タンジアの港付近を中心とした海域に聳え立つ、巨大な灯台群。
概要
- タンジアの港のシンボルともいえる灯台。
大岩を削り上げて作られた巨大な塔のような建造物で、頂には炎が灯されている。
塔を囲うように木製の足場と階段が設けられており、そこを登って灯台守が交代で管理を行っているようだ。
現在、交易船やギルドの観測船はこの灯台を目印に海を往来しており、海を渡る者たちには欠かせない存在である。
- この黒龍祓いの灯台は、過去に災厄が起きた際に建てられたものであるという。
タンジアには黒龍と人類の戦いにまつわる後述の伝承が残されており、
今もなお御伽噺の類として住民の間で語り継がれている。- はるか昔、タンジアの海域に突如グラン・ミラオスという強大な古龍が現れたと伝えられる。
かの古龍は島々を沈めるなど破壊の限りを尽くし、人々を恐怖のどん底に陥れた。
体内に流れるマグマに似た液体の影響で、ミラオス自身の体温はマグマのそれと変わらず、
ミラオスを中心とした海水は煮立ち、地獄の窯で煮られたかの如く生物は死に絶えていったという。- 巻き起こした災厄とともに、赤熱で血のように赤く染まった海という光景はまさに「煉獄」であり、
決戦の舞台となる海域の通称「厄海」はその際に付いたものである。
人々は意を決して立ち上がり、人類と《黒龍》の戦いの火蓋が切られた。
人類は知恵と力を結集してミラオスに挑み、死闘の末に見事古龍を討ち払ったという。
その後、生き残ったわずかな人々により港が造られ、その際に魔除けや神を祀る祭壇として
厄海を囲むように建てられた塔群が、この「タンジアの灯台」である。
この灯台は、いつしか「《黒龍》祓いの灯台」と呼ばれるようになり、
人々の「二度と災厄が起きないように」という願いを体現した塔となったという。 - 巻き起こした災厄とともに、赤熱で血のように赤く染まった海という光景はまさに「煉獄」であり、
- はるか昔、タンジアの海域に突如グラン・ミラオスという強大な古龍が現れたと伝えられる。
- しかし、そんな人々の平和への祈りを嘲笑うかの如く、再び《黒龍》は現れた。
遥かなる時を経て復活した煉黒龍は、再び災厄を齎すべく、タンジアの港へ接近している。
そして、ギルドマスターからの任務をゆだねられたハンター達は
世界の運命をも左右する任務、天災の具現たる古龍グラン・ミラオスの討伐へと赴くのだった。- ただ、別に港の背景やBGMが変わる訳ではないので、危機が接近している実感はほぼない。
危機が迫る港の中で見えるものといえば、いつも通りビールをかっ喰らっているギルドマスター、
呑気に欠伸をかます受付嬢、そしてひたすら肉を焼き続けるアイルーと実にほのぼのとした光景である。
ついでに言えば、何度他のクエストに行こうともミラオスが港に到着することは無い。
MH3Gには一応日数経過の概念があるはずだが…
- ただ、別に港の背景やBGMが変わる訳ではないので、危機が接近している実感はほぼない。
余談
- ゲーム内の人物の証言によると、この灯台は建てられて数十年といったところらしい。
また、この灯台群が建てられてからというもの、海域での大きな事故は無くなったという。- なお、いつ建造が開始されたのか、建造までに何年かかったのかといった詳細は不明である。
ゲーム内でグラン・ミラオスが出現したのは「遥か昔」であると証言されていることから、
この灯台は過去の事件よりかなりの年数が経過してから建てられたものと推測される。
- なお、いつ建造が開始されたのか、建造までに何年かかったのかといった詳細は不明である。
- 証言者である港を歩き回っている男性自身も灯台守を仕事にしており、
よく灯台に登っているのだという。
なお、遠目から見てもわかるように高さは相当なもので、
上記の灯台守の男性も「思い出すだけで足がガクガクする」と言っている。
- ちなみにゲーム内表記は《黒龍》祓いの灯台。
イベントクエストなどでも《黒龍》といったように文字を強調するなど、
歴代からプレイしているファンをニヤリとさせる演出である。