目次
概要
- ダイミョウザザミの二つ名個体、矛砕ダイミョウザザミの素材で作られたハンマー。
- 二つ名武器ではおなじみだが、通常個体には存在しない武器種*1のハンマーに新規追加されている。
赤黒い矛砕の甲殻がふんだんに使われたデザインが目を引く。
中央部はダイミョウザザミの背中部分のようにも見え、
左側が大きくなった左右非対称の幅広く鋭い打撃面は左右のハサミを合わせたものだろう。
そう見ると矛砕がガッチリガードを固めた姿を模したハンマーであることが見えてくる。ヤドはない
通常種とは異なる二つ名の姿をしっかりと生かし、
硬い守りをそのまま打撃に転じさせた中々秀逸なデザインではないだろうか。
性能
MHX
- 矛砕武器の例に漏れず水属性と防御アップを持ち合わせたバランス型の性能。
- レベル10で最終強化・黒甲ウィルガリペルへと銘を変える。
その性能は…- 攻撃力190、会心率10%
- 水属性は24
- 斬れ味は素で青50、斬れ味レベル+1で白5、斬れ味レベル+2で白30
- 防御力+10
- 二つ名武器の例に漏れず、スロットなしで狩技ゲージが溜まりやすい特徴持ち
- が、最大のライバルとしておきつなみ撓鎚の華石の壁が厚い。
あちらは、- 攻撃力200、会心率10%
- 水属性は36
- 斬れ味は素で青40、斬れ味レベル+1で白25、斬れ味レベル+2で白50
- 防御力は当然ゼロ
- 狩技ゲージが溜まりやすい特性はないが、スロット1個
- 他にも大躍進を果たした水鎚ヴォジャノーイが
- 攻撃力200、会心率0%
- 水属性ハンマーで最高の属性値40
- 斬れ味はウィルガリペルとほぼ同じ
- スロット2
- 一応こちらにも長所がなくはない。
実はダイミョウザザミは矛砕含めて固有のレア素材というものが全くないのだ。
そのため、このハンマーも二つ名狩猟の証さえあれば、あとは余りの素材だけでも十分作成できてしまう。
矛砕レベル10までを下す腕さえあれば確実に作れて
特にレア素材にやきもきさせられることがない、というのは長所と言えなくもない。
とはいえヴォジャノーイの材料は砕竜の剛拳がやや集めにくいくらいであるし
狐鎚ともどもHR解放前に最終強化可能なアドバンテージがあるが。
MHXX
- 本作でもちゃんと続投し、ウィルギガントリペルという新たな銘を手に入れた。その性能は
- 水属性ハンマー2位で、無属性ハンマーにも見劣りしない攻撃力340
- こちらは上がらなかった会心率10%
- 水属性ハンマーとしては中堅程度の水属性30
- 初期は長い長い青と今一つだが、匠+2で白40紫10が出る斬れ味
- おまけの防御力+20
- 二つ名武器の例に漏れず、スロットなしで狩技ゲージが溜まりやすい特徴持ち
流石に紫ゲージは10しかないのでハンマーの手数でも維持は困難だが、
白ゲージでもスーパーフラグハマーの紫や、太虚ノ鏡【動天】の白をも上回る水ハンマートップの物理期待値を誇る。- 紫こそ短いため一見するとピーキーな斬れ味に思えるが、匠の増加分自体は全て白以上であるため、
紫はボーナスタイムと割り切り白主体で考えれば、むしろ優秀と言えるだろう。
同じスロット0でも二つ名故に狩技ゲージが溜まりやすいウィルギガントリペルが有利で、水属性値もこの中ではトップなのも追い風。- また、前作でこちらに苦汁を舐めさせていたミツネ槌はさらに二つ名武器が追加されたものの、
どちらも攻撃力310とやや属性・斬れ味寄りの性能なので本作ではあまり競合しないポジションにいる。
むしろ、二つ名槌の方は物理も属性もそう高くはないどっちつかずのポジションで、
この武器と通常種槌に立場を食われている気がしないでもない。
- 本作では作って損はない性能になり、大きく実用性が増したので、この機会に余った素材と証で作製し、
この武器を使ってみるのはいかがだろうか。