食物連鎖の頂点に君臨する捕食者を指す生態学用語。
目次
概要
- 一つの生態ピラミッドの中で頂点に位置する捕食者。英名は“Apex Predator”または“Top Predator”。
植物→草食動物→肉食動物といった食物連鎖の最終端に居る存在で、
捕食者の中でも自身を捕食する存在(=天敵)のいない生物を指す。
生態ピラミッドの頂点に立つ存在であるため個体数は少ないが、
その分生態系に与える影響は大きく、環境を持続させるのに必要不可欠な存在である。
- 頂点捕食者は生態系において「獲物である動物の個体数の調整」という役割を果たしているとされている。
頂点捕食者は頻度や成功率に差はあれど大型動物を捕食する事が出来るが、
資源を大量に消費する大型動物を捕食することにより、
その地の植物などが過剰に食われることを防いでいるのである。
また、捕食によって生み出される大型の死骸は腐肉食者や分解者を支え、
植物が育つのに欠かせない土壌のリンを増やす役割なども持つ。- こうした生態系の立ち位置上、捕食対象やそれを支える資源が存在しなければ頂点捕食者は生存できない。
クマのような雑食の頂点捕食者も同様で、様々な動植物を食べるため多様な生物相を必要とする。
そのため、頂点捕食者の出現は便宜的に生態系の完成と位置づけられることもある。
頂点捕食者の存在は豊かな生態系の象徴とも言える。
- こうした生態系の立ち位置上、捕食対象やそれを支える資源が存在しなければ頂点捕食者は生存できない。
- 陸上の生態系の場合、基本的には草食動物(一次消費者)を食べる肉食動物(二次消費者)が該当する事が多い。
現実世界における代表的な頂点捕食者は、ライオンやオオカミ、クマなどの肉食哺乳類、
ワニやヘビなどの大型の肉食爬虫類などが該当する。- 一方、場所が変われば頂点捕食者も変わる事が多く、ある場所では頂点捕食者だった生物でも、
別の生態系では他の生物に捕食される中間捕食者だった、という事例も珍しくない。
現実世界で代表的なのはヒョウで、スリランカ等では頂点捕食者だが、
アフリカやシベリア等では中間捕食者の地位にいる。
- 自身を捕食・殺害するような生物といっても、病原性の細菌、寄生生物、人などは含まない。
また、何らかの原因で衰弱した所を下位の生物に捕食されるなどの事例もイレギュラーとして扱われる。
- なお、生物学的な食物連鎖を考える場合、
人類(ヒト)は生態ピラミッドから除外するのが通例とされている。
生物学的に見れば、クマやワニやヘビが人間を捕食する獣害事故が21世紀でも頻発しているが、
文化人類学的に見れば、あらゆる動植物を捕食して生活する「頂点捕食者」となってしまうため、
生態ピラミッドを軸に考えようとすると、どう解釈しても大きな破綻が生じてしまうからである。
一言で要約すれば考察や研究が面倒になるから考えない様にしている、と言う解釈で良い。
敢えて人類(ヒト)を加味して生物学アプローチから考察する場合、サルと同等のカテゴリとして
人類が独自の進化によって得た多様な特殊性は完全に無視し、全裸の状態を軸に考えられる。
- 一方、場所が変われば頂点捕食者も変わる事が多く、ある場所では頂点捕食者だった生物でも、
- 頂点捕食者は生態系において自身を捕食する生物が居ない事が条件なので、
実は純粋な肉食でなくても該当する事がある。
たとえばクマなどは動物を捕食する以外にも植物性のエサを大量に食べる雑食性だが、
クマを捕食するような存在はいないので頂点捕食者の座を恣にしている。- 同様に、食物連鎖の頂点に立っていれば頂点捕食者として見做されるため、
生物や個体としての強さの序列を表すものではない。
ライオンのような頂点捕食者であっても、ゾウやサイのような大型草食獣には手も足も出ない事もある。
逆に他の動物に力で劣る場合でも、主要な獲物として認識されなければその地位が揺らぐことはない。
また、前述の通り豊かな生態系がなければ生存できない存在のため、
バランスが崩れると致命的な影響を受けることもあるという。
ちなみに、一つの地域に頂点捕食者になりうる生物が複数いた場合、
その中で最も捕食されにくい生物が頂点捕食者として扱われる。
- 同様に、食物連鎖の頂点に立っていれば頂点捕食者として見做されるため、
モンハンにおいて
- モンハン世界においても当然ながら生態系と、その頂点に君臨する捕食者は存在する。
しかし現実世界以上に強大な捕食者が群雄割拠する環境であるモンハン世界では、
頂点捕食者という称号を授かる者は並大抵の生物ではない。
現実世界に出現したらまず間違いなく頂点捕食者になれるであろう10m近い肉食恐竜のようなモンスターでさえ、
モンハン世界では無数の大型モンスターの内の一体に過ぎず、
それどころか別の捕食者に食べられてしまう事だってあるのだから恐ろしい。- 強力な存在である事を示す一種の「箔付け」にもなるからか、
作品を背負って立つメインモンスターが頂点捕食者として扱われている場合も多い。
モンハンの顔とも言えるリオレウスを筆頭としていくつかの看板が名を連ねているが、
これはゲーム的にも序盤の相手ではなく乗り越えるべき高い壁として設定されている事や、
その作品における生態系を代表する存在として演出したいという意図があっての事だと思われる。
- 強力な存在である事を示す一種の「箔付け」にもなるからか、
- 主にゲーム中や設定資料集などで言及される事が多く、
「生態系/食物連鎖の頂点に立つ」といった触れ込みで登場する。
また、生態表現が豊かな作品であるMHWorldやMHWildsでは
それぞれのフィールド=生態系毎に“主”や“頂点捕食者”という枠組みが作られており、
(一部例外はあるが)食物連鎖の頂点に誰が立っているのかが明確に設定されている。- 逆に頂点捕食者という説明がされているモンスターであっても、
一部の規格外の捕食者に食べられてしまう事もままある。
規格外のモンスターを際立たせるための演出であるが、
上記の定義を鑑みると中間捕食者の立場になっていると言えるため、
生態系の頂点という称号に少々疑問符が付いてしまう事も。
- 逆に頂点捕食者という説明がされているモンスターであっても、
- 明確な言及こそ無いものの、一部の超大型モンスターや古龍級生物の中には
食物連鎖の頂点に立つ存在であろうことが推測されるモンスターも居る。
いずれも(古龍を除けば)トップクラスの実力者たちであり、生態系の頂点である事は疑いようもないだろう。- 一例としてアカムトルムは火山においてグラビモスなどの大型飛竜を捕食しており、
当然ながら他の種に捕食されるような様子もないため、
火山における生態系の頂点に近い立ち位置にいると見ていいだろう。
- 頂点捕食者という訳ではないが、バゼルギウスはMHWorld、MHRiseの設定資料集において
各地で生態系の頂点に立つモンスターに挑みかかったという記載がされている。
生態系に適合するのではなく、よそからやって来た上でその地の主たらんとする
暴力的な独占欲によるものとされているようだが、
こんなのにまで喧嘩を売られる頂点捕食者の仕事は大変そうである。
- 一例としてアカムトルムは火山においてグラビモスなどの大型飛竜を捕食しており、
- モンハン世界の頂点に君臨する古龍種に関しては少々事情が異なって来る。
というのも超常的な力を持つモンスターばかりであるためか、
既存生態系に組み込めない存在であるといった言及が多いのである。
天災や自然を体現するモンスターという触れ込みは生態系の頂点というよりも
生態系そのものといった立ち位置であると解釈したほうが近いだろう。
ラージャンの紹介でもわざわざ「古龍以外の生態系」と区別されたり、
コンセプトに「生態系を感じさせない」と書かれている種が居る事を鑑みれば分かりやすい。
- 概要で示した通り人類は頂点捕食者として扱わないのが通例だが、それはモンハン世界でも同じである。
例えばモンハン世界における人類は火竜夫婦も捕食する。
逆に、捕食行動によって人類を食べようとするモンスターの演出は多々あるものの、
「人類がモンスターによって捕食された」と言う具体例が作中で示唆されるのは
オストガロアのクエスト依頼文やシーウーのサイドミッションくらいであり、
モンスターによる人類捕食の獣害の程度がどれ程の規模なのかについては仔細は不明である。
そのため、モンスターハンターに於ける食物連鎖に於いても、人類は暗黙の前提で除外される。
主な頂点捕食者
- ゲーム内や設定資料集などで言及があるモンスターのみを掲載する。
下線部は資料において頂点捕食者である事を示す言及部分である。- 一例として、オストガロアはゲーム内にて「住人もろとも村一つを全て食べ尽くした」とする言及があり、
ラギアクルスやブラキディオスなど強豪モンスターの骸骨が散乱するフィールドを根城とし、
オストガロアを捕食する存在が確認されていないなど、頂点捕食者たる証拠や描写が充分にあるが、
「生態系/食物連鎖の頂点に立つ」といった公式の言及は一つも存在しないものについては掲載していない。
この様に、公的な明言が確認できないため本項では取り上げない存在も多く居る点は留意のこと。
- 一例として、オストガロアはゲーム内にて「住人もろとも村一つを全て食べ尽くした」とする言及があり、
- リオレイア
- ハンター大全2で言及。密林や沼地*3における生態系の頂点に君臨しているようだが、
実は両フィールドとも夫であるリオレウスが登場しない。
つまりはリオレウスの力を借りるまでもなく頂点捕食者として君臨する力があるという事であり、
陸の女王という異名は伊達ではない事が窺えよう。
- ガノトトス
- 同じくハンター大全2で言及。旧密林において水棲生物の頂点に君臨するモンスターである。
ガノトトス発見以前はジャングルガビアルという生物が頂点であると考えられていたが、
ジャングルガビアルがガノトトスに捕食されることが明らかになり、首位交代になったという経緯がある。
- ティガレックス
- ハンター大全Gで言及。食物連鎖の最上位に位置する絶対強者として紹介されている。
彼が登場する雪山、砂漠の生態系を指しての事と思われるが、
このうち雪山に関してはポポを食べにはるばるやってきただけで本来の棲息地ではない。
出張先でも食物連鎖の最上位とされるあたり、ティガレックスの実力は相当なものなのだろう。
ちなみにMHP3rdのティガレックスの登場ムービーの紹介文にも食物連鎖の頂点に君臨する轟竜ティガレックスと記載されている。
- ラギアクルス
- ハンター大全3で言及。広大な海の食物連鎖の頂点に立つモンスターであり、
空の王者たるリオレウスに並んで海の王者と呼ばれている。
別名も海竜種を代表して海竜と付けられており、こと海に関して本種が頂点である事には疑いようもないだろう。
なお、ガノトトスとは孤島や密林で共に出現する事もあるが、
シリーズを通して基本的にラギアクルスの方が格上の存在として遇されている*4。
- イビルジョー
- DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLDで言及。
食物連鎖の頂点に立つ者であり、比類なき大食漢として様々なモンスターを捕食する。
以前より地域一帯の生物を絶滅させる勢いで捕食を繰り返す存在として描かれており、
しばしば「全生態系にとって危険な存在」「生態系を破壊する」と言われ、
頂点捕食者というよりかは生態系を根底からぶち壊すような生物という印象が強かったが、
本誌でようやく食物連鎖の頂点に君臨している事が明言された。
ただし、本種には獲物を求めて各地を放浪するという性質があり、
その地方に定住することはあまりないと思われる。
そのため、人間などと同じくイレギュラーとして生態系から除外することも。
- 悉くを殲ぼすネルギガンテ
- DIVE TO MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNEで言及。
古龍をも捕食するネルギガンテの中でも、古龍を含めた生態系の最上位に君臨する歴戦の個体。
古龍種はその強大さと影響力ゆえに生態系から除外されることがままあるが、
その古龍種を明確に含んだ形で生態系の最上位と明言された唯一の例である。
新大陸古龍調査団からは「生態系における自浄作用」とも呼ばれており、
生態系の中で著しく突出したものを捕食し、生物全体のバランスを調和する役割を
果たしているのではないかと推測されているという。
頂点捕食者が思うままに生物を喰らっているのではなく、
生態系を維持するバランサーである事を示す好例と言える。
- マガイマガド
- 百竜災禍秘録で言及。大社跡におけるモンスターの頂点に君臨しており、
縄張り争いではリオレウスやバゼルギウスの他、古龍にさえ挑みかかるほどの実力者である。
作中においても対の古龍が起こした百竜夜行を意にも介さず、
逆に集まったモンスターを捕食しにかかるなど捕食者としても筋金入りの活躍を見せた。
- オロミドロ
- 同じく百竜災禍秘録で言及。カムラの里周辺における水辺の生態系の頂点というべき海竜種。
大社跡の更に奥、神仙の境地と呼ばれる場所を本来の住処とし、魚や水辺に棲む生物を捕食している。
大社跡には同じく同地の頂点も生息しているが、水辺や泥濘地帯を根城とする生態上、
他の頂点捕食者と競合する事なく君臨しているのだと思われる。
- ラージャン
- 同じく百竜災禍秘録で言及。予てより古龍に並ぶ存在として遇されてきたが、
本誌で遂に古龍を除けば現生態系の頂点に限りなく近い存在と明言された。
今までは超攻撃的生物としての危険性に焦点が当たる事が多かったラージャンだが、
古龍を除くとはいえ現生態系における捕食者としてのニッチに関しても
ほぼ頂点と言える位置を占めていることが判明した。
- 百竜ノ淵源ナルハタタヒメ
- 同じく百竜災禍秘録で言及。この地方における生命の頂点の一角と記載されているが、
生態系ではなく生命と記載されている点、そもそも超大型の古龍種である点を考えると、
頂点捕食者であると考えるよりは強さの話と考えた方が良いかもしれない。
ただし、食性は不明なものの口が獲物を捕食するのに適した構造となっており
肉食である事を窺わせるため、捕食者としても頂点に立っている可能性はある。
- ゼナセリス
- MHF-Zプレビューサイトで言及。彩の滝を住処とする飛竜で、
雄大な滝のもとに育まれる生物を喰らい尽くす捕食者とされる。
彩の滝の環境にこの上なく適応した生態を有することもあり、
同環境下においてはその立場を脅かされることなく君臨しているものと思われる。
新大陸の“主”
- ゲームスペックが一新し、生態系が綿密に描かれるようになったMHWorld。
舞台となる新大陸は過去作の舞台から遠く離れた地であり、
今までには見られない独自の生態系を築いているとされている。
その中において、各フィールドの生態系の頂点に君臨するモンスターは公式から“主”という表現で紹介されている。
紛れもないフィールドの頂点として振る舞っており、他者との縄張り争いでも引けを取らない。- 厳密には草食であるディアブロスは捕食者ではないのだが、
作中の扱いは同じであるため、ここでは区別せずに記載する。
- 厳密には草食であるディアブロスは捕食者ではないのだが、
- フィールドの主として遇されているのは以下の3種である。
- シリーズ最初期から登場している2頭と新モンスター1頭という構成であり、
扱う属性こそバラバラではあるものの見事に全員が飛竜種である。
各フィールドの最奥に巣が存在しており、それぞれに専用のギミックがある。
- 発売直後は紛れもなく他に並ぶもののない頂点として君臨していたのだが、
MHWorld Ver.2.00にて食物連鎖を丸ごと喰らいつくすイビルジョーが襲来。
全員と縄張り争いが実装されたのだが、いずれも主側が完敗してしまう結果となり、
古龍級生物という存在の恐ろしさを改めて痛感させられる事となった。- MHW:Iでは各フィールドに過去作のメインモンスター達が復活。
いずれも主と縄張り争いで互角に争う姿を見せるのだが、
これは生態系の乱れにより主に匹敵するモンスターが現れたという扱いになっている。
- MHW:Iでは各フィールドに過去作のメインモンスター達が復活。
- 公式から言及されている主は上記の3頭のみだが、
同格の存在として描かれているモンスターに瘴気の谷の惨爪竜オドガロンが居る。
生態系における立場や実力は頂点捕食者に相応しいもので、
出現タイミングや最終クエストにおける扱いも主たちと一緒であるが、
設定資料集や公式からも瘴気の谷の“主”であるとは言及されなかった。
- プレイヤーの間で一種の分かりやすい線引きになったのか、
「主モンスター」「主級」としてモンスターの強さの判断基準に持ち出される事も多い。
強さ議論などを覗いてみれば頻出する単語なのが分かるであろう。- なお、よくカタカナでヌシモンスターと表記される場合もあるが、
MHRiseに登場した特殊な個体であるヌシと混同してしまう恐れがあるので注意されたし。
- なお、よくカタカナでヌシモンスターと表記される場合もあるが、
禁足地の“頂点捕食者”
- 人の立ち入りが禁じられた禁足地が舞台となったMHWildsでは、
それぞれのフィールドに対して明確に“頂点捕食者”が設定されている。
公式サイトでは名前の後ろに君臨するフィールドのアイコンが併記され、
宣伝される際も生態系の頂点に君臨している事を強調されている。
ゲーム内でも頂点であることは強調されており、
出現時の通知も通常時とは異なる、以下のような特別なものになる。環境サマリー この地域における生態系の頂点、
〇〇が出現しました!
- フィールドの頂点捕食者として遇されているのは以下の4種である。
- 主とは異なり、今回は全員が新モンスターになっている他、
複数の異なる種族にバラけて分類されているのが大きな特徴である。
また、属性も雷・水・火・氷と見事に四大属性を司っている。- 更に弱点属性もそれぞれで四大属性となっており、扱う属性と弱点属性で円環を為すようになっている。
具体的には以下の通り。綺麗な四すくみを為しているが、その組み合わせは奇しくもMHX(X)の四天王と全く同じである。→ レ・ダウ →
↑ ↓
ジン・ダハド ウズ・トゥナ
↑ ↓
← ヌ・エグドラ ←
- 更に弱点属性もそれぞれで四大属性となっており、扱う属性と弱点属性で円環を為すようになっている。
- MHWildsでは時間経過によってフィールドが姿を大きく変え、
時にはモンスターを脅かす激しい異常気象が発生するという側面を持つ。
しかし頂点捕食者はこの異常気象に完全適応した進化を遂げており、
この異常気象を利用した能力と生態を持っているのが大きな特徴となっている。
また、基本的に異常気象の時に出現する他、異常気象に関連する何らかの物質を纏っているのも共通点である。- 油泥が燃え盛る火走りに現れるヌ・エグドラは、
漏斗から油泥と自身の体液を混ぜ合わせた油膜を出して全身に纏う事で、興奮時に火だるまの様に発火する。
- 激しい雪風が吹き荒ぶ吹雪に現れるジン・ダハドは、
頭部・肩・腰・尻尾に存在する凍成殻から冷気を放出し、体の一部を氷結させる事で、
攻撃に用いる他、壁面や浮遊する岩石に自身を接合して自在に移動する事を可能としている。
異常気象そのものを生み出しているわけではない。
唯一ジン・ダハドはストーリー中において寒冷化を引き起こしていたが、
これも自身の能力と吹雪の相乗効果によるものであり、流石に古龍のように急に天候変化は起こせない。 - 油泥が燃え盛る火走りに現れるヌ・エグドラは、
- 頂点捕食者は全員が名前に中点(・)を含んでいるという共通点を持っている。
レ・ダウやヌ・エグドラは現地の古い伝承から名付けられており、
他のモンスターも調査隊が情報を持っていない未知のモンスターという位置づけであるため、
この独特なネーミングは禁足地の古代の言葉に由来するようだ。
- MHWorldの主とは異なり、各々が専用BGMを持っているのも大きな特徴である。
テーマBGMならばともかく専用BGMを、メインモンスターでも古龍種でもないモンスターが
有しているのはかなり異例な状況と言え、頂点捕食者に対する力の入れようが窺えるだろう。
シームレス化がテーマのMHWildsではBGMの移り変わりもシームレスであり、
中型や大型との戦闘中に頂点捕食者が現れると、
BGMも通常仕様から頂点捕食者専用曲にシームレスに移行してくれる。
その様は、まさしく通常モンスターとの格の違いを表しているようである。
- 頂点捕食者と位置付けられているだけあって、生態系においては文字通り別格の存在。
危険度システムで従来の作品で上位に君臨することが定番であった実力を持つ大型捕食者がLv4に設定されている中、
頂点捕食者はいずれもLv5と同作における最高ランクに設定されている。
また、本作では縄張り争いが存在しないモンスター同士でもどちらかがダウンするまで激しい戦闘に発展する仕様があるが、
頂点捕食者は大技に相当する攻撃で敵モンスターに与えるダメージが凄まじく高く、
グラビモスなどの強大な大型モンスターが相手であろうと、ダウンさせてしまう。
頂点捕食者が禁足地各地域の生態系の頂点と称されるのも納得と言えよう。- 縄張り争いの内容も頂点捕食者の名に相応しく、
以前の作品で生態系の上位に君臨すると明示された名だたるモンスターたちとの戦闘において、
全て引き分け、一部に限っては勝利という結果となる。
各領域の王と名高いラギアクルス、リオレウスは引き分け*5、
タマミツネ、セルレギオスは能力を生かして食い下がるものの大ダメージを受けて撤退する形となっており、
全体として古参モンスターに花を持たせつつも頂点捕食者の実力を知らしめる内容である。 - また一般フィールドに出現する古龍種が存在しない今作では
頂点捕食者のみに歴戦王個体が存在しており、
MHWildsに於いてメインモンスターのアルシュベルドと並び
作品を象徴するモンスター達として待遇されている事が窺える。
前述の危険度や戦闘における強さが周知されたこと、追加モンスターに伴う縄張り争いの実装もあり、
現在は概ね実力どおりの評価を得ることに成功していると言える。 - 縄張り争いの内容も頂点捕食者の名に相応しく、
- 雄大な大自然の姿が強く残る禁足地において唯一、
どちらかと言えは人工的な影響を強く受けている竜都の跡形には、頂点捕食者といえるモンスターは存在しない。
これはグループスキルや頂点捕食者に関する勲章の対象が上記4体しかいない事や、
ゲーム中で頂点捕食者に関する話が出てこない事から、
世界観上で見てもメタ的に見ても頂点捕食者に該当するモンスターが居ない事が分かり、
転じて「厳しい自然環境が今も尚残っている未踏の地たる禁足地にて、
頂点捕食者が如何に強大な存在として君臨しているのか?」が伺えるものとなっている。- 新大陸のオドガロン等とは異なり、頂点捕食者と同格として描かれているモンスターも存在しない。
一応、同地における強力な捕食者であるシーウーや護竜アルシュベルド、
異常気象の際にのみ姿を現す*6ゾ・シアが挙げられる事もあるが、
いずれもクエストランクや食性の問題から異なるポジションであると考えられる。
属性エネルギーを吸収して捕食するという、頂点よりも危険な存在として描かれている。
こちらは全フィールドに出没するので、言うなれば東地域全体の頂点と見做す事も出来る
(ただし後述の通り、頂点捕食者にして超大型モンスターであるジン・ダハドとの力関係は不明確である)。 - 新大陸のオドガロン等とは異なり、頂点捕食者と同格として描かれているモンスターも存在しない。
- 4体の中で唯一の超大型モンスターであるジン・ダハドは、
超大型特有の仕様を始めとして、ストーリーでの扱いなどが他の3体と少々異なる。
クエストランクや歴戦の個体のランクなどは他の頂点捕食者と同様なのだが、
ストーリーでは下位時点では撃退しかできず下位クエストも存在しない、
更に頂点の中で唯一アルシュベルドの襲撃を受けていないなど、
設定上では明らかに他の頂点捕食者よりも上位の存在であることを匂わされている。- またアップデートで追加された★8個体の強さに関しても、公式からチャレンジングな設計と明言されたゴア・マガラと同様、
体力、攻撃力の双方共に頂点捕食者の中でも頭一つ抜けており、ただの頂点捕食者に留まらない待遇を受けている。
- またアップデートで追加された★8個体の強さに関しても、公式からチャレンジングな設計と明言されたゴア・マガラと同様、
- 四大属性を扱う4体の強力なモンスターという事で、MHXの四天王と比較される事もある。
時には「禁足地の四天王」「新四天王」などと呼ばれる事もあるようだ。
龍属性担当がいないのもMHXの四天王同様である。
更に踏み込むと、上位個体から得られるレア素材が属性の名を冠した玉石であるという点も共通している。*7
- MHWorldの“主”と異なり明確に“頂点捕食者”という名称が設定されているのだが、
やはり公式・ユーザー問わず“主”や“ヌシ”といった呼び方をされる事もある。
何なら称号やグループスキルでも公式直々にヌシと書かれている程である。
一般用語としても通じる故と思われるが、MHWorldやMHRiseのそれと並べて語ると、
誤解が生じる可能性もあるので気をつけよう。
余談
- ゲネル・セルタス素材のチャージアックス:アペクス=プレダトアは、
頂点捕食者の英訳である“Apex Pradator”が由来と思われる*8。
ゲネル・セルタス自体は頂点捕食者と明言されたことはないが、
同種のオスに対しては絶対的優位を占め、腹が減れば捕食をも強行することから
この名が付けられたと考えられる。
- モンハンに登場したモンスターの中で“Apex”と付く存在は他にもおり、
MH4Gの「極限状態」とMHRiseの「ヌシモンスター」の2種類が
どちらも“Apex (Monsters)”と英訳されている。どうして被らせてしまったのか…
そのため単に“Apex”と呼ぶと、ヌシなのか極限状態なのか頂点捕食者なのか混同される恐れがあるため、
特に海外プレイヤーと会話する場合には気を付けた方がいいだろう。
関連項目
アクション/捕食
世界観/食性
アイテム/ドスヘラクレス - モンハン世界のありとあらゆる生物たちの頂点に立つ最強の虫。