武器/オルタデント

Last-modified: 2024-01-16 (火) 20:50:37

MHXに登場する操虫棍。
シリーズ初のオルタロス武器となる。

目次

概要

  • 見た目はオルタロスの頭と腹をすごーく細長ーい胴体で繋いだような感じ。
    刃部分と虫笛部分は殆どオルタロスその物の造形である。
    抜刀すると折りたたまれていた3本の刃が展開する。
    更に振り回すとオルタロスの鳴き声がするので、
    見た目と合わせて虫嫌いの人には結構キツイかもしれない。
    まぁ本当に嫌いな人には操棍な時点でアウトかもしれないが
  • 毒けむり玉を使わないとなかなか手に入れられないオルタロスの素材を使う関係上、
    素材集めは少々面倒だが、それ以外は採取する素材のみで生産可能。
    • 並行してオトモにぶんどってもらう手もあるが、
      せっかく毒状態にさせた個体を砕かれてしまうこともあるので注意。

性能

MHX

  • ゲーム開始直後からすぐに生産可能。
    • 攻撃力80
    • 無属性
    • 短めの
    • 会心率0%
    • スロットなし
    • 猟虫は切断属性のクルドローン
    攻撃力や斬れ味はこの頃に作れる他の操虫棍とどっこいどっこいという感じ。
    すぐにLV2に強化することができ、それなりの長さの緑になるので攻略に使えなくもないだろう。
  • オルタデントのまま最終強化すると「オルタデントブラダ」となる。
    • 平均的な攻撃力200
    • 変化なしの無属性
    • なかなかの、斬れ味レベル+2で僅かにが出現
    • 伸びない会心率0%
    • 嬉しいスロット3
    使いにくくはない無難な性能ではあるが、手数重視の操虫棍で無属性は少々心許ない。
    同じ攻撃力に匠不要の似たような斬れ味で爆破属性30を持ち、
    更に会心率5%と狩技ゲージが溜まりやすい特性持ちの燼滅刃ディノバルドの操虫棍
    燼滅旋ヘルダイトの存在があるのが痛い。
  • では無属性武器として見ると、
    • 同じ攻撃力と匠で長い白、
      会心率10%に斬れ味修復機能付きのセルレギオスの叛棍アルティール
    • 少し控えめの攻撃力180だが会心率20%、そして匠要らずのこちらと似たような斬れ味を持つ、
      もう1つのセルレギオス武器叛逆棍ラーナレギオン
    • 同じく攻撃力は控えめだが匠要らずの斬れ味、
      40%と高い会心率を持つナルガクルガの闇鎌棍【夜凪】
    • 匠不要の長い白、狩技ゲージが溜まりやすい白疾風ナルガクルガの暁鎌棍【朝凪】
    と、かなりライバルは多い。
    これらにはないスロット3で差別化を図りたい。

MHXX

  • G★1に到達してG級オルタロス&カンタロス素材にアルセルタス素材を用意すれば、簡単に限界突破が行える。
    次の強化には相変わらずゲネル・セルタスやセルレギオス素材が必要なので、究極強化はG★4までお預け。
  • そんな究極強化「操虫三叉戟オルタロス」の性能は
    • 十分高めの攻撃力320
    • やっぱり無属性
    • 素で白40、斬れ味+2で紫10
    • 最後まで嬉しいスロット3
    と、短い紫ゲージに目を瞑れば大体バランスよく強化された方で、まだ健闘している。
  • しかし、避けては通れないのが、同じ甲虫種のアトラル・カから作製可能な真名メトイエル
    あちらは攻撃力330、素で紫20、匠で紫70、同じスロット3、防御力+60のおまけ付けと隙が無い。
    猟虫のタイプは違うし流石にラスボスの武器と比べるのは酷だろうが、やはり差別化が厳しい。
    • 今作では紫ゲージが弱体化しているため、白ゲージ運用をさせてみようとすると、
      今度はベルダーロッドの究極進化であるソフォスロッドが立ちはだかる。
      なんとこのソフォスロッド、匠で紫が出ない以外はこちらと性能が丸被りなのである。
      更に白ゲージ運用ならば鎧裂棍ドナギハライを超える事はできず、
      3スロを活かそうにも龍識究躍セスタンテが候補に挙がる。

MHRise

  • オルタロスの復活と共にこの武器も復活。
    本作はオルタロスの素材に加え、小型モンスターの爪と埋もれた骨骸のみで強化が可能。
    最終強化段階のオルタデントブラダの性能は
    • 明らかに低い攻撃力160、会心率0%
    • 斬れ味は素で青40、匠でも白は出ない
    • 猟虫Lvは5
    • Lv2×1、Lv1×2と数に優れるスロット
    • 百竜スキルは攻撃力強化IV、猟虫Lv強化、小型特効
    …明らかに性能が低く見えるがそれもそのはず、
    本作のオルタデントは完全新規のブナハブラの操虫棍、リエルセロ系への派生元という趣が強い。
    さらに、リエルセロは一発生産が可能なので必ずしもオルタデントを作成する必要はない
    ちなみに本作でもオルタロス武器はこれだけである明らかな待遇の差を感じる…。
  • が、オルタデントを経由するメリットが全くないかと言えばそんなことはなく、
    リエルセロの各派生系に猟虫Lv強化と小型特効の百竜スキルを付ける場合はこの武器の内に付けておく必要がある。
    オルタデントとリエルセロ系は共通で猟虫Lvが優れているという特徴があるため、
    特に猟虫Lv強化は抜群のシナジーを誇る。
    ただしリエルウノベルデ系以外は最終的に素で猟虫Lv8に達してしまうため、
    あくまでもつなぎにしかならないのは内緒。

MHR:S

  • マスターランクの追加に伴い、強化先が追加。
    オルタロスの素材を使用してオルタデントブラダ改、ヤツカダキの剛爪を使用して操虫三叉戟オルタロスとなり、
    ストーリークリア直後のEX1で傀異化した骨による最終強化が可能となる。
  • そんな最終強化「操虫三叉戟オルタロス改」の性能は
    • 最終強化として平均的な攻撃力330
    • 安定の無属性、会心率0%
    • 素で白50、匠で紫は出ない
    • 猟虫Lvは最高値の15
    • Lv3×1、Lv2×1、Lv1×1と、最終強化前のゴルム・グレイヴ改と同じ優秀なスロット
    • 百竜装飾品Lv2
    と、ゴルム・グレイヴ改を使ってきたハンターにとっては真っ先に使用候補に挙がる性能となっている。
    ゴルム武器の最終強化「ゴルゴライア」はオルタロス改を大きく上回る攻撃力とスロットの大きさを備えるが、
    必要な傀異素材の関係上EX4までお預けとなる上、最終強化しても匠を相当に積まなければ白ゲージが出ず、
    斬れ味の維持に苦労する事を考えると、作成時期と斬れ味の長さという面で十分な差別化ができていると言える。
    • ただ、本作では最終強化形で素で紫が出てくる無属性武器も多く、
      純粋な火力ではそういった武器に一歩譲ってしまう。
      白の長さは十分長いので、斬れ味スキルを切って火力に全力を注ぐことで何とか渡り合えるかもしれない。
  • スロットなど脇を固める要素は悪くないのだが、
    匠でも紫斬れ味が出ない事と素の火力が並クラスなため、最大火力の勝負となるとかなり厳しい。
    属性武器が強くなり無属性武器は強い個性が無いと使いづらい環境になってしまったのも逆風で、
    ソロでのんびり楽しむ分にはいいのだが、とにかく速攻で倒して周回したいというマルチの集まりでは
    担いでいこうものなら悪感情を抱かれかねない。
    だいぶ酔狂だがどうしてもコレが良いというならおとなしく重ね着として持っていこう。

余談

  • 「オルタデント」の由来は「オルタロス」+「トライデント(三又槍)」であろう。実に分かりやすい。
  • オルタデント時点での武器解説文には、「強靭な大顎が不気味に蠢く」とある。
    しかし抜刀時に刃の部分がワサワサと蠢いたりなど、そういったギミックは無いのでご安心(?)を。
  • 実はオルタロスの武器は前例があるのだが、
    本体はブナハブラ素材の剣であり、オルタロスは盾である。
    オルタロスの素材を武器本体に使用し、単体で武器になるのはコレが初めて
  • 操虫三叉戟オルタロスの読み方だが、
    公式ガイドブックによると「三叉戟」の部分は【さんさげき】などではなくトライデント】と読むらしく、
    そのためこの武器の正式名称は【そうちゅう トライデント オルタロス】であるらしい。
    小型武器とは思えない程に仰々しくてカッコいい名前である。

関連項目

モンスター/オルタロス
武器/虫武器
武器/トライデント