MHFに登場する太刀で、剛種クシャルダオラの素材を用いた剛種武器。
目次
概要・性能
エール=ダオラ
- 剛種クシャルダオラの武器であるため、生産難易度は高いがその分性能は断トツ。
- 攻撃力1248、氷属性300と氷太刀の中ではトップクラス。
- 素の白は短めだが、斬れ味レベル+1で比較的長い紫ゲージが現れる。
- スロットが2個ありスキルを組みやすい。
氷属性を弱点とするモンスターが多いのもその有用さに拍車をかけていると言えよう。
強化素材の二枠目には何かと集めにくい古龍種の剛翼を1枚要求されるが、
これは剛種クシャルダオラの翼破壊や基本報酬でも出るので「鋼龍討伐の証」集めの最中に狙っておこう。
- 同じ氷剛種太刀として天狼刀【須佐之男】がある。
強豪である剛種オルガロンの証とやっぱり古龍種の剛翼が必要なので、生産難易度は同程度。
会心率や氷属性は天狼刀が上だが、攻撃力や白ゲージで勝るエールの方が選ばれやすい。
- 氷属性の剛種太刀としては現在でもトップクラスの性能を有している。
初期の剛種武器なので最近のものと比べると作成労力の面で開きが生じていたが、
2016年3月のリファインで緩和され、作りやすくなった。
アトモ=ダオラ
- フォワード.4 プレビューサイトにてこの太刀の天嵐武器強化先の存在が明らかに。
使いやすく、強力な性能を持つエール=ダオラの強化先だけあって多くのハンターの注目を集めた。- 攻撃力1296、氷380に上昇し、やや低かった属性値も気にならなくなった。
- スロットが3に増え、スキル構成の可能性がさらに高まった。
さらにもうひとつの天嵐太刀である炎王獄刀【狂熱】と違いリーチ中。
ここまでくると欠点を上げることの方が難しいくらいの性能。
- その性能の分、強化に要求されるHC素材も貴重で、
錆びた剛種クシャルダオラの錆びた剛翼が必要になる。
- MHF-G9.1現在でも氷属性天嵐太刀としては最高クラスの性能を有するのだが、
労力を踏まえると性能がエール=ダオラからあまり向上していないということもできる。
その為天嵐防具などを用いて性能を強化しないと真価を発揮できない。
ルフト=ダオラ
- ただでさえ強かったこの太刀が、フォワード.5で覇種武器に強化できるようになった。
- 攻撃力1344に上昇し、通常リーチではトップクラスの威力に。
- 氷属性530と属性値もかなり高くなった。
- 青ゲージがなくなったが、その分白ゲージは非常に長くなっている。
むしろ会心率0%な分こちらの方が高いダメージを叩き出せる。
また、今まではさほど高くなかった属性値まで強化されたのも朗報。
相変わらずスロット3もあるので、総じて強力な一本。- しかし、先に登場した覇種太刀が強力すぎて、
当時この太刀の価値はかなり落ちてしまっていた。
- 覇種素材は「飛竜の砕爪」が20個になる。
覇種UNKNOWNは覇種オディバトラスに比べるとかなりの強敵なので、
この武器の入手も相対的に難しくなっている。
- 性能向上は大きいのだが、メラギナスの覇種太刀コーレマセドがここにきて攻撃力で上回るようになった。
また、次の段階であるイルマ=ダオラと覇種素材が完全に被っているのが痛い。
一応直接生産の場合と比較して、武器魂・天が14個少なくすむのはメリットではあるか。
イルマ=ダオラ
- MHF-G2で追加されたG級覇種武器。
- 強化(生産)には再度覇種素材「飛竜の砕爪」50個と、
G級特異個体パリアプリアのHC素材「呑石」が1個、G級特異個体ババコンガの「桃毛獣の磨牙」が2個必要。
- パリアプリア・ババコンガ共に激烈な難易度というわけではないが、
パリアプリアは★5モンスターなので、従来の装備では対処が難しい。
- 性能的には攻撃力1398・氷580とそこそこの強化に留まっている。
何よりパリアプリアと同じ★5にはリーチこそ違えどルグレ・テュレイラという
凶悪なライバルが構えている。
- フォワード時代に実装された太刀では長い間唯一烈種強化が存在しない状態だった。
ヴェルト=ダオラ
- MHF-G9.1で遂に追加された烈種武器。
双剣や弓同様、ヴァルサブロスの烈種素材を使う。
- 攻撃力は1968となり、更に斬れ味ゲージが改善されデフォルトで紫ゲージが付与されるようになったが、
他の烈種武器と性能的には似たり寄ったりというところ。
次の強化まで一気にやってしまうぐらいの気持ちでいきたいところ。
クレアソン=ダオラ
- 同じくG9.1で追加された始種武器。
始種トア・テスカトラの素材を使用して強化できる。
- トア・テスカトラの素材を使う始種武器はいずれも極めて高い性能を持つが、
遂に実装されたこの武器の性能は、- 覇皇刀ザンカムトルムに次ぐ攻撃力2592
- 氷属性1100
- 吸血+2スキルの自動発動
- 斬れ味ゲージは烈種武器と同じ
- 上記の数値は始種防具を一切用いていないものであり、
始種防具を1部位投じると攻撃力2688+空色ゲージという途轍もない数値になる。
長い長い雌伏の時を経て、ようやく最前線ハンターの前に帰って来たと言える。
- 同時期にメラギナスの太刀も始種武器「コーレマシュット」へと強化できるようになっており、
そちらは攻撃力2544、闇属性1000、弱点特効スキルの自動発動となる。
クレアソン=ダオラよりも使い勝手の面で優れる太刀であり、
クレアソン=ダオラの真価を発揮するためにも、氷属性が有効なモンスターに用いていきたいところ。
剛種太刀と特殊リーチ
- このエール=ダオラが太刀の中でよく使用されていた理由は、性能だけでなくもう一つの理由がある。
剛種太刀は数多くあるが、MHF-G3まで通常リーチの剛種太刀は- エール=ダオラ(クシャルダオラ)
- 幻雷刀【聳弧】(キリン)
- 緋猛太刀【天啓】(ゴゴモア)
- 天狼刀【須佐之男】(オルガロン)
- 烈閃刀ルカスソリス(クアルセプス)
- 多殻鍛刀【金木犀】(タイクンザムザ)
- ティタ・アクサ(ゴウガルフ)
- バル・オレガノ(バルラガル)
- 輝界白竜刀【光流】(ゼルレウス)
この内MHF-Gまではゴウガルフ・バルラガル・ゼルレウスが実装されておらず
実質6本しかなかったのである。
- ちなみに他の剛種太刀は全て特殊リーチ武器になるのだが、そのラインナップは
- ドドン・トウ(パリアプリア)…リーチ長(覇種強化でドドンガ・オオタチに強化可能)
- 殻王刀【硬】(シェンガオレン)…リーチ長(覇種強化で殻王獄刀【玉鋼】に強化可能)
- 炎王刀【大焦熱】(テオ・テスカトル)…リーチ極長(覇種強化で炎王獄刀【大狂熱】に強化可能)
- 巨龍刀【霊鷲山】(ラオシャンロン)…リーチ極長
- ネブラレクス(オオナズチ)…リーチ短
- ニゲル=レクス (ルコディオラ)…リーチ長
- グランツ・レベル(アビオルグ)…リーチ短
このうちグランツ・レベルは火属性の競争相手が少なく、
リーチ短は邪魔になりにくいためまだマシな方ではあるが、それ以外については
真の太刀使いであってもこれらを自由自在に操ることは簡単なことではなく、
リーチ極長は攻撃範囲に非常に癖があり、並のプレイヤーでは中々使いこなせない。
リーチ極長で気刃斬りなどをすると、もはや狙った部位に当てることはほぼ不可能なほど。
リーチ長においても、下手に気刃斬り等を使用するとやはり同様の結果を招く。
また、当然ながらリーチ長以上だとタダでさえ味方を巻き込みやすいのに更に巻き込みやすくなる。
- 秘伝防具と殻王獄刀【玉鋼】が台頭し、いたわり+2等の環境が揃うフォワード.5までは
「リーチ長以上の太刀は使うな」とまで言われており、剛種太刀はそのリーチ長以上の武器が多いことから
「MHFの太刀は不遇だ」と言われていたのである。- ちなみに上記の秘伝+玉鋼のイメージが非常に強い関係で、
リーチ長以上の太刀をPTで使用することの忌避感は一時薄らいだが、
現在では昔ほどではないとは言え、リーチ長はあまり推されなくなった。
- ちなみに上記の秘伝+玉鋼のイメージが非常に強い関係で、
- MHF-GGからはずっと通常リーチの剛種太刀のみが追加されていった(G7まで)ため、
現在では通常リーチの割合も多くなっている。
だが当時は上述したようにラインナップに乏しく、
そんな環境下で通常リーチにして物理面・属性面・ゲージ面のバランスに優れていた、
エール=ダオラの使用率が高かったのは、ある意味必然と言えるかもしれない。
関連項目
モンスター/クシャルダオラ/派生作品
武器/クシャナ武器
武器/ダオラ=レイド - クシャルダオラの太刀
武器/天狼刀【須佐之男】