武器/エンプレスエッジ

Last-modified: 2023-11-05 (日) 07:19:11

目次

概要

  • MHWorldに登場する、ナナ・テスカトリ素材の片手剣。
    メインシリーズにおいて炎妃龍素材の片手剣は初めて登場する。
    MHFにはあの化け物があったが……
    • その例の化け物と違い、こちらは旦那に合わせてか爆破属性となっている。
      もっとも、炎妃龍の方は爆発性の粉塵を使わず炎で攻めてくるのだが。
  • 外見は防具のエンプレスシリーズのような青い金属質のフラッドウェイブ(水属性派生の片手剣)。
    ここから派生によってはネルギガンテやゼノ・ジーヴァの素材で補強されていく。
    • 初期段階の生産にいきなり宝玉を使うため、生産の難易度は結構高め。
      現状アイテム錬金で手形と交換できないのもそれに拍車をかけている。
      Ver.5アップデートにて炎妃龍の宝玉もアイテム錬金のラインナップに加わった。
      強敵であるナナ・テスカトリのレア素材目当ての連戦を避けられるとあってだいぶ楽になるだろう。

性能

  • 今作の炎妃龍武器はベースを生産してから炎妃、滅尽、冥灯の3種の派生に分かれることになる。
    それぞれ派生しても強化巻き戻しは可能だが、カスタム強化を施すと巻き戻せなくなるので注意。
    派生ごとの性能は以下の通り。
    名前攻撃力会心率斬れ味(匠LV5)属性スロット装備スキル
    エンプレスエッジ・炎妃26620%白50(白100)爆破150Lv1×1根性
    エンプレスエッジ・滅尽2800%爆破120Lv2×1加速再生
    エンプレスエッジ・冥灯26610%爆破210Lv3×1、Lv1×1業物/(弾丸節約)
    どの武器も圧倒的な斬れ味の長さが特徴的である。
    それ故に低レベルの匠、あるいは匠を発動させないでもそこそこ十分な継戦能力を持つのが強み。
    既存の素白武器よりも攻撃力が高いのも魅力である。

エンプレスエッジ・炎妃

  • そのままベースから直線上に強化した片手剣。見た目は特に変化せず、さっぱりしている。
    この中では最も高い会心率と中間の爆破属性、装備スキルの根性が特徴である。
    • 根性のシリーズスキルがバゼルシリーズに付いているからか、強化にはバゼルギウスの宝玉を使用する。
  • 正直なところ、他の2種に比べるとあまりパッとしない性能ではある。
    そのため、根性や会心率を活かせるかどうかが差別化に当たっての問題となる。
    一番簡単に出来るのは会心率を上げた上で超会心を使用して火力を増強する運用だろう。
    素の攻撃力も低くはないため、爆破属性とも絡めて十分な火力は出せる。
    万が一防御系のスキルを搭載出来なくなったとしても、根性で耐える事もできる。
    • また、会心率を上げるのであれば旦那の装備達人芸を発動させるのもあり。
      斬れ味が元から優秀なので、会心率が若干足りなくても十分な斬れ味維持が可能。
    • 会心率の高い武器としてはガイラスライサー・王がライバルになる。
      あちらの方が会心率は高いが、属性の汎用性で差別化が可能ではある。
  • Ver.5.00にて登場したドラケンシリーズ、カイザーγシリーズにより達人芸が利用しやすくなったことで、
    後述の冥灯に付随する業物の価値が相対的に下がったこともあり、この武器が再評価されつつある。
    本武器は他の派生よりも会心率が高く、発動が不安定な渾身*1に頼らずとも、
    攻撃4見切り6弱点特効3で会心率100%に達することができる。*2
    同様の理由で、会心カスタムではなく回復や攻撃など、他のカスタムを施すことも可能。
  • さらに、上述したスキルにフルチャージや超会心で攻撃力をあげつつ、体力増強3などの生存スキルを積む余裕がある。
    斬れ味、火力面、武器についている根性と合わせた生存面、全てにおいて隙のない構成が可能である。
    • …と、達人芸を利用する片手剣としては非常に適正の高い本武器であるが、
      達人芸以外で斬れ味をカバーする場合や、火力特化の構成にする場合はこの限りではない。
      あくまでこの武器の利点は、渾身に頼らず会心率を100%にし、達人芸によってそれをキープ可能である事、
      それに加えて根性を筆頭に生存スキルを確保できる事の2点を留意しておきたい。
      • 特に後述の冥灯とは倍率が同じ為、同じ会心率(100%)で見たときの期待値は等しい。
        あちらはそもそも達人芸不要かつスロットに恵まれるため自由度が高く、渾身以外で差がないとまで言える。
    • 赤熱化により全身が弱点特効発動部位となるマム・タロトのクエストに達人芸特化した本武器を持っていくと、
      研ぐ必要が無いどころか、ほとんど斬れ味ゲージを落とすことなくクエストクリアまで達することも可能である。

エンプレスエッジ・滅尽

  • ベースにネルギガンテの素材を加えて強化した片手剣。ネルガルジャックと同様の補強が施されている。
    特筆すべき点は一歩上の攻撃力とスキルの加速再生。しかし属性値は一番低い。
    強化には宝玉を含めたネルギガンテ素材を使用する。
  • 攻撃力の高さを純粋に生かしていきたいので、属性の強化は捨て、単純に攻撃力を補強していきたい。
    とはいえ既に物理特化片手剣はフェイタルヴァイトボルボクラブガイラスライサー ・土砂が鎬を削る激戦区。
    だが、ここで忘れてはいけないのが加速再生の存在。
    カスタム強化の回復能力付与やウルズ装備のシリーズスキルである超回復力
    その他回復速度や体力回復量UPなどをフル活用すれば、
    回復の手間をかける事なくMAXに維持することも不可能ではない。
    そしてそこにフルチャージを合わせると、体力MAX時に限ってフェイタルヴァイトと同値の攻撃力となる。
    大ダメージを受けても片手剣は抜刀中アイテム使用ですぐリカバー出来るため、フルチャージとの相性は悪くない。
    問題はウルズ装備とネルギガンテ武器のビジュアルが完全にアンデッドのそれであることだが

エンプレスエッジ・冥灯

  • ベースにゼノ・ジーヴァの素材を加えて強化した片手剣。補強部分はゼノ=マブーラーと同じ形状である。
    強化には宝玉を含めたゼノ・ジーヴァの素材を使用する。
    物理攻撃力は一番低いがスロットと属性値に秀でており、そしてなんと言っても装備スキルの業物の存在が大きい。
    継戦能力に関しては、全片手剣中トップと言っても過言ではないだろう。
  • 斬れ味の問題が全く存在せず、片手剣にはこれと言って必須と言えるスキルもないので、
    火力系でも生存系でもどんなスキルを積んでも戦えるのが1番の特徴だろう。
    スロットLv3とLv1各一個ずつの拡張性が更にスキル自由度を後押しする。
    しかしながら斬れ味以外の性能は、多少高めとはいえどれも平均的で平凡。
    研ぎ知らずの継戦能力を手数に回して火力を求めるなり、
    スキルを詰め込んで生存率を高めるなり差別化を図りたい。
    • エンプレスエッジの中では他の二振りより期待値こそ低いが、その差は僅かであり
      高めの爆破属性値により縮まる。
      全片手剣を見渡しても匠を発動したフェイタルヴァイトや無属性強化を施したボルボクラブIIIには劣るが
      向こうはどちらも斬れ味補助のためにスキルや特殊な運用方法を必要とする。
      討滅の尖兵に対しては属性の違いと龍封力以外はこちらが上位互換である。
    • 歴戦(王)個体のキリンとの相性はなかなか良い。
      斬れ味白を維持出来るため硬化後も弾かれずに済み、爆破の効きも悪くない。
      キリンが苦手な場合も、雷耐性や麻痺耐性、気絶耐性などの対策スキルをがっつりと積むことが可能である。

関連項目

モンスター/ナナ・テスカトリ
武器/テスカト武器
モンスター/ネルギガンテ
モンスター/ゼノ・ジーヴァ
システム/シリーズスキル - 武器自体にシリーズスキルが付与されている。
武器/炎妃剣【渇愛】 -MHFでの炎妃龍片手剣。圧倒的な火属性が特徴。


*1 片手剣と渾身の相性は悪くは無いのだが、回避直後の攻撃や、体術無しの溜め斬りなどには渾身が乗らない。
*2 冥灯派生では業物と達人芸とでやや斬れ味フォローが過剰なうえに会心率が10%、滅尽派生に至っては会心率0%であり、会心率100%にするためにはどうしても渾身や挑戦者に頼る必要が出てくる。