MHP2G、MHX(X)、MHFに登場するドドブランゴ素材のヘビィボウガン。
目次
概要
- 見た目はいわゆるキャスト系列のフレームを流用しており、クイックキャストによく似ている。
- 名前を直訳すると「氷を投げる者」となり、ドドブランゴの氷塊投げを連想させる。
ちなみにフレイムスロワーだと火炎放射器のことを指す単語になり、
こちらともかけたネーミングだと思われる。
- のちにMHW:Iにてイヴェルカーナ武器が初登場、
作成時は『アイス〇〇〇』となるため、最近はこのヘビィもその仲間と勘違いされることが増えている。
もしかして、このページに来たアナタも?
ちなみにお互いに氷属性を有すること以外にこれといった共通点はない。
性能
MHP2G
- 同じくブランゴ素材であるライトボウガン、テイルカタパルトによく似た装填数をしている…
というか、ほぼそのものである。
違いは向こうより氷結弾の装填数が1発多いことぐらい。
- 通常、貫通、散弾の全レベルと、氷結、電撃、水冷の各種属性弾が装填できるので、
地味な存在ながら取り回しは良好。
通常弾の装填数が多く、火力もそこそこあり、オマケ程度ながらスロット1も備えている。
作成難易度も低めなので、攻略用の相棒としてはなかなかの一丁である。
- また属性弾の扱いに関しては、数あるヘビィでも上位であると言える。…否、言いたかった。
あの悪名高きラオートが登場する作品であるのが運の尽きである。
ただ、こっちにはこっちで氷結弾の扱いなど、強みもあるので全く勝負にならないわけではない。
要は使い分け、適材適所である。
MHX
- MHXでも素材元の復活と共に復活。タンクメイジからの強化で入手できる。
集会所★1の緊急クエストがドドブランゴなので、集会所を少し進めればすぐ手に入る。
この時点のヘビィとしては通常弾の装填数がかなり多く、LV2通常弾7発とLV3通常弾9発が頼もしい。
そして何故か鬼人硬化弾と硬化弾が同時に内蔵されている。
…が、しゃがみ撃ちには誰もが予想していたはずのLV1氷結弾が無い。
しゃがめるのはこやし弾のみである。
ライトボウガンの方はちゃんとLV1氷結弾速射があるのに…。
とはいえ下位のヘビィは通常弾が撃ててナンボなので、早めに作っておけば割と優秀。
ただしLV2への強化で千刃竜の翼爪を使うため、下位終盤まで強化はお預けになる。
そして最大の問題は、それ以降の強化方針にあった。- 最終強化銘はエンバースロワー。
攻撃力200は★6で完成するヘビィとしては合格点。
…が、何故かしゃがみはこやし弾のみ。なんと上位でもまったく成長していない。
通常弾の装填数こそ9/9/9とかなり多いが、さすがにこの時期には追いつくヘビィも多い。
例えばバイティングブラストや潜砲ハープールなどは通常弾しゃがみもちゃんと持っている。 - 一応、貫通氷結弾は両レベル対応している。しかし、実はコレを撃つ相手がほぼ存在しない。
というかそのニッチな需要の貫通氷結弾ですらハーイゲヴァーという絶対王者が存在する。ライトだけど
反動軽減が必要なアイススロワーでわざわざ使う意味があるかといえば、かなり微妙である。
更にヘビィに限って見ても、同じ攻撃力・反動・装填速度で両レベルの貫通氷結弾を持ち、
LV2貫通氷結弾に関しては持ち込み数・装填数ともに上回るスレイペンギングが存在している。
あちらは加えてLV2氷結弾も扱え、こちらが欲してやまないLV1氷結弾しゃがみまでも併せ持つ。
それでも余り使われない現状を考えると、
貫通氷結弾を主軸としてこの銃を使うのは厳しいと言わざるをえないだろう。 - そして問題のこやし弾しゃがみ。
所持数が5発で、しゃがんでも2発で終了してしまう。数の問題ではないが。
アイススロワーじゃなくてう◯こスロワーじゃ
ちなみにこのこやし弾の扱いですら、唯一無二の個性ではなかったりする。
まさかのイャンクック砲が10発所持でしゃがみ対応しているのだ。
つまり、こやし弾しかしゃがめないのに、そのこやし弾しゃがみでクックに負けている。
ちなみにそのクック砲はLV3通常弾とLV1火炎弾もしゃがめる。なんだろうかこの差は…。
- 最終強化銘はエンバースロワー。
- …というわけで、下位★2~3にかけての短い時間だけがアイススロワーの黄金時代。
他の銃の選択肢が増えるごとに存在感を失っていくという、あまりにも悲惨な末路を辿る事となる。
なお村クエから先に進めた場合、その黄金時代すら訪れないというさらに残酷な結末が待っている。
MHXX
- 究極強化で新たに手に入れた銘は
シットスロワープリマーテスロワー。その性能は- 実に平凡な攻撃力320、会心率0%
- 9/10/11というトップクラスの通常弾装填数。残念ながら貫通弾と散弾は5/4/4と平凡
- 氷結弾が6発、水冷弾と電撃弾が5発と属性運用も十分可能な装弾数に増加
- LV6で待望のLV1貫通氷結弾をしゃがめるように
- 内蔵弾はLV1貫通氷結弾が5発増加。LV2貫通氷結弾が8発増加し5発装填可能に。
- こやし弾、および役割が被っている鬼人硬化弾と硬化弾の内蔵数は
残念ながら据え置き - 限界突破直後にスロットが増え2に
- …が、本作で初登場のビヤラースヴァリアという超大物新人の台頭により、
それ以外の氷結ヘビィの未来には暗雲が立ち込める事となった。- その性能は、攻撃力340、会心率30%という高い基本性能を持ち、全レベルの貫通弾を7発最速装填でき、
さらにLV2貫通弾はしゃがむ事が出来、立ち撃ちだけではなくしゃがみ撃ち運用にも対応。
氷結弾の運用も両レベルの貫通氷結弾がしゃがめ、LV1氷結弾も6発装填と、
貫通弾・氷結弾の両面で文句無しの高性能を誇る。
おまけにこれだけハイスペックなのにブレ無しでスロット2とそれ以外の部分も隙無し。
トドメとばかりに上位時点での直接生産は勿論、G級素材を使った最終強化段階でも一発生産が可能と
生産の手間もかからない。
- かといって、多属性運用ボウガンの道には太虚ノ針【沖天】や神滅重弩アル・アロアといった
入手難度込みで凶悪なライバルが待ち受けている。 - そして、立ち通常ヘビィとして使うには攻撃力が今一つで、
より腹筋の破壊力に優れた爆砲ォー遠MAXというライバルがいるのも問題。
おまけに、かつて煮え湯を飲まされた老山龍砲が復活と、こちらの道もあまりにも厳しい。
と思った矢先に最大の強みになった氷結弾の運用面をビヤラースヴァリアに完全に食われ、
それ以外の点はどれも一流とは言い難い性能で、当然ながらとてもライバルたちに太刀打ちできる性能ではなく、
今作でも不遇の道を歩むことになった。 - その性能は、攻撃力340、会心率30%という高い基本性能を持ち、全レベルの貫通弾を7発最速装填でき、
- 唯一の手放しで喜べる朗報は、ディアブロスという氷弱点モンスターの大御所の復活に加えて、
青電主ライゼクスという新たな氷弱点モンスターも現れ、
氷属性特化武器を担いで行きたい相手が大幅に増加したこと。青電主は氷属性だけで削り切れるかと言われると怪しいが- とはいえ、前作で氷結弾特化運用の王者として君臨していた口裂けハーイザルヴの火力も据え置きなので、
前出のビヤラースヴァリアを筆頭としたライバルたちを差し置いて
このヘビィにお呼びがかかる事はまずないだろうが…。
- とはいえ、前作で氷結弾特化運用の王者として君臨していた口裂けハーイザルヴの火力も据え置きなので、
- プリマーテは霊長類を意味する英語「Primarte」からだろうか。
MHF
- MHFにも登場しているが、性能は別物。
LV3貫通弾及び散弾が入らなくなった代わりに、徹甲榴弾と拡散弾のLV1、2に対応しており、
火力も生産段階の早さに対して高めである。
またさらなる強化先のアイスストームも存在する。