サイトで全体像が堂々と表示されている。
ナルハタタヒメは公式サイトでは触れられていないが、Ver3.0アップデートのPVで対と共に登場している。
流石に百竜ノ淵源の方は出てこないが。
アン・イシュワルダとガイアデルムについては、生態設定がストーリーの根幹(ネタバレ)に触れるためか、
名前ぐらいは出てくることがあるものの公式サイトでは大々的には取り扱われていない。
もっともフィギュアなどのグッズなどは普通に出ているので、存在自体は規制されているわけではないのだろう。
- MHFの隠しモンスターと言われるモンスターについては、
前述したディスフィロアも含めビジュアルそのものは隠されることが少ない。
オリジナルモンスター集合イラストや周年記念イラストなどでも堂々表示されている。
本作においてはどちらかと言えば「名前(正式名称)」が隠されているケースが多いと言えるか。
- いわゆる特殊個体などの特殊なモンスターに関しても、発売段階では隠し扱いされているケースが存在する。
ゴグマジオスと異なりデータブックですら存在を示唆されなかった猛り爆ぜるブラキディオスなどはこの好例である。
- 稀有な類似例として、MHXXにおけるドスギアノスの復活は隠しモンスターのように発売まで伏せられていた。
もっとも一般の隠しモンスターとは格が違いすぎるし、そもそも新規モンスターではない。
結局のところ、発売直後に逆転裁判のコラボクエスト詳細において早々に存在が公表されている。
また、発売前よりオトモ装備のCGも公開されていたが、ドスギアノスの復活なのか防具のみの登場なのかは不明確だった。- MHFでその(不)存在がネタにされ続け、MHXでも同様の事象が起こったことから、
一種のサプライズとして意図的に隠されていたと思われる。
- MHFでその(不)存在がネタにされ続け、MHXでも同様の事象が起こったことから、
- 近年では、インターネットによるユーザー間の情報の伝播が爆発的に加速、拡散する兼ね合いから、
ネタバレ規制(MHSTにおけるカプコンの方針等)や情報モラル(リテラシー)も事実上の機能不全という社会環境もあり、
発売直後から短期間で隠し要素が早々に周知の事実として広まってしまう痛し痒しの状況にある。
Wiki等では発売後から一定期間はネタバレ情報の禁止の自省を促すなどの自衛処置を取ったり、
SNSでは単語をミュートして攻略に関する情報を個人の意志でシャットアウトする等、
ネタバレ回避のための工夫も模索されているが、それでも限度はある。
一方で、こうした社会背景は致し方無しと暗黙の了解で受け入れ、
もはや隠しモンスターは存在しないと言っても良いと言う観点で気楽に構えるプレイヤーも多い。- ひどいものでは、恐らくカプコン内部に立ち入れる立場の者が入手した開発中のゲームの情報や画像を流すという
明らかに守秘義務を破った、悪意ある情報流出が行われることもある。
界隈ではリークと呼ばれており、カプコンを含む大企業のゲームは特にターゲットにされやすい。
さらには愉快犯がそれに便乗してあちこちにその情報を拡散することもあるため、
一度リークが広まり始めると、ほぼネット断ちをしなければネタバレを防ぐことは難しい状況になってしまっている。
なお、当wikiではリークをもとにした編集は認められないので留意しておくこと。 - 公式サイドから、隠し要素にあたるものが特に伏せられる事も無く早期に公開されることには、
こうしたイタチごっこに対するカウンターインテリジェンスの側面もあり、
中途半端に隠したことでリークに出し抜かれるぐらいなら、
最初に公式から出してユーザーの混乱を避けようと言う狙いもある。 - アップデートと同時にモンスターを追加していくMHFでは、
この手のモンスターの追加が割とやりやすかったものと考えられる。*2
ただしこの手の追加モンスターでも後発となるミ・ルとドゥレムディラは、
アップデート前から登場が示唆されていた存在である。*3
それ以降このタイプの隠しモンスターは登場しなくなったのは上記の件も無関係ではないだろう。
メインシリーズでもMHW以後はアップデートによるモンスター追加が定番となったが、
こちらについては過去のMHFで見られたような、アップデートで発表されていないモンスターがこっそり追加されている、
というケースは2021年時点では確認されていない。 - 尚、例外と呼んで良いかは不明であるが、
MHWorldの第5弾アップデートで追加されたレーシェン及びエンシェント・レーシェンに関しては、
アップデート当日まで存在が伏せられていた。 - また、Riseのアップデートにおいては、
第1弾アップデートではバゼルギウスが、
第2弾アップデートでは百竜ノ淵源ナルハタタヒメが予告なく追加されたが、
前者は『新たな乱入モンスターの追加』という文と共に実装が仄めかされていた他、後者はPVで示唆はされていた。
- ひどいものでは、恐らくカプコン内部に立ち入れる立場の者が入手した開発中のゲームの情報や画像を流すという
関連項目
世界観/禁忌のモンスター - こちらは「情報が解禁されない」事に意図があるとされる隠しモンスター。
ゲーム用語/裏ボス - 一般的なゲームでは裏ボス=隠しモンスターであるが、モンハンの場合は必ずしもそうとは限らない。
ゲーム用語/ラスボス - 同上