目次
概要 
- クシャルダオラ素材から作られる、MH4Gにて初登場の操虫棍。
全強化段階を通じてバランスの取れた性能が特徴。
- 見た目はずばり金属のイカである。
ちょうど真ん中の持ち手のあたりにイカの目や漏斗らしき装飾があり、
ヒレを刃に見立てれば、刃側は完全に外套膜となる。
また、虫笛部分は細長いイカの足が絡み合ったもの。お茶をたてる時に使う茶筅にも見える。
多くが動物の形を模していることが特徴的な武器群の一角で、
それも素材元がMH4系統では氷海と縁深い事もあるためこのチョイスは中々秀逸なものではないだろうか。
後述のクジュラ版共々説明文で海を推していることもポイント。
- 明滅している部分は、他の操虫棍にもある虫笛の部分で、
強化していくと猟虫の腹部に応じて様々な色に変化する。
他の操虫棍と比べても、その変色範囲は相当広く、
遠目に見れば、操虫棍というよりSFモノに登場するような近未来的な武器にも見える。
近寄ってみればイカそのものなのだが。
性能 
MH4G 
- 生産段階はウルス=ダオラ。レア度は7で上位武器である。
性能は- 攻撃力527とやや低め
- 氷属性280と及第点の数字
- 低めの攻撃力をカバーする会心率5%にスロット1
- 斬れ味は匠で白40と優秀
- 猟虫は切断属性のクルドローン
しかし、これはあくまで生産段階の性能である為、この状態のままで使う人は余りいないと思われる。
- 必要素材は鋼の龍鱗3つに尖角2つ、そして鋼龍の宝玉1つを要求される。
宝玉は必要なものの、1つで済むためそれ程生産難度は高くはない。
寧ろ尖角の方で引っかかった人もいるのではないだろうか。
尤も、操虫棍使いのハンターは古龍骨集めでクシャルダオラと連戦している事が多いので
ある意味では難易度は低いかもしれない。
むしろ古龍骨がアレに引っかかって悲鳴を上げてるかも
- この時点でのライバルは前作から続投のキリン亜種棍こと藍紫の氷矛露や、
この武器と同じく今作から追加されたザボア棍のグレイシャーロッド、そして崩杖キリカムルバスなどが挙げられる。
グレイシャーロッドは強化のし易さ、それ以外は性能が全然違うので住み分けはできている。
- ウルス=ダオラにG級のクシャル素材を注ぎ込み、サムドラ=ダオラとして完成する。
強化途中にクイド=ダオラを挟むが、完成時期がサムドラ=ダオラとほぼ同じなので省略する。
レア度はクイド・サムドラ共に10。
サムドラ=ダオラの性能は- 属性棍としては平均的な攻撃力837
- 氷属性320と微増したが、やや物足りないか
- 会心率は10%に増加、スロットは据え置き
- 斬れ味は素でそこそこの白、匠で紫30が出現
氷属性操虫棍の最終装備になり得る武器に仕上がっている。
クシャナ武器にしては珍しく属性値が控えめだが、物理性能がそこそこあるので火力不足に悩むことは無い。
斬れ味も紫30とそこそこだが氷属性の操虫棍の中では最も長く、
白ゲージもそれなりにあるので斬れ味関連のストレスはあまり感じない。
- 必要素材だが、クイド=ダオラの時点で重殻4つに剛爪2つ、
そしてサムドラ=ダオラで靱尾2つと最早お約束の古龍の大宝玉1つを要求される。
大宝玉は言うまでも無いだろうが、何故か剛角を使わずに最終強化まで到達できる。
他武器種では必ずと言って良い程複数要求されるので、その手順を踏まずに強化できるのは大きい。
何れにせよ、素材を注ぎ込んだ分に見合った性能なので作る価値はあるだろう。
- 最終強化到達後のライバルとしては、幻氷棍【麒麟】や崩天杖キキリオンカム、
それと後述する錆びクシャ武器であるサムドラ=エルダオルが挙げられるか。
しかし、やはりどの武器を見ても性能の方向性がかなり異なるので住み分けは可能。
強いて言えばグレイシャーロッドの最終強化であるフィンブルヴェトルがこの武器と似通った性能であるが、
スロット以外どの項目を取ってもこちらがほぼ上位互換である為気にする必要は無い。
サムドラ=ダオラは最もバランスの良い氷操虫棍であり、トータル性能でも最も優秀であるため、
基本的に全ての氷弱点モンスターはこれ一振りで対処できると言ってしまってもいいだろう。
- 今作で追加・復活したモンスターは氷が弱点であることが非常に多い。
モノブロス・ディアブロス達を筆頭に砂漠に生息する新規亜種モンスター、
更にはメインモンスターのセルレギオスにも効果がある。
前作よりも氷属性の需要が増している中で登場しているのでかなり使い勝手が良い。
- 猟虫の強化に使う変動素材を除けばクシャルダオラ以外のモンスターの素材は一切使わないので、
G級クシャルダオラの出現するクエストに参加できればその時点で作成可能。
G級クシャルダオラの出現するクエストはG★3に2つ(内1つは緊急クエスト)しか無いが、
都合の良い事にそれらはどちらも参加資格がG★1許可証である*1ため、
オンラインプレイで他のプレイヤーにクエストを貼ってもらう等すれば、G★1のうちから理論上は作成が可能。- もっとも、G★1の頃からG級クシャルダオラ討伐のクエストに参加して
戦闘に貢献できるかと言うと怪しい部分もあるので、期待できるとしたら身内プレイの時くらいだろう。
- もっとも、G★1の頃からG級クシャルダオラ討伐のクエストに参加して
MHX 
- クシャルダオラは続投した為、勿論本武器も続投。
今回は強化の都合上、クイド=ダオラが最終強化形態になる。
作成時点のウルス=ダオラの性能は- 下位の時点ではまあまあの攻撃力120
- あって嬉しい会心率5%
- クシャル武器らしく氷属性22
- まずまずの緑ゲージ。斬れ味+2で青も少し出る
- とりあえず存在するスロット1
- 古龍には獰猛化が存在しないため、最終強化は鋼龍の宝玉があれば何とか可能。
そして、完成したクイド=ダオラの性能は- 属性武器故か控えめの攻撃力180
- 会心率は変わらず5%
- 相応に高めの氷属性28
- まずまずの緑と青。斬れ味レベル+2は全て白。
- やはりスロット1
怒々舞乱棍【主】の性能は攻撃力・属性値がクイド=ダオラより上かつ、会心率も同じ。
こちらが勝っているのはスロット1と斬れ味の青と白が多少長いところ。
更に、クエスト出現がランダムな古龍であるこちらと違い、あちらはいつでも挑める雪獅子である為、
集会所上位攻略中でも強化を進めやすい利点も有している。
スロット1による差別化においてはガムート武器である巨襲・舞羽ン舞羽ーンの存在も見過ごせない。
この立場上、古龍武器にもかかわらずこの武器の作成優先度は低めである。実は別の武器種でもこの現象は起きてたりする。
- 余談だが、今作のラスボスがイカの様な姿をしており、
このイカの形をした武器を担いでイカ対決をするのも何かの一興かもしれない。
相性は最悪だが。
MHXX 
- 前作では氷属性の牙獣種2匹の棍に出番を奪われがちだったクシャナ棍だが、
今作の究極強化サムドラ=ダオラの性能は- 平均よりやや下な攻撃力300
- 会心率は10%に増加
- 氷属性33と上昇量は控えめ
- 素で長めの白、斬れ味レベル+2で紫40が出現
- スロットは1から変わらず
しかし、今作の氷属性操虫棍には舞羽ン舞王の大跳躍という巨壁が存在する。
あちらは武器倍率380という破格の数値を持ち、鈍器込みの緑ゲージでこちらの紫の期待値を上回り、
匠で白20が出現しその差は更に広がってくる。
属性値で差別化しようにもあちらは何故か氷属性25と充分な数値を持ち、
氷弱点のモンスターの肉質が柔らかめな傾向もあり、属性値差で武器倍率の差を埋める事も出来ずにいる。
素の長い白による臨戦なしの継戦能力も、あちらの緑に期待値で上回れている以上、
どんなに操虫棍の優秀な狩技を多用しても覆すのはほぼ不可能になってしまう。
もっとも、あちらは今作最強と名高い真・黒滅龍棍【旦明】と比較できる性能ゆえ、分が悪かったとしか言いようがない。
- 前作で最大のライバルであったドドブランゴ棍の究極強化怒々舞乱棍【大親分】の性能だが、
あちらは攻撃力290、氷属性43、会心率5%という属性偏重の棍へと変貌した。
素の物理面での期待値や斬れ味で優位に立った事もあって少なくともあちらと競合するという事は無くなった。
大跳躍の存在に目を瞑った上でライバルとなるのはガムート棍の舞羽ン舞羽ーンMAX、
ザボアザギル棍のフィンブルヴェトルの2振り。- 舞羽ン舞羽ーンMAXは340という圧倒的な攻撃力を持ちながら
属性も30と必要十分な数値を持ち合わせており、スロットも1つ空いている。
しかし、会心率-20%が足を引っ張り、
斬れ味もレベル+2で白こそ長めなものの紫は20と操虫棍としては心許無い。 - フィンブルヴェトルは攻撃力は310、属性は30、会心率は0%と肉薄しているが
紫ゲージが出る氷属性操虫棍の中では最も多い2つのスロットを所有するのが最大の特徴。
ただし、斬れ味は素の白や+2で出る紫共にサムドラ=ダオラにはやや劣る。
物理期待値こそ最低だが長い白、紫ゲージによる継続能力の高さが特徴となってくる。
いずれの3振りも明確に優劣を付けられるとは言い難い性能なので
汎用性、物理面、スロットのどれを重視するかで使い分けるといいだろう。- 舞羽ン舞羽ーンMAXは340という圧倒的な攻撃力を持ちながら
MHWorld 
- クシャルダオラとともに続投。
本作は上位までなので強化はクイド=ダオラ止まり。
クイド=ダオラの性能は- 攻撃力558
- 氷属性180
- 会心率10%
- 素で青40、匠5で白20
- スロットはLv2が1つ
- 猟虫ボーナス:回復強化【体力】
もう一つの生産氷属性操虫棍のフリーズゲイルは攻撃力が低く属性値が高いので良いライバル関係。
しかし、モンスターの属性肉質の通りが悪くなっているのと、
そもそも氷弱点のモンスターが少ないということもあって有効に扱える場面が少ない。
また、攻撃力も武器倍率で言うと180と高くないため高攻撃力武器を使ったほうが良いことも多い。
MHW:I 
- マスターランクの強化先としてサムドラ=ダオラが復活。
性能は- 攻撃力806
- 氷属性240
- 会心率10%
- 素で白50、匠5で紫30
- スロットはLv2が1つ
- 猟虫ボーナス:体力回復・スタミナ強化
若干属性寄りにシフトした物理・属性攻撃力はともかく
斬れ味やスロットなど脇を固める要素で遅れを取っている。
ブラントドスの棍やベリオロスの棍はそれぞれ属性特化、会心率特化とフィロスと違う運用を
見出して棲み分けもできる性能だったのだが、よりによって武器性能等も優遇されやすい
メインモンスターの武器とかち合ってしまったのが痛手ではある。
しかし、好みで使う事もできない低性能では決してないので、普段使いする分には問題はない。
- ただ、強化難易度もなかなか厳しい。
サムドラ=ダオラに強化するために剛角5本を要求されるのが特にきつい。
角はほぼ部位破壊報酬のみなのに確率が高くもないので出ないときは壊しても出ず、
調査クエストでも低確率に設定されているので中々出てこない。
クシャルダオラ自体がモンスターの中ではかなり戦いづらいモンスターであるので、
ここで苦労するくらいならフィロスをそのまま使う、と選択されがちな立場の武器である。
MHRise 
- Ver.2.0でクシャルダオラ実装とともに登場。
性能は- 攻撃力170
- 氷属性34
- 素で青30、匠5で白40
- スロットはLv1が1つ
- 猟虫Lv6
- 百竜強化は「攻撃力強化II」、「属性強化【氷】I」、「鋼龍の魂」
百竜スキル「鋼龍の魂」で攻撃中は更に高い会心率が付与される。
そのため、会心率が無くなったことはデメリットになっておらず全体的に強化されているが、
これを持ってしても闇鎌棍【夜凪】を上回らないと言われるのがライズ時代の属性棍であった。
武器名がウルス=ダオラIとなっているため、II以上が待たれていたが…?
- 大方の予想通り、Ver.3.0でクイド=ダオラへの強化が実装された。
本作における剣士のクシャナ武器最終強化は、控え目な攻撃力ながら素で10の白ゲージを持ち、
そして高い氷属性値も持ち合わせながら更に前述の百竜強化による高会心率まで得られるという代物。
つまり、斬れ味を短くした代わりに氷属性を得た迅竜武器とも呼べる性能なのである。
操虫棍界隈はこれまでその迅竜武器たる闇鎌棍【夜凪】で事実上一択となっていた*2が、
ようやく新たな選択肢を得ることができるのかと期待し、加工屋で性能を確認すると- 攻撃力180
- 氷属性36
- スロットはLv1が1つ
- 猟虫Lv7
- 百竜強化は「攻撃力強化III」、「属性強化【氷】II」、「鋼龍の魂」
- 素で青50、白には匠1が必要
- 今作のクシャルダオラの近接武器は素で白ゲージが備わっているものばかりだが、
唯一操虫棍だけが匠を必要としてしまっている。- とはいえ、クイド=ダオラ単品で見れば十分に優秀な性能ではある。
夜凪とは違い達人芸での斬れ味維持は厳しいが、代わりに剛刃研磨を採用すれば、
匠1と砥石使用高速化3の負担を加味しても氷属性がよく通る相手にはこちらの方が火力が引き出せる。
該当するモンスターは少ないが、ヌシ・ディアブロスが含まれる*3という点は見逃せないだろう。
- とはいえ、クイド=ダオラ単品で見れば十分に優秀な性能ではある。
- 鋼龍の魂と高い属性値を持つため、
切断・速攻型で猟虫ボーナスに溜め時連続攻撃を持つオオシナトとの相性が非常に良い。
連続攻撃は5ヒットするため、高い属性ダメージを稼げる上にこれだけで会心率が+30%され、
接敵時やダメージを負って回復した後などでもスムーズに最大火力へ持っていける。
チャージ完了時にはイカの足がホタルイカのように青く光り、見た目にも楽しめる。
- 氷棍のライバルは痒い所に手が届くフェンリルストームと、火力バカ一代ゴシャガボコォ。
フェンリルストームは表面上ではこちらが上となるが、
非常に似たスキル構成で担いでいけて更にLv1スロットを3つも備えており、
百竜スキルの攻撃力+10と併せて、攻撃を盛りつつお役立ちスキルを入れるのにうってつけのトリックスター。
ゴシャガボコォは属性値が低すぎたり白ゲージに匠Lv5が必要だったり猟虫Lv5で止まっていたりと不足が多いが、
素の火力は二振りをはるかに凌ぐ。またLv2スロットも1つあるため物理一辺倒の攻撃的なスキル構成に向く。
MHR:S 
天より飛来する無数の氷粒は
鋼の輝き纏う氷棍に宿りて
獲物の頭上に降り注ぐ。
(サムドラ=ダオラ)
- MR素材でクイド=ダオラ改になり、さらにその後奇しき赫耀のバルファルクの素材を使うことで
サムドラ=ダオラに最終強化できるようになる。
無印では他の近接武器種の中で唯一素で白が出なかったこの武器だが、- 攻撃力320。属性武器としては平均的
- 氷属性操虫棍2位の氷属性52
- 斬れ味は素で紫20と白40、紫は匠で延長可
- 会心率は0%
- スロットはLv1が1つ
- 百竜装飾品スロットはLv3
- 猟虫Lv13
無印で不遇だった斬れ味は、匠を使わないと紫が出ないクシャ武器も多い中むしろ優秀と呼べるレベルに。
属性値の高さに対して攻撃力も低いわけではなく、高い属性値と噛み合う百竜スロットLv3も備えている。
代わりに他のクシャ武器が備えていることが多い会心率を持っていないが、
MR解放後のスキル自由度なら、匠と比較して会心率の補強はかなりしやすいためさほど気にならない。
達人芸や剛刃研磨で紫を維持してやれば氷弱点のモンスター相手に対し存分にそのスペックを発揮できるだろう。
- 本作ではストーリークリア後の傀異クエストで手に入る傀異化素材により
全ての武器派生が実戦レベルの最終強化武器になる為、ライバルは数多い。- まずは同じ属性特化武器。属性値はサムドラ=ダオラを超える属性特化のイソネ亜種武器の極光雪棍スノウフラウと
前述2本よりやや物理に傾いたウルク武器アウリストアース。
スノウフラウ、アウリストアース共に匠でしか紫斬れ味が出ないため、
斬れ味の長さ的にはサムドラ=ダオラが一歩前に出ている。
また、属性特化武器にはありがたい属痛竜珠【3】をスノウフラウだけは
傀異錬成で百竜スロットを広げないと搭載できない。
その代わり、紫斬れ味を出してしまえば物理属性合わせた総合火力はサムドラ=ダオラを超え、
スロットもサムドラ=ダオラより多いため、
サムドラ=ダオラは匠の負担の軽さをどれだけ火力に転嫁できるかにかかっている。 - バランス型のベリオ棍アブソリュートヘル、ブナハ武器のリエルトレスブラン。
アブソリュートヘルは会心率込みの総合火力、
リエルトレスブランはLv4スロット含め3スロットが使える拡張性が魅力。
特に、氷属性が弱点の連中は総じて物理の通りも非常にいいという特徴があり、バランス型もなかなか強い。
ただし、リエルトレスブランは匠でも紫を持たないため火力が一歩劣り、
アブソリュートヘルは上記したように会心率が盛りやすい環境でそこそこある会心率がうまみになりづらい。 - 物理型のゴシャハギ棍ゴシャ!ギガゴボコォ!と新モンスタールナガロンの氷輪棍トゥングル。
ゴシャは高物理武器にありがちな斬れ味のなまくらさが無く素でサムドラ=ダオラと同等の紫を持ち
物理期待値はぶっちぎりのトップ。
トゥングルは物理属性共に期待値は並からやや低めといったところだが斬れ味維持スキル不要の長い紫斬れ味50を持つ。
ただ、これらは物理特化なため属性特化のサムドラ=ダオラは運用で差別化はしやすい。 - アブソリュートヘルとトゥングルは紫の下の白斬れ味が短いため研磨術【鋭】の適性が高く、
運用が縛られるものの紫斬れ味の補正が更に向上するため火力を更に伸ばしやすい強敵。
- まずは同じ属性特化武器。属性値はサムドラ=ダオラを超える属性特化のイソネ亜種武器の極光雪棍スノウフラウと
- Ver.16での最終環境に至って、傀異錬成やスキル自由度が大幅に増した影響は非常に大きい。
- 傀異スロットを拡張していく事で物理攻撃力、属性値、斬れ味の長さが強化されるようになった。
これによりサムドラ=ダオラもスロット拡張のみで40まで伸びる斬れ味紫、
属性と物理を両面で備える隙のなさと、属性特化~バランス型の間で調整できる振り幅の広い一本になった。
斬れ味維持スキルの負担が軽くなる事によるスキル自由度の拡大は会心率を高めやすいということでもあるため、
会心15%で初期期待値を嵩増ししていたアブソリュートヘルの優位も埋めやすくなっている。 - また、強力に属性値を上げるスキル群が増えてきたことで、
しっかり組んだビルドでは属性特化の方が火力を出しやすくなってる事も追い風。
属性特化武器で属痛竜珠も使えるサムドラ=ダオラはこれらのスキルで戦う際の武器の最適解にもなり得る。 - Ver.14から現れた氷賢フィロスはトゥングルやアブソリュートヘルに代わる物理型ライバルにして、
傀異錬成で属性付き物理特化~バランス型まで調整できることから鏡合わせの兄弟のような存在。
2本揃えれば運用方針を問わずに安定感ある狩猟ができるだろう。
- 傀異スロットを拡張していく事で物理攻撃力、属性値、斬れ味の長さが強化されるようになった。
サムドラ=エルダオル 
MH4G 
- MH4Gで復活した錆びたクシャルダオラの素材を使用して完成するもう一振りの操虫棍。
他のエルダオル武器とは異なり、生産から2段階の強化*4を経て最終強化へと辿り着く。
色んな意味で特徴だらけの武器群だけあってこの武器も特徴全開である。
最終強化のサムドラ=エルダオルの具体的な性能は、- 攻撃力930。属性武器としてはかなり高い
- 氷属性200と手数武器にしても低めの数字
- まず無視できない会心率-35%
- スロットは無し
- 素で最大まで到達している斬れ味ゲージ。全体の半分ほどの長さの青ゲージに、僅かな白と紫
どちらかと言えばこの特徴はウカムル武器であるキキリオンカムに近いだろう。
結論から言うと、この武器はサムドラ=ダオラと比較すると担がれる事はあまりない。
圧倒的に勝っている物理攻撃力においては、強烈なマイナス会心の為に期待値が高くない。
属性値はクジュラ武器特有の高攻撃力ゆえ低めに設定されており、
斬れ味では匠不要という利点はあるが継戦能力だとあちらの方が息の長さに軍配が上がる。
痛手なのがこちらはスロットが無い…と基本的にサムドラ=ダオラの方が汎用性が高い。
- 物理型の属性操虫棍として見ると、攻撃力930に属性付きだけならたしかに高水準と言えるが
会心率が-35%、斬れ味が白20・紫10なのが問題点になってくる。
理由は同じ攻撃力で会心0、優れた斬れ味を持つペダンマデュラが存在する。
ペダンマデュラの作成元であるダラ・アマデュラも決してぬるい敵ではないが、
今作屈指の強敵である錆クシャと比べるとプレイヤー目線では一段劣る。
こちらと似た特徴を持つキキリオンカムは匠でやっと白20だが素の青でもこちらの紫とほぼ同等であり、
スロットも1つあるため属性値80の差はあっても基本的にあちらが上回りやすいといえる。
あちらは匠が必要、と言っても真打装備やスターナイトで使うなら匠はそれほど重くなく、
こちらで匠抜き出来ることがそこまで強いメリットにならないのも逆風だろう。
これらとは制作時期もほぼ変わらないことも考慮すると、
こちらには素で攻撃力1023以上を持つ等、デメリットに見合った攻撃力が欲しかった所か。
- 必要素材は相当難易度が高く、まず最初の生産段階でいきなり古龍の大宝玉を要求される。
そして、最終強化まで錆びクシャ素材以外は大宝玉以外一切使用しない。
全て合計すると錆鋼の龍鱗3つ、龍殻7つ、龍爪2つ、暴風の破翼3つ、そして銀領の冠3つと、
なかなか強烈な作成難度を誇っている。
しかもクエスト自体がラスボス撃破後に出現な上に高難度クエスト、
更には錆びクシャの戦闘力が半端では無い事からして、
今作の全操虫棍の中でも屈指の作成難度を誇る。
- 非常に癖の強い武器であることから、使用できそうな状況はかなり限られる。
ゲージに難があるので、青ゲージでも戦えそうなラージャンやテオ辺りは比較的戦いやすいだろう。
逆にディアブロスなどに担いでいくとほぼ間違いなく地獄を見るハメになるので注意。
余談 
- 見た目に因んでか、上位最終強化の名称は英語でイカを意味する「スクイッド(Squid)」、
G級最終強化の名称はインドネシア語で「大洋」を意味する
「サムドラ(Samudra)」から取られていると思われる。
こっちのサムドラとは関係ない。
- ちなみに、MH4(G)に初登場したクシャナ武器の特徴として、名称が最初から○○=ダオラの形になっているが
強化前っぽい名前の鋼氷棍はクシャルダオラ初登場のMH2から存在している。
もちろんクシャルダオラの操虫棍があったわけではなくハンマーの名前だが。
- MHRiseでは、新フィールドである寒冷群島にてイカの姿をした環境生物シラヌイカが登場。
触れたハンターに様々なバフを与える墨を吐く性質がある為、この武器を装備した上で触れることで
イカがイカによって強化されるというイカした光景が拝める。
関連項目 
モンスター/クシャルダオラ
モンスター/錆びたクシャルダオラ
武器/クシャナ武器
モンスター/オストガロア - イカをモチーフにしたモンスター