自慢のチーズをまるごと装着!
見目良し、味良し、斬れ味良しの三拍子そろった一品。
目次
概要
- ビストロ武器に新しく仲間入りしたスラッシュアックス。
屋台で一定数食事をすると貰える、ビストロチケットを素材にして作れる。
- ゴーダアックスの名の通り、斧部分にはトゲトゲの金具が付いた、
一部が欠けたゴーダチーズがあしらわれている。
欠けた部分のチーズは柄の近くにくっついており、納刀時や剣モード時には先端部と合体して完全な円形になる。
属性解放突きの際にはお互いのパーツが噛み合わずに一部が食い込んでしまうのは内緒。
ちなみに、剣モードでは穴の空いた三角形の刃が現れる。
性能
- 生産時の性能は以下の通り。
- 控え目の攻撃力100
- 属性は無し
- そこそこある緑ゲージ
- 有り難味の少ない減気ビン
- 火力を左右しない会心率0%
- スロットは1つ
最終強化
自慢のゴーダアックス最終型を一切れどうぞ!
勧められるとついつい食べ過ぎちゃう一品。
- LV5まで強化すると「満腹ゴーダアックス」に名称を変えて最終型となる。
性能を見てみると…- 剣斧最終型ワースト3の攻撃力150
- 驚異の匠不要の白ゲージ50
- 相変わらずの減気ビン
- 会心率0%
- 増えたスロット2
- 何より目を引くのが、白ゲージの輝く優秀な斬れ味。
匠なしでこれ程の白ゲージを持つスラッシュアックスは、
二つ名ナルガの剣斧を除いて他に無い。
武器説明文の「斬れ味良し」は決して誇張ではなかったのだ。
ランスといいこれといい、この世界のチーズは一体どんな原料で出来ているんだ
- だが、低攻撃力の割に属性は一切無く、匠を発動させても斬れ味は伸びない。
さらにビンも効果を実感しづらい減気ビンなので、実戦で使うには不十分な要素が多い。
あくまで、ネタ武器としての扱いだろう。
MHXX
- MHXXでは究極強化によって「膨満たらふくのゴーダ」となる。
最早アックスですらなくなってしまった。
- 性能は下記の通り。
- 同タイプのビンを持つ武器としてはやや低めの攻撃力290
- 素で紫50+白50というあの神滅斧アル・ヴォリアと互角の斬れ味
- ビンは変わらず減気ビン
- スロットは2つ
- やっぱりチーズ武器にしてはよく分からない斬れ味が大きな特徴となっている。
紫ゲージが過去作ほど強力ではないとは言え、匠不要で実用ゲージを100持つのは大きい。
また、本作ではブレイヴスタイルの投入により、減気ビンに高い実戦性を持たせることができる。
減気属性値は35と、嶺潰グリュンフェストに次いで2位(同率2位にリ=コンクエスタがある)。
そのため、減気が有効なモンスターであれば中々の実戦性があると言えるだろう。
ただし斬れ味の代償としてか攻撃力の差が他武器より大きく決定打に欠ける。
強化された状態異常ビンにはブシドースタイルも高い適性を持つが、嶺潰やリ=コンクエスタのように
『疲れさせてから斧でしこたま殴る』運用をしようものなら火力の低さでこちらが息切れを起こす。
そのためブレイヴ以外でこの武器(チーズ)を活かそうと考えない方がずっと無難。
極めて癖の強い剣斧というかチーズと言えるだろう。
ゾーラアックス
- MHXXで新たに登場したゴルゴンゾーラチーズを素材にしたスラッシュアックス。こちらは麻痺属性を有する。
究極強化で「満身ぴりぴりのゾーラ」となる。やっぱりアックスがどこかに行ってしまった。
その性能は- 状態異常武器としては平均的な攻撃力280
- 1回麻痺させることすら絶望的な麻痺属性5
- 膨満たらふくのゴーダと同じ斬れ味
- ビンは強撃ビン
- スロットは1つ
強撃ビンの搭載によってスタイルを選ばずそれなりに戦えるようにはなった。
ただ、強撃ビンを装備した代償か、スロットは最後まで1つしかない。
さらに、在ってないような属性値を抜きにして考えると
匠の有無を抜きにしてもカマキリの鎌に勝てるわけが無いのも辛い所。
どうせなら麻痺ビン搭載の方が、ブレイヴスタイルで実用的な分まだ差別化できたかもしれない。
まあ、この性能でビンが強属性ビンだったら、非の打ち所しかないネタ武器になってしまうので…。
- 余談だが、LV2で最終強化状態の剛腹ゾーラアックスの説明文は
特製のゾーラアックス最終型を一口いかが?食すには相当の覚悟と味覚が必要な一品。
…と食べることを勧めている割には、まともな人間には食べられないような説明になっている。
やはり、強化素材に特撰アルビノを使ったのはマズかったようだ。
余談
- この武器名の基となった「ゴーダチーズ」は、オランダのロッテルダム近郊の町「ゴーダ」で作られたことに由来する。
日本でもプロセスチーズの原料として親しまれており、結構身近な食材である。
ゴーダチーズは大きさが決められており、
「直径35cm×高さ11cm、重さ約12kg」が正式なサイズとされている(それより小さいものはベビーゴーダと呼ばれる)。
切断武器作るよりこれで殴った方が強そう。
モンハンのゴーダアックスに使われているチーズはハンターの身長(175cm)のおよそ6割を占め、
直径は推定で1mはあり、現実のゴーダチーズの3倍近い大きさである。
これだけのでかさでも「ついつい食べ過ぎちゃう」とあるあたり、
大味ではなく熟成された風味を持っているのだろう。
飛竜の甲殻すら引き裂く斬れ味を持つチーズを、人外と称されるハンターでも噛み切れるかどうかは知らないが。
- ちなみにもう一つのチーズ「ゴルゴンゾーラ」は、
世界三大チーズの一つといわれるほど有名なブルーチーズである。
ブルーチーズとは通称青かびチーズと言われる、アオカビを用いて熟成したチーズの総称で、
確かに食べた事の無い人にとっては、相当の覚悟が必要な食べ物であるといえよう。
名前や麻痺値は、ブルーチーズ独特のピリピリした食感からきていると思われる。