MH3、MH3Gのオフライン拠点。
謎の地震に悩まされる村。この原因は後々判明する。
目次
概要
- 孤島地方にある村のひとつ。正確な位置は不明。
桟橋を通じて孤島と呼ばれる狩場につながっている。
元ハンターの人間の村長が村を治めている。
ココットやポッケ、ユクモのように名物といえる観光スポットはないが特産品は非常に有名で、
定期的に村に立ち寄る交易船と物々交換を行っている。
過去作の拠点と比較すると非常に狭いが、機能的には十分な設備が揃っている。
- 海の上にあるという特徴からか、特産物にはホシヒトデなどの海産物系が多い。
この村にあるハンターの部屋も海に面しており、
外で時折魚がはねるのがが見えたり、桟橋の上から巨大なエイや魚が泳いでるのが見られたりと
村を歩くだけで自然に恵まれている村であることがわかる。
モガの海で穫れるマグロが美味なマグロだと大人気らしく、
あまりの人気に注文が殺到し、マグロを釣る餌の材料が不足するほど。
どこぞの国では、魚が苦手な子供たちもモガのマグロなら喜んで食べるらしい。
はじけイワシとシンドイワシを材料とした漁港秘伝のマグロ釣りの餌を使っている。
漁港秘伝のマグロ釣りの餌は結構美味しいらしい。
しかし、なぜかXシリーズでは魚の特産地ではなくハチミツの特産地になっている。
- モガの森や農場を有する。
桟橋一本で気軽に行き来しているように見えるが、
当のモガの森や農場の入り口から村のほうを見て見ると、とんでもなく遠い。
アレだけ長い桟橋ならそりゃ地震は洒落にならないはずである。
- 僅かだが食文化も示唆されており、
村人から「白いご飯」「味噌汁」と言った単語が登場することから
和食またはそれに近いメニューが食されている可能性がある。
- 立地の関係でポッケ村やユクモ村などのそれと比べると農場の規模は小さく、
鉱石を掘れる鉱脈や釣りができるポイントも無い。
また、風土の関係でオオモロコシやペピポパンプキンなどは栽培できない
(しかしオオモロコシについては後に栽培が可能になった模様)。
しかし、空前絶後の大ヒットを飛ばしたモガハニーの生産や、
かつては王族しか食べられなかったという幻の高級食材キングトリュフの量産に成功しており、
土地の広さに見合わないほどの経済効果をもたらしている。
さらに世にも珍しいツチノコが生息しており、専属のハンターは捕らえたこれを交易に利用している。
小規模ながら農場としての価値は歴代シリーズのどの拠点の農場よりも高いかもしれない。
村の住人
- 住民の多くは海の民と呼ばれる種族である。
この村の村長は最初こそ狩りとは無関係の人間を装ってはいるが、
実は水中戦を得意とするハンターだったという過去を持つ。
当時は結構な実力を持っていたらしく、ギルドの偉い方にも顔がきく。
ハンターを村に要請できたのもその為。
また、シリーズ初の竜人族でない村長でもある。
- この村にいるギルドの看板娘は、
わざわざ太字でこの村とハンターが信頼されてないことを教えてくれたり、
把握している重要な情報を教えてくれなかったり、ニュアンス的に非常に微妙だったりと
役に立つ情報がほぼ皆無。
さらには、ギィギのことをプニプニしててかわいいと評したりする変人個性的なキャラクターである。
詳細はリンク先を参照。
- 村長や看板娘以外にも、武器のことを語りだして仕事を忘れる武器屋のお姉さんや
頑固な竜人族の職人や様々なアイテムについて教えてくれる雑貨屋のお姉さん、
モガの森でイビルジョーを見ても動じないほど肝っ玉のすわった村長のセガレや
チャナガブルを釣り上げるわんぱくボウズなど実に特徴的な村人が多い。
今回は毎回各員三種類ほど会話パターンを持っている。
中にはモンハンの世界観を説明するものや裏設定、なかなか哲学的な話など非常に興味深いものも多い。
クエストに行くと話の内容が変わるのでたまには村人と話をしてみてはいかがだろうか。
- MHXでは、村長が療養でユクモ村を訪れるのだが、
ユクモ村の様子を手紙で伝えたところ、モガの住民らは興味を持ったようで、
村長の息子や看板娘を筆頭に、多くの人がユクモ村に訪れるようになる。
ってか、前に村人総出で来た事ありませんでしたっけ- ちなみに、過去作からグラフィックをそのまま使いまわしている為なのか、
村長のセガレはユクモ村に湯治に来ているにもかかわらず、
門の近くで帳面を片手に業務に勤しんでいるという非常にシュールな光景を繰り広げている。
モガの村の村おこしのために、ユクモ村の様子を参考にするべくメモしているのだろうか。
- ちなみに、過去作からグラフィックをそのまま使いまわしている為なのか、
余談
- たまにモガ村と間違えられているが正しくはモガの村である。
(どちらでも意図は伝わるが)
- MHP3では看板娘の依頼で孤島でイビルジョーを狩猟するクエストがある。
クエスト内容は普通だが、
依頼文に「専属ハンターさんは街に出かけて連絡がつかない」とある辺りに、
色々と思い当たる節がある。
おまけに孤島5頭イベクエでも村長に依頼文で「専属のハンターが不在」と言われている。
総じてMHP3では肝心な時に専属ハンターは不在らしい。
また、MH4では、狩猟船団のメンバーからの依頼クエストにて
「怖い依頼人のハンター」とまで言われてしまっている。
そして例によって例のごとく、イビルジョーがモガの村に向かっているという緊急事態の際に不在だった。- 結果、専属ハンターの尻拭いをユクモ村専属のハンターや我らの団ハンターが行う羽目になっており、
無自覚に後発作品の主人公達へ迷惑をかけまくってたりする。
心当たりのあるプレイヤーは反省するように - なおMHP3は設定上MH3から10年程度経過しているようなので、
MH3及びMH3Gの専属ハンターは少なくとも向こう10年は無事に現役のままらしい。
MH3はともかくMH3Gは村の範囲だけでも禁忌のモンスターさえ倒してしまっているため
そこまで生き残っているのも腑に落ちる。
- 結果、専属ハンターの尻拭いをユクモ村専属のハンターや我らの団ハンターが行う羽目になっており、
- モガの村のモデルは、インドネシアはレンバタ島のラマレラ村。
「モガ」は現地の言葉で「一掴み」を意味するという。
捕鯨だけを生業としており、近代的な技術は使わず銛ひとつで大型の鯨達を文字通り狩猟する。
この村はかつて日本のお茶の間にも紹介された事があるが、ド迫力の映像は一見の価値あり。
モガの村の住民は、チャナガブルを釣り上げる子供やモンスターを狩る漁師など、
常識はずれのたくましさだが、現実の方も負けず劣らず凄まじいのであった。
- モガの村の足場にはなかなか大きめの隙間が空いている。
チャチャンバや子どもたちは走っていて落ちることは無いのだろうか。
というか、ハンター達も足が浮いていたりするが、大丈夫なのだろうか。
関連項目
フィールド/孤島
フィールド/モガの森
BGM/海上の村、モガ
世界観/海の民
世界観/マハナ村 - 村の景観や住民の生活様式がよく似ている