武器/ガロンロッド

Last-modified: 2020-01-10 (金) 08:38:21

目次

概要 Edit

  • MHWで初登場した牙竜種「オドガロン」の素材を用いて製作される操虫棍。
    トビカガチの操虫棍の「パルサーロッドII」から派生する。
    当初はボーンロッドにオドガロンの素材を被せたような外見だが、
    強化して「惑いの三鈷杵」になると、三本の刃を両端に持つ赤い操虫棍に変貌する。
    中央の長く伸びた刃の先端は炎が揺らめいているような意匠になっている。

性能 Edit

MHW Edit

  • 最終的に「惨爪竜の宝玉」とテオ・テスカトルの「炎龍の尖爪」を使って最終強化形「悪【ヴァイス】」となる。
    その性能は、
    • 操虫棍最終強化中ワーストタイの496
    • 会心率は最終強化中トップタイの20%
    • 斬れ味は匠不要の白40青もそこそこ
    • 無属性だが、属性解放により最大150の火属性が出現
    • スロットはLv2×1
    • 猟虫のボーナスは「スピード強化」
    • レア度8のためカスタム強化は1回
  • 斬れ味を見ると白ゲージは匠無しの長さでは最長、匠有りで考えると流石にこの長さは色んな武器で出てくるが、
    匠+4以上必要な事を考えると匠無しでこの長さを持ってるのは破格と言える。
    また、属性解放しなければ無属性のため無属性強化が乗るのも大きなポイント。
    おあつらえ向きに無撃珠がちょうど入るLv2のスロットも開いているので、装飾品を持っていたら是非とも着けたい。
    属性解放で出てくる火属性はMAXのLv3でもかなり低いので忘れていいです。
    • が、色んな長所を吹き飛ばしてしまうのがあまりに低い攻撃力
      属性特化の龍骨棍IIIやキリン棍の碧の神鳴と同値だと言えば大体察していただけるだろう。
      しかもヴァイスは無属性(か低い属性値の属性武器)なので属性ダメージに期待も出来ない。
      上述の無属性強化を付けても545で棍の中でもギリギリ中堅といった程度なので、
      「是非着けたい」というよりはむしろ「無いと正直厳しい」に近い。
      何気にレア度が8でカスタム強化で火力を上げられるのも1回だけなのも痛いところ。
  • 幸い今作は過去作よりも手軽に付けやすい「弱点特効」や新スキルの「渾身」、
    ここぞという時に会心率をグンと引き上げてくれる「達人の煙筒」などが存在し、会心率は比較的上げやすい。
    また、続投した「超会心」と新スキル「達人芸」によって、高い会心率があれば高いダメージと斬れ味の維持を両立する事もできる*1
    • ただし、達人芸がカイザーシリーズのシリーズスキルのみの実装であること、
      超会心の護石が強化できず超会心+1までなこと、
      超会心の装飾品がレア度8でとても出にくい事を考えると、超会心と達人芸を両立しようとすれば、
      真紅の鎧空色のリオソウルの兜ヒラヒラした羽が付いた青白いゼノラージの腕という
      違和感が拭えない格好になる事を覚悟しなければならない。
      超会心の装飾品を最低2個手に入れれば真紅の鎧+任意の2ヶ所にできるため見た目の崩壊を防げる。
      また、防具がかなり拘束され、その上会心率を盛る必要があるためその他のスキルはほぼ入れられない*2
      防護スキル等が必要な場面では超会心+多少の会心率アップ程度で妥協することも必要だろう。
    • のちのアップデートで同じく達人芸を発動させるドラケンシリーズや、
      スキルやスロットが調整されたカイザーγが登場し、
      会心率アップや超会心といったスキルの融通がしやすくなり、
      ちぐはぐになりがちな混合装備も重ね着装備のバリエーションが増えることで
      ある程度対処できるようになった。
  • 低い攻撃力がとにかく足を引っ張るが、匠不要の斬れ味の快適さや高い会心率、
    虫を選ばず役に立つスピード強化の猟虫ボーナスなど良点もある。
    会心率が上げやすい環境なのでそちらの方面で火力を補えば強敵との狩りにも担いで行けるかもしれない。
  • アップデートで追加された鑑定武器ガイラブレードの中にも本武器を元にしたガイラブレード・惨爪が登場。
    攻撃力が558と高く、レア7のためにカスタム強化を2回出来る強みがあるが、スロットが削除されているので、
    正直(装飾品を拾えたハンターにとっては)武器スロットに無撃珠を入れたヴァイスと比べると大して大きな差ではない。
    何より大きな変更点が白ゲージを出すために匠が必要になる点だろうか。最早別の武器のようだ。
    最終的には白50でヴァイスの長さを超えるとはいえ、素の長めの白ゲージが大きな特徴のヴァイスとは正直単純比較しづらい。
    そして匠を前提とする無属性武器だと、競争相手は圧倒的火力のタイラントグレイブが控えている……
    • 会心武器としてみると、レア7のガイラブレード・掻が唯一素で会心率30%を持ち、
      カスタム強化で更に伸ばせば45%に達するという凄まじい性能を持つ。
      ただし、これもスロットなし白ゲージは匠が必要という武器であるのでヴァイスの独特の立ち位置を食うことは無い。

MHW:I Edit

  • 過去作におけるG級であるマスターランクの導入を含めた大型有料アップデート「MHW:I」の実装により、
    オドガロンのマスターランク個体の素材を用いて強化が可能となった。
    悪【ヴァイス】改を経て、最後は惨爪竜の天鱗と、同じく瘴気の谷を主な棲息地とする
    ディノバルド亜種の素材を用いて最終形態「凶悪【ビシャス】」となる。
    その性能は、
    • 相変わらずワーストタイから抜けられなかった713
    • 会心率はさらに伸びて素の数値ではぶっちぎりトップの35%
    • 斬れ味は匠不要のがさらに伸びた……がが出ない
    • 無属性だが、属性解放により最大330の火属性が出現
    • スロットはLv2×1で据え置き
    • 猟虫のボーナスは「スピード強化」
    • レア度10なのでカスタム強化はの枠は多い方、ただし固有デザインでパーツ強化は無し
    前作MHWで無属性強化がやたら猛威を振るったからか、マスターランクに入った武器は
    無属性武器の物理攻撃力の強化度合いが属性武器のそれより低めに推移するという謎の修正を受けた。
    そしてその煽りをまともに受けたのがこの武器(そしてMHW:Iで復活参戦したナルガクルガの武器)である。
    上位では属性特化のキリン棍と同じと記述したが、
    マスターランクではなんとそのキリン棍より更に一段低い物理攻撃力になってしまった
    会心率は単独トップの35%になったとはいえ、無属性強化と超会心を積んだところでどうにも頼りない。
    カスタム強化は比較的枠数が多いので全て物理火力に振れば、高い会心率と
    更に伸びた白斬れ味の継戦能力の高さも手伝って、普段の狩りに使っていけるかもしれない。
    ただし、マスターランクのカスタム強化は導きの地の素材をふんだんに使うので、最終強化が早めにできても意味が薄い。
    そしてやはり火属性は覚醒する手間に見合わない低さなので気にしないでいいです。
    • ライバルとしては裏ボスになったことで高性能に磨きがかかった撲滅の導灯【闇】
      物理攻撃力、白斬れ味の長さはカスタム強化をせずとも圧倒的に勝っており、
      猟虫ボーナスとスロットの差くらいでは差別化できないのが実情。
      まぁ、ビシャスに限らず導灯【闇】に勝てる武器はほんの一握りしかないのでしょうがないといえばしょうがないのだが。
      また、無属性強化が乗る武器の中ではディノバルド亜種の武器
      (無属性強化無しで)トップタイの物理攻撃力+匠Lv5で紫10+マイナス会心無し、で
      会心率100%の達人芸で運用できさえすれば恐ろしい火力を発揮する特化型の武器になっていて、
      これに追いつくのは正直無理がある。
      ただ、無属性強化できる中では斬れ味と会心率は良く、
      攻撃力を補いさえすれば割とどんな編成でも戦っていけるのがビシャスのいい点だろうか。
      その攻撃力を補うのが一番大変で実現性低いとか言ってはいけない。
    光る所が無いではないのだが、上位に比べ輪をかけて物理攻撃力が厳しく、
    これをどうにかしないと長所を活かすのも難しいというのが実情である。

冥府の三鈷杵 Edit

  • MHW:Iの実装により、マスターランクに現れるようになったオドガロン亜種の素材を用いた操虫棍。
    その見た目は、惑いの三鈷杵を青黒いカラーに変更したもの。
    悪【ヴァイス】からオドガロン亜種とマスターランクの骨素材を用いて派生し、
    最終的には兇爪竜の天鱗と同じくMHW:Iで新登場した古龍ネロミェールの素材を一部用いて、
    死線【デッドライン】へと到達する。
  • その性能は、
    • ブービー賞とはいえ、ビシャスよりは一段上の物理攻撃力744
    • 会心率は高くはあるが、他の武器にもちらほら存在するくらいの20%
    • 斬れ味はビシャスと同様、匠不要の充分長い
    • 決して高くはないが龍属性武器の中では中間ランクに位置する300の龍属性、ただし龍封力は
    • スロットは削除されてしまった
    • 猟虫のボーナスは「猟虫強化【気・力】
    • レア度11でカスタム強化は古龍武器よりはできる
    こちらも物理攻撃力は下から2段目のグループではあるが、素で龍属性を発現しているので
    物理・属性合わせた総合火力ではビシャスよりはある。斬れ味の良さはビシャスを引き継いでおり、
    ヴァイスから伸びてないとはいえ20%の会心率は未だ高い方。
    そしてデッドラインにはビシャスにない猟虫ボーナスの強みがある。
    • 猟虫強化【気・力】は操虫棍の新システム「猟虫強化」を強力に後押しするボーナス。
      通常はフィールドのスリンガーの弾で発動する猟虫強化【気】と
      モンスターの弾で発動する猟虫強化【力】は共存できず、かけ直すと上書きされてしまうのだが、
      この猟虫ボーナスがあると(閃光弾などアイテムポーチ持ち込みの弾を除く)全ての弾で
      【気】と【力】の両方を共存させて発動することができるようになる。
      これにより、エキスの時間延長+猟虫スタミナ2倍+猟虫攻撃力アップ+猟虫粉塵の自動攻撃の間隔短縮の
      効果が一気に得られ、特に猟虫粉塵は今までの比じゃないくらい密度を濃く散布することができる。
      また、どのスリンガーの弾でも同じ効果がある事は運用性も向上させ、
      特にぶっ飛ばしなどでスリンガーの弾を使う際に考えることが少なくて済む。
    • この猟虫ボーナスは中毒性が高く、これを用いた立ち回りに慣れてしまうと
      撲滅の導灯【闇】などに持ち替えた際に若干猟虫強化を使うのが窮屈に感じられることも。
      導灯【闇】の性能は圧倒的だが、他の武器種の事情に比べればちょっと持ち替えに抵抗を示すかもしれない。
    • なお、猟虫強化【気・力】は大体各属性に1本程度なのだが、
      龍属性にはVer12.01時点で 3本存在する激戦区となっている。
      デッドラインの他には、まずラスボス武器である三世十方―智慧―
      ラスボス武器は伊達ではなく、高い攻撃力マイナス会心無し、Lv1ながら2個あるスロット、防御力ボーナスなど
      痒い所に手が届く高性能ぶり。
      ただ、匠で紫が出るとはいえ素の白斬れ味10では操虫棍には斬れ味の長さがやや物足りない。
      また、龍属性武器のカテゴリに入れたものの覚醒で発動するタイプのため、無属性強化と選べる利点はありつつも
      龍属性武器として使うには少々手間がかかる。
      物理攻撃力は低いが斬れ味の長さが自慢のデッドラインとはある意味特徴が対称的。
      • また、12.01のアップデートで現れたジンオウガ亜種の武器
        上位ランクの物理攻撃力に素の状態で紫が覗いているのが特徴で、
        デッドラインの斬れ味の良さにも三世十方の物理攻撃力の高さにもある程度太刀打ちできる
        バランスの良さが魅力。
        ただ、龍属性はどちらかと言えば低く、また龍封力は中なのでその辺で差別化できるか。
    龍属性は質、量ともに多い激戦区で、その中で1本に絞るとなるとデッドラインは苦しい位置になるが、
    斬れ味の良さと会心率、猟虫ボーナスは魅力で、物理攻撃力を上手く補えればビシャスよりは
    実戦向けの性能になれるかもしれない。

余談 Edit

  • ヴァイスは悪という漢字を当てているので、英語の「vice」という名詞からきているものと思われる。
    意味は「悪行や悪癖、(暴力を伴わない)犯罪行為」を表す。ドイツ語のWeiβではない。
    ちなみにこの武器とは関係なくなるが、同じ「vice-」のつづりで名詞の頭にくっつくことで
    「副○○、○○代理」という意味にもなる。(「vice-president」で「副大統領、副社長」など)
    • ビシャスは恐らく英語の「visious」で「vice」の形容詞形でこちらも
      「悪意のある、物騒な、悪性の」などの意味を持つ。
      同じ単語の変形なのでヴァイスから凶悪度合いが増しているわけでないのは内緒。
    • デッドラインは日本人にも平易な英語なので、そのまま「死の線、死の境界線」の意味で合っている。
      他には「(締め切りの)期限」のような使われ方もする。
  • 「惑いの三鈷杵」の「三鈷杵」とは、仏教の法具「金剛杵」の一種。
    刃の数で独鈷杵(刃が1本)や五鈷杵(刃が5本)などのバリエーションがある。
    金剛杵由来だと思われる武器としては同じ操虫棍の破岩杵ゲントツなどがある。
    (あちらは金剛杵ではなくただの杵である可能性もあるが。)
    • ただ、三鈷杵は三つの刃の長さが同じくらいで、両側の刃が中央の刃を丸く囲みこむように伸びている事が多い。
      「惑いの三鈷杵」のように刃が伸びている見た目は、どちらかというと柄を連結した「筆架叉(ヒッカサ)」か
      「釵(サイ)」のようにも見える。
      どちらも、中心の棒から左右に短めの鉤が伸びて漢字の「山」の形に柄が付いたような形をしており、
      大抵両手に持って使う。時代劇が好きな人には鉤が2つある十手だといえばイメージしやすいだろうか。
      • 筆架叉は中国で護身用の武器として使われ、釵は琉球王国で警察の武器として使われていたようだ*3
        ちなみに西洋にはない形状の武器だからか、アメコミにちょいちょい「ニンジャの武器」として出てくる。

関連項目 Edit

モンスター/オドガロン - 素材元のモンスター。
モンスター/オドガロン亜種
武器/ガロン武器


*1 例えば無属性強化を使う武器の筆頭であるタイラントグレイブと比較すると、ヴァイスで無属性強化+超会心Lv3を発動させて会心率が85%あれば、無属性強化+匠で白ゲージを出したタイラントグレイブに期待値で上回る。流石に無属性強化+白ゲージにマイナス会心まで打ち消したタイラントグレイブの最大火力には及ばないが
*2 カイザー装備には一応力の解放と、腰にも弱点特効+1程度は持っているが
*3 筆架叉が琉球に伝わって釵となった説もあるらしい