剛纏獣の硬い素材で作られた
狩猟笛。爆発的な音圧を放ち、
聴く者の心臓にまで響く。
(ゴルム・ドラム)
より激しく、より豪快に。
激化する太鼓の音は、獲物の
鼓動すら支配し、震撼させる。
(巨塊鼓ゴルブロンテ)
目次
概要
- 剛纏獣ガランゴルムの素材を使い作られた狩猟笛。
巨大なドラムを2本のアームが両側からがっしりと抱えたユニークな見た目。
演奏時にはアーム先端にある手が動いてドラムを叩くギミックが確認できる。- UFOキャッチャーのアームや、シンバルモンキーのおもちゃなども元ネタかもしれない。
- MHR:Sの狩猟笛の武器紹介動画では、この狩猟笛とゴルムシリーズを装備したハンターが登場した。
性能
MHR:S
- ゴルム・ドラムはMR★3で入手可能。剛纏獣素材のみで作成でき、レア素材も必要がない。
高い攻撃力290、無属性、そこそこの青ゲージにスロット3-1-1、百竜装飾品スロットは3。
- MR★4以降に氷狼竜の重殻と大獣玉を使いゴルム・ドラム改に強化すると、
攻撃力310、斬れ味青が微増、スロットが3-2-1になるが強化幅はそこまでではない。
- ラスボス撃破後にEX★4ランクで傀異化した牙を入手することで、
最終形態の巨塊鼓ゴルブロンテとなる。- 高めの攻撃力340
- 無属性
- 会心率0%
- 斬れ味はかなり長い青。匠4から白ゲージ。
- 超優秀なスロット4-2-1
- こちらも優秀な百竜装飾品スロット3
無属性武器にしては攻撃力が低く、
斬れ味白以上が当たり前となったMRでは青ゲージのまま戦うのは心もとない。
しかし、この武器は狩猟笛なので旋律次第で差別化が可能である。
- 旋律は、
- 剛纏獣の怪力を具現した攻撃力UP
- 剛纏獣が纏う装甲を体現した音の防壁
- 剛纏獣の強靭さを顕現した振動無効
振動が厄介な相手の対策になる振動無効、
そして野良PTで事故を招く活躍する音の防壁という組み合わせである。
- 音の防壁はメリットを活かすのに習熟が必要な上に
マルチに持ち込む場合のデメリットがかなり痛い旋律である。
よりによって扱いやすい攻撃が多い赤音色に設定されているのも悩ましい。- 狂化が登場したことでソロ限定ながらゴリ押し運用ができるようになった。
この笛には体力回復旋律がないためスリップダメージ緩和策とヒノエの援護は必須なものの、
赤音色にあることが幸いし、延々と音の防壁を張れるので適性自体はあるのだが…
- 狂化が登場したことでソロ限定ながらゴリ押し運用ができるようになった。
- そもそもサンブレイクの狩猟笛は属性特化の運用が強く、無属性で火力を出すのは難しい。
一段下の攻撃力330や320あたりでも属性値がそこそこある笛がゴロゴロしている。
狂化運用するにしても属性笛ではないため奮闘も業鎧【修羅】も使えず、状態異常笛でないため蓄積時攻撃強化を使えず、
スキルがカツカツのため匠は積みづらく、火力を底上げできるのは他の笛でも使える逆恨みと挑戦者と激励くらいである。
それらのスキルを総動員し、粉塵纏を駆使してようやく属性肉質が渋い相手に使えなくもないといったところか。
余談
- 演奏すると城塞高地の汎用BGM「攻防自在、乱戦必至の城塞」の一節が流れる。
ゴーン!と高らかに鳴る鐘の音と、ドッドドド…とテンポよく響くドラムの音が秀逸。
- 武器銘のゴルブロンテはギリシャ神話に登場する巨人ブロンテース(Βροντης)を由来とする。
その名は「雷鳴」という意味であり、音を響かせる狩猟笛らしいチョイスと言える。
- MHR:Sの体験版で狩猟笛を選択すると、ゴルム・ドラムにゴルム装備一式の豪快なオッサンハンターで出陣となる。
「盛り上がって行こうぜぇー!!」
この時設定されていた旋律は斬れ味継続回復・スタミナ消費軽減・攻撃力UPと有用な旋律が揃っている。
製品版MHR:S発売時点では攻撃力UPと斬れ味継続回復を併せ持つ笛が存在せず、
体験版限定仕様の幻の旋律であったが、この組み合わせは後に現れた先輩が引っ提げるというオチがついた。
- 同じく巨人の名を冠する笛にタイタンズ=ロックがあるが、
攻撃力が同値340、素の斬れ味が鈍く、振動無効あり、赤音符に音の防壁など、本武器といくつか共通点がある。
ただあちらはある程度の火属性値を持ち、紫ゲージも出るので火力ではかなり上回られている。- 体験版の使用武器として抜擢された仲間でもあり、その時持っていた旋律が優秀だった仲間でもある。
関連項目
モンスター/ガランゴルム
武器/ゴルム武器
武器/冷たき月の弦楽器 - 王域三公仲間。こちらも城塞高地の汎用BGMを奏でる。
武器/タイタンズ=ロック - 巨人の名を冠する笛仲間。置かれた境遇も似ている。