武器/タイラントアックス

Last-modified: 2020-05-09 (土) 00:18:49

MHP3で初登場したディアブロス素材のスラッシュアックス。
3にもディアブロスは存在したが、ディアブロス素材メインのスラッシュアックスは登場していなかった。
本項では二つ名持ちモンスターである鏖魔ディアブロスの武器も扱う。

目次

概要・性能

MHP3

  • 他のディア武器同様高い攻撃力と低い会心率が特徴。
    グランドダッシャーから強化できるほか、直接生産も可能。
    付属のビンは減気ビン。最終強化でグランドカオスになる。
  • タイラントアックス改からはディアブロス亜種素材を利用したタナトスアックスに分岐する。
    亜種素材なので黒くなり、減気ビンから麻痺ビンに変化する。
    また会心率が-30%に下がる。最終強化でデモンになる。
  • どちらも分厚く棘々した、重量感ある形状が特徴。
    斧モードではディアブロスの尻尾、剣モードでは襟飾りの様な見た目になる。
    またブーストさせれば攻撃力(だけ)はスラッシュアックスの中でも最上位のものになる。
    (グランドカオスは245、デモンは255)
    しかし、グランドカオスは同じ減気ビン搭載の
    ヘビィディバイドの最終強化型である山潰グリュンハルトに攻撃力以外の全てで敗北を喫している。
    しかもその唯一勝っている攻撃力さえも会心率に足を引っ張られ、期待値では負けているという始末…
    そのせいか、スラアク使いの間ではグランドワロスなどという不名誉な渾名をつけられてしまった。
    そもそも減気ビンなんて使わない? 聞こえんな。

MH3G

  • G級対応に伴いグランドカオスはさらなる強化を経てガイアとなる。某大地の巨人とは無関係。
    性能はというと、攻撃力1334とかなり高く、会心率は-10%である。
    しかし斬れ味が素でのまま、匠を発動させても白ゲージが10しか出ない。
    さらにビンは減気ビン。普通に疲労状態にしたいのならば震剣斧ナイノカミを使えば良いだけの話である。
    何? 減気なんて趣味の範囲だって? いいんだよ細かい事は
    作成難度はというと、ネックなのは堅牢なねじれた角を三つ要求されるだけで例の剛角は要求されないのが救いか。
  • 一方のデモンもG級強化を経てハデスとなる。
    その性能は、ガイアより低い攻撃力1288、会心率-20%とガイアの下位互換と思いきや、素で白10ある。
    匠を発動させればあのランスのように紫まで上昇……するわけなかった
    ビンは麻痺ビン150、覚醒させると斧モードでも使える。
    ……が普通にモンスターを麻痺させるならギガゲイルアズライト紅剣斧ヴァーミリオンを使えば良いだけの話である。
    なら斧モードでぶん回し用に使おうものなら今度は滅斧グラバリタが浮上する。
    しかもこんな性能でありながら例の剛角を要求される。

MH4G

  • ディアブロス復活に伴いガイア・ハデス共に復帰。
    タイラントアックスを直接生産、または衝斧【虎威】からの強化で作製する。
    生産でもレア素材を使うわけではないので、一発生産が望ましい。
    というより衝斧【虎威】の際に砕竜の宝玉を使用するため、一発生産した方が断然得である。
  • まず通常種武器のガイアは
    • とても高い攻撃力1782
    • 見切り+1で相殺可能な会心率-10%
    • 地味にありがたい防御+30
    • スロット一つ
    • 素で白10、匠で延長
    と地味に優秀。紫ゲージは出ないものの、斬れ味補正込みでかのダークライドとほぼ互角の攻撃力を誇り、
    物理期待値はクーネムルカムと後述のハデス、
    そして強撃ビンの海王斧ナバルディードに次いで全生産剣斧中第4位
    (ただし、極限強化や爪・護符所持などで斬れ味の関係上ダークライドに逆転される)
    減気ビン搭載なので剣モードは役に立たないが、としては一級品といえる。
    レア9なので極限強化もしやすい。
    • が、なによりこの武器の長所はその作製難易度にある。
      この性能で最終強化まで例の剛角を要求されないのである。
      そのためG級からの斧入門にはうってつけである。
      最終的な斧としての能力はラギア武器の冥剣雷斧エンシードやティガ武器の絶衝斧【狂虎】、
      ジョー武器の滅斧ダークライドに劣るものの差は大きくなく、
      それらには無い防御ボーナスを持ち合わせているので、最後まで使い続けることもできる。
  • 一方亜種武器のハデスは
    • ガイアよりも低い攻撃力1674
    • ガイアと同じ会心率-10%
    • 防御は上がらず
    • スロット一つ
    • 素で白10、匠で紫10
    紫ゲージが出るため瞬発火力では全生産剣斧中2位となるものの、
    非常に短いため実質の攻撃力はガイア以下となる。
    ビンは麻痺ビンであるが麻痺武器なら強撃ビン持ちの大虎口ザボアラギが優秀であり、
    差別化するならば覚醒発動で斧モードとして使うぐらいしかないが、正直下位互換である。
    一応こちらも例の剛角は使わないので作製は楽になった。
    • 余談だがタイラントアックスからタナトスアックスに強化する際に、会心率が-10%から-5%に引き上げられるが、
      ハデスに強化すると再び-10%に戻る。

MHXX

  • ディアブロスの復活に伴いこの武器も追加。
    亜種は居ないが二つ名個体の鏖魔ディアブロスから作成できるマサクルアックスも新登場した。こちらは後述する。
  • 通常種武器だが、こちらは上位・G級それぞれで1発生産できる他、ワイルドアックスからの派生強化もできる。
    そして最終強化のガイアの性能はというと…
    • そこそこの攻撃力350
    • しかし会心率は-10%
    • G級では申し訳程度の防御力+20
    • 斬れ味は素で白30匠で紫30と及第点
    • いつも通りの減気ビン(17)
    • 残念ながらスロットはなし
    結論から言ってしまえば微妙な性能である。
    イマイチ器用貧乏な性能であり、この武器ならではの特徴があまりないのでどうしても他の武器に見劣りしてしまう。
    せめてスロットの一つでもあれば良かったのだが…
    • ブレイヴスタイルで活かそうにも減気ビンの蓄積値は低く、嶺潰グリュンフェストの壁が厚い。
      攻撃力や匠によって増える斬れ味などはガイアが上回っているものの、
      素の白ゲージが40とこちらより長く、マイナス会心もない。
      そして決定的な違いとして、こちらとは比べ物にならない減気ビン45
      ダメ押しのスロ1完備となっておりどうあがいても勝てない。
  • しかし今作の斧向きのスラアクは優秀なものが二つ名武器に偏っているので製作難易度で差別化できないことはない。
    もっとも斧としての性能が大差なく作成難易度がさらに低い鎮山豪剣斧ユクモがあるため、
    わざわざこちらを作る必要は…
    弟斧は優秀なだけに残念である。

MHWorld

  • ディアブロスとその亜種が登場するのでこの武器も続投しているが、
    今までのように分岐はせず通常種武器はリストラされ、亜種武器のデモンだけが残った。
    生産はできず、ドラグロアックスIIからの派生強化のみとなる。
  • タイラントアックス、タナトスアックスを経てデモンになる。
    その性能は
    • 攻撃力805(武器倍率230)
    • 氷属性180(要覚醒)
    • 会心率-30%
    • 防御ボーナス+15
    • 斬れ味は長緑と青30、匠Lv5で青30白20が追加
    • まさかの強撃ビン
    • スロットはレベル1が1つ
    • カスタム強化の枠は1つ
  • 今まで何が何でも減気ビンを貫いてきたディア斧だが、何故かここで強撃ビンに換装
    攻撃力が高いのに減気ビンなのが残念」から「攻撃力が高くて強撃ビンを搭載」になってしまった。
    今回は減気ビンが強化されていたのでそのままでもあまり問題は無かったと思うが
    さらにデモンを後押しする要素として無属性強化スキルの登場がある。
    これを発動させれば攻撃力は圧巻の885(武器倍率253)まで上昇し、
    マイナス会心を含んだ物理期待値計算でも青ゲージで全てのスラアクを上回る
    弱点特効渾身等でマイナス会心を打ち消せば、もはやデモンを止められる剣斧は存在しない。
    属性解放で氷属性が出現するが、値が低い上に無属性強化が発動しなくなるので忘れて良い。
  • しかし、デモンが最大限の火力を発揮できる白ゲージは非常に短く、スラアクではすぐに消費してしまう。
    幸い青ゲージはそれなりに長く、青でも十分な火力を発揮できるのでメインは青での運用となるだろう。
    剛刃研磨も発動させて白でいられる時間を長くすればさらに良し。
    • 長大な緑ゲージを利用して鈍器運用、という手もあるが、デフォルトで青30を持ってしまっている為
      鈍器使い発動までに時間がかかる上、そもそも斬れ味補正の壁が高すぎるので
      武器倍率+15程度では青の期待値さえ超えられない。
      黄色ゲージに落ちるまで研がない、というスタイルなら需要はあるかもしれないが……
  • カスタム強化は元々の攻撃力が非常に高いので、攻撃力強化は効果が薄い。
    ほんの僅かな差ではあるが、殆どの場合で会心率強化が攻撃力強化を期待値で上回る。
  • 総合的な評価として、純粋な火力では間違いなく最強の剣斧と言える逸品。
    しかし本作のスラアクには、同じ強撃ビンでも特定のスキルを必要としない単体で完成した性能の断滅の一閃や、
    ボルボグランダーパワースマッシャーなど、デモンと同様に無属性強化が乗りつつ麻痺や龍封といった絡め手も備え、
    加えて豊富なスロットとカスタム強化回数により高いポテンシャルを秘めた対抗馬達が存在する。
    これ程圧倒的な性能を以てしてもそれ一択とはならない、MHWの奥深いスラアク事情を表す一振りである。
  • また、マム・タロト武器の中にはこの武器を基に変化が起きたと思われる武器がある。
    その名もガイラアックス・角という物であり、その性能はというと、
    • 属性解放で付与される氷属性240に強化され
    • 防御ボーナスが+25になり
    • スロットが無しだが
    • カスタム強化の枠は2つ
    攻撃力やビン、斬れ味といった要素は同様で単純に若干の強化がなされている。
    スロットが失われているが本武器はレア度7、つまりカスタム強化でスロットを追加すれば
    単純なデモンの互換品となる。
    もちろんカスタム強化はスロット以外の選択肢もあるのでその点で差別化が可能だろう。

MHW:I

  • マスターランクの素材を用いて更なる強化が可能に。最終強化でハデスとなる。
  • 今回はディアブロス及びその亜種の素材のみで強化可能なので、マスターランク中盤辺りで最終強化できる。
  • その性能だが
    • 非常に高い攻撃力1015
    • 相変わらず低い会心率-30%
    • 斬れ味は素では青だが、匠1から白、5で僅かながら紫が出現
    • スロットはLv2が一つに強化
    • 防御力+35
    • 引き続き強撃ビン
    • レア度は最高値だった上位とはうって変わって最低値の10
  • 上位で猛威を振るった反動だろうか。
    一言で言えば大分自重した性能に抑えられた。
    • まず攻撃力だが、高いことには高いのだが同等以上かつマイナス会心が無い、それどころかプラス会心と属性を持つ武器もあり、明らかに無撃の存在を前提に抑えられている。
      その無撃も倍率が下げられている。
    • 更に追い討ちをかけるのが会心率。
      渾身や弱点特効の調整でマイナス会心のカバーが難しくなり、火力を出そうとすると非常にスキルを圧迫される。
    • 斬れ味が素では青のまま。匠1から白が出るとは言え、最大火力を出せる紫ゲージの長さはたったの10。
      これほど短く、しかもマイナス会心となれば達人芸で維持するのも難しい。
  • とはいえ、マイナス会心と斬れ味を補強すれば、圧倒的な破壊力を発揮するのは間違いない。
    零距離解放突きは最初の一撃以外斬れ味を消費しないので、剛刃研磨と零距離主体の戦法の組合わせなら輝くだろう。
    同攻撃力、会心率0%、無属性のザルファスマッシャーⅡが気になるが、彼方はもっと斬れ味に難があり白ゲージが短いので、
    剛刃研磨を用いて白ゲージまで使うという運用であればこちらの方が使いやすいと言える。

MHF(スラッシュアックスF)

  • MH、MH2のままのディアブロスや特異個体が存在するMHFに、G10でスラッシュアックスFが実装。
    その少し後、2016/5/25のアップデートにて、原種、亜種の武器が共に追加された。

タイラントアックス

  • G級ディアブロスから作れるG級武器
    GRは4。
  • Lv50時の性能は
    • 空ゲージ持ちG級武器の中で現在トップである攻撃力2764
    • デフォルトで短い空ゲージを持ち、斬れ味レベル+1で十分な長さとなる
    • ビンは減気に相当するスタンビン
    • G級ディアブロス武器お馴染みの防御+100
    となっている。
    スラッシュアックスFはビンによる武器の使い分けが現実的に可能であり、
    中でも攻撃力が高めに設定されているスタンビンかつ無属性ということで、
    高い物理性能を持ち斧、剣モード共に広く活躍できる。
    もちろん頭が狙い易く頭の肉質が柔らかいモンスターにはスタンさせてからのラッシュも強力。
    ついでに防御+100で適正ランクを上げることもできる。

タナトスアックス

  • G級ディアブロス亜種から作れるG級武器。
    GRは原種と同じく4。
  • Lv50時の性能は以下の通り。
    • こちらも強撃ビンタイプのG級武器の中でトップとなる攻撃力2689
    • プラス会心はG級ディアブロス亜種武器恒例だが、他が10%のところをなんと15%
    • デフォルトでは紫止まりだが、斬れ味レベル+1で出る部分がほぼ全て空ゲージ
    • 破壊力をさらに後押しする強撃ビン
    • これも恒例である防御+150
    高倍率、会心付き、空ゲージ、強撃ビンと完全な物理特化。
    ついでに防御+150で(ry。
    とはいえスラッシュアックスFは強撃ビンしか使えないということが無く、
    MHF-GではG級中盤以降マイナス会心武器でなければ会心率100%に持っていくことができるため、
    ビン効果を活かし易い地ノ型、嵐ノ型で運用する、
    会心付きの利点を生かしてスキルに融通を利かせたり、
    余剰会心を攻撃力に変える閃転スキルを利用したりするなど考える必要がある。

マサクルアックス

MHXX

  • 二つ名モンスターである鏖魔ディアブロスの素材から作られるスラッシュアックス。
    最終強化のマサクルアックスダムを経て、究極強化で鏖剣斧シーピオに銘が変わる。その性能は…
    • 高い攻撃力370
    • 会心率は通常種武器よりもさらに低い-30%
    • 斬れ味は素で白20、匠で紫30と通常種とあまり変わりない
    • 二つ名武器なので狩技ボーナスが乗るがスロットはない
    • そして気になるビンはというと…やはり減気ビン。しかも蓄積値はたったの12
    減気ビンの数値がたったの12と非常に低いためブレイヴでの運用は難しく、純粋な斧運用が望ましい。
  • 二つ名で斧運用向きのライバルは岩穿テツカブラの渦紋蛮骨鬼鉈【兜割】だろう。
    攻撃力340、会心率5%、素白40に匠紫50とこちらに比べてやや取り回しが良いのが特徴である。
    斬れ味や素の期待値で負けており、会心率を上げ高攻撃力を活かそうとしても追いつくのは難しく、
    マイナス会心を逆手に取った痛恨会心ではやや火力不足となりがち。
    また、減気ビンの蓄積値も倍以上の差で負けているなど、勝てる要素が微塵もない。
    ハデスのように麻痺ビンであれば差別化できるはずだったのだが…
    • 素の会心率がマイナスなので弱特+見切り2+連撃+エネチャIII(+130%)まで底上げできる利点はあるが、
      そこに超会心まで積むと斬れ味関係に手が回らなくなるのでやはり微妙。

余談

  • 「タイラントアックス」は和訳すると「暴君の斧」という意味。
    「砂漠の暴君」という異名を持つディアブロスを素材としたゆえの名称だろう。
  • 強化形の名称はデモン以外はギリシャ神話の神々の名前に因む。
    デモンはそのまま英語で「悪魔、悪鬼」を意味するデモン(デーモン)からであろう。
    ギリシャ神話からの命名はそれぞれ
    • タナトス: 死を司る神
    • カオス: 原初神で、混沌の化身
    • ハデス: 死者の世界の神
    • ガイア: 大地の女神で、神々の母
    を意味する。
  • 二つ名武器の「シーピオ」は
    共和政ローマ期の軍人にして政治家、大スキピオことスキピオ・アフリカヌスと見られる。
    当時のローマは地中海を挟んで対岸にあるカルタゴという国と戦争中であり、
    カルタゴのハンニバルという軍人がローマの領内で無双していた。
    そのハンニバルを打ち破ったのがこの大スキピオである。
    戦争後は功績を称えられて共和政ローマの最高指導者となったが、
    後に政敵の攻撃に晒され、失意のうちに政界を去ったという。
    • …実はこの人、「独裁」やら「虐殺」やら物々しい言葉が並ぶ鏖魔武器の中にあって
      唯一そのようなイメージが無い人物である(と思われる)。
      ちなみにライバル(?)のハンニバルは、
      (これも「虐殺」とはズレるが)包囲攻撃によりローマ軍を誇張抜きでほぼ全滅に追い込んだことがある*1
      寧ろこっちの方が適任だったのでは…

関連項目

モンスター/ディアブロス
モンスター/ディアブロス(派生作品)
モンスター/ディアブロス亜種
モンスター/鏖魔ディアブロス
武器/ディアブロス武器
モンハン用語/斧
武器/ガイアスプ - 同じく「ガイア」の名前を冠する武器。


*1 カンネーの戦いという戦いで、ハンニバル率いるカルタゴ軍が2倍の兵力を誇るローマ軍を包囲殲滅戦により破った。後年に与えた影響は大きく、なんと現代の軍事の教科書にも包囲殲滅戦の手本として取り上げられている