世界観/ミナガルデ

Last-modified: 2024-09-20 (金) 21:56:21
或る者は、腕に自信があり
或る者は、乏しく
或る者は、名声を得る為
或る者は、知識を求め
或る者は、罪を犯し流れ着き
様々な想いのもと
集まりし者達が創った街

バカ者達の祭り街
ならず者の街
はざまの街
猛者街
狩り場に近き街

人々はそう呼ぶ
街の名はミナガルデ

概要

  • 無印、及びMHGのネットワーク拠点。
    後のオンラインで搭載される基礎的な設備が揃っている。
  • 記念すべきシリーズ最初の「街」である。西シュレイド地方の南部に存在する大きな街。
    切り立った崖の中腹に存在し、わずかな平地や洞窟を中心に構成されている。
    上記の通り、本来は人間たちにとって住みやすい環境とは言い難い。
    周囲は危険なモンスターが徘徊する危険な地であるが、ギルドとハンターの手によって発展した。
    モンスターの生息域が近いという特性上、西シュレイドを拠点とするハンターが身を置くには最適の場所。
    一方で街の近くにモンスターが現れる事も多く、それ等を迎撃するための設備も整っている。
    当然一般人も在住しており、商人の往来も盛ん。
    街の中心には噴水のある広場があり、そこから西へ行くと活気に満ちた市場がある。
    高台にはギルドと提携しているゲストハウスがあり、ハンターの休息の場となっている。
    自然の洞窟を利用した酒場はハンター達の集合場所として常に賑やか。
    同じく天然の洞窟を利用して造られた武具工房は三つ子の凄腕の鍛冶職人が仕切っており、
    モンスター襲撃の際には一般住民の緊急避難所としても利用される。
    • この三つ子の職人たち(骨ジジ、鉄ジジ、竜ジジ)は『狩りに生きる』にも寄稿している。
      特に骨鉄コンビこと骨ジジと鉄ジジは、それぞれの得意素材の優劣について日々激論を交わしているらしい。
      ただしミナガルデではミラボレアス出現時に互いの名を呼び掛け合い、
      黒龍を打ち倒そうと協力しあう場面もみられ、粋なカッコいいジジイたちとして印象深い。
    • 市場を取り仕切る人物としてマサコという食材屋の女性がいる。
      近年では多くなってきたが、初期のMHでは希少な名前付き(しかも和風名)NPCである。
      ロックラックのムービーや、MHP3のスタッフロールでは彼女の姿も確認できる。
  • ミナガルデのギルドでは主にアルコリス地方(森丘)メタペ湿密林(旧密林)
    ジォ・テラード湿地帯(旧沼地)デデ砂漠(旧砂漠)北エルデ地方の火山帯(旧火山)
    主な狩猟場として管轄しており、その周辺から依頼を受けてハンター達を派遣している。
    MH2やMHP2で無印やMHGの狩り場に行けなくなったのは、ドンドルマギルドの管轄域ではないからである。
    しかし後年(MHP2G)になってドンドルマ周辺でしか確認されていなかったモンスターも確認され始め、
    そればかりかドンドルマでも知られていなかった新種のモンスターも次々と確認されるようになった。
    このためにミナガルデのギルドでは人員不足に陥り、ドンドルマに救援を頼む事となった。
    ポッケ村にミナガルデの管轄区での狩猟依頼が来るようになったのもそのためである。
    加えて、さらに後の時代(MH4G)では具体的な経緯は不明ながら、
    旧砂漠もドンドルマギルド(及びそこと連携を取っていると思われるバルバレギルド)の管轄域に指定されるに至っている。
    • ちなみにMH2やMHP2で森丘に行くことが出来るのはある種の特例的な事情によるもの。
      また、MHXで森丘や旧砂漠を含む、過去作で登場した各ギルドの管轄域に関係なく赴けるのは、
      龍歴院という組織が特殊な立場を取っている事によるものである。
  • ドンドルマ同様に防衛設備が備えられているが、古龍のバリュエーションが乏しい時期だった為か、
    街マップの防衛クエスト系はない。3のロックラックも街マップの防衛クエストがない。
    ジエン・モーラン戦のエリア2(決戦ステージ)の後ろに街があるため、
    お祭りと同時に防衛と見ることも出来なくはない。
  • ミナガルデに行けないMHPでも、この町を舞台にした「狩人の集う街」というムービーは閲覧できる。
    MHG、MHPのOPに登場する街もこのミナガルデである。
    その他、MHP3のスタッフロールにも登場している。
  • MHPではココット村とミナガルデを結ぶ唯一の山間の切通しが崖崩れによって塞がってしまったらしく、
    ミナガルデに向かうことは残念ながらできない。
    しかしゲーム的な事情を抜きにして考えればかなり重大な事態だが、大丈夫なのだろうか。
    • しかもこのがけ崩れ、MHPではミナガルデには行けないという以上
      少なくとも主人公がココット村でのハンターデビューを果たしてから
      G級ラストでミラボレアスを倒すまでの期間解決しなかったということになる。
      幾ら主人公が世界観的にも才能に恵まれた超の付く実力者であったとしても、
      狩猟場への移動時間や武具メンテナンスの時間などを考慮すると
      何をどう見積もっても物理的に1年や2年では到底辻褄の合わない時間が経過しているはずである。
      しつこいようだが、本当に大丈夫だったのだろうか。
      • 現実でも災害によって山間部を通る道路や線路が被災した場合、
        たとえ技術が進歩した現代であっても完全復旧には数年を要することがしばしばある。
        物資を持ったひと一人がどうにか通れる程度の仮の通路くらいは出来ている可能性もあるが、
        現場周辺の地形に慣れた人間以外は通行禁止との措置が長期的に取られたままと言うのも有り得なくはない。
      • また、あくまでココット村とミナガルデの往来が出来なくなっただけで
        それ以外の他の地域との交通に関しては影響が出ていないと言うことも考えられる。
  • MH3のオンラインが稼働していた最初の数か月ほどの間は、
    自由区に「ミナガルデ」というサーバーが存在していた。
    しかし、その後オンライン同時接続数の減少に伴うサーバー数削減の結果、
    残念ながらミナガルデサーバーは消滅することとなった。
  • 名前の由来はおそらく「皆(みな)」で「狩る」だろう。
    カプコン本社が大阪にあることから、関西弁の「皆、狩るで」が名前の由来とも捉えられる。
    ドンドルマ以降の街は(おそらく)世界観を考慮して語感で決められたと思しき名前になるが
    記念すべき第一作目(=続編が出るほど当たるか不明)のこの街は、至極わかりやすい名前となっている。
    • この種のネーミング問題はモンハンのみならず、他のナンバリングタイトル(の一作目)でも時折見受けられる。
  • ドンドルマロックラックとは異なり、街自体が保有する治安維持部隊のようなものは存在しない模様。
    このせいなのかは不明だが、ノベル版ではハンターたちをよく思わない王国騎士たちが蜂起した際に、
    あっさりと酒場を占拠されるなどの事件も起こっている(普通のハンターは人間相手には武器を振るえない)。

関連項目

世界観/ギルドナイト
登場人物/ミナガルデのギルドマスター
登場人物/ヘルブラザーズ
武器/工房試作品ガンランス
武器/工房試作品ガンハンマ - ガンランスともに三つ子の名工が開発した機械武器
アイテム/ミナガルデナイト - この地域で採掘されたと言われる鉱石。