脊椎動物の内、鳥綱に分類される生物の一派。
主に羽毛と翼を持ち合わせ、飛行を得意とする生物種が多い。
目次
概要
- 現実世界でも一般的な生物種の一つであり、
全ての現生種に共通する特徴として全身が羽毛で覆われている事、
硬い殻に覆われた卵を産む卵生である事、歯が無く嘴を持っている事が挙げられる。
また、ほとんどの種は恒温性で*1、前脚が翼となっており空を飛翔するのが大きな特徴である。
特に空を飛ぶのは鳥類の代名詞と言っても良く、
飛行する生物と言えば鳥を第一に考える人も多い事だろう。- 一方で飛行能力を喪失した鳥類も存在しており、陸地を駆けるダチョウなどの走鳥類、
水中を泳ぐ事に特化したペンギン類が代表的な「飛べない鳥」として知られている。
その他、隔絶された孤島など、捕食者が居らず飛行する必要性の薄い環境において、
飛ばないように進化していった鳥類もわずかだが存在している。
そもそも飛行という行動は多大なエネルギーを使うため、ダチョウのように「走って逃げる」が可能だったり、
南極や孤島など、陸生の捕食者がいなく「飛んで逃げる」必要がない環境では飛行にリソースを割かずにそれ以外の能力を延ばした鳥が有利な環境となるのである。*2
ただし、これらの種は新たな捕食者の登場などの環境の変化により絶滅する事も多い。
- 一方で飛行能力を喪失した鳥類も存在しており、陸地を駆けるダチョウなどの走鳥類、
- 鳥類は中生代に棲息していた爬虫類の一群、恐竜の生き残りであるとする学説が確実視されている。
恐竜の中でも獣脚類と呼ばれる二足歩行を行う種から中生代の中頃(約1億5千万年前のジュラ紀)にて進化し、
現在確認されている生物の中では白亜紀の大絶滅を唯一生存した恐竜の末裔であるとされている。- なお、かつてよく見られた「始祖鳥が鳥類の直接の先祖である」という学説は現在では否定されており*3、
鳥類の先祖に比較的近い生物だったものの、そのまま絶滅に至ったと認識されている。
また、分岐学的には恐竜のうち飛翔するグループが鳥と呼ばれるので「鳥は恐竜から進化した」という認識は厳密には誤り。
- 羽毛や翼、そして飛行能力など多くの特徴が中生代から存在したとされるが、
彼らがどのようにその形質を獲得し、空を飛ぶに至ったのかについては謎が多い。
有力視されているのは地上を走って空中へ飛んだという説だが、
他にも斜面を滑空したとする説、樹上から樹上へ飛び移っていたという説などがある。- ちなみに、プテラノドンなどの翼竜やコウモリといった飛翔性四肢動物は皮膜からなる翼を有するが、
鳥類の場合は鱗が変化したとされる羽毛によって翼を形成するという違いがある。
- ちなみに、プテラノドンなどの翼竜やコウモリといった飛翔性四肢動物は皮膜からなる翼を有するが、
- なお、かつてよく見られた「始祖鳥が鳥類の直接の先祖である」という学説は現在では否定されており*3、
- 長距離を移動できる翼という部位を持つ点と、体温調節が可能な恒温動物であるという点から、
寒冷地から熱帯に至るまで世界中の様々な場所に適応している。
また、多くの種が社会的な行動をとり、群れを形成したり他の個体と鳴き声を交わすような生態を持つ。
モンハン世界において
- モンハン世界においても鳥類は比較的ポピュラーな存在であり、
モンスターとして分類されない生物として度々登場する事が多い。
野生でもいくつかの種が見られる他、人類が飼育・使役している種も見られる。- MHXX以前は世界観上でちょびっと登場したり、
フィールドの背景として登場しているなどの端役をこなしていたが、
虫や魚とは違ってアイテムとして登場する事も殆どなければ、
モンスターとしても一切登場しないという風に
彼らに比べると少々影の薄い待遇が与えられていた。
しかし、生態表現が進化したMHWorld以降は
モンスターに分類されない「環境生物」というカテゴリが登場し、
ちゃんとしたモデリングと名前を持った鳥(と思われる生物)が多く登場する事になった。
- その他、姿こそ見せないものの鳥の巣のようなものがフィールド上にあったりする。
持ち主こそ不明なものの、巣作りをするような鳥も存在しているようだ。
現実の現在だと翼に爪を持つ鳥はあまりおらず、歯や長い尾を持つものに至っては皆無である。*4 - MHXX以前は世界観上でちょびっと登場したり、
- モンハン世界で鳥と切っても切れない関係に居るのが鳥竜種である。
飛竜や魚竜と共に初代から登場している種族であり、
鳥っぽい形質を持つモンスター達が集められたカテゴリーとなっている他、
別名が「~鳥」と付けられているモンスターも多く存在する。- 主に飛竜骨格と獣竜骨格の2種類に大別する事が出来、
前者は鳥によく似た種や、鳥の要素が混じったワイバーンのような姿をしており、
後者はどちらかと言えば鳥の祖先である肉食恐竜によく似た姿をしている。
中にはガーグァやホロロホルルの様に現実世界の鳥にそっくりな種もいる。
また全鳥竜種の祖先であるイグルエイビスは
風切羽で構成される翼といった鳥類と酷似した特徴を多数有している。
鳥類も鳥竜種の中に含むのか、はたまた鳥類の中に鳥竜種というカテゴリがあるのか、
それともそれぞれが明確に区別されているのか…いずれにせよ、
生態樹形図に通常の鳥類の項目が追加されない限り、系統的な考察は難しそうである。- 上述するように現生鳥類は獣脚類から進化したと考えられているが、
鳥竜種と獣竜種は生態樹形図では同じ竜盤目に属しているだけで、
どちらが先に発生したのかは現在のところ分からない。
現実世界を基準に考えるなら、古代の獣竜種→イグルエイビス→現生の鳥竜種、
といった進化をたどっている可能性が高そうではあるが…。
また獣竜種は現実の獣脚類と同じ獣脚亜目だが、
モンハン世界においては獣竜種が鳥類を生み出した系統なのかも不明。
- 主に飛竜骨格と獣竜骨格の2種類に大別する事が出来、
- ちなみに別名が「~鳥」となっているモンスターは以下の通り。
怪鳥、青怪鳥、毒怪鳥、紫毒鳥、黒狼鳥、眠鳥、
彩鳥、紅彩鳥、丸鳥、夜鳥、掻鳥、眩鳥、毒妖鳥、水妖鳥、傘鳥、
蒼眠鳥、蒼白眠鳥、傾雷鳥、華鳳鳥、照雷鳥の全20種である。
- これら鳥竜種の多くが鳥類をモチーフとしているのは言うまでもないが、
他種族にも鳥類モチーフとされるモンスターがそれなりに存在しており、
例えばヘビクイワシがモデルと明言されている飛竜や鶏によく似た獣竜などがいる。
- 鳥竜種以外にも飛竜種や翼竜種など、翼を持った生物は多い。
例えば環境生物であるキングトリスとガーゴルダは鳥類によく似ているが、
それぞれ翼竜と鳥竜であることが明かされており、言及されるまでは見分けが付かなかったハンターも多かったようだ。
鳥の場合は羽毛でできた翼を持つのに対し翼竜や鳥竜などは飛竜と同じく皮膜でできた翼を持つので
基本的にはそこで区別するといいだろう。もっとも全てがそうでもないようだが…。
鳥類と思われる生物
環境生物
MHW(:I)
MHR(:S)
MHWilds
フィールドの背景
- 旧密林
- 密林の秘境ことエリア5に生える大木の付近でいくつかの鳥が見られ、
草むらからは白い鳥が飛び出すほか、空には黒い鳥が群れを成しているのが見られる。
このエリアは非戦闘エリアであるためか、他にも蝶や蛇などモンスター以外の生物が居る。
- 砂漠
- セクメーア砂漠のエリア7のはるか上空を周回する鳥たち。
水を求めに来ているのか、モンスターの亡骸を狙いに来ているのか。
- 雪山
- エリア1の湖を悠々と渡る2匹の鳥。
イントロBGM「白銀の世界」と共に、絵に描いたような風景を見飽きることはない。
- 孤島
- MHP3、MHX(X)版のBCからカモメらしき鳥が見える。海風の涼しさを感じられるだろう。
ただし、周期的な運動でその場から動くことはない。
- 水没林
- MH3~MH3Gではエリア3,4などの木の付近でたまに緑色の大きめのインコが飛んでいることがある。
エリア4ではエリア2に通じる道の手前の木のオブジェなどで見られる。
エリア3の場合は上のほうにある木の枝の間を飛んでいることがある。
水中戦に潜って水面付近まで行って枝を近い距離で見ることができるMH3(G)だと分かりやすい。
- 渓流
- 水浸しになっている湖畔のエリア7にカモの姿が見られる。
ススキの群生した中で川面を滑るカモという光景はどこか風情を感じさせる。
- 地底洞窟
- 高所に存在するエリア7に集団で空を飛ぶ鳥の姿が見られる。
やはりポリゴンの関係か、鳥である事以外は良く分かっていない。
- 原生林
- 入り口であるエリア1は湿原のような開けたエリアになっているが、
その遠景にフラミンゴによく似たピンク色の鳥が集団で飛んでいる。
カモと並び、ここまではっきり分かる現生生物も珍しい。
- 彩の滝
- 色とりどりの生物が見られる植物の中で、
まれに大きな嘴を持つ鳥が見かけられる事もあるようだ。
拠点
- グーク
- MHFで登場したマスコット。メゼポルタのハンターが飼っているペットで、
現実世界のアヒルにそっくりな姿かたちをしている。
当初はペットらしく愛でるくらいしか出来なかったが、
アップデートによってアイテムを収集したり錬金したりする要素が追加された。
- フクズク
- MHRiseで登場したマスコット。カムラの里のハンターが飼っているペットで、
現実世界のフクロウやミミズクといった猛禽類に似ている。
オトモとしても優秀で、伝書鳥の役割を果たしたり、
フィールド上に居るモンスターの位置を把握するなど、狩猟に役立ってくれる。
- キッチン食材
- モンハン世界でも鳥は食材として一般的であり、歴代シリーズでもいくつかの種類が見られる。
初代からある「キングターキー」、MHWorldの「カイザーターキー」「ボーンターキー」
「ワイルドチキン」「ドスフォアグラ」などが代表的か。七面鳥人気だな
いずれもグラフィックなどは分からないものの、名前から鳥関係の食材である事が類推出来る。
その他、食材には無いもののMHP2(G)、MHWorldのネコ飯のグラフィックには
鳥の丸焼きと思しき料理が含まれている事がある。
- 皮を剥がされた鶏
- MHPのアイルーキッチンの奥に吊るされた食肉の鶏。
キッチンの賑やかさの底にある、どことない薄気味悪さを演出する。
- ポッケの鳥
- MHP2(G)のマイルームの窓から飛んでくる鳥。窓際に立った後、ベッド左横に移動する。
MHX(X)では青みが増している。
- ヒヨコ
- MHP2(G)のアイルーキッチンに多数いるヒヨコ。左側の湯で卵が温められている。
ヒヨコらは食用なのかどうかは謎。
- ユクモの鳥
- MHP3のマイルームの奥から飛んでくる青い鳥。木々を移動している。
- 鳥籠の彩鳥
- MHP3のマイルームの右手前に吊るされた鳥籠にいるペットと思われる鳥。
橙と青色の鳥で美しいが、動く様子はない。
ムービー・開発資料等
- 王立古生物書士隊の伝書鳥
- MH2に登場するドンドルマの古龍観測所や古龍観測気球とも連絡を取り合う研究機関、
王立古生物書士隊が情報を遠方へ送る際に用いる伝書鳥。
白い鷹のような猛禽類の見た目をしており、MH2ではOPのプリレンダムービーにも登場している。
- 我らの団の鳥
- MH4で登場した「我らの団」の団長が飼っている鳥。
やはり白い猛禽類のような鳥で、団長の古巣である王立書士隊の伝書鳥の一種。
団長からのクエストをクリアすると手に入る勲章「鷹翼の紋章」を鑑みるに、おそらく鷹そのものだと思われる。
- 大鷲
- モンハンイラストレーションズに描かれている巨鳥。
見た目は現実の猛禽類とほぼ同じだがサイズはなんとリオレウスに匹敵する。現実の数ある大鷲伝説を彷彿とさせるだろう。
しかしイラスト内での扱いはというとリオレウスに取り押さえられ捕食されかけるという不憫なものである。
現実のそれに似た生物がワイバーンに襲われるという構図はジャングルガビアルとガノトトスの構図を思い起こさせるが
ジャングルガビアルと違いこの大鷲の名前は明かされていない。
その他
- 巨漢うずら
- MHPのトレジャーアイテムである「巨漢うずらの卵」で言及されたうずら。
メタペ湿地林に棲息しているらしく、飛竜や草食竜にも劣らぬ巨大な卵を産む。
残念ながら現状登場しているのはタマゴのみで、親鳥がどんな姿かは不明。
関連項目
モンスター以外の生物種一覧
世界観/虫 - (カブトムシ/チョウ・ガ/ハチ/クモ)
世界観/魚 - (マグロ)
世界観/カエル
世界観/獣 - (ウマ/ネコ/人類)
世界観/鳥
世界観/竜
世界観/貝類