MHFに登場する、剛種のクシャルダオラから作れる龍属性の連射弓。
性能は同じ龍属性の連射弓である覇弓レラカムトルムを凌駕する。剛種武器だから当然なのだが。
目次
概要・性能
シスネ=ダオラII
- クシャルダオラの武器の中では珍しく、漢字が使われていない。
2段階あるのだが、名前は「シスネ=ダオラI」「シスネ=ダオラII」である。
- MHP2Gで登場したアルナス=ダオラは馬を模していたが、こちらのデザインは蝙蝠である。
- 攻撃力は生産段階では276、龍120。強化したシスネ=ダオラIIは312、龍240である。
龍属性の弓の中では、安定した性能を有する。
溜め3は連射Lv4であり、装填数UPをつければ拡散Lv4が使用可能。
ビンは強撃、麻痺、爆撃が使用可能である。
スロットは空いていないが、会心率は15%とそこそこ。
攻撃力・属性値ともに覇弓を上回るが、勝利と栄光の勇弓には劣る。
が、勝利と栄光の勇弓はビンが一切使えないのに対し、
こちらは剛種武器の専用能力として武器出し・納刀の速度が非常に早く、
強撃ビンと状態異常属性ビンの性能に上方修正がかかっておまけに爆撃ビンも使える。
その為総合的な性能はこちらの方が上。
初登場から長年に渡り、多くの弓使いに愛用されてきた。
- 龍属性の連射弓の中では非常に高性能、様々な古龍種・飛竜種相手に活用できるのが魅力で、
剛種のクシャルダオラも防御力にさえ気を使えばそこまで強くない。
生産・強化素材については古龍種の上皮以外は上位と剛種クシャルダオラから入手可能であり、
レア素材である古龍種の剛翼と古龍種の靭尾は基本報酬でも出る。- 2016年3月のリファイン前は、古龍種の剛翼が4枚必要で、剛種討伐の証も25枚必要だった。
とは言えそれでも厄介な素材は剛翼ぐらいではあったが。
- 2016年3月のリファイン前は、古龍種の剛翼が4枚必要で、剛種討伐の証も25枚必要だった。
- フォワード.4でライバルともいえる龍属性連射弓の「ニゲル=ルナ」が登場した。
こちらは攻撃力300、龍属性380と属性重視の弓となっている。
ビンは強撃、麻痺、爆撃が使用可能。
これだけ見るとシスネ=ダオラよりも高性能にも思えるが、威力が300というのが曲者。
クシャルダオラやテオ・テスカトル等の「弾肉質はやや悪いが、龍属性の通りが非常にいい」という
モンスター相手にしか真価を発揮できないのだ。
また、会心率・天嵐武器への強化先が無いのも痛い。
- 実装から非常に長い年月が経ち、作成難度や性能面に勝る剛種武器が多数登場した現在に至っても、
龍属性の剛種武器連射弓としてはシスネ=ダオラIIは最高峰の地位に居続けている。
龍属性連射弓は何かと便利なので、作成が推奨されることも少なくない。
- 一応龍属性も含む武器として、ヴァルサブロスの剛種武器「炎角弓【赤秀】」がある。
火と龍の複属性である炎属性を有しており、ドドブランゴの牙破壊も可能。
会心率は無いが攻撃力は324とそれなりに高い。
ヴァルサブロスの狩猟難度を考えると作成難度はどっちも似たようなもので、
どちらも天嵐強化があることを考えれば好みで選んでもよいだろう。
グルア=ダオラ
- シスネ=ダオラIIを強化した天嵐武器。
- 攻撃力が324と微増し、龍属性が300・会心率20%と強化された。
また天嵐武器になったことで、剛種・覇種・G級クエストにおける天嵐防具の
「ビン強化効果」「クリティカル距離補正ダメージ強化」が発生するようになる。
- 強化にはクシャルダオラの剛種HC素材が1個必要だが、
剥ぎ取り率が5%に上方修正された現在では入手自体はそこまで難しくは無いはずである。
天嵐防具による強化幅が大きいため、可能なら強化して運用したい。
- なお、次のアグィラ=ダオラは環境等々を踏まえるとあまり強化するメリットが無い。
グルア=ダオラでG級まで駆け上がるというのも十分選択肢に入る。
アグィラ=ダオラ
- グルア=ダオラを挟み、覇種連射弓となった武器。
攻撃力が336、会心率20%、龍属性350へ上昇し、
剛種武器系統の強撃ビン強化効果もあり、連射弓最高峰の性能を欲しいままにした。
ただし覇種素材は覇種の中でも最強クラスと言われるテオ・テスカトルであり、
グルア=ダオラからの性能向上があまり良くない点や、
次のアグィロン=ダオラでも覇種テオ素材を使うことを考えると、
現在では強化のメリットはあまり大きいとは言えない。
覇種素材の要求数は上記リファインで20個に調整されたが、
覇種とG級覇種で必要な覇種素材が同じであるというのは変わらず、その点でやはりメリットが感じにくい。
- G級覇種武器「アグィロン=ダオラ」は他の武器同様若干の攻撃力UPに留まる。
ここから生産する場合はこの段階がスタートラインとなる。
★7GHC素材の「棘白竜の毒棘」が少々厄介。
パーガトリ=ダオラ
- MHF-G6.1で追加された烈種武器。
全身全霊をつくし仕上げた至極と謳われる弓である。
- 攻撃力が498と大幅に強化され、龍属性値も430と向上。
更に吸血+1が自動的に発動するという効果も得られた。
- だが悲しいかな、当時のMHFでは弓の装備は最終的にG級秘伝防具一択となっていたため、
烈種防具を用いないと性能が発揮できないこの武器は注目されなかった。
G7・G8にてこの状況は大きく改善されたものの、始種武器強化には対応していないため、
やはり注目されなかった。
アルモタル=ダオラ
- MHF-G9.1で遂に追加された始種武器。
始種トア・テスカトラの素材を用いる。
最古参、兼クシャルダオラの剛種武器仲間であるラファール=ダオラと、
バール=ダオラと共に始種武器派生が実装された事になる。
- 気になるその性能であるが、
- 溜め3が普通に運用できる弓としてはG級進化武器を除いて最高峰となる攻撃力672
- 龍属性590
- 吸血+2スキル自動発動
- 武器スロットが3と大幅強化
- 会心率20%や矢タイプは据え置き
- 攻撃力672は、覇皇弓ラズカムトルム(攻撃力666、会心率-10%)をも上回る数値であり、
連射弓の威力を更に引き上げる始種防具1部位と併用した場合の攻撃力696は、
あの崩壊と滅尽の弓にすら迫る勢いである*1。
俗にいう無属性武器+無属性弓強化シジルとの差異についても、
こちらは素の性能でそれらに届く力を有しており、始種防具・龍属性・会心率などで十分上回ることができる。
- そして使い勝手の良い会心率や溜め段階も健在であり、
強化された武器スロット3を活かした近年の最前線ハンターが模索する強力なスキルの構築にも寄与できる。
総じてこれと言った弱点のない、優れた性能になったと考えて良いだろう。
- この武器を強化する際にネックになるのは、凍王龍の剛翼4個。
始種トア・テスカトラの翼破壊で入手できるのだが、非常に破壊しづらくなっている。
壊せば高確率で出現するので根気良く集めたいところ。
余談
- 「シスネ」とはスペイン語で白鳥を意味する。
同じく「アグィラ」とはスペイン語で鷲を意味する言葉である。
クシャルダオラの武器は動物をモチーフとしたデザインが多いため、なるほどこういった銘もありだろう。
しかしこの弓のデザインはどう見ても白鳥や鷲ではない。
そもそも翼(のように見えるフレーム)こそあれど鳥かどうかも怪しい。
いや、「怪しい」どころかどう見ても蝙蝠である。
関連項目
モンスター/クシャルダオラ/派生作品
武器/クシャナ武器
武器/アルナス=ダオラ - MHP2Gに登場するクシャルダオラの弓。
武器/ニゲル=ルナ