武器/エンプレスダガー

炎妃龍ナナ・テスカトリの素材から作製できる双剣。

目次

概要

• MHWorldにて初登場となったナナ双剣。
  デザインはクロムツインダガーを思わせるが、刀身は炎妃龍の体色を思わせる美しい水色に染まっている。
  強化すると、派生先に応じた装飾が追加される。

• 性能的な意味でこれまで人気だった既存の双剣はフライドチキンだったり、
  もはや双剣とは思えない爪のような形だったりと個性的すぎるデザインの持ち主ばかりだったため、
  クロムツインダガーを踏襲した正統派双剣であるエンプレスダガーはデザイン的な意味でも好評を博した。

• ナナ武器の共通項として各種古龍素材を使って炎妃・滅尽・冥灯の3種派生に強化することが可能で、
  これら3種の双剣にはそれぞれシリーズスキルが付与されている。
  • 炎妃龍の宝玉に加え、派生させる場合は調査団チケットと派生に対応したモンスターの宝玉も必要となるが、
    Ver.5.0で必要な宝玉が全て交換できるようになったので、実装当初よりは作るのが楽になった。

性能

• 今作の炎妃龍武器はベースを生産してから炎妃、滅尽、冥灯の3種の派生に分かれることになる。
  それぞれ派生しても強化巻き戻しは可能だが、カスタム強化を施すと巻き戻せなくなるので注意。
  派生ごとの性能は以下の通り。

  名前	攻撃力	会心率	斬れ味(匠LV5)	属性	スロット	装備スキル
  エンプレスダガー・炎妃	252	20%	白50(白100)	爆破90	Lv2×1、Lv1×1	根性
  エンプレスダガー・滅尽	266	0%		爆破60	Lv2×2	加速再生
  エンプレスダガー・冥灯	252	10%		爆破120	Lv3×2	業物/(弾丸節約)

  どの武器も素で長い白ゲージを持ち、匠を発動させると更に長くなる。
  また、既存の素で白ゲージを持つ武器よりも攻撃力が高いのも魅力である。
  継戦能力ではトップクラスの武器であると言えるだろう。
  レア8なのでカスタム強化は1回しかできない。
  それぞれの詳細については後述する。

エンプレスダガー・炎妃

• ナナ素材、テオ素材、バゼル素材でエンプレスダガーを強化した派生。唯一見た目が変わらない。
  3種のうちで最も高い会心率と中間の爆破属性、装備スキルの根性が特徴。
  • バゼルシリーズのシリーズスキルである根性がついているからか、強化にはバゼルギウスの宝玉が必要となる。

• 性能的には、正直爆破90は高いとは言えず、ほぼおまけである。
  一方で会心率は双剣の中ではトップタイであり、攻撃力も他の会心率20%の双剣より高いので、
  この武器を活かすならばこれらを活かすこととなるだろう。武器スロットも優秀である。
  • 双剣が渾身との相性が最悪であることを考えると、見切り7(又は見切り6、攻撃4)と
    弱点特効か達人の煙筒のみで会心率100％を達成できるのは他の派生にはない利点。
    達人芸と併用し、弱点を斬り続ける運用法で斬れ味白をキープしやすい。
    • ただし、冥灯派生に会心カスタムを施した会心率100%斬れ味100圏内で見た場合、
      物理期待値は等しく、爆破属性はわずかに負ける。
      向こうは達人芸すら不要かつスロットも優れるため、根性やカスタムと他スキルで差をつける必要はある。

• 根性は大技による即死の可能性を大幅に減らす事ができるためあって損はない。
  即死の危険性が出てくる歴戦の個体や歴戦王と戦う場合はこの武器を持っていくのも良いかもしれない。

エンプレスダガー・滅尽

• エンプレスダガーにネルギガンテ素材を加えて強化した双剣。ネルガルガウジと同様の装飾が施されている。
  他の派生と比較して一歩上を行く攻撃力とシリーズスキルの加速再生、スロットが優秀なことが特徴。
  • 双剣なので加速再生の回復量そのものは低いが、
    カスタム強化の回復能力付与や回復量UPと組み合わせると馬鹿にならないくらいには回復する。
    ここにウルズシリーズを組み合わせると更に磐石である。
    双剣にしてはフルチャージとの相性も良好なので、火力を更に高くすることも充分に可能である。

• 爆破属性に関しては60しかないため余り役に立たない。発動すれば儲け物くらいに思っておこう。

エンプレスダガー・冥灯

• エンプレスダガーにゼノ・ジーヴァの素材を加えて強化した双剣。ゼノ＝ラクスと同様の装飾が施されている。
  他の派生と比較するとトップの爆破属性とシリーズスキルの業物、スロットが超優秀なことが特徴。
  本作で発動が難しくなった業物を標準で備えており、斬れ味も火力もまずまず備えている。
  制作難易度もそこまで高い訳では無いので、エンプレスダガーの派生の中でも一際人気が高い。

• やはり最大の強みはシリーズスキルの業物。
  このスキルによって素の状態でも実質白100の斬れ味を誇る。
  匠LV5を発動させると実質的に斬れ味が白200となる。

• 当然そこまで斬れ味を伸ばす必要は無いので、
  この武器を活用する場合は匠を切り、他の火力スキルを積んだ方が良い。

• 会心率が素の状態でも10%あるため、達人芸との相性が良い。
  弱点特効や見切りを積んで限界まで会心率を上げると、もはや砥石が必要なくなる程である。
  • 他武器種では業物に加えて達人芸まで積むのはやや過剰とされる*1が、
    斬れ味消費が全武器中トップの双剣は別。
    攻撃力が同じで会心率が高く、より達人芸との相性が良い炎妃派生とは上手く使い分けよう。

• 武器スロットはLv3スロット2つとかなり優秀。
  マルチで剣士をやる場合にほぼ必須となるひるみ軽減も、無理無く装着できる。

• 爆破属性は120とエンプレス派生の中ではトップ。双剣の手数と合わせるとそこそこ爆破が発動する。

余談

• MHWではナナ・テスカトリの一部武器がリニューアルのような形で新調されたが、
  ナナ双剣はMHP2G時点では実装されていなかったため、
  本双剣は完全新規かつメインシリーズ初登場のナナ双剣となった。

関連項目

武器/テスカト武器
武器/氷炎剣ヴィルマフレア - 夫の素材から作製された双属性双剣
武器/炎妃双【悪女】 - MHFに登場するナナ双剣
武器/艶妃双剣【純潔】 - 同上