| 禁足地 人々の住まう地より1000年以上にわたり分断され 以来 人はいないとされていた地 |
MHWildsの舞台となっている地域。
ハンターズギルドの活動拠点より東にある未踏の土地で、ギルドはこの地の調査のため禁足地調査隊を派遣した。
※MH4で初登場した決戦場型フィールドとしての禁足地、およびMHSTシリーズに登場する禁足地とは異なる。
※前者についてはフィールド/禁足地の記事を参照のこと。
目次
概要
- MHWildsにおける狩猟地となる一帯であり、ギルドから調査を依頼され、
調査のために主人公ハンターを含めた調査隊が赴くこととなる。
ギルドの砂上船で砂の海を進んだ先に広がっており、
今までの狩猟地と比較しても全く未知で、過酷な気候と生態系が形成されている。- 禁足地はギルドが居を構える地から遥か東にあり、「東西緩衝地帯及び東地域」に分類される。
かつて千年もの昔に滅んだ大国の跡地であり、無人となったその地は立ち入りが禁じられていた
…はずだった。ギルドが禁足地を調査する発端となったのは、守人一族の少年「ナタ」の発見である。
学術院からも無人と思われていたその地に、守人と自称する一族の里があったという。
守人の里はギルドが「白の孤影」と名付けた謎のモンスターの襲撃を受け、
単身逃げ延びた彼を発見したギルドの高職たるファビウスが禁足地の調査を決意。
「鳥の隊」「星の隊」などの小隊で構成された禁足地調査隊を発足、
ナタの言葉を手掛かりにハンターズギルド未踏の地の調査に乗り込むこととなる。
- 禁足地はギルドが居を構える地から遥か東にあり、「東西緩衝地帯及び東地域」に分類される。
- 禁足地において狩猟地と認定されているフィールドの内、汎用フィールドは
「隔ての砂原」「緋の森」「油涌き谷」「氷霧の断崖」「竜都の跡形」の5つ。
また、決戦場フィールドでは「氷鎖の凍峰」「龍灯の社」「竜谷の跡地」「遺忘の械墟」の4つが存在する。
立地的にも狩猟地同士に繋がりがあり、調査隊が訪れる順に解放されていく。- 禁足地という名称はあくまで「ギルドが立ち入らなかった」というだけであるようで、
現地にはなんと古くから暮らしている人々や獣人族が集落を築いている。
隔ての砂原は風音の村 クナファ、緋の森はモリバーのアジト、油涌き谷は火窯の里 アズズ、
竜都の跡形は守人の里 シルドを内包しており、氷霧の断崖には少し離れた位置に交わりの峰 スージャが存在する。
禁足地調査隊も集落を訪れ、調査拠点の一つとして利用させてもらう事になる。
- これらの集落を含め、フィールド上では小道でシームレスに繋がっている箇所がある。
ロードなしでフィールドとフィールドを行き来する事が出来る他、
フィールド同士の繋がりや背景を楽しむことが出来るだろう。
シームレスに繋がっているルートは、以下の2ルートのみ。- 隔ての砂原-河畔の間道-緋の森-岩窟の坑道-油涌き谷
- 氷霧の断崖-竜都の廃道-竜都の跡形-守人の参道-スージャ
- また、ロードを挟んで他フィールドへ繋がる入口も存在する。
- 油涌き谷-断崖/油谷への地下道-氷霧の断崖
- 氷霧の断崖-守人/断崖の抜け道-竜都の跡形
- スージャ-峰/竜谷の裏門-竜谷の跡地
- 禁足地という名称はあくまで「ギルドが立ち入らなかった」というだけであるようで、
- 禁足地では気候が常に変動しており、餓えた肉食モンスターが蔓延る「荒廃期」、
生物の命をも脅かす「異常気象」を経て、豊かな生命があふれる「豊穣期」に移り変わる。
これらの気候変化は一定の期間で規則正しく繰り返されており、
現地住民からは「荒の時」「豊の時」等と呼ばれ、それに合わせて生活を営んでいる。- この季節のサイクルに対して生物たちは変貌する環境に適応し、
様々な生物たちが独特の生態系を形成している。
また、それぞれのフィールドには生態系のトップに君臨する強大な“頂点捕食者”が存在しており、
各フィールドにおける異常気象の際に姿を現すとされている。
- また、同地では小型モンスターのみならず大型モンスターの群れまでもが確認されている。
これは西では見られない大規模なもので、禁足地特有の生態と見做せる。
- この季節のサイクルに対して生物たちは変貌する環境に適応し、
- この地はシリーズ初登場の新モンスターが非常に多く生息している。
ただし、多くはギルドにも情報がある既知の存在であるようで、
やはり新大陸と同じく今まで未発見だった完全なる新種や禁足地固有の種というものは少ないのだろう。
一方、従来と異なる生態を見せる生物も居るようで、
西では群れる事の無かったモンスターが禁足地では大規模な群れを形成している、
という事例などはよく見られるようだ。- 作中ではケラトノス、ダルトドン、タリオス、ブブラチカ、
チャタカブラ、ラバラ・バリナ、バーラハーラ、ププロポル、
ヒラバミ、アジャラカンはギルド関係者から一瞥の後に名前を呼ばれており、
世界観上は既知のモンスターであると考えられる。
なお、現地では「大ガエル」「大ザル」などの大雑把な名前で呼ばれている模様。- 一応、本編開始時点で禁足地の調査開始から数年間が経過してはいるが、
本格的な調査は調査隊が禁足地入りしてからである事、そして緋の森以降は調査隊も存在すら知らなかった事を考えると、
調査隊派遣前に発見されて新種として登録されたというよりは、
やはり西でも知られているモンスターであるという可能性の方が高いだろう。
- 一応、本編開始時点で禁足地の調査開始から数年間が経過してはいるが、
- 他方、ギルドによってハンターの立ち入りが禁じられており、
禁足地調査隊がギルドで初めて禁足地に踏み込んでいるためか、
西では未発見だった種が新発見されるという事態も発生している。
劇中で未知のモンスターとして扱われているのはドシャグマ、シーウー、頂点捕食者、護竜である。
これらのモンスターの名前は現地で呼ばれている物か、或いは古い伝承に残っている物であり、
ギルド関係者が初遭遇した際には「???」と表示される種すらいる。
- 作中ではケラトノス、ダルトドン、タリオス、ブブラチカ、
- 上述の通り禁足地にも数多くのモンスターが生息しているが、
現地の住民には「モンスターを狩猟する」という概念そのものが無いようで、
プレイヤーハンターやアルマが「あのモンスターなら我々が狩猟した」と説明しても、
怪訝な顔をされるのが度々見受けられる。- 下記にもあるが、現在の禁足地は「かつて栄えた文明が滅んだ後」の地であるため、
現在の各集落にはモンスターと対峙できるほどの物資も技術も無いとも取れるし、
あるいは今の住民の祖先が、過去の過ちを悔いて「自然を征する(=モンスターを狩る)」
という行為をあえて放棄したのかもしれない。
特に後者に関しては、守人の1人がモンスターと相対する事について「千の昔と同じ道を行くつもりか」
と問いかけてくる事を考えると深掘りできそうな話である。
- ストーリー中で、禁足地調査隊がモンスターの被害に悩まされている各集落を助けることで
現地の人たちと交流を深めていく反面、ある意味では「モンスターに立ち向かう」という概念を持ち込む形になるが、
彼らも決して調子づいたり、調査隊から技術を引き出そうとすることは無く、
それどころか「今の我々がモンスターと共存していくにはどうすべきか」と主人公に問うなど、
自然に敬意を表し、共に生きていこうとする彼らの姿勢がうかがえる。
- 下記にもあるが、現在の禁足地は「かつて栄えた文明が滅んだ後」の地であるため、
竜都
- 1000年以上前、この地で栄華を極めた古代文明の都の名称。
滅亡の後、現在では跡形と呼べるような残骸しか残っておらず、
竜都から離れるにつれて、かつて文明があった事も分からない程に風化が進んでいる。- モンハン世界における古代文明の存在は度々示唆されてきたが、
それに真正面から踏み込み、その詳細がつまびらかになったのはこの竜都が初めてである。
- なお、判明しているのは竜都という「都」の存在のみ。
竜都を擁する国があったのか、それとも都市国家だったのか等、
東地域の古代文明全体の領土や政治共同体の詳細については不明である。
- モンハン世界における古代文明の存在は度々示唆されてきたが、
- 竜都は現在における「竜都の跡形」を中心として繁栄しており、
その周囲を取り囲む巨大な建物が「氷霧の断崖」として残っている。
また、油涌き谷や緋の森では住居や大規模な施設らしきものも見られ、
竜都が治めていた地域はかなり広かったものと考えられる。- 特徴的なのが龍灯から発生する「竜乳」と呼ばれる無限のエネルギーを用いた技術で、
竜都の人々はこのエネルギーを用いて様々な科学技術を発達させ、
怖いものは何もないとばかりに栄華を極めていたという。
具体的には気象の操作、物体から重さを取り除く、動植物の成長促進、生命体を造り出すなど、
現実世界をも凌駕する超技術力を有していたようだ。
- 竜都の人々はこれらの技術をフルに使い、
重さを取り除いた建材を用いて巨大な構造物を建築した他、
油涌き谷では物質の精製、緋の森では毒物の浄化、
隔ての砂原ではモンスターの解体を行っていたとの事。
- 特徴的なのが龍灯から発生する「竜乳」と呼ばれる無限のエネルギーを用いた技術で、
- 竜都が滅亡に至ったのは「とてつもない災い」を呼び寄せたからだとされている。
鳥の隊のアルマは「それが何なのか全員想像が付く」と言及しているが、その正体は明かされていない。
しかし、直接的に竜都を終わらせたのはこの災いではなく、
それを迎え撃つために竜都の切り札として造られた「救い主」の護竜である。
竜都の終焉の後は、全ての護竜が眠りについたという。
- 竜都は滅亡し、その文明も技術も記録も失われたものの、そこで暮らしていた人々は未だ生き残っていたようだ。
これが現在でも禁足地の各地に残る集落となっているが、散り散りになった影響か、
クナファ・モリバー・アズズと、シルド・スージャの2つのグループに分かれてしまっており、
前者は後者の存在を知らず、後者も前者まで赴くことはなかったようだ。- 上記の技術を開発した科学者の一族「守人」の祖は、竜都を出る人々と、
自らの犯した罪と向き合い見守り続けるため、跡形に残って暮らし続ける人々の2つに分かれたという。
残った者たちが暮らす地はシルドという人里として現存している。
- また、アズズでは大きな火窯が残されていた為か、
現在でもかつてと同じように稀少な物質の精錬に励む人々が暮らしている。
尤も、やはり大部分の記録が失伝しているようで、
竜都の歴史や禁足地の構造について知っている者はいない。
- 緋の森において「汚水処理の従事者」として働いていた獣人族のモリバーは、
その役割こそしていないものの、現在でも古代文明に身を寄せて暮らしている。
彼らが話す古代語は竜都時代から伝わったものであるようだが、
現在では他の集落との交易の為か、現代語が混ざった独特な喋り方をするようになっている。
- クナファは最も古代文明との繋がりが希薄な地である。
モンスターに対処する術は勿論、文明の遺構もほとんど見られず、
集落の民はむしろ伝統的で素朴な暮らしを営んでいる。
これは砂原が竜都から最も遠い地である事が大きいかもしれない。
- 特徴的なのが峰里スージャであり、これは竜都が滅びる前から存在する。
竜都時代、何かしらの思いを抱いて都を出た竜人族が、
気象操作の及ばない地に暮らし始めたのが始まりであるようで、
竜都の滅亡についても正確な知識を持ち、時折シルドの民に助言を授けているという。
耳の方は「担がれ、やがて無用とされ、都を追われ、逃げるように辿り着いた地」とも語っており、
当時、竜人族と古代人達の間に何かがあった事を窺わせる。
立ち入り禁止の令が出されるまでに至っており、
東地域の人々も西側に人々の暮らす地があるとは知らなかったようだ。
この為、東地域から東西緩衝地帯である砂原にまで辿り着いたのは、
この1000年間でナタだけである。 - 上記の技術を開発した科学者の一族「守人」の祖は、竜都を出る人々と、
- 禁足地の住民は古代語を喋っている。
更に、ナタが発見時に古代語を発していたため、「守人の一族」との接触を想定して、
オトモを含めた調査隊メンバーは全員古代語を習得している。
そんな調査隊と集落の人々との意思疎通が困窮した場面がないため、
禁足地では調査隊が習得したものと同じ古代語が使われていることが分かる。- ただし、劇中ではモリバーが話す言語をアルマは「かなり古い時代の言葉」や
「古い言葉も、新しい言葉も交じっていましたよ」と述べており、
その他の集落の人々が話す言語は違いがあるように表現されている。
それでもモリバーと現地住民が問題なくコミュニケーションを取れている*2あたり、
古代語の中に更に古い言葉が混ざっている、といった状態なのだと思われる。
- ただし、劇中ではモリバーが話す言語をアルマは「かなり古い時代の言葉」や
余談
- MHWildsではスリンガーや導蟲、編纂者の存在など、MHWorldで登場した要素が多く復活していたため、
アナウンストレーラーが発表された当初は「再び新大陸が舞台になるのではないか」という考察が多く見られた。
新大陸はゲーム中で訪れるフィールドの更に奥地に未踏の場所がある、という事もこの考察を後押ししていた。
現状のところ、禁足地が新大陸内にあるという証左は殆どなく、
砂上船を用いて陸路で到達していることや前述の歴史的事実から、禁足地は現大陸にあると考えた方が筋は通る。- また、過去作にそのまんま禁足地という名称のフィールドが登場していた事から、
このフィールドが初登場したMH4とのかかわりを考察する者も見受けられたが、
これは禁足地がただの一般名詞である故の単なる名称被りであり、
「人の立ち入りが禁じられた地」以上の共通点は現時点で見受けられない。
- また、過去作にそのまんま禁足地という名称のフィールドが登場していた事から、
- 「東西緩衝地帯」「人々の立ち入りが禁じられている」「千年前に滅びた大国」と聞いて、
歴代シリーズのプレイヤーは何か思い当たったのではないだろうか?
そう、この状況に当てはまる地方が実は今までのシリーズでも登場しているのである。
何を隠そう、禁足地の状況はかのシュレイド王国の状況と余りにも似すぎているのだ。- かつて西シュレイドと東シュレイドを包括し栄華を誇ったシュレイド王国は、
しかしシュレイド城を中心とした王都たる中央シュレイドが
千年前に何らかの原因で滅んだため滅亡を迎えることとなった。
現在は中央シュレイドの広大な地域が何人も立ち入れない不可侵領域に指定されている。
ただしシュレイドの全てが滅んだ訳ではなく、主な後継として西シュレイド王国が繁栄しており、
ココット村、ミナガルデなどハンターにも馴染み深い拠点もここにある他、
王立古生物書士隊の本拠地などもこの地方にあるとされている。
また、東シュレイドにも国は現存しているようだ。
その東側には立ち入り禁止の中央シュレイドが存在する訳なので、
中央シュレイド(旧シュレイド王国跡地)の一角が今作の舞台である禁足地なのではないかと考察する古参ファンも存在する。- ただし、シュレイド地方にはシュレイド城を中心に栄えた「王都」がある一方、東地域の都は「竜都」であり、
双方を滅ぼしたモンスターも異なる種であるなど、両者を同一として見るにはいささか辻褄の合わない点も多い。
何より、MHWildsのストーリーを通して「シュレイド」の名は一度も出てこないあたり、
やはり別の地方である可能性が高いだろう。
- とはいえ、どちらもピンポイントに千年前に滅びているという点は気になるところ。
それぞれが別の地方だとしたら、千年前に栄華を誇った古代文明が2つも存在し、
ほぼ同時期に滅びたということになり、これはこれで不可解な点が残るように感じる。
- かつて西シュレイドと東シュレイドを包括し栄華を誇ったシュレイド王国は、
- また、本作ではMH4(G)の登場人物と同一人物と思われるキャラクターが多数存在するが、
彼らが所属していたのはドンドルマのギルドである。
ドンドルマは世界地図上の位置が名言されていた時代の都市であり、ほぼ大陸の中央、やや西よりに位置する。
一方でシュレイドは大陸の西端に位置した国であり、東シュレイドであってもドンドルマから見れば遥か西である。
このため、調査隊の本拠地がドンドルマなのであれば、その東にあるとされる東地域はシュレイドではあり得ないのだ。
- 当初竜都においては外敵への対策として護竜を用い、兵器の類は存在しないと思われていた。
しかしのちに収束破龍砲というこれまでに類を見ない構造、設計の兵器が発見された。
竜乳をエネルギー源とすることからこれが外部ではなく竜都で作られたものである可能性が高く、
その場合どのような形かは不明だが竜都の民がモンスターと戦っていたという事になる。
しかし禁足地調査隊によって現地で即席運用された収束破龍砲のダメージからわかる通り、
これがゴグマジオス以外のモンスターに向けられたと仮定した場合、
明らかに過剰な威力をしていると言わざるを得ない。
このような兵器を作る必要があり、そしてこの兵器を持ってすら崩壊を避けられなかった…
そのような相手とは一体どれほどの脅威だったのだろうか…。
関連項目
世界観/禁足地調査隊
世界観/古代文明
世界観/地方
アイテム/リュウヌ
システム/季節
システム/護竜
フィールド/禁足地 - MH4より登場した同名の決戦場フィールド。
内包する狩猟地
フィールド/隔ての砂原
フィールド/緋の森
フィールド/油涌き谷
フィールド/遺忘の械墟
フィールド/氷霧の断崖
フィールド/氷鎖の凍峰
フィールド/竜都の跡形
フィールド/龍灯の社
フィールド/竜谷の跡地
フィールド/雲居の遺跡群