武器/ゴルム・ハート

Last-modified: 2023-11-24 (金) 15:49:35

守護者の堅牢な鎧の如き盾斧。
どんな攻撃にも揺るがない
まさに鉄壁の守りを見せる。
(ゴルム・ハート)

守護者のための盾斧。攻と守が
一体となる時、使命を果たす
べく、強大な力が解放される。
(巨塊盾斧ゴルデロック)

目次

概要

  • MHR:Sにおける「王域三公」の一角、ガランゴルムの盾斧。
    名前通り、盾が角ばったハート型になっているのが特徴。
  • 装備してみるとやたらとデカいことで注目されがちなゴルム武器の中では珍しく
    他のチャージアックスとそれほど大きさは変わらない。

性能

MHR:S

  • ゴルム武器の多くは水獣派生から派生するのだが、ロアルドロスのチャージアックスが存在しないために
    こちらはボルボロス武器からの派生となっている。こっちの方がよほどしっくりくる派生
    • ただ、そのボルボロガディオンは下位のボルボロス武器からもう一度作っていくか、
      一発生産するかして作成する必要があるのだが、どちらにしても頭殻がいくつか必要で、
      製作難易度こそ高くないもののそれなりに面倒な武器だったりする*1
  • 最終強化に傀異化した牙を使い「巨塊盾斧ゴルデロック」となる。
    • 全盾斧中2位の攻撃力360
    • この攻撃力帯では破格の会心率0%
    • 素で長い青。匠5でも白20
    • 属性はなし
    • スロットはLv4-Lv2-Lv1と極めて優秀
    • 百竜装飾品スロットも最高のLv3を搭載
    • もちろん榴弾ビン
    と、素材元をそのまま表すかのような豪快な性能をしている。
    高い攻撃力にMRでは異例とも言えるナマクラ具合であり、
    榴弾ビンで全てを叩き壊す」と言わんばかりの榴弾火力特化型。
    斬れ味が1段階上がった代わりに会心の消えたコイツと言えば良いだろうか。
  • 斬れ味を白まで伸ばそうとすると、武器スロ込みでも流石にスキルが不自由になってしまう。
    長い青を活かして斬れ味ケアを切り、豊富なスロットを活かして榴弾火力を伸ばそう。
    定番の砲術はもちろん、攻撃力、挑戦者など盛れる攻撃バフはガンガン盛っていきたい。
    • MR帯での青ゲージ運用は、上位に比べて弾かれるシーンが格段に多くなる。
      柔らかい部位を攻撃する、あるいは剣強化を切らさない立ち回りが必要になる。
    なお、弾かれ無効こそ付くものの、斬撃の比重が大きい斧強化との相性は致命的に悪いため、
    朱蒼どちらでも入れ替え技は高圧属性斬りにして構わない。
    通常のビン追撃or撃針は、アックスホッパーエアダッシュを多用するか否かで選択になるか。
    • 今作から登場のエアダッシュは、ビン部分の火力が非常に高く、可能ならば積極的に狙いたい。
      ただしビン爆発を当てられなかった場合、ダメージ効率は悲惨なことになる。
      主軸にするには相応の熟練を要するだろう。
  • (ほぼ)無属性の榴弾盾斧では、ラスボス武器がかなりの難敵。
    攻撃力350にフォロー不要の紫という破格の斬撃火力を持ち、唯一の欠点である会心率も
    今作のスキル環境ならばフォローは容易と、扱いやすさでこちらの遥か上を行く。
    こちらは拡張性を活かして攻撃力を盛りに盛り、榴弾ダメージに全てを賭けるしかない。
    • 他には角王盾斧ジオブロス。こちら以上の攻撃力を誇り、さらには素で白ゲージまで持つ。
      しかし白も青も短いため大量の斬れ味ケアが必須、なおかつ-30%という酷い会心が同居している。
      過去作同様、お世辞にも使いやすいとは言えないじゃじゃ馬暴君っぷりでハンターたちを悩ませる。
      方向性こそ違えど、実際の使い心地はゴルデロックと大差ない。
      狩場で気を遣うゴルデロック、装備管理画面で気を揉むジオブロスとなっている
  • 総じて高い攻撃力と拡張性を両立している点は大いに評価できるが、
    MRで青ゲージ運用必須という点が大きな枷となり、かなり扱いづらい。
    なまじ青ゲージが長い分、鈍器運用への適性がないのもマイナスか。
    • なお生産段階で、下手な最終強化並の攻撃力310、スロットLv3-Lv1-Lv1を持っている。
      長い青ゲージもあり、スキルを整えにくいMR攻略のお供としては中々に優秀と言えよう。
      強化しても斬れ味が全く成長しないって?そうだね…
  • アップデートによって増弾珠II【4】砲術珠II【4】守勢珠II【4】などの榴弾チャアクと
    相性の良いもの、攻撃珠II【4】達人珠【4】など、多数のLv4装飾品が追加された。
    残念ながらこの武器の評価を一変するようなことは起こらなかったが、匠珠II【4】の追加や
    傀異錬成での斬れ味強化によって白ゲージ運用はかなりしやすくなっている。
    攻守を両立させ、この武器の強大な力を解放させるのも一興だろう。
    守護者のための盾斧とは言っても、ガード性能がプラスされているなどの性質はないのだが

余談

  • 盾の形からしても「ハート」はそのまま英語の「Heart(心臓、心)」とみて間違いないだろう。
    日本語に訳せば「ガランゴルムの心髄」というようなニュアンスか。
    なおガランゴルム素材の中に「心臓」はない。
  • 最終強化の「ゴルデロック」は、北欧神話におけるウートガルズ・ロキ(ウトガルデロック)が由来と思われる。
    巨人の国・ウートガルドを治める王であり、
    アイスランドの詩人スノッリによる『エッダ』の中では幻術と狡知に長けていたと記されている。
    • 同じ北欧神話で特に有名なトリックスターのロキとは全くの別人である
      一応ウートガルズ・ロキもこっちのロキと知恵比べ対決なんかをやっていたりと、全くの無関係ではなかったり、
      文献によっては二者が混同されていたりしているので非常にややこしいが、間違えないように。

関連項目

モンスター/ガランゴルム
武器/ゴルム武器
武器/覇盾斧エンカムトルム - 榴弾特化の先輩起源にして頂点


*1 前作において、ボルボロス武器は最終銘を与えられながらディアブロス武器であるブロスアームズへの通過点でしかなく、おまけにそのブロスアームズは直接生産も可能だったため巻き戻しができない。