武器/キリサキ

Last-modified: 2023-08-21 (月) 09:34:03

MH2から登場したショウグンギザミ素材の大剣。
素材元であるモンスターの特徴を武器のギミックとして反映しており、
普段はコンパクトに収納されている刀身が抜刀すると伸びるようになっている。

目次

概要・性能

MH2・MHF

  • ダイミョウザザミの大剣であるレッドストライプ系列から分岐派生での生産になる。
    ギザミ武器に共通する良好なゲージと攻撃力を持って汎用性に優れ、
    無属性という弱点も大剣ならば気にならない。
    斬れ味レベル+1無しでは緑止まり、あっても青という難点はあるものの、
    一切のレア素材無しに強化できるため「最初の1本」としてはこれ以上ない大剣である。
  • MHFにおいてもキリサキ以上の強化は追加されておらず、
    新たな強化先が増えた他のギザミ武器と比べると少々影が薄い。
    しかし、作成難易度は相変わらず低いため、今なお初心者への入門用大剣としては
    十分オススメできる1本である。
    • ちなみにキリサキへの強化に必要な上位素材は「鎌蟹の尖爪×1」のみなので、
      上位に上がった瞬間にシビレ罠と爆弾だけ持って爪破壊サブで帰るだけでも作れてしまう。
      同じような性能をしている大剣がどれも数回の討伐でやっと揃うかどうかという素材を要求する中、
      破格のコストパフォーマンスを誇る。
    • 強化派生としては独立した存在だが、HC武器として特異個体カラーのセゲオソード系列も存在する。
      最終強化では攻撃力1248に会心率25%という高性能を誇り、
      HC武器の特性としてレア6というSRでの取り回しやすさを兼ね備える。
      ギザミの特異個体は非常に手強いものの、その分他の素材は易しめ(パリアプリアなど)なので
      運よくギザミの素材が手に入ったら作成を目指してみてもいいだろう。

MHP2(G)

  • 必要素材の量が若干増えたものの、相変わらずレア素材は一切要求しないため簡単に作成可能。
    基本性能もMH2のものから引き上げられ、斬れ味レベル+1で白ゲージまで届く。
  • MHP2Gから、G級の亜種素材でカーマインブレイド→キリオトシへと派生していく。
    最初から紫ゲージとやや長めの白ゲージを持ち斬れ味レベル+1が不要になったため、
    組み合わせるスキルの自由度が高く汎用性に磨きがかかった。
    業物などと組み合わせて紫ゲージの高火力を維持するだけでも非常に強力。
    もっとも、一撃離脱が基本の大剣で業物を付ける時というのは抜刀状態で立ち回る時ぐらいしかないが。
    • 欠点としては最終強化のキリオトシにG級グラビモス亜種の素材を使うので製作時期が遅いことと、
      最終的に他の大剣と並べた場合、攻撃力が控えめに収まっていること。
      とりわけ轟大剣【大王虎】は同時期に作れてほぼ同じゲージを持ち、
      マイナス会心込みでも期待値で上回られてしまう。
      マイナス会心を無視できる抜刀術つきの抜刀攻撃ではもはやいうまでもない。
      だが轟大剣にはスロットが無いため拡張性ではこちらが上回る。
      とりわけ二種高耳を組むには武器スロが1つ要るため、匠要らずで紫を得られて武器スロ1もある中で
      最も攻撃力が高い当武器はディアブロス等咆哮大対策が必須なモンス戦では頼りになるだろう。
  • 他にもキリサキGが追加されているが、
    性能的にはキリオトシの攻撃力を切り落としただけの下位互換となっている。
  • 余談だがMHP2Gのパッケージの裏側には、
    このキリサキ系統の大剣で樹海でヒプノックと戦っているハンターの画像が掲載されている。

MHX(X)

  • 長らくショウグンギザミの空席から出番はなかったが、ひさびさにギザミともども復活。
    比較的纏まった性能を持ち、獰猛化ショウグンの素材さえ確保すれば比較的楽に製作できる手軽さがウリ。
    逆に言えば、かの悪名高き難敵であるターボギザミが強化の過程に立ちはだかるため、
    プレイヤーの技量次第では完成まで相応の苦労が掛かる大業物となってしまっている。
    ギザミ武器だけあって斬れ味は優秀だが、これより火力面で高水準な無属性大剣は多くある上に、
    手軽さの面でもほぼ鉱石系だけで強化できるバスターソードと殆ど性能が変わらない
    (匠使用時の斬れ味が僅かに長い点と、武器スロが1つあるという点のみ)ので、使われる場面は殆ど無かった。
  • MHXXではG級の登場により順当にG級武器へ強化可能。究極強化でキリサキマクリという銘になる。
    今作でもXの時と立場は全く同様で素で長い白50を持ち、匠で紫20が出現。
    攻撃力340にスロット1と比較的纏まった性能を持ち、製作も比較的手軽だが、
    最終的にはより高水準な大剣に出番を譲ることになる。
    • 今作でも手軽さの面でバスターソードが立ちはだかる。
      相変わらずあちらはほぼ鉱石系だけで強化できる上、
      今作では匠使用時の斬れ味も全くあちらと同じになってしまった。
      つまり、あちらとの差異は(見た目を除けば)武器スロ1つ分のみ
      前作以上に使われることはなくなってしまった。
    • ただしバスターソードは最終強化するまではスペックが低く
      G2~G3期間ではキリサキの性能が優秀かつ強化も楽なので
      攻略段階ではこちらに軍配が上がる。

ヨロイザキブレイド

  • 鎧裂ショウグンギザミの登場により、それを素材としたヨロイザキブレイドも登場。
    最終的には鎧裂大剣ドキリサキという名称になる。
    こちらは攻撃力では330とキリサキマクリに劣りスロットも無くなったが、
    僅かに会心率5%が付き、素で白120という非常に長い斬れ味を持つ特徴的な一本になる。
    …が、手数武器では無い大剣にとってそんなに長いゲージはほぼ不必要。
    匠を付けても紫は30までしか出ないので実用的とは言い難い。
    何より二つ名武器故の製作難易度の高さもあり、キリサキマクリ同様出番はほぼないだろう。
    • 手数を求めて運用する場合はエリアルかブシドーを取り合わせることになるだろう。
      どちらも頻繁に斬りつける機会が多く、斬れ味の消耗もそれなりに早い方である。
      二つ名武器の狩技ゲージ効果を利用し、いつもなら採用しないような技をしこたまブッ放しても
      斬れ味には相当余裕があるため、火力スキルをゴリゴリに積んだところでまず困らないだろう。

MHR:S

  • ショウグンギザミや他のギザミ武器と共に復活。
    今作でも過去作同様、ザザミ大剣のレッドシザーから派生する。
    最終強化の銘もおなじみキリサキとなる。
    その性能は
    • 平均的な攻撃力330
    • 大剣全体でも低め、同属性ワースト1位の水27
    • 延長可能な紫30
    • Lv1スロット×2、百竜装飾品スロットLv2
    と、物理寄りにバランスが取れた性能となっている。
  • 水属性については、物理重視であるヴァルトス・レビ改にすら劣る程度しかない。
    斬れ味についても、水大剣の中では最も長い紫ゲージを持っているのだが、
    他の属性を見ると上回るものがいくつかあるため、
    その名に恥じぬかどうかと言われると、なんとも言い難い。
    もっとも、溜め斬り主体ならそれほど困るものでもないが。
    • 本作ではハンティングエッジの強化や新入れ替え技の流斬りなどによって、
      大剣でも属性特化の運用も現実的になっている。
      しかし、キリサキは上述の属性値ゆえに全く向いていない。
    そのため、斬れ味のフォローはそこそこに、攻撃力を伸ばしていく構成が良いだろう。

関連項目

モンスター/ショウグンギザミ
モンスター/ショウグンギザミ亜種
モンスター/鎧裂ショウグンギザミ
武器/ギザミ武器
武器/グレートシザー - ダイミョウザザミの大剣。MHP2(G)では強化の際に必ず一度ギザミ系の大剣に派生させる必要がある。